JP2002041058A - コンテンツの配信システム、コンテンツの配信方法、配信サーバ、及び配信プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

コンテンツの配信システム、コンテンツの配信方法、配信サーバ、及び配信プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP2002041058A
JP2002041058A JP2000229746A JP2000229746A JP2002041058A JP 2002041058 A JP2002041058 A JP 2002041058A JP 2000229746 A JP2000229746 A JP 2000229746A JP 2000229746 A JP2000229746 A JP 2000229746A JP 2002041058 A JP2002041058 A JP 2002041058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の人以外の多くの人に対して、他人に使
ってもらおうとするコンテンツを配信サーバ内に簡単に
蓄積できるようにする。 【解決手段】 配信サーバ10は、クリエータ端末20
からの要求に応じて、クリエータ端末を特定する認証情
報を同コンテンツに付与するためのオーサリングツール
を同クリエータ端末20に提供する。クリエータ端末2
0は、このオーサリングツールを用いて、作成したコン
テンツ(例えば、着信メロディ)に認証情報を付与し、
同認証情報を付与したコンテンツて配信サーバ10に提
供する。配信サーバ10は、前記認証情報を確認した上
で、前記提供されたコンテンツを蓄積記憶する。また、
配信サーバ10は、クリエータ端末20から送られた審
査用のコンテンツが所定レベル以上であるクリエータに
対してのみ、オーサリングツールを提供してクリエータ
の無数の増加を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交信可能なクリエ
ータ端末、配信サーバ及びクライアント端末からなり、
配信サーバ内にクリエータ端末から配信されたコンテン
ツを蓄積して同コンテンツをクライアント端末の要求に
より配信するようにしたコンテンツ配信システムに関す
る。また、本発明は、この配信システムに適用されるコ
ンテンツの配信方法、前記コンテンツの配信機能を有す
る配信サーバ、同配信サーバに適用されるコンテンツの
配信方法及び同配信方法を実現する配信プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体にも関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンテンツの一つである携帯
電話機の着信メロディ(携帯電話機に着信があった場合
の呼出し音として同携帯電話機から発生される音声)を
配信サーバ内に蓄積しておき、携帯電話機(クライアン
ト端末)からの要求に応じて配信サーバから携帯電話機
に前記蓄積しておいた着信メロディを供給することは行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の着
信メロディの配信においては、配信サーバに蓄積されて
いる着信メロディは有名な楽曲のみであるとともに、特
定の企業間の契約に基づく楽曲に限られいた。したがっ
て、一個人が、自作による着信メロディを他人に提供す
ることを希望しても、そのような個人の欲求は満たされ
ることはなかった。また、逆に、友人、グループなどの
仲間の自作による楽曲を着信メロディとして利用するな
ど、広く多数の楽曲の中から好みの楽曲を着信メロディ
として利用することもできなかった。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記問題に対処するためにな
されたものであり、その目的は、特定の人以外の多くの
人に対して、他人に使ってもらおうとするコンテンツを
配信サーバ内に簡単に蓄積できるようにしたコンテンツ
の配信システムを提供しようとするものである。また、
本発明の目的は、この配信システムに適用されるコンテ
ンツの配信方法、同コンテンツの配信機能を有する配信
サーバ、同配信サーバに適用されるコンテンツの配信方
法及び同配信方法を実現する配信プログラムを記録した
コンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することにも
ある。
【0005】上記目的を達成するために、本発明の構成
上の第1の特徴は、クリエータ端末から提供されたコン
テンツを配信サーバに記憶しておき、前記記憶しておい
たコンテンツがクライアント端末からの要求に応じて配
信サーバからクライアント端末に供給されるコンテンツ
の配信システム、コンテンツの配信方法、配信サーバ又
は配信プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体において、クリエータ端末から配信サーバへの
要求に応じて、コンテンツを提供したクリエータ端末を
特定する認証情報を同コンテンツに付与するためのオー
サリングツールを同サーバから同クリエータ端末へ提供
するようにしたことにある。この場合、例えば、前記コ
ンテンツは曲データである。
【0006】これによれば、配信サーバはクリエータ端
末から供給されるコンテンツを記憶するので、クリエー
タ(クリエータ端末側のユーザ)が作成した多くのコン
テンツが配信サーバに蓄積されることになる。したがっ
て、クライアント(クライアント端末側のユーザ)は、
多くのコンテンツの中から所望のコンテンツを利用でき
るようになる。また、自作のコンテンツを他人に使って
もらえるというクリエータの欲求も満たされる。さら
に、配信サーバからクリエータ端末には、クリエータ端
末を特定する認証情報をコンテンツに付与するためのオ
ーサリングツールが提供されており、クリエータ端末側
ではこのオーサリングツールを用いてコンテンツに対し
て認証情報を付与して配信サーバに提供できるので、配
信サーバはコンテンツを提供したクリエータ端末(クリ
エータ)を簡単かつ確実に確認でき、登録手続きなどの
各種手続を的確かつ支障なく行うことができる。
【0007】また、本発明の第2の特徴は、クリエータ
端末から提供される審査用のコンテンツを配信サーバに
記憶し、前記クリエータ端末に対するオーサリングツー
ルの提供が、前記審査用のコンテンツの審査結果に応じ
て許容されるようにしたことにある。これによれば、オ
ーサリングツールを付与するクリエータを制限すること
ができ、クリエータが無数に増えることを回避できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、同実施形態に係るコンテ
ンツ配信システムを、コンテンツとして携帯電話機の着
信メロディを配信する着信メロディ配信システムに適用
した例をブロック図により示している。同着信メロディ
配信システムは、配信サーバ10と、クリエータの利用
に係るクリエータ端末20と、クライアントの利用に係
るクライアント端末30と、配信サーバ10とクリエー
タ端末20及びクライアント端末30との間を接続する
通信回線としてのインターネット40とからなる。な
お、クリエータとは着信メロディを配信サーバ10に提
供する者であり、クライアントとは配信サーバ10から
着信メロディの提供を受ける者である。
【0009】配信サーバ10は、コンピュータ装置によ
り構成され、クリエータ端末20から供給される着信メ
ロディの曲データ(以下、単に曲データという)を蓄積
し、同蓄積した曲データをクライアント端末30からの
要求に従って同クライアント端末30に配信するもの
で、制御部11と、情報蓄積部12と、通信部13を備
えている。この場合、制御部11の動作、通信部13の
通信制御動作等は、実際にはプログラム処理により実現
されている。このプログラムは、コンピュータ装置に含
まれるROM、ハードディスク等の記録媒体に記録され
ている。
【0010】制御部11は、前記プログラムを実行する
CPU等により構成されており、クリエータ端末20ま
たはクライアント端末30からの信号に応答して、クリ
エータ端末20またはクライアント端末30から供給さ
れる情報を情報蓄積部12に蓄積したり、クリエータ端
末20またはクライアント端末30からの信号に応答し
て、情報蓄積部12に蓄積されている情報をクリエータ
20またはクライアント端末30に供給する。
【0011】情報蓄積部12は、以下に詳述する種々の
情報を蓄積するもので、クリエータ・データベース12
a、クライアント・データベース12b、曲データ・デ
ータベース12c、課金管理データベース12d、キッ
クバック・データベース12e、著作権管理データベー
ス12f及びオーサリングツールメモリ12gを有して
いる。
【0012】クリエータ・データベース12aは、クリ
エータに関する情報を蓄積するもので、図2に示したよ
うに、クリエータID、クライアントID、氏名、住所
等個人情報、登録日、認証情報(パスワード等)、使用
ツール情報(使用している曲作成ツールのバージョン、
番号等の識別子等)、アップロード実績情報(登録曲、
公開曲数等)、ダウンロード実績情報(曲データのダウ
ンロード回数等)、売上寄与情報(ダウンロード実績等
から算出)、査定情報(売上寄与情報等から評価査定す
る)等を蓄積する。
【0013】クライアント・データベース12bは、ク
ライアントに関する情報を蓄積するもので、図2に示し
たように、クライアントID、氏名、住所等個人情報、
登録日、認証情報(パスワード等)、アクセスログ(サ
ーバへのアクセス記録)、ダウンロードログ(曲データ
のダウンロードに関する記録等)等を蓄積する。なお、
クライアントは、同時にクリエータになることもでき、
この場合、クリエータ・データベース12aとクライア
ント・データベース12bの両方に登録するようにして
も良いし、一方(例えば、クリエータ・データベース1
2a)にクリエータとクライアントとの両方の登録を記
憶しておくようにしても良い。
【0014】曲データ・データベース12cは、クリエ
ータによって提供された曲データに関する情報を蓄積す
るもので、図2に示したように、登録曲番号(アップロ
ードされた曲の番号)、アップロード日時、作曲者、編
曲者、曲名、曲データ名、コメント(曲に関する解説
等)、バージョン情報、データサイズ、演奏時間(曲
長)、データフォーマット(標準MIDIファイル、着
信音用フォーマット等の種別)、著作権情報(著作権が
設定されている場合、許諾番号等)、評価点(サーバの
運用者あるいは同運用者が特権を与えた者、又は一般ク
ライアントによる評価の結果等)、公開許可フラグ(ダ
ウンロードの許可を設定。サーバの運用者が直接設定し
たり、評価点が所定値以上になったら自動設定する
等)、公開日時、ダウンロードカウンタ(ダウンロード
回数)、ダウンロードログ(ダウンロード毎のログ)等
と曲データ本体を蓄積する。また、曲データ・データベ
ース12cは、曲データバンク12c1を有しており、
後述する審査により公開を許可された曲データが蓄積さ
れるようになっている。
【0015】課金管理データベース12dは、クライア
ントに課金するための情報を蓄積するもので、図2に示
したように、クライアントID、クライアント認証情
報、決済口座情報(課金決済口座番号、クレジットカー
ド番号等)、アクセス課金情報(サーバ接続料金等)、
ダウンロード課金情報(ダウンロードした曲データに関
する課金額)、請求金額情報、決済履歴ログ(過去の決
済記録)等を蓄積する。
【0016】キックバック・データベース12eは、ク
リエータによってアップロードされた曲データのクライ
アントによるダウンロードに応じてクリエータにキック
バックするための情報を蓄積するもので、図2に示した
ように、クリエータID(クリエータ識別子)、振込口
座情報(クリエータの口座番号等)、登録作品情報(登
録曲番号)、ダウンロード数情報(曲ごとのダウンロー
ド度数)、キックバック単価情報、キックバック額情報
(ダウンロード度数にキックバック単価を乗じた額の集
計額)、キックバック・ログ(過去のキックバックロ
グ)等を蓄積する。ここで、キックバックとは、クリエ
ータによって作成されたコンテンツ(曲データ)がクラ
イアントによって購入された場合に、配信サーバ10側
にてクライアントから得た利益の一部をクリエータに還
元することをいう。
【0017】著作権管理データベース12fは、クリエ
ータによって提供される曲データの著作権に関する情報
を蓄積するもので、図2に示したように、登録曲番号、
著作権料単価情報、使用回数情報、著作権料額情報(著
作権管理機構への支払い額)等を蓄積する。
【0018】オーサリングツールメモリ12gは、オー
サリングツールを収容していて、同ツールは、クリエー
タ端末20からの要求によりクリエータ端末20に提供
される。オーサリングツールは、クリエータ端末20が
作成したSMF(Standard MIDI File)形式のMIDI
データを各種携帯電話用の着信メロディに変換するとと
もに、この曲データに電子透かし、電子署名、電子スタ
ンプ(例えば、特開平11−39796号にて開示され
ている)等によるクリエータ端末20を特定するための
所定の認証データを添付する認証情報付与処理ツールで
ある。各種携帯電話は、ハード的又はソフト的にその機
能を異ならせており、前記MIDIデータの変換は、こ
れらの各種機能に適合させるためのデータの変換(例え
ば、発音数、音色データ、データ形式等の変換)を意味
する。クリエータは、このツールを利用した場合にのみ
配信サーバ10に曲データをアップロードすることがで
きる。
【0019】通信部13は、通信回線40に対して所定
の通信プロトコル(例えば、HTTP)に従って各種デ
ータを送受信するものである。
【0020】クリエータ端末20は、コンピュータ装置
により構成され、配信サーバ10に対して曲データを供
給するもので、制御部21、操作部22、表示部23、
音声発生部24、データメモリ25、通信部26を備え
ている。この場合、制御部21の動作、操作部22の検
出動作、表示部23の表示制御動作、通信部26の通信
制御動作等は、実際には、プログラム処理により実現さ
れている。このプログラムは、コンピュータ装置に含ま
れるROM、ハードディスク等の記録媒体に記憶されて
いる。なお、図1では、1つのクリエータ端末20のみ
が示されているが、実際には多数のクリエータ端末20
が接続される。
【0021】制御部21は、前記プログラムを実行する
CPU等により構成されており、配信サーバ10の制御
部11から前記したオーサリングツールを受信したり、
配信サーバ10の制御部11へ曲データを含む種々のデ
ータを送信する。操作部22は、文字及び数字などに対
応したキー、マウスなどからなり、クリエータのキー操
作に応じた指示信号、入力データなどを制御部21に供
給する。表示部23は、文字、図形などを視覚表示する
もので、制御部21の指示により、種々のものを表示す
る。音声発生部24は、曲データの音声を発生させるも
のである。データメモリ25は、クリエータによって作
成される曲データを蓄積したり、配信サーバ10から受
信したオーサリングツールを蓄積したりするものであ
る。通信部26は、通信回線40に対して所定の通信プ
ロトコル(例えば、HTTP)に従って各種データを送
受信するものである。
【0022】また、クリエータ端末20は、制御部21
に接続されたインターフェース回路27を備えている。
このインターフェース回路27には音楽機器20Aが接
続可能となっており、同インターフェース回路27は所
定のフォーマット(例えば、MIDIフォーマット)で
制御部21と音楽機器20Aとの音楽情報(例えば、曲
データ)の交信を可能とする。この音楽機器20Aは、
例えば、電子鍵盤楽器、シーケンサ等で構成されてお
り、クリエータによる作曲又はアレンジ(編曲)に利用
され、同作曲又はアレンジ(編曲)された曲を表す曲デ
ータはインターフェース回路27を介して制御部21に
供給される。
【0023】クライアント端末30は、配信サーバ10
から曲データの提供を受けることが可能な携帯電話機で
あって、コンピュータを含んで構成されており、中継基
地局39及び通信回線40を介して配信サーバ10に無
線及び有線で接続されるようになっていて、制御部3
1、操作部32、表示部33、音声発生部34、データ
メモリ35、通信部36を備えている。この場合、制御
部31の動作、操作部32の検出動作、表示部33の表
示制御動作、通信部36の通信制御動作等は、実際に
は、プログラム処理により実現されている。このプログ
ラムは、コンピュータ装置に含まれるROM、ハードデ
ィスク等の記録媒体に記録されている。なお、図1で
は、1つのクライアント端末30のみが示されている
が、実際には多数のクライアント端末30が接続される
ようになっている。
【0024】制御部31は、前記プログラムを実行する
CPU等により構成されており、配信サーバ10の制御
部11から曲データを受信したり、配信サーバ10の制
御部11へクライアントに関するデータを供給する。操
作部32は、文字及び数字などに対応したキーからな
り、クライアントのキー操作に応じた指示信号、入力デ
ータなどを制御部21に供給する。表示部33は、文
字、図形などを視覚表示するもので、制御部31の指示
により、種々のものを表示する。音声発生部34は、配
信サーバ10から受信した曲データの音声を発生させる
ものである。データメモリ35は、配信サーバ10から
供給される曲データを蓄積する。通信部36は、通信回
線40に対して所定の通信プロトコル(例えば、HTT
P)に従って各種データを送受信するものである。な
お、このクライアント端末30の機能は、機種に応じて
ハード的又はソフト的にそれぞれ異なっている。例え
ば、同時に発音可能な音源チャンネル数や、選択可能な
音色数などが異なる。
【0025】次に、上記のように構成した着信メロディ
配信システムの動作を、図3〜図5に示す手順に沿って
説明をする。最初に、配信サーバ10からクリエータ端
末20へオーサリングツールを提供する場合について説
明する。
【0026】まず、クリエータは、通信回線40を介し
て配信サーバ10のホームページにアクセスし、クリエ
ータ応募画面を表示部23に表示しておく。この状態
で、クリエータが操作部22を操作してクリエータ応募
画面に所定の個人情報(氏名、Eメールアドレス等)を
入力すると、制御部21は、入力された情報を配信サー
バ10の制御部11へ送信する(S101)。
【0027】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記送信された個人情報に基づいて、このクリ
エータにID番号を割り当て、これをクリエータ・デー
タベース12aに記憶するとともに、前記ID番号をク
リエータ端末20の制御部21へ送信する(S10
3)。クリエータ端末20においては、制御部21が、
前記送信されたID番号をデータメモリ25に記憶する
とともに、同ID番号を表示部23に表示する(S10
5)。クリエータが、操作部22を操作してID番号を
入力して、審査用の作品(例えば、SMF(Standard M
IDI File)形式のコンテンツ)を添付すると、制御部2
1は、入力された情報と作品を配信サーバ10の制御部
11へ送信する(S107)。この場合、クリエータ
は、予め音楽機器20Aを用いて新たな曲を作曲し(又
は、既存曲を編曲し)、同作曲(又は編曲)した曲を表
す曲データをデータメモリ25に記憶しておく。そし
て、このデータメモリ25に記憶しておいた曲データを
審査用の作品(コンテンツ)とする。
【0028】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記送信された作品を曲データ・データベース
12cに記憶する(S109)。前記送信された作品
は、配信サーバ10の運用者によってそのレベルが審査
され、所定のレベル以上にあると判断されると、クリエ
ータとしての登録が許可される。登録が許可されると、
配信サーバ10の制御部11が、前記登録が許可された
クリエータに対してパスワードを割り当ててクリエータ
・データベース12aに登録するとともに、同パスワー
ドを登録の許可とともにクリエータ端末20の制御部2
1へ送信する(S111)。クリエータ端末20におい
ては、制御部21が前記送信されたパスワードをデータ
メモリ25に記憶する(S113)。これにより、クリ
エータとしての登録が完了し、以降、クリエータは審査
用の作品を配信サーバ10に送信する必要がなくなる。
このように、クリエータとなるためには、自己の作品が
所定レベル以上である必要があり、これにより、クリエ
ータが無数に増えることを回避できる。
【0029】また、クリエータ端末20においては、ク
リエータが、操作部22を操作してID番号を入力する
とともに、オーサリングツールを要求する旨の入力をす
ると、制御部21は、入力された情報を配信サーバ10
の制御部11へ送信する(S115)。これに応答し
て、配信サーバ10の制御部11は、前記送信されたク
リエータのID番号とクリエータ・データベース12a
に記憶されているクリエータのID番号とを比較して、
これらが一致すれば、オーサリングツールメモリ12g
からオーサリングツールを取り出して、同ツールをクリ
エータ端末20の制御部21へ送信する(S117)。
すなわち、前記審査をパスして配信サーバ10に登録さ
れている者にのみオーサリングツールが提供される。
【0030】クリエータ端末20においては、制御部2
1が、前記送信されたオーサリングツールをデータメモ
リ25に記憶する(S119)。これにより、審査を経
れば、誰でもオーサリングツールを取得できてクリエー
タになれるので、自作のコンテンツ(曲データ)を多数
の人に利用してもらいたいというクリエータとしての欲
求が満たされる。なお、上記オーサリングツールは、C
D、MD等の記録媒体に収容して、郵便、宅配便、その
他の方法によってクリエータに供給するようにすること
もできる。
【0031】次に、クリエータが曲データを作成(例え
ば、MIDIツールによって作成)して、同曲データを
配信サーバ10にアップロードする場合について説明す
る。まず、クリエータは、音楽機器20Aを用いて作成
(作曲又は編曲)した曲データの曲データ本体をデータ
メモリ25に保存しておく。さらにクリエータは、デー
タメモリ25から曲データ本体とオーサリングツールを
読み出して、オーサリングツールによって曲データ本体
に認証データを添付するとともに、曲データ本体を各種
携帯用の着信メロディに適合するように変換し、これら
変換した曲データ本体と認証データからなる曲データを
データメモリ25に保存しておく。なお、曲データ本体
の一つとして、上述した審査用の曲データを用いても良
い。
【0032】そして、クリエータは、通信回線40を介
して配信サーバ10のホームページにアクセスし、クリ
エータ確認画面を表示部23に表示しておく。この状態
で、クリエータが操作部22を操作してクリエータ確認
画面にID番号及びパスワードを入力すると、制御部2
1は、入力された情報を配信サーバ10の制御部11に
送信する(S201)。
【0033】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記送信されたクリエータのID番号及びパス
ワードをクリエータ・データベース12aに記憶されて
いるクリエータのID番号及びパスワードと比較して、
これらが一致すれば、曲データのアップロードを許可す
る旨をクリエータ端末20の制御部21へ送信する(S
203)。クリエータ端末20においては、制御部21
が、作品アップロード画面を表示部23に表示する(S
205)。クリエータが、操作部22を操作して作品ア
ップロード画面に曲名、種別等を入力するとともにデー
タメモリ25に記憶されている曲データを添付すると、
制御部21は、これらを配信サーバ10の制御部11へ
送信する(S207)。なお、作品アップロード画面の
一例を図6に示す。
【0034】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記送信された情報及び曲データを曲データ・
データベース12cに記憶するとともに、曲データの認
証データを電子透かし、電子署名等で確認し、確認した
曲データに登録番号を付与して同登録番号をクリエータ
端末20の制御部21に送信する(S209)。この場
合、認証データは、配信サーバ10からクリエータ端末
20に提供されたオーサリングツールによって付与され
るものであるので、配信サーバ10はクリエータからの
コンテンツ(曲データ)を簡単かつ確実に確認でき、前
記登録手続き及び後述するキックバック処理などが的確
かつ支障なく行われる。クリエータ端末20において
は、制御部21が、前記送信された登録番号をデータメ
モリ25に記憶する(S211)。
【0035】また、配信サーバ10においては、運用者
が、登録番号が付与された曲データについて、データエ
ラー等の有無の確認や楽曲としての完成度等を審査す
る。審査の結果、曲データが公開を許可されると、同曲
データは曲データ・データベース12cの曲データバン
ク12c1に移行され、クライアントからの要求によっ
てダウンロードが可能な状態とされる。
【0036】なお、公開を許可された曲データが既存曲
をアレンジ(編曲)したものである場合には、配信サー
バ10の運用者は、クリエータを代行して、著作権管理
機関(例えば、日本音楽著作権協会等)に対して、所定
の手続きを行い、その情報(著作物使用料等)を著作権
管理データベース12fに登録する。また、新規な曲に
関しては、著作権管理機関に単なる登録手続をする。こ
れにより、クリエータの手間が省けて、クリエータにと
って便利になる。
【0037】次に、クライアントが配信サーバ10から
曲データをダウンロードする場合について説明する。ま
ず、クライアントは、通信回線40を介して配信サーバ
10のホームページにアクセスし、クライアント登録画
面を表示部33に表示しておく。この状態で、クライア
ントが操作部32を操作してクライアント登録画面に所
定の個人情報(氏名、住所、決済口座等)を入力すると
ともに、クライアントとしての登録を要求する旨の入力
をすると、制御部31は、入力された情報を配信サーバ
10の制御部11へ送信する(S301)。
【0038】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記送信された個人情報に基づいてこのクライ
アントにID番号を割り当て、これをクライアント・デ
ータベース12b及び課金管理データベース12dに記
憶するとともに、前記ID番号をクライアント端末30
の制御部31へ送信する(S303)。クライアント端
末30においては、制御部31が、前記送信されたID
番号をデータメモリ35に記憶するとともに、同ID番
号を表示部33に表示する(S305)。クライアント
が、操作部32を操作してID番号を入力するととも
に、配信サーバ10の曲データ・データベース12cに
記憶されている曲データ一覧の提供を要求する旨の入力
をすると、制御部31は、入力された情報を配信サーバ
10の制御部11へ送信する(S307)。
【0039】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記送信されたクライアントのID番号とクラ
イアント・データベース12bに記憶されているクライ
アントのID番号とを比較して、これらが一致すれば、
曲データ・データベース12cから曲データ一覧を読み
出して、同一覧をクライアント端末30の制御部31へ
送信する(S309)。クライアント端末30において
は、制御部31が、前記送信された曲データ一覧を表示
部33に表示させる(S311)。なお、表示部33が
表示する画面の一例を図7に示す。クライアントが、操
作部32を操作して、表示部33に表示されている曲デ
ータ一覧の中から、購入したい曲番号を入力すると、制
御部31は、入力された情報を配信サーバ10の制御部
11へ送信する(S313)。
【0040】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記送信された曲番号に該当する曲データを曲
データ・データベース12cから読み出し、これをクラ
イアント端末30の制御部31へ送信する(S31
5)。クライアント端末30においては、制御部31
が、前記送信された曲データをデータメモリ35に蓄積
するとともに、その音声を音声発生部34にて発生させ
る(S317)。なお、この時点では、データメモリ3
5に蓄積された曲データは、所定の回数(例えば、3
回)だけ再生されたら、データメモリ25から消去され
るように設定されている。これにより、クライアント
は、曲データを購入する前に購入希望曲を試聴すること
ができる。クライアントが、操作部32を操作して、試
聴した曲データを購入する旨の入力をすると、制御部3
1は、入力された情報を配信サーバ10の制御部11へ
送信する(S319)。
【0041】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記購入要求のあった曲データを曲データ・デ
ータベース12cから読み出し、これをクライアント端
末30の制御部31へ送信するとともに、購入情報をク
ライアント・データベース12b、曲データ・データベ
ース12c、課金管理データベース12d、キックバッ
ク・データベース12e及び著作権管理データベース1
2fに記憶し(S321)、その後、後述する課金処理
及びキックバック処理が行われる。クライアント端末3
0においては、制御部31が、前記送信された曲データ
をデータメモリ35に蓄積する(S323)。
【0042】これにより、クライアントは、不特定多数
の者(クリエータ)が作成したコンテンツ(曲データ)
の中から所望のものを利用できるようになる。また、こ
の場合、コンテンツ(曲データ)は、配信サーバ10か
らクリエータ端末20に提供されたオーサリングツール
によって変換されるものであり、同オーサリングツール
は種々のクリエータ端末(携帯電話機)30の機能に対
応させて変換してあるので、同コンテンツ(曲データ)
は多くのクライアントによって利用され得る。
【0043】以下に、課金処理及びキックバック処理に
ついて説明する。
【0044】課金処理は、曲データを購入したクライア
ントから曲データの料金を徴収する処理であって、クラ
イアント・データベース12b及び課金管理データベー
ス12dに蓄積されている情報に基づいて行われる。こ
の課金処理は、クライアントの使用に係るクライアント
端末30(携帯電話機)の通話料金に曲データの購入金
額を加算する形で行われる。なお、この課金処理は、ク
ライアントが口座を有する銀行(決済機関)のコンピュ
ータと必要なデータ通信を行い、同口座から請求金額を
自動的に引き落とすようにして行ってもよいし、請求書
を発行して同請求書をクライアントに対して郵送するよ
うにして行ってもよい。
【0045】また、課金方式は、所定の基本料金で所定
の期間内に所定の曲数を購入可能(例えば、300円で
1ヶ月以内に10曲まで購入可能)とし、1曲購入する
毎に前記所定期間内に購入可能な残り曲数を減算する固
定料金方式でもよいし、1曲購入する毎に所定金額(例
えば、1曲あたり50円)を課金する従量制方式でもよ
い。
【0046】キックバック処理は、ダウンロードされた
曲データを作成したクリエータに対して分配金を支払う
処理であって、キックバック・データベース12e及び
著作権管理データベースに蓄積されている情報に基づい
て行われる。このキックバック処理は、前記クライアン
トに対する課金処理によって入金された金額から、サー
バ接続料、通信費等の経費を差し引き、ダウンロード実
績に応じた金額が支払われる。このキックバックの支払
い集計を、一ヶ月毎など、所定の期間毎に行うようにす
るとよい。また、所定のダウンロード実績が得られない
場合には、キックバックが支払われないようにしてもよ
いし、ダウンロード実績に応じて1回のダウンロードに
対するキックバック単価金額が変動するようなシステム
を取り入れてもよい。なお、ダウンロードされた曲デー
タが既存曲のアレンジである場合には、著作権管理機関
に支払った著作物使用料額も控除される。このようなキ
ックバックにより、クリエータは意欲的にコンテンツ
(曲データ)の作成に励むようになり、より多くのコン
テンツ(曲データ)が配信サーバ10に蓄積されるよう
になる。
【0047】また、上記実施形態においては、クライア
ント端末30が携帯電話機である場合について説明した
が、クライアント端末は、携帯電話機に限らず、図1の
仮想線で示したように、音楽演奏再生ソフトを読み込ん
だパーソナルコンピュータであってもよい。
【0048】また、上記実施形態において、クリエータ
応募手続や、コンテンツ(作品)の配信サーバへの送信
に関しては、電子メールで行うようにしてもよい。
【0049】また、上記実施形態においては、登録番号
が付与された曲データについて、公開(ダウンロード)
を許可するか否かの審査を配信サーバ10の運用者が行
うようにしたが、この審査は、運用者が設定した審査特
権者が行うようにしても良いし、所定条件を満たすクリ
エータまたはクライアントが行うようにしても良い。
【0050】また、上記実施形態においては、ダウンロ
ードした曲を、クライアントが投票、点数付け等によっ
て評価し、その評価を配信サーバ10に送信するように
しても良い。この場合、配信サーバ10は、クライアン
トから送信された各曲データごとの評価点を集計し、各
曲データのランク付けを行って、各曲のキックバック単
価に反映させるようにしても良い。
【0051】上記実施形態においては、コンテンツが着
信メロディの曲データである場合について説明したが、
本発明が対象とするコンテンツは、クライアント端末3
0である携帯電話機において所定の条件が成立したとき
に発生する警告音(例えば、設定した時刻になったとき
に鳴らすアラーム音)、携帯電話機による通話時や留守
番電話の応答メッセージとして使用されるBGM、他の
携帯電話機や他のパーソナルコンピュータ等へ電子メー
ルを出す際の添付曲データファイルであってもよく、
又、MIDIカラオケや一般楽曲の曲データであっても
よい。
【0052】また、上記実施形態においては、通信回線
としてインターネット40を使用したが、この通信回線
は、専用回線などの通信回線(この通信回線は有線回線
に限らず、衛生通信回線等の無線回線を含む)であって
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるコンテンツ配信システムの一例
を示す概略図である。
【図2】 図1に示した情報蓄積部の図である。
【図3】 クリエータとしての登録をする手順の一例を
示す図である。
【図4】 クリエータが配信サーバに曲データをアップ
ロードする手順の一例を示す図である。
【図5】 クライアントが配信サーバから曲データをダ
ウンロードする手順の一例を示す図である。
【図6】 クリエータが配信サーバに曲データをアップ
ロードする際に表示される画面の一例を示す図である。
【図7】 クライアントが配信サーバから曲データをダ
ウンロードする際に表示される曲データ一覧の一例を示
す図である。
【符号の説明】
10…配信サーバ、11…制御部、12…情報蓄積部、
13…通信部、20…クリエータ端末、21…制御部、
25…データメモリ、26…通信部、30…クライアン
ト端末、31…制御部、35…データメモリ、36…通
信部、40…インターネット(通信回線)。
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月1日(2001.10.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】情報蓄積部12は、以下に詳述する種々の
情報を蓄積するもので、クリエータ・データベース12
a、クライアント・データベース12b、曲データ・デ
ータベース12c、課金管理データベース12d、分配
金管理データベース12e、著作権管理データベース1
2f及びオーサリングツールメモリ12gを有してい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】分配金管理データベース12eは、クリエ
ータによってアップロードされた曲データのクライアン
トによるダウンロードに応じてクリエータに分配金を還
元するための情報を蓄積するもので、図2に示したよう
に、クリエータID(クリエータ識別子)、振込口座情
報(クリエータの口座番号等)、登録作品情報(登録曲
番号)、ダウンロード数情報(曲ごとのダウンロード度
数)、分配金単価情報、分配金額情報(ダウンロード度
に分配金単価を乗じた額の集計額)、分配・ログ(過
の分配ログ)等を蓄積する。ここで、分配とは、クリ
エータによって作成されたコンテンツ(曲データ)がク
ライアントによって購入された場合に、配信サーバ10
側にてクライアントから得た利益の一部をクリエータに
還元することをいう。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記送信された情報及び曲データを曲データ・
データベース12cに記憶するとともに、曲データの認
証データを電子透かし、電子署名等で確認し、確認した
曲データに登録番号を付与して同登録番号をクリエータ
端末20の制御部21に送信する(S209)。この場
合、認証データは、配信サーバ10からクリエータ端末
20に提供されたオーサリングツールによって付与され
るものであるので、配信サーバ10はクリエータからの
コンテンツ(曲データ)を簡単かつ確実に確認でき、前
記登録手続き及び後述する分配金処理などが的確かつ支
障なく行われる。クリエータ端末20においては、制御
部21が、前記送信された登録番号をデータメモリ25
に記憶する(S211)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】これに応答して、配信サーバ10の制御部
11は、前記購入要求のあった曲データを曲データ・デ
ータベース12cから読み出し、これをクライアント端
末30の制御部31へ送信するとともに、購入情報をク
ライアント・データベース12b、曲データ・データベ
ース12c、課金管理データベース12d、分配金管理
ータベース12e及び著作権管理データベース12f
に記憶し(S321)、その後、後述する課金処理及
分配金処理が行われる。クライアント端末30において
は、制御部31が、前記送信された曲データをデータメ
モリ35に蓄積する(S323)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】以下に、課金処理及び分配金処理について
説明する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】分配金処理は、ダウンロードされた曲デー
タを作成したクリエータに対して分配金を支払う処理で
あって、分配金管理データベース12e及び著作権管理
データベースに蓄積されている情報に基づいて行われ
る。この分配金処理は、前記クライアントに対する課金
処理によって入金された金額から、サーバ接続料、通信
費等の経費を差し引き、ダウンロード実績に応じた金額
が支払われる。この分配金の支払い集計を、一ヶ月毎な
ど、所定の期間毎に行うようにするとよい。また、所定
のダウンロード実績が得られない場合には、分配金が
払われないようにしてもよいし、ダウンロード実績に応
じて1回のダウンロードに対する分配金単価金額が変動
するようなシステムを取り入れてもよい。なお、ダウン
ロードされた曲データが既存曲のアレンジである場合に
は、著作権管理機関に支払った著作物使用料額も控除さ
れる。このような分配金の還元により、クリエータは意
欲的にコンテンツ(曲データ)の作成に励むようにな
り、より多くのコンテンツ(曲データ)が配信サーバ1
0に蓄積されるようになる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】また、上記実施形態においては、ダウンロ
ードした曲を、クライアントが投票、点数付け等によっ
て評価し、その評価を配信サーバ10に送信するように
しても良い。この場合、配信サーバ10は、クライアン
トから送信された各曲データごとの評価点を集計し、各
曲データのランク付けを行って、各曲の分配金単価に反
映させるようにしても良い。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10H 1/00 G10H 1/00 Z 5K101 H04M 1/00 H04M 1/00 C 3/42 3/42 Q 3/493 3/493 11/08 11/08 Fターム(参考) 5B049 BB00 FF04 FF06 FF07 GG02 GG03 GG06 5D378 QQ01 QQ38 5K015 AB02 AF06 AF08 GA01 5K024 AA76 CC11 FF05 GG01 GG08 5K027 AA11 FF03 FF28 HH24 5K101 KK18 LL12 NN12 PP04

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリエータ端末、配信サーバ及びクライア
    ント端末からなり、前記クリエータ端末は前記配信サー
    バにコンテンツを提供し、前記配信サーバは前記提供さ
    れたコンテンツを記憶しておき、前記クライアント端末
    からの要求に応じて、前記記憶しておいたコンテンツを
    同クライアント端末に供給するコンテンツの配信システ
    ムであって、 前記配信サーバに、前記クリエータ端末からの要求に応
    じて、コンテンツを提供したクリエータ端末を特定する
    認証情報を同コンテンツに付与するためのオーサリング
    ツールを同クリエータ端末に提供するツール提供手段を
    設けたことを特徴とするコンテンツの配信システム。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載のコンテンツの配信シ
    ステムにおいて、 前記配信サーバに、前記クリエータ端末から提供される
    審査用のコンテンツを記憶する審査用コンテンツ記憶手
    段を設け、 前記ツール提供手段によるオーサリングツールの前記ク
    リエータ端末に対する提供が、前記審査用のコンテンツ
    の審査結果に応じて許容されるようにしたことを特徴と
    するコンテンツの配信システム。
  3. 【請求項3】前記請求項1又は2に記載のコンテンツの
    配信システムにおいて、 前記コンテンツは曲データであるコンテンツの配信シス
    テム。
  4. 【請求項4】クリエータ端末、配信サーバ及びクライア
    ント端末からなるコンテンツの配信システムに適用さ
    れ、前記クリエータ端末から前記配信サーバに提供され
    たコンテンツを同配信サーバに記憶しておき、前記配信
    サーバに記憶しておいたコンテンツを前記クライアント
    端末からの要求に応じて同配信サーバから同クライアン
    ト端末に供給するコンテンツの配信方法であって、 前記クリエータ端末から前記配信サーバへの要求に応じ
    て、コンテンツを提供したクリエータ端末を特定する認
    証情報を同コンテンツに付与するためのオーサリングツ
    ールを同サーバから同クリエータ端末へ提供するように
    したことを特徴とするコンテンツの配信方法。
  5. 【請求項5】前記請求項4に記載のコンテンツの配信シ
    ステムにおいて、 前記クリエータ端末から提供される審査用のコンテンツ
    を前記配信サーバに記憶し、前記クリエータ端末に対す
    るオーサリングツールの提供が、前記審査用のコンテン
    ツの審査結果に応じて許容されるようにしたことを特徴
    とするコンテンツの配信方法。
  6. 【請求項6】前記請求項4又は5に記載のコンテンツの
    配信方法において、 前記コンテンツは曲データであるコンテンツの配信方
    法。
  7. 【請求項7】クリエータ端末及びクライアント端末と交
    信可能に構成され、前記クリエータ端末から提供された
    コンテンツを記憶しておき、前記クライアント端末から
    の要求に応じて前記記憶しておいたコンテンツを同クラ
    イアント端末に供給する配信サーバであって、 前記クリエータ端末からの要求に応じて、コンテンツを
    提供したクリエータ端末を特定する認証情報を同コンテ
    ンツに付与するためのオーサリングツールを同クリエー
    タ端末に提供するツール提供手段を備えたことを特徴と
    する配信サーバ。
  8. 【請求項8】前記請求項7に記載の配信サーバにおい
    て、 前記クリエータ端末から提供される審査用のコンテンツ
    を記憶する審査用コンテンツ記憶手段を設け、 前記ツール提供手段によるオーサリングツールの前記ク
    リエータ端末に対する提供が、前記審査用のコンテンツ
    の審査結果に応じて許容されるようにしたことを特徴と
    する配信サーバ。
  9. 【請求項9】前記請求項7又は8に記載の配信サーバに
    おいて、 前記コンテンツは曲データである配信サーバ。
  10. 【請求項10】クリエータ端末及びクライアント端末と
    交信可能な配信サーバに適用され、前記クリエータ端末
    から提供されたコンテンツを記憶しておき、前記クライ
    アント端末からの要求に応じて前記記憶しておいたコン
    テンツを同クライアント端末に供給するコンテンツの配
    信方法であって、 前記クリエータ端末からの要求に応じて、コンテンツを
    提供したクリエータ端末を特定する認証情報を同コンテ
    ンツに付与するためのオーサリングツールを同クリエー
    タ端末に提供するようにしたことを特徴とするコンテン
    ツの配信方法。
  11. 【請求項11】前記請求項10に記載のコンテンツの配
    信方法において、 前記クリエータ端末から提供される審査用のコンテンツ
    を記憶し、前記クリエータ端末に対するオーサリングツ
    ールの提供が、前記審査用のコンテンツの審査結果に応
    じて許容されるようにしたことを特徴とするコンテンツ
    の配信方法。
  12. 【請求項12】前記請求項10又は11に記載のコンテ
    ンツの配信方法において、 前記コンテンツは曲データであるコンテンツの配信方
    法。
  13. 【請求項13】クリエータ端末及びクライアント端末と
    交信可能な配信サーバに適用され、前記クリエータ端末
    から提供されたコンテンツを記憶しておき、前記クライ
    アント端末からの要求に応じて前記記憶しておいたコン
    テンツを同クライアント端末に供給する処理を有する配
    信プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
    媒体であって、 前記クリエータ端末からの要求に応じて、コンテンツを
    提供したクリエータ端末を特定する認証情報を同コンテ
    ンツに付与するためのオーサリングツールを同クリエー
    タ端末に提供する処理を設けた配信プログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】前記請求項13に記載の配信プログラム
    を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体におい
    て、 前記クリエータ端末から提供される審査用のコンテンツ
    を記憶し、前記クリエータ端末に対するオーサリングツ
    ールの提供が、前記審査用のコンテンツの審査結果に応
    じて許容されるようにする処理を設けた配信プログラム
    を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】前記請求項13又は14に記載の配信プ
    ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
    において、 前記コンテンツは曲データである配信プログラムを記録
    したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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