JP2002038218A - B含有オーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法 - Google Patents

B含有オーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法

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JP2002038218A
JP2002038218A JP2000223719A JP2000223719A JP2002038218A JP 2002038218 A JP2002038218 A JP 2002038218A JP 2000223719 A JP2000223719 A JP 2000223719A JP 2000223719 A JP2000223719 A JP 2000223719A JP 2002038218 A JP2002038218 A JP 2002038218A
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temperature
boron
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Nobuhiko Hiraide
信彦 平出
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱間圧延時の割れの発生を防止することがで
き、かつ大量生産ができ、生産効率のよい延性および靱
性に優れたB含有オーステナイト系ステンレス鋼板を製
造する方法の提供。 【解決手段】質量%で、C:0.08%以下、Si:1
%以下、Mn:2%以下、Cr:16〜25%、Ni:
7〜15%、Mo:0.1〜1.5%、B:0.3〜
1.5%、sol.Al:0.005〜0.3%、N:0.
05%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるオ
ーステナイト系ステンレス鋼片を、1050〜1200
℃に加熱し、850〜1050℃の温度範囲のトータル
圧下率が30%以上となるように熱間圧延する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核燃料輸送用容
器、使用済核燃料貯蔵ラック等原子力関連機器の中性子
遮蔽材等に用いられるB含有オーステナイト系ステンレ
ス鋼板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Bの中性子吸収断面積が大きいことを利
用して、Bを含有させたオーステナイト系ステンレス鋼
が、中性子の制御材および遮蔽材として、核燃料輸送容
器、使用済核燃料保管ラック等に用いられている。Bの
オーステナイト中への固溶量は非常に小さく、添加した
BのほとんどがFe、Crを含むボライドとして析出す
る。このボライドの存在により、熱間加工性および靱性
が劣化することが知られおり、B添加量が増加するほど
Bの中性子を遮蔽する効果は大きくなるが、熱間加工や
靱性の劣化が顕著となる。B含有オーステナイト系ステ
ンレス鋼を熱間加工する場合、加工中に耳割れと呼ばれ
る鋼片のエッジ部に割れが発生し易く、この防止方法の
開発が検討されてきた。一方、核燃料輸送容器、使用済
み核燃料保管用ラックなどを製造する際、溶接や曲げ加
工が必要な場合があるので、常温での延性および靱性の
改善も望まれている。また、構造上の安定性を確保する
ためにも延性と靱性を改善することは極めて望ましいこ
とである。
【0003】特開平9−263890号公報には、0.
05〜5%のBを含有するオーステナイト系ステンレス
鋼のインゴットを熱間圧延に先立ち、800〜1200
℃の温度範囲で圧下一回あたりの圧下率が5%以上にな
るように鍛造することにより、65μm以下の微細なボ
ライドを少なくとも板厚方向に均一分散させて熱間加工
性を改善したB含有オーステナイト系ステンレス鋼材の
製造方法が開示されている。
【0004】この方法においては、800〜1200℃
の鍛造温度が規定されているが、ボライドを微細に分散
させるには1000℃以下の低温域での鍛造が効果的で
ある。しかし、鍛造温度が低温になればなるほど鍛造中
に割れが発生し易くなり、圧下率を大きくとることはで
きず、生産効率が低下するという問題がある。
【0005】特開平6−207207号公報には、Bを
0.3〜3%含有するオーステナイト系ステンレス鋼の
アトマイズ粉を用い、1100〜1170℃でHIP処
理することにより、延性、靱性および耐食性に優れたボ
ロン含有ステンレス鋼の製造方法が開示されている。
【0006】しかし、この製造方法は延性および靱性が
大きく改善できるという大きなメリットがあるが、大量
生産に不向きで、かつ大型構造物の製造にも不向きであ
ると共に、製造コストが高くなり実用的な方法ではな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、熱間
圧延時の割れの発生を防止することができ、かつ大量生
産ができ、生産効率のよい延性および靱性に優れたB含
有オーステナイト系ステンレス鋼板の製造法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ボライド
を分散させることにより熱間加工性を改善することがで
きることに注目し、B含有オーステナイト系ステンレス
鋼の熱間圧延条件と、常温での延性、靱性について詳細
に検討した。その結果以下の知見を得るに至った。
【0009】a)常温での延性、靱性を高めるには、ボ
ライドを微細化し、かつ均一に分散化することが重要
で、そのためには850〜1050℃の圧延温度にて、
トータル圧下率が30%以上となるように熱間圧延する
ことが効果的である。
【0010】b)上記圧延温度での熱間圧延を効果的に
かつ効率的におこなうには、圧延加熱温度を1050〜
1200℃とする必要がある。
【0011】c)上記方法により、熱間圧延時にボライ
ドを微細化し、かつ均一に分散化させることにより熱間
圧延時の耳割れの発生をも防止することができる。
【0012】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、その要旨は以下の通りである。
【0013】「質量%で、C:0.08%以下、Si:
1%以下、Mn:2%以下、Cr:16〜25%、N
i:7〜15%、Mo:0.1〜1.5%、B:0.3
〜1.5%、sol.Al:0.005〜0.3%、N:
0.05%以下を含有し、残部Feおよび不純物からな
るオーステナイト系ステンレス鋼片を、1050〜12
00℃に加熱し、850〜1050℃の温度範囲のトー
タル圧下率が30%以上となるように熱間圧延するB含
有オーステナイト系ステンレス鋼板の熱間圧延方法」 なお、ここで、熱間圧延とは、鋼帯または厚板の圧延を
いい、また、圧下率は以下のようにして求めるものとす
る。
【0014】圧下率(%)={1−(圧延後の板厚)/
(圧延前の板厚)}×100
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。なお、化学組成の「%」は「質量%」を意味す
る。
【0016】(A)化学組成 C:Cは、オーステナイト組織を安定にし、高温強度を
高めるのに有効な元素である。ただし、0.08%を超
えると、鋼中特に粒界にBを含む炭化物が析出し、熱間
加工性および耐食性を劣化させるので、Cは0.08%
以下とした。
【0017】Si:Siは、溶鋼の脱酸および耐食性改
善に有効な元素である。しかし、1%をこえると熱間加
工性および常温延性を劣化させるので1%以下とした。
十分な脱酸効果を得るには0.05%以上とすることが
好ましい。
【0018】Mn:Mnは、Siとともに溶鋼の脱酸に
必要な元素であり、オーステナイト組織の安定化にも有
効に作用する。ただし、2%を超えると耐食性を劣化さ
せるので2%以下とした。下限は特に限定しないが、
0.1%以上とするのが好ましい。
【0019】Cr:Crは、耐食性確保のために重要な
元素である。B含有オーステナイト系ステンレス鋼で
は、Crを含むボライドが析出したオーステナイト中の
Cr含有量が低下してしまうので、少なくとも16%以
上を必要とする。含有量が多いほど耐食性の観点から好
ましいが、Crはフェライト形成元素であるため、オー
ステナイト安定化に必須のNiを多量に含有させる必要
がありコストアップとなるので、上限を25%とした。
【0020】Ni:Niは、オーステナイト組織の安定
化および強度の確保に必要な元素であり、それらの効果
を得るためには7%以上含有させる必要がある。一方、
15%を超えると熱間加工性を劣化させる。したがっ
て、Ni含有量は7〜15%とした。
【0021】Mo:Moは、耐食性および強度確保の観
点から必須の元素であり、それらの効果を得るためには
0.1%以上が必要である。しかし、1.5%を超える
と、熱間加工性および延性を劣化させるのでMoの上限
は1.5%とした。
【0022】B:Bは、所望の中性子吸収能を得るため
の重要な元素であり、その効果を得るためには0.3%
以上含有させる必要がある。しかし、その含有量が1.
5%を超えると特に低温での熱間圧延が困難となるの
で、Bの含有量の上限は1.5%とした。
【0023】sol.Al:Alは、脱酸に有効な元素であ
り、Bが極めて酸化されやすい元素であるため、B含有
オーステナイト系ステンレス鋼の溶製の際、Bを添加す
る前にAlで充分脱酸しておく必要がある。この効果を
十分に得るためには、sol.Alを0.005%以上含有
させる必要がある。ただし、0.3%を超えると熱間加
工性、延性および靱性に悪影響を及ぼすので、Alの含
有量は0.005〜0.3%とした。
【0024】N:Nは、オーステナイト組織を安定に
し、耐食性改善に有効に作用する。ただし、熱間加工
性、延性および靱性に悪影響を及ぼすので、特に0.0
5%以下に制限した。
【0025】P、S:不純物のPおよびSは、特に限定
するものではないが、熱間加工性と耐食性を劣化させる
ので低いほど望ましい。望ましくは、Pは0.04%以
下、Sは0.01%以下である。
【0026】Cu:不純物のCuは、Bと低融点の共晶
をつくり熱間加工性を劣化させるので0.5%以下とす
るのが好ましい。
【0027】(B)熱間圧延条件 熱間圧延を施すオーステナイト系ステンレス鋼片とは、
インゴットを分塊圧延または熱間鍛造したスラブまたは
連続鋳造したスラブである。
【0028】鋼片に熱間圧延を施すための加熱温度は、
後記する圧延温度の上限である1050℃を確保するた
めには、少なくとも1050℃に加熱する必要がある。
一方、加熱温度が1200℃を超えると、ボライドが溶
融、脆化し、その後の圧延が困難となるため、1200
℃以下とする必要がある。したがって、加熱温度は10
50〜1200℃とした。複数回にわたり熱間圧延する
場合の再加熱温度も1050〜1200℃とする。
【0029】次に圧延温度は、鋼中のボライドを粉砕し
て微細化し、かつ均一に分散させるために850〜10
50℃とする必要がある。このような温度範囲の圧延で
破砕、微細化したボライドの間隙にオーステナイト相が
進入することにより分散化が顕著に進行する。こうした
ボライドの微細化、分散化により、熱間加工性、延性お
よび靱性が向上するのである。
【0030】圧延温度が1050℃を超えた温度域での
圧延では、オーステナイトの変形が容易なため、そのメ
タルフローに従って多くのボライドが移動するのみなの
で、破砕による微細化、分散化が進行しにくい。それで
圧延温度の上限は1050℃とした。
【0031】一方、850℃未満の温度域での圧延は、
ボライドの破砕による微細化は進行するものの、オース
テナイトの延性低下によりボライドを均一分散化させる
のが困難となり、延性および靱性の改善効果が発揮でき
ない。また、B含有オーステナイト系ステンレス鋼の変
形抵抗は大きく、熱間延性に乏しいため、圧延温度を下
げすぎると圧延機への負荷が増大すると共に、耳割れの
発生が顕著となる。したがって、圧延温度の下限は85
0℃とする必要がある。望ましい圧延温度は、900℃
〜1050℃、より望ましくは900〜1000℃であ
る。
【0032】なお、前述のようにボライドを破砕、微細
化および均一分散化を進行させるには、上記圧延温度範
囲での圧延における圧下率は、トータル圧下率で30%
以上が必要である。圧下率は大きければ大きい程ボライ
ドの粉砕、分散させるのには好ましい。しかし、熱間加
工性がよくない鋼種であるので耳割れの発生による歩留
まり低下は避けなければならなく、圧延温度との兼ね合
いで圧下率を決めればよい。
【0033】好ましいトータル圧下率としては30〜8
0%、より好ましくは40〜70%である。この圧下率
は、1回の加熱での熱間圧延で30%以上としてもよ
く、再加熱−圧延を繰り返してトータルで30%以上と
してもよい。
【0034】
【実施例】表1に示す化学組成のB含有オーステナイト
系ステンレス鋼を溶製し、鋼種AとBは連続鋳造により
スラブとし、CとDはインゴットとしてから分塊鍛造し
てスラブとした。各鋼片の寸法は全て同一で、板厚は1
50mm、幅は1000mm、長さは2000mmとし
た。
【0035】
【表1】 これらのスラブを表2に示すように、1回圧延と圧延後
再加熱して圧延する2回圧延とをおこなった。ここで、
No.5は鋼帯圧延、それ以外は厚板圧延である。
【0036】
【表2】 各パス毎の板厚を測定すると共に、各パスの前で放射温
度計を用いて温度を測定し、圧延温度とした。
【0037】圧延後、板側面の耳割れ状況を目視により
観察し、割れが発生した板は耳割れ深さを測定して熱間
加工性を評価した。
【0038】その後、1050℃にて溶体化熱処理を行
い、圧延方向と直角方向に引張試験片とシャルピー衝撃
試験片を採取した。採取した引張試験片にて常温引張試
験を行い、試験後の全伸び(破断伸び)を求めて、延性
を評価した。また、シャルピー衝撃試験では、2mmの
Vノッチを有するJIS4号試験片により、0℃で試験
を行い、衝撃値を求めて靱性を評価した。
【0039】試験結果を表3に示す。
【0040】
【表3】 表3から明らかなように、圧延温度850〜1050℃
におけるトータル圧下率が30%以上になるように熱間
圧延した本発明例 では、常温伸び25%以上、0℃の
衝撃値30J/cm2以上と、良好な延性、靱性を示した。
また、耳割れ深さも5mm以下であり熱間加工性も良好
である。
【0041】一方、比較例の試験No.8のように85
0〜1050℃での圧延を実施しなっかった場合や、N
o.9のように850〜1050℃におけるトータル圧
下率が30%未満の場合には、延性および靱性が劣って
いることが分かる。また、No.10のように、850
℃未満で圧延すると、耳割れ量が非常に大きく歩留まり
が圧下するばかりでなく、延性および靱性にも劣ってい
る。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、熱間圧延時の割れが激
減し、効率よく大量生産ができる。また本発明の製造方
法で得られたオーステナイト系ステンレス鋼は、延性お
よび靱性に優れているので溶接、曲げ等の加工が容易で
あり、核燃料輸送用容器、使用済核燃料貯蔵ラック等原
子力関連機器の中性子遮蔽材に使用して使用中の安全性
が高いという優れた効果を奏する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】質量%で、C:0.08%以下、Si:1
    %以下、Mn:2%以下、Cr:16〜25%、Ni:
    7〜15%、Mo:0.1〜1.5%、B:0.3〜
    1.5%、sol.Al:0.005〜0.3%、N:0.
    05%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるオ
    ーステナイト系ステンレス鋼片を、1050〜1200
    ℃に加熱し、850〜1050℃の温度範囲のトータル
    圧下率が30%以上となるように熱間圧延することを特
    徴とするB含有オーステナイト系ステンレス鋼板の製造
    方法。
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