JP2002041339A - 情報検索システム - Google Patents

情報検索システム

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JP2002041339A
JP2002041339A JP2000224062A JP2000224062A JP2002041339A JP 2002041339 A JP2002041339 A JP 2002041339A JP 2000224062 A JP2000224062 A JP 2000224062A JP 2000224062 A JP2000224062 A JP 2000224062A JP 2002041339 A JP2002041339 A JP 2002041339A
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JP2000224062A
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Tetsuya Sakai
哲也 酒井
Miyoshi Fukui
美佳 福井
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが既存の情報の検索を行ってから新規
情報を登録するという手間を省き、同時にデータベース
中の情報の重複および矛盾を回避できるような情報検索
システムを提供する。 【解決手段】 登録すべき情報あるいはその一部を入力
するための入力手段10と、この入力手段10によって
入力された登録すべき情報に関連した既存情報を検索す
るため検索手段13と、前記検索手段13によって検索
された既存情報を提示する出力手段11と、情報データ
ベースに対して新規に情報を登録するか、登録を中止す
るか、既存の情報に対して追加・修正を行うか、既存の
情報を削除するかのうち少なくとも一つの操作を選択さ
せる選択手段を有することを特徴とする情報検索システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが情報を登
録し検索を行うための情報検索システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットや電子図書館の普
及に見られるように、個人がアクセスできる情報は増加
の一途をたどっており、このような膨大な情報の中から
有用な情報を探し出す情報検索システムの技術が注目を
集めている。ここで、検索対象となる情報としては、テ
キスト,ハイパーテキスト,音声,画像あるいはこれら
の組み合わせなどが考えられる。
【0003】情報検索システムの中でも特に、複数ユー
ザが情報データベースを共有し、ユーザら自身が登録し
た情報を検索対象とするものは、情報共有システムと呼
ばれている。これは、例えばオフィス内で専門知識や過
去の業務上の経験、事務手続きのやり方などの情報を同
僚と共有することにより、業務の効率化に役立てようと
するものである。
【0004】このような情報検索システムは一般に、ユ
ーザがデータベースに情報を登録するための登録部12
と、ユーザが既に登録されている情報を検索するための
検索部13とを有する。登録部12と検索部13を有す
る従来の情報検索システムには、以下のような問題点が
ある。
【0005】(1)ユーザは、入力を行う際,新規に情
報を登録したいのか、あるいは既存の情報を検索したい
のかを明示的に指定する必要がある。例えば、新規登録
の場合と既存の情報検索の場合とでは異なる入力画面に
おいて入力する必要があったり、新規登録か既存情報の
検索かをメニューで選択してから入力する必要があった
りというように、両者の区別を意識しながら操作を行う
必要があった。
【0006】(2)ユーザが新規に情報を登録する際、
まず既存の情報を検索してみて、重複にならないことを
確認してから登録を行う必要がある。この検索を行わず
にいきなり登録してしまうと、データベース上に重複し
たあるいは矛盾した情報が登録されてしまうことにな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
自身が情報提供者である情報検索システムにおいては、
ユーザが進んで他のユーザと共有できる情報を登録する
ためのインセンティブが必要である。しかし、現状の情
報検索システムでは、上記(1)、(2)のような問題
点を抱えており、これでは逆にユーザに負担をかけてし
まう。
【0008】つまり、既存の情報検索システムに対し
て、逐次ユーザが情報を追加登録することのできる情報
検索システムにおいて、ユーザが新規に情報を登録する
のか既存の情報を検索するのかの区別を意識せずに入力
を開始できるようにしたい。
【0009】また、ユーザが既存の情報の検索を行って
から新規情報を登録するという手間を省き、同時にデー
タベース中の情報の重複および矛盾を回避したい。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は情報データベー
スに対してユーザが情報を追加登録することができる情
報検索システムにおいて、登録すべき情報あるいはその
一部を入力するための入力手段と、この入力手段によっ
て入力された登録すべき情報に関連した既存情報を検索
するため検索手段と、前記検索手段によって検索された
既存情報を提示する出力手段と、情報データベースに対
して新規に情報を登録するか、登録を中止するか、既存
の情報に対して追加・修正を行うか、既存の情報を削除
するかのうち少なくとも一つの操作を選択させる選択手
段を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1に本実施形態における情報検索
システムの構成を示す。矢印はデータの流れを表してい
る。本装置の概略は、入力部10,出力部11,登録部
12,検索部13,記憶部14,および通信部15によ
り構成される。ここで、入力部10および出力部11は
計算機のユーザインターフェイスに対応し、ハードウェ
アとしてはキーボードやマウスなどの入力装置や、計算
機ディスプレイなどの出力装置に相当する。また、記憶
部14は主記憶や外部記憶装置に相当し、それ以外の部
分は主として計算機プログラムに対応する。
【0012】まず、図1に沿って本実施形態におけるシ
ステムの動作の概略を示す。ユーザは図1の入力部10
に対応する例えば図2のようなテキスト入力画面におい
て、既存の情報に対する検索要求あるいは新規に登録し
たい情報のタイトルを入力する。
【0013】この入力情報を図1の検索部13が受け取
ると、検索部13は入力された情報をもとに検索を行
い、例えば図3のような情報を図1の出力部11におい
てユーザに提示する。ここで、図3の上方には入力され
た情報と関連する既存の上方が提示されており、下方に
はユーザが新規に情報を入力するための画面が提示され
ている。
【0014】図3のような情報を提示されたユーザは、
画面上のボタンを押すなどの操作により新規情報を登録
するか、あるいは既存の情報に対して追加あるいは修正
を行うか、あるいは検索結果を見るだけにするかを選択
することができる。また、自分がこれから登録しようと
している情報と既存の情報との間に重複あるいは矛盾が
見られた場合、既存の情報の削除を依頼することもでき
る。
【0015】図3において「新規登録」が選択される
と、図1の登録部12は入力された情報を新たな検索対
象としてデータベースに登録する。一方、図3において
「追加・修正」が選択されると、図1の登録部12は既
存の情報に対してユーザが行った追加・修正情報を新た
にデータベースに反映させる。また、図3において「削
除の依頼」が選択されると、図1の通信部15が起動さ
れ、削除するように依頼された情報を登録したユーザに
通知する。
【0016】登録機能と検索機能とをもつ従来の情報検
索システムにおいては、システムに対して入力を行う場
合に、まずその入力が検索要求であるのか、新規情報の
一部であるのかをユーザが意識して指定する必要があっ
た。また、新規情報の既存情報との重複や矛盾を避ける
ためには、まず検索を行ってみて、既存の類似情報がな
いかどうかを確認してから新規登録の作業をする必要が
あった。
【0017】例えば、ユーザが「DVDとは何か」とい
う情報を新規に登録したい場合、従来の情報検索システ
ムにおいては一般に以下のような手順を踏む必要があっ
た。 1.検索要求画面を選択する。 2.「DVDとは何か」という検索要求を入力する。 3.検索結果を見て、類似の既存情報がないことを確認
する。 4.新規情報登録画面を選択する。 5.「DVDとは何か」という新しい情報の本文を入力
する。 6.上記情報を新規登録する。
【0018】一方、図2および図3で示したように、本
実施例ではユーザは検索要求と新規情報登録の区別を意
識せず入力を開始することができ、いずれの場合にも自
動的に関連情報の検索結果が提示されるので、上のステ
ップのうち少なくとも1および4が不要となる。さらに
図3で示したように、ユーザは新規に独自の情報を登録
するのか、既存の情報に対して追加・修正を行うのかを
容易に選択し実行することができる。
【0019】このようにユーザの登録の手間を省くこと
により、より多くのユーザが有用な情報を登録し共有す
ることができるようになると考えられる。同時に図3の
ように既存情報と新規情報との関係を確認しながら入力
を行うことができるため、検索対象中での重複や矛盾が
低減できると考えられる。
【0020】なお、図3の例は、ユーザが「DVDとは
何か」と入力した場合の情報の提示例であり、図の上方
は例えば、「DVD」という検索語を上記入力情報から
形態素解析などの公知の手法により抽出して検索を行
い、その結果を提示したものである。
【0021】この例では図中の「本文表示」の下の四角
形をクリックすることにより、ユーザが「DVDとは何
か」という新規情報を登録しようと思っていた場合、既
存情報の検索結果のうち「DVDの定義」という情報
は、これと重複あるいは矛盾する可能性があるので、ユ
ーザがこの既存情報の内容を読んでから自分で独自に新
規情報を登録するか、あるいは既存の「DVDの定義」
という情報に対して追加修正を行うか、選択することが
できる。
【0022】また、もし例えば既存の「DVDの定義」
という情報を自分の新規情報「DVDとは」が包含して
いる、あるいは既存の情報が古いなどと考えた場合に
は、「DVDの定義」の情報を削除するようにシステム
に依頼することができる。
【0023】さらに、もしもユーザがDVDに関する情
報を入手したいがために「DVDとは何か」と入力した
場合で、かつ図3のようなDVDに関する既存の情報が
検索結果として全く得られなかった場合、ユーザは「D
VDとは何か」という検索要求のみを新規情報として登
録してもよい。この場合、この新規情報の本文は空にな
る。
【0024】このようにすれば、システムはこれまでに
入力された検索要求自体を「未完成の情報」として検索
対象の情報と同等に扱うことができる。また、「未完成
の情報」に関しては、例えば「DVDとは何か」という
情報を登録する際に、本文を編集している途中で「つづ
く」や「未完成」などの記述を行ってとりあえず新規登
録してしまうという使い方も考えられる。
【0025】図4に検索部13の処理の流れの一例を示
す。まず、既存の情報に対する検索要求あるいは新規に
登録したい情報のタイトルを入力する(S41)。
【0026】この入力情報を検索部13が受け取ると、
検索部13は入力された情報をもとに記憶部14から検
索を行い(S42)、検索結果を作成する(S43)。
検索結果は、ユーザの入力情報とともに登録部12に渡
される(S44)。
【0027】ここでは具体的な検索手法に限定されるも
のではなく、図4に示した検索部13の流れは例えば、
文献(「SMART 情報検索システム」ジェラルド・
サルトン編著、神保健二監訳、企画センター)に開示さ
れているベクトル空間モデルなどの検索手法を用いて実
現される。
【0028】図5に検索部13から検索結果が渡された
ときの登録部12の処理の流れの一例を示す。登録部1
2は、検索部13からユーザの入力情報およびそれに対
応する検索結果の情報(検索結果の順位や情報のタイト
ル・本文など)を受け取ると(S51)、これを新規情
報登録用のウインドウの情報とともに、図3のように出
力部11から表示させる(S52)。
【0029】図3のような情報を提示されたユーザは、
「既存情報の本文」の入力画面中で「DVDの定義」と
いう既存情報に対して追加・修正を行ったあと、「追加
・修正」ボタンを押すか、あるいは「新規情報の本文」
の入力画面中で新規情報を入力してから「新規登録」ボ
タンを押すかを選択することができる。
【0030】また、以上の例では 1.図2(a)のようなユーザ入力情報が入力部10か
ら検索部13に渡される 2.検索部13が上記ユーザ入力情報をもとに検索をお
こない、検索結果を登録部12に渡す 3.登録部12が図3のように検索結果と新規登録用入
力画面とともに提示するという流れについてのみ説明し
たが、この変形例としては以下の処理が考えられる。
【0031】ユーザは、図3の「新規情報の本文」入力
画面において、最初に入力した「DVDとは何か」とい
うタイトルに続けて本文を入力しはじめる。すると、こ
の新たに入力された情報が再び検索部13に渡され、検
索部13はこれをもとに再検索を行って登録部12が新
たな検索結果を再提示する。例えば「DVDとは何か」
という入力のみをもとに検索を行うと、この情報からは
「DVD」という検索語のみが抽出され、図3のような
検索結果にはならずに、「DVDプレーヤー」の情報が
第一位に来るかもしれない。しかし、「DVDプレーヤ
ー」という情報は「DVDとは何か」という情報とは直
接関係ないため、この情報が関連情報の第一位に提示さ
れることは不適切である。
【0032】ここで、ユーザが「新規情報の本文」入力
画面において、「DVDとは何か」というタイトルに続
けて、「DVDとは、・・・と定義される。」という文
を入力した場合、これから改めて検索語を抽出すれば、
「DVD」「定義」という検索語が得られ、再検索の結
果、既存の類似情報である「DVDの定義」という情報
が図3のように第一位に提示されるようになる。
【0033】以上のように、ユーザの入力と連動して検
索結果を切り替えるようにすれば、ユーザが新規に登録
しようとしている情報と近い既存の情報が常に検索結果
の上位にくる確率が高くなる。
【0034】図6に、入力部10から「新規登録」,
「追加・修正」あるいは「削除の依頼」の選択情報が与
えられた場合の登録部12の処理の流れの一例を示す。
登録部12が「新規登録」の指示を受けた場合は、図3
の「新規情報の本文」の入力画面に入力された情報を新
規にデータベースに登録する(S61)。ここで、新規
の登録とは具体的に、新規情報に対する新たな識別子の
発行、形態素解析や文字列の抽出・インデックス作成な
どの公知の処理が対応する。
【0035】登録部12が「追加・修正」の指示を受け
た場合は、図3の「既存情報の本文」の入力画面で編集
された情報を改めてデータベースに上書きする(S6
2)。ここでは新規登録の場合とは異なり、新たな識別
子の発行は必要ないが、形態素解析・インデックス作成
など修正された情報を新たに検索可能にするための処理
は改めて行うことになる。
【0036】登録部12が「削除の依頼」を受けた場合
は、削除の依頼があった既存の情報およびその登録者お
よび削除依頼者に関する情報を図1の通信部15に渡し
(S63)、次に削除の依頼があった情報をデータベー
スから削除する(S64)。
【0037】以上の処理は、ユーザの選択した順序で複
数行うことができる。例えば、まず既存情報の削除を依
頼してから新規登録を行ってもよい。さらに既存情報の
追加・修正と、新規登録との両方を行うことも考えられ
る。
【0038】図7に、登録部12から削除に関する情報
が与えられたときの通信部15の処理の流れの一例を示
す。通信部15はまず、削除の依頼があった情報および
その登録者および削除依頼者に関する情報を登録部12
から受け取る(S71)。そして、登録者に前記情報が
データベースから削除される旨を通利する(S72)。
具体的には、「あなたの登録した情報(タイトル:××
×)は○○さんによって削除されます。」といった電子
メールを登録者に送信することが考えられる。
【0039】図8に、図3の提示例の変形例を示す。こ
れはユーザが図2(b)のような入力を行った場合の提
示例である。図8と図3の違いは、各情報にその情報の
登録者の情報が付加されて提示されているということで
ある。ここで、システムを利用しているのはユーザCで
あり、ユーザCが「○△□を見た感想」という情報を登
録しようとしているものとする。ここでは、ユーザAに
より、「○△□の感想」という類似情報が既に登録され
ていることが分かる。
【0040】客観的事実やデータを登録する場合には、
データベース中で重複や矛盾が起こらないような配慮が
必要であるが、この例のように「感想」などの主観的な
情報を登録する場合などは、重複や矛盾にそれほどこだ
わる必要がないと考えられる。具体的には、「○△□の
感想」というユーザAにより登録されたじょうほうが既
にデータベース中に存在していても、ユーザCの感想は
新たに登録する価値がある可能性がある。
【0041】ここで、ユーザCが「新規情報の本文」入
力画面において、独自の感想を入力し、「新規登録」ボ
タンを押したとする。この場合は、図9(a)のよう
に、ユーザCが登録した情報は独立した検索単位として
データベースに新規登録される。
【0042】一方ユーザCは、ユーザAが登録した既存
情報に対して追加を行い、「追加・修正」ボタンを押し
てもよい。この場合は、図9(b)のような情報がひと
つの検索単位となる。この情報には、ユーザAとユーザ
Cという2人のユーザのユーザ識別子が付与されること
になる。また、図9(a),(b)両方をデータベース
に登録するようにしてもよい。同様に、ひとつの情報に
3人以上のユーザのユーザ識別子を付加していくように
してもよい。
【0043】図10に、図3の提示例の別の変形例を示
す。ここでは、ユーザCが図2(c)のような入力を行
った場合の提示例を示している。ユーザCは、「洋楽ロ
ックバンドのホームページ集」という情報を新規に登録
しようとしたところ、「洋楽」「ロックバンド」「ホー
ムページ集」などの検索語により自動的に既存情報の検
索が行われ、その結果、既存情報中にユーザAが登録し
た「洋楽ロックバンドホームページ集」という類似情報
があることが示されている。
【0044】しかし、ユーザCが新規に登録しようとし
ている情報は、バンド1〜5のホームページを含んでお
り、これはユーザAによる既存情報を包含している。こ
の場合、ユーザCは自分の情報を新規登録し、ユーザA
の情報の削除を依頼することが適切である。
【0045】また、例えばユーザAの既存情報における
バンド3のホームページアドレスが古かったり、誤った
りしていた場合にも、同様に新規登録および削除依頼を
行うことが適切である。なお、この例では登録される情
報がWEBぺーじなどのハイパーテキスト情報になって
いる。
【0046】図11および図12に、図6における登録
部12の処理の中の削除の依頼があった場合の処理の流
れの変形例を示す。図6では削除の依頼があった場合、
登録部は登録者に対して「あなたの登録した情報を削除
します」というメッセージを送信し、自動的にその情報
を削除するようにしている。しかしそのような処理だけ
では、誰でも他人の登録した既存情報を削除できるよう
になってしまい、既存情報のほうが新規情報よりも信頼
性が高かったり、より有用であるにも関わらず削除され
てしまったりといった問題が起こる可能性がある。図1
1および図12の処理はこれを解決するための例であ
る。
【0047】図11ではある既存情報に対する削除の依
頼があった場合、その情報の登録者にその情報を削除し
てもよいか否かを問い合わせるメッセージを通信部に送
信させる(S111)。
【0048】例えば、図10においてユーザCがユーザ
Aの既存情報に対して削除依頼を出した場合、「ユーザ
A様、あなたの登録した情報[タイトル:洋楽ロックバ
ンドホームページ集]の削除依頼がユーザC様により出
されました。この情報を削除してもよろしいですか?」
のようなメッセージを送るようにすればよい。
【0049】この際、メッセージ中に図10中のユーザ
Aの情報の内容とユーザCが新規登録しようとしている
情報の内容とを付加してユーザAに示せば、ユーザAは
自分の情報を削除してもよいかどうかの判断するのが容
易になる。
【0050】すなわち、図6の「削除の依頼」の流れと
図11の違いは、後者では削除依頼のあった情報の登録
者自身がその情報の削除を許可するかどうかの選択権を
もつことである(S112)。もしも、登録者から削除
の許可か電子メールなどにより得られた場合は、登録部
は前記情報を削除する(S113)。
【0051】一方、登録者からの削除の許可が得られな
かった場合は、削除依頼者に対して、「削除の許可が得
られなかったため、削除できません。」などのメッセー
ジを表示する(S114)。また、この変形例として、
ユーザAに「あなたの登録した情報を削除してくださ
い。」というメッセージを送信することにより、ユーザ
A自身に情報の削除を行わせえるようにしてもよい。
【0052】図12では、ある既存情報に対する削除の
依頼があった場合、その情報および(または)その情報
の登録者に関する情報と、削除依頼者が入力した情報お
よび(または)削除依頼者自身に関する情報とを登録部
12が比較する(S121)。
【0053】例えば、図10においてユーザCがユーザ
Aの情報の削除依頼を出した場合、登録部12はユーザ
AとユーザCの属性(役職、年齢、システムにおける権
限、専門分野、システムに登録した情報の件数など)を
比較したり、あるいはユーザAの登録した「洋楽ロック
バンド ホームページ集」という既存情報の本文とユー
ザCが新規に入力した「洋楽ロックバンドのホームペー
ジ集」という情報の本文とを比較したりする。
【0054】そして、ユーザAの情報とユーザCの情報
のいずれかが優位であるかを判定する(S122)。こ
こで、情報の本文をもとに優位性を判定する方法として
は、例えば本文の長さが長いほうが優位であると判定す
る方法が挙げられる。あるいは図10のような場合に
は、リストアップされているホームページの個数の多い
ほうが優位であると判定する方法が考えられる。
【0055】さらに、タイトルに検索要求だけが記述さ
れており本文が空である情報や、本文に「つづく」や
「未完成」の記述がある「未完成の情報」の登録につい
て前述したが、このような未完成の情報は優位性が低い
と判断するでもよい。
【0056】そして、削除可能である場合は情報を削除
し(S123)、削除不可の場合は削除不能である旨を
削除依頼者に伝える(S124)。
【0057】また、図12の処理は情報の優位性を自動
判定し、既存情報を削除するか否かを決定するものであ
るが、これと図11の処理を併用してもよい。例えば、
図10においてユーザCが削除依頼を出した場合、ユー
ザAとユーザCのシステムにおける権限が同一であり、
かつ両者の情報の本文の優劣が自動判定できない場合に
のみ、図11のようにユーザAに問い合わせてもよい。
【0058】以上の実施例では、登録する情報の本文が
テキスト情報である場合について説明したが、本文は画
像・音声などのテキスト以外のデータを含んでいてもよ
い。
【0059】尚、本発明の情報検索システムは、上述の
実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の情報検索
システムによれば、ユーザが既存の情報の検索を行って
から新規情報を登録するという手間を省き、同時にデー
タベース中の情報の重複および矛盾を回避できるという
優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における初期入力画面およ
びユーザの入力例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態における既存情報検索/新
規情報登録インタフェースの例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態における検索部13の処理
の流れの例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態における検索部13から検
索結果を渡されたときの登録部12の処理の流れの一例
を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態における入力部10から
「新規登録」「追加・修正」あるいは「削除の依頼」の
選択情報が与えられた場合の登録部12の処理の流れの
例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態における登録部12から削
除に関する情報が与えられたときの通信部15の処理の
流れを示す図である。
【図8】本発明の一実施形態における既存情報検索/新
規情報登録インタフェースでの呈示例の変形例を示す図
である。
【図9】本発明の一実施形態における新規登録/追加・
修正を行った場合の検索単位となる情報の例を示す図で
ある。
【図10】本発明の一実施形態における既存情報検索/
新規情報登録インタフェースでの呈示例の変形例を示す
図である。
【図11】本発明の一実施形態における登録部12の処
理の中の削除の依頼があった場合の処理の流れの変形例
を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態における登録部12の処
理の中の削除の依頼があった場合の処理の流れの変形例
を示す図である。
【符号の説明】
10…入力部 11…出力部 12…登録部 13…検索部 14…記憶部 15…通信部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データベースに対してユーザが情報
    を追加登録することができる情報検索システムにおい
    て、登録すべき情報あるいはその一部を入力するための
    入力手段と、この入力手段によって入力された登録すべ
    き情報に関連した既存情報を検索するため検索手段と、
    前記検索手段によって検索された既存情報を提示する出
    力手段と、情報データベースに対して新規に情報を登録
    するか、登録を中止するか、既存の情報に対して追加・
    修正を行うか、既存の情報を削除するかのうち少なくと
    も一つの操作を選択させる選択手段を有することを特徴
    とする情報検索システム。
  2. 【請求項2】 前記選択手段によって新規に登録するこ
    とが選択された場合、前記出力手段は登録すべき情報と
    関係のある既存情報とを対比させて表示することを特徴
    とする請求項1記載の情報検索システム。
  3. 【請求項3】 複数のユーザが各自のユーザ識別子を付
    加して情報を登録する場合に、前記出力手段は登録すべ
    き情報あるいはその一部が入力されると、登録すべき情
    報に関連した既存情報を検索してユーザ識別子とともに
    提示し、登録すべき情報を前記ユーザ識別子とともに既
    存情報に対して追加し、これを新たな検索単位として情
    報データベースに対して登録する登録手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の情報検索システム。
  4. 【請求項4】 複数のユーザが各自のユーザ識別子を付
    加して情報を登録する場合に、前記出力手段は登録すべ
    き情報あるいはその一部が入力されると、前記登録すべ
    き情報に関連した既存情報を検索してユーザ識別子とと
    もに提示し、登録すべき情報の新規登録を行うとともに
    他のユーザが登録した既存の関連情報の削除を求める登
    録手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報検
    索システム。
  5. 【請求項5】 既存情報の削除が求められた場合、削除
    を求めたユーザが入力した情報あるいはユーザ自身に関
    する情報とをもとに、登録すべき情報と既存情報との優
    位性を判定し、既存の情報を自動的に削除すべきか否か
    を決定することを特徴とする請求項3または4記載の情
    報検索システム。
JP2000224062A 2000-07-25 2000-07-25 情報検索システム Pending JP2002041339A (ja)

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