JP2002037037A - ヘッドランプクリーナー - Google Patents

ヘッドランプクリーナー

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JP2002037037A JP2000221898A JP2000221898A JP2002037037A JP 2002037037 A JP2002037037 A JP 2002037037A JP 2000221898 A JP2000221898 A JP 2000221898A JP 2000221898 A JP2000221898 A JP 2000221898A JP 2002037037 A JP2002037037 A JP 2002037037A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴射ノズルが挿通される挿通孔とシリンダと
の間の位置決めを確実にすることを課題とする。 【解決手段】 筒状をしたシリンダ2と、該シリンダに
摺動自在に結合されたピストン3と、該ピストンの先端
に取り付けられた噴射ノズル31とを備え、洗浄水が上
記シリンダに圧送されるとピストンがシリンダから所定
の位置まで突出した後に噴射ノズルから洗浄水が噴射さ
れるヘッドランプクリーナー1であって、上記噴射ノズ
ルが外側に突出される挿通孔36を車体に固定されたバ
ンパー35に形成され、上記ピストンの先端部には上記
挿通孔を閉塞するノズルカバー33が設けられ、上記シ
リンダがバンパーの内側の上記挿通孔周辺と上記挿通孔
から離れた位置で固定されたブラケット13を介して支
持され、洗浄水が上記シリンダに圧送されていないとき
は、上記ノズルカバーによって上記挿通孔が閉塞される
と共に、ノズルカバーが上記ブラケットを挿通孔周辺で
バンパーに固定している固定手段37を覆うようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なヘッドランプ
クリーナーに関する。詳しくは、ヘッドランプを洗浄す
るときに噴射ノズルがバンパーに設けられた挿通孔から
バンパー外に突出されるヘッドランプクリーナーにおい
て、噴射ノズルが挿通される挿通孔とシリンダとの間の
位置決めを確実にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】筒状をしたシリンダと、該シリンダに摺
動自在に結合されたピストンと、該ピストンの先端に取
り付けられた噴射ノズルとを備え、洗浄水が上記シリン
ダに圧送されるとピストンがシリンダから所定の位置ま
で突出した後に噴射ノズルから洗浄水が噴射されるよう
にしたヘッドランプクリーナーがある。
【0003】そして、上記したヘッドランプクリーナー
は、シリンダが車体(車体フレームの他車体に固定され
た取付部材を含む)に固定され、バンパーに挿通孔を形
成し、使用時、すなわち、ヘッドランプを洗浄する時に
は噴射ノズルが上記挿通孔から所定の位置まで突出する
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のヘッドランプクリーナーにあっては、シリンダが車
体のみに固定されているので、別個に車体に取り付けら
れるバンパーに設けられた挿通孔とピストンの先端に設
けられた噴射ノズルとの間に位置ズレが生じやすいとい
う問題がある。
【0005】そして、噴射ノズルとバンパーの挿通孔と
の間の位置ズレが生ずると、噴射ノズルに一体的に設け
られ不使用時にバンパーに設けられた挿通孔を閉塞する
ためのカバーと挿通孔との間に位置ズレが生じ、不使用
時に挿通孔が完全に閉じられなかったり、位置ズレが甚
だしいときには、噴射ノズルやピストンがバンパーに干
渉したりすると言う不都合を生じ、噴射ノズル等の損傷
を招きかねないという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、噴射ノズルが挿通され
る挿通孔とシリンダとの間の位置決めを確実にすること
を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明ヘッドランプクリ
ーナーは、上記した課題を解決するために、噴射ノズル
が外側に突出される挿通孔を車体に固定されたバンパー
に形成され、ピストンの先端部には上記挿通孔を閉塞す
るノズルカバーが設けられ、シリンダがバンパーの内側
の上記挿通孔周辺と上記挿通孔から離れた位置で固定さ
れたブラケットを介して支持され、洗浄水が上記シリン
ダに圧送されていないときは、上記ノズルカバーによっ
て上記挿通孔が閉塞されると共に、ノズルカバーが上記
ブラケットを挿通孔周辺でバンパーに固定している固定
手段を覆うようにしたものである。
【0008】従って、本発明ヘッドランプクリーナーに
あっては、シリンダがバンパーの内側にブラケットを介
して直接取り付けられるので、噴射ノズルとバンパーに
設けた挿通孔との間の位置決めを容易に且つ確実に為す
ことができる。
【0009】ブラケットを介してクリーナをバンパーに
固定することにより、事故等におけるバンパーへの衝撃
が直接クリーナに伝わってクリーナが損傷するのを防
ぐ。
【0010】ブラケットが挿通孔周辺と離れた箇所で固
定されることにより、ヘッドランプクリーナーが強固に
バンパーに固定され、洗浄中にピストンが突出してもヘ
ッドランプクリーナーが動いてしまうことが無く、ま
た、プラケットの一端が挿通孔周辺に固定されることに
より、噴射ノズルと挿通孔との位置ズレが減少する。
【0011】また、不使用時にはブラケットをバンパー
に固定している固定手段がノズルカバーによって覆い隠
され、固定手段が車輌の見栄えを損ねることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ヘッドランプクリ
ーナーの実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0013】ヘッドランプクリーナー1はほぼ円筒状を
為すシリンダ2を備える。シリンダ2にはピストン3が
備えられ、基端部に形成された供給管4から洗浄水がシ
リンダ2内に供給されると、該洗浄水の供給圧力によっ
てピストン3がシリンダ2の先端部から突出され、ピス
トン3が所定の位置まで突出されるとピストン3の後端
に設けられたチェックバルブが開いて洗浄水がピストン
3の先端に向かって圧送され、ピストン3の先端部に装
着される後述する噴射ノズルから洗浄水が噴射されるよ
うになっている。また、洗浄水の供給が停止すると、上
記チェックバルブが閉じると共に、シリンダ2内に内装
された戻しバネによってピストン3がシリンダ2内に引
き込まれるようになっている。
【0014】すなわち、シリンダ2には該シリンダより
径が小さな円筒状をしたピストン3が摺動自在に内嵌さ
れており、シリンダ2の先端部に内嵌状に固定されたほ
ぼ円筒状のトップキャップ5の先端に形成された内フラ
ンジ6と上記ピストン3の基端に突設されたフランジ7
との間にコイル状の戻しバネ8が縮設された状態で配置
されている。そして、該戻しバネ8によってピストン3
はその基端部がシリンダ2の基端部に押し付けられるよ
うに付勢されている。
【0015】上記ピストン3の基端部にはチェックバル
ブ9が配設される。該チェックバルブ9はピストン3の
基端部に設けられたバルブケース10内に弾性体から成
るダイヤフラム11が配設されて成り、該ダイヤフラム
11の周縁部は圧縮バネ12によってバルブケース10
の基底面に押し付けられた状態となっている。
【0016】そして、上記供給管4を介して洗浄水がシ
リンダ2の基端部内に供給されると、該洗浄水の圧力に
よってピストン3が上記戻しバネ8を圧縮しながらシリ
ンダ2から突出されていき、ピストン3がシリンダ2か
ら突出すると、さらに高まった洗浄水の圧力によってチ
ェックバルブ9の圧縮バネ12がさらに圧縮され、これ
に伴うダイヤフラム11の変形によってバルブケース1
0の基端側から内部へ向けての通路が開設され、洗浄水
がピストン3内に供給される。そして、ピストン3内に
供給された洗浄水が後述する噴射ノズルから噴射される
ことになる。
【0017】シリンダ2はブラケット13に固定され
る。ブラケット13は金属板によって形成されており、
上下に離間して対向した2つの支持片14、15が連結
部16によって一体に連結されて成る基部17を備え、
該基部17の下端から取付脚片18が、また、上記基部
17の上端から取付腕片19、19がそれぞれ突設され
て成る。上記支持片14には取付孔20が、また、支持
片15には嵌挿孔15aがそれぞれ形成されている。そ
して、上記取付孔20の周縁部には周方向に適宜離間し
て図示しない挿通切欠が形成されている。
【0018】上記取付脚片18は上下に長い逆三角形状
をしており、下端に固定片21を有し、該固定片21に
ネジ孔21aが形成されている。また、取付脚片18の
中央部には上下に延びる補強リブ22が打ち出し状に形
成され、両側縁には補強片23、23が折り曲げ形成さ
れている。上記取付腕片19は細長い板状をしており、
上端に固定片24を有し、該固定片24にネジ孔24a
が形成されている。また、取付腕片19には上下方向に
延びる補強リブ25が打ち出し状に形成され、両側縁に
は補強片26、26が折り曲げ形成されている。
【0019】上記シリンダ2の上端寄りの位置にはフラ
ンジ部27が突設されており、該フランジ部27から僅
かに下方に離間した位置に周方向に適宜離間して挟持片
28、28、28が突設されている。
【0020】29はゴム等の弾性材料で円筒形の蛇腹状
に形成された防水ブーツであり、該防水ブーツ29は、
その下端部がシリンダ2の上端部に固定され、上端部が
ピストン3の上端寄りの位置の外周面に固定されてい
る。これによって、シリンダ2とピストンとの間の防水
が図られる。
【0021】上記ピストン3の上端部にノズルユニット
30が取着される。ノズルユニット30は噴射ノズル3
1と該噴射ノズル31を保持するノズルケース32とか
ら成る。ノズルケース32はほぼ上方に開口したノズル
保持部32aと該ノズル保持部32aの下端から下方へ
突出した連結管部32bとが一体に形成されて成る。そ
して、噴射ノズル31はノズル保持部32a内に姿勢変
更可能に内嵌されている。
【0022】上記したノズルユニット30は連結管部3
2bが上記ピストン3の上端部に内嵌状に連結され、こ
れによって、ピストン3→ノズルケース32の連結管部
32b→同じくノズル保持部32a→噴射ノズル31と
いう洗浄水の流通経路が形成され、上記したようにシリ
ンダ2に洗浄水が供給されると、ピストン3が所定の位
置までシリンダ2から突出されたところで、チェックバ
ルブ9が開き、上記洗浄水流通経路とシリンダ2の内部
とが連通され、洗浄水が噴射ノズル31の図示しない噴
射口から図示しないヘッドランプの前面カバーへ向けて
噴射される。
【0023】上記ノズルケース32にノズルカバー33
が固定される。ノズルカバー33は傘状をしたカバー部
33aの下面から2本の取付ボス33b、33bが左右
に離間して垂設され、これら取付ボス33b、33bの
前後及び上記カバー部33aの下面に連続した補強リブ
33c、33c、・・・が一体に形成されている。ノズ
ルケース32のノズル保持部32aには左右に突設され
た連結片32c、32cが一体に形成されており、該連
結片32c、32cの下面側から挿通された取付ネジ3
4、34が上記ノズルカバー33の取付ボス33b、3
3bの下面に捻じ込まれ、これによって、ノズルケース
32とノズルカバー33とが一体的に結合される。
【0024】上記したブラケット13に上記シリンダ2
が取り付けられる。シリンダ2はその下端側からブラケ
ットの支持片14、15の取付孔20、嵌挿孔15aの
順に挿通される。なお、予め、嵌挿孔15aには弾性材
料から成る環状のブッシング38が取着され、また、シ
リンダ2には環状をしたパッキング39が外嵌されて、
フランジ部27の下面にあてがわれている。そして、上
記したように、シリンダ2が取付孔20、嵌挿孔15a
の順に挿通され、シリンダ2の挟持片28、28、28
が取付孔20の図示しない挿通切欠に挿通されて、フラ
ンジ部27がパッキング39を介して支持片14に当接
したところで、シリンダ2をブラケット13に対して回
転させれば、上記挟持片28、28、28が上記挿通切
欠からずれて取付孔20の下側開口縁部に当接する。従
って、上記挟持片28、28、28とフランジ部27と
によってパッキング39を介してブラケット13の支持
片14の取付孔20の開口縁部を上下で挟持した状態と
なる。以上のようにして、ブラケット13にシリンダ2
が取着される。
【0025】上記ブラケット13はバンパー35の内側
に取り付けられる。すなわち、バンパー35の上面部に
は挿通孔36が形成され、該挿通孔36の左右の開口縁
部にブラケット13の取付腕片19、19の上端に形成
された固定片24、24がバンパー35の上面部を上側
から挿通された取付ネジ37、37がネジ孔24a、2
4aに螺合されることによって固定される。また、バン
パー35の下面部に取付脚片18の固定片21がバンパ
ー35の下面部を下側から挿通された取付ネジ37がネ
ジ孔21aに螺合されることによって固定される。
【0026】以上のようにして、シリンダ2がブラケッ
ト13を介してバンパー35に支持される。
【0027】そして、上記したノズルユニット30はシ
リンダ2がブラケット13を介してバンパー35に取着
された後にピストン3に取り付けられる。すなわち、シ
リンダ2をバンパー35に取り付けた後、ノズルユニッ
ト30の連結管部32bをバンパー35の上面部の上側
から挿通孔36に挿通させて、ピストン3の先端部に内
嵌させる。これによって、シリンダ2に洗浄水が供給さ
れていない状態で、ノズルユニット30のノズルケース
32に一体的に設けられたノズルカバー33のカバー部
32aがバンパー35の挿通孔36を上側から覆い、且
つ、挿通孔36の開口縁部をも覆うので、取付ネジ3
7、37も隠された状態となる(図1参照)。
【0028】そして、シリンダ2に洗浄水が供給される
と、洗浄水の圧力によってピストン3がシリンダ2から
突出していき、噴射ノズル31はバンパー35の挿通孔
36を通ってバンパー35の外側へ突出していく。そし
て、ピストン3が所定の位置まで突出されると(図3参
照)、ピストン3のそれ以上のシリンダ2からの突出が
ストップされ、それによって高まる洗浄水の圧力によっ
てピストン3の下端部に設けられたチェックバルブ9が
開いて上記した洗浄水流通経路とシリンダ2内部との間
が連通され、洗浄水が噴射ノズル31の噴射口から図示
しないヘッドランプの前面カバーへ向けて噴射される。
【0029】洗浄水のシリンダ2への供給が停止する
と、上記したチェックバルブ9が閉じ、ピストン3はシ
リンダ2内に内装され戻しバネ8によってシリンダ2内
に引き込まれ、噴射ノズル31はバンパー35の下側に
待避し、バンパー35の挿通孔36はノズルカバー33
のカバー部33aによって覆われる(図1参照)。
【0030】上記したヘッドランプクリーナー1にあっ
ては、シリンダ2がブラケット13を介してバンパー3
5の内側に取り付けられるので、シリンダ2に摺動自在
に結合されたピストン3の先端部に設けられた噴射ノズ
ル31が挿通される挿通孔36が形成されたバンパー3
5と噴射ノズル31との間の位置合わせを容易に且つ確
実に為すことができる。従って、噴射ノズル31と挿通
孔35との間の位置ズレによってもたらされる諸々の問
題、例えば、ノズルカバー33と挿通孔36との間に位
置ズレが生じ、不使用時に挿通孔36が完全に閉じられ
なかったり、位置ズレが甚だしくて、噴射ノズル31や
ピストン3がバンパー35に干渉したりして、噴射ノズ
ル31やピストン3に損傷が生じたりするというような
不都合を回避することが出来る。
【0031】ブラケット13を介してクリーナ1をバン
パー35に固定することにより、事故等におけるバンパ
ー35への衝撃が直接クリーナ1に伝わってクリーナ1
が損傷するのを防ぐ。
【0032】ブラケット13が挿通孔36周辺と離れた
箇所で固定されることにより、ヘッドランプクリーナー
1が強固にバンパー35に固定され、洗浄中にピストン
3が突出してもヘッドランプクリーナー1が動いてしま
うことが無く、また、プラケット13の一端が挿通孔3
6周辺に固定されることにより、噴射ノズル31と挿通
孔36との位置ズレが減少する。
【0033】また、不使用時にはブラケット13をバン
パー35に固定している固定手段(取付ネジ37)がノ
ズルカバー33によって覆い隠され、固定手段が車輌の
見栄えを損ねることがない。
【0034】なお、上記した実施の形態においては、ブ
ラケット13をバンパー35に固定する手段を取付ネジ
37によるネジ止めとしたが、ブラケットのバンパーへ
の固定手段がネジ止めに限られることを意味するもので
はない。
【0035】その他、上記した実施の形態において示し
た各部の形状乃至構造は、何れも本発明を実施するに際
して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【0036】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ヘッドランプクリーナーは、筒状をしたシリ
ンダと、該シリンダに摺動自在に結合されたピストン
と、該ピストンの先端に取り付けられた噴射ノズルとを
備え、洗浄水が上記シリンダに圧送されるとピストンが
シリンダから所定の位置まで突出した後に噴射ノズルか
ら洗浄水が噴射されるヘッドランプクリーナーであっ
て、上記噴射ノズルが外側に突出される挿通孔を車体に
固定されたバンパーに形成され、上記ピストンの先端部
には上記挿通孔を閉塞するノズルカバーが設けられ、上
記シリンダがバンパーの内側の上記挿通孔周辺と上記挿
通孔から離れた位置で固定されたブラケットを介して支
持され、洗浄水が上記シリンダに圧送されていないとき
は、上記ノズルカバーによって上記挿通孔が閉塞される
と共に、ノズルカバーが上記ブラケットを挿通孔周辺で
バンパーに固定している固定手段を覆うようにしたこと
を特徴とする。
【0037】従って、本発明ヘッドランプクリーナーに
あっては、シリンダがバンパーの内側にブラケットを介
して直接取り付けられるので、噴射ノズルとバンパーに
設けた挿通孔との間の位置決めを容易に且つ確実に為す
ことができる。
【0038】ブラケットを介してクリーナをバンパーに
固定することにより、事故等におけるバンパーへの衝撃
が直接クリーナに伝わってクリーナが損傷するのを防
ぐ。
【0039】ブラケットが挿通孔周辺と離れた箇所で固
定されることにより、ヘッドランプクリーナーが強固に
バンパーに固定され、洗浄中にピストンが突出してもヘ
ッドランプクリーナーが動いてしまうことが無く、ま
た、プラケットの一端が挿通孔周辺に固定されることに
より、噴射ノズルと挿通孔との位置ズレが減少する。
【0040】また、不使用時にはブラケットをバンパー
に固定している固定手段がノズルカバーによって覆い隠
され、固定手段が車輌の見栄えを損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は本発明ヘッドランプクリーナーの実施の
形態を示すものであり、本図は非作動状態における縦断
側面図である。
【図2】非動作状態における背面図である。
【図3】動作状態における側面図である。
【図4】動作状態における平面図である。
【符号の説明】
1…ヘッドランプクリーナー、2…シリンダ、3…ピス
トン、13…ブラケット、31…噴射ノズル、33…ノ
ズルカバー、35…バンパー、36…挿通孔、37…取
付ネジ(固定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香川 衛 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 三浦 理一郎 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 3D025 AA04 AB01 AD12 AF05 AF08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状をしたシリンダと、該シリンダに摺
    動自在に結合されたピストンと、該ピストンの先端に取
    り付けられた噴射ノズルとを備え、洗浄水が上記シリン
    ダに圧送されるとピストンがシリンダから所定の位置ま
    で突出した後に噴射ノズルから洗浄水が噴射されるヘッ
    ドランプクリーナーであって、 上記噴射ノズルが外側に突出される挿通孔を車体に固定
    されたバンパーに形成され、 上記ピストンの先端部には上記挿通孔を閉塞するノズル
    カバーが設けられ、 上記シリンダがバンパーの内側の上記挿通孔周辺と上記
    挿通孔から離れた位置で固定されたブラケットを介して
    支持され、 洗浄水が上記シリンダに圧送されていないときは、 上記ノズルカバーによって上記挿通孔が閉塞されると共
    に、ノズルカバーが上記ブラケットを挿通孔周辺でバン
    パーに固定している固定手段を覆うようにしたことを特
    徴とするヘッドランプクリーナー。
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