JP2001301583A - ヘッドランプクリーナー - Google Patents
ヘッドランプクリーナーInfo
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Abstract
との間の位置決めを容易にすることを課題とする。 【解決手段】 筒状をしたシリンダ2と、該シリンダに
摺動自在に結合されたピストン3と、該ピストンの先端
に取り付けられた噴射ノズル19とを備え、洗浄水が上
記シリンダに圧送されるとピストンがシリンダから所定
の位置まで突出した後に噴射ノズルから洗浄水が噴射さ
れ、上記シリンダが車体33に固定されると共に、上記
噴射ノズルが挿通される挿通孔30を有し車体の表面を
覆う装飾部材(バンパー)29と上記シリンダとの間の
位置決めを為す位置決め手段23を有するヘッドランプ
クリーナー1。
Description
クリーナーに関する。詳しくは、噴射ノズルが挿通され
る装飾部材とシリンダとの間の位置決めを容易にする技
術に関する。
動自在に結合されたピストンと、該ピストンの先端に取
り付けられた噴射ノズルとを備え、洗浄水が上記シリン
ダに圧送されるとピストンがシリンダから所定の位置ま
で突出した後に噴射ノズルから洗浄水が噴射されるよう
にしたヘッドランプクリーナーがある。
は、シリンダが車体(車体フレームの他車体に固定され
た取付部材を含む)に固定され、バンパーのような車体
の表面を覆う装飾部材に挿通孔を形成し、使用時、すな
わち、ヘッドランプを洗浄する時には噴射ノズルが上記
挿通孔から所定の位置まで突出するようになっている。
来のヘッドランプクリーナーにあっては、シリンダが車
体のみに固定されているので、別個に車体に取り付けら
れるバンパー等の装飾部材とピストンの先端に設けられ
た噴射ノズルとの間の位置ズレが生じやすいという問題
がある。
置ずれが生ずると、噴射ノズルに一体的に設けられ不使
用時に装飾部材に設けられた挿通孔を閉塞するためのカ
バーと挿通孔との間に位置ずれが生じ、不使用時に挿通
孔が完全に閉じられなかったり、位置ずれが甚だしいと
きには、噴射ノズルやピストンが装飾部材に干渉したり
すると言う不都合を生じ、噴射ノズル等の損傷を招きか
ねないという問題がある。
る装飾部材とシリンダとの間の位置決めを容易にするこ
とを課題とする。
ーナーは、上記した課題を解決するために、シリンダが
車体に固定されると共に、噴射ノズルが挿通される挿通
孔を有し車体の表面を覆う装飾部材と上記シリンダとの
間の位置決めを為す位置決め手段を有するようにしたも
のである。
あっては、位置決め手段によってシリンダと装飾部材と
の間の位置決めが為されるので、装飾部材を車体に取り
付ける際に、該装飾部材とシリンダとの間の位置決めを
確実に為すことがでる。
ーナーの実施の形態について添付図面を参照して説明す
る。
ナーの第1の実施の形態を示すものである。
為すシリンダ2を備える。シリンダ2にはピストン3が
備えられ、基端部に形成された供給管4から洗浄水がシ
リンダ2内に供給されると、該洗浄水の供給圧力によっ
てピストン3がシリンダ2の先端部から突出され、ピス
トン3が所定の位置まで突出されるとピストン3の後端
に設けられた弁が開いて洗浄水がピストン3の先端に向
かって圧送され、ピストン3の先端部に装着される後述
する噴射ノズルから洗浄水が噴射されるようになってい
る。また、洗浄水の供給が停止すると、上記弁が閉じる
と共に、シリンダ2内に内装されたスプリングによって
ピストン3がシリンダ2内に引き込まれるようになって
いる。
る。ブラケット5は金属板を折り曲げて形成されてお
り、上下に離間して対向した2つの支持片6、7が連結
部8によって一体に連結された基部9を備える。上記支
持片6には取付孔10が、また、支持片7には嵌挿孔7
aがそれぞれ形成されている。そして、上記取付孔10
の周縁部には周方向に適宜離間して挿通孔10a、10
a、10aが形成されている。さらに、基部9の上端部
にはそれぞれ反対の方向に突出した取付片11、11が
一体に形成されている。
上方へ向けて連結腕12、12が一体的に突設されてお
り、該連結腕12、12は上端部が架け渡し片13によ
って連結されている。上記連結腕12、12は断面形状
でほぼL字状をしており、上端部には互いに対向した係
合片14、14が形成され、該係合片14、14には係
合孔14a、14aが形成されている。
ンジ部15が突設されており、該フランジ部15から僅
かに下方に離間した位置に周方向に適宜離間して挟持片
16、16、16が突設されている。
に形成された防水ブーツであり、該防水ブーツ17は、
その下端部がシリンダ2の上端部に固定され、上端部が
ピストン3の上端寄りの位置の外周面に固定されてい
る。これによって、シリンダ2とピストンとの間の防水
が図られる。
18が取着される。ノズルユニット18は噴射ノズル1
9と該噴射ノズル19を保持するノズルケース20とか
ら成る。ノズルケース20はほぼ上方に開口したノズル
保持部20aと該ノズル保持部20aの下端から下方へ
突出した連結管部20bとが一体に形成されて成る。そ
して、噴射ノズル19はノズル保持部20a内に姿勢変
更可能に内嵌されている。
0bが上記ピストン3の上端部に内嵌状に連結され、こ
れによって、ピストン3→ノズルケース20の連結管部
20b→同じくノズル保持部20a→噴射ノズル19と
いう洗浄水の流通経路が形成され、上記したようにシリ
ンダ2に洗浄水が供給されると、ピストン3が所定の位
置までシリンダ2から突出されたところで、上記洗浄水
流通経路とシリンダ2の内部とが連通され、洗浄水が噴
射ノズル19の噴射口19aからヘッドランプ21へ向
けて噴射される。
定される。
ており、枠形をした表面被覆部24の内縁から下方へ突
出された複数の取付爪片とが一体に形成されて成る。な
お、表面被覆部24は後述する装飾部材に形成される挿
通孔の開口縁部に沿って位置される形の枠状、すなわ
ち、リング状を為している。すなわち、上記挿通孔が円
形であれば丸枠形状を、また、上記挿通孔が角形であれ
ば角枠形状を為すように形成される。そして、図示した
実施の形態にあっては、装飾部材に形成される挿通孔が
ほぼ長方形をなすので、表面被覆部24はほぼ長方形の
枠状に形成されている。
のうち長い方の辺の内縁からはそれぞれ2個ずつの第1
の取付爪片25、25、・・・が下方へ向けて突設され
ている。これら第1の取付爪片25、25、・・・の外
側面には係合爪26、26、・・・が突設されており、
該係合爪26、26、・・・の上端、すなわち、係合面
26a、26a、・・・は表面被覆部24に近いところ
に位置している。
からはそれぞれ2個ずつの第2の取付爪片27、27、
・・・が下方へ向けて突設されている。該第2の取付爪
片27、27、・・・は上記第1の取付爪片25、2
5、・・・よりかなり長く形成されている。そして、第
2の取付爪片27、27、・・・の下端部の外側面には
係合爪28、28、・・・が突設され、該係合爪28、
28、・・・の上端、すなわち、係合面28a、28
a、・・・は表面被覆部24からかなり下方へ離間した
位置に位置している。
れた装飾部材、本実施の形態においてはバンパー29に
はほぼ長方形をした挿通孔30が形成され、該挿通孔3
0に上記位置決め部材23が取着される。
決め部材23の取付爪片25、25、・・・及び27、
27、・・・を挿通孔30に挿通していく。すると、表
面被覆部24がバンパー29の表面に当接したところで
第1の取付爪片25、25、・・・の係合爪26、2
6、・・・の係合面26a、26a、・・・が挿通孔3
0の内側開口縁に係合し、これによって、位置決め部材
23はバンパー29に挿通孔30の開口縁を表側から覆
うように取り付けられる。
る。シリンダ2はその下端側からブラケットの支持片
6、7の取付孔10、嵌挿孔7aの順に挿通される。な
お、予め、嵌挿孔7aには弾性材料から成る環状のブッ
シング31が取着され、また、シリンダ2には環状をし
たパッキング32が外嵌されて、フランジ部15の下面
にあてがわれている。そして、上記のように、シリンダ
2が取付孔10、嵌挿孔7aの順に挿通され、シリンダ
2の挟持片16、16、16が取付孔10の挿通孔10
a、10a、10aに挿通されて、フランジ部15がパ
ッキング32を介して支持片6に当接したところで、シ
リンダ2をブラケット5に対して回転させれば、上記挟
持片16、16、16が挿通孔10a、10a、10a
からずれて取付孔10の下側開口縁部に当接する。従っ
て、上記挟持片16、16、16とフランジ部15とに
よってパッキング32を介してブラケット5の支持片6
の取付孔10の開口縁部を上下で挟持した状態となる。
以上のようにして、ブラケット5とシリンダ2とが結合
される。
がボルト、ナットにより車体(又は車体に固定された取
付部材)33に固定され、これによって、シリンダ2が
ブラケット5を介して車体に固定される。そして、ブラ
ケット5の連結腕12、12の上端が仮固定されている
バンパー29の下面に近接して位置した状態となる。
3の取付爪片25、25、・・・及び27、27、・・
・をバンパー29の表面側から挿通孔30に挿通してい
く。これを、バンパー29の位置を微調整しながら行
う。すると、上記したように、第1の取付爪片25、2
5、・・・の係合爪26、26、・・・がバンパー29
の挿通孔30の下側開口縁部に係合して、位置決め部材
23がバンパー29に取り付けられると共に、第2の取
付爪片27、27、・・・がブラケット5の係合片1
4、14の内側に入り、その係合爪28、28、・・・
の係合面28a、28a、・・・が上記係合片14、1
4の係合孔14a、14aの上側開口縁と係合し、これ
によって、位置決め部材23とブラケット5とが結合さ
れる。なお、ブラケット5の係合片14、14及び架け
渡し片13の上端には弾性材料から成るパッキング34
が取着されており、該パッキング34がブラケット5の
係合片14、14及び架け渡し片13の上端とバンパー
29の下面との間に介在されることになる。
ト5を介して車体33と装飾部材(バンパー)29とに
固定される。従って、シリンダ2の中心とバンパー29
の挿通孔30の中心とがほぼ一致するように位置合わせ
される。
ピストン3の上端部に連結される。すなわち、ノズルユ
ニット18の連結管部20bをバンパー29の表面側か
ら位置決め部材23の表面被覆部24に挿通していき、
さらに、ピストン3の先端部に内嵌していく。これによ
って、上記したように、ノズルユニット18の連結管部
20bが上記ピストン3の上端部に内嵌状に連結され
て、ピストン3→ノズルケース20の連結管部20b→
同じくノズル保持部20a→噴射ノズル19という洗浄
水の流通経路が形成される。
いない状態では、シリンダ2内に内装されたスプリング
の付勢力によって、ピストン3はその上端部を除いてシ
リンダ2内に引き込まれた状態となっており、噴射ノズ
ル19はバンパー29の下側に位置し、カバー体22が
位置決め部材23の表面被覆部24の上側に重なった状
態となり、該カバー体22によってバンパー29の挿通
孔30が閉じられた状態となっている(図1参照)。
と、洗浄水の圧力によってピストン3がシリンダ2から
突出していき、噴射ノズル19はバンパー29の挿通孔
30を通ってバンパー29の外側へ突出していく。そし
て、ピストン3が所定の位置まで突出されると(図3参
照)、ピストン3のそれ以上のシリンダ2からの突出が
ストップされ、それによって高まる洗浄水の圧力によっ
てピストン3の下端部に設けられた図示しない弁が開い
て上記した洗浄水流通経路とシリンダ2内部との間が連
通され、洗浄水が噴射ノズル19の噴射口19aからヘ
ッドランプ21へ向けて噴射される。
と、上記した弁が閉じ、ピストン3はシリンダ2内に内
装された図示しないスプリングによってシリンダ2内に
引き込まれ、噴射ノズル19はバンパー29の下側に待
避し、バンパー29の挿通孔30はカバー体22によっ
て閉じられる。
ては、シリンダ2が車体33に固定されると共に、バン
パー29の挿通孔30に対して位置決めされるので、シ
リンダ2と噴射ノズル19が出入りする上記挿通孔30
との間の位置決めが確実に為され、動作時に噴射ノズル
19やピストン3とバンパー29が干渉することがな
い。また、非動作時には、バンパー29の挿通孔30が
カバー体22によって確実に閉じられる。
2の実施の形態1Aを示すものである。
シリンダ2Aはその上端部から連結腕35、35が一体
に突設されている点を除いては上記第1の実施の形態1
におけるシリンダ2と同様である。
架け渡し片36によって連結されている。上記連結腕3
5、35は断面形状でほぼL字状をしており、上端部に
は互いに対向した係合片37、37が形成され、該係合
片37、37には係合孔37a、37aが形成されてい
る。
形態1におけるブラケット5の基部9に相当する部分の
みからなる。
支持片6、7に上記第1の実施の形態1におけると同様
にして固定され、ブラケット5Aの取付片11、11が
ボルト、ナットにより車体33に固定される。
合片37、37に形成された係合孔37a、37aにバ
ンパー29の挿通孔30に取着された位置決め部材23
の第2の取付爪片27、27、・・・の係合爪28、2
8、・・・が係合し、これによって、シリンダ2はバン
パー29にも位置決めされる。
プクリーナー1Aにおいても、シリンダ2Aは車体33
に固定されると共に、バンパー29の挿通孔30に対し
て位置決めされるので、シリンダ2Aと噴射ノズル19
が出入りする上記挿通孔30との間の位置決めが確実に
為され、動作時に噴射ノズル19やピストン3とバンパ
ー29が干渉することがなく、非動作時にはバンパー2
9の挿通孔30がカバー体22によって確実に閉じられ
る。
各部の形状乃至構造は、いずれも本発明を実施するに際
して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、こ
れらによって、本発明の技術的範囲が限定的に解釈され
ることがあってはならないものである。
に、本発明ヘッドランプクリーナーは、筒状をしたシリ
ンダと、該シリンダに摺動自在に結合されたピストン
と、該ピストンの先端に取り付けられた噴射ノズルとを
備え、洗浄水が上記シリンダに圧送されるとピストンが
シリンダから所定の位置まで突出した後に噴射ノズルか
ら洗浄水が噴射されるヘッドランプクリーナーであっ
て、上記シリンダが車体に固定されると共に、上記噴射
ノズルが挿通される挿通孔を有し車体の表面を覆う装飾
部材と上記シリンダとの間の位置決めを為す位置決め手
段を有することを特徴とする。
あっては、位置決め手段によってシリンダと装飾部材と
の間の位置決めが為されるので、装飾部材を車体に取り
付ける際に、該装飾部材とシリンダとの間の位置決めを
確実に為すことがでる。
シリンダは装飾部材の挿通孔の縁に取着された位置決め
部材の係止部に係止される係止手段を有するので、バン
パーに特別な構造を設ける必要無しに、シリンダとバン
パーとの間の位置決めを為すことができる。
位置決め部材は装飾部材の挿通孔の開口縁に取着される
四角枠状、丸枠状等のリング状をしており、装飾部材の
挿通孔の開口縁に係止される第1の係止部とシリンダに
係止される第2の係止部とを有するので、位置決め部材
を一動作によって、いわゆるワンタッチによって装飾部
材に固定すると共にシリンダとも連結させることがで
き、位置決めの作業性が良好になる。
2つの係止部はそれぞれ車体内部方向を向いた係止爪部
を有するので、位置決め部材をバンパー及びシリンダー
に結合するための作業方向が同じになり、作業性がさら
に向上する。
シリンダはブラケットに固定され、該ブラケットが車体
に固定されると共に上記装飾部材と位置決めされるの
で、シリンダは従来のものをそのまま使用することがで
きる。
ナーの第1の実施の形態を示すものであり、本図は非作
動状態における一部切欠正面図である。
形態を示す一部切欠正面図である。
トン、5…ブラケット、14a…係合孔(係止手段)、
19…噴射ノズル、23…位置決め部材(位置決め手
段)、26…係合爪(第1の係止部)、28…係合爪
(第2の係止部)、29…バンパー(装飾部材)、30
…挿通孔、33…車体、1A…ヘッドランプクリーナ
ー、2A…シリンダ、5A…ブラケット、37a…係合
孔(係止手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 筒状をしたシリンダと、該シリンダに摺
動自在に結合されたピストンと、該ピストンの先端に取
り付けられた噴射ノズルとを備え、洗浄水が上記シリン
ダに圧送されるとピストンがシリンダから所定の位置ま
で突出した後に噴射ノズルから洗浄水が噴射されるヘッ
ドランプクリーナーであって、 上記シリンダが車体に固定されると共に、上記噴射ノズ
ルが挿通される挿通孔を有し車体の表面を覆う装飾部材
と上記シリンダとの間の位置決めを為す位置決め手段を
有することを特徴とするヘッドランプクリーナー。 - 【請求項2】 上記シリンダは装飾部材の挿通孔の縁に
取着された位置決め部材の係止部に係止される係止手段
を有することを特徴とする請求項1に記載のヘッドラン
プクリーナー。 - 【請求項3】 上記位置決め部材は装飾部材の挿通孔の
開口縁に取着される四角枠状、丸枠状等のリング状をし
ており、装飾部材の挿通孔の開口縁に係止される第1の
係止部とシリンダに係止される第2の係止部とを有する
ことを特徴とする請求項2に記載のヘッドランプクリー
ナー。 - 【請求項4】 上記2つの係止部はそれぞれ車体内部方
向を向いた係止爪部を有することを特徴とする請求項3
に記載のヘッドランプクリーナー。 - 【請求項5】 上記シリンダはブラケットに固定され、
該ブラケットが車体に固定されると共に上記装飾部材と
位置決めされることを特徴とする請求項1に記載のヘッ
ドランプクリーナー。
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- 2000-04-25 JP JP2000123885A patent/JP3911537B2/ja not_active Expired - Fee Related
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