JP2002037549A - エレベータのマルチモニタ表示システム - Google Patents
エレベータのマルチモニタ表示システムInfo
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- JP2002037549A JP2002037549A JP2000206816A JP2000206816A JP2002037549A JP 2002037549 A JP2002037549 A JP 2002037549A JP 2000206816 A JP2000206816 A JP 2000206816A JP 2000206816 A JP2000206816 A JP 2000206816A JP 2002037549 A JP2002037549 A JP 2002037549A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる表示画像を１つの装置で作成し、２つ
の表示器１２ａ，１２ｂに表示制御できるエレベータの
マルチモニタ表示システムを提供する。 【解決手段】 エレベータ情報に関する音声データ、画
像データを作成するとともに各種処理、制御を行うサー
バ１と、ビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオソース４
を、サーバ１の指令により選択するＡＶスイッチャー２
と、エレベータを制御するエレベータコントローラ１０
および前記ＡＶスイッチャー２に接続されるとともに、
前記サーバ１とＬＡＮ６によって通信可能に接続され、
エレベータ乗りかご内に設けられたスピーカ１１ａ，１
１ｂに音声情報を供給するとともに、例えばダブルデッ
キエレベータの上デッキ乗りかご内に設けた表示器１２
ａと、下デッキ乗りかご内に設けた表示器１２ｂに各々
異なる情報、画像を供給するマルチモニタコントローラ
７とを備える。
の表示器１２ａ，１２ｂに表示制御できるエレベータの
マルチモニタ表示システムを提供する。 【解決手段】 エレベータ情報に関する音声データ、画
像データを作成するとともに各種処理、制御を行うサー
バ１と、ビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオソース４
を、サーバ１の指令により選択するＡＶスイッチャー２
と、エレベータを制御するエレベータコントローラ１０
および前記ＡＶスイッチャー２に接続されるとともに、
前記サーバ１とＬＡＮ６によって通信可能に接続され、
エレベータ乗りかご内に設けられたスピーカ１１ａ，１
１ｂに音声情報を供給するとともに、例えばダブルデッ
キエレベータの上デッキ乗りかご内に設けた表示器１２
ａと、下デッキ乗りかご内に設けた表示器１２ｂに各々
異なる情報、画像を供給するマルチモニタコントローラ
７とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの乗り
かご内やエレベータフロアに設置した表示装置にエレベ
ータ情報やその他の画像情報を表示するエレベータのマ
ルチモニタ表示システムに関する。
かご内やエレベータフロアに設置した表示装置にエレベ
ータ情報やその他の画像情報を表示するエレベータのマ
ルチモニタ表示システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上デッキおよび下デッキを備えた
ダブルデッキエレベータにおいては、上デッキと下デッ
キの各乗りかご内に設置された表示装置には、共通の情
報以外に、各々異なるエレベータ情報を提供して表示し
ていた。これは、ダブルデッキエレベータの例えば上デ
ッキは偶数階に、下デッキは奇数階のみに停止するとい
う事情により、各表示装置に表示する内容が異なるため
である。
ダブルデッキエレベータにおいては、上デッキと下デッ
キの各乗りかご内に設置された表示装置には、共通の情
報以外に、各々異なるエレベータ情報を提供して表示し
ていた。これは、ダブルデッキエレベータの例えば上デ
ッキは偶数階に、下デッキは奇数階のみに停止するとい
う事情により、各表示装置に表示する内容が異なるため
である。
【０００３】またシングルデッキエレベータの場合も、
乗りかご内に設置した表示装置と、エレベータフロアに
設置した表示装置に各々表示するエレベータ情報は異な
るので、各々別個の表示内容で表示していた。
乗りかご内に設置した表示装置と、エレベータフロアに
設置した表示装置に各々表示するエレベータ情報は異な
るので、各々別個の表示内容で表示していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、２つの
表示装置に表示する表示内容が異なるので、それら表示
画像を作成する装置も各々別個に設ける必要があった。
このため装置が大型化するとともにコスト高を招いてい
た。
表示装置に表示する表示内容が異なるので、それら表示
画像を作成する装置も各々別個に設ける必要があった。
このため装置が大型化するとともにコスト高を招いてい
た。
【０００５】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、異なる表示画像を１つの装置で作成し、２
つの表示装置に表示制御することができるエレベータの
マルチモニタ表示システムを提供することにある。
その目的は、異なる表示画像を１つの装置で作成し、２
つの表示装置に表示制御することができるエレベータの
マルチモニタ表示システムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、エレベータを制御するエレベータコントロ
ーラに接続されるとともに、上位コントローラと通信可
能に接続され、エレベータ乗りかご又はエレベータフロ
アに設けた第１および第２の表示装置に画像情報を供給
するコントローラであって、前記エレベータコントロー
ラおよび上位コントローラからの情報に基づいて第１の
画面および第２の画面を作成し、該第１の画面を第１の
表示装置に、第２の画面を第２の表示装置に各々表示制
御するマルチモニタコントローラを備えたことを特徴と
し、さらに、単数又は複数のビデオソースを有し、前記
マルチモニタコントローラに接続されるとともに前記上
位コントローラによって選択制御される画像供給源を備
えたことを特徴としている。
に本発明は、エレベータを制御するエレベータコントロ
ーラに接続されるとともに、上位コントローラと通信可
能に接続され、エレベータ乗りかご又はエレベータフロ
アに設けた第１および第２の表示装置に画像情報を供給
するコントローラであって、前記エレベータコントロー
ラおよび上位コントローラからの情報に基づいて第１の
画面および第２の画面を作成し、該第１の画面を第１の
表示装置に、第２の画面を第２の表示装置に各々表示制
御するマルチモニタコントローラを備えたことを特徴と
し、さらに、単数又は複数のビデオソースを有し、前記
マルチモニタコントローラに接続されるとともに前記上
位コントローラによって選択制御される画像供給源を備
えたことを特徴としている。
【０００７】また前記第１の表示装置はダブルデッキエ
レベータの上デッキ乗りかごに設置され、前記第２の表
示装置はダブルデッキエレベータの下デッキ乗りかごに
設置されていることを特徴とし、また前記第１の表示装
置はシングルデッキエレベータの乗りかごに設置され、
前記第２の表示装置はエレベータフロアに設置されてい
ることを特徴としている。
レベータの上デッキ乗りかごに設置され、前記第２の表
示装置はダブルデッキエレベータの下デッキ乗りかごに
設置されていることを特徴とし、また前記第１の表示装
置はシングルデッキエレベータの乗りかごに設置され、
前記第２の表示装置はエレベータフロアに設置されてい
ることを特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
一実施形態例を説明する。図１は本発明の一実施形態例
の全体構成を表しており、１は上位コントローラとして
のサーバである。このサーバ１はエレベータ情報に関す
る音声データ、画像データを作成するとともに各種処
理、制御を行う。
一実施形態例を説明する。図１は本発明の一実施形態例
の全体構成を表しており、１は上位コントローラとして
のサーバである。このサーバ１はエレベータ情報に関す
る音声データ、画像データを作成するとともに各種処
理、制御を行う。
【０００９】２は映像（動画）と音声を一緒に又は別々
に切り替えるＡＶスイッチャーであり、前記サーバ１に
よって切替制御される。このＡＶスイッチャー２が切り
替える音声、画像供給源としては、例えばビデオソース
３ａ，３ｂ、オーディオソース４等が設けられている。
ビデオソース３ａ，３ｂは例えばデジタルビデオディス
クプレーヤー、ビデオレコーダ、レーザディスクプレー
ヤー等を備え、オーディオソース４は例えばＣＤ再生
機、カセットプレーヤー等を備えている。
に切り替えるＡＶスイッチャーであり、前記サーバ１に
よって切替制御される。このＡＶスイッチャー２が切り
替える音声、画像供給源としては、例えばビデオソース
３ａ，３ｂ、オーディオソース４等が設けられている。
ビデオソース３ａ，３ｂは例えばデジタルビデオディス
クプレーヤー、ビデオレコーダ、レーザディスクプレー
ヤー等を備え、オーディオソース４は例えばＣＤ再生
機、カセットプレーヤー等を備えている。
【００１０】これらサーバ１、ＡＶスイッチャー２、ビ
デオソース３ａ，３ｂ、オーディオソース４は、エレベ
ータが設置される建物の例えば管理室に設けられてい
る。
デオソース３ａ，３ｂ、オーディオソース４は、エレベ
ータが設置される建物の例えば管理室に設けられてい
る。
【００１１】前記サーバ１で作成されたエレベータ情報
に関する音声データ、画像（静止画）データは、信号分
配器としてのハブ５およびＬＡＮ（近距離通信網）６を
介して各エレベータ毎に設けられたマルチモニタコント
ローラ７に転送される。尚図１ではエレベータは１台と
して図示している。
に関する音声データ、画像（静止画）データは、信号分
配器としてのハブ５およびＬＡＮ（近距離通信網）６を
介して各エレベータ毎に設けられたマルチモニタコント
ローラ７に転送される。尚図１ではエレベータは１台と
して図示している。
【００１２】前記ＡＶスイッチャー２で選択されたビデ
オソース３ａ又は３ｂのビデオ信号は、アンプおよびケ
ーブル補正器等を有した伝送装置８ａと映像分配器９ａ
を介してマルチモニタコントローラ７に出力される。
オソース３ａ又は３ｂのビデオ信号は、アンプおよびケ
ーブル補正器等を有した伝送装置８ａと映像分配器９ａ
を介してマルチモニタコントローラ７に出力される。
【００１３】またオーディオソース４のオーディオ信号
は、前記伝送装置８ａと同様に構成された伝送装置８ｂ
と音声分配器９ｂを介してマルチモニタコントローラ７
に出力される。
は、前記伝送装置８ａと同様に構成された伝送装置８ｂ
と音声分配器９ｂを介してマルチモニタコントローラ７
に出力される。
【００１４】マルチモニタコントローラ７は、エレベー
タを制御するエレベータコントローラ１０からシリアル
で導かれるエレベータ情報（階指定情報等）や、前記伝
送装置８ａ，８ｂおよび前記分配器９ａ，９ｂを介して
導かれるビデオソース、オーディオソースの映像、音声
信号や、前記ＬＡＮ６を通して転送されるサーバ１から
のエレベータ情報に関する音声データ、画像データおよ
び制御情報を入力とし、各エレベータの乗りかご又はエ
レベータフロア（図示省略）に設けたスピーカ１１ａ，
１１ｂに音声情報を供給して各種エレベータ情報のアナ
ウンスやバックグラウンドミュージックを流すととも
に、モニタ等の表示器１２ａ，１２ｂに画像情報を供給
してエレベータ情報の映像や動画、静止画等を表示させ
る。
タを制御するエレベータコントローラ１０からシリアル
で導かれるエレベータ情報（階指定情報等）や、前記伝
送装置８ａ，８ｂおよび前記分配器９ａ，９ｂを介して
導かれるビデオソース、オーディオソースの映像、音声
信号や、前記ＬＡＮ６を通して転送されるサーバ１から
のエレベータ情報に関する音声データ、画像データおよ
び制御情報を入力とし、各エレベータの乗りかご又はエ
レベータフロア（図示省略）に設けたスピーカ１１ａ，
１１ｂに音声情報を供給して各種エレベータ情報のアナ
ウンスやバックグラウンドミュージックを流すととも
に、モニタ等の表示器１２ａ，１２ｂに画像情報を供給
してエレベータ情報の映像や動画、静止画等を表示させ
る。
【００１５】前記ハブ５、ＬＡＮ６、マルチモニタコン
トローラ７、伝送装置８ａ，８ｂ、分配器９ａ，９ｂ、
エレベータコントローラ１０は、ビル、建物内の機械室
に設けられ、スピーカ１１ａ，１１ｂおよび表示器１２
ａ，１２ｂはエレベータの乗りかご内又はエレベータフ
ロアに設けられるものである。尚前記マルチモニタコン
トローラ７はエレベータの乗りかご上に設けても良い。
トローラ７、伝送装置８ａ，８ｂ、分配器９ａ，９ｂ、
エレベータコントローラ１０は、ビル、建物内の機械室
に設けられ、スピーカ１１ａ，１１ｂおよび表示器１２
ａ，１２ｂはエレベータの乗りかご内又はエレベータフ
ロアに設けられるものである。尚前記マルチモニタコン
トローラ７はエレベータの乗りかご上に設けても良い。
【００１６】前記各種エレベータ情報に関する音声デー
タ、画像データは、マルチモニタコントローラ７内のメ
モリに予め格納されたデータと、サーバ１からハブ５お
よびＬＡＮ６を介して転送されたデータとが用いられる
ものである。
タ、画像データは、マルチモニタコントローラ７内のメ
モリに予め格納されたデータと、サーバ１からハブ５お
よびＬＡＮ６を介して転送されたデータとが用いられる
ものである。
【００１７】すなわち、例えばエレベータコントローラ
１０から階指定情報が入力されると、その指定された行
き先階を前記予め格納されたデータに基づいて表示器１
２ａ，１２ｂに表示させたり、スピーカ１１ａ，１１ｂ
から音声アナウンスとして流す。
１０から階指定情報が入力されると、その指定された行
き先階を前記予め格納されたデータに基づいて表示器１
２ａ，１２ｂに表示させたり、スピーカ１１ａ，１１ｂ
から音声アナウンスとして流す。
【００１８】またビルの情報やビルに入っているテナン
トの情報やスケジュール情報は、該画像（静止画）、音
声データをサーバ１で作成し、それらをハブ５およびＬ
ＡＮ６を介してマルチモニタコントローラ７に転送し、
スピーカ１１ａ，１１ｂ、表示器１２ａ，１２ｂを通じ
て音声アナウンス、表示を行う。
トの情報やスケジュール情報は、該画像（静止画）、音
声データをサーバ１で作成し、それらをハブ５およびＬ
ＡＮ６を介してマルチモニタコントローラ７に転送し、
スピーカ１１ａ，１１ｂ、表示器１２ａ，１２ｂを通じ
て音声アナウンス、表示を行う。
【００１９】さらに、前記伝送装置８ａ，８ｂ、および
前記分配器９ａ，９ｂを介してマルチモニタコントロー
ラ７に入力されたビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオ
ソース４の映像、音声信号は、バックグラウンドミュー
ジックや背景画像としてスピーカ１１ａ，１１ｂ、表示
器１２ａ，１２ｂを通じて音声出力し、表示させるもの
である。そしてこれら音声、画像の出力制御はすべてサ
ーバ１が統合処理している。
前記分配器９ａ，９ｂを介してマルチモニタコントロー
ラ７に入力されたビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオ
ソース４の映像、音声信号は、バックグラウンドミュー
ジックや背景画像としてスピーカ１１ａ，１１ｂ、表示
器１２ａ，１２ｂを通じて音声出力し、表示させるもの
である。そしてこれら音声、画像の出力制御はすべてサ
ーバ１が統合処理している。
【００２０】またサーバ１は、スピーカ１１ａ，１１ｂ
に供給する音声情報とこれと同時に表示器１２ａ，１２
ｂに供給する画像情報との関連性を持たせるようマルチ
モニタコントローラ７を制御したり、複数の画像情報を
表示器１２ａ，１２ｂに重複表示（オーバーレイ）させ
るようマルチモニタコントローラ７を制御する機能を有
している。
に供給する音声情報とこれと同時に表示器１２ａ，１２
ｂに供給する画像情報との関連性を持たせるようマルチ
モニタコントローラ７を制御したり、複数の画像情報を
表示器１２ａ，１２ｂに重複表示（オーバーレイ）させ
るようマルチモニタコントローラ７を制御する機能を有
している。
【００２１】前記マルチモニタコントローラ７は、これ
１つのコントローラで２画面分を作成し、それぞれを別
の表示器（１２ａ，１２ｂ）で表示させる機能を有し、
具体的には図２のように構成されている。
１つのコントローラで２画面分を作成し、それぞれを別
の表示器（１２ａ，１２ｂ）で表示させる機能を有し、
具体的には図２のように構成されている。
【００２２】図２は図１のように構成されたシステムの
要部のみを表しており（サーバ１、ＡＶスイッチャー
２、ビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオソース４等は
図示省略している）、図１と同一部分は同一符号をもっ
て示している。
要部のみを表しており（サーバ１、ＡＶスイッチャー
２、ビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオソース４等は
図示省略している）、図１と同一部分は同一符号をもっ
て示している。
【００２３】図２において、２１は各種処理を行うＣＰ
Ｕ、２２は図示しないサーバ１と通信回線で接続するた
めのＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）である。２
３は前記ＬＡＮ６を介して入力されるサーバ１の画像デ
ータ、音声データや、図１で述べたＡＶスイッチャー２
で選択されたビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオソー
ス４の画像データ、音声データ等が格納されるデータフ
ァイル部である。
Ｕ、２２は図示しないサーバ１と通信回線で接続するた
めのＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）である。２
３は前記ＬＡＮ６を介して入力されるサーバ１の画像デ
ータ、音声データや、図１で述べたＡＶスイッチャー２
で選択されたビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオソー
ス４の画像データ、音声データ等が格納されるデータフ
ァイル部である。
【００２４】２４は、前記データファイル部２３に格納
されたデータ又は外部から入力されたデータをデータ変
換（解読）するデコーダであり、２５はデコーダ２４で
解読されたデータに基づいて異なる第１の画面および第
２の画面を作成し、例えば第１の画面を表示器１２ａ
に、第２の画面を表示器１２ｂに表示させるグラフィッ
クボードである。
されたデータ又は外部から入力されたデータをデータ変
換（解読）するデコーダであり、２５はデコーダ２４で
解読されたデータに基づいて異なる第１の画面および第
２の画面を作成し、例えば第１の画面を表示器１２ａ
に、第２の画面を表示器１２ｂに表示させるグラフィッ
クボードである。
【００２５】２６は前記データファイル部２３に格納さ
れた音声データ又は外部から入力された音声データをス
ピーカ１１ａ，１１ｂに出力制御するサウンドボードで
ある。２７はエレベータコントローラ１０からのエレベ
ータ情報がシリアルに入力される通信部である。
れた音声データ又は外部から入力された音声データをス
ピーカ１１ａ，１１ｂに出力制御するサウンドボードで
ある。２７はエレベータコントローラ１０からのエレベ
ータ情報がシリアルに入力される通信部である。
【００２６】上記のように構成されたシステムをダブル
デッキエレベータに適用した場合、例えば図３（ａ）に
示すように表示器１２ａを上デッキ乗りかご３０ａ内
に、表示器１２ｂを下デッキ乗りかご３０ｂ内に各々設
ける。
デッキエレベータに適用した場合、例えば図３（ａ）に
示すように表示器１２ａを上デッキ乗りかご３０ａ内
に、表示器１２ｂを下デッキ乗りかご３０ｂ内に各々設
ける。
【００２７】またシングルデッキエレベータに適用した
場合は、例えば図３（ｂ）に示すように表示器１２ａを
乗りかご４０内に、表示器１２ｂをエレベータフロア５
０に各々設ける。
場合は、例えば図３（ｂ）に示すように表示器１２ａを
乗りかご４０内に、表示器１２ｂをエレベータフロア５
０に各々設ける。
【００２８】そしてグラフィックボード２５は、図３
（ａ）のダブルデッキエレベータの場合は上デッキ乗り
かご３０ａ内の乗客用のエレベータ情報に基づく第１の
画面と、下デッキ乗りかご３０ｂ内の乗客用のエレベー
タ情報に基づく第２の画面とを作成し、第１の画面を表
示器１２ａに、第２の画面を表示器１２ｂに各々表示さ
せる。尚図４はオーバーレイさせるエレベータ情報画面
の一例を示している。
（ａ）のダブルデッキエレベータの場合は上デッキ乗り
かご３０ａ内の乗客用のエレベータ情報に基づく第１の
画面と、下デッキ乗りかご３０ｂ内の乗客用のエレベー
タ情報に基づく第２の画面とを作成し、第１の画面を表
示器１２ａに、第２の画面を表示器１２ｂに各々表示さ
せる。尚図４はオーバーレイさせるエレベータ情報画面
の一例を示している。
【００２９】また図３（ｂ）のシングルデッキエレベー
タの場合にグラフィックボード２５は、乗りかご４０内
の乗客用のエレベータ情報に基づく第１の画面とエレベ
ータフロア５０に存在する利用客用のエレベータ情報に
基づく第２の画面とを作成し、第１の画面を表示器１２
ａに、第２の画面を表示器１２ｂに各々表示させる。尚
図３（ｂ）ではマルチモニタコントローラ７は図示省略
している。
タの場合にグラフィックボード２５は、乗りかご４０内
の乗客用のエレベータ情報に基づく第１の画面とエレベ
ータフロア５０に存在する利用客用のエレベータ情報に
基づく第２の画面とを作成し、第１の画面を表示器１２
ａに、第２の画面を表示器１２ｂに各々表示させる。尚
図３（ｂ）ではマルチモニタコントローラ７は図示省略
している。
【００３０】前記エレベータ情報は、方向表示、階表
示、次の停止階、停止前のその階の静止画、ビル、テナ
ント情報等であり、例えば「ドアが閉まります」、「ご
注意下さい」、「１８階にまいります」等の画像が単独
表示又は他の画像にオーバーレイして表示される。
示、次の停止階、停止前のその階の静止画、ビル、テナ
ント情報等であり、例えば「ドアが閉まります」、「ご
注意下さい」、「１８階にまいります」等の画像が単独
表示又は他の画像にオーバーレイして表示される。
【００３１】また前記エレベータ情報に限らず、天気情
報や交通状況やニュース等を表示するように構成しても
良く、それら以外の画像を表示させても良い。
報や交通状況やニュース等を表示するように構成しても
良く、それら以外の画像を表示させても良い。
【００３２】このような表示制御によって、唯一のマル
チモニタコントローラ７だけで異なる内容の２つの画像
を２つの表示器１２ａ，１２ｂに表示することができ、
省スペース化とコスト低減を図ることができる。
チモニタコントローラ７だけで異なる内容の２つの画像
を２つの表示器１２ａ，１２ｂに表示することができ、
省スペース化とコスト低減を図ることができる。
【００３３】尚本発明は前記実施形態例に限らず、ＡＶ
スイッチャー２、ビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオ
ソース４および伝送装置８ａ，８ｂ、映像分配器９ａ、
音声分配器９ｂを除去しても良い。このように構成した
場合は、エレベータ情報に関するデータはサーバ１およ
びエレベータコントローラ１０からマルチモニタコント
ローラ７に供給し、バックグラウンドミュージック、背
景画像としてのデータは、サーバ１で作成したものを予
めマルチモニタコントローラ７内のデータファイル部２
３に格納しておくものであり、その他の構成、作用は前
記と同様である。
スイッチャー２、ビデオソース３ａ，３ｂ、オーディオ
ソース４および伝送装置８ａ，８ｂ、映像分配器９ａ、
音声分配器９ｂを除去しても良い。このように構成した
場合は、エレベータ情報に関するデータはサーバ１およ
びエレベータコントローラ１０からマルチモニタコント
ローラ７に供給し、バックグラウンドミュージック、背
景画像としてのデータは、サーバ１で作成したものを予
めマルチモニタコントローラ７内のデータファイル部２
３に格納しておくものであり、その他の構成、作用は前
記と同様である。
【００３４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、唯一のマ
ルチモニタコントローラだけで、異なる内容の２つの画
像を２つの表示装置に表示することができ、省スペース
化とコスト低減を図ることができる。
ルチモニタコントローラだけで、異なる内容の２つの画
像を２つの表示装置に表示することができ、省スペース
化とコスト低減を図ることができる。
【００３５】また上位コントローラからの各種エレベー
タ情報だけでなく、請求項２のように画像供給源を設け
た場合は、前記エレベータ情報の他に動画、ビデオ映画
等を表示装置に表示することができ、利用客にリラック
スを与えるとともに利用客の視覚に対してきめ細かなサ
ービスを提供することができる。
タ情報だけでなく、請求項２のように画像供給源を設け
た場合は、前記エレベータ情報の他に動画、ビデオ映画
等を表示装置に表示することができ、利用客にリラック
スを与えるとともに利用客の視覚に対してきめ細かなサ
ービスを提供することができる。
【図１】本発明の実施形態例の全体構成図。
【図２】本発明の実施形態例の要部構成図。
【図３】本発明の実施形態例を表し、（ａ）はダブルデ
ッキエレベータに適用したときの説明図、（ｂ）はシン
グルデッキエレベータに適用したときの説明図。
ッキエレベータに適用したときの説明図、（ｂ）はシン
グルデッキエレベータに適用したときの説明図。
【図４】本発明の実施形態例を表し、オーバーレイさせ
るエレベータ情報画面の説明図。
るエレベータ情報画面の説明図。
１…サーバ ２…ＡＶスイッチャー ３ａ，３ｂ…ビデオソース ４…オーディオソース ５…ハブ ６，２２…ＬＡＮ ７…マルチモニタコントローラ ８ａ，８ｂ…伝送装置 ９ａ…映像分配器 ９ｂ…音声分配器 １０…エレベータコントローラ １１ａ，１１ｂ…スピーカ １２ａ，１２ｂ…表示器 ２１…ＣＰＵ ２３…データファイル部 ２４…デコーダ ２５…グラフィックボード ２６…サウンドボード ２７…通信部 ３０ａ…上デッキ ３０ｂ…下デッキ ４０…乗りかご ５０…エレベータフロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 勝 東京都新宿区西新宿２丁目４番１号 新宿 ＮＳビル 日本オーチス・エレベータ株式 会社内 Ｆターム(参考） 3F303 AA02 DB11 DB18 DB27 DC03 FA07
Claims (4)
- 【請求項１】 エレベータを制御するエレベータコント
ローラに接続されるとともに、上位コントローラと通信
可能に接続され、エレベータ乗りかご又はエレベータフ
ロアに設けた第１および第２の表示装置に画像情報を供
給するコントローラであって、前記エレベータコントロ
ーラおよび上位コントローラからの情報に基づいて第１
の画面および第２の画面を作成し、該第１の画面を第１
の表示装置に、第２の画面を第２の表示装置に各々表示
制御するマルチモニタコントローラを備えたことを特徴
とするエレベータのマルチモニタ表示システム。 - 【請求項２】 単数又は複数のビデオソースを有し、前
記マルチモニタコントローラに接続されるとともに前記
上位コントローラによって選択制御される画像供給源を
備えたことを特徴とする請求項１に記載のエレベータの
マルチモニタ表示システム。 - 【請求項３】 前記第１の表示装置はダブルデッキエレ
ベータの上デッキ乗りかごに設置され、前記第２の表示
装置はダブルデッキエレベータの下デッキ乗りかごに設
置されていることを特徴とする請求項１又は２に記載の
エレベータのマルチモニタ表示システム。 - 【請求項４】 前記第１の表示装置はシングルデッキエ
レベータの乗りかごに設置され、前記第２の表示装置は
エレベータフロアに設置されていることを特徴とする請
求項１又は２に記載のエレベータのマルチモニタ表示シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000206816A JP2002037549A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | エレベータのマルチモニタ表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000206816A JP2002037549A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | エレベータのマルチモニタ表示システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002037549A true JP2002037549A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18703681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000206816A Withdrawn JP2002037549A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | エレベータのマルチモニタ表示システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002037549A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005119842A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Otis Elevator Co | エレベータの映像音声配信装置 |
| JP2006316218A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 二軸配向ポリエステルフィルム |
| CN112292342A (zh) * | 2018-06-28 | 2021-01-29 | 三菱电机株式会社 | 报知控制装置 |
-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000206816A patent/JP2002037549A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005119842A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Otis Elevator Co | エレベータの映像音声配信装置 |
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| CN112292342A (zh) * | 2018-06-28 | 2021-01-29 | 三菱电机株式会社 | 报知控制装置 |
| CN112292342B (zh) * | 2018-06-28 | 2021-10-29 | 三菱电机株式会社 | 报知控制装置 |
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Legal Events
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