JP2002036881A - 自動車荷室開口部の雨よけ装置 - Google Patents

自動車荷室開口部の雨よけ装置

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JP2002036881A
JP2002036881A JP2000229861A JP2000229861A JP2002036881A JP 2002036881 A JP2002036881 A JP 2002036881A JP 2000229861 A JP2000229861 A JP 2000229861A JP 2000229861 A JP2000229861 A JP 2000229861A JP 2002036881 A JP2002036881 A JP 2002036881A
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waterproof sheet
luggage compartment
arm
opening
compartment opening
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JP2000229861A
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English (en)
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Shigeji Kurosawa
成志 黒澤
Takanori Muramatsu
孝宣 村松
Shoji Kitano
章司 北野
Yoshizo Matsumoto
義三 松本
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SM IND CO Ltd
Sagawa Shatai KK
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SM IND CO Ltd
Sagawa Shatai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で既存車両に簡単に装着すること
ができる一方、ひさしの展開・収容操作が簡便で、必要
に応じてひさしの設定角度を任意に調節することができ
る自動車荷室開口部の雨よけ装置を提供すること。 【解決手段】 荷室開口部の天井側に装着される防水シ
ート巻回体1と、該防水シート巻回体1の両端部より垂
下された左右2本のアーム2a,2bと、該アーム2
a,2bの上部と荷室開口部Kの左右側壁端部付近とを
連結支持する左右2本のダンパー3a,3bとから装置
を構成し、防水シート巻回体1から引き出した防水シー
ト11先端のボトムバー17を左右アーム2a,2bの掛止
フック21に対して各々掛止し、アーム2a,2bを外方
に跳ね上げることで、ひさし状屋根を形成可能に構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物自動車におけ
る箱型荷室の開口部や、バン型自動車の乗降口などに装
着使用される雨よけ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミバンとも俗称される貨物自動車の
箱型荷室開口部には、2枚ないし4枚程度からなる開閉
扉やスライド扉、シャッター扉などが装着されているの
が通例であるが、これら扉を開けると大きな開口部が露
出するため、雨天時には雨が開口部より荷室内に降り込
んだり、荷積み・荷下ろし作業時に荷物が雨で濡れる等
の欠点がある。この点、バン型自動車等における乗降口
などにおいても状況は同じであった。
【0003】そこで、従来より、荷室開口部等に対して
装着する各種の防雨用ひさしが提案されている。例え
ば、荷室開口部上端より屋根を延設してなる固定式ひさ
しをはじめ、実開平6-26969号に見られる後部扉を上下
に2分割して油圧シリンダによる遠隔操作で跳ね上げ可
能とした扉兼用ひさし、実開昭63-151313号に見られる
屋根天板部分に装着されたスライド式ひさしや、実開昭
59-97115号、実開平5-86635号、特開平7-25282号他に見
られる巻き取り可能な防水シートを支持アームで展開可
能にした可動式ひさし等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記扉兼用ひさしで
は、装置が大がかりになり、既存の車両への取付が困難
かつコスト高を招来する欠点があった。一方、前記従来
の巻き取り可能な防水シートを用いたスライド式ひさし
や可動式ひさしの場合は、装置自体が簡易な構造です
み、ひさしの不使用時には防水シートを巻き取り収容で
きるため、自動車運航時の妨げにならないという利点が
あるが、依然として操作や防水シートの展開手段等にお
いて難点があった。
【0005】すなわち、例えば実開昭63-151313号に開
示されるスライド式ひさしでは、天井面の地上高がある
場合、ひさしをスライドさせる引き出し・収容操作が困
難であった。また、可動式ひさしとした実開昭59-97115
号では、防水シートを支持する門型枠体が開口面の側方
を遮るために、荷物の搬入・搬出作業の妨げになるほ
か、ひさしの長さ調節ができないという欠点があった。
さらに、実開平5-86635号では、屋根付き運搬路を形成
すべく補助脚等を必要とするため車両後部に広いスペー
スが必要となる欠点があった。また、特開平7-25282号
では、簡易な構造ではあるが、プラットホーム上に立設
される支柱を必要とするために、やはり広いスペースを
必要とする欠点があったのである。
【0006】本発明では、叙上の事情に鑑み、簡易な構
造で既存車両に簡単に装着することができる一方、ひさ
し状屋根の展開・収容操作が簡便で、必要に応じてひさ
しの設定角度を任意に調節することができる自動車荷室
開口部の雨よけ装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記所期の目的達成のた
めに、本発明では、自動車荷室開口部の雨よけ装置を、
荷室開口部の天井側端部付近において略水平位置に装着
される防水シート巻回体と、該防水シート巻回体の両端
部より荷室開口部の左右側壁端部付近に添って垂下され
た左右2本のアームと、該アームの上部と荷室開口部の
左右側壁端部付近とを連結しつつアームを揺動可能に支
持する左右2本のダンパーとから構成し、前記防水シー
ト巻回体をスプリングで巻き取り方向に付勢された巻き
取りドラムに対して防水シートの基端縁を固着する一
方、防水シートの先端縁にボトムバーを設け、また、前
記左右2本のアームの上側基端部を荷室開口部に枢支す
る一方、各々アームの下側先端部付近において掛止フッ
クを備えるものとした。
【0008】例えば、箱型の荷室を備えた貨物自動車で
は、後部開口部や側面開口部の開閉扉内側において、天
井面の開口縁部付近に防水シート巻回体を配設し、該防
水シート巻回体から左右側壁面に添ってアームを垂下し
て、開口部の側壁面とアームの上部とを各々ダンパーで
接続するように設置して、雨よけ装置とする。幌付き貨
物自動車の場合も、同様にして設置可能である。また、
荷室開口部にシャッター式開閉扉を備えた貨物自動車の
場合などでは、扉の外方に設置することも可能である。
さらには、貨物自動車に限らず、バン型自動車の乗降口
やバスの乗降口などに設置することも可能である。
【0009】こうして設置した雨よけ装置では、防水シ
ート巻回体から防水シートを引き出し、防水シート先端
縁に連接されたボトムバーの左右両端部をアーム下側先
端部付近に形成された掛止フックに引っ掛け、次いで左
右のアーム下端を開口部の外方へと引き上げると、防水
シートが下降傾斜したひさし状に展開されることにな
る。なお、防水シートの引き出し又は収容の便宜のた
め、ボトムバーからは引紐を垂下しておくのが望まし
い。
【0010】防水シートをひさし状に展開する際、左右
2本のアームは、各々ダンパーによって上部を支持され
ているので、きわめて軽い力でアームを引き上げること
が可能である。また、ダンパーの圧力と、展開した防水
シート及びアーム重量とのバランスを設定しておけば、
防水シートの展開を途中で止めて、開口部側のスペース
の余裕に応じた任意傾斜角度で展開停止することも可能
である。さらに、アームを荷室開口部に収容する際も、
軽い力でアームを引き下ろすことが可能である。加え
て、ダンパーがアームをその上部で支持しているため、
アームと荷室開口部間、とくに荷室開口部下部は大きく
開放された状態にあるので、ダンパーの存在が荷積み又
は荷降ろし作業の妨げにならないという利点がある。
【0011】また、請求項2に記載した発明では、前記
自動車荷室開口部の雨よけ装置におけるアームを、防水
シート巻回体の左右端を保持するセットフレームに対し
て枢支するよう形成した。防水シート巻回体、アーム、
ダンパーのわずか3部材で構成される本発明の雨よけ装
置は、従来の雨よけ装置に比較すると自動車荷室開口部
等への装着作業も極めて簡単であるが、防水シート巻回
体の左右端を保持するセットフレームに対して予めアー
ム上側基端部を枢支しておくことによって、各部材を荷
室開口部へ装着する際の位置決めが図られ、装着作業が
一層容易になる利点が得られる。
【0012】なお、防水シート巻回体の左右端を保持す
るセットフレームは、全体が一体となった連続セットフ
レームとするのが望ましいが、左右に2分割されたもの
としてもよい。
【0013】そして、請求項3に記載した発明では、前
記自動車荷室開口部の雨よけ装置において、アームの下
端付近に磁石を設ける一方、該磁石に対応するよう荷室
側壁に金属製ストッパーを固着し、このストッパーにお
ける開口部外側の端縁を内側に屈曲させた。
【0014】前述のように、ダンパーで支持されている
アームは軽い力で動作するので、雨よけ装置の不使用時
にあって、荷室開口部側壁縁に添って収容されているア
ームに荷物が当接すると、当接した衝撃でアームの下側
が荷室開口部より飛び出して事故原因となるおそれもあ
る。とくに、防水シート先端縁のボトムバーがアームの
掛止フックから離脱している状態では、左右のアーム
は、上側基端部が荷室開口部側壁またはセットフレーム
に枢支されつつもダンパーで支持されているのみの揺動
可能な状態にあるため、衝撃により飛び出すおそれも高
くなる。しかるに、アームの下端付近に設けた磁石と対
応する荷室側壁の金属製ストッパーの端縁を屈曲させる
ことによって、たとえアームに衝撃が加わっても、屈曲
したストッパー端縁にアームの磁石が引っ掛かること
で、アームの安易な飛び出し防止を図ったのである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る自動車荷室開口部の雨よけ装置について詳細に説明す
る。図1は本発明に係る雨よけ装置を装着した貨物自動
車の一例を示す斜視図、図2は同装置を自動車荷室開口
部側からみた右側端部付近の部分拡大図である。図示さ
れる例の雨よけ装置は、自動車Cの扉Dを開けた荷室開
口部K内に装着するよう形成されたものであって、防水
シート11が巻回された防水シート巻回体1と、左右2本
のアーム2a,2bと、左右2本のダンパー3a,3b
とから概略構成されている。
【0016】荷室開口部Kの天井側端部付近において略
水平位置に装着される防水シート巻回体1としては、汎
用されているロールスクリーンのスクリーン部材を防水
シート材に変更するだけで好適に転用できる。また、防
水シート材も、一般に市販されている撥水性の高い素材
から適宜選択しうる。
【0017】図3において概略図示した本例の防水シー
ト巻回体1は、中空略円筒状の巻き取りドラム12に対し
て防水シート11の基端縁が固着・吊下されたものであ
り、巻き取りドラム12内には、ワインドプラグ13が挿入
固定されている。また、巻き取りドラム12内にはスプリ
ング14が内挿されており、スプリング14の一端はワイン
ドプラグ13を介して巻き取りドラム12に、スプリング14
の他端は支持部材15を介してブラケット16に、それぞれ
固定されている。スプリング14は巻き取り方向に付勢さ
れた状態にあり、防水シート11を引き出すことによって
巻き取りドラム12が下降方向に回転させられると、スプ
リング14が蓄勢されるため、その蓄勢力によって巻き取
りドラム12に引き上げ方向の回転力が付与され、防水シ
ート11が当初の巻回状態にまで復帰することになる。さ
らに、ウオームギア(図示されていない)によりスプリ
ング14の蓄勢力を調節可能な構造のものを用いれば、防
水シート11の巻き取り速度を微調整することが可能とな
るので、より望ましい。ただし、このように、一旦引き
出した防水シート11を自動的に巻き取ることができるな
ら、他の構造のロールスクリーンを用いてもよい。
【0018】なお、防水シート11の先端縁にはボトムバ
ー17が固着されており、該ボトムバー17の両端部には小
径の掛止棒19を介してハンドル18が固着されている。
【0019】図2および図4に示されるように、防水シ
ート巻回体1は、その左右端に配設された一対のブラケ
ット16をセットフレーム4のサイドプレート41に固着す
ることにより回転可能に支持されている。このセットフ
レーム4は、金属製板材を屈曲する等して形成されるも
ので、防水シート巻回体1を保護し、荷室開口部Kへの
取付部材として機能する。
【0020】防水シート巻回体1の両端部よりは、荷室
開口部Kの左右側壁端部付近に添って左右2本のアーム
2a,2bが垂下される。これらアーム2a,2bは、
ステンレス製角パイプ等により形成されるもので、荷室
開口部Kの側壁面に対して直接取り付けてもよいが、図
2および図4に示されるように、セットフレーム4を介
して荷室開口部Kに揺動可能に枢支させるよう取り付け
ると、装置全体のユニット化を図ることができるので、
より好ましい。具体的には、アーム2aの上側端部を、
セットフレーム4のサイドプレート41より下方に延設し
た受け金具42に対して支持ピン7を用いて軸着してい
る。
【0021】一方、各アーム2a,2bの下側先端部付
近には、防水シート11を展開状態で保持するための掛止
フック21が形成されている。本例の雨よけ装置では、ア
ーム2a,2bの移動方向を考慮して、掛止フック21を
外方側に開口部が設けられたものとしている。掛止フッ
ク21に対して、防水シート11のボトムバー17両端部にお
いてハンドル18との間に設けられた小径の掛止棒19を掛
止させた状態を図5に示す。なお、各アーム2a,2b
の長さは、装着する自動車のサイズや用途に応じて任意
に設定すればよい。
【0022】本例の雨よけ装置では、防水シート11の円
滑な引き出し・引き上げ操作を可能にすべく、2本のガ
イドローラが設けられている。第1ガイドローラ5は、
防水シート巻回体1の斜め下方に配設され、セットフレ
ーム4のサイドプレートに対して、その左右両端部を軸
受51を介して回動自在に固着されたものであり、第2ガ
イドローラ6は、左右2本のアーム2a,2bの上側端
部とともに、支持ピン7によって枢支されたものであ
る。アーム2a,2bの移動方向を考慮して、防水シー
ト11は、前記各ガイドローラ5,6における荷室開口部
K側で保持されるよう配設されている。
【0023】図6は、本例の雨よけ装置を自動車荷室開
口部に装着した状態の縦断面図であり、アーム2a下側
先端部付近の掛止フック21に対して、引き出した防水シ
ート11の掛止棒19を掛止させた状態を示している。図示
されるように、ダンパー3aは、アーム2aの上部とは
上部受け金具31を介して、荷室開口部Kの側壁Sとは下
部受け金具32を介して、それぞれ回動自在に軸着されて
おり、このダンパー3aによってアーム2aの上部と荷
室開口部の側壁S端部付近とが連結され、アーム2aが
揺動可能に支持された状態にある。したがって、アーム
2aの下端を荷室開口部Kより外方向へと引き上げる
と、ダンパー3aが伸長し、防水シート11が下降傾斜し
たひさし状に展開することになる。防水シート11をひさ
し状に展開させた状態を図7に示す。
【0024】ダンパー3a,3bは、市販されているガ
スダンパー等から適宜寸法・性能のものを選択すればよ
い。また、ダンパー3a,3bの上部受け金具31は、ビ
ス等を用いてアーム2a,2bに固定されることになる
が、アーム2a,2b側のビス受け孔を上下方向の長孔
としておけば、上部受け金具31の固定位置を微調整する
ことにより、展開した防水シートの傾きなど左右バラン
ス調整が容易に行える利点がある。また、荷室開口部K
の側壁Sに固定される下部受け金具32をベースプレート
上に配設しておき、該ベースプレートの後端縁を荷室開
口部K後端縁に揃えるだけで固定位置の位置決めを可能
とすれば、雨よけ装置全体のユニット化を一層進めるこ
とができ、自動車への装着作業時間の短縮を実現するこ
とができる。
【0025】本例の雨よけ装置を収容するには、図7に
示される展開状態から、アーム2a,2bの下側先端部
分や、防水シート11のボトムバー17より垂下された引紐
(図1参照)を引き下げて、図6に示される状態にまで
アーム2a,2bを収容する。次いで、ボトムバー17左
右端部のハンドル18等を持ちながら、掛止棒19を掛止フ
ック21から取り外すと、防水シート11は、スプリングの
蓄勢力によって防水シート巻回体1に巻き戻されるよう
に引き上げられ、収容作業が完了する。
【0026】図8は、アームの外側部分先端付近の部分
拡大図である。ダンパー3bによって荷室開口部の側壁
Sから支持された状態にあるアーム2bは、荷降ろし作
業中の衝撃によって飛び出すおそれもあるため、側壁S
に対して固定する手段を設けておくのが望ましい。本例
のアーム2bには、その下端付近において磁石8が固着
されており、この磁石8を、側壁S側の対応位置に固着
された金属製板材に吸着させることによって、アーム2
bの固定を図ることとしている。
【0027】そして、さらに望ましくは、図9に示され
るように、金属製板材からなるストッパー9は、その荷
室開口部の外側(図9では下側)の端縁を内側に屈曲さ
せておくと、仮にアーム2bに対して外方へ飛び出させ
るような衝撃が加わった場合にも、ストッパー9の屈曲
部分が磁石8に引っ掛かって止まることになる。こうし
て、アーム2a,2bの飛び出し事故を防止することが
できるのである。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る自動車荷室開口部の雨よけ
装置は、部品点数が少ない簡易な構造のために製造コス
トを低く抑えることができ、既存車両への装着も簡単で
ある。とくに、セットフレームを介して防水シート巻回
体と左右アームとを連結し、ユニット化した場合には、
自動車への装着作業を一層簡易にすることができる。
【0029】また、防水シートによるひさし状屋根の展
開・収容操作が簡便であり、加えてアームの先端側に障
害物がなく、防水シートを展開した場合にあっても荷室
開口部下部は大きく開放された状態にあるので、雨よけ
装置の存在が荷積み・荷降ろし作業の妨げにならない利
点がある。また、ダンパーの存在により、必要に応じて
ひさしの設定角度を任意に調節することができる利点も
ある。
【0030】そして、開口部側の端縁を内側に屈曲させ
た金属製ストッパーを用いることによって、衝撃による
アームの飛び出し事故を防止することが可能であり、安
全性にも優れた雨よけ装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置を装着した貨物自動車の一例
を示す斜視図である。
【図2】同装置を自動車荷室開口部側からみた右側端部
付近の部分拡大図である。
【図3】巻き取りドラムの概略断面図である。
【図4】図1の装置の右側端部付近の部分拡大断面図で
ある。
【図5】図1の装置の掛止フックに対して、防水シート
のボトムバー両端に位置する掛止棒を掛止させた状態の
部分拡大図である。
【図6】図1の装置を自動車荷室開口部に装着した状態
の縦断面図である。
【図7】図6の状態から防水シートをひさし状に展開さ
せた状態の縦断面図である。
【図8】アームの外側部分先端付近の部分拡大図であ
る。
【図9】アームにおける磁石と側壁面のストッパーの吸
着状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 防水シート巻回体 2a,2b アーム 3a,3b ダンパー 4 セットフレーム 5 第1ガイドローラ 6 第2ガイドローラ 7 支持ピン 8 磁石 9 ストッパー 11 防水シート 12 巻き取りドラム 14 スプリング 21 掛止フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村松 孝宣 静岡県富士市中丸9番地の2 佐川車体株 式会社内 (72)発明者 北野 章司 大阪府大阪市住之江区東加賀屋1−8−16 エスエム工業株式会社内 (72)発明者 松本 義三 大阪府大阪市住之江区東加賀屋1−8−16 エスエム工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷室開口部の天井側端部付近において略
    水平位置に装着される防水シート巻回体と、該防水シー
    ト巻回体の両端部より荷室開口部の左右側壁端部付近に
    添って垂下された左右2本のアームと、該アームの上部
    と荷室開口部の左右側壁端部付近とを連結しつつアーム
    を揺動可能に支持する左右2本のダンパーとから構成さ
    れてなり、前記防水シート巻回体は、スプリングで巻き
    取り方向に付勢された巻き取りドラムに対して防水シー
    トの基端縁が固着される一方、防水シートの先端縁には
    ボトムバーが設けられたものであり、前記アームは、左
    右各々の上側基端部が荷室開口部に枢支される一方、左
    右各々の下側先端部付近において掛止フックを備えたも
    のである自動車荷室開口部の雨よけ装置。
  2. 【請求項2】 アームが、防水シート巻回体の左右端を
    保持するセットフレームに対して枢支されたものである
    請求項1記載の自動車荷室開口部の雨よけ装置。
  3. 【請求項3】 アームが、その下端付近において磁石を
    備えたものであって、該磁石に対応した金属製ストッパ
    ーが、荷室開口部外側の端縁を内側に屈曲させた状態で
    荷室側壁に固着されてなる請求項1又は2記載の自動車
    荷室開口部の雨よけ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012189257A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輸送用冷凍装置のエバポレータユニット
CN107867157A (zh) * 2016-09-26 2018-04-03 深圳波扬汽车配件有限公司 防水车斗盖

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