JP2002036298A - フィルム付き成形品製造用金型とフィルム付き成形品製造方法 - Google Patents

フィルム付き成形品製造用金型とフィルム付き成形品製造方法

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JP2002036298A
JP2002036298A JP2000221767A JP2000221767A JP2002036298A JP 2002036298 A JP2002036298 A JP 2002036298A JP 2000221767 A JP2000221767 A JP 2000221767A JP 2000221767 A JP2000221767 A JP 2000221767A JP 2002036298 A JP2002036298 A JP 2002036298A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムがめくれて成形品から剥がれたり、
型開き時にフィルム付き成形品が金型Bの先端部から脱
落したりしないようにする。 【解決手段】 傾斜側面部7を有する大凹部3が形成さ
れ、パーティング面にフィルム4をクランプするクラン
プ手段5が設置された金型Aと、傾斜側面部7を有する
大凸部8が形成された金型Bとからなり、型閉め時にお
いて、金型Bの大凸部8が金型Aの大凹部3に入り込
み、大凹部3の底部9と大凸部8の先端部10とで囲ま
れた溶融樹脂注入空間11が形成されるとともに、大凹
部3の傾斜側面部2と大凸部8の傾斜側面部7とがフィ
ルム4を挟んで合致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンソールパネ
ル、アームレスト、コイントレー、ドアトリム、インス
トルメントパネル、ガーニッシュ、スイッチパネル、メ
ーターパネル、サイドモールド等の自動車内外装部品、
AV機器のフロントパネルや操作ボタン、あるいは洗濯
機、炊飯器等の家電部品のパネルや操作ボタン等のフィ
ルム付き成形品の製造方法とその製造方法に用いるフィ
ルム付き成形品製造用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、金型Aとクランプ手段との間に
フィルムをつかんだフィルム導入手段を導入し、クラン
プ手段を用いて金型Aの凹部のパーティング面にフィル
ムをクランプし、加熱および真空吸引をして金型Aの凹
部の内面にフィルムを密着させ、金型Aと金型Bとを型
閉めし、金型Aの凹部の内面全部と金型Bとで囲まれて
できた溶融樹脂注入空間に溶融樹脂を注入し、成形品の
端部からはみ出たフランジ部が形成されるように、成形
品とフィルムとを一体化接着させ、成形品を金型Bに固
着したまま型開きして(図5〜8参照)フィルム付き成
形品を得ている。このフィルム付き成形品は、成形品の
端面の下端からはみ出たフィルムのフランジ部を有して
いる(図8参照)。このとき、クランプ手段は金型Aの
パーティング面から突出しているロッドを介して固定さ
れているので、型開き時には、フィルム付き成形品のフ
ランジ部がクランプ手段に引掛かかるが、成形品に一体
化接着したフィルムとフィルムのフランジ部とのフィル
ム境界を支点にしてフィルムを屈曲させて、フィルム付
き成形品が金型Bの先端部から脱落しないようにしてい
る(図6参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、成形
品に一体化接着したフィルムと、クランプ手段に引掛か
るフランジ部のフィルムとが直結していたので、フィル
ムのフランジ部がクランプ手段に引掛かると、成形品に
一体化接着したフィルムがめくれて、成形品から剥がれ
てしまっていた(図6、図7参照)。このため、成形品
から剥がれかかったフィルムを有する製品ができてしま
い、不良品となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明のフィルム付き成形品製造用金型は、傾
斜側面部を有する大凹部が形成され、パーティング面に
フィルムをクランプするクランプ手段が設置された金型
Aと、傾斜側面部を有する大凸部が形成された金型Bと
からなり、型閉め時において、金型Bの大凸部が金型A
の大凹部に入り込み、大凹部の底部と大凸部の先端部と
で囲まれた溶融樹脂注入空間が形成されるとともに、大
凹部の傾斜側面部と大凸部の傾斜側面部とがフィルムを
挟んで合致するものとした。
【0005】上記フィルム付き成形品製造用金型におい
ては、大凸部及び大凹部の傾斜側面部の傾斜が、金型の
開閉方向に対して1〜20度であるようにしてもよい。
【0006】上記フィルム付き成形品製造用金型におい
ては、クランプ手段が設置されたパーティング面と傾斜
側面部との金型境界に形成されるコーナーCの曲率半径
が1mm以下となるようにしてもよい。
【0007】上記フィルム付き成形品製造用金型におい
ては、前記コーナーCと、クランプ手段の設置位置との
間隔が3mm以上となるようにしてもよい。
【0008】この発明のフィルム付き成形品製造方法
は、前記のフィルム付き成形品製造用金型とクランプ手
段とを用いるフィルム付き成形品製造方法であって、金
型Aとクランプ手段との間にフィルムを導入し、クラン
プ手段を用いて金型Aのパーティング面にフィルムをク
ランプし、フィルムに対して加熱および真空吸引をして
金型Aの大凹部の内面にフィルムを密着させ、フィルム
が少なくとも傾斜スカート部を有するように成形し、金
型Bの大凸部を金型Aの大凹部に入り込ませて金型Aと
金型Bとを型閉めし、大凹部の底部と大凸部の先端部と
で囲まれてできた溶融樹脂注入空間に溶融樹脂を注入
し、成形品にフィルムを一体化接着させ、成形品を金型
Bの大凸部の先端部に保持させたまま型開きする際に、
フィルムのフランジ部をクランプ手段に引掛けることに
より、フィルムの傾斜スカート部とフィルムのフランジ
部とのフィルム境界を支点としてフィルムを屈曲させる
ようにした。
【0009】上記フィルム付き成形品製造方法において
は、大凸部及び大凹部の傾斜側面部の傾斜角度が、金型
の開閉方向に対して1〜20度であるフィルム付き成形
品製造用金型を用いてもよい。
【0010】上記フィルム付き成形品製造方法において
は、傾斜側面部と、クランプ手段が設置されたパーティ
ング面との金型境界に形成されるコーナーCの曲率半径
が1mm以下であるフィルム付き成形品製造用金型を用
いてもよい。
【0011】上記フィルム付き成形品製造方法において
は、前記コーナーCと、クランプ手段の設置位置との間
隔が3mm以上であるフィルム付き成形品製造用金型を
用いてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を、図面を参
照しながら詳しく説明する。
【0013】この発明のフィルム付き成形品製造用金型
は、傾斜側面部を有する大凹部が形成され、パーティン
グ面にフィルムをクランプするクランプ手段が設置され
た金型Aと、傾斜側面部を有する大凸部が形成された金
型Bとからなり、型閉め時において、金型Bの大凸部が
金型Aの大凹部に入り込み、大凹部の底部と大凸部の先
端部とで囲まれた溶融樹脂注入空間が形成されるととも
に、大凹部の傾斜側面部と大凸部の傾斜側面部とがフィ
ルムを挟んで合致するものであるである。
【0014】金型Aは、傾斜側面部2を有する大凹部3
が形成され、パーティング面にフィルム4をクランプす
るクランプ手段5が設置される。金型Bは、傾斜側面部
7を有する大凸部8が形成されたものである。金型Aの
大凹部3と金型Bの大凸部8とは、金型Aと金型Bとが
型閉めされることにより、前記大凹部3の底部9と前記
大凸部8の先端部10とが協働して溶融樹脂注入空間1
1を形成することができるものである。この空間は、溶
融樹脂12が注入されることにより、所望の形状の成形
品13を得ることができるものである。大凹部3及び大
凸部8は、平面でもよいし、曲面でもよい。さらに具体
的には、円錐形の一部であってもよいし、四角錐形の一
部であってもよい。
【0015】金型Aの傾斜側面部2と金型Bの傾斜側面
部7とは、金型Aと金型Bとが型閉めされることによ
り、それぞれが合致してフィルム4を挟み込むものであ
る。
【0016】傾斜側面部2、7の傾斜角度は、金型の開
閉方向に対して1〜20度とするのが好ましい。1度未
満であると、金型Aの大凹部3の傾斜側面部2と金型B
の大凸部8の傾斜側面部7とが擦れてフィルム4が破れ
やすくなる。また、フィルム4と大凹部3との間の空気
を完全に抜くことが難しくなり、大凹部3の内面、特
に、大凹部3の底部9にフィルム4が密着しにくくな
り、結果として、成形品13にフィルム4がきれいに密
着しにくくなる。一方、20度を超えると、フィルム4
に形成される後述する傾斜スカート部14がめくれ上が
りやすくなる。
【0017】クランプ手段5が設置されたパーティング
面と傾斜側面部2、7との金型境界32に形成されるコ
ーナーCは、曲率半径1mm以下であるのが好ましい。
成形品13にフィルム4を一体化接着させ、成形品13
を金型Bの大凸部8の先端部10に保持させたまま型開
きする際に、フィルム4のフランジ部16をクランプ手
段5に引掛けることによりフィルム4の傾斜スカート部
14とフィルム4のフランジ部16とのフィルム境界3
1を支点としてフィルム4を屈曲しやすくするためであ
る(図2参照)。この数値の理由は、理想としては曲率
半径R0(アールゼロ)、つまり、完全なエッジが好ま
しいが、完全なエッジだとフィルム4が損傷したり破れ
たりする場合もあるからである。したがって、コーナー
Cの下限としては、フィルム4の厚みや硬さ等により決
定されることになる。
【0018】前記コーナーCとクランプ手段5の設置位
置との間隔が3mm以上であるのが好ましい。3mm未
満となると、フィルム付き成形品17を金型Bの大凸部
の先端部に保持させたまま型開きする際に、フィルム4
のフランジ部16をクランプ手段5に引掛けても、フィ
ルム4の傾斜スカート部14とフィルム4のフランジ部
16とのフィルム境界31を支点として屈曲しにくくな
るからである。なお、前記間隔の上限は、フィルム4の
大きさにより決定されることになる。
【0019】型閉めにより大凹部3の底部9と大凸部8
の先端部10とで囲まれてできた溶融樹脂注入空間11
と、金型Bの大凸部8の傾斜側面部7との間に、金型の
開閉方向に対して90度となる面を有していてもよい
(図10参照)。この面に密着するフィルム部分は成形
品13に近い部分(いわゆる「バリ切り部分18」)で
あり、完成品となる直前に切除される部分であるが、そ
の際にプレス機等の切断機にセットしやすくする場合に
必要なフィルム部分である。このフィルム部分は成形品
13の全周を囲むがその横幅は、5〜15mmが好まし
い。この数値の理由は、5mmより小さいと形成すべき
面が小さくなりすぎて型を製作しにくくなり、また、型
閉めの際にその部分が損傷しやすくなる。一方、15m
mを超えると傾斜スカート部14やフランジ部16が広
がりすぎて無用なフィルム4を使用することになるから
である。
【0020】樹脂注入口19は、金型Aに形成されてい
てもよいし(図1、図2参照)、金型Bに形成されてい
てもよい。金型Aに樹脂注入口19が形成される場合
は、溶融樹脂注入空間11とは別の個所において金型A
に密着しているフィルム4を射出された樹脂が突き破り
金型Bのほうに移動することになる(図示せず)。
【0021】金型Aの大凹部3の上流側には、フィルム
4を分断するフィルム切断手段20が形成されていても
よい。この場合は、金型Bのフィルム切断手段20に対
応する個所に、型閉め時にフィルム切断手段20を収納
するための収納凹部21が形成されていてもよい。フィ
ルム切断手段20としては、カッターや熱溶融切断装置
(ヒートカッター)などがある(図9参照)。金型Aの
大凹部3の下流側に、フィルムの端部22を固定するた
めのフィルム端部クランプ手段23が形成されていても
よい。この場合は、金型Bのフィルム端部クランプ手段
23に対応する個所に、型閉め時にフィルム端部クラン
プ手段23を収納するための収納凹部21が形成されて
いてもよい(図9参照)。
【0022】金型Aの大凹部3の内面、又は金型Aのパ
ーティング面には、フィルムを金型Aの表面に密着させ
るための真空吸引口24が設けられていてもよい(図
1、図2参照)。
【0023】巻出ロール手段25は、フィルム4がロー
ル状に巻かれたものであって、射出成形用金型の金型A
と金型Bとの隙間に、フィルム4を連続的に供給するも
のである(図9参照)。巻出ロール手段25は、金型A
又は金型Bの上方に設置するとよい。巻出ロール手段2
5から巻き出されたフィルム4は、フィルム導入手段2
6などによってつかまれて、ガイドロールなどを介して
前記金型Aと金型Bとの隙間に導入されることになる。
巻出ロール手段25は、フィルム4が余分に巻出されて
フィルム4が波打たないように、常に巻出方向とは逆の
方向に回転しようとする力(いわゆる、バックテンショ
ン)がかかっている。
【0024】フィルム導入手段26は、巻出ロール手段
25から巻出されたフィルム4を金型Aと金型Bとの隙
間に導入するものであって、例えば、ピンチ手段27と
駆動手段28とからなるものがある(図9参照)。ピン
チ手段27は、フィルム4の端部をつかむものである。
ピンチ手段27は駆動手段28に取付けられている。駆
動手段28は、ピンチ手段27を、大凹部3の上流側と
下流側とを往復移動させるものである。駆動手段28の
一例としては、ステッピングモーターやサーボモーター
などのモーターの回転を、ボールねじ29の回転に連動
させ、ボールねじ29の回転がピンチ手段27の上下動
を発生させるようにするものがある。駆動手段28を構
成するモーターなどは、モーターの正逆回転や回転速度
などを微調節できるものなので、金型Aの大凹部3に対
して正確な位置にフィルム4を位置決めするのをこのフ
ィルム導入手段26によって行うことができる。
【0025】クランプ手段5は、金型Aと金型Bとの隙
間に導入されたフィルム4を、パーティング面に押さえ
付けるものである(図1、図2、図9参照)。なお、こ
の発明でパーティング面とは、金型表面のうち大凹部の
内面以外の面のことを指す。クランプ手段5は、大凹部
3の周囲の全周に対応する枠状の板でもよいし、大凹部
3の周囲の一部に対応する一の字状の板でもよいし、コ
の字状の板でもよい。クランプ手段5の上流側には、フ
ィルム4を分断するフィルム切断手段20が形成されて
いてもよい。また、クランプ手段5の金型Aに接触する
面にはフッ素樹脂をコーティングしてもよい。クランプ
手段5の表面温度が上昇してクランプ手段5とフィルム
4とが固着してしまわないようにするためである。ま
た、クランプ手段5の金型Aに接触する面にはゴム、シ
リコーン、フッ素等のシール用弾性部材を形成してもよ
い。このシール用弾性部材は、オーリングなどとも呼ば
れる。シール用弾性部材は、クランプ手段5に形成せず
に、金型Aの表面に形成してもよい。フィルム4を金型
Aのパーティング面に押え付けて真空吸引する際に、フ
ィルム4と大凹部3との間の空間の気密性を高めるため
である。
【0026】フィルム加熱手段30は、金型Aと金型B
との隙間に導入され大凹部3を覆うフィルム4を真空吸
引して金型Aの大凹部3の内面にフィルム4を密着させ
る際に、大凹部3の細かい凹凸や急角度のコーナー部に
も隙間なく密着できるように、フィルム4を加熱して軟
化させるためのものである(図9参照)。フィルム加熱
手段30としては、セラミックヒーターやハロゲンラン
プ、加熱された鉄板、遠赤外線ヒーター、熱風機などが
ある。フィルム加熱手段30の背面には、前成形サイク
ルで得られ金型Bに付着したフィルム付き成形品17
(図6参照)を金型Bから剥がして、金型Aと金型Bと
の隙間から取り出すためのフィルム付き成形品取り出し
装置が設けられていてもよい。フィルム付き成形品取り
出し装置としては吸盤などの成形品保持手段が設けられ
たものである。
【0027】フィルムとしては、長尺状の基体シート上
に絵柄層、接着層などが順次積層されたものが適用可能
である。図柄層は、成形品13の表面に装飾性や機能性
を付与する層である。図柄層は、通常の印刷図柄や導電
材で形成された導電パターンなどがある。接着層は、フ
ィルム4と成形品13とを一体化接着させるための層で
ある。フィルム4としては、所定の形状にトリミングさ
れた枚葉状のものでもよい。以下の説明では、上流側が
巻出ロール手段25に巻き付けられており、下流側がフ
ィルムの端部22となったフィルム1を用いた場合を説
明する。
【0028】次に、以上説明したフィルム付き成形品製
造装置とフィルムとを用いてこの発明のフィルム付き成
形品製造方法を説明する。まず、フィルム導入手段26
によりフィルムを金型Aの大凹部3を覆う位置まで導入
する。例えば、次のようにするとよい。まず、フィルム
導入手段26のピンチ手段27でフィルムの端部22を
つかむ。つぎに、フィルム導入手段26の駆動手段28
でフィルムの端部22をつかんだピンチ手段27を金型
Aの大凹部3の下流側に移動させる(図9参照)。ピン
チ手段27を移動させることによって、金型Aの大凹部
3に対して所定の位置にフィルム4の絵柄が位置する。
つぎに、フィルムの端部22をフィルム端部クランプ手
段23に固定させる。つぎに、ピンチ手段27でつかん
でいるフィルム4を放す。つぎに、駆動手段28で金型
Aと金型Bとの隙間からピンチ手段27を抜出させる。
金型Aの大凹部3の上流側に形成されたフィルム切断手
段20の上において、フィルム導入手段26のピンチ手
段27で再びフィルム4をつかむ。
【0029】つぎに、クランプ手段5を用いて金型Aの
パーティング面にフィルム4をクランプし、加熱および
真空吸引して金型Aの大凹部3の内面にフィルム4を密
着させ、フィルム4が少なくとも傾斜スカート部14を
有するように成形する。具体的には、金型Aから突出し
ているロッドを引張ってクランプ手段5を金型Aの方に
引き付けて、パーティング面にフィルム4を押し付け
る。金型Aにおける押し付ける位置は、コーナーCとク
ランプ手段5の設置位置との間隔が3mm以上となるよ
うにするとよい。3mm未満となると、フィルム付き成
形品17を金型Bの大凸部の先端部に保持させたまま型
開きする際に、フィルム4のフランジ部16をクランプ
手段5に引掛けても、フィルム4の傾斜スカート部14
とフィルム4のフランジ部16とのフィルム境界31を
支点として屈曲しにくくなるからである。なお、前記間
隔の上限は、フィルム4の大きさにより決定されること
になる。
【0030】なお、クランプ手段5によってフィルム4
を押え付けるとともに、大凹部3の上流でフィルム4を
切断してもよい。
【0031】加熱は、セラミックヒーターやハロゲンラ
ンプ等のフィルム加熱手段30で行なうとよい。フィル
ムが熱変形温度以上になるように設定するとよい。例え
ば、厚み0.15mmのアクリル樹脂製の基体シートに
絵柄層等を積層したフィルム4を用いる場合は、フィル
ム4とフィルム加熱手段30との間隔を50mmとし、
フィルム加熱手段30の表面温度を300〜400℃と
なるように設定するとよい。
【0032】真空吸引は、金型Aの大凹部3の内面、あ
るいはパーティング面に形成された真空吸引口24から
フィルム4を吸引するとよい。クランプ手段5とフィル
ム加熱手段30との間は密閉されていてもよいし、密閉
されていなくてもよい。
【0033】このとき、射出成形用金型の金型Aの表面
において、クランプ手段5によってフィルム4を押え付
ける個所と大凹部3との間にシール溝が形成されている
場合は、そのシール溝に相当する部分のフィルム4を、
シール溝に食い込むように成形するとよい。こうするこ
とによって、クランプ手段5がフィルム加熱手段30と
一体となって上方へ移動しても、フィルム4のうちシー
ル溝に食い込むように成形された部分がひっかかって、
フィルム4が金型Aの表面から容易に浮き上がらないよ
うにさせることができる。
【0034】つぎに、金型Bの大凸部8を金型Aの大凹
部3に入りこませ、金型Aと金型Bとを型閉めし、大凹
部3の底部9と大凸部8の先端部10とで囲まれてでき
た溶融樹脂注入空間11に溶融樹脂12を注入し、成形
品13にフィルム4を一体化接着させる。これにより、
フィルム4は少なくとも3つの部分に分かれる。つま
り、(X)成形品13に一体化接着した部分と、(Y)
成形品13に一体化接着しておらず後に切除される傾斜
スカート部14と、(Z)成形品13に一体化接着して
おらずクランプ手段5によってパーティング面にクラン
プされていて後に切除されるフランジ部16の少なくと
も3つの部分である。具体的には、金型Aと金型Bとを
型閉めしてフィルム4を挟み込む。金型Bの大凸部8は
金型Aの大凹部3に入り込む。型閉めが完了した時点で
金型Aの大凹部3の傾斜側面部2と大凸部8の傾斜側面
部7とは合致する。合致した部分に挟み込まれたフィル
ム4はフィルム4の傾斜スカート部14となる。大凹部
3の底部9と大凸部8の先端部10とで囲まれて溶融樹
脂注入空間11が形成される。この空間により成形品1
3が形成される。型閉めが完了した後、樹脂注入口19
から溶融樹脂12を溶融樹脂注入空間11に注入し、フ
ィルム4の接着層と溶融樹脂12とが接触したまま、溶
融樹脂12が冷却されて固化し、成形品13にフィルム
4が一体化接着する。フィルム4としていわゆる転写フ
ィルムを用いた場合は、フィルム4と成形品13とを一
体化した後に基体シートを剥離する。溶融樹脂12は、
金型Bの樹脂注入口19から、金型Aの大凹部3に密着
したフィルム4と金型Bとの隙間の空間に直接射出して
もよい。
【0035】あるいは、溶融樹脂12は、金型Aの樹脂
注入口19から射出してもよい。つまり、金型Aのうち
大凹部3とは別の個所に樹脂注入口19を設け、金型A
に密着しているフィルム4を突き破って金型Bのほうに
溶融樹脂12を移動させてから、金型Aの大凹部3に密
着したフィルム4と金型Bとの隙間の空間に注入するよ
うにするとよい。溶融樹脂12の材料としては、ポリス
チレン系樹脂、ABS系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂等を使
用することができる。最後に、フィルム端部クランプ手
段23を金型から離間させ、固定型と可動型とを型開き
する。フィルム付き成形品17は金型Aからは離れ、金
型Bの先端部に保持させたまま型開きされる。
【0036】つぎに、フィルム付き成形品を金型Bの大
凸部8の先端部10に保持させたまま型開きする際に、
フィルム4のフランジ部16をクランプ手段5に引掛け
ることによりフィルム4の傾斜スカート部14とフィル
ム4のフランジ部16とのフィルム境界31を支点とし
てフィルム4を屈曲させる。成形品13が金型Bに固着
されたまま型開きされるため、成形品13に一体化接着
したフィルム4のフランジ部16はクランプ手段5に引
掛かる。引掛かりによりフィルム4の傾斜スカート部1
4とフィルム4のフランジ部16とのフィルム境界31
を支点として屈曲する。クランプ手段5が枠状のクラン
プの場合は、この屈曲によりフィルム4のフランジ部1
6は一時的に折り畳まれるため、クランプ手段5に擦れ
ながらも、フィルム付き成形品17が金型Bの先端部1
0から脱落することなく、枠状クランプ手段の中をくぐ
り抜けることができる。これは、成形品13とフランジ
部16との間には、傾斜スカート部14が介されている
ので、フランジ部16にかかる力が、フィルム境界31
を屈曲させるための力に逃げるため、成形品13に一体
化接着しているフィルム4を剥がすための力となること
はないからである。
【0037】金型Bの大凸部8及び金型Aの大凹部3の
傾斜側面部2、7の傾斜角度が、金型の開閉方向に対し
て1〜20度であるように条件設定した場合、または、
金型Aの傾斜側面とパーティング面とのコーナーCが曲
率半径1mm以下のものを使用した条件設定とした場
合、または、傾斜側面とパーティング面とのコーナーC
とクランプ手段5との間隔が3mm以上となるように条
件設定した場合、あるいは、これら3つの条件のうち少
なくとも二つを満たすように条件設定した場合には、フ
ィルム4の傾斜スカート部14とフィルム4のフランジ
部16とのフィルム境界31を支点とした屈曲がさらに
スムーズに行なえるので効果的である。特に好ましい組
合せは、コンソールパネルを製造する際、フィルム4の
材質としてアクリル樹脂、厚み0.15mmのものを用
いる場合、最も好ましいのは、傾斜側面部2、7の傾斜
角度が10度、コーナーCが曲率半径がR0.3mm、
コーナーCとクランプ手段5の設置位置との間隔が5m
mの場合である。
【0038】金型Aと金型Bとの型開きの際、フィルム
付き成形品17は金型Bに残留するようにしてもよい
し、金型Aに残留するようにしてもよい。なお、前記し
たフィルム加熱手段30の裏面に吸盤などによるフィル
ム付き成形品取り出し手段が設けられている場合は、フ
ィルム加熱手段30によって金型A側でフィルム4の加
熱が終わったのち、金型Bに付着している吸盤でフィル
ム付き成形品17を吸い付け、フィルム加熱手段30
が、金型Aと金型Bとの隙間から抜出すると一緒に、フ
ィルム付き成形品17を取り出すようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】この発明のフィルム付き成形品製造用金
型とフィルム付き成形品製造方法では、以上のような構
成なので次のような効果を奏する。金型Aと金型Bとの
型閉めにより、フィルムは成形され少なくとも3つの部
分が連結したフィルムとなる。つまり、(X)成形品に
一体化接着した部分と(Y)傾斜スカート部と(Z)フ
ランジ部の少なくとも3つの部分がこの順序で連結され
たものとなる。(Y)傾斜スカート部を有することによ
り、型開き時において、(Z)フランジ部がクランプ手
段に引掛かっても、その影響は、傾斜スカート部に及ぶ
ことはあっても、(X)成形品に一体化接着した部分の
フィルムにまで及ぶことはない。このため、フィルムの
フランジ部がクランプ手段に引掛かっても、成形品に一
体化接着したフィルムがめくれて成形品から剥がれてし
まうことはない。(Y)傾斜スカート部がフィルムめく
れの緩衝材となるのである。また、(Y)傾斜スカート
部は傾斜しているので、大凹部の奥行きが大きくてもそ
の内面、とくに、大凹部の底部にも確実に密着できると
ともに、傾斜スカート部とフランジ部とのフィルム境界
を支点として確実に屈曲して折り畳まれやすくなるの
で、型開きの際、フィルム付き成形品のフィルムの
(Z)フランジ部がクランプ手段に擦れても、フィルム
は成形品から剥がれることはない。したがって、型開き
時には、フィルム付き成形品が金型Bの先端部から脱落
することがなく、しかも、成形品から剥がれかかったフ
ィルムを有する製品ができてしまうこともなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のフィルム付き成形品製造装置とフ
ィルム付き成形品製造方法の一工程を示す説明断面図で
ある。
【図2】 この発明のフィルム付き成形品製造装置とフ
ィルム付き成形品製造方法の一工程を示す説明断面図で
ある。
【図3】 フィルム付き成形品の一例を示す説明断面図
である。
【図4】 フィルム付き成形品の一例を示す説明断面図
である。
【図5】 従来のフィルム付き成形品製造装置とフィル
ム付き成形品製造方法の一工程を示す説明断面図であ
る。
【図6】 従来のフィルム付き成形品製造装置とフィル
ム付き成形品製造方法の一工程を示す説明断面図であ
る。
【図7】 従来のフィルム付き成形品の一例を示す説明
断面図である。
【図8】 従来のフィルム付き成形品の一例を示す説明
断面図である。
【図9】 この発明のフィルム付き成形品製造装置とフ
ィルム付き成形品製造方法の一工程を示す説明断面図で
ある。
【図10】 この発明のフィルム付き成形品製造装置と
フィルム付き成形品製造方法の一工程を示す説明断面図
である。
【符号の説明】
A 金型 2 傾斜側面部 3 大凹部 4 フィルム 5 クランプ手段 B 金型 7 傾斜側面部 8 大凸部 9 底部 10 先端部 11 溶融樹脂注入空間 12 溶融樹脂 13 成形品 14 傾斜スカート部 C コーナー 16 フランジ部 17 フィルム付き成形品 18 バリ切り部分 19 樹脂注入口 20 フィルム切断手段 21 収納凹部 22 フィルムの端部 23 フィルム端部クランプ手段 24 真空吸引口 25 巻出ロール手段 26 フィルム導入手段 27 ピンチ手段 28 駆動手段 29 ボールねじ 30 フィルム加熱手段 31 フィルム境界 32 金型境界

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜側面部を有する大凹部が形成され、
    パーティング面にフィルムをクランプするクランプ手段
    が設置された金型Aと、傾斜側面部を有する大凸部が形
    成された金型Bとからなり、型閉め時において、金型B
    の大凸部が金型Aの大凹部に入り込み、大凹部の底部と
    大凸部の先端部とで囲まれた溶融樹脂注入空間が形成さ
    れるとともに、大凹部の傾斜側面部と大凸部の傾斜側面
    部とがフィルムを挟んで合致するものであることを特徴
    とするフィルム付き成形品製造用金型。
  2. 【請求項2】 前記大凸部及び前記大凹部の傾斜側面部
    の傾斜角度が、金型の開閉方向に対して1〜20度であ
    る請求項1に記載のフィルム付き成形品製造用金型。
  3. 【請求項3】 前記クランプ手段が設置されたパーティ
    ング面と傾斜側面部との金型境界に形成されるコーナー
    Cの曲率半径が1mm以下である請求項1又は2に記載
    のフィルム付き成形品製造用金型。
  4. 【請求項4】 前記コーナーCと、前記クランプ手段の
    設置位置との間隔が3mm以上である請求項1〜3のい
    ずれかに記載のフィルム付き成形品製造用金型。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のフィル
    ム付き成形品製造用金型を用いるフィルム付き成形品製
    造方法であって、金型Aとクランプ手段との間にフィル
    ムを導入し、クランプ手段を用いて金型Aのパーティン
    グ面にフィルムをクランプし、フィルムに対して加熱お
    よび真空吸引をして金型Aの大凹部の内面にフィルムを
    密着させ、フィルムが少なくとも傾斜スカート部とフラ
    ンジ部を有するように成形し、金型Bの大凸部を金型A
    の大凹部に入り込ませて金型Aと金型Bとを型閉めし、
    大凹部の底部と大凸部の先端部とで囲まれてできた溶融
    樹脂注入空間に溶融樹脂を注入し、成形品とフィルムと
    を一体化接着させ、成形品を金型Bの大凸部の先端部に
    保持させたまま型開きする際に、フィルムのフランジ部
    をクランプ手段に引掛けることにより、フィルムの傾斜
    スカート部とフィルムのフランジ部とのフィルム境界を
    支点としてフィルムを屈曲させることを特徴とするフィ
    ルム付き成形品製造方法。
  6. 【請求項6】 前記大凸部及び前記大凹部の傾斜側面部
    の傾斜角度が、金型の開閉方向に対して1〜20度であ
    るフィルム付き成形品製造用金型を用いる請求項5に記
    載のフィルム付き成形品製造方法。
  7. 【請求項7】 前記傾斜側面部と、クランプ手段が設置
    されたパーティング面との金型境界に形成されるコーナ
    ーCの曲率半径が1mm以下であるフィルム付き成形品
    製造用金型を用いる請求項5又は6に記載のフィルム付
    き成形品製造方法。
  8. 【請求項8】 前記コーナーCと、クランプ手段の設置
    位置との間隔が3mm以上であるフィルム付き成形品製
    造用金型を用いる請求項5〜7のいずれかに記載のフィ
    ルム付き成形品製造方法。
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