JP2002034678A - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JP2002034678A
JP2002034678A JP2000225594A JP2000225594A JP2002034678A JP 2002034678 A JP2002034678 A JP 2002034678A JP 2000225594 A JP2000225594 A JP 2000225594A JP 2000225594 A JP2000225594 A JP 2000225594A JP 2002034678 A JP2002034678 A JP 2002034678A
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Hiroshi Inoue
博史 井上
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Misawa Homes Co Ltd
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良質な照明と外観意匠とを共に満たし、かつ
間接照明のメンテナンス作業の手間を軽減することがで
きる洗面化粧台を提供すること。 【解決手段】 収納部本体上部あるいは収納部本体の外
側に照明を設け、該照明が前記収納部本体に取り付けら
れた収納扉によって隠されることによって、すっきりし
た外観を呈し、かつ、収納扉の裏面と、収納部本体の側
壁等に前記照明の光が反射することによって、柔らかな
光が比較的斑が少なく洗面化粧台を照射することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗面化粧台に関わり
特にその照明に関するものである。
【0002】
【背景の技術】本発明の従来技術の説明に当たり、本出
願人は、予め日本特許情報機構(JAPIO)のパトリ
スにて検索キー、A47K?*(間接光+間接*照明+
間接*光)にて先行技術を調査し、特許11件、実用新
案21件の調査結果を得た。そして、本出願人は前記調
査結果を踏まえ、先行技術について鋭意検討した結果、
関連技術として次の3件の技術を抽出した。第1の特開
平11−89646号公報に記載の技術は、洗面化粧台
等の照明装置に関するもので、洗面化粧台の照明器具を
カバーで覆い、そのカバーの内側に反射板を設け、照明
器具からの光を配光制御したことをポイントとしてい
る。第2の特開平9−131269号公報に記載の技術
は、洗面化粧台に関するもので、洗面化粧台の鏡の裏面
に隠れるように照明具を配置し、鏡の周囲の壁面に光を
反射させて鏡の前に立つ人の顔を照射することをポイン
トとしている。第3の実開平1−168910号公報に
記載の技術は、洗面化粧台に関するもので、洗面化粧台
に配設した照明のグローブが回動することによって光の
照射範囲を可変としたことをポイントとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記先行技術
においては次のような課題があった。まず、特開平11
−89646号公報に記載の技術では、電球等の照明器
具をカバーで覆い洗面化粧台から突出した状態で設けて
いるので、外観意匠上すっきりせず、また、照明器具を
カバーで覆っているにしても、基本的には直接照明であ
るので、照明が眩しく感じる。また、特開平9−131
269号公報に記載の技術では、裏面に照明具が配置さ
れているので、光が鏡に届きにくく、採光が不十分の場
合があるだけでなく、鏡の裏面に照明を配置するため
に、鏡が洗面化粧台の背面から突出するので圧迫感を感
じる。ここで、洗面化粧台前面の全体に光が届くように
するために、洗面化粧台の上部に照明を取り付ける場合
があるが、その場合、鏡を洗面化粧台の上端部まで配設
することができず、デザイン上の制約となる。さらに、
前記特開平11−89646号公報に記載の技術では、
照明がカバーに覆われており、特開平9−131269
号公報とに記載の技術では、照明を鏡の背面に備え、か
つカバーが配設されており、実開平1−168910号
公報に記載の技術では、照明がグローブに包み込まれて
いるような状態にあるので、照明周辺の掃除や照明具の
取り替えの作業が面倒であった。本発明は前記従来技術
における課題を解決し、良質な照明と外観意匠とを共に
満たし、かつ間接照明のメンテナンス作業の手間を軽減
することができる洗面化粧台を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、例えば図1に示すように、鏡1
の側方に収納部2を備えた洗面化粧台において、前記収
納部2が、鏡1より前側に位置する収納部本体3と、こ
の収納部本体3の前面側に設けられた収納扉4とを備
え、前記収納部本体3内には照明5が設けられており、
前記収納部本体3の鏡1側に位置する側壁9には、前記
照明5と対向した位置に開口部6が設けられていること
を特徴としている。
【0005】請求項1の発明によれば、鏡1の前側かつ
側方に設けられた収納部本体3,3内には照明5,5が
設けられ、前記収納部本体3,3の鏡1側に位置する側
壁9,9には、前記照明5,5と対向した位置に開口部
6,6が設けられているので、前記照明5,5が直接光
と間接光とを利用した半間接照明となり、前記照明5,
5によって収納部本体3,3側から洗面化粧台に直接光
が照射され洗面化粧台を明るく照らすことができ、また
間接光の効果によって、眩しさの少ないやわらかな光
が、比較的斑なく照射されるので、例えば、化粧やコン
タクトレンズの装着など、洗面化粧台にて行う作業がし
やすく、かつ明るく清潔感のある洗面空間が形成され
る。
【0006】また、鏡1に前記照明5,5から光が照射
されるので、鏡面が明るくなるだけでなく、該鏡1に反
射した光が、間接的に洗面化粧台の前面を照らすので、
直接光では照らし得ない部分にも光が届き、明るくかつ
柔らかい光が照射され、光の斑が軽減される。よって、
例えば洗面や化粧など、鏡の前で行う作業の際に、鏡1
に映る姿に陰影ができにくく、使い勝手を良くすること
ができる。また、前記照明5,5が前記収納扉4,4に
よって隠されているので、すっきりとした外観を呈する
ことができる。さらに、前記収納扉4,4を開ければ、
鏡1側の側壁9,9部分にある開口部6,6と、正面の
収納扉4,4に接する部分との2つの側面が開口し、前
記照明5,5が露出するので、照明5,5に容易に手が
届き、例えば、照明5,5の交換作業や、照明5,5の
設置部分の掃除といったメンテナンスを容易に行うこと
ができる。
【0007】さらに、前記収納部本体3,3は鏡1より
前側でかつ鏡1の側方に位置しているので、洗面ボール
10の上部で鏡1の側方の前側の空間を収納スペースと
して有効に活用でき、また、前記収納部本体3,3の前
面側に収納扉4,4を備えているので、収納部本体3,
3に収納される収納物を隠すことができ、すっきりとし
た外観を呈することができる。
【0008】なお、収納部2,2は、例えば、中空部を
備えた柱状のものが挙げられ、この柱状のものは、例え
ば、鏡1の両側に設け、前記鏡1の上端部とほぼ等しい
高さを有し、前記中空部の少なくとも一部には、例え
ば、棚や引き出しなど、物品が収納できる収納スペース
を備えているものが挙げられる。
【0009】請求項2の発明は、例えば図2に示すよう
に、鏡1の側方に収納部21,21を備えた洗面化粧台
において、前記収納部21,21が、鏡1より前側に位
置する収納部本体22,22と、この収納部本体22,
22の前面側に設けられた収納扉23,23とを備え、
前記収納部本体22,22の鏡1側の外側には、照明2
5,25が前記収納扉23,23を閉じた状態におい
て、該収納扉23,23の裏側に位置するようにして設
けられていることを特徴としている。
【0010】請求項2の発明によれば、鏡1の前側かつ
側方に設けられた収納部本体22,22の鏡1側の外側
には、前記収納扉23,23を閉じた状態において、照
明25,25が該収納扉23,23の裏側に位置するよ
うにして設けられているので、前記照明25,25が直
接光と間接光とを利用した半間接照明となり、前記照明
25,25によって収納部本体22,22側から洗面化
粧台に直接光が照射され洗面化粧台を明るく照らすこと
ができ、また、間接光の効果によって、眩しさの少ない
やわらかな光が得られ、比較的斑のない光が照射される
ので、例えば、化粧やコンタクトレンズの装着など、洗
面化粧台にて行う作業がしやすく、かつ明るく清潔感の
ある洗面空間が形成される。
【0011】また、鏡1に前記照明25,25から光が
照射されるので、鏡面が明るくなるだけでなく、該鏡1
に反射した光が、間接的に洗面化粧台の前面を照らすの
で、直接光では照らし得ない部分にも光が届き、明るく
かつ柔らかい光が照射され、光の斑が軽減される。よっ
て、例えば洗面や化粧など、鏡1の前で行う作業の際
に、鏡1に映る姿に陰影ができにくく、使い勝手を良く
することができる。また、前記照明25,25が前記収
納扉23,23によって隠されているので、すっきりと
した外観を呈することができる。
【0012】さらに、前記照明25,25は前記収納扉
23,23の裏側に位置するので前記収納扉23,23
を閉じた状態においては、前記照明25,25が隠され
ているので、すっきりとした外観を呈し、一方、前記収
納扉23,23を開ければ、前記照明25,25が露出
するので、照明25,25に容易に手が届き、例えば、
照明25,25の交換作業や、照明25,25の設置部
分の掃除といったメンテナンスを容易に行うことができ
る。さらに、前記収納部本体22,22は鏡1より前側
でかつ鏡1の側方に位置しているので、洗面台上部で鏡
1の側方の前側の空間を収納スペースとして有効に活用
でき、また、前記収納部本体22,22の前面側に収納
扉23,23を備えているので、収納部21,21に収
納される収納物を隠すことができ、すっきりとした外観
を呈することができる。
【0013】請求項3の発明は、例えば図1に示すよう
に、請求項1または2記載の洗面化粧台において、前記
照明5が収納部本体3,3内の上部に設けられているこ
とを特徴としている。
【0014】請求項3の発明によれば、前記照明5,5
が収納部本体3,3内の上部に設けられているので、洗
面化粧台の設置場所の前面の床面まで光が届くので、洗
面化粧台の設置場所周辺も明るくなり、洗面化粧台の周
辺に物を落とした時などに探しやすくなる。また、収納
部本体3,3の上部は、該収納部本体3,3の下方に比
べ手が届きにくく使いづらいので、収納部本体3,3の
上部に、照明5,5を設けることによって、収納部本体
3,3の下方の内部を収納に利用でき、収納物を容易に
出し入れできるので、使い勝手がよい。
【0015】請求項4の発明は、例えば図2に示すよう
に、請求項2記載の洗面化粧台において、照明25,2
5は鏡1の縦縁に沿って上下に長尺なものであることを
特徴としている。
【0016】請求項4の発明によれば、前記照明25,
25は鏡1の縦縁に沿って上下に長尺なものであるの
で、該照明25,25から光が直接照射される範囲が上
下方向に長くなり、直接照射による均一な光が照射され
る範囲が広くなり、より斑のない光を照射できる。ま
た、鏡1を上下方向に縁側から照射できるので、鏡1が
より明るくなる。
【0017】請求項5の発明は、例えば図1および図2
に示すように、請求項1〜4のいずれかに記載の洗面化
粧台において、前記収納部(2,2または21,21)
が鏡1の両側に設けられており、該収納部(2,2また
は21,21)のうちの少なくとも一方の収納部本体3
内または収納部21の外側に、照明(5または25)が
設けられていることを特徴としている。
【0018】請求項5の発明によれば、収納部(2,2
または21,21)のうちの少なくとも一方の収納部本
体(3または22)または収納部(2または21)の外
側に、照明(5または25)が設けられているので、一
方の収納部(2または21)にのみ照明(5または2
5)が設けられた場合は、対称となる他方の収納部(2
または21)の棚にはより多くの収納物を収めることが
でき、また、両方の収納部本体3または収納部21の外
側に照明(5または25)が設けられた場合は、左右対
称の光を照射でき、より明るくかつ陰影をできにくくす
ることができる。また、収納部(2,2または21,2
1)が鏡1の両側に設けられているので、多くの収納ス
ペースが確保でき、洗面ボール10上部で鏡1の両側方
の前側の空間を有効に活用できる。
【0019】請求項6の発明は、例えば図3に示すよう
に、請求項1〜5のいずれかに記載の洗面化粧台におい
て、前記鏡1の上側には、前方に突出する庇部7が上縁
部に沿って設けられており、この庇部7の下面が前記照
明5の光を反射可能な平滑面とされていることを特徴と
している。
【0020】請求項6の発明によれば、庇部7の下面が
前記照明5の光を反射可能な平滑面とされているので、
前記照明5によって、該庇部7に照射された光が、平滑
面で反射し、庇部7下方の洗面化粧台の前部を間接的に
照らすことができ、より明るい光を照射することができ
る。
【0021】なお、庇部7は、鏡1の上縁部に沿って設
けられた、例えば平板状のものであり、その奥行きは少
なくとも前記照明5の光が直接照射される程度の長さを
有するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る洗面化粧台について説明する。図1は、本発明にかか
る洗面化粧台の実施の形態の一例を示す斜視図である。
この洗面化粧台は、鏡1と、収納部2と、洗面ボール載
置台15と、洗面ボール10とによって主要部が構成さ
れている。鏡1は、一枚の長方形のものであり、洗面化
粧台の正面中央に、洗面化粧台上端近傍から洗面ボール
10の上端部近傍まで設けられている。図5に示すよう
に、鏡1の裏面には鏡1の上端から突出するように設け
られた合板31と、鏡1の下端から突出するように設け
られた合板32がそれぞれ貼設されている。この下側の
合板32の突出部分は、洗面ボール10の背面側のバッ
クガード35と、洗面化粧台の背板33とによって挟ま
れており、この状態において前記バックガード35の上
端部によって前記鏡1が支持され、さらにビス34が合
板32を貫通し、背板33にねじ込まれており、一方、
上側の合板31の突出部分は、庇部7の背面と、洗面化
粧台背面に設けられた背板33とに挟まれることによっ
て、鏡1が洗面化粧台背面に固定されている。収納部
2,2は、収納部本体3,3と収納扉4,4によって構
成され、中空の略直方体状をなし、鏡1の左右に隣接し
かつ鏡1の前面方向に突出し、洗面化粧台の高さとほぼ
等しい高さとなっている。収納部本体3,3の前面に
は、該収納部21の前面を覆うように収納扉4,4が設
けられ、該収納扉4,4は、該収納部本体3,3の洗面
化粧台の左右の端部側に、それぞれ開閉自在に連結され
ている。なお、収納部本体内3,3には、洗面ボール載
置台15より上部に四枚の棚板12によって分けられた
棚が設けられ、鏡1側の側壁9,9には、収納部本体
3,3の上部に開口部6が設けられており、前記収納扉
4,4を開いた状態においては、前面と鏡1側の側面が
開口している。収納部本体3,3の棚板12の最上段中
央には電球からなる照明5が上方に向けて設けられてお
り、該照明5の口金部の接続部分は、着脱可能な目隠し
板8と収納部本体3,3の鏡1側の側壁9とによって隠
されている。この照明5の光は、照明5近傍の鏡1と、
鏡1の上面に隣接する庇部7の下面に反射し、これによ
って洗面化粧台の前面が明るく照らされる。
【0023】前記洗面ボール載置台15は、略直方体を
なしており、その前面には二枚の開閉自在な扉14,1
4が設けられ、洗面ボール載置台15の内部が収納とし
て利用されるようになっている。洗面ボール載置台15
の上面は、洗面ボール10を安定的に支持するため、洗
面ボール10の下面の形状に沿って窪んだ形状をなして
いる。洗面ボール載置台15の背面壁の両端部はそれぞ
れ前記収納部本体3,3に取り付けられており、この状
態において、洗面ボール載置台15の下面は床に接する
ことなく、床の上に位置している。洗面ボール10は陶
器で形成され、上面が鉢状に窪み、緩やかな弧状をなす
前方が前記洗面ボール載置台15より突出して載置さ
れ、かつ洗面ボール10の後方が鏡1の下方に鏡1と連
接して設けられている。また、洗面ボール10の奥側に
ある平面部には吸水用の蛇口11と洗髪用のシャワーヘ
ッド13が設けられ、洗面ボール10の窪みの下面には
排水口が設けられている。
【0024】このような洗面化粧台によれば、収納部
2,2の最上段の鏡1側の側壁9,9に開口部6,6が
あり、その収納部本体2,2の最上段に照明5,5が設
けられ、該照明5は収納扉4によって隠すことができる
ので、該照明5,5の光が収納部本体3,3の開口部
6,6から直接洗面化粧台前面を照射し、また、収納部
本体3,3の内壁と、収納扉4,4裏面と、鏡1と、庇
部7の下表面とに光が反射して該照明5,5が半間接照
明となり、洗面化粧台前面を明るく柔らかい光で比較的
斑がなく照射できる。さらに、収納部本体3,3内に設
けられた照明5を交換するには、収納扉4,4を開き、
前記目隠し板8を取り外して照明5を新しいものに交換
できるので、照明5の交換作業が容易に行うことができ
る。また、収納扉4,4を開くと、収納部2,2の最上
段はその前面と、鏡1側の側壁9に設けられた開口部6
とが開口しているので掃除がしやすい。また、鏡1の裏
面に合板31,32を貼設し、上側の合板31を背板3
3と庇部7とで挟み、下側の合板32を背板33と洗面
ボール10とでそれぞれ挟んで前後方向を固定し、両方
の合板(31および32)とも左右の収納部本体3,3
の鏡側の側壁9によって左右方向を固定し、かつ洗面ボ
ール載置台15上面に設けられたバックガード35の上
端が鏡1の下端と接して、鏡1を支持する構成となって
いるので、鏡の表面に鏡1の固定具が露出することなく
該鏡1を安定的に固定することができ、外観意匠上すっ
きりした鏡1を設けることができる。また、鏡1の近傍
に収納部21,21があることによって、鏡1の前に立
つ人が、その位置を動かずして収納物を手に取ることが
でき、収納部21,21が左右対称に同じ高さで設けら
れているので、安定感がある。
【0025】なお、本実施の形態においては、収納部2
1を左右に設けた例を示したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば実施の形態に示した収納部2が片方だ
けにあり、洗面ボール載置台15が床に接地しているも
のや、洗面ボール載置台15の上部両端に収納部21が
載置されているもるもの等でもよく、要は、鏡1の側部
に収納部2があればよい。また、収納部21に棚を設け
た例を示したが、これに限定されるものではなく、例え
ば、引き出しにすることも考えられ、さらに、棚の数を
五段としたが、収納物の内容に応じて棚板12の数を調
整すればよい。また、照明5を電球としたが、これに限
らず、例えば電球状の蛍光灯などでもよく、洗面化粧台
を照射できる照明5であればよい。
【0026】続いて、図2は本実施の形態の第2の例を
示す斜視図である。本例の鏡1と洗面ボール載置台15
と洗面ボール10の構成は図1に示した例と同一なので
同一符号を付してその説明を省略し、図1の例と構成の
異なる収納部21,21について説明する。収納部2
1,21は、収納部本体22,22と収納扉23,23
からなり、中空の略直方体状をなし、鏡1の左右に隣接
しかつ鏡1の前面方向に突出し、洗面化粧台の高さとほ
ぼ等しい高さとなっている。前記収納部本体22,22
内には、洗面ボール載置台15より上部に四枚の棚板2
4が配設された棚となっている。左右の収納部本体2
2,22の外部の鏡1側の側壁26,26には、それぞ
れ照明25,25として、上下に長尺な蛍光灯が一本づ
つ取り付けられている。この収納部本体22,22の前
面には該収納部21,21の前面を覆い、かつ鏡1側の
収納部本体22,22側面より幅がやや広く、前記照明
25,25が隠れるように収納扉23,23が設けら
れ、該収納扉23,23は、該収納部本体22,22に
洗面化粧台の左右の端部側で開閉自在に連結されてい
る。
【0027】本実施の形態の例における洗面化粧台によ
れば、収納部本体22,22の外側の鏡1側の側壁26
に長尺な照明25,25を備え、該照明25,25は、
鏡1と、収納扉23,23の裏面と、収納部本体22,
22の外側の鏡1側の側壁26とによって三方を囲まれ
ているので、該照明25,25が半間接照明となり、直
接光と間接光とによって、洗面化粧台前面を明るく柔ら
かい光で比較的斑がなく照射できる。また、鏡1に沿っ
て照明25,25が上下に長尺に配設されているので、
鏡面がより明るくなり、洗面化粧台に立つ人の姿を明る
く映すことができ、さらに、収納扉23,23によっ
て、照明25,25の直接光が遮られるので、洗面化粧
台の使用者の顔に直接光が当たることがないので、眩し
さを抑えることができる。これによって、洗面化粧台を
使用する際、鏡1面に映る姿に陰影が少なくなり、より
姿が見やすく、化粧等が行いやすくなる。さらに、収納
部本体22,22の側壁の外側に設けられた照明25,
25を交換するには、収納扉23,23を開くだけで、
照明25,25の交換作業ができるので、面倒な手間が
かからず、照明25,25の交換作業が容易に行うこと
ができる。
【0028】なお、本実施の形態の例では、照明25,
25を蛍光灯としたが、照明25,25の種類は限定せ
ず、例えば、複数の電球を収納部本体22,22外側の
側壁に設けてもよく、要は収納部本体22,22に取り
付けられている収納扉23,23の裏側に照明があれば
よい。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、収納部本体内
に照明が設けられ、前記照明と対向して開口部が設けら
れているので、前記照明が直接光と間接光とを利用した
半間接照明となり、前記照明によって収納部本体側から
洗面化粧台に照射される直接光と間接光とによって、眩
しさの少ないやわらかな光が得られ、比較的斑のない光
が洗面化粧台を明るく照射される。また、鏡に前記照明
から光が照射されるので、鏡面が明るくなるだけでな
く、該鏡に反射した光が、間接的に洗面化粧台の前面を
照らすので、直接光では照らし得ない部分にも光が届
き、明るくかつ柔らかい光が照射され、光の斑が軽減さ
れる。よって、例えば、化粧やコンタクトレンズの装着
など、鏡の前で行う作業の際に、鏡に映る姿に陰影がで
きにくく、使い勝手が良く、かつ明るく清潔感のある洗
面空間が形成される。
【0030】また、収納扉によって照明と収納棚に収納
された収納物が隠されるので、すっきりとした外観を呈
することができる。さらに、前記収納扉を開ければ、鏡
側の側壁部分にある開口部と、正面の扉に接する部分と
の2つの側面が開口し、前記照明が露出するので、照明
に容易に手が届き、例えば、照明の交換作業や、照明の
設置部分の掃除といったメンテナンスを容易に行うこと
ができる。さらに、前記収納部は鏡より前側でかつ鏡の
側方に位置しているので、洗面台上部で鏡の側方の前側
の空間を収納スペースとして有効に活用できる。
【0031】請求項2の発明によれば、収納部本体の鏡
側の外側には、前記収納扉を閉じた状態において、照明
が該収納扉の裏側に位置するように設けられているの
で、前記照明が直接光と間接光とを利用した半間接照明
となり、前記照明が直接光と間接光とを利用した半間接
照明となり、前記照明によって収納部本体側から洗面化
粧台に照射される直接光と間接光とによって、眩しさの
少ないやわらかな光が得られ、比較的斑のない光が洗面
化粧台を明るく照射される。また、鏡に前記照明から光
が照射されるので、鏡面が明るくなるだけでなく、該鏡
に反射した光が、間接的に洗面化粧台の前面を照らすの
で、直接光では照らし得ない部分にも光が届き、明るく
かつ柔らかい光が照射され、光の斑が軽減される。よっ
て、例えば、化粧やコンタクトレンズの装着など、鏡の
前で行う作業の際に、鏡に映る姿に陰影ができにくく、
使い勝手が良く、かつ明るく清潔感のある洗面空間が形
成される。また、前記収納扉によって前記照明と、収納
物とが隠されるので、すっきりとした外観を呈すること
ができる。
【0032】また、前記照明は前記収納扉の裏側に位置
するので前記収納扉を閉じた状態においては、洗面化粧
台の前方平面視においては前記照明が隠されているの
で、すっきりとした外観を呈し、一方、前記収納扉を開
ければ、前記照明が露出するので、照明とその照明を覆
う部材が密接している間接照明に比べ、照明に容易に手
が届き、例えば、照明の交換作業や、照明の設置部分の
掃除といったメンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、前記収納部は鏡より前側でかつ鏡の側方に位置
しているので、洗面台上部で鏡の側方の前側の空間を収
納スペースとして有効に活用できる。
【0033】請求項3の発明によれば、請求項1または
2のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、前記照明を収納部本体内の上部に設けたので、
洗面化粧台の設置場所の前面の床面まで光が届くので、
洗面化粧台の設置場所周辺も明るくなり、洗面化粧台の
周辺に物を落とした時などに探しやすくなる。また、収
納部本体の上部は、該収納部本体の下部に比べ手が届き
にくく使いづらいので、収納部本体の上部に、照明を設
けることによって、収納部本体の下部の内部を収納に利
用でき、収納物を容易に出し入れできるので、使い勝手
がよい。
【0034】請求項4の発明によれば、請求項2と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記照明が
鏡の縦縁に沿って上下に長尺なものであるので、該照明
から光が直接照射される範囲が上下方向に長くなり、直
接照射による均一な光が照射される範囲が広くなり、よ
り斑のない光を照射できる。また、鏡を上下方向に縁側
から照射できるので、鏡がより明るくなる。
【0035】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、収納部のうちの少なくとも一方の収納部本体または
収納部の外側に照明を備えたので、一方の収納部にのみ
照明が設けられた場合は、対称となる他方の収納部の棚
には収納物を収めることができ、より多くの収納スペー
スを確保でき、また、両方の収納部本体または収納部の
外側に照明が設けられた場合は、左右対称の光を照射で
き、より明るくかつ陰影をできにくくすることができ
る。また、収納部を鏡の両側に備えているので、多くの
収納スペースが確保でき、洗面台上部で鏡の両側方の前
側の空間を有効に活用できる。
【0036】請求項6の発明によれば、請求項1〜5の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、庇部の下面が照明の光を反射可能な平滑面とされて
いるので、照明によって、該庇部に照射された光が、平
滑面で反射し、庇部下方の洗面化粧台前部を間接的に照
らすことができ、より明るい光を照射することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の第2の例を示す斜視図で
ある。
【図3】図1の例の照明載置部分の斜視図である。
【図4】図2の例の照明部分の上部切欠斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態の例における鏡の設置構造
を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は洗面化粧台
の鏡の部分での断面図であり、(c)は平面図である。
【符号の説明】
1 鏡 2,21 収納部 3,22 収納部本体 4,23 収納扉 5,25 照明 7 庇部 9,26 側壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡の側方に収納部を備えた洗面化粧台に
    おいて、 前記収納部が、鏡より前側に位置する収納部本体と、こ
    の収納部本体の前面側に設けられた収納扉とを備え、 前記収納部本体内には照明が設けられており、前記収納
    部本体の鏡側に位置する側壁には、前記照明と対向した
    位置に開口部が設けられていることを特徴とする洗面化
    粧台。
  2. 【請求項2】 鏡の側方に収納部を備えた洗面化粧台に
    おいて、 前記収納部が、鏡より前側に位置する収納部本体と、こ
    の収納部本体の前面側に設けられた収納扉とを備え、 前記収納部本体の鏡側の外側には、照明が前記収納扉を
    閉じた状態において、該収納扉の裏側に位置するように
    して設けられていることを特徴とする洗面化粧台。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の洗面化粧台にお
    いて、 前記照明が収納部本体の上部に設けられていることを特
    徴とする洗面化粧台。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の洗面化粧台において、 照明は鏡の縦縁に沿って上下に長尺なものであることを
    特徴とする洗面化粧台。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の洗面化
    粧台において、 前記収納部が鏡の両側に設けられており、該収納部のう
    ちの少なくとも一方の収納部本体内または収納部の外側
    に、照明が設けられていることを特徴とする洗面化粧
    台。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の洗面化
    粧台において、 前記鏡の上側には、前方に突出する庇部が上縁部に沿っ
    て設けられており、この庇部の下面が前記照明の光を反
    射可能な平滑面とされていることを特徴とする洗面化粧
    台。
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