JP2003244674A - コンテンツ運用管理システム - Google Patents

コンテンツ運用管理システム

Info

Publication number
JP2003244674A
JP2003244674A JP2002042201A JP2002042201A JP2003244674A JP 2003244674 A JP2003244674 A JP 2003244674A JP 2002042201 A JP2002042201 A JP 2002042201A JP 2002042201 A JP2002042201 A JP 2002042201A JP 2003244674 A JP2003244674 A JP 2003244674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
content
server
cinema
theater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002042201A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4016251B2 (ja
Inventor
Kenichi Kato
健一 加藤
Hironaga Yoda
弘長 依田
Yoshio Hatano
義雄 畑野
Akihiko Hosoi
明彦 細井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002042201A priority Critical patent/JP4016251B2/ja
Publication of JP2003244674A publication Critical patent/JP2003244674A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4016251B2 publication Critical patent/JP4016251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ量、データ伝送速度や伝達確度(時間
的冗長度)などのデータ伝送条件が異なる複数のデータ
によって運営されるデジタルシネマ上映システムなどに
適したコンテンツ運用管理システムを提供することであ
る。 【解決手段】 コンテンツ・データと、コンテンツ・デ
ータの再生出力を制御するコンテンツ制御データと、を
取得するデータ取得手段を具備したデータ送出機器と、
コンテンツ・データを再生出力する手段を具備したコン
テンツ再生機器と、コンテンツ再生機器に関連して動作
する設備機器と、コンテンツ再生機器及び設備機器の制
御を行う機器制御コマンドを生成する手段を具備した制
御コマンド機器と、設備機器を動作させる機器動作コマ
ンドを生成する手段を具備した設備制御機器と、から構
成されるコンテンツ運用管理システムにおいて、コンテ
ンツ・データ及びコンテンツ制御データの伝送は、パケ
ット形式のデータで伝送し、制御コマンド及び機器動作
コマンドの伝送は、非パケット形式のデータで伝送する
ことを特徴とするコンテンツ運用管理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ運用管
理システムに関する。詳しくは、デジタルデータで作成
された映画(コンテンツ)を上映するためデジタルシネ
マシステムで用いられるコンテンツ運用管理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各種コンテンツの配信や配給がア
ナログ方式からデジタル方式へと切り替わりつつある。
映画業界も例外でない。現在、多くの映画館において
は、アナログ記録した映画の配給からデジタル記録した
映画の配給へと上映システムの切り替えが模索されてい
る。
【0003】また、近年、1つの場所に複数のスクリー
ン(劇場)を持つマルチプレックスシアター、通称シネ
コン(シネマコンプレックス)と呼ばれる複合型映画館
も登場し、人気の映画などを複数館で上映するなどの効
率のよい映画上映を行っている。
【0004】そこで、複数の上映システム(スクリー
ン)にデジタルデータ化された映画を配信するようなシ
ステムが必要となり、一般的には、各上映システム間を
LAN(Local Area Network)で構
成し、各上映システムを構成する映像/オーディオ設
備、照明などの館内設備などもLANによって接続する
ことで、シアターの運営がすべて同じ環境で制御できる
デジタルシネマシステムが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンテ
ンツ・データのようにデータ容量が大きく、確実性が要
求され、時間がかかっても情報の内容の正確性が要求さ
れる情報があり、一方で、制御データのように時間管理
が優先され、通信エラーに基づくリトライの許さない情
報もあり、データ量、伝送速度、伝達確度などの伝送条
件が異なるデータの伝送を制御・管理しなければならな
いという問題を有している。
【0006】従って、本発明は、データ量、データ伝送
速度や伝達確度(時間的冗長度)などのデータ伝送条件
が異なる複数のデータによって運営されるデジタルシネ
マ上映システムなどに適したコンテンツ運用管理システ
ムを提案する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るコンテンツ運用管理システムは次のよ
うな構成にすることである。
【0008】(1)コンテンツ・データと、該コンテン
ツ・データの再生出力を制御するコンテンツ制御データ
と、を取得するデータ取得手段を具備したデータ送出機
器と、前記コンテンツ・データを再生出力する手段を具
備したコンテンツ再生機器と、前記コンテンツ再生機器
に関連して動作する設備機器と、前記コンテンツ再生機
器及び前記設備機器の制御を行う機器制御コマンドを生
成する手段を具備した制御コマンド機器と、前記設備機
器を動作させる機器動作コマンドを生成する手段を具備
した設備制御機器と、から構成されるコンテンツ運用管
理システムにおいて、前記コンテンツ・データ及び前記
コンテンツ制御データの伝送は、パケット形式のデータ
で伝送し、前記制御コマンド及び前記機器動作コマンド
の伝送は、非パケット形式のデータで伝送することを特
徴とするコンテンツ運用管理システム。 (2)前記コンテンツ・データ及び前記コンテンツ制御
データの伝送は、同一ネットワークで伝送することを特
徴とする(1)に記載のコンテンツ運用管理システム。 (3)前記制御コマンドの伝送は、シリアルデータ伝送
で行うことを特徴とする(1)に記載のコンテンツ運用
管理システム。 (4)前記機器動作コマンドの伝送は、パラレルデータ
伝送で行うことを特徴とする(1)に記載のコンテンツ
運用管理システム。
【0009】このようなコンテンツ運用管理システムに
より、コンテンツ・データ及びコンテンツ制御データを
パケット形式のデータとして伝送し、機器制御コマンド
及び機器動作コマンドを非パケット形式のデータとして
伝送することにより、それぞれのデータを要求される条
件に適したデータ形式で、混交することなくデータ伝送
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るコンテンツ運
用管理システムの実施の形態を図面を参照して説明す
る。但し、図面は専ら解説のためのものであって、本発
明の技術的範囲を限定するものではない。
【0011】まず、本発明のコンテンツ運用管理システ
ムの構成方法及びコンテンツ運用管理システムを用いた
デジタルシネマシステムの全体概要を説明する。
【0012】図1に示すデジタルシネマシステムは、フ
ィルム配給部10、テレシネ変換部20、メディア制作
部30、デジタルシネマ上映部40、から構成される。
【0013】フィルム配給部10は、アナログ信号やデ
ジタル信号でコンテンツが記録された35ミリ、16ミ
リ、スーパー16ミリのネガ/ポジフィルムや9.5ミ
リ、S−8ミリ、W−8ミリなどのオリジナルフィルム
100から各シアターに配給するためのリリースプリン
トフィルム110を作成し、テレシネ変換部20に送
る。
【0014】テレシネ変換部20は、テレシネ機21
0、オーディオエンコーダ220、デジタルVTR23
0などを備えており、フィルム配給部10から配給され
たリリースプリントフィルム110に記録された映像信
号/オーディオ信号をデジタルシネマ(eシネマ)やテ
レビジョン放送、ビデオ/DVD化するためのデジタル
化を行うと共にフォーマット変換を行ってソースデータ
を生成し、このソースデータをマスタ(マザー)メディ
ア240などのメディアに記録する。
【0015】メディア制作部30は、ビデオサーバ31
0、メディアデッキ320などを備え、マスタ(マザ
ー)メディア240に記録されたコンテンツ(映像信号
/オーディオ信号)をデジタルシネマとして上映可能な
状態に変換してストリーマテープなどのメディア350
に記録し、複製を行って、デジタルシネマ上映部40を
備えた各シネマシアターなどに配給(配信/送信)す
る。
【0016】デジタルシネマ上映部40は、アップロー
ドマネージャ410、シネマサーバ420、プロジェク
タ430、オーディオデコーダ440、DAコンバータ
460、シアターオーディオシステム470などを備
え、デジタルシネマを上映する各シアター(スクリーン
・劇場)である。
【0017】続いて、上述した図1のデジタルシネマシ
ステムのデジタルシネマ上映部40に相当し、本発明に
係るコンテンツ運用管理システムについて図面を参照し
ながら具体的に説明する。
【0018】図2に示すコンテンツ運用管理システム
は、シアター運営制御部401、上映サーバユニット4
02、映像信号処理部403、スクリーンシステム部4
04、オーディオ信号処理部405、オーディオ関連機
器部406、シアターオーディオ部407、システム制
御部408、施設設備部409などから構成される。
【0019】シアター運営制御部401は、メディア
(ストリーマテープ)350をセットして、コンテンツ
・データ(映像信号/オーディオ信号)を自動的に読み
出し、パケットデータとして出力するメディアデッキ4
11と、メディアデッキ411から出力されたパケット
データを記録したり、シアター運営プログラム413を
記録するハードディスク412と、機器操作の為のマウ
ス414及びキーボード415、機器状態を表示するた
めのディスプレイ416などを有するアップロードマネ
ージャ110を備えいる。
【0020】アップロードマネージャ410は、メディ
ア350に記録されたデータを読み出しできるメディア
デッキやハードディスクなどの記録媒体を有し、メディ
ア350のメモリ351に記録されているメディア用I
Dなどをチェックしてメディア350に記録されている
コンテンツ・データ(映像信号/オーディオ信号)を自
動的に読出してハードディスクに記録して再構成する機
能、再構成したデータに含まれるシネマサーバ用IDコ
ード、コンテンツ自体を管理するコンテンツIDコード
など、複数のIDコードを照合して、パケットデータと
してシネマサーバ420へ送出する機能、上映編成情報
などのマネージメント情報を作成し、このマネージメン
ト情報や上映コンテンツ情報などを各シネマサーバ42
0に送出すると共に、これらの情報にに従い各シネマサ
ーバ420を運用・管理する機能、各シネマサーバ42
0に記録されているコンテンツ・データの消去指示を送
り、記録されたデータ消去の確認を行って消去証明情報
を出力する機能など、を備えた機器である。
【0021】そして、LAN(Local Area
Network)構成されたネットワークを介して上映
サーバユニット402と接続され、上映サーバユニット
402に対して、上映番組編成情報(番組単位、日編
成、期間編成などの編成情報)などのシアターマネージ
メント情報やメディア(ストリーマテープ)350に記
録されているコンテンツ・データ(映像信号/オーディ
オ信号)をパケットデータとして送出する。
【0022】上映サーバユニット402は、シネマサー
バ420と、サーバコマンダ421と、モニタ422な
どから構成される。
【0023】シネマサーバ420は、ハードディスク4
20aなどの記録媒体を備え、ハブ(HUB)4を経由
し、LANによってシアター運営制御部401のアップ
ロードマネージャ410と接続され、更に、サーバコマ
ンダ421とシリアル通信ケーブルで接続されており、
以下のような機能を備えている。
【0024】アップロードマネージャ410から送られ
てくるパケットデータを再構築して上映可能な状態のフ
ォーマットであるシネマシステム専用パッケージフォー
マットに変換する機能、シネマシステム専用パッケージ
フォーマットに再構築されたデータ(映像信号/オーデ
ィオ信号)をサーバ専用パッケージフォーマットに変換
してハードディスクに記録する機能、ハードディスク4
20aに記録したデータ(映像信号/オーディオ信号)
を映像信号とオーディオ信号に分離して所定のデジタル
信号にデコードする機能、デコードした映像信号をSD
I(PAL)信号などに変換して映像信号処理部403
へ送出し、デーコードしたオーディオ信号をAES/E
BU信号などのデジタルオーディオ信号に変換してオー
ディオ信号処理制御部404へ送出する機能、などを備
えた機器である。
【0025】サーバコマンダ421は、シネマサーバ4
20及びIFユニット480aとRS232CやRS4
22などのシリアル通信ケーブルで接続され、また、ハ
ブ(HUB)4を経由してLANによってシアター運営
制御部401のアップロードマネージャ410と接続さ
れており、アップロードマネージャ410から送られて
くるシアターマネージメント情報などを記録すると共
に、シネマサーバ420を制御する機能、IFユニット
480a経由してシステムコマンダ480に各部403
〜409の機器を個別に制御指示することができる機器
制御コマンドを送出する機能、などを備えた機器であ
る。
【0026】例えば、シアターマネージメント情報に基
づいてシネマサーバ420を制御して上映編成時間を調
整したり、映像信号処理部403/スクリーンシステム
部404/オーディオ信号処理部405/オーディオ関
連機器部406/シアターオーディオ部407/システ
ム制御部408/施設設備部409など各部の個別の機
器を制御するための指示を行う機器制御コマンドをIF
ユニット480aを介してシステムコマンダ480に送
出し、映像や音声、照明、その他設備を一括して制御・
管理することができる。
【0027】モニタ422は、シネマサーバ420と音
量調整器461と接続され、シネマサーバ420が映像
信号処理部403へ送り出した映像信号と同じ映像信号
(SDI信号)と、オーディオ信号処理部405でアナ
ログ変換処理されたオーディオ信号とを取り込んで、上
映中のコンテンツ(シネマ)と同じ映像/オーディオ信
号をモニタリングして上映状態確認を行うための機器で
ある。
【0028】ハブ(HUB)4は、アップロードマネー
ジャ410とシネマサーバ420とサーバコマンダ42
1と接続され、各機器からの通信ケーブル(LANケー
ブル)を集線して接続し、それぞれの機器から送られて
くるパケットデータを指定されている所定の機器のみに
対して伝送するスイッチング機能を備えた機器である。
【0029】映像信号処理部403は、プロジェクタ4
30、映像データ変換器432、画郭切換器433など
から構成される。
【0030】プロジェクタ430は、映像データ変換器
432と接続され、更に、画郭切換器433とシリアル
通信ケーブルで接続されており、映像データ変換器43
2から送られてくるコンポーネント信号(輝度信号Yと
色差信号R−Y、B−Y)を光(信号)に変換し、更
に、画郭切換器433からの画郭モード情報に応じたス
クリーン440の大きさに適合させた光(信号)に変換
し、アナモフィックレンズ431を介して変換した光
(信号)をスクリーン440に投射する機器である。
【0031】映像データ変換器432は、シネマサーバ
420とプロジェクタ430と接続され、シネマサーバ
420から送られてくる映像信号(SDI信号やPAL
信号)をコンポーネント信号(輝度信号Yと色差信号R
−Y、B−Y)などに変換し、プロジェクタ430に送
出する機器(SDIコンポーネント変換器)である。
【0032】画郭切換器433は、システムコマンダ4
80とパラレル通信ケーブルで接続され、また、プロジ
ェクタ430とシリアル通信ケーブルで接続されてお
り、システムコマンダ421からの機器動作コマンドに
より、画郭モード(映像信号の縦と横の長さの比率に関
する情報)に応じてスクリーン440の映像表示範囲を
調整するようにプロジェクタ430に指示を送る機器で
ある。
【0033】スクリーンシステム部404は、システム
コマンダ480とパラレル通信ケーブルで接続され、プ
ロジェクタ430で変換され投射される光信号を反射し
映像として映し出すスクリーン440やバリマスク(図
示せず)などを備えており、システムコマンダ480か
らの機器動作コマンドによりスクリーン440をコンテ
ンツに応じた大きさに調整する。
【0034】オーディオ信号処理部405は、オーディ
オデコーダ450、DAコンバータ460、音量調整器
461から構成される。
【0035】オーディオデコーダ450は、シネマサー
バ420、DAコンバータ460と接続され、シネマサ
ーバ420から送られてくるオーディオ信号(AES/
EBU信号などのデジタルオーディオ信号)をデコード
して、DAコンバータ460に送出する機器である。
【0036】DAコンバータ460は、オーディオデコ
ーダ450、音量調整器461と接続され、オーディオ
デコーダ450でデコードされたオーディオ信号をアナ
ログ信号に変換して音量調整器461に送出する機器で
ある。
【0037】音量調整器461は、DAコンバータ46
0、シアターオーディオシステム470、上映サーバユ
ニット402のモニタ422、オーディオ関連機器部4
06と接続され、更に、システムコマンダ480とパラ
レル通信ケーブルで接続されており、DAコンバータ4
60から送られてくるアナログ信号に変換されたオーデ
ィオ信号の音量を調整し、シアターオーディオシステム
470に出力する機器である。また、システムコマンダ
480からの機器制御コマンドに従い、オーディオ関連
機器部406から送られてくるオーディオ信号の音量を
調整し、シアターオーディオシステム470及びモニタ
422に出力する。
【0038】オーディオ関連機器部406は、オーディ
オ信号処理部405の音量調整機器461と接続され、
更に、システムコマンダ480とパラレル通信ケーブル
で接続されており、CDプレーヤ460、カセットデッ
キ463、ミキサ464などから構成され、シネマサー
バ420内に記録されている以外のオーディオ信号を作
成して音量調整器461に送出する。
【0039】シアターオーディオ部407は、イコライ
ザ471、アンプ472、スピーカ473などから構成
されるシアターオーディオシステム470を備え、DA
コンバータ460で変換されたアナログ信号を再生する
システムである。
【0040】例えば、図示してあるようなドルビーデジ
タル5.1chのシステムの場合は、メインスピーカの
レフトスピーカ(Lsp)、センタスピーカ(Cs
p)、ライトスピーカ(Rsp)と、再生環境の後方音
場や効果音、残響効果をサポートするサラウンドレフト
スピーカ(SLsp)、サラウンドライトスピーカ(S
Rsp)の5つのスピーカと、1つの重低音のみを再生
できるサブウーハースピーカ(SWsp)を備えたデジ
タル5.1chマルチチャンネルに対応した立体音響シ
ステムである。
【0041】システム制御部408は、上映サーバユニ
ット402のサーバコマンダ421とインタフェースユ
ニット480aを介してシリアル通信ケーブル(RS2
32C、RS422など)で接続されると共に、映像信
号処理部403、スクリーンシステム部404、オーデ
ィオ信号処理部405、オーディオ関連機器部406、
シアターオーディオ部407、システム制御部408、
施設設備部409などの各機器とパラレル通信ケーブル
で接続されており、サーバコマンダ421からシリアル
データ伝送で送られてくる機器動作コマンドに従い、各
部403〜409の機器を制御するための機器動作コマ
ンドをパラレルデータ伝送で送出し、機器個別の制御を
行う。
【0042】例えば、画郭切換器433、スクリーン4
40、音量調整器461、CDプレイヤ462、カセッ
トデッキ463、非常システム491、調光器492、
35mm映写機493、などと接続し、サーバコマンダ
421から機器動作コマンドを投入すると、それぞれの
機器に応じた個別の機器動作コマンドを送出し、制御を
行う。
【0043】施設設備部409は、非常放送システム4
91、調光器492、35mm映写機などの従来の上映
設備493などのシアター内の諸設備であり、それぞれ
の機器がパラレル通信ケーブルでシステムコマンダ48
0と接続されている。
【0044】非常システム491は、シアター内の非常
時に館内放送等を行うものであり、手動又は自動でシス
テムコマンダ480へ最優先の割り込みをかけ、シアタ
ーオーディオ部407や調光器492などと連動して館
内放送や照明制御などを行う。
【0045】調光器492は、システムコマンダ480
から送られてくる機器動作コマンドに従って上映してい
る映画に応じた照明の調整などを行う。
【0046】35mm映写機などの従来の上映設備49
3は、システムコマンダ480から送られてくる機器動
作コマンドに応じて、デジタルシネマから従来のフィル
ム上映に切り替えることが可能である。
【0047】ここで、図2のコンテンツ運用管理システ
ムにおけるデータの流れについて図3を参照しながら更
に具体的に説明する。
【0048】まず、デジタルシネマ上映部40内におい
て伝送されるデータ(信号)の種類は、シアターマネ
ージメント情報(映画運営プログラム関連情報)、上
映コンテンツ情報、コンテンツ・データ(映像/オー
ディオ信号)、設備制御情報などがある。
【0049】シアターマネージメント情報(映画運営
プログラム関連情報)は、上映するシネマのコンテンツ
に基づいて、BGM、インフォメーション、CM、チャ
イム、開始/終了アナウンス、予告、案内などの各種コ
ンテンツを時系列に編集した「番組」(1興行単位)の
情報、複数のシネマを上映する場合は「A番組」の情
報、「B番組」の情報・・・という複数の「番組」の情
報と、「番組」に基づいた編成された1日のタイムスケ
ジュール、10:00〜「A番組」、12:30〜BG
M、14:30〜「B番組」、14:30〜BGM・・
・というような「日編成」情報、複数ある場合は「A編
成」情報、「B編成」情報・・・という複数の「日編
成」情報と、「日編成」に基づいた所定期間の編成情
報、初日〜3日目までは「A編成」、4日目〜7日目ま
では「B編成」、・・・というような「期間編成」情報
など、上映の運営に関する情報が含まれており、アップ
ロードマネージャ410→サーバコマンダ421で伝送
され、1度受信すると所定の期間変更することはない。
【0050】上映コンテンツ情報は、本編、予告編、
CM、案内、インフォメーション、開始/終了アナウン
ス、チャイム、BGMなどのコンテンツの種別を示す作
品(コンテンツ)の種類、各コンテンツの作品名、配給
会社(版権者)名、PAL/NTSC/HDなどの映像
信号の種別、シネスコ/85ビスタ/HD/66ビスタ
/スタンダード/TVなどの映像信号の画郭モード、オ
ーディオ信号が記録されたチャンネルを示す音声モー
ド、コンテンツの上映時間など、上映するコンテンツ・
データに関する情報が含まれており、アップロードマネ
ージャ410→シネマサーバ420間で伝送され、1度
受信すると所定の期間変更することは少ない。
【0051】コンテンツ・データ(映像/オーディオ
信号)は、アップロードマネージャ410→シネマサー
バ420で伝送される上映コンテンツ(シネマ)自体の
データ(映像信号/オーディオ信号)であり、アップロ
ードマネージャ410→シネマサーバ420間で伝送さ
れ、データ量が多く、1度受信すると所定の期間変更す
ることは少ない。また、データを簡単に判読したり、再
生することができないようにする必要がある。
【0052】設備制御情報は、調光、スクリーンやバ
リマスクの開閉、画郭切換などのシアター上映作業に関
する所謂機器制御コマンドであり、サーバコマンダ42
1→システムコマンダ480→各部の個々の機器という
経路で伝送され、映画を上映する度に適宜伝送され、映
画の上映内容などに応じて照明や音声などを調節するな
どリアルタイムで個々の機器を動作させる必要がある。
【0053】上述した〜の情報において、シアタ
ーマネージメント情報と上映コンテンツ情報は、確実
に情報伝達できること、コンテンツ・データは、確実
に情報伝達し、且つ、情報の流出を阻止すること、設
備制御情報に関しては、伝達速度が速く、確実な情報伝
達ができること、即ち、通信ミスによるリトライがなく
リアルタイムに伝達できること、が要求される。
【0054】このように〜の各情報に要求される条
件から、〜の情報を伝達する頻度は少なくリアルタ
イム性が要求されない点、また、コンテンツ・データ
に関してはデータ量が多く、秘匿性が高いという点か
ら、データを分割して伝送し、復元や判読が容易でな
く、且つ、データを確実に情報伝達を行うことができる
ようなネットワークが必要となる。
【0055】また、シアターマネージメント情報はア
ップロードマネージャ410→サーバコマンダ421間
で伝送され、上映コンテンツ情報、コンテンツ・デ
ータは、アップロードマネージャ410→シネマサーバ
420間で伝送されるので、伝送経路が異なるため、
シアターマネージメント情報と、上映コンテンツ情報
/コンテンツ・データとを確実に分離できるようにす
る。
【0056】このような伝送を可能とするネットワーク
として、例えば、通信プロトコルとしてTCP/IP
(Transmission Control Pro
tocol/Internet Protocol)を
用い、アップロードマネージャ410−サーバコマンダ
421間、及びアップロードマネージャ410−シネマ
サーバ420間をLAN接続により接続する。
【0057】また、アップロードマネージャ410から
の通信ケーブルをスイッチング機能を有するハブ(HU
B)4に接続し、スイッチングハブ(HUB)4からサ
ーバコマンダ421、シネマサーバ420に別々の通信
ケーブルを接続する、というような、所謂LAN(Lo
cal Area Network)ケーブルで接続す
ることでシアターマネージメント情報と、上映コン
テンツ情報/コンテンツ・データとが同一ネットワー
ク上で分離できる。
【0058】一方、設備制御情報に関しては、通信ミ
スによるリトライがなくリアルタイムに伝達できること
が要求されるので、サーバコマンダ421→システムコ
マンダ480間をシリアルデータ通信可能なRS232
CやRS422などの通信ケーブルで接続し、システム
コマンダ480−各部の個々の機器間には、パラレルデ
ータ通信可能な通信ケーブルで接続することにより、そ
れぞれが1対1の専用の通信回線で接続されるので、制
御対象の機器を確実、且つ、高速に動作させることがで
きる。
【0059】従って、図2に示すような、シアタ運営制
御部401−上映サーバユニット間402をLANで接
続し、サーバコマンダ421−シネマサーバ420間及
びサーバコマンダ421−システムコマンダ間をシリア
ル通信ケーブルで接続し、システムコマンダ480と機
器動作コマンドにより制御される各機器の間はパラレル
通信ケーブルで接続して、各機器間で伝送されるデータ
に適したネットワークを独立させて接続している。
【0060】続いて、図2のコンテンツ運用管理システ
ムの動作について説明する。
【0061】シアター運営制御部401は、配給される
メディア(ストリーマテープ)350をアップロードマ
ネージャ110のメディアデッキ411にセットする
と、記録されてるデータを自動的に読み出し、パケット
データとして出力し、ハードディスク412に記録す
る。
【0062】そして、マウス414及びキーボード41
5を操作し、ディスプレイ416などでハードディスク
412に記録したデータを確認しながら所定のデータ
(シアターマネージメント情報、上映コンテンツ情報、
映像/オーディオ信号、映画上映時の動作機能情報な
ど)をLANを介して接続されている上映サーバユニッ
ト402のシネマサーバ420又はサーバコマンダ42
1に送出する。
【0063】シネマサーバ420は、まず、アップロー
ドマネージャ410から送られてくるパケットデータを
再構築し、メディア用IDコード、メディア(ストリー
マテープ)350を物理的に個別管理するためのIDコ
ード、各シネマサーバ420を個別に管理するIDコー
ドなど複数のIDコードを照合し、正常に照合が行われ
た場合に、再構築したデータ(映像信号/オーディオ信
号)をサーバ専用パッケージフォーマットでハードディ
スクに記録する(書き込む)する。
【0064】一方、サーバコマンダ421は、アップロ
ードマネージャ410から送られてくるシアターマネー
ジメント情報を記録する。
【0065】ハブ(HUB)4は、アップロードマネー
ジャ410→サーバコマンダ421間で伝送されるパケ
ットデータと、アップロードマネージャ410→シネマ
サーバ420間で伝送されるパケットデータとのスイッ
チングを行い、両者のパケットデータの分離してそれぞ
れの機器に接続されたケーブルへ確実に送り出す。
【0066】ここで、映画の上映を行う場合、サーバコ
マンダ421からシネマサーバ420に対する機器制御
コマンドを投入する。
【0067】サーバコマンダ421は、機器制御コマン
ドが投入されるとシアターマネージメント情報に従い、
シネマサーバ420のハードディスク420aに記録し
たデータ(映像信号/オーディオ信号)をデコードし
て、映像信号とオーディオ信号を取出してそれぞれ分離
し、映像信号をSDI(PAL)信号に変換して映像信
号処理部403へ送出し、オーディオ信号をAES/E
BU信号(デジタルオーディオ信号)に変換してオーデ
ィオ信号処理制御部404へ送出する。
【0068】一方、システムコマンダ480に対して、
各部403〜409の機器を個別に制御する機器動作コ
マンドを送出し、映像や音声、照明、その他設備の制御
指示を行う。
【0069】システムコマンダ480は、サーバコマン
ダ421から送られてくる機器制御コマンドに従い、画
郭切換器433、スクリーン440、音量調整器46
1、CDプレイヤ462、カセットデッキ463などの
機器をそれぞれ制御するための機器動作コマンドを個々
の機器に対して送出する。
【0070】映像信号処理部403の映像データ変換器
432は、シネマサーバ420から送られてくる映像信
号(SDI信号やPAL信号)をコンポーネント信号
(輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y)などに変換し
てプロジェクタ430に送出し、プロジェクタ430
は、映像データ変換器432から送られてくるコンポー
ネント信号(輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y)を
アナモフィックレンズ431を介してスクリーンの大き
さ適合した光(信号)としてスクリーンシステム404
のスクリーン440に投射する。
【0071】スクリーンシステム部404のスクリーン
440は、プロジェクタ430で変換され投射される光
信号を反射し映像として映し出す。
【0072】また、画郭切換器433がサーバコマンダ
421で投入された機器制御コマンド応じてシステムコ
マンダ480が出力する機器動作コマンドにより、画郭
モード(映像信号の縦と横の長さの比率に関する情報)
に応じてスクリーン440の表示範囲の調整を行う。ま
た、これの調整に応じてバリマスクを動作させる。
【0073】一方、オーディオ信号処理部405では、
映像信号処理部403と同期を取りながら、オーディオ
デコーダ450によってシネマサーバ420から送られ
てくるオーディオ信号(AES/EBU信号などのデジ
タルオーディオ信号)をデコードして、DAコンバータ
460に送り、DAコンバータ460は、オーディオデ
コーダ450でデコードされたオーディオ信号をアナロ
グ信号に変換して音量調整器461に送出する。
【0074】音量調整器461は、DAコンバータ46
0から送られてくるアナログ信号に変換されたオーディ
オ信号の音量を調整し、シアターオーディオ部407に
出力する。
【0075】そして、シアターオーディオ部407のシ
アターオーディオシステム470は、は、イコライザ4
71、アンプ472で映像信号に同期し、適合した音響
効果、音量に調節し、例えば、ドルビーデジタル5.1
chのシステムのように、メインスピーカのレフトスピ
ーカ(Lsp)、センタスピーカ(Csp)、ライトス
ピーカ(Rsp)と、再生環境の後方音場や効果音、残
響効果をサポートするサラウンドレフトスピーカ(SL
sp)、サラウンドライトスピーカ(SRsp)の5つ
のスピーカと、1つの重低音のみを再生できるサブウー
ハースピーカ(SWsp)などから構成されるスピーカ
473でデジタル5.1chマルチチャンネルに対応し
た立体音響効果を再現する。
【0076】また、上映サーバユニット402のモニタ
422は、シネマサーバ420が映像信号処理部403
へ送り出した映像信号と、オーディオ信号処理制御部4
04でアナログ変換処理されたオーディオ信号、即ち、
上映されている映画と同じ信号を取り込んで再生し、上
映状態の確認を行う。
【0077】また、画郭切換器433、スクリーン44
0、音量調整器461、CDプレイヤ462、カセット
デッキ463などの機器は、システムコマンダ480か
らの機器動作コマンドに応じて、上映されている映画に
同期して、映像や音声、照明・その他設備を適宜調整す
る。
【0078】また、天災や停電などの非常時には、シス
テムコマンダ480に対して、自動又は手動でサーバコ
マンダ421に機器制御コマンドを投入する、若しく
は、非常システム491が自動的に機器制御コマンドを
送る。
【0079】システムコマンダ480は、各部(各機
器)に対して最優先の割り込みをかけ、シアターオーデ
ィオ部407や調光器492などと連動して館内放送や
照明制御などを行ったり、サーバコマンダ421が上映
サーバユニット402で送出している映画を一時停止/
強制終了などの処理を行う。
【0080】また、サーバコマンダ421から機器制御
コマンドを投入すると、35mm映写機などの従来の上
映設備492によってデジタルシネマから従来のフィル
ム上映に切り替えることも可能である。
【0081】このようなコンテンツ運用管理システムに
より、図4に示すような複数のスクリーンを有するマル
チプレクスシアターを制御することも可能となる。
【0082】図4は、マルチプレクスシアターの接続の
概略構成であり、No.1シアター40a〜No.16
シアター40pの16シアターを有しており、シアター
運営制御部401と、上映サーバユニット402a〜4
02dと、システムコマンダ380a〜380dと、デ
ジタルシネマ上映部40a〜40pと、から構成され
る。尚、各部及び各機器の機能や動作、及び接続構成に
関しては、上述の図1、図2で説明したものと同様であ
るのでその詳細な説明は省略する。
【0083】シアター運営制御部401は、アップロー
ドマネージャ410を備え、ハブ(HUB)4を介して
上映サーバユニット402a〜402dのサーバコマン
ダ421a〜421d及びシネマサーバ420a〜42
0dとLANで接続されている。
【0084】アップロードマネージャ410は、ハブ
(HUB)4を介して4つの上映サーバユニット402
a〜402dとLAN接続され、パケットデータにより
データ伝送を行う。
【0085】サーバコマンダ421a〜421dに対し
ては、各シネマサーバ420a〜420dを制御・管理
するシアターマネージメント情報をパケットデータで送
出し、シネマサーバ420a〜420dに対しては、そ
れぞれのシアター40a〜40pで上映するコンテンツ
・データをパケットデータで送出する。
【0086】シアター運営制御部401は、各上映サー
バユニット402a〜402dへパケットデータを送出
するのみであるので、サーバコマンダ421a〜421
d又はシネマサーバ420a〜420dの稼働状況に応
じて適宜シアターマネージメント情報やコンテンツ・デ
ータを伝送することができるので、シネマ上映に影響を
与えることが無く、任意の時間にデータ伝送が可能とな
る。
【0087】シアターマネージメント情報を伝送するL
ANケーブルと、コンテンツ・データを伝送するLAN
通信ケーブルは物理的に別のケーブルであり、ハブ(H
UB)4を介してアップロードマネージャ410とLA
Nケーブルで接続され、データ伝送を行う場合は、ハブ
(HUB)4のスイッチング機能によりアップロードマ
ネージャ410と所定のサーバコマンダ421又は所定
のシネマサーバ420が接続されるので、データの衝突
が無く、他の機器へデータが流出することもないので安
全にデータ伝送を行うことができる。
【0088】一方、各上映サーバユニット402a〜4
02dは、それぞれ、シネマサーバ420a〜420d
と、サーバコマンダ421a〜421dとを有してお
り、各上映サーバユニットは、4つシアター、即ち4つ
のデジタルシネマ上映部を制御・管理する。
【0089】各シネマサーバ420は、サーバコマンダ
421とは、シリアル通信ケーブルで接続され、シネマ
サーバ420aは、デジタルシネマ上映部40a〜40
d(No.1シアター〜No.4シアタ)、シネマサー
バ420bは、デジタルシネマ上映部40e〜40h
(No.5シアター〜No.8シアター)、シネマサー
バ420cは、デジタルシネマ上映部40i〜40l
(No.9シアター〜No.12シアター)、シネマサ
ーバ420aは、デジタルシネマ上映部40m〜40p
(No.13シアター〜No.16シアター)というよ
うに、各シネマサーバ1つで4つのデジタルシネマ上映
部の制御を行う。
【0090】サーバコマンダ421a〜421dは、各
シネマサーバ420と1対1でシリアル通信ケーブルで
接続されると共に、シネマコマンダ380a〜380d
とそれぞれ1対1でシリアル通信ケーブルで接続され
る。
【0091】上述したように、シアター運営制御部40
1は、アップロードマネージャ410は1つで、HUB
4を各上映サーバユニット402a〜402dを接続
し、それぞれの上映サーバユニットで複数のスクリーン
(デジタルシネマ上映部40)を接続して管理・運用で
きる。また、シアター(デジタルシネマ上映部40)の
増減が容易になる。
【0092】また、シアター運営制御部401は、各上
映サーバユニット402a〜402dへパケットデータ
を送出するのみであり、サーバコマンダ421a〜42
1dがシネマサーバ420a〜420dの稼働状況に応
じて適宜シアターマネージメント情報やコンテンツ・デ
ータを伝送することができるので、シネマ上映に影響を
与えることが無く、任意の時間にデータ伝送が可能とな
る。
【0093】
【発明の効果】上述したコンテンツ運用管理システムに
より、コンテンツ・データ及びコンテンツ制御データを
パケット形式のデータとして伝送し、機器制御コマンド
及び機器動作コマンドを非パケット形式のデータとして
伝送することで、それぞれのデータを要求される条件に
適したデータ形式で混交することなくデータ伝送を行う
ことができるので、コンテンツ・データの管理・運用が
容易なコンテンツ運用管理システムを実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツ運用管理システムを用
いたデジタルシネマシステムの概略構成を示した構成図
である。
【図2】本発明に係るコンテンツ運用管理システムの構
成を示した構成図である。
【図3】図2のコンテンツ運用管理システム内で伝送さ
れる情報の一覧を示す説明図である。
【図4】図2のコンテンツ運用管理システムによるマル
チプレクスシアターの概略構成を略示的に示した構成図
である。
【符号の説明】
10;フィルム配給部、100;フィルム(オリジナ
ル)、110;フィルム(リリースプリント) 20;テレシネ変換部、210;テレシネ機、220;
オーディオエンコーダ、230;デジタルVTR、24
0;マスタ(マザー)メディア 30;メディア制作部、310;ビデオサーバ、32
0;メディアデッキ、350;メディア(記録媒体)、
351;メモリ 40;デジタルシネマ上映部、410;アップロードマ
ネージャ、420;シネマサーバ、430;プロジェク
タ、432;SID信号変換器、440;スクリーン、
450;オーディオデコーダ、460;DAコンバー
タ、470;シアターオーディオシステム 401;シアター運用制御部、410;アップロードマ
ネージャ、411;メディアデッキ、412;ハードデ
ィスク、413;シアター運営プログラム、414;マ
ウス、415;キーボード、416;ディスプレイ(L
CD)、4;ハブ(HUB) 402;上映サーバユニット、420;シネマサーバ、
420a;ハードディスク、421;サーバコマンダ、
422;モニタ 403;映像信号処理部、430;プロジェクタ、43
1;アナモフィックレンズ、432;映像データ(SD
I)変換器、433;画郭切換器 404;スクリーンシステム部、440;スクリーン 405;オーディオ信号処理部、450;オーディオデ
コーダ、460;DAコンバータ、461;音量調整器 406;オーディオ関連機器部、462;CDプレー
ヤ、463;カセットデッキ、464;ミキサ 407;シアターオーディオ部、470;シアターオー
ディオシステム、471;イコライザ、472;アン
プ、473;スピーカ 408;システム制御部、480;システムコマンダ、
480a;インターフェースユニット、 409;施設設備部、491;非常システム、492;
調光器、493;上映設備(従来)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑野 義雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 細井 明彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA07 BB05 BC10 BC16 BC23 BC25 BD08 BD13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツ・データと、該コンテンツ・デ
    ータの再生出力を制御するコンテンツ制御データと、を
    取得するデータ取得手段を具備したデータ送出機器と、 前記コンテンツ・データを再生出力する手段を具備した
    コンテンツ再生機器と、 前記コンテンツ再生機器に関連して動作する設備機器
    と、 前記コンテンツ再生機器及び前記設備機器の制御を行う
    機器制御コマンドを生成する手段を具備した制御コマン
    ド機器と、 前記設備機器を動作させる機器動作コマンドを生成する
    手段を具備した設備制御機器と、から構成されるコンテ
    ンツ運用管理システムにおいて、 前記コンテンツ・データ及び前記コンテンツ制御データ
    の伝送は、パケット形式のデータで伝送し、 前記制御コマンド及び前記機器動作コマンドの伝送は、
    非パケット形式のデータで伝送することを特徴とするコ
    ンテンツ運用管理システム。
  2. 【請求項2】前記コンテンツ・データ及び前記コンテン
    ツ制御データの伝送は、同一ネットワークで伝送するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ運用管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記制御コマンドの伝送は、シリアルデー
    タ伝送で行うことを特徴とする請求項1に記載のコンテ
    ンツ運用管理システム。
  4. 【請求項4】前記機器動作コマンドの伝送は、パラレル
    データ伝送で行うことを特徴とする請求項1に記載のコ
    ンテンツ運用管理システム。
JP2002042201A 2002-02-19 2002-02-19 コンテンツ運用管理システム Expired - Fee Related JP4016251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002042201A JP4016251B2 (ja) 2002-02-19 2002-02-19 コンテンツ運用管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002042201A JP4016251B2 (ja) 2002-02-19 2002-02-19 コンテンツ運用管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003244674A true JP2003244674A (ja) 2003-08-29
JP4016251B2 JP4016251B2 (ja) 2007-12-05

Family

ID=27782391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002042201A Expired - Fee Related JP4016251B2 (ja) 2002-02-19 2002-02-19 コンテンツ運用管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4016251B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008109209A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Sony Corp 出力制御システムおよび方法、出力制御装置および方法、並びにプログラム
US7936963B2 (en) 2005-04-28 2011-05-03 Sony Corporation Video reproduction apparatus
JP2011186572A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 映像表示装置システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7936963B2 (en) 2005-04-28 2011-05-03 Sony Corporation Video reproduction apparatus
JP2008109209A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Sony Corp 出力制御システムおよび方法、出力制御装置および方法、並びにプログラム
US8295516B2 (en) 2006-10-23 2012-10-23 Sony Corporation System, apparatus, method and program for controlling output
JP2011186572A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 映像表示装置システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4016251B2 (ja) 2007-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5095616B2 (ja) デジタル・シネマ作品プレイリストに補助メディアを提供する方法及び装置
US7184120B2 (en) Film soundtrack reviewing system
KR101845226B1 (ko) 적응형 오디오 신호 생성, 코딩 및 렌더링을 위한 시스템 및 방법
KR20040025691A (ko) 영화관을 위한 무선 통신을 사용한 보조 오디오 컨텐츠시스템 및 이에 관련된 방법
US20060222186A1 (en) Multi-channel audio switch
US11683567B2 (en) Apparatus and method for providing audio description content
JP2004534267A (ja) 映画館のための補足オーディオコンテンツ及び関連する方法
US20040027496A1 (en) Simultaneous multi-language motion picture playback system
Luzuriaga et al. Software-based video–audio production mixer via an IP network
JP4016251B2 (ja) コンテンツ運用管理システム
CN108665749A (zh) 云桌面下的多媒体教学系统的显示装置及多媒体教学系统
JP2003242037A (ja) コンテンツ運用管理装置及びコンテンツ運用管理方法
US20050200810A1 (en) Motion picture playback system providing two or more language soundtracks simultaneously
JP2006350359A (ja) デジタル広告システム及びデジタル広告方法
CN1215961A (zh) 多媒体电子会议控制系统
TWI777529B (zh) 影像舞台表演系統及影像舞台表演之提供方法
US20230276108A1 (en) Apparatus and method for providing audio description content
US20230024299A1 (en) Personal cinema method and systems
Barbar Surround sound for cinema
JP2007180662A (ja) 映像音声再生装置、方法およびプログラム
JP2002171471A (ja) 電子シネマシステム、配給装置、及び上映装置
Kurihara et al. The First Full-Scale Surround-Sound Sweetening Room for HDTV
Eargle et al. Overview of Sound for Film and Video
JPH0437734A (ja) 書画システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070514

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070904

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100928

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees