JP4016251B2 - コンテンツ運用管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツ運用管理システムに関する。詳しくは、デジタルデータで作成された映画(コンテンツ)を上映するためデジタルシネマシステムで用いられるコンテンツ運用管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、各種コンテンツの配信や配給がアナログ方式からデジタル方式へと切り替わりつつある。映画業界も例外でない。現在、多くの映画館においては、アナログ記録した映画の配給からデジタル記録した映画の配給へと上映システムの切り替えが模索されている。
【0003】
また、近年、1つの場所に複数のスクリーン(劇場)を持つマルチプレックスシアター、通称シネコン(シネマコンプレックス)と呼ばれる複合型映画館も登場し、人気の映画などを複数館で上映するなどの効率のよい映画上映を行っている。
【0004】
そこで、複数の上映システム(スクリーン)にデジタルデータ化された映画を配信するようなシステムが必要となり、一般的には、各上映システム間をLAN(Local Area Network)で構成し、各上映システムを構成する映像/オーディオ設備、照明などの館内設備などもLANによって接続することで、シアターの運営がすべて同じ環境で制御できるデジタルシネマシステムが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コンテンツ・データのようにデータ容量が大きく、確実性が要求され、時間がかかっても情報の内容の正確性が要求される情報があり、一方で、制御データのように時間管理が優先され、通信エラーに基づくリトライの許さない情報もあり、データ量、伝送速度、伝達確度などの伝送条件が異なるデータの伝送を制御・管理しなければならないという問題を有している。
【0006】
従って、本発明は、データ量、データ伝送速度や伝達確度(時間的冗長度)などのデータ伝送条件が異なる複数のデータによって運営されるデジタルシネマ上映システムなどに適したコンテンツ運用管理システムを提案する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るコンテンツ運用管理システムは次のような構成にすることである。
【0008】
(1) コンテンツ・データを記録部に記録する機能を備えたアップロードマネージャを備えたシアター運用制御部と、
前記アップロードマネージャからパケット形式で送られてくるコンテンツ・データを上映可能な状態のフォーマットに変換すると共に該変換されたデータを映像信号とオーディオ信号に分離する機能を有するシネマサーバと、前記アップロードマネージャからパケット形式で送られてくる、映像や音声、照明、その他設備を一括して制御・管理するためのシアターマネージメント情報に基づいてシステム制御部のシステムコマンダに機器制御コマンドを送出する機能を備えたサーバコマンダとからなる上映サーバユニットと、
前記サーバコマンダから非パケット形式のシリアルデータ伝送で送られてくる機器制御コマンドに従い、各部の機器を制御するための機器動作コマンドを非パケット形式のパラレルデータ伝送で送出し、機器個別の制御を行う機能を有するシステムコマンダを備えたシステム制御部と、
前記シネマサーバから送られてくるオーディオ信号をデコードすると共に、前記システムコマンダからの機器動作コマンドに従い、オーディオ信号の音量を調整する音量調整器を備えたオーディオ信号処理部と、
前記シネマサーバから送られてくる映像信号をコンポーネント信号に変換し、プロジェクタに送出すると共に、前記システムコマンダからの機器動作コマンドに従い、画郭モードに応じてスクリーンの映像表示範囲を調整するように前記プロジェクタを制御する画郭切換器を備えた映像信号処理部と、
前記システムコマンダからの非パケット形式のパラレルデータ伝送で送られてくる機器動作コマンドにより、前記プロジェクタで変換され投射される光信号を反射し映像として映し出すスクリーンを、コンテンツに応じた大きさに調整する機能を備えたスクリーンシステム部と、を備えたことを特徴とするコンテンツ運用管理システム。
【0009】
このようなコンテンツ運用管理システムにより、コンテンツ・データ及びコンテンツ制御データ(シアターマネージメント情報)をパケット形式のデータとして伝送し、機器制御コマンド及び機器動作コマンドを非パケット形式のシリアルデータ伝送或いはパラレルデータ伝送で伝送することにより、それぞれのデータを要求される条件に適したデータ形式で、混交することなくデータ伝送することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るコンテンツ運用管理システムの実施の形態を図面を参照して説明する。但し、図面は専ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0011】
まず、本発明のコンテンツ運用管理システムの構成方法及びコンテンツ運用管理システムを用いたデジタルシネマシステムの全体概要を説明する。
【0012】
図1に示すデジタルシネマシステムは、フィルム配給部10、テレシネ変換部20、メディア制作部30、デジタルシネマ上映部40、から構成される。
【0013】
フィルム配給部10は、アナログ信号やデジタル信号でコンテンツが記録された35ミリ、16ミリ、スーパー16ミリのネガ/ポジフィルムや9.5ミリ、S−8ミリ、W−8ミリなどのオリジナルフィルム100から各シアターに配給するためのリリースプリントフィルム110を作成し、テレシネ変換部20に送る。
【0014】
テレシネ変換部20は、テレシネ機210、オーディオエンコーダ220、デジタルVTR230などを備えており、フィルム配給部10から配給されたリリースプリントフィルム110に記録された映像信号/オーディオ信号をデジタルシネマ(eシネマ)やテレビジョン放送、ビデオ/DVD化するためのデジタル化を行うと共にフォーマット変換を行ってソースデータを生成し、このソースデータをマスタ(マザー)メディア240などのメディアに記録する。
【0015】
メディア制作部30は、ビデオサーバ310、メディアデッキ320などを備え、マスタ(マザー)メディア240に記録されたコンテンツ(映像信号/オーディオ信号)をデジタルシネマとして上映可能な状態に変換してストリーマテープなどのメディア350に記録し、複製を行って、デジタルシネマ上映部40を備えた各シネマシアターなどに配給(配信/送信)する。
【0016】
デジタルシネマ上映部40は、アップロードマネージャ410、シネマサーバ420、プロジェクタ430、オーディオデコーダ450、DAコンバータ460、シアターオーディオシステム470などを備え、デジタルシネマを上映する各シアター(スクリーン・劇場)である。
【0017】
続いて、上述した図1のデジタルシネマシステムのデジタルシネマ上映部40に相当し、本発明に係るコンテンツ運用管理システムについて図面を参照しながら具体的に説明する。
【0018】
図2に示すコンテンツ運用管理システムは、シアター運用制御部401、上映サーバユニット402、映像信号処理部403、スクリーンシステム部404、オーディオ信号処理部405、オーディオ関連機器部406、シアターオーディオ部407、システム制御部408、施設設備部409などから構成される。
【0019】
シアター運用制御部401は、メディア(ストリーマテープ)350(図1参照)をセットして、コンテンツ・データ(映像信号/オーディオ信号)を自動的に読み出し、パケットデータとして出力するメディアデッキ411と、メディアデッキ411から出力されたパケットデータを記録したり、シアター運営プログラム413を記録するハードディスク412と、機器操作の為のマウス414及びキーボード415、機器状態を表示するためのディスプレイ416などを有するアップロードマネージャ410を備えている。
【0020】
アップロードマネージャ410は、メディア350(図1参照)に記録されたデータを読み出しできるメディアデッキやハードディスクなどの記録媒体を有し、メディア350(図1参照)のメモリ351(図1参照)に記録されているメディア用IDなどをチェックしてメディア350に記録されているコンテンツ・データ(映像信号/オーディオ信号)を自動的に読出してハードディスクに記録して再構成する機能、再構成したデータに含まれるシネマサーバ用IDコード、コンテンツ自体を管理するコンテンツIDコードなど、複数のIDコードを照合して、パケットデータとしてシネマサーバ420へ送出する機能、上映編成情報などのマネージメント情報を作成し、このマネージメント情報や上映コンテンツ情報などを各シネマサーバ420に送出すると共に、これらの情報に従い各シネマサーバ420を運用・管理する機能、各シネマサーバ420に記録されているコンテンツ・データの消去指示を送り、記録されたデータ消去の確認を行って消去証明情報を出力する機能など、を備えた機器である。
【0021】
そして、LAN(Local Area Network)構成されたネットワークを介して上映サーバユニット402と接続され、上映サーバユニット402に対して、上映番組編成情報(番組単位、日編成、期間編成などの編成情報)などのシアターマネージメント情報やメディア(ストリーマテープ)350(図1参照)に記録されているコンテンツ・データ(映像信号/オーディオ信号)をパケットデータとして送出する。
【0022】
上映サーバユニット402は、シネマサーバ420と、サーバコマンダ421と、モニタ422などから構成される。
【0023】
シネマサーバ420は、ハードディスク420aなどの記録媒体を備え、ハブ(HUB)4を経由し、LANによってシアター運用制御部401のアップロードマネージャ410と接続され、更に、サーバコマンダ421とシリアル通信ケーブルで接続されており、以下のような機能を備えている。
【0024】
アップロードマネージャ410から送られてくるパケットデータを再構築して上映可能な状態のフォーマットであるシネマシステム専用パッケージフォーマットに変換する機能、シネマシステム専用パッケージフォーマットに再構築されたデータ(映像信号/オーディオ信号)をサーバ専用パッケージフォーマットに変換してハードディスク420aに記録する機能、ハードディスク420aに記録したデータ(映像信号/オーディオ信号)を映像信号とオーディオ信号に分離して所定のデジタル信号にデコードする機能、デコードした映像信号をSDI(PAL)信号などに変換して映像信号処理部403へ送出し、デーコードしたオーディオ信号をAES/EBU信号などのデジタルオーディオ信号に変換してオーディオ信号処理制御部405へ送出する機能、などを備えた機器である。
【0025】
サーバコマンダ421は、シネマサーバ420及びIFユニット480aとRS232CやRS422などのシリアル通信ケーブルで接続され、また、ハブ(HUB)4を経由してLANによってシアター運用制御部401のアップロードマネージャ410と接続されており、アップロードマネージャ410から送られてくるシアターマネージメント情報などを記録すると共に、シネマサーバ420を制御する機能、インタフェースユニット480a経由してシステムコマンダ480に各部403〜409の機器を個別に制御指示することができる機器制御コマンドを送出する機能、などを備えた機器である。
【0026】
例えば、シアターマネージメント情報に基づいてシネマサーバ420を制御して上映編成時間を調整したり、映像信号処理部403/スクリーンシステム部404/オーディオ信号処理部405/オーディオ関連機器部406/シアターオーディオ部407/システム制御部408/施設設備部409など各部の個別の機器を制御するための指示を行う機器制御コマンドをインタフェースユニット(通信インターフェース)480aを介してシステムコマンダ480に送出し、映像や音声、照明、その他設備を一括して制御・管理することができる。
【0027】
モニタ422は、シネマサーバ420とオーディオ信号処理部405の音量調整器461とに接続され、シネマサーバ420が映像信号処理部403へ送り出した映像信号と同じ映像信号(SDI信号)と、オーディオ信号処理部405でアナログ変換処理されたオーディオ信号とを取り込んで、上映中のコンテンツ(シネマ)と同じ映像/オーディオ信号をモニタリングして上映状態確認を行うための機器である。
【0028】
ハブ(HUB)4は、アップロードマネージャ410とシネマサーバ420とサーバコマンダ421と接続され、各機器からの通信ケーブル(LANケーブル)を集線して接続し、それぞれの機器から送られてくるパケットデータを指定されている所定の機器のみに対して伝送するスイッチング機能を備えた機器である。
【0029】
映像信号処理部403は、プロジェクタ430、映像データ変換器432、画郭切換器433などから構成される。
【0030】
プロジェクタ430は、映像データ変換器432と接続され、更に、画郭切換器433とシリアル通信ケーブルで接続されており、映像データ変換器432から送られてくるコンポーネント信号(輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y)を光(信号)に変換し、更に、画郭切換器433からの画郭モード情報に応じたスクリーン440の大きさに適合させた光(信号)に変換し、アナモフィックレンズ431を介して変換した光(信号)をスクリーン440に投射する機器である。
【0031】
映像データ変換器432は、シネマサーバ420とプロジェクタ430と接続され、シネマサーバ420から送られてくる映像信号(SDI信号やPAL信号)をコンポーネント信号(輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y)などに変換し、プロジェクタ430に送出する機器(SDIコンポーネント変換器)である。
【0032】
画郭切換器433は、システムコマンダ480とパラレル通信ケーブルで接続され、また、プロジェクタ430とシリアル通信ケーブルで接続されており、システムコマンダ480からの機器動作コマンドにより、画郭モード(映像信号の縦と横の長さの比率に関する情報)に応じてスクリーン440の映像表示範囲を調整するようにプロジェクタ430に指示を送る機器である。
【0033】
スクリーンシステム部404は、システムコマンダ480とパラレル通信ケーブルで接続され、プロジェクタ430で変換され投射される光信号を反射し映像として映し出すスクリーン440やバリマスク(図示せず)などを備えており、システムコマンダ480からの機器動作コマンドによりスクリーン440をコンテンツに応じた大きさに調整する。
【0034】
オーディオ信号処理部405は、オーディオデコーダ450、DAコンバータ460、音量調整器461から構成される。
【0035】
オーディオデコーダ450は、シネマサーバ420、DAコンバータ460と接続され、シネマサーバ420から送られてくるオーディオ信号(AES/EBU信号などのデジタルオーディオ信号)をデコードして、DAコンバータ460に送出する機器である。
【0036】
DAコンバータ460は、オーディオデコーダ450、音量調整器461と接続され、オーディオデコーダ450でデコードされたオーディオ信号をアナログ信号に変換して音量調整器461に送出する機器である。
【0037】
音量調整器461は、DAコンバータ460、シアターオーディオシステム470、上映サーバユニット402のモニタ422、オーディオ関連機器部406と接続され、更に、システムコマンダ480とパラレル通信ケーブルで接続されており、DAコンバータ460から送られてくるアナログ信号に変換されたオーディオ信号の音量を調整し、シアターオーディオシステム470に出力する機器である。また、システムコマンダ480からの機器動作コマンドに従い、オーディオ関連機器部406から送られてくるオーディオ信号の音量を調整し、シアターオーディオシステム470及びモニタ422に出力する。
【0038】
オーディオ関連機器部406は、オーディオ信号処理部405の音量調整機器461と接続され、更に、システムコマンダ480とパラレル通信ケーブルで接続されており、CDプレーヤ462、カセットデッキ463、ミキサ464などから構成され、シネマサーバ420内に記録されている以外のオーディオ信号を作成して音量調整器461に送出する。
【0039】
シアターオーディオ部407は、イコライザ471、アンプ472、スピーカ473などから構成されるシアターオーディオシステム470を備え、DAコンバータ460で変換されたアナログ信号を再生するシステムである。
【0040】
例えば、図示してあるようなドルビーデジタル5.1chのシステムの場合は、メインスピーカのレフトスピーカ(Lsp)、センタスピーカ(Csp)、ライトスピーカ(Rsp)と、再生環境の後方音場や効果音、残響効果をサポートするサラウンドレフトスピーカ(SLsp)、サラウンドライトスピーカ(SRsp)の5つのスピーカと、1つの重低音のみを再生できるサブウーハースピーカ(SWsp)を備えたデジタル5.1chマルチチャンネルに対応した立体音響システムである。
【0041】
システム制御部408は、上映サーバユニット402のサーバコマンダ421とインタフェースユニット480aを介してシリアル通信ケーブル(RS232C、RS422など)で接続されると共に、映像信号処理部403、スクリーンシステム部404、オーディオ信号処理部405、オーディオ関連機器部406、シアターオーディオ部407、システム制御部408、施設設備部409などの各機器とパラレル通信ケーブルで接続されており、サーバコマンダ421からシリアルデータ伝送で送られてくる機器動作コマンドに従い、各部403〜409の機器を制御するための機器動作コマンドをパラレルデータ伝送で送出し、機器個別の制御を行う。
【0042】
例えば、画郭切換器433、スクリーン440、音量調整器461、CDプレイヤ462、カセットデッキ463、非常システム491、調光器492、35mm映写機493、などと接続し、サーバコマンダ421から機器動作コマンドを投入すると、それぞれの機器に応じた個別の機器動作コマンドを送出し、制御を行う。
【0043】
施設設備部409は、非常放送システム491、調光器492、35mm映写機などの従来の上映設備493などのシアター内の諸設備であり、それぞれの機器がパラレル通信ケーブルでシステムコマンダ480と接続されている。
【0044】
非常放送システム491は、シアター内の非常時に館内放送等を行うものであり、手動又は自動でシステムコマンダ480へ最優先の割り込みをかけ、シアターオーディオ部407や調光器492などと連動して館内放送や照明制御などを行う。
【0045】
調光器492は、システムコマンダ480から送られてくる機器動作コマンドに従って上映している映画に応じた照明の調整などを行う。
【0046】
35mm映写機などの従来の上映設備493は、システムコマンダ480から送られてくる機器動作コマンドに応じて、デジタルシネマから従来のフィルム上映に切り替えることが可能である。
【0047】
ここで、図1に示すデジタルシネマ上映部40に相当する図2のコンテンツ運用管理システムにおけるデータの流れについて図3を参照しながら更に具体的に説明する。
【0048】
まず、図1に示すデジタルシネマ上映部40内において伝送されるデータ(信号)の種類は、(1)シアターマネージメント情報(映画運営プログラム関連情報)、(2)上映コンテンツ情報、(3)コンテンツ・データ(映像/オーディオ信号)、(4)設備制御情報などがある。
【0049】
(1)シアターマネージメント情報(映画運営プログラム関連情報)は、上映するシネマのコンテンツに基づいて、BGM、インフォメーション、CM、チャイム、開始/終了アナウンス、予告、案内などの各種コンテンツを時系列に編集した「番組」(1興行単位)の情報、複数のシネマを上映する場合は「A番組」の情報、「B番組」の情報・・・という複数の「番組」の情報と、「番組」に基づいた編成された1日のタイムスケジュール、10:00〜「A番組」、12:30〜BGM、14:30〜「B番組」、14:30〜BGM・・・というような「日編成」情報、複数ある場合は「A編成」情報、「B編成」情報・・・という複数の「日編成」情報と、「日編成」に基づいた所定期間の編成情報、初日〜3日目までは「A編成」、4日目〜7日目までは「B編成」、・・・というような「期間編成」情報など、上映の運営に関する情報が含まれており、アップロードマネージャ410→サーバコマンダ421で伝送され、1度受信すると所定の期間変更することはない。
【0050】
(2)上映コンテンツ情報は、本編、予告編、CM、案内、インフォメーション、開始/終了アナウンス、チャイム、BGMなどのコンテンツの種別を示す作品(コンテンツ)の種類、各コンテンツの作品名、配給会社(版権者)名、PAL/NTSC/HDなどの映像信号の種別、シネスコ/85ビスタ/HD/66ビスタ/スタンダード/TVなどの映像信号の画郭モード、オーディオ信号が記録されたチャンネルを示す音声モード、コンテンツの上映時間など、上映するコンテンツ・データに関する情報が含まれており、アップロードマネージャ410→シネマサーバ420間で伝送され、1度受信すると所定の期間変更することは少ない。
【0051】
(3)コンテンツ・データ(映像/オーディオ信号)は、アップロードマネージャ410→シネマサーバ420で伝送される上映コンテンツ(シネマ)自体のデータ(映像信号/オーディオ信号)であり、アップロードマネージャ410→シネマサーバ420間で伝送され、データ量が多く、1度受信すると所定の期間変更することは少ない。また、データを簡単に判読したり、再生することができないようにする必要がある。
【0052】
(4)設備制御情報は、調光、スクリーンやバリマスクの開閉、画郭切換などのシアター上映作業に関する所謂機器制御コマンドであり、サーバコマンダ421→システムコマンダ480→各部の個々の機器という経路で伝送され、映画を上映する度に適宜伝送され、映画の上映内容などに応じて照明や音声などを調節するなどリアルタイムで個々の機器を動作させる必要がある。
【0053】
上述した(1)〜(4)の情報において、(1)シアターマネージメント情報と(2)上映コンテンツ情報は、確実に情報伝達できること、(3)コンテンツ・データは、確実に情報伝達し、且つ、情報の流出を阻止すること、(4)設備制御情報に関しては、伝達速度が速く、確実な情報伝達ができること、即ち、通信ミスによるリトライがなくリアルタイムに伝達できること、が要求される。
【0054】
このように(1)〜(4)の各情報に要求される条件から、(1)〜(3)の情報を伝達する頻度は少なくリアルタイム性が要求されない点、また、(3)コンテンツ・データに関してはデータ量が多く、秘匿性が高いという点から、データを分割して伝送し、復元や判読が容易でなく、且つ、データを確実に情報伝達を行うことができるようなネットワークが必要となる。
【0055】
また、(1)シアターマネージメント情報はアップロードマネージャ410→サーバコマンダ421間で伝送され、(2)上映コンテンツ情報、(3)コンテンツ・データは、アップロードマネージャ410→シネマサーバ420間で伝送されるので、伝送経路が異なるため、(1)シアターマネージメント情報と、(2)上映コンテンツ情報/(3)コンテンツ・データとを確実に分離できるようにする。
【0056】
このような伝送を可能とするネットワークとして、例えば、通信プロトコルとしてTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用い、アップロードマネージャ410−サーバコマンダ421間、及びアップロードマネージャ410−シネマサーバ420間をLAN接続により接続する。
【0057】
また、アップロードマネージャ410からの通信ケーブルをスイッチング機能を有するハブ(HUB)4に接続し、スイッチングハブ(HUB)4からサーバコマンダ421、シネマサーバ420に別々の通信ケーブルを接続する、というような、所謂LAN(Local Area Network)ケーブルで接続することで(1)シアターマネージメント情報と、(2)上映コンテンツ情報/(3)コンテンツ・データとが同一ネットワーク上で分離できる。
【0058】
一方、(4)設備制御情報に関しては、通信ミスによるリトライがなくリアルタイムに伝達できることが要求されるので、サーバコマンダ421→システムコマンダ480間をシリアルデータ通信可能なRS232CやRS422などの通信ケーブルで接続し、システムコマンダ480−各部の個々の機器間には、パラレルデータ通信可能な通信ケーブルで接続することにより、それぞれが1対1の専用の通信回線で接続されるので、制御対象の機器を確実、且つ、高速に動作させることができる。
【0059】
従って、図2に示すような、シアタ運用制御部401−上映サーバユニット402間をLANで接続し、サーバコマンダ421−シネマサーバ420間及びサーバコマンダ421−システムコマンダ480間をシリアル通信ケーブルで接続し、システムコマンダ480と機器動作コマンドにより制御される各機器の間はパラレル通信ケーブルで接続して、各機器間で伝送されるデータに適したネットワークを独立させて接続している。
【0060】
続いて、図2のコンテンツ運用管理システムの動作について説明する。
【0061】
シアター運用制御部401は、配給されるメディア(ストリーマテープ)350 ( 図1参照 ) をアップロードマネージャ110のメディアデッキ411にセットすると、記録されてるデータを自動的に読み出し、パケットデータとして出力し、ハードディスク412に記録する。
【0062】
そして、マウス414及びキーボード415を操作し、ディスプレイ416などでハードディスク412に記録したデータを確認しながら所定のデータ(シアターマネージメント情報、上映コンテンツ情報、映像/オーディオ信号、映画上映時の動作機能情報など)をLANを介して接続されている上映サーバユニット402のシネマサーバ420又はサーバコマンダ421に送出する。
【0063】
シネマサーバ420は、まず、アップロードマネージャ410から送られてくるパケットデータを再構築し、メディア用IDコード、メディア(ストリーマテープ)350を物理的に個別管理するためのIDコード、各シネマサーバ420を個別に管理するIDコードなど複数のIDコードを照合し、正常に照合が行われた場合に、再構築したデータ(映像信号/オーディオ信号)をサーバ専用パッケージフォーマットでハードディスクに記録する(書き込む)する。
【0064】
一方、サーバコマンダ421は、アップロードマネージャ410から送られてくるシアターマネージメント情報を記録する。
【0065】
ハブ(HUB)4は、アップロードマネージャ410→サーバコマンダ421間で伝送されるパケットデータと、アップロードマネージャ410→シネマサーバ420間で伝送されるパケットデータとのスイッチングを行い、両者のパケットデータの分離してそれぞれの機器に接続されたケーブルへ確実に送り出す。
【0066】
ここで、映画の上映を行う場合、サーバコマンダ421からシネマサーバ420に対する機器制御コマンドを投入する。
【0067】
サーバコマンダ421は、機器制御コマンドが投入されるとシアターマネージメント情報に従い、シネマサーバ420のハードディスク420aに記録したデータ(映像信号/オーディオ信号)をデコードして、映像信号とオーディオ信号を取出してそれぞれ分離し、映像信号をSDI(PAL)信号に変換して映像信号処理部403へ送出し、オーディオ信号をAES/EBU信号(デジタルオーディオ信号)に変換してオーディオ信号処理制御部405へ送出する。
【0068】
一方、システムコマンダ480に対して、各部403〜409の機器を個別に制御する機器動作コマンドを送出し、映像や音声、照明、その他設備の制御指示を行う。
【0069】
システムコマンダ480は、サーバコマンダ421から送られてくる機器制御コマンドに従い、画郭切換器433、スクリーン440、音量調整器461、CDプレイヤ462、カセットデッキ463などの機器をそれぞれ制御するための機器動作コマンドを個々の機器に対して送出する。
【0070】
映像信号処理部403の映像データ変換器432は、シネマサーバ420から送られてくる映像信号(SDI信号やPAL信号)をコンポーネント信号(輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y)などに変換してプロジェクタ430に送出し、プロジェクタ430は、映像データ変換器432から送られてくるコンポーネント信号(輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y)をアナモフィックレンズ431を介してスクリーンの大きさ適合した光(信号)としてスクリーンシステム部404のスクリーン440に投射する。
【0071】
スクリーンシステム部404のスクリーン440は、プロジェクタ430で変換され投射される光信号を反射し映像として映し出す。
【0072】
また、画郭切換器433がサーバコマンダ421で投入された機器制御コマンドに応じてシステムコマンダ480が出力する機器動作コマンドにより、画郭モード(映像信号の縦と横の長さの比率に関する情報)に応じてスクリーン440の表示範囲の調整を行う。また、これの調整に応じてバリマスクを動作させる。
【0073】
一方、オーディオ信号処理部405では、映像信号処理部403と同期を取りながら、オーディオデコーダ450によってシネマサーバ420から送られてくるオーディオ信号(AES/EBU信号などのデジタルオーディオ信号)をデコードして、DAコンバータ460に送り、DAコンバータ460は、オーディオデコーダ450でデコードされたオーディオ信号をアナログ信号に変換して音量調整器461に送出する。
【0074】
音量調整器461は、DAコンバータ460から送られてくるアナログ信号に変換されたオーディオ信号の音量を調整し、シアターオーディオ部407に出力する。
【0075】
そして、シアターオーディオ部407のシアターオーディオシステム470は、イコライザ471、アンプ472で映像信号に同期し、適合した音響効果、音量に調節し、例えば、ドルビーデジタル5.1chのシステムのように、メインスピーカのレフトスピーカ(Lsp)、センタスピーカ(Csp)、ライトスピーカ(Rsp)と、再生環境の後方音場や効果音、残響効果をサポートするサラウンドレフトスピーカ(SLsp)、サラウンドライトスピーカ(SRsp)の5つのスピーカと、1つの重低音のみを再生できるサブウーハースピーカ(SWsp)などから構成されるスピーカ473でデジタル5.1chマルチチャンネルに対応した立体音響効果を再現する。
【0076】
また、上映サーバユニット402のモニタ422は、シネマサーバ420が映像信号処理部403へ送り出した映像信号と、オーディオ信号処理制御部405でアナログ変換処理されたオーディオ信号、即ち、上映されている映画と同じ信号を取り込んで再生し、上映状態の確認を行う。
【0077】
また、画郭切換器433、スクリーン440、音量調整器461、CDプレイヤ462、カセットデッキ463などの機器は、システムコマンダ480からの機器動作コマンドに応じて、上映されている映画に同期して、映像や音声、照明・その他設備を適宜調整する。
【0078】
また、天災や停電などの非常時には、システムコマンダ480に対して、自動又は手動でサーバコマンダ421に機器制御コマンドを投入する、若しくは、非常放送システム491が自動的に機器制御コマンドを送る。
【0079】
システムコマンダ480は、各部(各機器)に対して最優先の割り込みをかけ、シアターオーディオ部407や調光器492などと連動して館内放送や照明制御などを行ったり、サーバコマンダ421が上映サーバユニット402で送出している映画を一時停止/強制終了などの処理を行う。
【0080】
また、サーバコマンダ421から機器制御コマンドを投入すると、35mm映写機などの従来の上映設備493によってデジタルシネマから従来のフィルム上映に切り替えることも可能である。
【0081】
このようなコンテンツ運用管理システムにより、図4に示すような複数のスクリーンを有するマルチプレクスシアターを制御することも可能となる。
【0082】
図4は、マルチプレクスシアターの接続の概略構成であり、No.1シアター40a〜No.16シアター40pの16シアターを有しており、シアター運営制御部401と、上映サーバユニット402a〜402dと、システムコマンダ480a〜480dと、デジタルシネマ上映部40a〜40pと、から構成される。尚、各部及び各機器の機能や動作、及び接続構成に関しては、上述の図1、図2で説明したものと同様であるのでその詳細な説明は省略する。
【0083】
シアター運営制御部401は、アップロードマネージャ410を備え、ハブ(HUB)4を介して上映サーバユニット402a〜402dのサーバコマンダ421a〜421d及びシネマサーバ420a〜420dとLANで接続されている。
【0084】
アップロードマネージャ410は、ハブ(HUB)4を介して4つの上映サーバユニット402a〜402dとLAN接続され、パケットデータによりデータ伝送を行う。
【0085】
サーバコマンダ421a〜421dに対しては、各シネマサーバ420a〜420dを制御・管理するシアターマネージメント情報をパケットデータで送出し、シネマサーバ420a〜420dに対しては、それぞれのシアター40a〜40pで上映するコンテンツ・データをパケットデータで送出する。
【0086】
シアター運営制御部401は、各上映サーバユニット402a〜402dへパケットデータを送出するのみであるので、サーバコマンダ421a〜421d又はシネマサーバ420a〜420dの稼働状況に応じて適宜シアターマネージメント情報やコンテンツ・データを伝送することができるので、シネマ上映に影響を与えることが無く、任意の時間にデータ伝送が可能となる。
【0087】
シアターマネージメント情報を伝送するLANケーブルと、コンテンツ・データを伝送するLAN通信ケーブルは物理的に別のケーブルであり、ハブ(HUB)4を介してアップロードマネージャ410とLANケーブルで接続され、データ伝送を行う場合は、ハブ(HUB)4のスイッチング機能によりアップロードマネージャ410と所定のサーバコマンダ421又は所定のシネマサーバ420が接続されるので、データの衝突が無く、他の機器へデータが流出することもないので安全にデータ伝送を行うことができる。
【0088】
一方、各上映サーバユニット402a〜402dは、それぞれ、シネマサーバ420a〜420dと、サーバコマンダ421a〜421dとを有しており、各上映サーバユニットは、4つシアター、即ち4つのデジタルシネマ上映部を制御・管理する。
【0089】
各シネマサーバ420は、サーバコマンダ421とは、シリアル通信ケーブルで接続され、シネマサーバ420aは、デジタルシネマ上映部40a〜40d(No.1シアター〜No.4シアタ)、シネマサーバ420bは、デジタルシネマ上映部40e〜40h(No.5シアター〜No.8シアター)、シネマサーバ420cは、デジタルシネマ上映部40i〜40l(No.9シアター〜No.12シアター)、シネマサーバ420aは、デジタルシネマ上映部40m〜40p(No.13シアター〜No.16シアター)というように、各シネマサーバ1つで4つのデジタルシネマ上映部の制御を行う。
【0090】
サーバコマンダ421a〜421dは、各シネマサーバ420と1対1でシリアル通信ケーブルで接続されると共に、システムコマンダ480a〜480dとそれぞれ1対1でシリアル通信ケーブルで接続される。
【0091】
上述したように、シアター運営制御部401は、アップロードマネージャ410は1つで、HUB4を各上映サーバユニット402a〜402dを接続し、それぞれの上映サーバユニットで複数のスクリーン(デジタルシネマ上映部40)を接続して管理・運用できる。また、シアター(デジタルシネマ上映部40)の増減が容易になる。
【0092】
また、シアター運営制御部401は、各上映サーバユニット402a〜402dへパケットデータを送出するのみであり、サーバコマンダ421a〜421dがシネマサーバ420a〜420dの稼働状況に応じて適宜シアターマネージメント情報やコンテンツ・データを伝送することができるので、シネマ上映に影響を与えることが無く、任意の時間にデータ伝送が可能となる。
【0093】
【発明の効果】
上述したコンテンツ運用管理システムにより、コンテンツ・データ及びコンテンツ制御データ(シアターマネージメント情報)をパケット形式のデータとして伝送し、機器制御コマンド及び機器動作コマンドを非パケット形式のシリアルデータ伝送或いはパラレルデータ伝送で伝送することで、それぞれのデータを要求される条件に適したデータ形式で混交することなくデータ伝送を行うことができるので、コンテンツ・データの管理・運用が容易なコンテンツ運用管理システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンテンツ運用管理システムを用いたデジタルシネマシステムの概略構成を示した構成図である。
【図2】 本発明に係るコンテンツ運用管理システムの構成を示した構成図である。
【図3】 図2のコンテンツ運用管理システム内で伝送される情報の一覧を示す説明図である。
【図4】 図2のコンテンツ運用管理システムによるマルチプレクスシアターの概略構成を略示的に示した構成図である。
【符号の説明】
10;フィルム配給部、100;フィルム(オリジナル)、110;フィルム(リリースプリント)
20;テレシネ変換部、210;テレシネ機、220;オーディオエンコーダ、230;デジタルVTR、240;マスタ(マザー)メディア
30;メディア制作部、310;ビデオサーバ、320;メディアデッキ、350;メディア(記録媒体)、351;メモリ
40;デジタルシネマ上映部、410;アップロードマネージャ、420;シネマサーバ、430;プロジェクタ、432;SID信号変換器、440;スクリーン、450;オーディオデコーダ、460;DAコンバータ、470;シアターオーディオシステム
401;シアター運用制御部、410;アップロードマネージャ、411;メディアデッキ、412;ハードディスク、413;シアター運営プログラム、414;マウス、415;キーボード、416;ディスプレイ(LCD)、4;ハブ(HUB)
402;上映サーバユニット、420;シネマサーバ、420a;ハードディスク、421;サーバコマンダ、422;モニタ
403;映像信号処理部、430;プロジェクタ、431;アナモフィックレンズ、432;映像データ(SDI)変換器、433;画郭切換器
404;スクリーンシステム部、440;スクリーン
405;オーディオ信号処理部、450;オーディオデコーダ、460;DAコンバータ、461;音量調整器
406;オーディオ関連機器部、462;CDプレーヤ、463;カセットデッキ、464;ミキサ
407;シアターオーディオ部、470;シアターオーディオシステム、471;イコライザ、472;アンプ、473;スピーカ
408;システム制御部、480;システムコマンダ、480a;インターフェースユニット、
409;施設設備部、491;非常システム、492;調光器、493;上映設備(従来)
Claims (1)
- コンテンツ・データを記録部に記録する機能を備えたアップロードマネージャを備えたシアター運用制御部と、
前記アップロードマネージャからパケット形式で送られてくるコンテンツ・データを上映可能な状態のフォーマットに変換すると共に該変換されたデータを映像信号とオーディオ信号に分離する機能を有するシネマサーバと、前記アップロードマネージャからパケット形式で送られてくる、映像や音声、照明、その他設備を一括して制御・管理するためのシアターマネージメント情報に基づいてシステム制御部のシステムコマンダに機器制御コマンドを送出する機能を備えたサーバコマンダとからなる上映サーバユニットと、
前記サーバコマンダから非パケット形式のシリアルデータ伝送で送られてくる機器制御コマンドに従い、各部の機器を制御するための機器動作コマンドを非パケット形式のパラレルデータ伝送で送出し、機器個別の制御を行う機能を有するシステムコマンダを備えたシステム制御部と、
前記シネマサーバから送られてくるオーディオ信号をデコードすると共に、前記システムコマンダからの機器動作コマンドに従い、オーディオ信号の音量を調整する音量調整器を備えたオーディオ信号処理部と、
前記シネマサーバから送られてくる映像信号をコンポーネント信号に変換し、プロジェクタに送出すると共に、前記システムコマンダからの機器動作コマンドに従い、画郭モードに応じてスクリーンの映像表示範囲を調整するように前記プロジェクタを制御する画郭切換器を備えた映像信号処理部と、
前記システムコマンダからの非パケット形式のパラレルデータ伝送で送られてくる機器動作コマンドにより、前記プロジェクタで変換され投射される光信号を反射し映像として映し出すスクリーンを、コンテンツに応じた大きさに調整する機能を備えたスクリーンシステム部と、を備えたことを特徴とするコンテンツ運用管理システム。
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