JP2002039762A - カーナビゲーションシステム - Google Patents
カーナビゲーションシステムInfo
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- JP2002039762A JP2002039762A JP2000229111A JP2000229111A JP2002039762A JP 2002039762 A JP2002039762 A JP 2002039762A JP 2000229111 A JP2000229111 A JP 2000229111A JP 2000229111 A JP2000229111 A JP 2000229111A JP 2002039762 A JP2002039762 A JP 2002039762A
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- Navigation (AREA)
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Abstract
危険に遭遇する可能性をできるだけ低くする。 【解決手段】 本発明のカーナビゲーションシステム1
は、車両の現在位置を検出する位置検出手段3を備え、
回避区域を設定する回避区域設定手段5、15を備え、
前記車両の現在位置が前記回避区域内であるか否かを判
断する判断手段2を備え、前記車両のドアをロックまた
はロック解除するドアロック装置16を備え、そして、
前記車両の現在位置が前記回避区域内であるときに前記
ドアロック装置16を駆動して前記ドアをロックするド
アロック制御手段10を備えたものである。この構成に
よれば、車両が回避区域に入ったときに、車両のドアが
自動的にロックされるようになる。
Description
検出する位置検出手段を備えたカーナビゲーションシス
テムに関する。
能として、ユーザーが目的地を設定すると、車両の現在
位置から上記目的地までの最適経路(誘導経路)を自動
的に計算して設定する機能(経路計算機能)がある。ま
た、ユーザーが通行したくない区域、例えば犯罪発生件
数や事故発生件数等が多い危険区域を、回避区域として
ユーザーが設定することが可能なように構成されてい
る。
路計算を実行するときに、設定された回避区域を通行し
ないような経路が自動的に計算されて設定されるように
構成されている。そして、このように設定された経路を
走行すれば、上記回避区域を通ることなく、目的地に到
達することができる。
て、回避区域を通行しないと目的地へ行けないような場
合には、回避区域を通行する経路が計算されて設定され
る。この場合、設定された経路を走行すると、上記回避
区域を通ることになる。ここで、カーナビゲーションシ
ステムには、走行する経路を例えば音声で案内する機能
があるので、この経路案内機能を動作させていれば、回
避区域を通ることが音声で案内されることから、ユーザ
ーは回避区域を通ることを認識できる。
ないときや、経路案内機能がないカーナビゲーションシ
ステムの場合には、回避区域を通ることが案内されない
ため、ユーザーは回避区域を通ることを認識できない。
即ち、ユーザーは、回避区域を通るのか、通らないのか
がはっきりわからなかった。そして、このような場合、
ユーザーは、回避区域を通ることはないと思い込んでい
ることが多いため、回避区域を通行するときに、何らか
の危険に遭遇する可能性が高くなるおそれがあった。
しなければならないときに、危険に遭遇する可能性をで
きるだけ低くすることができるカーナビゲーションシス
テムを提供することにある。
ば、車両の現在位置が回避区域内であるときには、車両
のドアをロックするように構成したので、回避区域を通
行しなければならないときは、車両が回避区域内に入っ
たときにドアが自動的にロックされる。従って、危険に
遭遇する可能性を極力低くすることができる。
が回避区域内であること、及び、ドアがロックされたこ
とを報知するように構成したので、ユーザーは、回避区
域を通ること及びドアがロックされたことを明確に認識
できる。
が回避区域内であるときにドアをロックする機能を有効
化するか否かを設定するドアロック機能設定手段を備え
たので、自動ドアロックを使用したくないユーザーの希
望に対しても対応することが可能である。
図面を参照しながら説明する。まず、図1は、本実施例
のカーナビゲーションシステム1の全体概略構成を示す
ブロック図である。この図1に示すように、カーナビゲ
ーションシステム1は、制御回路2と、位置検出器3
と、地図データ入力器4と、操作スイッチ群5と、外部
メモリ6と、表示装置7と、外部情報入出力装置8と、
リモコンセンサ9と、ドアロック制御装置10とから構
成されている。
ステム1の動作全般を制御する機能を有しており、通常
のコンピュータ(例えばマイクロコンピュータ)として
構成されている。即ち、制御回路2は、CPU、RO
M、RAM、I/O及びこれらを接続するバス(いずれ
も図示しない)を備えて構成されている。
と、ジャイロスコープ12と、距離センサ13と、GP
S(Global Positioning System )受信機14とから構
成されている。上記位置検出器3は、上記4つのセンサ
11〜14により互いに補間しながら車両の現在位置を
検出するように構成されており、高精度の位置検出機能
を有している。尚、位置検出精度をそれほど必要としな
い場合には、4つのセンサ11〜14のうちの何れかで
(または複数のセンサの組み合わせで)位置検出器3を
構成しても良い。また、ステアリングの回転センサや、
各転動輪の車輪センサ等を組み合わせて位置検出器3を
構成しても良い。
D−ROM等の記録媒体を読み取る読取装置で構成され
ており、地図データやマップマッチング用データや目印
データやHTML情報(インターネット情報)等の各種
データを入力するための装置である。尚、上記記録媒体
としては、例えばCD−ROMやメモリカード等を用い
ても良い。
プレイ等で構成されており、カラー表示が可能であると
共に地図や文字や画像等を明確に表示可能な表示画面を
備えている。この表示装置7の表示画面には、車両の現
在位置マークと、地図データと、地図上に表示する誘導
経路等の付加データとを重ねて表示することができるよ
うに構成されている。
7の表示画面の上面に設けられたタッチスイッチ(タッ
チパネル)と、表示画面の周辺部に設けられたメカニカ
ルなプッシュスイッチ等とから構成されている。更に、
外部情報入出力装置8は、外部(例えばVICS(Vehi
cle Information & Communication System)等のインフ
ラ)から提供される情報を受信すると共に、外部へ情報
を発信する装置である。この場合、外部から外部情報入
出力装置8に受信した情報は制御回路2で処理され、ま
た、制御回路2で処理した情報を外部情報入出力装置8
から外部へ出力(送信)するように構成されている。
1の制御回路2は、ユーザーが操作スイッチ群5やリモ
コン15を操作して目的地を設定すると、現在位置から
上記目的地までの最適経路(誘導経路)を自動的に計算
して設定する機能や、現在位置を地図上に位置付けるマ
ップマッチング処理を実行する機能や、汎用情報である
例えばHTML情報(インターネット情報)を閲覧する
機能等を備えている。尚、上記自動的に最適経路を設定
する方法としては、例えばダイクストラ法等が知られて
いる。
部(音声出力回路及びスピーカ等)から音声を出力する
ことにより、上記設定された経路を音声で案内する機
能、いわゆる経路案内機能を有している。
モコン15を操作することにより、回避区域(即ち、ユ
ーザーが通行したくない区域)を設定することが可能な
ように構成されている。この場合、操作スイッチ群5や
リモコン15が本発明の回避区域設定手段を構成してい
る。上記設定された回避区域は、制御回路2の内部のメ
モリに記憶されるように構成されている。
上記回避区域内であるか否かを判断する機能を有してい
る。即ち、制御回路2が本発明の判断手段を構成してい
る。上記制御回路2は、車両の現在位置が回避区域内で
あること(即ち、車両が回避区域内に入ったこと)を判
断すると、現在位置が回避区域内であることを示す信号
をドアロック制御装置10へ与えるように構成されてい
る。
ドア(図示しない)をロックまたはロック解除する電動
式のドアロック装置16を駆動制御するように構成され
ている。上記ドアロック装置16は、車両のドアをロッ
クまたはロック解除する機械的機構であるドアロック機
構と、このドアロック機構を駆動する電動アクチェータ
(例えばソレノイドやモータ等)とを備えて構成されて
いる。
2から、車両の現在位置が回避区域内であることを示す
信号を受けると、上記ドアロック装置16を駆動してド
アをロックするように構成されている。即ち、ドアロッ
ク制御装置10は、現在位置が回避区域内であるとき
に、ドアを自動的にロックする。この場合、ドアロック
制御装置10が本発明のドアロック制御手段を構成して
いる。
車両に搭載された各種のECUの1つで構成されてい
る。そして、カーナビゲーションシステム1のうちのド
アロック制御装置10を除く構成は、いわゆる周知のカ
ーナビゲーション装置(装置本体とディスプレイとアン
テナ等)で構成されている。従って、ドアロック制御装
置10と制御回路2との間は、通信ライン(例えば車内
LAN等)で接続されている。
ーがドアロック用操作スイッチを手動操作すると、その
スイッチ信号を受けて、上記ドアロック装置16を駆動
してドアをロックするように構成されている。更に、ド
アロック制御装置10は、車両の走行速度を検知する車
速センサ(図示しない)から出力される信号を受けて、
車両の走行速度が予め決められた設定速度よりも高くな
ったときに、上記ドアロック装置16を駆動してドアを
自動的にロックするように構成されている。
は、上記したドアをロックさせる各信号を受けると、そ
のオア条件でドアロック装置16を駆動してドアをロッ
クするように構成されている。即ち、上記したドアをロ
ックさせる各信号のうちのいずれか1つの信号がドアロ
ック制御装置19に入ると、その時点でドアが自動ロッ
クされるようになっている。
し図4を参照して説明する。図2に示すフローチャート
は、カーナビゲーションシステム1(制御回路2及びド
アロック制御装置10)の制御のうちの、車両の現在位
置が回避区域内であるときに車両のドアを自動的にロッ
クする制御部分の内容を示している。
カーナビゲーションシステム1の制御回路2は、位置検
出器3からの検出信号に基づいて車両の現在位置を検出
する。続いて、ステップS2へ進み、制御回路2は、上
記検出した車両の現在位置が予め設定されている回避区
域内であるか否かを判断する。
ステップS2にて「YES」へ進み、制御回路2は、車
内LAN等を介してドアロックを指示する(ステップS
3)。この場合、制御回路2は、車両の現在位置が回避
区域内であることを示す信号をドアロック制御装置10
へ与えるように構成されている。そして、ステップS4
へ進み、ドアロック制御装置10は、ドアロック装置1
6を駆動してドアをロックする。これと共に、制御回路
2は、車両の現在位置が回避区域内であること、及び、
ドアがロックされたことを音声で報知するように構成さ
れている。この場合、制御回路2が報知手段を構成して
いる。
現在位置が回避区域内でなければ、「NO」へ進み、ス
テップS1へ戻って、車両の現在位置の検出を繰り返す
ように構成されている。
された地図)には、カーナビゲーションシステム1の制
御回路2が、出発地から目的地までの最適経路を計算し
て設定したときの経路17が示されている。ここで、破
線で示す四角の区域が回避区域18として設定されてい
るとする。そして、この回避区域18には、目的地まで
の経路として必ず通らなければならない橋19が含まれ
ているため、経路17は回避区域18を通過する経路と
なる。
両の現在位置(現在位置マーク)20が回避区域18の
内部に入ると、その時点で、ドアロック装置16が駆動
されてドアがロックされる。また、このとき、車両の現
在位置20が回避区域18内であること、及び、ドアが
ロックされたことが音声で報知されるように構成されて
いる。
された地図)には、自由走行している車両の現在位置
(現在位置マーク)20と、破線の四角の区域で示す回
避区域18とが表示されている。尚、実線の曲線A1、
A2は道路を示している。この図4の場合も、車両の現
在位置20が回避区域18の内部に入ると、その時点
で、ドアロック装置16が駆動されてドアがロックされ
る。また、このとき、車両の現在位置が回避区域内であ
ること、及び、ドアがロックされたことが音声で報知さ
れる。
の現在位置が回避区域内に入ると、車両のドアを自動的
にロックするように構成したので、回避区域を通行しな
ければならないときでも、車両が回避区域内に入ると、
ドアが自動的にロックされることから、危険に遭遇する
可能性をできるだけ低くすることができる。例えば、回
避区域内において、信号で車両を停止させたような場合
に、不審者が車両に近付いてドアを開けようとしても、
ドアが自動ロックされているため、不審者はドアを開け
ることができない。従って、回避区域を通行しなければ
ならないときに、危険に遭遇する可能性をできるだけ低
くすることができる。
が回避区域内であること、及び、ドアが自動ロックされ
たことを音声で報知するように構成したので、ユーザー
は、回避区域を通ること及びドアがロックされたことを
明確に認識することが可能となる。
御装置10によって、車両の走行速度が設定速度よりも
高くなったときに、ドアロック装置16を駆動してドア
をロックする機能を備えるように構成したが、この車両
の走行速度による自動ドアロック機能は必ず備える必要
はなく、適宜省略しても良い。また、上記車両の走行速
度による自動ドアロック機能を実行するか否かを、ユー
ザーが設定可能なように構成しても良い。
よって車両の現在位置が回避区域の外へ出たことを検知
したときに、この検知信号をドアロック制御装置19へ
与え、このドアロック制御装置19によって、ドアロッ
ク装置16を駆動してドアを自動的にロック解除するよ
うに構成しても良い。
在位置が回避区域内であるときにドアをロックする機能
を有効化するか否かを、ユーザーが操作スイッチ群5や
リモコン15を操作することにより設定可能なように構
成しても良い。この場合、操作スイッチ群5やリモコン
15がドアロック機能設定手段を構成することになる。
このように構成すると、回避区域内を通行するときに自
動ドアロックする機能を使用したくないというユーザー
についても、その希望に応ずることが可能である。
内に入ってドアを自動ロックした後、回避区域4内で車
両が停止したときに、ユーザーがドアロックを手動操作
で解除すると、ドアロックを解除することが可能な構成
となっている。これにより、ユーザーは、回避区域4内
においても車両から降車することが可能である。
手段)、3は位置検出器、5は操作スイッチ群(回避区
域設定手段)、7は表示装置、8は外部情報入出力装
置、9はリモコンセンサ、10はドアロック制御装置
(ドアロック制御手段)、15はリモコン(回避区域設
定手段)、16はドアロック装置、17は経路、18は
回避区域、19は橋、20は現在位置を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の現在位置を検出する位置検出手段
を備えて成るカーナビゲーションシステムにおいて、 回避区域を設定する回避区域設定手段と、 前記車両の現在位置が前記回避区域内であるか否かを判
断する判断手段と、 前記車両のドアをロックまたはロック解除するドアロッ
ク装置と、 前記車両の現在位置が前記回避区域内であるときに前記
ドアロック装置を駆動して前記ドアをロックするドアロ
ック制御手段とを備えたことを特徴とするカーナビゲー
ションシステム。 - 【請求項2】 前記車両の現在位置が前記回避区域内で
あること、及び、前記ドアがロックされたことを報知す
る報知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のカ
ーナビゲーションシステム。 - 【請求項3】 前記車両の現在位置が前記回避区域内で
あるときに前記ドアをロックする機能を有効化するか否
かを設定するドアロック機能設定手段を備えことを特徴
とする請求項1または2記載のカーナビゲーションシス
テム。
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- 2000-07-28 JP JP2000229111A patent/JP4239374B2/ja not_active Expired - Fee Related
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