JP2002040713A - 略球形トナー及びその製造方法 - Google Patents
略球形トナー及びその製造方法Info
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Abstract
電子写真用トナー及びこのトナーを容易に製造する方法
を提供する。 【解決手段】炭素数が4以上のアルキル基等の非極性基
を有するポリエステル樹脂を結着樹脂とする電子写真用
略球形トナー及びその製造方法に関する。
Description
録、静電印刷等の技術分野において用いられる電子写真
用略球形トナー及びその製造方法に関する。
度、階調性、細線再現性等、画質向上の要請からトナー
の粒子径は益々小粒径化する傾向にある。
後、機械粉砕して製造するいわゆる粉砕法では対応が困
難な、体積平均粒径7ミクロン以下の小粒径トナーを造
粒する方法として、乳化重合法や懸濁重合法、懸濁分散
法等の湿式造粒法が多数提案されている。
られるトナーは、小粒径で、粒度分布が狭い等、画質の
向上に有利な特徴を持つ反面、形状が球形であるため、
ブレード等によるクリーニング性が悪く、感光体表面に
残ったトナーが画質を低下させる問題があった。
の提案がなされており、例えば、懸濁重合後、粒子を凝
集、乾燥させ、該凝集物を機械的に解砕し、略球形トナ
ー粒子を得る技術や、乳化重合粒子を複数個会合して略
球形トナー粒子を得る技術等を上げることが出来るが、
いずれも、造粒工程と略球形化工程の2工程からなり、
公知の湿式造粒方法にて球形粒子を造粒後、該粒子を略
球形化する技術であった。
用いた場合、該ポリエステル樹脂の分散は、該ポリエス
テル樹脂を溶剤に希釈して液状とし、必要に応じて界面
活性剤等の分散助剤を用いて行われるため、該ポリエス
テル樹脂の低分子量成分が一部分散媒体中へ移行してし
まい、設計通りにトナーの熱的性能が発現し難い問題、
残留溶剤がトナーの熱的性能に悪影響を及ぼす問題、界
面活性剤等の残留物がトナーの帯電性へ悪影響を及ぼす
問題、工程や設備が複雑化し生産コストが上がる等の問
題があった。
鑑みなされたもので、クリーニング性、帯電性に優れた
小粒径で、粒度分布の狭いポリエステル略球形トナー及
びその製造方法を提供することを目的とする。
面活性剤等の分散助剤や溶剤を一切使うことなく、一工
程で造粒を行うことを目的とする。
る電子写真用略球形トナーを提供するものであり、 2.非極性基が、アルキル基である、上記1に記載の電
子写真用略球形トナーを提供するものであり、 3.アルキル基が、炭素数4以上のアルキル基である上
記2に記載の電子写真用略球形トナーを提供するもので
あり、 4.分子中に非極性基を有するポリエステル樹脂と着色
剤との混合物からなる着色樹脂加熱熔融体を、該着色樹
脂加熱熔融体の熔融状態を維持しながら、有機溶剤を含
まない水性媒体中に分散し、次いで乾燥することを特徴
とする、電子写真用略球形トナーの製造方法であり、 5.分散直後の該着色樹脂水分散体の温度が、該着色樹
脂加熱熔融体の熔融粘度が、10,000Pa・sとな
る温度より25℃〜40℃高い範囲の温度で分散を行う
上記4記載の電子写真用略球形トナーの製造方法であ
り、 6.分散直後の該着色樹脂水分散体の温度が、該着色樹
脂加熱熔融体の熔融粘度が10,000Pa・sとなる
温度より5℃〜20℃低い範囲の温度である上記4に記
載の電子写真用略球形トナーの製造方法を提供するもの
であり、 7.分子中に非極性基を有するポリエステル樹脂が、多
価アルコールと多塩基酸類と非極性基を有するモノエポ
キシ化合物とを重合したポリエステル樹脂である、上記
5、6のいずれか記載の電子写真用略球形トナーの製造
方法を提供するものであり、 8.ポリエステル樹脂の重合成分としてさらに2個以上
のエポキシ基を有するポリエポキシ化合物を含む上記7
記載の電子写真用略球形トナーの製造方法を提供するも
のであり、 9.非極性基が、アルキル基である上記5〜8のいずれ
か記載の電子写真用略球形トナーの製造方法を提供する
ものであり、 10.アルキル基が炭素数4以上のアルキル基である上
記9記載の電子写真用略球形トナーの製造方法を提供す
るものである。
る。
エステル樹脂における非極性基としては、アルキル基、
アルケニル基、アリール基等が挙げられ、これらの基は
直鎖状であるか、分岐状であるかを問わない。これらの
うち粒子形状の分散温度による制御と分散助剤を必要と
しない造粒の容易性の点から非極性基はアルキル基であ
ることが好ましく、炭素数が4以上のアルキル基がより
好ましい。
基のほかに、極性基を有するが、この極性基としては、
カルボキシル基、水酸基、リン酸基、スルホン酸基等の
アニオン形成性の基や、アルキルアミノ基、ピリジン基
のようなカチオン形成性の基が挙げられるが、造粒の容
易性の点から、カルボキシル基、水酸基であることが好
ましい。
用される原料としてはポリエステル樹脂を構成する公知
慣用の原料であれば、特に制限なく使用することができ
る。使用される原料で代表的なものは、(a)ジカルボ
ン酸等の多塩基酸およびその無水物あるいはその低級ア
ルキルエステルの如き多塩基酸化合物と、(b)ジオー
ル等の多価アルコール等が挙げられる。本発明のポリエ
ステル樹脂は、分子中に非極性基を有するので、原料と
して(a)と(b)のみを使用する場合には、これらの
(a)および/または(b)は非極性基を有する化合物
であることが必要である。またポリエステル樹脂に非極
性基を導入するため、非極性基を有する他の原料を使用
することができる。この原料としては、(c)上記多塩
基酸化合物のカルボキシル基及び/または上記多価アル
コールの水酸基等と反応する基を有し、かつ非極性基を
有する化合物が挙げられる。
を使用する場合、化合物(c)が非極性基を有すれば、
(a)多塩基酸化合物および(b)多価アルコールは非
極性基を有しても有さなくともよい。上記のうち、原料
として(c)非極性基を有する化合物を使用し、ポリエ
ステル樹脂に非極性基を導入するのが、粒子形状の分散
温度による制御と分散助剤を必要としない造粒の容易性
の点から好ましい。
ルボン酸および非極性基を有するカルボン酸としては、
マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン
酸、無水イタコン酸、修酸、マロン酸、コハク酸、無水
コハク酸、n−ドデセニルコハク酸およびその無水物、
イソドデセニルコハク酸およびその無水物、n−ドデシ
ルコハク酸およびその無水物等、イソドデシルコハク酸
およびその無水物、n−オクチルコハク酸およびその無
水物、n−オクチニルコハク酸およびその無水物、n−
ブチルコハク酸およびその無水物、アジピン酸、アゼラ
イン酸、セバチン酸、デカン−1,10−ジカルボン酸
等の脂肪族二塩基酸;
タル酸およびその無水物、ヘキサヒドロフタル酸および
その無水物、テトラブロムフタル酸およびその無水物、
テトラクロルフタル酸およびその無水物、ヘット酸およ
びその無水物、ハイミック酸およびその無水物、イソフ
タル酸、テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族または脂環
族の二塩基酸類;が挙げられる。
て、1分子中に3個以上のカルボキシル基を有するカル
ボン酸およびその反応性誘導体も使用することができ
る。これらの代表的なものを挙げると、トリメリット
酸、無水トリメリット酸、メチルシクロヘキセントリカ
ルボン酸、メチルシクロヘキセントリカルボン酸無水
物、ピロメリット酸、無水ピロメリット酸等が挙げられ
る。
れぞれ単独で使用してもよいし、2種以上のものを併用
してもよい。
ボキシル基の一部または全部がアルキルエステル、アル
ケニルエステルまたはアリ−ルエステルとなっているも
のも使用できる。
多価アルコ−ルおよび非極性基を有さない多価アルコー
ルの代表的なものを挙げると、エチレングリコ−ル、
1,2−プロピレングリコ−ル、1,4−ブタンジオ−
ル、1,5−ペンタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ
−ル、ジエチレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−
ル、トリエチレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル
等の脂肪族ジオ−ル類;
ビスフェノ−ル類;ビスフェノ−ルAのエチレンオキサ
イド付加物、ビスフェノ−ルAのプロピレンオキサイド
付加物等のビスフェノ−ルAのアルキレンオキサイド付
加物;キシリレンジグリコ−ル、シクロヘキサンジメタ
ノ−ル、水添ビスフェノ−ルA等のアラルキレングリコ
−ルまたは脂環族のジオ−ル類;がある。
以上の水酸基を有する化合物も使用することができ、そ
の代表的なものとして、グリセリン、トリメチロ−ルエ
タン、トリメチロ−ルプロパン、ソルビト−ル、1,
2,3,6−ヘキサンテトロ−ル、1,4−ソルビタ
ン、ペンタエリスリト−ル、ジペンタエリスリト−ル、
2−メチルプロパントリオ−ル、1,3,5−トリヒド
ロキシベンゼン、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソ
シアヌレ−ト等がある。
あるいはジメチロ−ルブタン酸の如き3官能の原料成分
としてのヒドロキシ酸あるいは6−ヒドロキシヘキサン
酸のような、1分子中に水酸基とカルボキシル基を併有
する化合物あるいはそれらの反応性誘導体も多価アルコ
ールとして使用できる。
使用してもよいし2種以上のものを併用することもでき
る。
ボキシル基及び/または該多価アルコールの水酸基等と
反応する化合物としては、非極性基を有するモノカルボ
ン酸、非極性基を有するモノアルコール、非極性基を有
するモノイソシアネート化合物、非極性基を有するモノ
エポキシ化合物等が挙げられる。これらのうち、粒子形
状の分散温度による制御と分散助剤を必要としない造粒
の容易性の点でモノカルボン酸、モノアルコール、モノ
エポキシ化合物が好ましく、モノエポキシ化合物がより
好ましい。
は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ラウリン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪
酸、パーム油脂肪酸等の脂肪族モノカルボン酸類;
酸、シクロヘキサンカルボン酸等の芳香族または脂環族
モノカルボン酸類が挙げられる。
は、メチルアルコール、エチルアルコール、n−ブチル
アルコール、p−tert−ブチルアルコール、n−ド
デシルアルコール、n−オクタデシルアルコール等の脂
肪族モノアルコール類;
等の芳香族または脂環族モノアルコール類;が挙げられ
る。
物としては、オクタデシルイソシアネート、トシルイソ
シアネート等が挙げられる。
ては、フェニルグリシジルエーテル、アルキルフェニル
グリシジルエーテル、アルキルグリシジルエーテル、ア
ルキルグリシジルエステル、フェノールアルキレンオキ
サイド付加物のグリシジルエーテル、α−オレフィンオ
キサイド、モノエポキシ脂肪酸アルキルエステル等が挙
げられる。
ては、例えばフェニルグリシジルエーテル、クレジルグ
リシジルエーテル、ノニルフェノールグリシジルエーテ
ル、ブチルフェノールグリシジルエーテルなどが挙げら
れる。またアルキルグリシジルエーテルとしては、例え
ばブチルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリ
シジルエーテルなどが挙げられる。アルキルグリシジル
エステルの市販製品としては、「カージュラE10」
(シェルケミカル社製 分岐脂肪酸のモノグリシジルエ
ステル)が挙げられる。
ド付加物のグリシジルエーテルとしては、例えばブチル
フェノールなどの低級アルキルフェノールにエチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイドなどのアルキレンオキ
サイドの付加物のグリシジルエーテルであり、エチレン
グリコールモノフェニルエーテルのグリシジルエーテ
ル、ポリエチレングリコールモノフェニルエーテルのグ
リシジルエーテル、プロピレングリコールモノフェニル
エーテルのグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコ
ールモノフェニルエーテルのグリシジルエーテル、プロ
ピレングリコールモノ(p−t−ブチル)フェニルエー
テルのグリシジルエーテル、エチレングリゴールモノノ
ニルフェニルエーテルのグリシジルエーテルなどが挙げ
られる。α−オレフィンオキサイドとしては、例えばア
ルファオレフィンオキサイド−168[アデカアーガス
化学(株)製品、オキシラン酸素含有量5.9%]、ア
ルファオレフィンオキサイド−124[アデカアーガス
化学(株)製品、オキシラン酸素含有量7.7%]など
の市販のオレフィン類をオキシ化した化合物が挙げられ
る。
飽和脂肪酸のアルコールエステルの不飽和基をエポキシ
化した化合物で、例えばエポキシ化オレイン酸ブチルエ
ステル、エポキシ化オレイン酸オクチルエステルなどが
挙げられる。
(c)は、単独で使用してもよいし2種以上のものを併
用することもできる。
散助剤を必要としない造粒を良好にするという観点よ
り、ポリエステル樹脂の原料として、上記の(c)非極
性基を有するモノエポキシ化合物に、さらに2個以上の
エポキシ基とを有するポリエポキシ化合物を使用するこ
とが好ましい。
ポキシ化合物としては、例えばビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、エチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジル
エーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエー
テル、ペンタエリスルトールテトラグリシジルエーテ
ル、ハイドロキノンジグリシジルエーテル、半乾性もし
くは乾性脂肪酸エステルエポキシ化合物などが挙げられ
る。
いが、製造の容易性等を考慮するとポリエステル樹脂の
重合成分中0.1〜50重量%が好ましく、さらには1
〜40重量%がより好ましい。
調製するには公知慣用の方法が使用できる。
酸化合物類、多価アルコ−ル類および非極性基を有する
化合物を窒素雰囲気中で加熱下に重合させてポリエステ
ル樹脂を調製する方法を使用することができる。重合の
際使用される装置としては、窒素導入口、温度計、攪拌
装置、精留塔等を備えた反応容器の如き回分式の製造装
置が好適に使用できるほか、脱気口を備えた押し出し機
や連続式の反応装置、混練機等も使用できる。
ることによって、エステル化反応を促進することもでき
る。さらに、エステル化反応の促進のために、公知慣用
の触媒を添加することもできる。
ついて説明する。
量平均分子量は、製造の容易性とトナー用バインダーと
しての定着特性等を考慮すると、2,000〜400,
000であることが好ましい。この範囲の中、特にカラ
ー用トナーとしては5,000〜20,000であるこ
とがより好ましい。
インダーとしての帯電特性及び球形粒子化の容易性等を
考慮すると5〜100mgKOH/gの範囲が好まし
く、さらには8〜70mgKOH/gの範囲であること
がより好ましい。また、同様の観点から、ポリエステル
樹脂は、その酸価が5〜100mgKOH/gの範囲が
好ましく、さらには8〜70mgKOH/gの範囲であ
ることがより好ましい。
は、トナーの耐熱保存性を考慮すると示差走査熱量計
(DSC)で測定したガラス転移温度が50〜80℃の
範囲であるのが好ましく、より好ましくは55〜75℃
の範囲である。また、同様の観点からポリエステル樹脂
の軟化温度は、70〜170℃の範囲が好ましく、さら
には80〜150℃の範囲であることがより好ましい。
上記のポリエステル樹脂を必須の成分として含有するも
のであり、必要に応じて、以下に例示する他の成分を含
有することができる。
電制御剤、離型剤、流動調整剤等が挙げられる。
とができる。顔料としては、例えばハンザイエロー10
G、ハンザイエローG、ベンジジンイエローG、ベンジ
ジンイエローGR、パーマネントオレンジ、リソールフ
ァーストオレンジ3GR、パーマネントオレンジGT
R、バルカンファストオレンジGG、パーマネントレッ
ド4R、ファイヤーレッド、p−クロル−oーニトロア
ニリンレッド、ブリリアントファストスカーレット、ブ
リリアントカーミンBS、ピラゾロンレッド、リソール
レッド、レーキレッドC、レーキレッドD、ブリリアン
トスカーレットG、パーマネントレッドF5R、ブリリ
アントカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ロ
ーダミンレーキ(ファナルカラー)、アリザリンレー
キ、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2
R、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルー
ンライト、ボンマルーンメジアム、チオインジゴマルー
ン、ペリレンレッド、パーマネントレッドBL、
ンクE(FH)、フタロシアニンブルー、ファーストス
カイブルー、インダンスレンブルーRS、ピグメントグ
リーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、
フタロシアニングリーン、ナフトールイエローSレー
キ、キノリンイエローレーキ、ペルシアンオレンジ、ピ
ーコックブルーレーキ、アシッドグリーンレーキ、パラ
レッド、ボルドー5B、アルカリブルートーナーアニリ
ンブラック、カーボンブラック等の顔料を挙げることが
できる。
鉄、各種フェライト粉、鉄粉等を挙げることができる。
ールすることができるものであれば低分子量化合物ある
か高分子量化合物であるかを問わないが、代表的なもの
を挙げると、ニグロシン染料、4級アンモニウム化合
物、アミノ基化合物の単独重合体あるいは共重合体や、
有機金属錯体、キレ−ト化合物等がある。
せる公知の種々のワックスが挙げられる。例えばポリプ
ロピレンワックス、ポリエチレンワックス、ポリアミド
系ワックス、フィッシャートロプシュワックス、合成エ
ステル系ワックス、各種天然ワックス等が挙げられる
が、これらの中でもカルナウバワックス、モンタン系エ
ステルワックス、ライスワックス及び/又はカイガラム
シワックスを用いることが特に好ましい。
るために添加されるが、フッ化ビニリデン微粉末、ポリ
テトラフルオロエチレン微粉末、湿式法若しくは乾式法
のシリカ微粉末等を使用することができる。
分を含めた電子写真用トナーは、略球形であることに特
徴を有する。略球形とは、馬鈴薯状、落花生状、米状等
の球変形体をいい、粉砕法により得られるトナー粒子の
ような鋭利な角のない形状であることを意味する。本発
明トナーは略球形であるため、粉砕法の角がある形状の
トナーに比べ耐久性や流動性に優れるとともに、真球状
ではないため、ブレード等によるクリーニング性にも優
れた効果が発揮される。
は、体積平均粒子径で通常2〜20μmであるが、画像
の解像力の点で3〜13μmがより好ましく、最も好ま
しくは3〜7μmである。
粒度分布測定機であるコールターマルチサイザー2(ベ
ックマン・コールター社製)で測定した50%体積平均
粒子径の値をいう。
は、コールターマルチサイザー2を用いた体積粒子径の
分布測定において、1.36以下であり、1.34以下
が好ましく、より好ましくは1.32以下である。本発
明におけるトナーの粒度分布とは、コールターマルチサ
イザー2を用いた体積粒子径の分布測定において、その
84%径と16%径の比の平方根で表される値「√(D
84/D16)」をいい、この数値が大きいほど粒度分
布の広がりが大きく、小さいほど粒度分布の広がりは小
さいことを示す。この数値が1.36以下であること
は、トナーとして実用上問題のないレベルにまで分級さ
れたことを表す。本発明のトナーは、上記の粒度分布の
数値から分布がシャープであり、分級工程を必要としな
いものである。
成分を含めた電子写真用略球形トナーの製造方法は、特
に制限されないが、以下の方法により好適に調製するこ
とができる。例えば分子中に非極性基を有するポリエス
テル樹脂と着色剤との混合物からなる着色樹脂加熱熔融
体を、該着色樹脂加熱熔融体の熔融状態を維持しなが
ら、有機溶剤を含まない水性媒体中に分散し、次いで乾
燥するものである。
顔料とその他必要な添加剤、例えば帯電制御剤、離型剤
などを粉砕法トナーの製造の場合と同様にして、加圧ニ
ーダー、加熱3本ロール、2軸押し出し混練機などを用
いて熔融混練し、着色樹脂熔融体を製造する。(2)次
にこの着色樹脂熔融体と、ポリエステル樹脂の極性基を
中和する物質を含むとともに、加熱し必要に応じてさら
に加圧することにより該着色樹脂熔融体がその熔融状態
を維持出来る温度に加熱した水性媒体とを混合し、
(3)該混合物の温度を該着色樹脂微粒子の略球形化に
適した分散温度に維持しながら、前記着色樹脂溶融体を
水性媒体中に機械的手段により微分散させ、(4)その
後直ちに急速冷却することにより着色樹脂微粒子の水分
散液を製造し、(5)該分散液から該着色樹脂微粒子を
分離し、(6)分離された着色樹脂微粒子を乾燥し、そ
の後、必要に応じ、この着色樹脂微粒子を分級し、疎水
性シリカなどの外添剤を添加してトナーとするものであ
る。
脂熔融体の溶融粘度が10000Pa・sとなる温度よ
り5〜20℃低い温度または25〜40℃高い温度が好
ましく、より好ましくは、該着色樹脂溶融体の溶融粘度
が10000Pa・sとなる温度より5〜10℃低い温
度または25〜30℃高い温度であり、島津製作所製フ
ローテスタにより測定した該着色樹脂熔融体の熔融粘度
が10000Pa・sとなる温度を基準とし決定される
温度をいう。
直後の該着色樹脂水分散体の温度を測定することにより
確認でき、該着色樹脂の溶融温度、分散水の加熱温度、
必要に応じて熱媒体や電気ヒーターによる分散室の加熱
保温により適宜調整することができる。
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウムなどのアルカリ化合物、それらの炭酸塩、それらの
酢酸塩などおよびアンモニア水、メチルアミン、ジメチ
ルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチル
アミン、トリエチルアミンなどのアルキルアミン類、ジ
エタノールアミンなどのアルカノールアミン類などを使
用することができる。これらの中でも、上記の乾燥工程
で大部分が除去され、トナーとしての特性に影響を与え
ない点で、アンモニア水を用いるのが好ましい。
装置としては、マントンゴーリン高圧ホモジナイザ(ゴ
−リン社)、連続式超音波ホモジナイザー(日本精機株
式会社)、ナノマイザー(ナノマイザー社)、マイクロ
フルイダイザー(みずほ工業株式会社)、ハレル型ホモ
ジナイザー、スラッシャ(三井鉱山株式会社)、キャビ
トロン(株式会社ユーロテック)などが挙げられる。
ャリヤを配合し混合することにより現像剤を調製するこ
とができる。
らの実施例によって制限されるものではない。また実施
例中の部、%はすべて重量基準によるものとする。
置に、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物64
9.9部、テレフタル酸350.1部、カージュラE1
0(シェルケミカル社製分岐脂肪酸のモノグリシジルエ
ステル)40.0部、ジブチル錫オキシド0.3部を入
れ、窒素気流下にて240℃で攪拌した。反応はJIS
K−2207に準拠した軟化点試験法(環球法)によ
り追跡し、軟化点が114℃に達したとき反応を終了し
て、ポリエステル樹脂(R−1)を得た。得られたポリ
エステル樹脂(R−1)は薄黄色の固体であり、酸価
7.7mgKOH/g、DSC測定法によるガラス転移
温度64℃、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー法)測定法によるポリスチレン換算の重量平均
分子量16,000であった。
フテックス8:キャボット社製)10部とワックス(天
然カルナバ1号:日本ワックス社製)3部を2軸連続混
練機を用いて着色樹脂混練物とし、該着色樹脂混練物の
熔融粘度が10,000Pa・sとなる温度を島津製作
所製フローテスタCFT−500で測定したところ11
5℃であった。これを180℃に加熱して着色樹脂熔融
体としキャビトロンCD1010に毎分100gの速度
で移送した。
モニア水をイオン交換水で希釈した0.37重量%濃度
の希アンモニア水を入れ、熱交換器で130℃に加熱し
ながら毎分0.1リットルの速度で、上記着色樹脂熔融
体と同時にキャビトロンに移送した。(中和率160
%)回転子の回転速度が7500rpm、圧力が5Kg
/cm2の運転条件で製造した温度145℃のスラリー
を10秒間で温度35℃まで冷却して出口から取り出し
た。このスラリー中のトナー粒子は略球形状であり、分
散液の濃度は固形分が50%であった。コールターマル
チサイザー2による測定により、トナー粒子の平均粒子
径は6.2ミクロンであり、その粒度分布は1.33で
あった。このトナー原体粒子は、トナーとして実用的に
使用するための粒度調整を必要としないものであった。
トナー原体粒子を濾別した後に水洗を行い、乾燥して粉
体のトナー原体を得た。
シリカ(日本アエロジル社製R−972)をドライブレ
ンドして平均粒径6.2ミクロンの略球形の黒色トナー
を得た。
のフェライトキャリヤ(電気抵抗が107オームセン
チ)95部とを1リットルポリビン中で100rpmの
回転数で1時間混合して現像剤を調整した。ブローオフ
粉体帯電量測定装置TB−200で帯電量を測定したと
ころ、−33μC/gであった。前記現像剤を市販複写
機の現像ボックスに充填し、外部モーターで駆動して2
00時間の強制撹拌試験(現像は行わない耐久性シミュ
レーションテスト)を行った。200時間後に帯電量を
測定したところ−33μC/gであった。トナーをブロ
ーオフで分離した後のキャリヤの電気抵抗を測定したと
ころ107オームセンチであった。またこの分離したト
ナーの平均粒子径を測定したところ6.2ミクロンであ
った。このトナーは、キャリヤ汚染を起こしにくい極め
て耐久性の良いトナーであり、帯電安定性の良いトナー
であることが判った。
リーニング機構を備えた市販の複写機を改造してヒート
ロール定着装置を取り外し、これを現像試験機とし、上
記現像剤を用いて現像試験を行った結果、かぶりや滲み
の無い鮮明な黒色の画像が得られ、試験回数1万回終了
時においても、クリーニング不良は認められなかった。
て着色樹脂熔融体としキャビトロンCD1010に毎分
100gの速度で移送した。
モニア水をイオン交換水で希釈した0.37重量%濃度
の希アンモニア水を入れ、熱交換器で120℃に加熱し
ながら毎分0.1リットルの速度で、上記着色樹脂熔融
体と同時にキャビトロンに移送した。(中和率160
%)回転子の回転速度が7500rpm、圧力が5Kg
/cm2の運転条件で製造した温度135℃のスラリー
を10秒間で温度35℃まで冷却して出口から取り出し
た。このスラリー中のトナー粒子は真球形状であり、分
散液の濃度は固形分が50%であった。コールターマル
チサイザー2による測定により、トナー粒子の平均粒子
径は5.8ミクロンであり、その粒度分布は1.32で
あった。このトナー原体粒子は、トナーとして実用的に
使用するための粒度調整を必要としないものであった。
トナー原体粒子を濾別した後に水洗を行い、乾燥して粉
体のトナー原体を得た。
シリカ(日本アエロジル社製R−972)をドライブレ
ンドして平均粒径5.8ミクロンの真球形状の黒色トナ
ーを得た。
ロンのフェライトキャリヤ(電気抵抗が107オームセ
ンチ)95部とを1リットルポリビン中で100rpm
の回転数で1時間混合して現像剤を調整した。ブローオ
フ粉体帯電量測定装置TB−200で帯電量を測定した
ところ、−30μC/gであった。前記現像剤を市販複
写機の現像ボックスに充填し、外部モーターで駆動して
200時間の強制撹拌試験(現像は行わない耐久性シミ
ュレーションテスト)を行った。200時間後に帯電量
を測定したところ−30μC/gであった。トナーをブ
ローオフで分離した後のキャリヤの電気抵抗を測定した
ところ107オームセンチであった。またこの分離した
トナーの平均粒子径を測定したところ5.8ミクロンで
あった。このトナーは、キャリヤ汚染を起こしにくい極
めて耐久性の良いトナーであり、帯電安定性の良いトナ
ーであることが判った。
の現像試験を行った結果、試験回数が増すに従ってかぶ
りや滲みが発生し、画質の低下が認められた。また、試
験回数500回終了時にクリーニング不良が認められ
た。
1と同様にしてポリエステル樹脂を合成した。得られた
ポリエステル樹脂(R−2)は無色透明の固体であり、
軟化点114C、酸価8.5mgKOH/g、DSC測
定法によるガラス転移温度65℃、GPC測定法による
ポリスチレン換算の重量平均分子量20,000であっ
た。この樹脂90部とカーボンブラック(エルフテック
ス8:キャボット社製)10部を2軸連続混練機を用い
て着色樹脂混練物とし、これを180℃に加熱して着色
樹脂熔融体としキャビトロンCD1010に毎分100
gの速度で移送した。
モニア水をイオン交換水で希釈した0.20重量%濃度
の希アンモニア水と0.3重量%濃度の水溶性高分子分
散剤であるポリビニルアルコールを入れ、熱交換器で1
30℃に加熱しながら毎分0.5リットルの速度で、上
記着色樹脂熔融体と同時にキャビトロンに移送した。
(中和率400%) 回転子の回転速度は7500rpm、圧力は5Kg/c
m2で運転し製造した温度145℃のスラリーを10秒
間で温度35℃まで冷却して出口から取り出した。この
スラリー中のトナー粒子は真球形状であり、分散液の濃
度は固形分で16%であった。コールターマルチサイザ
ー2による測定により、トナー粒子の平均粒子径は6.
4ミクロンであり、その粒度分布は1.39であった。
このトナー原体粒子は、トナーとして実用的に使用する
ための粒度調整を必要とするものであった。そこで、ト
ナー原体粒子を濾別した後に水洗を行い、乾燥、分級し
て粉体のトナー原体を得た。
シリカ(日本アエロジル社製R−972)をドライブレ
ンドして平均粒径6.4ミクロンの真球形状の黒色トナ
ーを得た。
ロンのフェライトキャリヤ(電気抵抗が107オームセ
ンチ)95部とを1リットルポリビン中で100rpm
の回転数で1時間混合して現像剤を調整した。ブローオ
フ粉体帯電量測定装置TB−200で帯電量を測定した
ところ、−12μC/gであった。前記現像剤を市販複
写機の現像ボックスに充填し、外部モーターで駆動して
200時間の強制撹拌試験(現像は行わない耐久性シミ
ュレーションテスト)を行った。200時間後に帯電量
を測定したところ−12μC/gであった。トナーをブ
ローオフで分離した後のキャリヤの電気抵抗を測定した
ところ107オームセンチであった。また、この分離し
たトナーの平均粒子径を測定したところ6.4ミクロン
であった。このトナーは球形であるため、キャリヤ汚染
を起こしにくい極めて耐久性の良いトナーであるが、水
溶性分散剤を用いたため、該分散剤残留物の影響により
帯電安定性の悪いトナーであることが判った。
の現像試験を行った結果、試験回数が増すに従ってかぶ
りや滲みが発生し、画質の低下が認められた。また、こ
の際、感光体の表面を目視により観察した結果、試験回
数400回終了時にクリーニング不良が認められた。
とカーボンブラック(エルフテックス8:キャボット社
製)10部を2軸連続混練機を用いて着色樹脂混練物と
し、これをジェットミルを用いて粉砕し、その後分級す
ることによりトナー原体を得た。
シリカ(日本アエロジル社製R−972)をドライブレ
ンドして平均粒径7.3ミクロンの黒色トナーを得た。
ロンのフェライトキャリヤ(電気抵抗が107オームセ
ンチ)95部とを1リットルポリビン中で100rpm
の回転数で1時間混合して現像剤を調整した。ブローオ
フ粉体帯電量測定装置TB−200で帯電量を測定した
ところ、−32μC/gであった。前記現像剤を市販複
写機の現像ボックスに充填し、外部モーターで駆動して
200時間の強制撹拌試験(現像は行わない耐久性シミ
ュレーションテスト)を行った。200時間後に帯電量
を測定したところ−42μC/gに変化していた。トナ
ーをブローオフで分離した後のキャリヤの電気抵抗を測
定したところ108オームセンチに上昇していた。また
この分離したトナーの平均粒子径を測定したところ5.
9ミクロンに変化していた。このトナーは不定形である
ため耐久性に劣り、過粉砕されやすくキャリヤ汚染を起
こし易いトナーであることが判った。
来技術によるトナーに比べ、耐久性、摩擦帯電性、クリ
ーニング性に優れる。本発明の製造方法は、従来のトナ
ー製造方法とは異なり、溶剤、分散剤等を全く使用せ
ず、1工程で略球形トナー粒子を造粒することができ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】非極性基を有するポリエステル樹脂を結着
樹脂とする電子写真用略球形トナー。 - 【請求項2】非極性基が、アルキル基である、請求項1
記載の電子写真用略球形トナー。 - 【請求項3】アルキル基が、炭素数4以上のアルキル基
である請求項2記載の電子写真用略球形トナー。 - 【請求項4】分子中に非極性基を有するポリエステル樹
脂と着色剤との混合物からなる着色樹脂加熱熔融体を、
該着色樹脂加熱熔融体の熔融状態を維持しながら、有機
溶剤を含まない水性媒体中に分散し、次いで乾燥するこ
とを特徴とする、電子写真用略球形トナーの製造方法。 - 【請求項5】分散直後の該着色樹脂水分散体の温度が、
該着色樹脂加熱熔融体の熔融粘度が10,000Pa・
sとなる温度より25℃〜40℃高い温度で分散を行う
請求項4記載の電子写真用略球形トナーの製造方法。 - 【請求項6】分散直後の該着色樹脂水分散体の温度が、
該着色樹脂加熱熔融体の熔融粘度が10,000Pa・
sとなる温度より5℃〜20℃低い分散温度である請求
項4記載の電子写真用略球形トナーの製造方法。 - 【請求項7】分子中に非極性基を有するポリエステル樹
脂が、多価アルコールと多塩基酸類と非極性基を有する
モノエポキシ化合物とを重合したポリエステル樹脂であ
る、請求項5又は6に記載の電子写真用略球形トナーの
製造方法。 - 【請求項8】ポリエステル樹脂の重合成分として、さら
に一分子中に2個以上のエポキシ基を有するポリエポキ
シ化合物を含む請求項7記載の電子写真用略球形トナー
の製造方法。 - 【請求項9】非極性基が、アルキル基である請求項5〜
8のいずれか記載の電子写真用略球形トナーの製造方
法。 - 【請求項10】アルキル基が炭素数4以上のアルキル基
である請求項9記載の電子写真用略球形トナーの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000223737A JP2002040713A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 略球形トナー及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000223737A JP2002040713A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 略球形トナー及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18717789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000223737A Pending JP2002040713A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 略球形トナー及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002040713A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006293057A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Sharp Corp | 静電荷現像用トナー及び該トナーの製造方法 |
JP2008286944A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Brother Ind Ltd | トナーおよびその製造方法 |
-
2000
- 2000-07-25 JP JP2000223737A patent/JP2002040713A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006293057A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Sharp Corp | 静電荷現像用トナー及び該トナーの製造方法 |
JP4519700B2 (ja) * | 2005-04-12 | 2010-08-04 | シャープ株式会社 | 静電荷現像用トナー及び該トナーの製造方法 |
JP2008286944A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Brother Ind Ltd | トナーおよびその製造方法 |
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