JP2002037169A - 自動2輪車のリヤクッション取付構造 - Google Patents
自動2輪車のリヤクッション取付構造Info
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Abstract
する構造であっても、クロスパイプが連結されるシート
レールを大径化しないで済むようにする。 【構成】 左右のシートレール6間をクロスパイプ61
で連結し、クロスパイプ61の中央に設けたクッション
ブラケット58にリヤクッション15の上側取付部10
0を支持させ、かつリヤクッション15の下部をリヤア
ームへ支持させる。クロスパイプ61の両端は略コ字状
断面の補強プレート60へ溶接され、かつ補強プレート
60をシートレール6へ溶接する。補強プレート60は
シートレール6とロアフレーム7を上下に連結する補強
プレート57と連続一体であり、リヤクッション15か
らクロスパイプ61へ加わる大荷重を補強プレート60
からシートレール6及び補強プレート57を経てロアフ
レーム7へ分散させる。
Description
ヤクッション取付構造に係り、特に車体フレームを軽量
化できるようにした有利な構造に関する。
するリヤクッションを一本だけ車体中央へ上下方向にし
て配置した形式を採用する場合、リヤクッションの下端
部をリヤアームの中間部へ取付け、かつ上端部を左右一
対のシートレール間に架設されたクロスパイプへ予め設
けられている上部クッションブラケットに支持させるよ
うにすることがある。
ように、シートレールとその下方に配されるロアフレー
ム間を連結する補強部材を設け、この補強部材と上部ク
ッションブラケット間をボスで連結し、このボスでリヤ
クッションの上部を支持するようにしたものもある。
ョンの上部をクロスパイプに設けられた上部クッション
ブラケットで直接支持する形式では、リヤクッションの
大荷重がクロスパイプを介してシートレールへかかるた
め、シートレールを大径にして強度を高くする必要があ
り、その結果、車体フレームの重量増大を招くことにな
った。
ケットの2部材でリヤクッションを支持する上記特許構
造の場合は、補強部材に荷重を分散できるからシートレ
ールをそれ程大径化する必要がなくなる反面、補強部材
の構造が複雑になってしまう。
することなくかつ補強構造も比較的簡単にできるリヤク
ッションの取付構造を実現することを目的とする。
本願発明に係る自動2輪車のリヤクッション取付構造
は、エンジンの上方を通って車体の前後方向へ配された
メインフレームと、このメインフレームの後部から左右
へ対をなして延出するシートレールと、このシートレー
ルの下方へ配されてシートレールとメインフレーム側と
を斜めに連結する左右一対のロアフレームとを備えると
ともに、メインフレーム側へ前端を揺動自在に支持さ
れ、かつ後端部で後輪を支持するリヤアームと、このリ
ヤアームの中間部とシートレール間に上下を支持されて
後輪サスペンションを構成するリヤクッションとを備え
た自動2輪車において、前記リヤクッションの上部を支
持する上部クッションブラケットを左右のシートレール
間へ架設されたクロスパイプへ取付け、このクロスパイ
プとシートレールの接続部を第1の補強部材で補強する
とともに、前記シートレールとロアフレーム間を上下に
連結する第2の補強部材を設け、これら第1の補強部材
と第2の補強部材を接続一体化したことを特徴とする。
材は、それぞれを予め別々に形成して車体フレームへ取
付けるとき接続一体化することもできるが、予め単一部
材として一体に形成することもできる。
トレール接続部を補強する第1の補強部材と、シートレ
ールとロアフレームを上下に連結する第2の補強部材を
設け、これら第1の補強部材と第2の補強部材を一体に
接続させたので、上部クッションブラケットからクロス
パイプへかかるリヤクッションの大荷重を第1の補強部
材から第2の補強部材へ分散できる。したがって、第1
の補強部材はクロスパイプとシートレールの接続部を補
強し、第2の補強部材はリヤクッション支持部近傍のシ
ートレールをそれぞれ補強するとともに、第1の補強部
材と第2の補強部材が一体化することによりシートレー
ルに対する十分な補強が可能になる。その結果、シート
レールを従来程大径化する必要がなくなり、車体フレー
ム全体の軽量化を実現できる。
は、それぞれが別体に形成されたものでも、または両部
材を予め一体にして形成されたものでもよく、別体に形
成する場合はそれぞれを小型部品として容易に形成でき
るとともに各部材の特性を変えることができる。また一
体に成形すれば部品点数の削減並びに溶接等の取付工数
の削減が可能になる。
系自動2輪車に適用された一実施例を説明する。図1乃
至図9は実施例に関するものであり、図1は車体全体の
側面視図、図2はその後方視図、図3は車体フレーム要
部に係る拡側面視図、図4は車体フレーム全体の側面視
図、図5はその平面視図、図6はその背面視図、図7は
図4の7−7線拡大断面図、図8はリヤクッション支持
部を示す側面視拡大図、図9はその9−9線断面図であ
る。
の概略構造を説明する。前輪1及び後輪2の間に配置さ
れた水冷4サイクル式のエンジン3を支持する車体フレ
ーム4(図4)はダイヤモンド式であり、メインフレー
ム5、シートレール6及びロアフレーム7で構成され、
エンジン3が車体フレーム4の一部として機能してい
る。
後方向へ配され、左右一対をなして設けられる本体部1
0とエンジン3の後方を上下方向へ配されるピボット部
11を備える。
の後端間に挟まれて溶接され、かつこの溶接部の前方と
なる本体部10の後部にシートレール6の前端が溶接さ
れている。また、ピボット部11の下端部はロアフレー
ム7の前部へ溶接されている。ロアフレーム7はシート
レール6の下方に左右一対で配設され、シートレール6
の後部とピボット部11を連結するとともに、その前端
部はピボット部11の下端部よりさらに下方へ延出して
下方延出部12をなしている。
3が設けられ、ここにリヤアーム14の前端が揺動自在
に連結されている。リヤアーム14の前端部は左右に二
股状をなす軸受部を備え、それぞれをピボット部11の
左右各外側面へ重ねてピボット軸13により連結されて
いる。リヤアーム14の後端部には後輪2が支持され、
かつ中間部にはシートレール6の中間部との間を上下方
向に連結して後輪サスペンションを構成するリヤクッシ
ョン15が設けられている。
が取付けられ、このヘッドパイプ16を介してフロント
フォーク17がハンドル18で操舵可能となるよう回動
自在に支持されている。ヘッドパイプ16の前方にはフ
ロントカウル20が取付けられている。
ントカウル20を初めとする複数の車体カバーで覆わ
れ、ヘッドパイプ16より後方部分では、前方から順に
フロントカバー21、ラジエタカバー22、タンクカバ
ー23及びリヤカウル24となっている。また、エンジ
ン3の下部前方にはアンダーガード25が設けられてい
る。
ト、28はサイドスタンド、29はメインスタンドであ
る。
4の詳細を説明する。左右一対の本体部10は、断面略
長円形状をなす鉄製の角パイプであり、各前端側はヘッ
ドパイプ16へ溶接され、かつガセット30a及び30
bにより補強されている。
32が下方へ向かって突出形成され、後端部にはエンジ
ンハンガ34が下方へ突出形成されている。また、本体
部10の後端部にはシートレール6の前端部がガセット
35を介して溶接されている。左右の本体部10間はク
ロスメンバ36で連結されている(図5)。
へ開放されかつ上下端が上方又は下方へ開放されてい
る。その上部は左右の本体10の各後端部内側に挟まれ
た状態で溶接されている。ピボット部11は鉄板等の適
宜金属板をプレス成形等によって容易に形成できる。但
し、プレス成形以外の適宜方法ににより成型することも
任意にできる。
壁38と左右の側壁39を有し、左右の側壁39のそれ
ぞれ対応位置に形成された取付穴40を貫通してクロス
パイプ41が架け渡され、側壁39と溶接されている。
をなし、図4に明らかなように、左右のロアフレーム7
の前部間にピボット部11の下端部における左右側壁3
9が挟まれて溶接されている。左右のロアフレーム7の
各前端部はピボット部11の下端よりもさらに下方へ突
出する下方延出部12をなし、その下端部間にクロスパ
イプ42が架け渡され、その両端は左右へ突出してい
る。
持ピース43が溶接され、その前部はエンジンハンガ部
44として前方へ突出し、後部はメインスタンド取付部
45として後方へ突出している。メインスタンド取付部
45にはカラー46が設けられている。
メインスタンド取付部45が一体に形成されかつ中央部
が下方延出部12の車体内側へ被さる略コ字状断面部が
形成されるように鉄板等の適宜金属をプレス成形等して
容易に形成でき、この略コ字状断面部へ下方延出部12
の下端部車体内側部分を嵌合した状態で総合に溶接され
ている。
の下端部外表面に側面視で重なるようにサイドスタンド
取付部47が設けられている。サイドスタンド取付部4
7は鉄等の適宜金属をプレス成形等の適宜方法によって
形成され、上部をクロスパイプ42へ溶接されている。
斜めに開く斜面部47aをなし、ここに取付穴47b及
びピン47cが設けられている。なお、本実施例におけ
るサイドスタンド取付部47は支持ピース43と別体に
形成され、かつ車体の左右いずれか一方側へ設けられ
る。
スタンド取付部45間にはメインスタンド29の回動軸
48が入れられ、左右のカラー46と一致させてボルト
で締結することによりロアフレーム7へ回動自在に支持
される。符号49はリターンスプリングであり、下方延
出部12側のステー50とメインスタンド29のステー
51間に張設されている。
形成された二股部52でサイドスタンド取付部47の斜
面部47aを挟み、ボルト・ナットにより回動自在に軸
着される。サイドスタンド28のリターンスプリング5
3はピン47cと下部のステー54間に張設されてい
る。
の後部下面へ重ねて溶接され、この溶接部近傍にて略コ
字状に車体側方へ張り出すグリップ56の一端が設けら
れている。この溶接部を前後に挟んでグリップ56の一
端がロアフレーム7の後端部へ、他端がシートレール6
へ取付けられている。
各中間部には補強プレート57が配設されている。補強
プレート57はシートレール6とロアフレーム7を上下
に連結し、その上端部近傍にはリヤクッション15の上
部を支持するクッションブラケット58が側面視で補強
プレート57から前方へずれた位置に設けられている。
へ溶接され、その溶接部近傍のロアフレーム7にはブラ
ケット59が下方へ突出して設けられ、その下端にピニ
オンステップ59aが設けられている。
57の上端部はシートレール6の車体内側面へ重なって
その長さ方向へ長く延びる補強プレート60と連続一体
化している。この補強プレート60は左右のシートレー
ル6の内側面及び上下面を嵌合して上下面と溶接され、
かつそれぞれに設けられた穴へ左右のシートレール6間
に架け渡されるクロスパイプ61の軸方向両端をシート
レール6の表面と間隙dを形成するように嵌合し、嵌合
部周囲でクロスパイプ61と溶接されている。このクロ
スパイプ61の中間部にはクッションブラケット58が
溶接されている。
シートレール6間には、クロスメンバ62、64が設け
られ、各シートレール6の上面にシート支持ステー64
が設けられている。(図5)。図4中の符号65は、左
右の本体部10の各後端部から側方へ張り出すステーで
ある。
及び一部の補機類等に関する配置を説明する。再び図1
及び図3において、エンジン3はクランクケース71の
中央上部をハンガ34で本体部10の下部へ支持されて
いる。また、クランクケース71の後部はその上方部分
がピボット軸13の上方に位置するピボット部12の取
付部72で支持され、下方部分がエンジンハンガ部44
で支持されている。
ステップホルダ74が設けられている。ステップホルダ
74は上部をピボット軸13へ支持され、下部をクロス
パイプ42へ支持される(図2)とともに、下部の前方
部分を前方突出部73とする略L字状をなす部材であ
る。
属をプレス成形等の適宜方法で容易に形成されるもので
あり、前方突出部73の上部にはフロントステップ75
が取付けられ、下部には支軸76が設けられている。支
軸76にはチェンジペダル77が回動自在に支持され、
その回動はチェンジリンク78を介してシフト軸79を
回動するようになっている。
フレーム7によって囲まれた側面視略三角形の空間には
エアクリーナ80が配置されている。エアクリーナ80
の後部で車体左側は車体中央側へ凹入する逃げ部81を
なし、この逃げ部81を利用してリヤクッション15が
略車体中央を上下方向へ配設されている。
の車体フレーム4を横断して配設され、そのリッドは図
では見えないが車体右側に設けられて車体右側から開閉
可能である。エアクリーナ80は前端下部のステー80
aでピボット部11のステー11aへ取付けられ、かつ
上部のステー80bをシートレール6へ係合することに
より車体フレーム4へ支持されている。
チューブ82が接続する気化器83は、ピボット部11
を隔ててエアクリーナ80と車体の前後方向へ分離して
配置される。また、エンジン3が4サイクル式であって
そのシリンダヘッド70へ直線的吸気を可能にするため
に比較的高い位置に配置され、側面視で本体部10と重
なっている。
部から延出し、側面視で一部がシートレール6の上部よ
りも高くなるように配され、左右の本体部10の後部間
とピボット部11の上端部で囲まれた空間を通って気化
器83へ至るように配管されている。
接続部近傍にはレゾネータ84の一端が取付けられてい
る。レゾネータ84は略水平に前後方向へ配設される長
尺管状に形成され、その後端部は燃料タンク85とエア
クリーナ80の各前部間の空間内まで延びている。燃料
タンク85は左右のシートレール6上に支持され、かつ
上方をシート27で開閉されるようになっている。
の本体部10間にはAICV(エアメインミッションコ
ントロールバルブ)86が設けられ、それぞれチューブ
87でシリンダヘッド70と、チューブ88でエアクリ
ーナ80のクリーンサイドと接続されている。チューブ
87はステー33で支持される。
サブエアクリーナ90が配置され、配管91で気化器8
3の下流側へ接続されている。さらにクランクケース7
1の後部上面中央からブローバイガスホース92が車体
右側へ張り出して本体部10の側方を通過してエアクリ
ーナ80のクリーンサイド前部へ接続するよう配管さ
れ、エンジン3側からの熱影響を避けるようになってい
る。
リーナ80のリヤカウル24より下方部分及びピボット
部11の側方はピボットカバー19で覆われている。ピ
ボットカバー19は樹脂等の適宜部材からなる側面視略
Y字状の部材であり、ステップホルダ74の外側へ重な
り、中央をエンジン3でステップホルダ74とピボット
部11へ共締めされ、かつ上部はリヤカウル24の下端
に沿うとともに、前部が本体部10の後端部に設けられ
ているステー65へ取付けられている。
クであり、車体左側におけるシートレール6とロアフレ
ーム7の間に形成される空間を利用して配設され、側面
視で一部が燃料タンク85と重なっている。また、符号
8は排気管であり、シリンダヘッド70の前部からクラ
ンクケース71の下方へ回り込んで後方へ延び、マフラ
ー9へ接続している。マフラー9は図2に示すように車
体右側へ出て後輪2の右側面へ重なってピニオンステッ
プ60の下方へ延びている。
を詳細に説明する。図8及び図9において、リヤクッシ
ョン15の上側取付部100は二股状に形成された左右
一対のクッションブラケット58間に挟まれてボルト1
01及びナット102で回動自在に連結されている(図
9)。
れたクロスパイプ61は、その軸方向両端が補強プレー
ト60を介してシートレール6へ接続されている。シー
トレール6の上下方向寸法はほぼクロスパイプ61の径
と等しい程度の比較的小径のものになっている。
り、シートレール6の車体内側表面へ溶接されている。
また、補強プレート60とクロスパイプ61の接続部も
すみ肉溶接等により溶接されている。さらに、補強プレ
ート60の長さ方向後端側では補強プレート57の上端
部と連続し、これによりシートレール6とロアフレーム
7を上下に連結してシートレール6のリヤクッション1
5支持部近傍におけるフレーム剛性を高めている。
補強プレート57は鉄板等の適宜金属材料をプレス成形
等により連続一体に形成される単一部材であり、図8に
示すように、側面視で補強プレート57がリヤクッショ
ン15と重ならないようになっている。なお、補強プレ
ート57は本願発明における第2の補強部材、補強プレ
ート60は同第1の補強部材にそれぞれ対応している。
ション15からクッションブラケット58を介してクロ
スパイプ61へ大荷重が加わると、この荷重は、クロス
パイプ61が補強プレート60を介してシートレール6
へ支持されているため、シートレール6へ伝達されると
ともに、補強プレート60から連続一体の補強プレート
57へ伝達される。したがって、リヤクッション15か
らかかる大荷重はシートレール6及びロアフレーム7へ
良好に分散され、シートレール6にかかる荷重を小さく
できる。
1の接続部は補強プレート60で補強し、かつシートレ
ール6とロアフレーム7の間を補強プレート57で連結
して補強するとともに、補強プレート60と補強プレー
ト57が一体であるから、リヤクッション15の上側取
付部100を支持するクッションブラケット58近傍の
フレーム剛性を十分に高くすることができ、その結果、
シートレール6を大径化せず、車体フレーム4全体を軽
量化できる。また、補強プレート60と補強プレート5
7を連続一体に形成したので、部品点数を削減し、溶接
工数も削減できるので、コストダウンが可能になる。
クッション15と重ならないように形成したので、リヤ
クッション15の側方が開放され、メンテナンスが容易
になる。また、補強プレート57は従来例のようにクッ
ションブラケット58と同軸で上側取付部100を支持
する必要がないので、補強プレート57並びに補強プレ
ート60の構造を簡単化して製造を容易にできる。
ト60からなる補強構造は、補強プレート60がクロス
パイプ61とシートレール6の接続部補強及びシートレ
ール6の補強機能を有し、補強プレート57がシートレ
ール6とロアフレーム7の補強機能を有するので、一部
品でこれら全機能を発揮できることになり、多機能化で
きる。
ート57をリヤクッション15と側面視で重なる位置に
設けると、車体右側において補強プレート57がエアク
リーナ80のリッドと重なる位置となり、その結果リッ
ドの開閉が困難になり、エアクリーナ80のレイアウト
やリッドの形状変更に困難な問題が生じかねないが、本
実施例ではこのようなおそれを解消できる。
ものではなく、本願発明の原理内において種々に変形や
応用が可能である。例えば、補強プレート57と補強プ
レート60はそれぞれ別体に形成し、これを溶接により
後加工で一体化させることができる。このようにする
と、補強プレート57と補強プレート60の肉厚や材質
等を異ならせることにより、各部に要求される強度を適
切化できる。しかもそれぞれを小型部品として容易に形
成できる。
0は各種の金属材料を用いることができ、かつ成形は鋳
造や鍛造等公知の各種方法が適用可能である。さらに、
補強プレート57や補強プレート60のシートレール6
及びクロスパイプ61に対する結合は、溶接以外にも締
結等の公知手法が可能である。さらに、補強プレート5
7及び60はそれぞれプレート状に限らずボックス状等
種々の形状や構造を採用できる。
のみならず、丸パイプや中実部材を用いることができ
る。そのうえ、適用する自動2輪車はオフロード系に限
らず、種々の形式のものが可能である。
ム、6:シートレール、7:ロアフレーム、10:本体
部、11:ピボット部、12:下方延出部、13:ピボ
ット軸、14:リヤアーム、15:リヤクッション、2
7:シート、57:補強プレート(第2の補強部材)、
58:クッションブラケット、60:補強プレート(第
1の補強部材)、61:クロスパイプ、100:側取付
部、101:ボルト、102:ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの上方を通って車体の前後方向
へ配されたメインフレームと、このメインフレームの後
部から左右へ対をなして延出するシートレールと、この
シートレールの下方へ配されてシートレールとメインフ
レーム側とを斜めに連結する左右一対のロアフレームと
を備えるとともに、メインフレーム側へ前端を揺動自在
に支持され、かつ後端部で後輪を支持するリヤアーム
と、このリヤアームの中間部とシートレール間に上下を
支持されて後輪サスペンションを構成するリヤクッショ
ンとを備えた自動2輪車において、前記リヤクッション
の上部を支持する上部クッションブラケットを左右のシ
ートレール間へ架設されたクロスパイプへ取付け、この
クロスパイプとシートレールの接続部を第1の補強部材
で補強するとともに、前記シートレールとロアフレーム
間を上下に連結する第2の補強部材を設け、これら第1
の補強部材と第2の補強部材を接続一体化したことを特
徴とする自動2輪車のリヤクッション取付構造。 - 【請求項2】 前記第1の補強部材と第2の補強部材が
一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
した自動2輪車のリヤクッション取付構造。
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2001
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