JP2004046670A - カスタマーサポートシステム - Google Patents

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山屋 英樹
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Abstract

【課題】新傾向の問題に対しても適切なソリューションを早急に提示する。
【解決手段】ユーザがカスタマーサポートに問合せをした場合、サーバは顧客端末10から送信されてきた問合せ内容から詳細問合せフォームを抽出して顧客端末に表示する。顧客端末で詳細問合せフォームに従って問合せ詳細を入力し、サーバへ送信すると、サーバは公開用ソリューションDB32を検索して顧客端末に表示する。その検索結果に満足しないユーザは、カスタマーサポートへ問い合わせることができる。サーバは顧客端末から送信されてきた問合せを受信すると、内部用ソリューションDB42を検索する。また、問合せを詳細フォームに基づきエージェントへ割り振る。エージェントは検索結果に基づいた処理により回答する。以上の問合せ,問合せ詳細,検索結果,回答は顧客対応履歴管理DB50に蓄積され、ユーザおよびエージェントの双方から閲覧できる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、FAQ(Frequently Asked Question)検索を利用したカスタマーサポートシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術の一例が特開2001−229181に「情報配信方法」として記載されている。この公報には、過去の問合せ履歴、FAQ履歴、回答者及びユーザの属性情報を参照し、新しい問合せに対して、適切な回答者を抽出するという技術が開示されている。そして、ユーザは受信した適切な問合せ先を基に、適切な回答者に対して問合せを行うので、問題解決までの時間を削減できるとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術では、FAQに適切な回答が無ければ、情報部門に対してFAQ作成の指示を行うのに留まるため、顧客は早急に新回答を得ることを期待し難いという第1の問題点がある。
【0004】
また、既存のFAQに適切な回答が無い問題であれば、特殊なものであるケースが多い筈であるが、適切な回答者を抽出するのに、過去の問合せ履歴、FAQ履歴、回答者及びユーザの属性情報を参照するだけでは、新傾向の問題に対しては適切なソリューションを回答し難いという第2の問題点もある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、新傾向の問題に対しても適切なソリューションを早急に提示できるカスタマーサポートシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のカスタマーサポートシステムは、カスタマーサポート主体がユーザに公開している公開用ソリューションデータベースと、通常はカスタマーサポート主体内部で使用する内部用ソリューションデータベースとを備え、ユーザがカスタマーサポート主体に問い合わせると、ユーザによる公開用ソリューションデータベースの検索結果が問合せ内容とともにカスタマーサポート主体へ送信され、内部用ソリューションデータベースの検索と、エージェントの処理とにより得られる回答をユーザの顧客端末に表示させることを特徴とするものである。このような構成を採用したため、FAQに適切な回答が無ければ、エージェントが関与するカスタマーサポートを自動的に受けられ、ユーザは問題に対する適切な回答を迅速に得ることができるようになる。
【0007】
より詳しくは、エージェントによるカスタマーサポートは、問合せ詳細フォームに基づき割り振られる。これにより、問合せのエージェントへの割振りを適切、かつ迅速にできる。
【0008】
また、問合せ詳細フォームは、ユーザの問合せタイトルから抽出される。これにより、回答に必要な情報が一度に入手でき、ユーザ側およびカスタマーサポート側双方の負担を軽減できる。
【0009】
また、ユーザのカスタマーサポート主体への問合せは、当該ユーザによる公開用ソリューションデータベースの検索結果の履歴がなければできない仕組みにされている。これにより、ユーザはWEB上に掲載されているQ/Aを見ざるを得ず、よくある質問についてまでもカスタマーサポートに問い合わせることを阻止できる。
【0010】
また、ユーザからの問合せとエージェントの回答の対応履歴を蓄積していき、双方から閲覧可能な構成とした。これにより、ユーザの検索履歴および、それに基づいた回答を合わせてカスタマーサポートの従事者がみることで回答作成の効率化が図れる。
【0011】
本発明では、ユーザがカスタマーサポートに問合せをした場合、サーバ側はユーザの顧客端末から送信されてきた問合せ内容から詳細問合せフォームを抽出して顧客端末に表示する。ユーザが顧客端末で詳細問合せフォームに従って問合せ詳細を入力し、サーバ側へ送信すると、サーバ側では公開用ソリューションデータベースを検索して顧客端末に表示する。公開用ソリューションデータベースの検索結果に満足しないユーザは、カスタマーサポートへ問い合わせることができる。サーバ側では顧客端末から送信されてきた問合せを受信すると、内部用ソリューションデータベースを検索する。また、問合せを詳細フォームに基づきエージェントへ割り振る。エージェントは検索結果に基づいた処理により回答する。以上の問合せ,問合せ詳細,検索結果および回答は顧客対応履歴管理データベースに蓄積され、ユーザおよびエージェントの双方から閲覧できる。
【0012】
要するに、この発明は、ユーザがWEB上に問合せ内容を登録し、その情報を利用してFAQを検索し結果を得ることで自己解決を図るとともに、解決できなかったものについて、登録された問合せ情報とFAQの検索結果履歴をカスタマーサポートに送信し、内部用FAQ検索から回答候補を複数表示させ、その中からカスタマーサポートのエージェントが適切なものを選択し、その内容を加工しユーザに回答を送るとしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0014】
【実施例の構成】
図1は、本発明のカスタマーサポートシステムの一実施例を示している。
【0015】
この実施例は、ユーザによって操作される顧客端末10と、認証サーバ80が前置されたWEBサーバ90がインターネット網100を介して接続されている。WEBサーバ90には、会員DB20,公開用FAQ検索システム30および顧客対応履歴管理DB50が接続されている。更に、顧客対応履歴管理DB50には、内部用FAQ検索システム40と自動振分システム60とが接続されている。公開用FAQ検索システム30は公開用検索エンジン31と公開用ソリューションDB32とで構成され、内部用FAQ検索システム40は内部用検索エンジン41と内部用ソリューションDB42とで構成される。また、自動振分システム60にはエージェント端末70が接続されている。
【0016】
図1において顧客端末10とインターネット網100以外の構成要素は、本カスタマーサポート提供者、例えばプロバイダによって運営される。そのプロバイダとインターネット接続契約を締結したユーザは、通常、無償で本カスタマーサポートを受けることができる。
【0017】
顧客端末10は、ユーザが事務手続きや技術的な事項で分からないことに関して、問合せ事項を入力し、プロバイダにおける検索結果およびカスタマーサポートからの回答を得るための端末、例えばパソコン等である。なお、顧客端末10では、プロバイダにおける検索履歴を一時的に保存しておくための機能(Cookie)を利用する。顧客端末10は、勿論、多数であるが、説明を単純化するために一つのみを図示した。
【0018】
会員DB20は、本カスタマーサポートを受けることができる会員の情報を登録しており、顧客端末10から本カスタマーサポートシステムにアクセスしてきたユーザが、当会員機構の会員かどうかをユーザIDとパスワードで本人確認するために使用される。プロバイダとインターネット接続契約を締結したユーザは、通常、自動的に当会員登録され、そうでないユーザは改めて会員登録の手続きを行う必要がある。
【0019】
認証サーバ80は、顧客端末10からインターネット網100を経由して本カスタマーサポートシステムにアクセスしてきたユーザが、当会員機構の会員かどうかを会員DB20に格納しているユーザIDとパスワードで本人確認する。その結果、会員であることの認証ができればWEBサーバ90に取り次ぐ。
【0020】
WEBサーバ90は、顧客端末10からのアクセスを、その内容によって、会員DB20,公開用FAQ検索システム30,自動振分システム60または内部用FAQ検索システム40のいずれかに接続する。また、公開用FAQ検索システム30または内部用FAQ検索システム40による検索結果をインターネット網100経由で顧客端末10へ送信し表示させる。なお、自動振分システム60または内部用FAQ検索システム40への接続は、顧客対応履歴管理DB50を経由する。
【0021】
公開用FAQ検索システム30は、ユーザが顧客端末10に入力した問合わせ事項を先ず入力し、公開用ソリューションDB32による検索結果およびその回答内容(ソリューション)を自動的に回答する。公開用ソリューションDB32は、会員ユーザが自由に閲覧できる「よくある質問と回答」を格納している。公開用検索エンジン31は、入力してくる問合わ事項を引き継ぎ、検索結果およびその回答内容を公開用ソリューションDB32から抽出し、WEBサーバ90に送る。
【0022】
このような目的を効果的に実現するために、公開用FAQ検索システム30は、ユーザからの問合せ内容に対して適切な詳細問合せフォームを抽出し、顧客端末10表示させ、更に詳細な問合せ事項を入力させることによって問合せ内容を絞り込む機能も併せ持つ。
【0023】
内部用FAQ検索システム40は、公開用FAQ検索システム30による回答内容では満足できないユーザが、カスタマーサポートに問い合わせる旨の指示をした場合に機能する。内部用検索エンジン41は、入力している問合わ事項を引き継ぎ、検索結果およびその回答内容を内部用ソリューションDB42から抽出する。内部用ソリューションDB42は、通常はユーザ向けとしては不適当なためプロバイダ内部で使用される回答集を格納している。
【0024】
自動振分システム60は、カスタマーサポート要員であるエージェントが担当する専門分野毎に、ユーザからの問合せ、および内部用FAQ検索システム40による抽出結果を自動的に振り分けて、担当エージェントにカスタマーサポート業務を割り振る。エージェントとは、高度な専門知識の下にユーザの意図を理解して適切な処理を実行する主体をいう。抽出結果はカスタマーサポートの回答候補でり、ユーザからの問合せと関連付けられる。また、担当エージェントへの割振りのキーは、公開用FAQ検索システム30が抽出した詳細問合せフォームによって定められる。
【0025】
エージェント端末70は、自動振分システム60によってカスタマーサポート業務を割り振られたエージェントが、ユーザからの問い合わせに対して回答を作成するために使用される。エージェント端末70では、自動振分けシステム60によって振り分けられたユーザからの問合せ、およびび内部用FAQ検索システム40の使用が可能である。エージェントは、エージェント端末70において、内部用FAQ検索システム40による抽出結果を加工することができ、その結果を顧客対応履歴管理DB50に登録する。
【0026】
顧客対応履歴管理DB50は、顧客対応に問合せ事項,FAQ検索結果およびカスタマーサポート内容を格納しており、ユーザおよびカスタマーサポートの双方から閲覧できる。図2は、顧客対応履歴管理DB50におけるユーザ質問管理,FAQ検索結果管理およびカスタマーサポート回答結果管理を示す。
【0027】
図2において、ユーザ質問管理は、ユーザID毎に、ソリューションID,サポートID,日付・時間,問合せタイトルおよび質問事項を格納し、ユーザ毎にソリューションとカスタマーサポートの回答との結び付けを管理する。ソリューションIDとは、公開用ソリューションDB32に格納されているソリューションの識別記号、サポートIDとはカスタマーサポートの識別記号、日付・時間は問合せの日付と時間、問合せタイトルとは「メールの受信ができない」等ユーザが回答を得たい問題、質問事項とは問合せタイトルの詳細内容を意味する。
【0028】
FAQ検索結果管理は、公開用FAQ検索システム30による検索の結果を、ユーザID毎に、ソリューションIDと日付・時間として格納する。また、カスタマーサポート回答結果管理は、エージェントによるカスタマーサポート解答の結果を、ユーザID毎に、サポートID,日付・時間およびサポート回答内容として格納する。
【0029】
以上の説明から分かるように、本発明におけるカスタマーサポートとは、公開用FAQ検索システム30およびエージェントが関わってくる内部用FAQ検索40によるサポートの意味で使用される広義の場合と、エージェントが関わってくる内部用FAQ検索40によるサポートの意味でのみ使用される狭義の場合とがある。
【0030】
【実施例の動作】
次に、本実施例の動作について、図3のフローチャートおよび図4〜図6の顧客端末10における画面イメージ図を参照して説明する。
【0031】
先ず、ユーザが顧客端末10から本プロバイダが提供するカスタマーサポートサイトにアクセスすると、図4の上段に示すように、ユーザIDとパスワードの入力を求めるユーザ認証画面が顧客端末10に表示される。ユーザがユーザIDとパスワードを入力し、認証サーバ80による会員DB20の照会によって会員の確認がされると、WEBサーバ90にログインされる。
【0032】
WEBサーバ90は、顧客対応履歴管理DB50にアクセスし、図4の中段に示すように、現在までの問合せ履歴を顧客端末10に表示する。ユーザは、この問合せ履歴の中で閲覧したいものがある場合には、該当する履歴項目を指定して「閲覧」ボタンをクリックすればよい。すると、指定された問合せ内容と、それに対するFAQ検索結果またはサポート回答内容が、公開用ソリューションDB32または内部用ソリューションDB42から読み出されて顧客端末10に画面表示される。なお、比較的最近に問い合わされたものは、Cookie機能により顧客端末10に保存されている。
【0033】
図4の中段に示す画面に表示された問合せ履歴に無い、新しい問合せをしたい場合には、ユーザは、この画面上で「問合せ」ボタンをクリックすればよい。図3は、その場合の顧客端末10およびサーバ側の処理を示す。サーバ側とは、図1でインターネット網100の右方に存するプロバイダ側を意味する。
【0034】
「問合せ」ボタンのクリックによって、図4の下段に示す問合せフォーム画面が顧客端末10に表示されるので(図3のステップS1)、問合せ内容を文章で入力して、「登録」ボタンをクリックする(ステップS2)。図4の下段では、「メールの送信ができないのですが。」との問合せ内容が例示されている。なお、問合せ内容は、文章によらず、キーワードにより入力してもよい。
【0035】
入力された問合せ内容は公開用検索エンジン31に送られ、公開用検索エンジン31は問合せ内容に合致する詳細問合せフォームを抽出し(ステップS3)、顧客端末10に表示させる(ステップS4)。図5は、図4の「メールの送信が
できないのですが。」との問合せ内容に対する
【メール関連問合せフォーム】と

【ADSL関連問合せフォーム】とが明示されている。
【0036】
ユーザは、この詳細問合せフォーム内の問合せタイトル以外の欄に該当する情報を入力する(ステップS5)。情報を入力すべき項目は、問合せフォーム毎に異なっている。問合せ内容を入力後、「送信」ボタンをクリックすると(ステップS5)、公開用検索エンジン31は問合せ内容に従って公開ソリューションDB32に検索をかけ(ステップS6)、検索結果を端末10に表示させる(ステップS7)。
【0037】
図6の上段は、図5に示した問合せ内容に対する検索結果を示す。図6の上段では、5つの検索結果が提示されているので、この中から解決を試みることができる(ステップS8)。そのとき、5つの検索結果に対する1つのタイトルをクリックすれば、図6の下段に示すように、操作の手順が示されるので、ユーザは手順どおりに操作していけばよい。図6の下段には、5番目の検索結果に対する操作手順が例示されている。トライされた解決策対応の検索結果番号にはアンダーラインが施される。
【0038】
検索結果に対する、いずれかの解決策によってユーザが満足のいく回答を得られた場合には(ステップS9でYES)、図6の下段に示す枠の内の「解決できた」をクリックすると、公開用検索エンジン31は顧客対応履歴管理DB50に問合せ内容と検索結果(ソリューションID)とを登録する(ステップS10)。これにより、次回以降、顧客対応履歴管理DB50にアクセスすれば、いつでもその内容を閲覧することが可能になる。
【0039】
ユーザが特定の解決策をトライしても満足する結果を得られない場合は(ステップS9でNO)、図6の下段に示す枠の内の「別の解決策を見る」をクリックすると(ステップS11でYES)、図6の上段の画面に回帰するので、上述と同様にして別の検索結果を選択し、その解決策試みることができる(ステップS8)。
【0040】
いずれの解決策によってもユーザが満足のいく回答を得られないので、公開用ソリューションDB32の再検索をしたい場合には(ステップS12でYES)、図6の上段の画面上で、「検索し直す」ボタンをクリすると、図4の下段に示した問合せフォーム画面に回帰するので、ユーザは問合せ内容を変更して(ステップS5)再検索することにより検索精度を高めることができる。
【0041】
以上の検索履歴は顧客端末10のCookieに一時的に登録しておく。
【0042】
次に、上述の解決策のトライによっても満足のいく内容が得られない場合(ステップS9,S11,S12でNO)、問合せフォームに入力した内容およびCookieに一時的に登録されている検索履歴をあわせてカスタマーサポートに問い合わせるために、図6の下段の画面上で「解決策が見つからないのでカスタマーサポートに問い合わせる」ボタンを押す(ステップS13)。すると、顧客対応履歴管理DB50に質問事項等が書き込まれる(ステップS14)。また、サポートIDが払い出されて書き込まれる。
【0043】
なお、「解決策が見つからないのでカスタマーサポートに問い合わせる」ボタンは、図6の上段に示した検索結果の内のいずれかの解決策をトライした後でないと有効化されない。従って、ユーザは、公開用FAQ検索システム30による検索結果に基づいて解決を図ってからでないと、カスタマーサポートを利用できない仕組みになっている。
【0044】
書き込まれた情報は自動的に内部用FAQ検索システム40に引き継がれ、内部用検査用エンジン41は内部用ソリューションDB42から回答候補を抽出しにいく(ステップS15)。抽出された回答候補の中で、ユーザがすでに検索して閲覧したソリューションに関しては、回答候補から削除する。
【0045】
自動振分システム60は、ユーザが問い合わせた情報に回答候補を関係付けて、問合せを担当エージェントに割り振りを行う(ステップS16)。担当エージェントへの割振りのキーは、ユーザが抽出した詳細問合せフォームで、このフォームごとにエージェントを予め指定しておく。
【0046】
エージェント端末70では、割り振られた問合せ内容およびびそれに結び付けられた内部用FAQ検索システム40の回答候補を閲覧し、必要なら内容を加工し(ステップS17)、その結果を顧客対応履歴管理DB50に登録する(ステップS18)。
【0047】
ユーザは、ユーザIDとパスワードによる本人確認を受けることを前提に顧客対応履歴管理DB50にアクセスして、エージェントが登録した回答を顧客端末10において得ることができる。
【0048】
なお、以上に説明したカスタマーサポート方法は、サーバを構成するコンピュータにおいてプログラムを実行することによっても行うことができる。そのプログラムは、コンピュータを制御して、図3に示したのと同様な処理をさせる。
【0049】
【発明の効果】
本発明の第1の効果は、ユーザが公開用FAQ検索システムで検索した検索履歴を問合せ内容とともにカスタマーサポートへ送信し、内部用FAQ検索システムで検索させ、エージェントによる処理を経て回答を表示可能な構成としたため、FAQに適切な回答が無ければ、エージェントが関与するカスタマーサポートを自動的に受けられ、ユーザは問題に対する適切な回答を迅速に得ることができるようになるということである。
【0050】
本発明の第2の効果は、エージェントによるカスタマーサポートは、問合せ詳細フォームに基づき割り振る構成としたため、専門分野別に分化する問合せのエージェントへの割振りを適切、かつ迅速にできるということである。
【0051】
本発明の第3の効果は、ユーザの問合せ内容に適した問合せ詳細フォームを問合せ内容から抽出して顧客端末に表示し、詳細フォームに従った詳細問合せ内容の入力させる構成としたため、回答に必要な情報が一度に入手でき、ユーザ側およびカスタマーサポート側双方の負担を軽減できるということである。
【0052】
本発明の第4の効果は、FAQ検索履歴が無ければ、カスタマーサポートへ問合せを送信できない構成としたため、ユーザはWEB上に掲載されているQ/Aを見ざるを得ず、よくある質問についてまでもカスタマーサポートに問い合わせることを阻止し、問題解決のスピードを速めることができるということである。
【0053】
本発明の第5の効果は、ユーザからの問合せとエージェントの回答の対応履歴を蓄積していき、双方から閲覧可能な構成としたため、ユーザの検索履歴および、それに基づいた回答を合わせてカスタマーサポートの従事者がみることにより回答作成の効率化が図れるということである。この方法をユーザが繰り返すことで、サーバ上に履歴が蓄積され、検索精度を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカスタマーサポートシステムの一実施例を示図
【図2】図1における顧客対応履歴管理DB50のユーザ質問管理,FAQ検索結果管理およびカスタマーサポート回答結果管理を示す図
【図3】図1に示したカスタマーサポートシステムの動作を示すフローチャート
【図4】図1に示した顧客端末におけるログインから問合せ内容を入力するまでの画面遷移図
【図5】図1に示した顧客端末における問合せ内容に応じた問合せフォーマットを示す図
【図6】図1に示した顧客端末における、検索結果とそれに基づく解決策の操作手順を例示する図
【符号の説明】
10    顧客端末
20    会員DB
30    公開用FAQ検索システム
31    公開用検索エンジン
32    公開用ソリューションDB
40    内部用FAQ検索システム
41    内用検索エンジン
42    内部用ソリューションDB
50    顧客対応履歴管理DB
60    自動振分システム
70    エージェント端末
80    認証サーバ
90    WEBサーバ
100   インターネット網

Claims (7)

  1. カスタマーサポート主体がユーザに公開している公開用ソリューションデータベースと、通常は前記カスタマーサポート主体内部で使用する内部用ソリューションデータベースとを備え、
    前記ユーザが前記カスタマーサポート主体に問い合わせると、ユーザによる前記公開用ソリューションデータベースの検索結果が問合せ内容とともに前記カスタマーサポート主体へ送信され、前記内部用ソリューションデータベースの検索と、エージェントの処理とにより得られる回答を前記ユーザの顧客端末に表示させることを特徴とするカスタマーサポートシステム。
  2. 前記エージェントによるカスタマーサポートは、問合せ詳細フォームに基づき割り振られることを特徴とする請求項1に記載のカスタマーサポートシステム。
  3. 前記問合せ詳細フォームは、ユーザの問合せタイトルから抽出されることを特徴とする請求項2に記載のカスタマーサポートシステム。
  4. 前記ユーザの前記カスタマーサポート主体への問合せは、当該ユーザによる前記公開用ソリューションデータベースの検索結果の履歴がなければできないことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のカスタマーサポートシステム。
  5. 前記ユーザからの問合せと前記エージェントの回答の対応履歴をユーザ毎に蓄積し、前記ユーザと前記エージェント双方の端末から閲覧可能な顧客対応履歴管理データベースを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のカスタマーサポートシステム。
  6. カスタマーサポート主体がユーザに公開している公開用ソリューションデータベースと、通常は前記カスタマーサポート主体内部で使用するための内部用ソリューションデータベースとを備えたカスタマーサポートシステムにおけるカスタマーサポート方法であって、
    前記ユーザの顧客端末から送信されてきた問合せ内容から詳細問合せフォームを抽出して前記顧客端末に表示する手順と、
    前記詳細問合せフォームに従って前記顧客端末から送信されてきた問合せ詳細により前記公開用ソリューションデータベースを検索して前記顧客端末に表示する手順と、
    前記公開用ソリューションデータベースの検索結果に満足しないユーザの顧客端末から送信されてきた問合せを受信すると、前記内部用ソリューションデータベースを検索する手順と、
    前記満足しないユーザからの問合せを前記詳細フォームに基づきエージェントへ割り振る手順と、
    前記エージェントが前記検索結果に基づいた処理により回答する手順と、
    以上の問合せ,問合せ詳細,検索結果および回答を前記ユーザおよび前記エージェントの双方から閲覧できるデータベースに蓄積する手順とを有することを特徴とするカスタマーサポート方法。
  7. カスタマーサポート主体がユーザに公開している公開用ソリューションデータベースと、通常は前記カスタマーサポート主体内部で使用するための内部用ソリューションデータベースとを備えたサーバを構成するコンピュータで実行さるカスタマーサポートプログラムであって、
    前記ユーザの顧客端末から送信されてきた問合せ内容から詳細問合せフォームを抽出して前記顧客端末に表示する機能と、
    前記詳細問合せフォームに従って前記顧客端末から送信されてきた問合せ詳細により前記公開用ソリューションデータベースを検索して前記顧客端末に表示する機能と、
    前記公開用ソリューションデータベースの検索結果に満足しないユーザの顧客端末から送信されてきた問合せを受信すると、前記内部用ソリューションデータベースを検索する機能と、
    前記満足しないユーザからの問合せを前記詳細フォームに基づきエージェントへ割り振る機能と、
    前記エージェントが前記検索結果に基づいた処理により回答する機能と、
    以上の問合せ,問合せ詳細,検索結果および回答を前記ユーザおよび前記エージェントの双方から閲覧できるデータベースに蓄積する機能とを前記コンピュータに行わせることを特徴とするカスタマーサポートプログラム。
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