JP2002038532A - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP2002038532A
JP2002038532A JP2000220253A JP2000220253A JP2002038532A JP 2002038532 A JP2002038532 A JP 2002038532A JP 2000220253 A JP2000220253 A JP 2000220253A JP 2000220253 A JP2000220253 A JP 2000220253A JP 2002038532 A JP2002038532 A JP 2002038532A
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JP
Japan
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hydraulic pump
hydraulic
pilot
traveling
valve
Prior art date
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JP2000220253A
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English (en)
Inventor
Keiji Horii
啓司 堀井
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロント作業装置が備えられた旋回台を制動
固定するネガティブ・ブレーキを備えたバックホウにお
いて、ネガティブ・ブレーキを損傷なく長期間に亘って
良好に使用できるようにする。 【解決手段】 旋回台の旋回操作、あるいは、フロント
作業装置の操作、の少なくとも一方が検知された時に、
ネガティブ・ブレーキNBの制動を解除させるパイロッ
ト油路を備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロント作業装置
を備えた旋回台をネガティブ・ブレーキで制動固定可能
に構成したバックホウに関する。
【0002】
【従来の技術】上記バックホウにおいては、旋回操作が
行われていない間はネガティブ・ブレーキによって旋回
台を制動固定し、旋回操作が行われると制動解除用のパ
イロット回路に圧が立てられて、このネガティブ・ブレ
ーキの制動が解除されるように構成するのが一般的とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、フロン
ト作業装置による作業中に、作業反力が旋回台に旋回外
力として作用することがあり、制動状態のネガティブ・
ブレーキに大きい負荷がかかって早期に損傷してしまう
おそれがあった。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、旋回台の旋回固定用のネガティブ・ブ
レーキを損傷なく長期間に亘って良好に使用できるよう
にすることを主たる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】[ 請求項1の発明の構
成、作用、および、効果]
【0006】(構成) 請求項1に係る発明のバックホ
ウは、フロント作業装置が備えられた旋回台を制動固定
するネガティブ・ブレーキを備えたバックホウにおい
て、旋回台の旋回操作、あるいは、フロント作業装置の
操作、の少なくとも一方が検知された時にのみ、ネガテ
ィブ・ブレーキの制動を解除させるパイロット回路を備
えてあることを特徴とする。
【0007】(作用) 上記構成によると、走行のみを
行っている場合や、ドーザ作業を行っている場合には、
ネガティブ・ブレーキは制動状態にあり、旋回台は所定
の位相で制動固定される。また、旋回操作が行われた時
や、フロント作業装置による作業が行われた時には、パ
イロット回路に圧が立って、ネガティブ・ブレーキの制
動は解除され、外部から旋回台に大きい旋回力が作用す
ると、旋回台は旋回される状態となる。
【0008】(効果) 従って、請求項1の発明による
と、走行移動中やドーザ作業中は、旋回台は所定の位置
にしっかりと制動固定され、運転作業者は旋回台上に安
定して搭乗運転できるとともに、フロント作業装置によ
る作業中には作業反力などによってネガティブ・ブレー
キが損傷することを未然に回避することができ、長期間
に亘って良好に使用することができる。
【0009】[ 請求項2の発明の構成、作用、および、
効果]
【0010】(構成) 請求項2に係る発明のバックホ
ウは、請求項1の発明において、左右の走行用油圧モー
タの作動を司る制御バルブを、第1油圧ポンプと第2油
圧ポンプとに振り分けて接続するとともに、前記第1油
圧ポンプと第2油圧ポンプにフロント作業装置の作動を
司る制御バルブ群を接続し、前記第1油圧ポンプと第2
油圧ポンプからの圧油を左右の走行用油圧モータに独立
して供給する状態と、前記第1油圧ポンプと第2油圧ポ
ンプからの圧油を左右の走行用油圧モータに均等に供給
する状態に切換える直進用の開閉バルブを備え、この開
閉バルブを、走行用の両制御バルブ)が操作されるとと
もに、フロント作業装置に係る前記制御バルブのいずれ
かが操作された時に圧が立つパイロット油路に接続し、
このつパイロット油路に圧が立った時に開閉バルブを圧
油均等供給位置に切換えるよう構成し、前記ネガティブ
・ブレーキの制動を解除させるパイロット油路を、フロ
ント作業装置に係る前記制御バルブのいずれかが操作さ
れたことを検知するパイロット油路に接続してある。
【0011】(作用) 上記構成によると、左右の走行
用油圧モータを使用しての走行と、フロント作業を同時
に行った際に走行直進性を確保するための開閉バルブを
切換え作動させるパイロット回路における、フロント作
業検知用のパイロット油路の圧力信号を、ネガティブ・
ブレーキの制動を解除させる信号にも利用することがで
きる。
【0012】(効果) 従って、請求項2の発明による
と、フロント作業検知用のパイロット油路部分を、走行
直進用とネガティブ・ブレーキの制動解除用に兼用で
き、パイロット回路の簡素化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、バックホウの全体側面図
が示されている。このバックホウは、左右一対のクロー
ラ型走行装置1L,1Rを装備した走行機台2の上部
に、エンジン3および搭乗運転部4が装備された旋回台
5が縦軸心X1周りに全旋回可能に搭載され、この旋回
台5の前部に、ブーム6、アーム7、および、バケット
8を順次連結してなるフロント作業装置9が装備される
とともに、走行機台2の前部にドーザ作業用の排土板1
0が装備されている。
【0014】左右の走行装置1L,1Rは、それぞれ走
行用油圧モータML,MRによって正逆転駆動されると
ともに、旋回台3は旋回用油圧モータMTによって左右
に旋回駆動されるようになっている。フロント作業装置
6のブーム6、アーム7、および、バケット8は、それ
ぞれブームシリンダC1、アームシリンダC2、およ
び、バケットシリンダC3によって駆動されるととも
に、フロント作業装置9全体がスイングシリンダC4に
よって、旋回台3に対して縦軸心X2周りに左右に揺動
駆動されるようになっている。また、排土板10は、ド
ーザシリンダC5によって上下駆動されるようになって
いる。
【0015】図2に、上記した各種の油圧アクチュエー
タを駆動する油圧回路の概略が示されている。図におい
て、V1はバケット用の制御バルブ、V2はブーム用の
制御バルブ、V3は右走行用の制御バルブ、V4は左走
行用の制御バルブ、V5はアーム用の制御バルブ、V6
は補助作業用の制御バルブ、V7はスイング用の制御バ
ルブ、V8はドーザ用の制御バルブ、V9は旋回用の制
御バルブであり、走行用の制御バルブV3,V4は運転
座席11前方の操縦塔12に配備された左右の走行レバ
ー13L,13Rによってそれぞれ直接にスプールを切
換え操作する人為操作式のものが採用されるとともに、
補助作業用、スイング用、および、ドーザ用、の各制御
バルブV6,V7,V8はレバー操作やペダル操作によ
って直接にスプールを操作する人為操作式のものが採用
され、また、バケット用、ブーム用、アーム用、およ
び、旋回の各制御バルブV1,V2,V5,V9は、油
圧パイロット操作式のものが採用され、操縦塔12に十
字操作可能に配備された左右一対の作業用レバー14
L,14Rによって操作されるパイロットバルブ(図示
せず)から供給されるパイロット圧によって、レバー操
作量に応じた開度に操作されるようになっている。
【0016】作業および走行用用の第1ポンンP1、第
2ポンプP2、第3ポンプP3、ならびに、パイロット
圧供給用のパイロットポンプP4がエンジン3によって
駆動されるようになっており、第1ポンンP1からの圧
油はバケット用の制御バルブV1、ブーム用の制御バル
ブV2、および、右走行用の制御バルブV3に供給さ
れ、第2ポンプP2からの圧油は左走行用の制御バルブ
V4、アーム用の制御バルブV5、および、補助作業用
の制御バルブV6に供給され、また、、第3ポンプP
3、からの圧油はスイング用の制御バルブV7、ドーザ
用の制御バルブV8、および、旋回用の制御バルブV9
に供給されるようになっている。
【0017】また、右走行用の制御バルブV3と左走行
用の制御バルブV4との圧油供給回路部位には、パイロ
ット操作式の開閉バルブV10が配備されている。この
開閉バルブV10を開路操作するパイロット油路aは、
制御バルブV1〜V6の各スプールに連通されたバルブ
操作検出用の信号回路に接続されており、左右の走行用
の制御バルブV3,V4が共に操作されるとともに、第
1ポンンP1および第2ポンプP2に属する制御バルブ
V1,V2,V5,V6のいずれかが同時に操作される
と、パイロット油路aに圧が立って開閉バルブV10が
開路位置に切換えられ、以下のよう機能して走行直進性
を確保するようになっている。
【0018】例えば、左右の走行用の制御バルブV3,
V4が共に操作されるとともに、第1ポンプP1に属す
る制御バルブV1(あるいはV2)が同時に操作される
と、第1ポンンP1からの圧油は制御バルブV1(ある
いはV2)と右走行用の制御バルブV3に分配供給され
るのに対して、第2ポンプP2からの圧油は左走行用の
制御バルブV4にのみ供給され、このままでは左右の走
行用油圧モータML,MRへの圧油供給量に差がでて直
進できなくなるが、制御バルブV3,V4およびV1
(あるいはV2)が中立から外れることでパイロット油
路aに圧が立って、開閉バルブV10が開路位置に切換
えられる。開閉バルブV10が開路位置に切換えられる
と、第2ポンプP2からの圧油の一部が分岐油路bに取
出されて、開閉バルブV10を介して第1ポンンP1側
の圧油供給用油路cに合流され、もって、左右の走行用
油圧モータML,MRへ均等に圧油供給がなされるので
ある。また、左右の走行用の制御バルブV3,V4が共
に操作されるとともに、第2ポンプP2に属する制御バ
ルブV5あるいはV6が操作された場合には、前記と同
様にパイロット油路aに圧が立って開閉バルブV10が
開路位置に切換えられることで、第1ポンプP1からの
圧油の一部が分岐油路dに取出されて、開閉バルブV1
0を介して第2ポンンP2側の圧油供給用油路eに合流
され、もって、左右の走行用油圧モータML,MRへ均
等に圧油供給がなされるのである。
【0019】前記旋回用油圧モータMTにはネガティブ
・ブレーキNBが備えられている。このネガティブ・ブ
レーキNBは、解除用シリンダから排油されると内装バ
ネによって制動がかけられ、解除用シリンダC6にパイ
ロット圧を供給すると制動が解除されるように構成され
ている。そして、その制動解除用のパイロット油路f
が、旋回用の制御バルブV9の操作用パイロット油路
g、hのいずれかを検知するパイロット油路iと、制御
バルブV1,V2,V5,V6のいずれかの操作を検知
するパイロット油路jとに並列的に接続されており、制
御バルブV9が切換えられて旋回操作がなされた場合
に、パイロット油路iに立った圧がパイロット油路fに
伝達されてネガティブ・ブレーキNBの制動が解除され
るのはもちろんのこと、制御バルブV1,V2,V5,
V6のいずれかが切換えられてバケット作動、ブーム作
動、アーム作動などのフロント作業操作、あるいは、補
助作業操作のいずれかがなされても、パイロット油路j
に立った圧がパイロット油路fに伝達されてネガティブ
・ブレーキNBの制動が解除されるようになっている。
【0020】つまり、フロント作業を行った際に、作業
反力が旋回台5に大きい外部旋回力として作用すること
があっても、フロント作業中はネガティブ・ブレーキN
Bが解除されているので、旋回台5が少し後退旋回され
ることで、大きい外部旋回力が吸収され、ネガティブ・
ブレーキNBに過大な負荷が働くことが回避される。レ
ンされるので、旋回台5も旋回不能に制動固定されるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの全体側面図
【図2】油圧回路図
【符号の説明】
5 旋回台 9 フロント作業装置 ML 走行用油圧モータ MR 走行用油圧モータ P1 第1油圧ポンプ P2 第2油圧ポンプ V1 制御バルブ(バケット用) V2 制御バルブ(ブーム用) V3 制御バルブ(右走行用) V4 制御バルブ(左走行用) V5 制御バルブ(アーム用) V6 制御バルブ(補助作業用) V10 開閉バルブ NB ネガティブ・ブレーキ a パイロット油路 f パイロット油路 i パイロット油路 j パイロット油路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロント作業装置が備えられた旋回台を
    制動固定するネガティブ・ブレーキを備えたバックホウ
    において、 旋回台の旋回操作、あるいは、フロント作業装置の操
    作、の少なくとも一方が検知された時に、ネガティブ・
    ブレーキの制動を解除させるパイロット回路を備えてあ
    ることを特徴とするバックホウ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバックホウであって、 左右の走行用油圧モータの作動を司る制御バルブを、第
    1油圧ポンプと第2油圧ポンプとに振り分けて接続する
    とともに、前記第1油圧ポンプと第2油圧ポンプにフロ
    ント作業装置の作動を司る制御バルブ群を接続し、前記
    第1油圧ポンプと第2油圧ポンプからの圧油を左右の走
    行用油圧モータに独立して供給する閉路状態と、前記第
    1油圧ポンプと第2油圧ポンプからの圧油を左右の走行
    用油圧モータに均等に供給可能な開路状態とに切換え可
    能な走行直進用の開閉バルブを備え、この開閉バルブ
    を、走行用の両制御バルブが操作されるとともに、フロ
    ント作業装置に係る前記制御バルブのいずれかが操作さ
    れた時に圧が立つパイロット油路に接続し、このつパイ
    ロット油路に圧が立った時に開閉バルブを圧油均等供給
    位置に切換えるよう構成し、 前記ネガティブ・ブレーキの制動を解除させるパイロッ
    ト油路を、フロント作業装置に係る前記制御バルブのい
    ずれかが操作されたことを検知するパイロット油路に接
    続してあるバックホウ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107654427A (zh) * 2017-09-07 2018-02-02 浙江志高机械股份有限公司 多动力控制钻机系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107654427A (zh) * 2017-09-07 2018-02-02 浙江志高机械股份有限公司 多动力控制钻机系统
CN107654427B (zh) * 2017-09-07 2024-05-03 浙江志高机械股份有限公司 多动力控制钻机系统

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