JP2002037496A - カール除去装置およびプリンタ - Google Patents

カール除去装置およびプリンタ

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JP2002037496A
JP2002037496A JP2000223935A JP2000223935A JP2002037496A JP 2002037496 A JP2002037496 A JP 2002037496A JP 2000223935 A JP2000223935 A JP 2000223935A JP 2000223935 A JP2000223935 A JP 2000223935A JP 2002037496 A JP2002037496 A JP 2002037496A
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JP
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curl
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roll paper
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Takashi Yamada
高司 山田
Hiroshi Takizawa
宏 瀧澤
Yoshihiro Kano
良寛 鹿野
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状記録媒体についた上向きカールおよ
び下向きカールのいずれも除去可能なカール除去装置を
提案すること。 【解決手段】 ロール紙プリンタに搭載されているカー
ル除去装置では、一対のバー11、12を有し、これら
のバー11、12は回転中心Oを中心として時計回りに
90度回転した第2の回転位置11B、12Bと、反時
計回りに90度回転した第3の回転位置11C、12C
に位置決めできる。第2の回転位置にあるバー11、1
2の間をロール紙2が通過することにより下向きのカー
ルが除去され、第3の位置にあるバー11、12の間を
ロール紙2が通過することにより上向きのカールが除去
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙等のシー
ト状記録媒体に付いている巻き癖等を除去するためのカ
ール除去装置および当該カール除去装置を備えたカール
除去機能付きプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロール紙に印字を行なうロール紙プリン
タ等においては、ロール状態から繰り出されたロール紙
に印字が行われた後に排出経路を経て外部に排出され
る。ロール紙には一般に巻き癖(カール)が付いている
ので、排出経路内においてその先端部分が排出経路を構
成している部分に引っ掛かり、ジャミングが発生するお
それがある。また、たとえば非接触型の印刷ヘッドの場
合には、印刷ヘッドとプラテンとが狭いギャップで対峙
しているので、カール状態のロール紙が当該部分で詰っ
てしまうおそれがある。
【0003】そこで、従来においては印刷後に排出され
る記録紙に付いている巻き癖を取るためのカール除去装
置がプリンタ排出経路に取付けられている。このような
カール除去装置としては、例えば、特開平8−1216
1号公報に開示されたものがある。ここに開示されてい
るカール除去装置は、一対の排出ローラを備え、これら
の間を通して記録紙を搬送させる構成を備えている。一
対の排出ローラは記録紙の上下に配置されており、一方
のローラに対して他方のローラを公転させてこれを斜め
配置となるように旋回させると、これらの間に形成され
る記録紙搬送経路が折れ曲がった状態となり、ここを通
過する間に、記録紙に付いている巻き癖を除去すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、カール除去装
置に搬送される記録紙に付いている巻き癖の方向が反対
となる場合がある。すなわち、記録紙を、その印刷面を
上向き状態で搬送する場合と、印刷面を下向き状態で搬
送する場合とでは、カール除去装置を通過する記録紙の
巻き癖の方向が逆になる。特に、記録紙が感熱紙や所定
の情報が予め印刷されたプリプリント紙である場合に顕
著である。例えば、通常のプリンタでは印刷面が見える
ように当該印刷面を上向きで搬送するのが一般的である
が、ATM等の装置に組み込まれているプリンタでは、
セキュリティの点から印刷面を下向きにして排出する場
合が多い。
【0005】また、感熱記録用のロール紙では、印刷面
を内側にして芯材に巻かれているものと、印刷面を外側
にして芯材に巻かれているものとがあり、この場合もカ
ール除去装置を通過する記録紙の巻き癖の方向が逆にな
る。
【0006】しかしながら、従来のカール除去装置で
は、記録紙の付いている一方向のみの巻き癖を取ること
はできるが、反対向きに付いている記録紙の巻き癖を取
る事ができない。従って、汎用性に乏しく、記録紙の印
刷面が上向きで搬送されてくるのか、下向きで搬送され
てくるのかに応じて、カール除去装置の取付け姿勢等を
変更する必要がある。
【0007】本発明の課題は、上記の点に鑑みて、記録
紙に付いているカールを、その向きに関係なく確実に除
去可能なカール除去装置を提案することにある。
【0008】また、本発明の課題は、かかる新規のカー
ル除去装置を備えたカール除去機能付きプリンタを提案
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、シート状記録媒体を、一定間隔で平行
配置した第1および第2の棒状体の間を介して搬送する
ことにより、当該シート状記録媒体に付いたカールを除
去するカール除去装置において、少なくとも前記第1の
棒状体は、当該棒状体の中心軸線に平行な回転中心線を
中心として、予め定めた第1の回転位置と、この第1の
回転位置から時計回りに所定角度回転した第2の回転位
置と、前記第1の回転位置から反時計回りに所定角度回
転した第3の回転位置に移動可能であり、当該第1の棒
状体を前記第2および第3の位置に移動させる駆動手段
を有していることを特徴としている。
【0010】本発明のカール除去装置においては、少な
くとも一方のカール除去用の棒状体をその初期位置であ
る第1の位置から時計回りおよび反時計回りに回転させ
ることができる。従って、搬送されてくるシート状記録
媒体に付いているカールの向きに応じて、棒状体の位置
を第2あるいは第3の位置に位置決めすれば、確実にシ
ート状記録媒体からカールを除去できる。
【0011】ここで、前記第1および第2の棒状体を共
通の前記回転中心線を中心として回転させるようにして
もよい。
【0012】また、前記第1の回転位置では前記第1お
よび第2の棒状体を、搬送されるシート状記録媒体の上
下に位置させて、通紙作業を簡単に行なうことができる
ようにし、前記第2の回転位置では、前記第1および第
2の棒状体を前記第1の回転位置から時計回りに回転し
て、前記第1の棒状体がシート状記録媒体の搬送方向の
後側に位置させ、前記第3の回転位置では、前記第1お
よび第2の棒状体を前記第1の回転位置から反時計回り
に回転して、前記第1の棒状体がシート状記録媒体の搬
送方向の前側に位置させるようにすればよい。
【0013】さらに、前記駆動手段は、モータと、この
モータの回転を前記第1および第2の棒状体に伝達する
伝達手段とを備えた構成とすることができる。
【0014】ここで、シート状記録媒体がロール紙であ
る場合には、前記第2または第3の回転位置を前記ロー
ル紙の残量に応じて変化させることが望ましい。ロール
紙はその芯材に近づくほどカールがきつくなるので、残
量が少なくなるのに応じて棒状体の回転角度を大きくす
るのである。
【0015】次に、本発明はカール除去機能付きプリン
タに関するものであり、当該プリンタは、上記構成のカ
ール除去装置と、シート状記録媒体の供給部と、シート
状記録媒体に印刷を施す印刷ヘッドとを有し、前記カー
ル除去装置が前記印刷ヘッドの手前に配置されているこ
とを特徴としている。この構成によれば、印刷ヘッドの
部分でシート状記録媒体が詰ってしまうという弊害を確
実に回避できる。
【0016】ここで、本発明のプリンタをロール紙プリ
ンタに適用する場合には、ロール紙の巻き出し回転方向
が時計回りおよび反時計回りのいずれであるのかに応じ
て、前記第1および第2の回転位置を前記第1の位置お
よび第2の位置のいずれかに切り換えるようにすればよ
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したカール除去機能付きロール紙プリンタを説明
する。
【0018】図1は本例のロール紙プリンタの概略構成
図である。この図に示すように、本例のロール紙プリン
タ1は、ロール紙2(シート状記録媒体)が芯材3aに
巻き取られたロール体3bの状態で収納されるロール紙
供給部3と、ここから繰り出されるロール紙2の表面に
印刷を行なう印刷ヘッド4を備えた印刷部5と、印刷後
のロール紙2を排出口6に導く排紙ガイド部7とを備え
ている。また、ロール紙供給部3から繰り出されたロー
ル紙2を印刷部5に送り込むための印刷部入口8には、
ここを通過するロール紙2に付いているカールを除去す
るためのカール除去装置10が配置されている。
【0019】図2はカール除去装置10を取出して示す
概略斜視図である。本例のカール除去装置10は、一定
の間隔で平行に配置した同一寸法の円柱状の第1および
第2のバー11、12(第1および第2の棒状体)を有
し、これらのバー11、12の両端は、バーホルダ1
3、14によって支持されている。バーホルダ13、1
4は、それぞれ、装置フレーム15に対して、回転自在
の状態で取り付けられている。
【0020】一方のバーホルダ13の外端面には同軸状
態で従動側プーリ16が連結固定されている。このプー
リ16の直上位置には駆動側プーリ17が位置してお
り、この駆動側プーリ17は、ステッピングモータ18
の出力軸18aに連結されている。これら駆動側プーリ
17と従動側プーリ16の間には、タイミングベルト1
9が架け渡されている。
【0021】一方、一対のバー11、12におけるロー
ル紙搬送方向の手前側(上流側)の位置には、ロール紙
供給部3から搬送されてくるロール紙2をバー11、1
2の間に導くためのロール紙下ガイド21およびロール
紙上ガイド22が配置されている。これらのガイド2
1、22も装置フレーム15に取り付けられている。
【0022】ここで、図3(a)に示すように、本例の
カール除去装置10では、白丸で示すように双方のバー
11、12が上下(紙経路に対して略直行方向)に位置
している第1の回転位置11A、12Aと、これらの位
置から中心Oを中心として時計回りに略90度回転して
双方のバーが前後(紙経路方向)に位置している第2の
回転位置11B、12Bと、第1の位置11A、12A
から反時計回りに略90度回転して双方のバーが前後に
位置している第3の回転位置11C、12Cとの間を回
転可能となっている。回転中心Oは、双方のバー11、
12の中心を結ぶ線分の中心とされている。
【0023】このように構成した本例のロール紙プリン
タ1におけるカール除去装置10の動作を説明する。な
お、本例では、印字面を外側にして芯材3aに巻き取ら
れたロール紙2を用いている。まず、図3(b)に示す
ように、ロール体3bを時計回りに回転させてロール紙
2を繰り出すように、ロール体3bをロール紙供給部3
に装填した場合には、その印刷面が上向き状態で搬送さ
れる。この場合には、図3(c)において点線で示すよ
うなカールが付いている。従って、一対のバー11、1
2は、その第1の回転位置11A、12Aの状態で、こ
れらの間にロール紙2を通した後は、ステッピングモー
タ18を駆動して、一対のバー11、12を時計回りに
略90度回転させて、それらを第2の回転位置11B、
12Bに位置決めする。
【0024】この結果、これら一対のバー11、12を
通過するロール紙2は、これらの間を通過する間に上側
にカールが付けられるような状態で搬送される。よっ
て、図3(c)において破線で示す状態から実線で示す
ようなカールが除去された状態になる。
【0025】これに対して、図3(d)に示すように、
ロール体3bを反時計回りに回転させてロール紙2を繰
り出すように、ロール体3bをロール紙供給部3に装填
した場合には、その印刷面が下向き状態で搬送される。
この場合には、図3(e)において点線で示すようなカ
ールが付いている。従って、一対のバー11、12は、
その第1の回転位置11A、12Aの状態で、これらの
間にロール紙2を通した後は、ステッピングモータ18
を駆動して、一対のバー11、12を反時計回りに略9
0度回転させて、それらを第3の回転位置11C、12
Cに位置決めする。
【0026】この結果、これら一対のバー11、12を
通過するロール紙2は、これらの間を通過する間に下側
にカールが付けられるような状態で搬送される。よっ
て、図3(e)において破線で示す状態から実線で示す
ようなカールが除去された状態になる。
【0027】なお、カール除去装置10は、ロール紙2
の搬送を開始する直前あるいはロール紙2の搬送開始直
後に、カールを除去すべく回転させ、搬送終了直前ある
いは直後にカール除去装置10を元の位置に戻すよう制
御することが望ましい。特には、ロール紙2の搬送開始
直前にカールを除去すべく回転させ、搬送終了直後にカ
ール除去装置10を元の位置に戻すよう制御することが
望ましい。
【0028】以上説明したように、本例のカール除去装
置10では、搬送されてくるロール紙に付いているカー
ルの方向に応じて一対のバーを第2あるいは第3の位置
に回転させることにより、いずれの向きにカールが付い
ている場合にも、ロール紙からカールを除去できる。
【0029】また、プリンタの不使用状態が長くなる
と、紙経路に沿って記録媒体にカールが付いてしまうこ
とがある。特に紙経路がS字状に形成されている場合に
はカールが両方向に形成されてしまうが、この場合にお
いても本発明のカール除去装置を適用し一対のバーを適
宜制御することにより、カールを除去することができ
る。
【0030】従って、本例のロール紙プリンタ1では、
搬送されるロール紙2に付いているカールに起因してジ
ャミングが発生してしまうことを確実に回避できる。ま
た、本例では、カール除去装置10が印刷ヘッド4の手
前側に配置されているので、カールが除去された後のロ
ール紙2に印刷が行われる。よって、インクジェットヘ
ッド等のようにヘッドギャップが変動すると印刷品位が
低下するような非接触型の印刷ヘッドを用いる場合にお
いてもカールに起因した印刷品位の低下を回避できる。
【0031】ここで、一対のバー11、12は次のよう
に回転させて、第2および第3の位置に移動させること
もできる。すなわち、図4に示すように、第1の位置1
1A,12Aにあるバー11、12を、バー11を中心
としてバー12のみを反時計方向に90度回転させて第
2の位置12Bに位置決めするようになっている。ま
た、第1の位置にあるバー11、12におけるバー12
を中心としてバー11のみを時計回りに90度回転させ
て第3の位置11Cに位置決めするようになっている。
【0032】また、一対のバー11、12の回転角度は
常に一定の値とすることもできるし、適宜設定すること
もできる。例えば、図5に示すように、ロール体3bの
残量に応じてバー11、12の回転角度を設定すること
ができる。芯材3aに近づくほどロール体3bのカール
はきつくなるので、ロール体3bの残量が少なくなるの
に応じて、バー11、12の回転角度が大きくなるよう
制御するのである。これは、図に示すとおり、ロール体
3bの残量を検出する光センサを適当な間隔で複数個設
置し(α、β、γ)、当該光センサの検出結果に応じ
て、バー11、12の回転角度をΘα、Θβ、Θγのよ
うに増加させることにより実現することができる。
【0033】なお、上記の例はロール紙プリンタに本発
明を適用した例であるが、ロール紙以外のシート状記録
媒体に印刷を行なうプリンタに対しても本発明を同様に
適用できる。また、印刷ヘッドとしては、インクジェッ
トヘッド等の非接触型の印刷ヘッド、サーマルヘッド等
の接触型の印刷ヘッドなど各種のものを用いることがで
きる。
【0034】さらに、一対のバー11、12は自転自在
なローラとしてもよいし、一方のみを自転自在としても
よい。これに加えて、上記の例では、一対のバー11、
12の間隔及びその回転角度をどの程度にするのかにつ
いては説明していないが、この間隔及び角度は、搬送さ
れるシート状記録媒体の厚さ、そこに付いているカール
の程度等に応じて適宜設定すればよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカール除
去装置およびカール除去機能付きプリンタにおいては、
搬送されるシート状記録媒体に付いているカールの向き
がいずれであってもそのカールを除去できる。そして、
カールに起因する紙経路内でのジャミングの発生を確実
に防止することができる。
【0036】また、本発明では、カール除去装置が印刷
ヘッドよりも搬送方向の手前側に配置されており、カー
ルが除去された後のシート状記録媒体に印刷が行われる
ので、印刷ヘッドの部分でシート状記録媒体が詰ってし
まうことを回避でき、また、カールに起因した印刷品位
の低下も回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したロール紙プリンタを示す概略
構成図である。
【図2】図1のカール除去装置の主要部分を示す概略斜
視図である。
【図3】図1のロール紙プリンタにおけるカール除去装
置の動作を示す図であり、(a)は一対のバーの回転位
置を示す説明図、(b)および(c)は表面印刷時のカ
ール除去動作を示す説明図であり、(d)および(e)
は裏面印刷時のカール除去動作を示す説明図である。
【図4】カール除去装置の一対のバーを位置決めする別
の形態を示す説明図である。
【図5】カール除去装置の一対のバーの回転角度を設定
する方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ロール紙プリンタ 2 ロール紙 3 ロール紙供給部 4 印刷ヘッド 5 印刷部 6 排出口 7 排紙ガイド部 8 印刷部入口 10 カール除去装置 11、12 バー 13、14 バーホルダ 15 装置フレーム 16、17 プーリ 18 ステッピングモータ 19 タイミングベルト 21、22 ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿野 良寛 愛知県春日井市高蔵寺町2−1870 昭和精 機株式会社内 Fターム(参考) 3F053 HA03 HB11 LA01 LA07 LB03 3F104 AA01 HA05 HA09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状記録媒体を、一定間隔で平行配
    置した第1および第2の棒状体の間を介して搬送するこ
    とにより、当該シート状記録媒体に付いたカールを除去
    するカール除去装置において、 少なくとも前記第1の棒状体は、当該棒状体の中心軸線
    に平行な回転中心線を中心として、予め定めた第1の回
    転位置と、この第1の回転位置から時計回りに所定角度
    回転した第2の回転位置と、前記第1の回転位置から反
    時計回りに所定角度回転した第3の回転位置に移動可能
    であり、当該第1の棒状体を前記第2および第3の位置
    に移動させる駆動手段を有していることを特徴とするカ
    ール除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記駆動手段は、前記第1および第2の棒状体を共通の
    前記回転中心線を中心として旋回させることを特徴とす
    るカール除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第1の回転位置では前記第1および第2の棒状体
    は、搬送されるシート状記録媒体の上下に位置してお
    り、前記第2の回転位置では、前記第1および第2の棒
    状体は前記第1の回転位置から時計回りに回転して、前
    記第1の棒状体がシート状記録媒体の搬送方向の後側に
    位置しており、前記第3の回転位置では、前記第1およ
    び第2の棒状体は前記第1の回転位置から反時計回りに
    回転して、前記第1の棒状体がシート状記録媒体の搬送
    方向の前側に位置していることを特徴とするカール除去
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記駆動手段は、モータと、このモータの回転を前記第
    1および第2の棒状体に伝達する伝達手段とを備えてい
    ることを特徴とするカール除去装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4において、 前記シート状記録媒体はロール紙であって、 前記第2または第3の回転位置は、前記ロール紙の残量
    に応じて変化することを特徴とするカール除去装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちのいずれかの項
    に記載のカール除去装置と、シート状記録媒体の供給部
    と、シート状記録媒体に印刷を施す印刷ヘッドとを有
    し、前記カール除去装置は、前記印刷ヘッドの手前に配
    置されていることを特徴とするカール除去機能付きプリ
    ンタ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記シート状記録媒体はロール紙であり、当該ロール紙
    の巻き出し回転方向が時計回りおよび反時計回りのいず
    れであるのかに応じて、前記第1および第2の棒状体の
    回転位置を前記第1および第2の回転位置のいずれかに
    切り換えることを特徴とするカール除去機能付きプリン
    タ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008174385A (ja) * 2006-12-18 2008-07-31 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008174385A (ja) * 2006-12-18 2008-07-31 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置

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