JP2002036522A - プリンタ及びプリンタヘッド - Google Patents
プリンタ及びプリンタヘッドInfo
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- JP2002036522A JP2002036522A JP2000229048A JP2000229048A JP2002036522A JP 2002036522 A JP2002036522 A JP 2002036522A JP 2000229048 A JP2000229048 A JP 2000229048A JP 2000229048 A JP2000229048 A JP 2000229048A JP 2002036522 A JP2002036522 A JP 2002036522A
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
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Abstract
し、特にインクジェット方式によるシリアルプリンタに
適用して、簡易な構成により印刷精度を高解像度化する
ことができるようにする。 【解決手段】 本発明は、用紙送り方向を横切るように
インク流路33を形成し、このインク流路33の両側
に、インク流路33側よりインクを導くように、交互に
ヘッドチップ25を配置する。
Description
ンタヘッドに関し、特にインクジェット方式によるライ
ンプリンタに適用することができる。本発明は、用紙送
り方向を横切るようにインク流路を形成し、このインク
流路の両側に、インク流路側よりインクを導くように、
交互にヘッドチップを配置することにより、簡易な構成
により印刷精度を高解像度化することができるようにす
る。
ンタにおいては、用紙送りしながら、この用紙送り方向
とほぼ直交する方向に順次配置したノズルより選択的に
インク液滴を飛び出させて用紙に付着させることによ
り、所望の画像、文字等を印刷するようになされてい
る。
マル方式のプリンタにおいては、インク液室に保持した
インクをヒーターにより加熱することにより、インク液
滴をノズルより飛び出させるようになされており、この
ような複数ノズル分のヒーター等を1つの半導体基板上
に作成したヘッドチップを使用してラインヘッドを作成
することにより、全体構成を簡略化するようになされて
いる。
ッドチップによるラインプリンタにおいては、印刷精度
を高解像度化すると、ヘッドチップの作成、配置が困難
になる問題がある。
けるヘッドチップの配置を示す平面図であり、ヘッドチ
ップ1A及び1Bにおいては、ヘッドチップ1A及び1
Bの並び方向に順次微小なノズル2が配置される。ヘッ
ドチップ1A及び1Bは、所定のインク流路3を介し
て、各ノズル2のインク液室にインクが供給され、これ
ら各インク液室に配置されたヒータの加熱によりノズル
2からインク液滴を飛び出させる。
像度化するためには、ノズル2の配置を高密度化するこ
とが必要になり、このためにはノズル2間の間隔tを小
さくすることが必要になる。しかしながらヘッドチップ
1A及び1Bの両端のノズル2A及び2Bにあっては、
ヘッドチップ1A及び1Bの物理的な形状の制限によ
り、またヘッドチップ1A及び1Bの配置の精度による
制限等により、間隔Tを小さくすることが困難になる。
因みに、このようにヘッドチップ1A及び1Bの両端の
ノズル2A及び2Bの間隔Tが他のノズル間の間隔tに
対して差異があると、印刷結果においては、このノズル
2A及び2Bの境界が印刷方向に縦縞となって不自然に
表れることになる。
16に示すように、隣接するヘッドチップ1A及び1B
を印刷方向にずらして配置することにより、ノズル2の
並び方向についてヘッドチップ1A及び1Bを密接して
配置する方法が考えられる。ところがこのように隣接す
るヘッドチップ1A及び1Bを印刷方向にずらして配置
してノズル2の並び方向にヘッドチップ1A及び1Bを
密接して配置する場合、インク流路3A及び3Bをそれ
ぞれヘッドチップ1A及び1B毎に作成することが必要
になり、その分インク流路3A及び3Bの構成が複雑に
なる問題がある。
で、ヘッドチップによるサーマル方式等のラインプリン
タについて、簡易な構成により印刷精度を高解像度化す
ることができるプリンタ及びプリンタヘッドを提案しよ
うとするものである。
め請求項1又は請求項4の発明においては、プリンタ又
はプリンタヘッドに適用して、印刷対象の送り方向を横
切るように、タンクよりインクを導くインク流路を形成
し、対応するノズルよりインク液滴を飛び出させるイン
ク吐出機構の少なくとも一部を順次配列してなるヘッド
チップを、インク流路の両側に交互に、かつ各インク吐
出機構に対して、インク流路側よりインクを導くよう
に、配置する。
印刷対象の送り方向を横切るように、タンクよりインク
を導くインク流路を形成し、対応するノズルよりインク
液滴を飛び出させるインク吐出機構の少なくとも一部を
順次配列してなるヘッドチップを、インク流路の両側に
交互に、配列すれば、ヘッドチップ間のノズルの間隔を
小さくすることができ、これによりヘッドチップ間の境
界における違和感を解消して高解像度の印刷結果を得る
ことができる。このとき各インク吐出機構に対して、イ
ンク流路側よりインクを導くように配置すれば、1つの
インク流路を形成するだけで各ヘッドチップにインクを
導くことができ、その分、全体構成を簡略化することが
できる。
発明の実施の形態を詳述する。
タを示す斜視図である。このラインプリンタ11は、全
体が長方体形状の筐体12に収納されて形成され、用紙
14を収納した用紙トレイ13をこの筐体12の正面に
形成されたトレイ出入口より装着することにより、用紙
14を給紙できるようになされている。
口よりプリンタ11に装着されると、所定の機構により
用紙14が給紙ローラー16に押し当てられ、この給紙
ローラー16の回転により、矢印Aにより示すように、
用紙14が用紙トレイ13より背面側に向かって送り出
されるようになされている。ラインプリンタ11は、こ
の用紙送りの側に反転ローラー17が配置され、この反
転ローラー17の回転等により、矢印Bにより示すよう
に、正面方向に用紙14の送り方向が切り換えられる。
紙送り方向が切り換えられてなる用紙14が用紙トレイ
13の上を横切るように拍車ローラー18等により搬送
され、矢印Cにより示すように、正面側に配置された排
出口より排出される。ラインプリンタ11は、この拍車
ローラー18から排出口までの間に、矢印Dにより示す
ように、ヘッドカートリッジ20が交換可能に配置され
る。
ロー、マゼンタ、シアン、黒色のラインヘッドを配置し
てなるヘッド21が所定形状によるホルダー22の下面
側に配置され、このホルダー22に順次イエロー、マゼ
ンタ、シアン、黒色のインクカートリッジY、M、C、
Bを配置して形成されるようになされている。これによ
りラインプリンタ11は、これら各色のインクの液滴を
対応するラインヘッドより用紙14に付着させて画像等
を印刷できるようになされている。
斜視図を示すように、ヘッド21は、例えば炭素系樹脂
によるシート材にノズル等を作成してオリフィスプレー
ト23が作成され、このオリフィスプレート23が図示
しないフレームに保持される。ヘッド21は、同様の炭
素系樹脂による所定形状のドライフィルム24がこのオ
リフィスプレート23上に配置され、その後ヘッドチッ
プ25が順次配置される。
エロー、マゼンタ、シアン、黒色の印刷に対応するよう
に、それぞれ用紙14を横切る方向に4列に配置されて
ラインヘッドが構成される。ヘッド21は、その後、こ
のヘッドチップ25側の面に凹凸の加工が施され、かつ
インクカートリッジとの間でインクの流路を構成する金
属板材26が配置された後、各ヘッドチップ25が接続
されて形成される。
立てられるヘッドチップ25を周辺構成と共に示す断面
図である。ヘッドチップ25は、集積回路技術によりシ
リコン基板27を加工して形成され、インクを加熱する
ヒーター28が順次並ぶように、またこれらヒーター2
8を駆動する駆動回路29が形成される。ヘッド21
は、これら各ヒーター28の上に断面円形形状による開
口が配置されるようにオリフィスプレート23が加工さ
れ、またドライフィルム24により各ヒーター28の隔
壁等が形成され、これにより各ヒーター28にそれぞれ
インク液室30が作成され、またオリフィスプレート2
3によりインク液滴を飛び出させるノズル31が作成さ
れる。
28が側面近傍に配置され、ドライフィルム24は、こ
のヒーター28が配置された側面側にあっては、インク
液室30が露出するように、櫛の歯状に隔壁が作成され
る。ヘッド21は、この露出する側よりインクカートリ
ッジY、M、C、Bのインクを導くように、金属板材2
6及びドライフィルム24によりインク流路33が形成
される。これによりヘッド21では、ヘッドチップ25
の長手方向のエッジ側より各ヒータのインクをインク液
室30に導くようになされている。
配置した側とは逆側の縁部に、パッド34が形成され、
このパッド34にフレキシブル配線基板35を接続して
駆動できるようになされている。これらによりこのヘッ
ド21においては、ノズル31よりインク液滴を飛び出
させるインク吐出機構が、ヒーター28、インク液室3
0、ノズル31により構成され、このインク吐出機構の
一部であるヒーター28を順次配列してヘッドチップ2
5が構成されるようになされている。
5は、用紙14側よりヘッド21の一部を拡大して図1
に示すように、インク流路33の両側に交互に、かつ各
インク吐出機構に対して、インク流路33側よりインク
を導くように配置される。すなわちヘッドチップ25
は、用紙を横切る方向に、各ヘッドチップ25のノズル
31が一定の間隔で並ぶように、またそれぞれヒーター
28側の側面がインク流路33側となるように、インク
流路33を間に挟んで交互に配置される。これによりヘ
ッド21は、それぞれ各色で1系統のインク流路33で
各ヘッドチップ25にインクを供給できるようになさ
れ、その分、簡易な構成により印刷精度を高解像度化す
ることができるようになされている。
たことにより、この図面にて、インク流路33の上側の
ヘッドチップ25に対してインク流路33の下側のヘッ
ドチップ25は、各ヘッドチップ25の駆動に対して印
刷するドットの順序が逆転することになる。このためこ
の実施の形態では、それぞれインク流路33の上側及び
下側のヘッドチップ25については、これら配置に対応
する駆動回路29の設定により、又は駆動条件の変更に
より対応するようになされている。
2)、用紙トレイ13に保持された用紙14が給紙ロー
ラー16により引き出された後、反転ローラー17で送
り方向が切り換えられ、正面側の排出口に向かって用紙
送りされる。ラインプリンタ11は、このようにして排
出口に用紙送りする際に、ヘッドカートリッジ20に保
持された各イエロー、マゼンタ、シアン、黒色のインク
カートリッジY、M、C、Bからヘッド21のラインヘ
ッドにそれぞれ対応するインクが供給され、このインク
が液滴により用紙14に付着して所望の画像が印刷され
る。
4)、これらインクカートリッジY、M、C、Bからの
インクがそれぞれ対応するインク流路33を介してイン
ク液室30に導かれ、ここでヒーター28の加熱によっ
て発生する気泡によりノズル31から飛び出し、用紙1
4に付着する。これによりラインプリンタ11では、こ
のように用紙送りしながら所望の駆動回路によりこれら
ヒーター28を選択的に駆動することにより、所望の画
像を印刷することができる。
のインクをインクカートリッジY、M、C、Bから導く
インク流路33が、用紙送り方向とほぼ直交するように
それぞれ形成され、ヒーター28を順次配置してなるヘ
ッドチップ25がこのインク流路33の両側に交互に配
置されていることにより、用紙送り方向と直交する方向
については、この交互の配置によりヘッドチップ25間
でもノズルを一定の間隔で配置することができ、これに
よりヘッドチップ25間の違和感を有効に回避して印刷
精度を高解像度化することができる。
28の並びに沿ったエッジ側よりインクが供給されるよ
うに作成され、このエッジがインク流路33側となるよ
うに配置されていることにより、それぞれノズル31か
らインクを飛び出させるインク吐出機構に対して、イン
ク流路33側よりインクを導くように配置され、これに
より1つのインク流路33より各ヒーター28のインク
液室30にインクを供給して、インク流路33の構成を
簡略化することができる。これによりこの実施の形態で
は、簡易な構成により印刷精度を高解像度化することが
できる。
ク流路を形成し、このインク流路の両側に、インク流路
側よりインクを導くように、交互にヘッドチップを配置
することにより、簡易な構成により印刷精度を高解像度
化することができる。
に係るラインプリンタのヘッドの構成を示す平面図であ
る。この実施の形態に係るラインプリンタにおいては、
このヘッド41の構成が異なる点を除いて、第1の実施
の形態に係るラインプリンタ11と同一に構成される。
ク流路33の両側に、交互にヘッドチップ45A及び4
5Bを配置して構成される。また各ヘッドチップ45A
及び45Bにおいては、それぞれこのインク流路33側
よりインクを導くように構成され、これによりこの実施
の形態においても、簡易な構成により印刷精度を高解像
度化できるようになされている。
31をグループ化して、各ノズル31を用紙送り方向に
シフトするように、オリフィスプレートが作成され、こ
のオリフィスプレートの対応するように、ヘッドチップ
45A及び45Bは、ヒーターの位置が、これら所定個
数を単位にして用紙送り方向にシフトするように形成さ
れる。これによりヘッド41は、第1の実施の形態に係
る構成に比して、用紙送り方向と直交する方向の解像度
をさらに一段と向上できるようになされている。なお図
5においては、この用紙送り方向のシフト量を誇張して
示す。また以下の説明及び図面とでは、説明の簡略化の
ため、ノズル31を7個単位で3つのグループにグルー
プ化した場合について説明する。
5A及び下方側のヘッドチップ45Bは、このようなノ
ズルの配置に対応するように、用紙側より見て、インク
流路33を基準にして対称形状によりヒーター等がレイ
アウトされるようになされている。またこのように用紙
送り方向にシフトさせたノズルの配置によっても、例え
ば横一連のドットの配置による横線等を印刷できるよう
になされている。
実施の形態では、このように区切った所定のノズル31
を、用紙14の進入側のノズル31より順次フェーズ1
〜フェーズ3の段階により管理する。なおこの図6及び
図7においては、各フェーズに対応する番号をノズルに
付して示す。すなわち図6(A)に示すように、用紙1
4が送られると、始めのフェーズ1により、最も用紙進
入側のノズル1を駆動してドットD1を作成する。さら
に続くノズル2までの分だけ用紙14が送られると(図
6(B))、この続くノズル2を駆動してドットD2を
作成し、順次このような用紙送りに同期したノズル3〜
7の駆動により(図6(C)〜図7(G)順次ドットを
作成する。これによりこの実施の形態では、1つのグル
ープ内のノズル31については、タイミングをずらして
駆動できるようになされ、また各グループ間の対応する
ノズル31については同時並列的に駆動できるようにに
なされている。
する駆動回路を示すブロック図である。ヘッドチップ4
5A及び45Bは、それぞれこの駆動回路49が配置さ
れ、この駆動回路49によりヒーター28を駆動する。
生回路50A〜50Cは、それぞれ上述した7個単位で
区切ったヒーター駆動のタイミング信号P1〜P7を生
成する。すなわちフェーズ発生回路50A〜50Cは、
上述した隣接するノズルのインク吐出周期により繰り返
されるフェーズクロックPCKを受け、このフェーズク
ロックPCKを例えばカウンタによりカウントすること
により、タイミング信号P1〜P7を生成し、またこの
カウント値をリセット信号RSTによりリセットするこ
とにより、続くライン等についてのタイミング信号P1
〜P7を生成する。
駆動する駆動データD1を各グループに振り分ける。す
なわちシリアル転送回路51は、データ転送クロックD
CKに同期したシリアルデータの形式により入力される
駆動データD1を直列接続された3個のD−フリップフ
ロップ(D−FF)51Aにより順次転送し、所定のラ
ッチパルスLを基準にして、各D−フリップフロップ5
1Aの出力を各ブロックに対応するラッチ(L)51B
によりラッチする。これによりシリアル転送回路51
は、シリアルデータにより入力される駆動データD1を
各グループに振り分ける。
は、それぞれ各グループに振り分けられた駆動データを
各ヒーターに振り分け、さらに振り分けた駆動データに
より各ヒーターのスィッチングトランジスタを駆動す
る。すなわちスィッチング回路ブロック52A〜52C
において、選択回路53A〜53Hは、共通のタイミン
グ信号T1及びT2を受け、シリアル転送回路51より
振り分けられた駆動データに応じて選択出力する。なお
ここでタイミング信号T1及びT2は、それぞれインク
液滴の吐出及び非吐出について、ヒーターを駆動する期
間の間、信号レベルが立ち上がる信号の繰り返し信号で
あり、この実施の形態において、非吐出側のタイミング
信号T2においては、ローレベルに維持される。これに
より選択回路53A〜53Hは、シリアルデータにより
入力される駆動データD1に対応して信号レベルが立ち
上がる同一の選択出力を出力するようになされている。
応する選択回路53A〜53Hの選択出力を、ストロー
ブ信号SLが立ち上がっている期間の間、フェーズ発生
回路50A〜50Cから出力される対応するタイミング
信号P1〜P7を基準にして、それぞれトランジスタブ
ロック(TRブロック)55A〜55Cに出力する。こ
れによりアンド回路54A〜54Hは、それぞれ対応す
るヒーター1〜7を駆動する駆動信号を生成する。
それぞれ電界効果型トランジスタ56A〜56Hのゲー
トにアンド回路54A〜54Hの出力信号を受け、それ
ぞれこの出力信号に応じて対応するヒーター1〜7を駆
動する。これによりこの実施の形態においては、このフ
ェーズに対応する駆動データD1の配列により、各ヘッ
ドチップ45A、45Bによりヒーターを駆動して、図
9により矢印により示す順序で順次インク液滴を各ノズ
ルより飛び出させて、所望の画像等を印刷するようにな
されている。
1は、図10に示すように、1つのドットを複数の液滴
により作成し、この1つのドットを作成する液滴の数を
可変することによりドットの大きさを可変し、これによ
り階調を表現する。なおこの実施の形態では、1つのド
ットを最大で8個の液滴により作成するようになされて
いる。これにより1つのドットを作成する液滴の繰り返
し周期をt、各ラインの作成周期をTとして、図10と
の対比により図11に示すように、この実施の形態で
は、順次各フェーズのヒーターを駆動して高解像度であ
って、かつ高い階調数による印刷結果を得ることができ
るようになされている。
ルをシフトさせるようにしてノズル間の間隔を小さくす
るようにしても、用紙送り方向を横切るようにインク流
路を形成し、このインク流路の両側に、インク流路側よ
りインクを導くように、交互にヘッドチップを配置する
ことにより、第1の実施の形態と同様の効果を得ること
ができる。
態に係るラインプリンタのヘッドの構成を示す平面図で
ある。この実施の形態に係るラインプリンタにおいて
は、このヘッド61の構成が異なる点を除いて、第1の
実施の形態に係るラインプリンタ11と同一に構成され
る。
ク流路33の両側に、交互に同一構成によるヘッドチッ
プ65を配置して構成される。また各ヘッドチップ65
においては、それぞれこのインク流路33側よりインク
を導くように、インク流路33の上下で、向きを180
度回転させた状態で配置される。これによりこの実施の
形態においても、簡易な構成により印刷精度を高解像度
化できるようになされている。
0度回転して配置した場合でも、ノズルの並ぶ方向には
パッド34の位置が変化しないように、これらノズルの
並ぶ方向のほぼ中央にパッド34が配置され、これによ
りヘッド61では、パッド34に接続するフレキシブル
配線基板の一部への集中を防止するようになされてい
る。
上述したヘッド41と同様に、図面にて左側より、連続
する7個のノズル31を単位にして、各ノズル31がフ
ェーズ1〜フェーズ7の管理に割り当てられ、各ヘッド
チップ65は、これら7個のノズルが順次用紙送り方向
にシフトするように形成されるようになされている。
シフトさせた場合、インク流路33の上方及び下方に配
置されるヘッドチップ65においては、駆動信号に対し
てヒーターの駆動順序が逆転することになる。この実施
の形態において、各ヘッドチップ65は、このような駆
動順序に対応するように、駆動回路における駆動順序を
切り換えることができるように構成される。
のヘッド61の駆動回路を示すブロック図である。この
駆動回路49において、図8について上述した駆動回路
と同一の構成は、対応する符号を付して示し、重複した
説明は省略する。この駆動回路69においては、フェー
ズ発生回路70A〜70Cより出力されるタイミング信
号PA〜PGが、選択信号SELに応じて、それぞれフ
ェーズ1〜7に対応するように、又はこれとは逆にフェ
ーズ7〜1に対応するように、切り換えることができる
ようになされている。
生回路70A〜70Cは、リセット信号RSTを基準に
してフェーズクロックPCKを順次カウントすることに
より(図14(A)〜(B))、タイミング信号PA〜
PHを出力する(図14(C1)〜(C7))。このと
きフェーズ発生回路70A〜70Cは、切り換え信号S
EL(図14(D))の論理レベルに応じて、カウント
値によるタイミング信号PA〜PHの出力を切り換え
る。すなわち切り換え信号SELの論理レベルがHレベ
ルに保持されている場合には、インク流路33の上側に
配置されて、図12において符号A〜Hにより示すノズ
ルがそれぞれフェーズ1〜7に割り当てられている場合
に対応するタイミング信号PA〜PHの出力する。また
これとは逆に、切り換え信号SELの論理レベルがLレ
ベルに保持されている場合には、インク流路33の下側
に配置されて、図12において符号H〜Aにより示すノ
ズルがそれぞれフェーズ1〜7に割り当てられている場
合に対応するタイミング信号PA〜PHの出力する。
回路53A〜53Hの出力信号がそれぞれこれらタイミ
ング信号PA〜PHによりアンド回路534〜54Hで
選択され、それぞれ対応するフェーズに割り当てられた
ノズルA〜Hが駆動されるようになされている。
きに応じてヒーターの駆動を切り換えるようにして、用
紙送り方向を横切るようにインク流路を形成し、このイ
ンク流路の両側に、インク流路側よりインクを導くよう
に、交互にヘッドチップを配置することにより、同一構
成によるヘッドチップを使用して、上述の実施の形態と
同様の効果を得ることができる。
する方向について、隣接するヘッドチップ間でノズルが
一定のピッチとなるように、ヘッドチップを配置する場
合について述べてが、本発明はこれに限らず、一部ノズ
ルが重なり合うように配置する場合にも広く適用するこ
とができる。
及びインク液室の隔壁を複数のヘッドチップで共用する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、個々の
チップヘッドでこれらを独立に構成する場合等にも広く
適用することができる。
ル方式によるラインプリンタに本発明を適用する場合に
ついて述べてが、本発明はこれに限らず、ヒーターの駆
動に代えて圧電素子の駆動による方式のラインプリンタ
等に広く適用することができる。
方向を横切るようにインク流路を形成し、このインク流
路の両側に、インク流路側よりインクを導くように、交
互にヘッドチップを配置することにより、簡易な構成に
より印刷精度を高解像度化することができる。
タに適用されるヘッドチップの配置を示す平面図であ
る。
斜視図である。
す分解斜視図である。
タに適用されるヘッドチップの配置を示す平面図であ
る。
図である。
図である。
序を示す平面である。
説明に供する略線図である。
形図である。
ンタに適用されるヘッドチップの配置を示す平面図であ
る。
ック図である。
波形図である。
図である。
る構成を示す平面図である。
ップ、2、31……ノズル、3、3A、3B、33……
インク流路、11……ラインプリンタ、14……用紙、
21……ヘッド、28……ヒーター、29、49、69
……駆動回路
Claims (4)
- 【請求項1】ヘッドに配置した複数のノズルより選択的
にインク液滴を飛び出させて印刷対象に付着させるプリ
ンタにおいて、 前記印刷対象の送り方向を横切るように、タンクよりイ
ンクを導くインク流路を形成し、 対応する前記ノズルより前記インク液滴を飛び出させる
インク吐出機構の少なくとも一部を順次配列してなるヘ
ッドチップを、前記インク流路の両側に交互に、かつ前
記各インク吐出機構に対して、前記インク流路側よりイ
ンクを導くように、配置したことを特徴とするプリン
タ。 - 【請求項2】前記ヘッドチップは、 所定個数のノズルを単位にして、前記ノズルの位置が前
記印刷対象の送り方向に順次シフトするように形成さ
れ、 前記インク流路の一方に配置するヘッドチップと、他方
に配置するヘッドチップとで前記インク流路を間に挟ん
で前記インク吐出機構が対称形状により作成されたこと
を特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 【請求項3】前記ヘッドチップは、 所定個数のノズルを単位にして、前記ノズルの位置が前
記印刷対象の送り方向に順次シフトするように形成さ
れ、 前記インク流路の一方に配置するヘッドチップと、他方
に配置するヘッドチップとで、少なくとも同一のヘッド
チップにおける前記インク吐出機構の駆動タイミングが
切り換えられて配置されたことを特徴とする請求項1に
記載のプリンタ。 - 【請求項4】複数のノズルより選択的にインク液滴を飛
び出させて印刷対象に付着させるプリンタヘッドにおい
て、 前記印刷対象の送り方向を横切るように、タンクよりイ
ンクを導くインク流路を形成し、 対応する前記ノズルより前記インク液滴を飛び出させる
インク吐出機構の少なくとも一部を順次配列してなるヘ
ッドチップを、前記インク流路の両側に交互に、かつ前
記各インク吐出機構に対して、前記インク流路側よりイ
ンクを導くように、配置したことを特徴とするプリンタ
ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000229048A JP4617544B2 (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | プリンタ及びプリンタヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
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