JP2002042446A - ハードディスクの検査装置 - Google Patents

ハードディスクの検査装置

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JP2002042446A
JP2002042446A JP2000225644A JP2000225644A JP2002042446A JP 2002042446 A JP2002042446 A JP 2002042446A JP 2000225644 A JP2000225644 A JP 2000225644A JP 2000225644 A JP2000225644 A JP 2000225644A JP 2002042446 A JP2002042446 A JP 2002042446A
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Japan
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hard disk
connector
plate
hard disks
spring piece
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JP2000225644A
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English (en)
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Shoji Makino
正二 牧野
Shoji Kawai
昇司 川井
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HIROTA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
HIROTA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ハードディスクの検査装置で被検査体の脱着
操作を容易にして効率的な作業を可能にする。 【解決手段】 ハードディスクを同じ向きにセットする
複数のセット部A〜Eが並列に配置され、各々のセット
部に検査装置と電気的に接続するコネクタ22が配置さ
れ、セット部にセットされたハードディスクをコネクタ
からの抜き方向に押動して取り外しする機構が設けられ
たセット治具を使用し、該セット治具を本体内に収納
し、所要の加温環境下でハードディスクを動作させて製
品検査を行う検査装置において、前記ハードディスクを
支持する基板上に、側面をガイドする起立片部を設けた
支持ガイド42,44をハードディスクの幅寸法に合わ
せた所定間隔で固定して前記セット部を形成し、前記支
持ガイドにハードディスクをコネクタに接続する位置ま
で挿入する際に、側面方向から押圧して対向する起立片
部との間で挟圧して保持する機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードディスクの検
査装置に関し、より詳細には加温環境下で一定時間ハー
ドディスクを動作させ、ハードディスクの動作試験を行
う検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクの検査装置には、製品出
荷段階の検査装置として、60℃程度に加温した環境下
で8時間程度、連続的にハードディスクを動作させて製
品不良をチェックする検査装置がある。この検査装置は
箱状に形成した本体内に多数個のハードディスクを収納
可能とするため、ハードディスクを支持するセットプレ
ートを棚状に多段に配置し、各々のセットプレートにハ
ードディスクをセット可能としたものである。セットプ
レートにはハードディスクを動作させる電気系と電気的
に接続するコネクタが設けられており、セットプレート
上でハードディスクを差し込むようにすると、ハードデ
ィスクの端面(差し込み端)に形成された接続端子がコ
ネクタに接続してハードディスクと電気系とが電気的に
接続される。
【0003】セットプレートにはハードディスクを並列
に差し込んでセットできるように、ハードディスクの側
面をガイドする支持ガイドがハードディスクの幅寸法に
合わせた一定間隔で固定されているから、ハードディス
クをセットする際は、この支持ガイドで挟まれたセット
部内に、セットプレートの手前側からハードディスクを
差し込むようにすればよい。ハードディスクを奥側まで
差し込むことによってハードディスクとコネクタとが接
続し動作試験可能状態になる。
【0004】ところで、この検査装置では一定時間ハー
ドディスクを連続的に動作させて動作状態をチェックす
るから、検査中にハードディスクが微震動する状態にあ
る。したがって、従来の検査装置ではハードディスクが
微震動しても確実に検査ができるように、ハードディス
クを側面方向から挟圧して、ハードディスクをしっかり
と保持するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ハードディスクを側面
方向から挟圧して支持する方法としては、各々の支持ガ
イドに挟圧用のレバーを設け、レバー操作によってハー
ドディスクを幅方向に挟圧するといった方法が行われて
いる。たとえば、ハードディスクをセットする際にはレ
バーをあげておき、ハードディスクをセットしたところ
でレバーを下げてハードディスクを幅方向に挟圧して支
持するといった方法である。このレバー操作によってハ
ードディスクを保持する方法は、ハードディスクの挿入
操作が確実にでき、セット後はハードディスクを確実に
保持できるという利点がある。しかしながら、各々のハ
ードディスクごとにレバーを上げ下げしてハードディス
クをセットしなければならないから、作業が煩雑になる
という問題がある。
【0006】とくにハードディスクの検査装置では効率
的な検査を可能にするため、一つのセットプレートに複
数個のハードディスクをセットし、セットプレートを多
段に配置している。したがって、1台の検査装置であっ
ても何回もレバー操作を行わなければならない。また、
検査終了後は、ハードディスクをセットプレートから外
し、新たに被検査体のハードディスクをセットする。こ
のように、ハードディスクの検査装置では繰り返してハ
ードディスクをセットし、取り外しする操作を行うか
ら、このような操作を効率的に行えるようにすることは
作業性を向上させる上できわめて有効である。
【0007】なお、検査終了後は、ハードディスクをコ
ネクタから抜き、セットプレートからハードディスクを
引き出して収納トレイ等に収納するが、コネクタからハ
ードディスクを抜いて取り外す操作の場合も、簡単にか
つ確実に操作できることが望ましい。本発明は、このよ
うなハードディスクの検査装置における問題点を解消す
べくなされたものであり、その目的とするところは、被
検査体のハードディスクを検査装置にセットする操作性
を良好にし、取り扱いやすく効率的な作業を可能にする
ハードディスクの検査装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため次の構成を備える。すなわち、ハードディス
クを同じ向きにセットする複数のセット部が並列して配
置され、各々のセット部にハードディスクと電気系とを
接続するコネクタが配置され、該コネクタに接続された
ハードディスクをコネクタから抜き方向に押動して取り
外しする取り外し機構が設けられたセットプレートが、
箱状に形成された本体内に上下方向に所定間隔をあけて
棚状に取り付けられ、前記セットプレートにハードディ
スクをセットし、加温環境下でハードディスクを一定時
間動作させて動作試験を行うハードディスクの検査装置
において、前記ハードディスクを支持するプレート上
に、ハードディスクの側面をガイドする起立片部を設け
た支持ガイドを、ハードディスクの幅寸法の間隔で固定
することにより前記セット部を形成し、前記支持ガイド
に、前記ハードディスクを前記コネクタに接続する位置
まで挿入する際に、ハードディスクを側面方向から押圧
して対向する起立片部との間でハードディスクを挟圧し
て保持する保持機構を設けたことを特徴とする。
【0009】また、前記保持機構が、前記起立片部の前
記セット部に面する内側面に、前記セット部の内側に突
出可能に設けたスプリング片と、前記支持ガイド内の前
記スプリング片の背面側に、前記スプリング片と係合可
能に、かつ前記ハードディスクの挿入方向に移動自在設
けられ、前記ハードディスクを前記コネクタに接続する
位置まで押入する際に、ハードディスクにより前記起立
片の長手方向に押動されるとともに前記スプリング片を
前記セット部の内側に突出させてハードディスクの側面
を押圧する当接バーとを備えることを特徴とする。ま
た、前記スプリング片の背面に嵌合突起が設けられ、前
記当接バーの前記スプリング片に対向する内面に、前記
ハードディスクが前記コネクタに接続する位置まで押入
された際に前記嵌合突起に係合する押圧突起が設けられ
ていることを特徴とする。また、前記嵌合突起の頂部
に、前記当接バーに設けた押圧突起が係止されてロック
される係止凹部が設けられていることにより、ハードデ
ィスクをセット部にセットした際に、ハードディスクの
側面が押圧されてより確実に保持することが可能にな
る。また、前記当接バーの前記スプリング片に対向する
内面に、前記取り外し機構により前記ハードディスクと
ともに当接バーが取り外し方向に移動する際に、前記嵌
合突起に係合して前記スプリング片を前記セット部の内
側に突出しハードディスクの側面を押圧するストッパ段
差が設けられていることにより、コネクタからハードデ
ィスクを外した際にセット部からハードディスクが飛び
出ないように規制することができる。
【0010】また、前記取り外し機構が、前記並列に配
置されたセット部を横断して設けられ、前記ハードディ
スクをコネクタに接続した際にハードディスクの端面が
当接する押動リンク板と、該押動リンク板を前記ハード
ディスクの端面が当接するハードディスクのセット位置
とハードディスクをコネクタから取り外した位置との間
を平行に移動させる平行リンク機構と、該平行リンク機
構に連携して設けられ、、前記押動リンク板を前記セッ
ト位置から前記取り外し位置へ移動させる操作レバーと
を備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るハードディス
クの検査装置の実施形態について、添付図面とともに詳
細に説明する。図1は、本発明に係るハードディスクの
検査装置の全体構成を示す説明図である。ハードディス
クの検査装置は一定の加温環境下でハードディスクを実
際に動作させて動作試験を行う。そのため、検査装置の
本体10を密閉可能な箱状に形成し、この本体10内に
棚状にセットプレート20を配置する。ハードディスク
14をできるだけ効率的に収納するため、上下方向には
できるだけつめてセットプレート20を配置する。
【0012】セットプレート20に被検査体のハードデ
ィスク14をセットする際は、セットプレート20の手
前側から奥側にハードディスク14を差し込むようにす
る。セットプレート20にはハードディスク14の側面
をガイドする支持ガイドが所定間隔で配置されているか
ら、支持ガイドに沿ってハードディスク14を挿入する
ようにすればよい。支持ガイドにガイドされて、ハード
ディスク14は本体10内で整列して収納される。16
は本体10の前面を開閉する扉である。図のように本体
10の前面全体が開放されるようにして、本体10の前
面からハードディスク14をセットし、検査終了後はハ
ードディスク14を取り出しする。
【0013】18は本体10内のエアを循環させるファ
ンである。本体10には本体10内を所定の加温環境に
するためのヒータが設けられているが、ファン18は本
体10内でエアを循環させることによって、本体10内
を均一の温度環境にする作用を有している。なお、被検
査体のハードディスク14は本体10の電気系とセット
プレート20に設けられるコネクタを介して電気的に接
続し、所要の制御がなされる。
【0014】本実施形態のハードディスクの検査装置で
もっとも特徴的な構成は、被検査体のハードディスク1
4をセットするセットプレート20の構成である。以下
では、このセットプレート20の構成を詳細に説明す
る。図2は、セットプレート20の平面図、図3は正面
図である。同図でA〜Eは被検査体のハードディスク1
4をセットするセット部である。各々のセット部は、金
属製のプレート40に、ハードディスクの幅間隔よりも
わずかに幅広の間隔をあけて支持ガイド42、44を互
いに平行に配置して形成されている。
【0015】図3に示すように、各々の支持ガイド4
2、44は端面形状がL字形に形成され、セット部ごと
に互いにL形を向かい合わせにしてプレート40に固定
されている。支持ガイド42、44の起立片部42a、
44aの内側面が被検査体のハードディスクを挿抜する
際にハードディスクの外側面をガイドするガイド面とな
る。したがって、支持ガイド42、44は、起立片部4
2a、44aの内側面間隔をハードディスクの幅間隔に
合わせるようにして配置する。
【0016】被検査体のハードディスクを効率的に配置
するため、各セット部A〜Eを区分する支持ガイド4
2、44を互いに隣接させて配置する。また、支持ガイ
ド42、44の起立片部42a、44aの高さ寸法は被
検査体のハードディスクの厚さ寸法に略等しく設定す
る。検査装置の本体10にセットプレート20を配置す
る際に上下方向の間隔を狭くし、多段にセットプレート
20が配置できるようにするためである。実施形態では
支持ガイド42、44を合成樹脂製とし、プレート40
にビス止めして固定した。これらの支持ガイド42、4
4には被検査体のハードディスク14を幅方向に保持す
る保持機構が設けられているが、この保持機構について
は後述する。
【0017】各々のセット部A〜Eの奥側には、被検査
体のハードディスクをセット部に押入した際にハードデ
ィスクの端面に設けられている接続端子が嵌入して接続
されるコネクタ22が配置されている。すなわち、各の
セット部A〜Eにハードディスクを押入する際には、ハ
ードディスクの接続端子がコネクタ22に接続される位
置まで押し込むようにし、この押し込み位置(セット位
置)でハードディスクが固定されるようにする。
【0018】図2で、60は前記コネクタ22と略同一
位置に配置した押動リンク板である。この押動リンク板
60はセット部にセットした被検査体のハードディスク
を検査終了後にコネクタ22から抜く際に使用するもの
である。押動リンク板60は、被検査体のハードディス
クをコネクタ22に連結した際に、ハードディスクの端
面がちょうど押動リンク板60に当接するように設定さ
れており、製品検査後、リンク機構を利用して押動リン
ク板60をハードディスクを取り出す方向に押動するこ
とによりハードディスクがコネクタ22から外されるよ
うになっている。ハードディスクをコネクタ22から抜
く操作はすべてのセット部A〜Eにセットされているハ
ードディスクに対して一括して行うから、押動リンク板
60は、図2、2に示すようにセット部A〜Eを横断し
てプレート40の全幅にわたるように配置する。
【0019】62は押動リンク板60のハードディスク
が当接する側面に固定した当接部、64は当接バーであ
る。被検査体のハードディスクをセット部にセットする
際には、ハードディスクの端面は実際にはこの当接部6
2と当接バー64に当接する。図3に示すように、コネ
クタ22はハードディスクの幅寸法よりも若干幅狭であ
り、当接部62と当接バー64はコネクタ22とは干渉
しない位置に配置されてセット部にハードディスクをセ
ットした際に接続端子がコネクタ22に接続される一
方、コネクタ22の両側部分にあたるハードディスクの
端面が当接部62及び当接バー64に当接するように配
置されている。これにより、ハードディスクをセット部
にセットした際に、当接部62及び当接バー64を介し
てハードディスクが押動リンク板60に当接することに
なる。
【0020】66は押動リンク板60に平行に、押動リ
ンク板60の奥側に配置した戻しリンク板である。押動
リンク板60と戻しリンク板66とは、その両端部で各
々連結リンク板68a、68bにリンクし、これによっ
て押動リンク板60、戻しリンク板66及び連結リンク
板68a、68bが平行リンクとなる。連結リンク板6
8a、68bは同一の平面形状が三角形状をなすリンク
板であり、プレート40に固定された軸70a、70b
を支持軸として回動する。そして、連結リンク板68
a、68bに押動リンク板60と戻しリンク板66とを
リンクさせることにより、連結リンク板68a、68b
の回動とともに、押動リンク板60と戻しリンク板66
は、被検査体のハードディスクがコネクタ22に接続さ
れる位置と、コネクタ22から抜く方向に移動する位置
との間で互いに平行に移動する。
【0021】戻しリンク板66は、戻し用のバネ板72
の作用によって、ハードディスクをセットするセット位
置の状態に押動リンク板60を常に戻す作用をなす。図
2に示すように、バネ板72は押動リンク板60の他端
側がリンク係合する連結リンク板68bに取り付けたピ
ン74に常時当接し、連結リンク板68bを軸70bを
支点として図2で反時計回り方向に回転する向きに付勢
している。こうして、押動リンク板60はバネ板72の
付勢力及び戻しリンク板66の作用により、ハードディ
スクをセット可能とする戻り位置に常時セットされるこ
とになる。
【0022】図2で、76は押動リンク板60を戻し位
置からハードディスクを突き出す位置へ移動させる操作
レバーである。図4に押動リンク板60を移動操作する
操作レバー76等の操作部の構成を拡大して示す。操作
レバー76は連結バー78を介して連結リンク板68a
とリンク係合する。78aは操作レバー76と連結バー
78とを係合するリンクピン、78bは連結バー78と
連結リンク板68aとを係合するリンクピンである。
【0023】操作レバー76は平面形状がL字形に形成
された部材であり、軸80を介してプレート40に回動
自在に軸支され、前記バネ板72の付勢力により、戻し
リンク板66及び連結バー78を介して軸80の回りで
時計回り方向に回動した戻り位置にある。操作レバー7
6を軸80の回りで反時計回り方向に回動させると、軸
80を支点とした、てこの作用により連結バー78が矢
印方向に移動し、連結リンク板68a、押動リンク板6
0、戻しリンク板66及び連結リンク板68bによって
構成される平行リンクの作用によって押動リンク板60
がハードディスクをコネクタ22から抜く方向に平行に
移動する。すなわち、操作レバー76を反時計回りに回
動させることによりコネクタ22に差し込まれたハード
ディスクがコネクタ22から抜かれる方向に押動され
る。
【0024】押動リンク板60は平行リンクの作用によ
り全体として平行移動するから、セット部A〜Eにセッ
トされたすべてのハードディスクは一括してコネクタ2
2から外され、操作レバー76の回動操作のみのワンタ
ッチの操作によってハードディスクをコネクタから外す
ことが可能となる。なお、操作レバー76を回動するこ
とによって、コネクタ22に差し込まれたハードディス
クを押動リンク板60によって取り外し方向に押動する
リンク構成は上記実施形態の構成に限るものではない
が、本実施形態のリンク構成はきわめて単純化されてい
るという利点がある。
【0025】次に、被検査体のハードディスクをセット
部A〜Eにセットする構成について説明する。前述した
ように、ハードディスクをセット部にセットする際に
は、支持ガイド42、44の起立片部42a、44aに
よってハードディスクの側面をガイドしながらセット部
の手前側からハードディスクを押入し、ハードディスク
の端面の接続端子をコネクタ22に差し込んでセットす
る。本実施形態のハードディスクの検査装置ではハード
ディスクをコネクタ22に差し込む際に、ハードディス
クの側面を起立片部42a、44aにより挟圧するよう
にして保持し、ハードディスクが微震動しても確実に保
持できるようにする保持機構を設けている。図5(a)、
(b)に、ハードディスクを保持する保持機構を備えた支
持ガイド42の構成を示す。図5(a)は支持ガイド42
を内側面方向から見た図、図5(b)は支持ガイド42の
平面図である。
【0026】支持ガイド42の内側面には、保持機構と
して起立片部42aの中央部から支持ガイド42の長手
方向の両端側に延出するスプリング片90が取り付けら
れている。このスプリング片90は両端部がフリー状態
に形成され両端側がセット部の幅方向に揺動可能とな
る。スプリング片90は起立片42aの内側面よりも内
側に突出しないよう常時引き込み方向に付勢され、これ
によってハードディスクをセット部にセットする操作が
スプリング片90によって妨げられないようになってい
る。実施形態では、支持ガイド42、44を合成樹脂製
とし、スプリング片90は素材の弾性を利用して付勢力
を付与している。被検査体のハードディスクをセット部
にセットする際にハードディスクの端面が当接する当接
バー64はこのスプリング片90と相互に係合すること
によりハードディスクを保持する保持作用を奏する。図
5(b)に示すように、当接バー64は支持ガイド42の
長手方向に移動自在に支持ガイド42の枠内に挿入して
セットされる。
【0027】図6に当接バー64の正面図と平面図を示
す。当接バー64は板状に形成した部材であり、一端が
L形に折曲してセット時にハードディスクの端面が当接
する当接部64aに形成されている。当接バー64の内
側面の中途部には中央部寄りの位置と先端部寄りの位置
に各々押圧突起64b、64cが形成され、各々の押圧
突起64b、64cに隣接してストッパ段差65a、6
5bが形成されている。押圧突起64b、64cはスプ
リング片90をセット部の内側に押圧するためのもの、
ストッパ段差65a、65bはハードディスクをコネク
タ22から外す際に当接バー64が押し出される位置を
規制するブレーキを作用させるためのものである。
【0028】図5に示すように、当接バー64はスプリ
ング片90の背面と押圧突起64b、64c及びストッ
パ段差65a、65bを設けた面を対向させて支持ガイ
ド42内に装着する。前記スプリング片90の当接バー
64に対向する面には、前記押圧突起64b、64cと
係合する嵌合突起92a、92bが形成されている。嵌
合突起92a、92bは当接バー64を長手方向に押動
して前記押圧突起64b、64cを嵌合突起92a、9
2bにのりあげるようにすることにより、スプリング片
90をセット部の内側方向に押し出し、被検査体のハー
ドディスクの側面を押圧するように突起の高さ寸法等が
設定されている。スプリング片90によりハードディス
クの側面を押圧することによってハードディスクは他方
の支持ガイド44の起立片部44aとスプリング片90
とによって幅方向に挟圧して支持される。
【0029】図5は、セット部に被検査体のハードディ
スクをセットする前の状態で、当接バー64の押圧突起
64b、64cとスプリング片90の嵌合突起92a、
92bとが係合していない状態である。この状態からハ
ードディスクをコネクタ22に向けて押入すると、ハー
ドディスクを押し込む力によって当接バー64が押し込
まれ、支持ガイド42内で当接バー64が移動して当接
バー64の押圧突起64b、64cがスプリング片90
の嵌合突起92a、92bにのりあがり、スプリング片
90をセット部の内側方向に押し出し、ハードディスク
を幅方向に押圧して支持する。
【0030】本実施形態では、実際にはハードディスク
の端面がコネクタに接触して1mm程度移動したところ
で、当接バー64の押圧突起64b、64cがスプリン
グ片90の嵌合突起92a、92bにのり上がりはじ
め、さらに4.5mm程度移動して最終的にハードディ
スクがコネクタ22に接続される。押圧突起64b、6
4cが嵌合突起92a、92bにのり上がりはじめてハ
ードディスクがコネクタ22に接続されるまでの移動途
中でハードディスクはスプリング片90により幅方向に
挟圧されて保持される。
【0031】スプリング片90の嵌合突起92a、92
bの頂部には、当接バー64の押圧突起64b、64c
が嵌合突起92a、92bにのり上がった状態で係止す
るための係止凹部が設けられている。押圧突起64b、
64cがこの係止凹部に係合することにより、当接バー
64は軽くロックされた状態になる。押圧突起64b、
64cが係止凹部と係合した状態は、ハードディスクが
コネクタ22に完全に差し込まれた状態であり、ハード
ディスクが検査状態にセットされた状態である。当接バ
ー64に設ける押圧突起64b、64c及びスプリング
片90に設ける嵌合突起92a、92bはこのように、
ハードディスクのセット位置における相互位置関係を考
慮して配置位置が設定される。
【0032】なお、検査終了後は、操作レバー76を回
動して押動リンク板60をハードディスクを突き出す方
向に移動させる。当接バー64の当接部64aは押動リ
ンク板60に当接しており、押動リンク板60を突き出
した際には押動リンク板60とともにハードディスク及
び当接バー64が突き出される。この際にハードディス
クをあまり強く突き出すと、コネクタ22からハードデ
ィスクが抜けた後、セット部の外までハードディスクが
飛び出すおそれがある。当接バー64の内側面に設けた
ストッパ段差65a、65bは、当接バー64がセット
プレート20の手前側に突き出された際にスプリング片
90に設けた嵌合突起92a、92bにのりあがり、ス
プリング片90をセット部の内側に押し出すようにす
る。スプリング片90をセット部の内側に押し出すこと
によりハードディスクの側面が押圧され、ハードディス
クの飛び出しを防止する摩擦力が作用する。
【0033】操作レバー76を回動して押動リンク板6
0を移動させる際は、各セット部にセットされているハ
ードディスクを一括して押し出すようにするから、コネ
クタ22からハードディスクが抜ける際にはハードディ
スクが勢いよく突き出される場合がある。当接バー64
にストッパ段差65a、65bを設けてハードディスク
にブレーキ力を作用させるようにすることは、ハードデ
ィスクがセットプレート20から抜け落ちたりすること
を防止して、確実な操作ができるという利点がある。な
お、スプリング片90をセット部の内側に押し出すよう
にしてハードディスクを挟圧して保持し、あるいはハー
ドディスクにブレーキ力を作用させる場合でも、スプリ
ング片90が幅方向に押し出されるストローク量はさほ
ど大きくない。したがって、支持ガイド42、44はハ
ードディスクの幅寸法に合わせて配置する必要があり、
寸法が異なる製品を取り扱う場合にはセットプレートを
各々製品規格に合わせて製作する必要がある。
【0034】本実施形態のセットプレート20は、上述
したように、セット部にハードディスクを押し込むよう
にしてコネクタ22にハードディスクを連結する操作
と、その際に当接バー64が押し込まれてスプリング片
90がハードディスクの側面を押圧してハードディスク
を側面方向から保持する操作を連動して行えるように構
成したことが特徴である。ハードディスクをセット部に
押入する操作のみで、ハードディスクをコネクタに装着
する操作とハードディスクをセットプレート20に確実
に保持する操作とが同時に行えるようになったことで、
ハードディスクをセットする操作がきわめて効率的にな
る。
【0035】セットプレート20に被検査体のハードデ
ィスクをセットする場合は、各セット部にハードディス
クを順次押入するようにしてセットしていく。このセッ
ト動作の際には、バネ板72の作用によって押動リンク
板60はあらかじめセット位置に位置しており、各々の
ハードディスクは当接バー64を押し込むようにしなが
ら差し込まれ、最終的にコネクタ22に接続する際に押
動リンク板60に取り付けられた当接部62にハードデ
ィスクの端面が当接し、当接バー64の当接部64aが
押動リンク板60の側面に当接する。当接バー64は嵌
合突起92a、92bの係止凹部に押圧突起64b、6
4cが係合することによってロックされ、セット位置で
ハードディスクが確実に支持される。この状態で扉16
を閉め、所定の加温環境下でハードディスクを動作させ
て検査する。なお、扉16を閉めた状態で操作レバー7
6も扉16の内側に収納される状態になっている。
【0036】検査終了後は、扉16を開け、操作レバー
76を回動することによって、コネクタ22からハード
ディスク14を抜き、セットプレート20上からハード
ディスクを順次収納トレイに移す。操作レバー76を回
動することによって、押動リンク板60がハードディス
クを突き出すように押動され、各セット部から一括して
ハードディスク14が取り外される。取り外し操作の際
にはハードディスクが飛び出さないようにブレーキ力が
作用し、セットプレート20からハードディスクが落下
したりすることを防止する。ハードディスクを取り外す
操作を行った後は、操作レバー76はバネ板72の作用
によってハードディスクをセットする元位置に復帰す
る。こうして、次の検査対象のハードディスクをセット
できる状態になる。
【0037】もちろん、操作レバー76の回動操作は各
セットプレート20ごとに行うものである。操作レバー
76の回動操作によって当該セットプレート20上のす
べてのハードディスクが一括してコネクタ22から外す
ことができるから、操作性はきわめて良好である。ま
た、ハードディスクをコネクタ22から外す際も、当接
バー64は押動リンク板60に押されて移動するから、
操作レバー76のみのワンタッチの操作でハードディス
クを取り外すことができ、従来のようにハードディスク
を取り外す際に、各セット部ごと、いちいちレバー操作
するといった必要がない。
【0038】本実施形態の検査装置、とくにはセットプ
レート20の構成によれば、ハードディスクを装着する
操作はセット部にハードディスクを押入するようにする
操作のみでよく、ハードディスクを保持するためにセッ
ト部ごとレバーを降ろすといった操作が不要である。ま
た、検査終了後にセットプレート20からハードディス
クを取り外す際も、操作レバー76を回動するだけでま
とめてハードディスクを取り外すことができるから、ハ
ードディスクの脱着操作がきわめて簡単になり、セット
プレート20に対してハードディスクを脱着する作業を
きわめて容易に行うことが可能になる。ハードディスク
の全数検査作業では、大量のハードディスクを取り扱う
から検査装置における操作性の改善は作業効率を向上さ
せるうえできわめて有効である。
【0039】
【発明の効果】本発明に係るハードディスクの検査装置
によれば、上述したように、被検査体のハードディスク
をセット部にセットする際に、ハードディスクをコネク
タに押入する操作のみでハードディスクをコネクタに接
続する操作と、ハードディスクを幅方向に挟圧して支持
することができ、簡単な操作で確実にハードディスクを
セットプレートにセットすることができる。これによっ
て、ハードディスクをセットプレートに脱着する操作を
効率的に行うことができ、取扱性、作業性のすぐれたハ
ードディスクの検査装置として提供することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハードディスクの検査装置の全体
構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係るハードディスクの検査装置に使用
するセットプレートの全体構成を示す平面図である。
【図3】セットプレートの正面図である。
【図4】セットプレートの要部を拡大して示す平面図で
ある。
【図5】支持ガイドの構成を示す正面図及び平面図であ
る。
【図6】当接バーの正面図及び平面図である。
【符号の説明】
10 本体 14 ハードディスク 16 扉 18 ファン 20 セットプレート 22 コネクタ 40 プレート 42、44 支持ガイド 42a、44a 起立片部 60 押動リンク板 62 当接部 64 当接バー 64a 当接部 64b、64c 押圧突起 65a、65b ストッパ段差 66 リンク板 68a、68b 連結リンク板 70a、70b 軸 72 バネ板 76 操作レバー 78 連結バー 80 軸 90 スプリング片 92a、92b 嵌合突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスクを同じ向きにセットする
    複数のセット部が並列して配置され、各々のセット部に
    ハードディスクと電気系とを接続するコネクタが配置さ
    れ、該コネクタに接続されたハードディスクをコネクタ
    から抜き方向に押動して取り外しする取り外し機構が設
    けられたセットプレートが、箱状に形成された本体内に
    上下方向に所定間隔をあけて棚状に取り付けられ、 前記セットプレートにハードディスクをセットし、加温
    環境下でハードディスクを一定時間動作させて動作試験
    を行うハードディスクの検査装置において、 前記ハードディスクを支持するプレート上に、ハードデ
    ィスクの側面をガイドする起立片部を設けた支持ガイド
    を、ハードディスクの幅寸法の間隔で固定することによ
    り前記セット部を形成し、 前記支持ガイドに、前記ハードディスクを前記コネクタ
    に接続する位置まで挿入する際に、ハードディスクを側
    面方向から押圧して対向する起立片部との間でハードデ
    ィスクを挟圧して保持する保持機構を設けたことを特徴
    とするハードディスクの検査装置。
  2. 【請求項2】 前記保持機構が、前記起立片部の前記セ
    ット部に面する内側面に、前記セット部の内側に突出可
    能に設けたスプリング片と、 前記支持ガイド内の前記スプリング片の背面側に、前記
    スプリング片と係合可能に、かつ前記ハードディスクの
    挿入方向に移動自在設けられ、前記ハードディスクを前
    記コネクタに接続する位置まで押入する際に、ハードデ
    ィスクにより前記起立片の長手方向に押動されるととも
    に前記スプリング片を前記セット部の内側に突出させて
    ハードディスクの側面を押圧する当接バーとを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のハードディスクの検査装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スプリング片の背面に嵌合突起が設
    けられ、前記当接バーの前記スプリング片に対向する内
    面に、 前記ハードディスクが前記コネクタに接続する位置まで
    押入された際に前記嵌合突起に係合する押圧突起が設け
    られていることを特徴とする請求項2記載のハードディ
    スクの検査装置。
  4. 【請求項4】 前記嵌合突起の頂部に、 前記当接バーに設けた押圧突起が係止されてロックされ
    る係止凹部が設けられていることを特徴とする請求項3
    記載のハードディスクの検査装置。
  5. 【請求項5】 前記当接バーの前記スプリング片に対向
    する内面に、 前記取り外し機構により前記ハードディスクとともに当
    接バーが取り外し方向に移動する際に、前記嵌合突起に
    係合して前記スプリング片を前記セット部の内側に突出
    しハードディスクの側面を押圧するストッパ段差が設け
    られていることを特徴とする請求項3または4記載のハ
    ードディスクの検査装置。
  6. 【請求項6】 前記取り外し機構が、前記並列に配置さ
    れたセット部を横断して設けられ、前記ハードディスク
    をコネクタに接続した際にハードディスクの端面が当接
    する押動リンク板と、 該押動リンク板を前記ハードディスクの端面が当接する
    ハードディスクのセット位置とハードディスクをコネク
    タから取り外した位置との間を平行に移動させる平行リ
    ンク機構と、 該平行リンク機構に連携して設けられ、、前記押動リン
    ク板を前記セット位置から前記取り外し位置へ移動させ
    る操作レバーとを備えることを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載のハードディスクの検査装置。
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