JP2002043688A - リッジ型分布帰還半導体レーザ素子 - Google Patents

リッジ型分布帰還半導体レーザ素子

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JP2002043688A
JP2002043688A JP2000228484A JP2000228484A JP2002043688A JP 2002043688 A JP2002043688 A JP 2002043688A JP 2000228484 A JP2000228484 A JP 2000228484A JP 2000228484 A JP2000228484 A JP 2000228484A JP 2002043688 A JP2002043688 A JP 2002043688A
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inp
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Norihiro Iwai
則広 岩井
Tomokazu Mukohara
智一 向原
Akihiko Kasukawa
秋彦 粕川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光が外にしみ出すことがないような構成を備
え、レーザ特性の良好な横光結合型DFBレーザを提供
する。 【解決手段】 本DFBレーザ素子10は、n−InP
基板12上に、n−InP層14、活性層16、p−I
nP層18A、p−AlInAs被酸化層18B、p−
クラッド層20、p−AlInAs被酸化層22、p−
クラッド層24、及びp−コンタクト層26の積層構造
を備える。活性層上の積層構造は、ストライプ状リッジ
になっている。InP層18Aはリッジの延在方向の周
期のグレイティングを形成し、Al被酸化層18Bは、
グレイティング上に成膜される。Al被酸化層は、リッ
ジの中央領域を除いて、Alが選択的に酸化されたAl
酸化層28、30に転化している。Al被酸化層22の
Al酸化層30は電流狭窄層である。Al被酸化層18
Bが酸化されてAl酸化層に転化することにより、屈折
率が小さくなるため、InP層との屈折率差が大きくな
るので、InP層と共に回折格子を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リッジ型分布帰還
半導体レーザ素子に関し、更に詳細には、レーザ特性の
良好なリッジ型分布帰還半導体レーザ素子、特に横方向
結合型の分布帰還半導体レーザ素子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】分布帰還型半導体レーザ(Distributed
Feedback, 以下、DFBレーザと言う)は、単一縦モー
ドの安定性が高いので、光通信システムの分野での光源
用レーザとして、また高密度情報記録SHG短波長レー
ザとして注目されている。特に、横光結合リッジ型分布
帰還半導体レーザは、活性層上に設けられたリッジ内
に、リッジの延在方向に伸びる光導波路と光導波路の両
側に設けられた回折格子とを有する半導体レーザであっ
て、比較的容易に作製できる半導体レーザ素子である。
【0003】ここで、図5を参照して、従来の横光結合
リッジ型DFBレーザの構成を説明する。図5は従来の
横光結合リッジ型DFBレーザの構成を示す透視斜視図
である。従来の横光結合リッジ型DFBレーザ素子40
は、図5に示すように、n−InP基板42と、n−I
nP基板42の(100)面上に順に成膜された、n−
InPクラッド層44、InGaAsP−SCH活性層
46、p−InPクラッド層48、及びp−InGaA
sPコンタクト層50の積層構造とを備えている。積層
構造のうちコンタクト層50及びクラッド層48の上部
は、(01−1)方向に延びるストライプ状リッジに加
工され、リッジの両側にはクラッド層48の平面部52
が形成されている。
【0004】クラッド層48の平面部52は、図5に示
すように、(011)方向の延びる複数本の断面四角形
溝54を所定のピッチで備え、(01−1)方向の周期
構造の回折格子として構成されている。リッジの両側の
クラッド層48の平面部52上には、リッジを挟んで保
護絶縁膜56がコンタクト層50の上面まで成膜されて
いる。コンタクト層50の上面にはp側電極58が、n
−InP基板42の裏面にはn側電極60が設けてあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
横光結合リッジ型DFBレーザは、回折格子がリッジ内
でなくリッジ外側のクラッド層平面部に形成されている
ので、光が外にしみ出るという問題があって、そのため
に、光散乱損失が増大し、レーザ特性の劣化、特に注入
電流に対する光出力が低いという弱点があった。つま
り、BHレーザのように、半導体層が発光部を覆った構
造では、光が外にしみ出ることはないが、リッジ構造で
はどうしても光が外にしみ出る。そこで、本発明の目的
は、光が外にしみ出すことがないような構成を備え、レ
ーザ特性の良好な横光結合型DFBレーザを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るリッジ型分布帰還半導体レーザ素子
は、活性層上に設けられたリッジ内に、リッジの延在方
向に伸びる光導波路と、光導波路の両側に設けられた回
折格子とを有するリッジ型分布帰還半導体レーザ素子で
あって、回折格子が、リッジ両側面からリッジ中央の光
導波路までの両領域に、リッジの延在方向に所定の周期
で交互に、それぞれ、リッジの延在方向に直交する方向
に延在する帯状の、AlInAs酸化層と、InP層と
で形成されていることを特徴としている。
【0007】本発明で、AlInAs酸化層とは、Al
InAs層のうちのAlが選択的に酸化された層であ
る。AlInAs酸化層の厚さは、100nmである。
本発明では、p−AlInAs層のうちのAlが選択的
に酸化されてなるAlInAs酸化層の屈折率が約2.
4と小さくなって、InP層との屈折率差が大きくなる
ので、交互に設けられた帯状のAlInAs酸化層とI
nP層とが回折格子を形成する。本発明のリッジ型分布
帰還半導体レーザ素子は、基板の種類、基板の導電型、
発振波長等には制約は無く、また、活性層、クラッド
層、コンタクト層の組成にも制約はない。
【0008】本発明では、回折格子がリッジ内部に設け
られていて、光のフィールドがリッジ内に存在し、光を
リッジの外にしみ出させる必要がないので、光散乱損失
が低下し、レーザ特性が向上すると共に、AlInAs
酸化層とInP層の屈折率差が大きいため、結合係数が
大きくなるので、レーザ素子の短共振器化が可能とな
る。また、本発明に係るリッジ型分布帰還半導体レーザ
素子は、基板上に回折格子形成層までの積層構造を形成
する結晶成長工程及びグレーティング上にクラッド層等
の積層構造を形成する結晶成長工程の二回の結晶成長工
程、結晶成長工程間に行う、回折格子形成層をグレーテ
ィングに加工する工程、AlInAs被酸化層の酸化工
程、並びに、通常のリッジ型半導体レーザ素子の作製工
程によって作製することができるので、製造工程が簡単
である。よって、半導体レーザ素子の製品歩留まりが高
く、また半導体レーザ素子の低コスト化を実現すること
ができる。
【0009】本発明の好適な実施態様では、本発明に係
るリッジ型分布帰還半導体レーザ素子では、回折格子に
並行する光導波路が、AlInAs非酸化層で形成され
ている。AlInAs非酸化層とは、AlInAs層の
ままであって、AlInAs酸化層のようにAlが選択
的に酸化されていないことを意味する。
【0010】また、本発明の更に好適な実施態様では、
回折格子を形成するAlInAs酸化層及びInP層と
は異なる層位置でリッジ内に設けられ、リッジの中央領
域でリッジの延在方向に帯状に伸びる第2のAlInA
s非酸化層と、第2のAlInAs非酸化層の両側縁か
らリッジの両側壁までそれぞれ延在して電流狭窄領域と
して機能する第2のAlInAs酸化層とを有する。電
流狭窄構造をAlInAs酸化層によって構成すること
により、回折格子と電流狭窄構造とを同じAl酸化工程
で形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、実
施形態例に基づいて本発明をより詳細に説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明に係る横方向結合リッジ型分布
帰還型半導体レーザ素子(以下、簡単にDFBレーザ素
子と言う)の実施形態の一例であって、図1は本実施形
態例のDFBレーザ素子の構成を示す断面図、並びに図
2(a)及び(b)は、それぞれ、図1の矢視I−I及
び矢視II−IIの断面図である。本実施形態例のDFBレ
ーザ素子10は、図1に示すように、厚さ100μmの
n−InP基板12と、n−InP基板12上に、MO
CVD法等により順に成膜された、n−InPクラッド
層14、波長1.55μmで発振するSCH−MQW活
性層16、膜厚100nmのp−InP層18A、及び
p−InP層18A上に成膜されている膜厚80nmの
p−AlInAs被酸化層18Bの積層構造とを備えて
いる。更に、DFBレーザ素子10は、p−AlInA
s層18B上に、p−第1InPクラッド層20、p−
AlInAs被酸化層22、p−第2InPクラッド層
24、及びp−GaInAsコンタクト層26の積層構
造を備えている。
【0012】積層構造のうち、活性層16上のp−In
P層18A、p−AlInAs被酸化層18B、p−第
1InPクラッド層20、p−AlInAs被酸化層2
2、p−第2InPクラッド層24、及びp−GaIn
Asコンタクト層26は、幅10μmで(01−1)の
方向に延びるストライプ状リッジとして加工されてい
る。尚、AlInAs被酸化層とは、AlInAs層の
ことで、AlInAs層の一部の領域で、AlInAs
層中のAlを選択的に酸化するので、被酸化層と呼んで
いる。
【0013】p−InP層18Aは、図2(b)に示す
ように、ピッチ(P)が240nm(λ=1.55μ
m)の(01−1)の方向の(リッジの延在方向の)周
期構造で、(011)の方向に直交する方向に帯状に伸
びてグレイティングを構成している。なお、ここでリッ
ジの延在方向とグレイティングの延在方向は互いに直交
していることが重要であり、よって両者の方向が入れ換
っても何ら問題はない。この場合リッジの延在方向は
(011)グレイティングの延在方向は(01−1)と
なる。p−AlInAs被酸化層18Bは、図2(b)
に示すように、p−InP層18Aからなるグレイティ
ング上にそれに沿って形成されている。尚、図2(a)
及び(b)の線III −III での断面のp−InP層18
A及びp−AlInAs被酸化層18Bが、図1のそれ
ぞれ矢視I−I 及びII−IIの断面に示されている。
【0014】p−AlInAs被酸化層18B及びp−
AlInAs被酸化層22は、図1に示すように、リッ
ジの中央領域を除いて、それぞれ、リッジの両側面から
中央領域まで、Alが選択的に酸化されたAlInAs
酸化層28、30に転化している。中央領域は、p−A
lInAs被酸化層18B及びp−AlInAs被酸化
層22のまま、つまりAlInAs非酸化層となってい
る。p−AlInAs被酸化層18BのAlInAs酸
化層28は、後述するように、p−InP層18Aと共
に回折格子32として機能する。また、p−AlInA
s被酸化層22のAlInAs酸化層30は電流狭窄層
として機能する。
【0015】リッジ上部のコンタクト層26を除いて、
活性層16上及びリッジ側面には、SiNX 膜34が保
護膜として成膜されている。また、コンタクト層26上
にはp側電極36が、n−InP基板12の裏面にはn
側電極38が形成されている。
【0016】以上の構成により、DFBレーザ素子10
では、p−AlInAs被酸化層18Bが酸化されてA
l酸化膜28に転化することにより、屈折率が約2.4
と小さくなるため、p−InP層18Aとの屈折率差が
大きくなる。これにより、p−AlInAs層18Bの
AlInAs酸化層28は、グレイティングを構成する
p−InP層18Aと共に波長λが1.55μmの回折
格子32を形成することができる。
【0017】本実施形態例のDFBレーザ素子10は、
図1に示すように、リッジ内部に回折格子32を備えて
いるので、光をリッジの外にしみ出させる必要がないの
で、光散乱損失が低下し、横方向結合型DFBレーザの
レーザ特性を向上させることができると共に、結合係数
が大きくなるので、DFBレーザ素子の短共振器化が可
能となる。
【0018】次いで、図3及び図4を参照して、実施形
態例のDFBレーザ素子10の作製方法を説明する。図
3(a)から(c)及び図4(d)と(e)は、それぞ
れ、本実施形態例のDFBレーザ素子10を作製する際
の工程を示しており、図3(a)から(c)はストライ
プ状リッジと平行方向、図4(d)と(e)はストライ
プ状リッジと直交する方向の断面図である。DFBレー
ザ素子10を作製する際には、先ず、図3(a)に示す
ように、n−InP基板12上に、MOCVD法によ
り、順次、n−InPクラッド層14、波長1.55μ
mで発振するSCH−MQW活性層16、及びp−In
Pクラッド層18Aを成膜する。次いで、EB露光用の
レジスト膜を成膜し、EB露光装置を用いて、ピッチが
240nm(λ=1.55μm)の(01−1)方向の
周期構造で、(011)の方向に直交する方向に帯状に
伸びるを有するグレイティング(回折格子)をパターニ
ングしてエッチングマスクを形成した後、図3(b)に
示すように、ドライエッチング法によってp−InP層
18Aをエッチングしてピッチが240nmの複数本の
溝を形成する。溝底には、SCH−MQW活性層16が
露出している。
【0019】引き続いて、図3(c)に示すように、M
OCVD法により、溝底及び残留した凸状のp−InP
層18A上に、順次、p−AlInAs被酸化層18
B、p−InP層20、p−AlInAs被酸化層2
2、p−第2InPクラッド層24、p−GaInAs
コンタクト層26を成膜する。
【0020】次に、図4(d)に示すように、SiO2
膜をマスクとし、コンタクト層26、クラッド層24、
被酸化層22、InP層20、被酸化層18B及び溝を
形成したInP層18AをSCH−MQW活性層16の
上面までエッチングして、幅10μmで(01−1)の
方向、即ち周期構造の方向に延びるストライプ状リッジ
を形成する。これにより、リッジ側面にはp−AlIn
As被酸化層18B及びp−AlInAs被酸化層22
がそれぞれ露出する。
【0021】次いで、水蒸気雰囲気中にて、約500℃
の温度で120分間熱処理を施すことにより、図4
(e)に示すように、p−AlInAs被酸化層18B
及びp−AlInAs被酸化層22をリッジ両側面から
中央領域までそれぞれ酸化させ、AlInAs酸化層2
8及びAlInAs酸化層30を形成する。中央領域
は、AlInAs層のままである。これにより、AlI
nAs酸化層30は電流狭窄層として機能し、AlIn
As酸化層28は、p−InP層18Aともに回折格子
32として機能する。
【0022】次に、リッジ上面のコンタクト層26を除
く部分に、SiNX 膜34を成膜した後、厚さが100
μm程度になるまでn−InP基板12の裏面を研磨す
る。続いて、コンタクト層26上にp側電極36を、n
−InP基板12の裏面にn側電極38をそれぞれ形成
する。これにより、図1に示すDFBレーザ素子10を
作製することができる。このように作製したDFBレー
ザ素子では、AlInAs層のAlが選択的に酸化され
てAl酸化膜に転化することにより、屈折率が約2.4
と小さくなるので、InP層との屈折率差が大きくな
り、このAlInAs酸化層28とInP層18Aによ
り回折格子32が形成される。
【0023】上述のように、本実施形態例のDFBレー
ザ素子10は、二回の結晶成長工程、酸化工程、及び通
常のリッジ型レーザの作製工程によって作製することが
できるので、製造工程が簡単である。よって、DFBレ
ーザ素子の製品歩留まりが高く、またDFBレーザ素子
の低コスト化を実現することができる。尚、本実施形態
例として、n−InP基板上に波長1.55μmで発振
するDFBレーザ素子を作製した例を挙げて本発明を説
明しているが、基板の導電型や、発振波長等には制約は
ない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、回折格子がリッジ内部
に設けられていて、光をリッジの外にしみ出させる必要
がないので、光散乱損失が低下し、レーザ特性が向上す
ると共に、結合係数が大きくなるので、リッジ型分布帰
還レーザ素子の短共振器化が可能となる。また、本発明
に係るリッジ型分布帰還半導体レーザ素子は、基板上に
回折格子形成層までの積層構造を形成する結晶成長工程
及びグレーティング上にクラッド層等の積層構造を形成
する結晶成長工程の二回の結晶成長工程、結晶成長工程
間に行う、回折格子形成層をグレーティングに加工する
工程、AlInAs被酸化層の酸化工程、並びに、通常
のリッジ型半導体レーザ素子の作製工程によって作製す
ることができるので、製造工程が簡単である。よって、
半導体レーザ素子の製品歩留まりが高く、また半導体レ
ーザ素子の低コスト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例のDFBレーザ素子の構成を示す断
面図である。
【図2】図2(a)及び(b)は、それぞれ、図1の矢
視I−I及び矢視II−IIの断面図である。
【図3】図3(a)から(c)は、それぞれ、実施形態
例のDFBレーザ素子を作製する際の工程毎の断面図で
ある。
【図4】図4(d)と(e)は、それぞれ、図3(c)
に次いで、実施形態例のDFBレーザ素子を作製する際
の工程毎の断面図である。
【図5】従来の横光結合リッジ型DFBレーザの構成を
示す透視斜視図である。
【符号の説明】
10 実施形態例のDFBレーザ素子 12 n−InP基板 14 n−InPクラッド層 16 SCH−MQW活性層 18A p−InP層 18B p−AlInAs被酸化層 20 p−第1InPクラッド層 22 p−AlInAs被酸化層 24 p−第2InPクラッド層 26 p−GaInAsコンタクト層 28、30 AlInAs酸化層 32 回折格子 34 SiNX 膜 36 p側電極 38 n側電極 40 従来の横光結合リッジ型DFBレーザ素子 42 n−InP基板 42 n−InP基板 44 n−InPクラッド層 46 SCH活性層 48 p−InPクラッド層 50 p−InGaAsPコンタクト層 52 平面部 54 回折格子 56 保護絶縁膜 58 p側電極 60 n側電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粕川 秋彦 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5F073 AA13 AA64 AA74 CA12 DA05 DA24 DA27 EA29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性層上に設けられたリッジ内に、リッ
    ジの延在方向に伸びる光導波路と、光導波路の両側に設
    けられた回折格子とを有するリッジ型分布帰還半導体レ
    ーザ素子であって、 回折格子が、リッジ両側面からリッジ中央の光導波路ま
    での両領域に、リッジの延在方向に所定の周期で交互
    に、それぞれ、リッジの延在方向に直交する方向に延在
    する帯状の、AlInAs酸化層と、InP層とで形成
    されていることを特徴とするリッジ型分布帰還半導体レ
    ーザ素子。
  2. 【請求項2】 回折格子に並行する光導波路が、AlI
    nAs非酸化層で形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のリッジ型分布帰還半導体レーザ素子。
  3. 【請求項3】 回折格子を形成するAlInAs酸化層
    及びInP層とは異なる層位置でリッジ内に設けられ、 リッジの中央領域でリッジの延在方向に帯状に伸びる第
    2のAlInAs非酸化層と、 第2のAlInAs非酸化層の両側縁からリッジの両側
    壁までそれぞれ延在して電流狭窄領域として機能する第
    2のAlInAs酸化層とを有することを特徴とする請
    求項1又は2に記載のリッジ型半導体レーザ素子。
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