JP2002033875A - ファクシミリサーバ - Google Patents
ファクシミリサーバInfo
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- JP2002033875A JP2002033875A JP2000213735A JP2000213735A JP2002033875A JP 2002033875 A JP2002033875 A JP 2002033875A JP 2000213735 A JP2000213735 A JP 2000213735A JP 2000213735 A JP2000213735 A JP 2000213735A JP 2002033875 A JP2002033875 A JP 2002033875A
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Abstract
よく使用されている条件と、そうでない条件を容易に区
別でき、効率よく配信条件の保守を行うことが可能なフ
ァクシミリサーバを提供する。 【解決手段】 通信部18やインタフェース部23,読
取部16から画データを受信すると、配信条件格納部1
3中の配信条件に該当するか否かを判定し、該当する配
信条件に設定されている配信先へ画データを配信する。
このとき、利用した配信条件ごとに履歴情報を作成して
履歴格納部14に格納しておく。また、利用した配信条
件の計数値を加算しておく。配信条件の保守の際に、履
歴情報や計数値を用いてソートし、出力させることがで
きる。これによって、例えば使用されていない配信条件
などを容易に探すことができ、効率よく保守を行うこと
ができる。
Description
クと通信可能であり、受信した画データを配信条件に従
って配信するファクシミリサーバに関するものである。
ットワークに接続することができるファクシミリサーバ
が開発されている。このようなファクシミリサーバで
は、受信した画データを配信先へ配信することができ
る。配信先は、公衆回線を介して他のファクシミリ装置
であったり、あるいはLAN等で接続されたクライアン
トの場合もある。
えば公衆回線を利用したファクシミリ通信の場合には配
信先が指定されない場合もあるし、また受信したファク
シミリサーバにおいて配信先を決めたい場合もある。そ
のため、ファクシミリサーバにおいて、予め発信元(あ
るいは交換機)から送られてくる様々な情報を用いた配
信条件を設定しておき、その配信条件に適合した場合に
対応する配信先へ受信した画データを配信することが考
えられている。
れる条件に限らず、例えば公衆回線であれば発信者番号
通知やTSI信号によって通知される送信元の電話番号
の市外局番のみを利用したり、ISDN回線であればI
SDNサブアドレスなどによって条件を設定することが
考えられる。さらには、時間に応じて配信先を変更する
ような条件設定など、種々の配信条件が考えられる。
てゆくと、各配信条件間の関係が複雑化し、例えば、配
信条件の中にはほとんどの場合に利用される配信条件が
ある反面、まったく使用されない条件もあるなど、配信
条件の整理が必要な場合も発生していた。このような場
合、配信条件の変更や追加などの配信条件の保守を行う
ことになる。登録されている配信条件は、その登録順等
で表示させ、配信条件の保守を行うことができる。しか
し、各配信条件がどの程度利用されているかを把握する
ことが困難であるため、配信条件の保守には多大な労力
を要していた。
情に鑑みてなされたもので、多数の配信条件が登録され
ていても、実際によく使用されている条件と、そうでな
い条件を容易に区別でき、効率よく配信条件の保守を行
うことが可能なファクシミリサーバを提供することを目
的とするものである。また、効率よく配信条件の適否を
判定し、配信先を決定することができるファクシミリサ
ーバを提供することを目的とするものである。
ワークと通信可能なファクシミリサーバにおいて、受信
した画データの配信条件を登録した配信条件格納手段
と、画データを配信した履歴を記憶する履歴記憶手段
と、受信した画データを配信条件格納手段中の配信条件
に従って配信するとともに、配信条件毎に履歴を履歴記
憶手段に記憶させる制御手段を有することを特徴とする
ものである。履歴記憶手段に記憶されている履歴は、条
件ごとにソートして出力できるようにすることができ
る。
信条件ごとの履歴を参照し、さらには履歴をソートする
ことによって、各配信条件の利用度合いを知ることがで
き、配信条件の保守を容易に行うことができるようにな
る。履歴は配信条件ごとに記憶されるので、例えば1つ
の配信条件によって多数の配信先へ配信された場合で
も、1つの配信条件について1つの履歴が記憶されるた
め、配信条件の利用度合いを正確に把握することが可能
になる。
と通信可能なファクシミリサーバにおいて、受信した画
データの配信条件を登録した配信条件格納手段と、受信
した画データを配信条件格納手段中の配信条件に従って
配信するとともに使用した配信条件の計数を行う制御手
段を有することを特徴とするものである。そして、計数
の結果に従って、配信条件格納手段に格納されている配
信条件をソートして出力可能に構成することができる。
信条件ごとの計数結果を参照し、さらには計数結果に従
って配信条件をソートすることによって、各配信条件の
利用度合いを数値で知ることができる。これによって、
頻繁に利用されている配信条件や、ほとんど使用されて
いないあるいはまったく使用されていない配信条件など
を知ることができ、これらをもとに配信条件の保守を行
うことが可能になる。
合わせて利用することも可能であり、配信条件の利用頻
度と、その配信条件による配信先などの情報を合わせて
利用し、さらに効率よく配信条件の保守を行うことがで
きる。
果を、受信した画データの配信先を決定する際に用いる
ことができる。例えば、配信条件格納手段に格納されて
いる配信条件の前記計数の結果が大きい順序で配信条件
に適合するか否かの判定を行うことができる。これによ
って、よく利用される配信条件からチェックすることが
でき、配信先の決定を高速化することが可能である。
ーバの実施の一形態を示すブロック構成図である。図
中、11は主制御部、12はRAM、13は配信条件格
納部、14は履歴格納部、15はROM、16は読取
部、17は記録部、18は通信部、19はNCU、20
はモデム、21は操作部、22はコーデック、23はイ
ンタフェース部、24はバスである。
を動作させて、通信部18による公衆回線を介したファ
クシミリ通信機能、インタフェース部23によるLAN
を介した情報送受信機能などを実現する。これらの機能
を利用し、LANを介して受け取った情報を公衆回線を
介してファクシミリ送信したり、再びLANを介して送
信することができる。また、公衆回線を介して受信した
ファクシミリ画データをLANに接続されたクライアン
トへ送信したり、再び公衆回線を介して送信することが
できる。さらに、公衆回線やLANで受け取った画デー
タを記録部17で記録させたり、読取部16で読み取っ
た画データを公衆回線やLANを介して送信することも
できる。もちろん、読取部16で読み取った画データを
記録部17で記録するコピー機能など、その他の機能を
有していてもよい。
を介して画データを受信したり、読取部16で画データ
を読み取る(以下、この場合も含めて受信と呼ぶことに
する)と、受信時の様々な情報に基づいて配信先を決定
する。このとき、配信条件格納部13に登録されている
配信条件を参照し、各配信条件について条件に適合する
か否かを判定し、適合する配信条件に対応する配信先を
決定して、決定した配信先に対して受信したファクシミ
リ画データを配信する。適合する配信条件が複数存在し
ていてもよく、それぞれの適合する配信条件に対応する
配信先の集合について、配信先として決定すればよい。
配信先には記録部17が含まれていてもよい。さらに主
制御部11は、画データの配信時に、適合した配信条件
ごとに履歴情報を作成し、履歴格納部14に格納する。
また、使用した配信条件について計数する。計数値は、
例えば配信条件とともに配信条件格納部13に格納して
おいたり、別途格納しておくことができる。あるいは、
このような計数を行わず、履歴情報を検索することで計
数値を求めてもよい。
積される履歴情報を、配信条件によってソートし、操作
部21の表示装置などに表示させたり、記録部17から
記録出力させることができる。あるいは、配信条件毎に
計数した結果を用いてソートし、計数値の多い順や少な
い順に表示あるいは記録出力させることができる。もち
ろん、履歴情報に対して検索を行ったり、計数値に対し
て出力条件の設定を行うなど、各種の操作が可能なよう
に構成されていてよい。これらの表示あるいは記録出力
を、ユーザによる配信条件の保守時の参考として利用に
供することができる。
なる通信プロトコルで通信を行う配信先が存在する場
合、それぞれの配信先に対応する通信プロトコルを用い
て画データの配信を行うことになる。また、決定した配
信先のすべてあるいは一部について、受信した画データ
を配信することができないとき、受信した画データを記
録部17や、LANに接続されているプリンタから記録
出力させるように制御してもよい。配信できなかったこ
との判定は、例えば数回のリトライを行っても配信でき
ないことによって判定したり、タイマなどによって所定
時間監視して配信先で受け取らない等によって判定する
ことができる。
処理において保存が必要なデータの格納に用いられる。
また、通信部18あるいはインタフェース部23におい
て送信する画データや、受信した画データ、読取部16
で読み取った画データ、記録部17で記録する画データ
などをこのRAM12に格納してもよい。なお、これら
の画データは、別途、画像メモリを設けて格納してもよ
い。
び履歴格納部14が設けられている。配信条件格納部1
3には、受信した画データを配信する際の配信条件が登
録される。図2は、配信条件の一例の説明図である。配
信条件格納部13に登録される配信条件としては、種々
の条件や配信先を登録することができる。図2に示した
例では、条件名と、受信時の種々の情報を用いた条件、
その条件を満足する場合の配信先、および、その条件を
利用した計数値などの情報を含んでいる。条件名は各配
信条件が特定できればよく、任意の名称を登録可能にし
たり、あるいは一連番号などであってもよい。
(あるいは交換機)から送られてくるあらゆる情報、さ
らには読取部16を含めてどの通信路から送られてきた
かなど、種々の情報に対して条件を設定することができ
る。例えば、公衆回線から画データを受信した場合に
は、着信時に交換機から送られてくる発信者番号通知や
ISDNサブアドレス、ファクシミリ手順の中でTSI
信号として送られてくる発信元の番号やFコードサブア
ドレス及びパスワードに対して条件を設定することが可
能である。また、複数の回線からの受信が可能な場合に
は、着信した回線番号等についても条件を設定すること
が可能である。また、LANから画データを受信した場
合には、送信元のメールアドレスやIPアドレス、また
それらの一部(ドメイン)などについて条件設定が可能
である。
サブアドレスが「1234」であるという条件、条件2
と条件5では、TSI信号により送られてきた発信元番
号が「075−672−○△□×」、「06−6789
−●▽○×」であるという条件、条件3ではメールアド
レスが「h@abc.co.jp」であるという条件、
条件4は読取部16で読み取った画データであるという
条件が、それぞれ設定されている。もちろん、例えば発
信元の市外局番のみを条件とするなどといった、部分的
な情報を条件としたり、除外する条件を設定するなど、
各種の条件を設定することが可能である。
を設定して、例えば昼間と夜間、あるいは平日と土日休
日とで配信先を変えるなどといった設定も可能である。
さらに、このような個別の条件の他、常時適合する(す
べての受信を対象とする)条件を設定してもよい。ま
た、その配信条件を除く配信条件に適合しなかったとい
う条件、例えば「上記条件以外」といった条件を設定可
能にしてもよい。
情報を設定しておくことができる。例えばLAN等の他
のネットワーク上のクライアントに対して配信するので
あれば、例えば電子メールアドレスを設定したり、Sa
lutationユーザIDを設定することができる。
あるいは、装置を特定するのであれば、IPアドレスを
設定してもよい。また、公衆回線を介してファクシミリ
配信する場合には、FAX番号を設定しておけばよい。
さらに配信先として記録部17を指定するなど、種々の
配信先を特定する情報を設定することができる。また、
例えば電子メールアドレスを指定する際にドメインまで
を設定するなど、配信先のグループを指定することも可
能である。もちろん、複数の配信先あるいは配信先のグ
ループを設定しておくことも可能である。
れたときに、使用した配信条件毎に作成された履歴情報
を格納する。図3は、履歴情報の一例の説明図である。
図3に示した例では、画データを受信した時刻と、受信
情報、使用した配信条件、配信結果等の情報を有してい
る。受信情報としては、この例では、画データを受信し
た際のプロトコル、ページ数やデータ量、通信時間、送
信元の情報などを有している。プロトコルとしては、例
えばファクシミリ通信であればG3,G4など、LAN
を介してであればメールプロトコルやSalutati
onプロトコルなどの区別が格納される。また、配信条
件としては、ここでは図2に示した条件名を格納してい
る。さらに配信結果として、配信終了時刻と配信が正常
に終了したか否かを格納している。
ァクシミリプロトコル中のTSI信号によって通知され
た発信者の電話番号が「075−672−○△□×」か
らG3により3ページの画データを55秒かけて受信
し、例えば図2に示す配信条件のうち条件2に従って正
常に配信した場合の例を示している。同様に2行目の履
歴情報では電子メールを受信して条件3により正常に配
信した例を、3行目の履歴情報は1行目と同じ発信元か
らのファクシミリ画データを受信して条件2により正常
に配信した例を、さらに4行目の履歴情報は別の発信元
からファクシミリ画データを受信して条件1によって正
常に配信した例をそれぞれ示している。
は、通常のジャーナルとは異なり、1つの配信条件によ
って複数の配信先に画データを配信する場合でも、1つ
の履歴情報を主制御部11が作成する。これによって後
述するように配信条件毎の利用状況が分かるようにして
いる。なお、履歴情報は、例えば設定に従って、一定期
間が経過したりあるいは所定件数を超える場合には古い
ものから削除したり、その際にプリントアウトするなど
といったことが可能である。また、履歴情報は図3に示
した構成に限られるものではなく、使用した配信条件を
特定する情報などを有していればどのようなデータ構成
であってもよい。例えば画データを縮小したサムネイル
を履歴情報の一部として保存しておけば、後で参照した
ときにどのような画データを配信したかを知ることが可
能になる。
部14は、RAM12中の電源が切断されても消去され
ない領域に設けておくとよい。
の動作を規定したプログラムや、固定的なデータなどが
格納されている。なお、配信条件格納部13などを、こ
のROM15の書き換え可能な領域に設けることもでき
る。
ルカメラなどの画像入力装置によって構成されており、
送信あるいはコピーすべき画像を読み取る。記録部17
は、通信部18あるいはインタフェース部23を介して
受信した画像、コピー画像、使用者に対するメッセージ
などを、主制御部11の制御に従って記録紙上に記録す
る。記録方法としては、例えば電子写真方式やインクジ
ェット方式、熱転写や感熱方式など、種々の方式を採用
することができる。なお、読取部16と記憶部17は、
いずれか一方あるいは両方を有しない構成であってもよ
い。
他のファクシミリ装置などと通信を行い、画像等の情報
の送受信を行う。なお、例えばダイヤルアップ接続など
のように公衆回線を介してインターネットに接続し、イ
ンターネットを介して情報の転送を行う機能を有してい
てもよい。通信部18はNCU19およびモデム20を
有している。NCU19は、公衆回線や専用線を制御し
て他のファクシミリ装置などとの通信を行う。また、モ
デム20は、画像や他のデータなど、送受信する情報の
変復調を行う。
対するメッセージや装置の状態を示すメッセージ、操作
ガイダンスなど、種々の情報を表示するとともに、入力
手段により使用者が各種の設定や指示などを行うことが
できる。例えば、配信条件格納部13に登録される配信
条件の設定などを、この操作部21において行うことが
できる。また、設定した配信条件の利用状況を表示手段
に表示させ、配信条件の保守に利用することが可能であ
る。
ンタフェース部23を介して送信する画像を所定の圧縮
方式に従って圧縮したり、通信部18あるいはインタフ
ェース部23を介して受信した圧縮画像を所定の圧縮方
式に従って伸長する。なお、この圧縮あるいは伸長処理
は、主制御部11によって行うこともでき、このコーデ
ック22と併用したり、あるいはコーデック22を用い
ずに構成する場合もある。
れており、LANを介して画データやその他の情報を送
信し、また、LANを介して送られてくる情報を受信す
る。なお、LANを経由してインターネットに接続し、
他のファクシミリ装置などの通信端末装置との間で情報
の転送を行ってもよい。
ROM15、読取部16、記録部17、通信部18(N
CU19、モデム20)、操作部21、コーデック2
2、インタフェース部23等を相互に接続しており、こ
れらの間のデータ転送を可能にしている。もちろん、こ
れらのほか、外部記憶装置など、各種の機器がバス24
に接続されていてもよい。また、その他のインタフェー
スを有し、外部のコンピュータなどと直接接続できるよ
うに構成されていてもよい。
施の一形態における動作の一例を示すフローチャートで
ある。ここでは既に配信条件が配信条件格納部13に登
録されているものとして、画データを受信したときの動
作について説明する。S31において、例えば公衆回線
を介してファクシミリ受信したり、LANを介して電子
メールなどを受信したり、あるいは読取部16において
原稿の読取を行い、画データを受信すると、まず、配信
条件のチェックを行う。S32において、初期設定とし
て、配信条件を順次選択するための変数iを1にセット
し、宛先を格納する宛先リストを空(Null)にセッ
トする。このような初期設定を行った後、配信条件格納
部13に格納されている各配信条件についての処理を行
う。
数を超えているか否かを判定する。登録数以下であれば
i番目の配信条件(ここでは条件iと記す)が存在する
ので、受信した画データに関する情報、例えば送信元な
どの情報が条件iに該当するか否かをS34で判定す
る。条件iに該当しない場合にはS37において次の配
信条件を調べるように変数iの値に1を加え、S33へ
戻る。
該当する場合には、S35において、その条件iに設定
されている配信先を宛先リストへ追加する。このとき、
既に宛先リスト中に含まれている配信先については、重
複して追加しないようにする。また、S36において、
条件iに対応する履歴情報を生成し、履歴格納部14に
格納する。さらに、条件iの計数値を1だけ増加させ
る。配信条件が図2に示す構成の場合には、条件i中の
計数値の欄の値を増加させることになる。このような処
理の後、S37において次の配信条件を調べるように変
数iの値に1を加え、S33へ戻る。
すことによって、受信した画データに関する情報に該当
するすべての配信条件について、その配信条件に設定さ
れている配信先が宛先リストに登録されるとともに、そ
れぞれの配信条件に対応する履歴情報が履歴格納部14
に格納され、さらに、該当する配信条件のカウント値が
1ずつ増加する。そして、最後の配信条件までチェック
すると、変数iの値が登録数を超えるため、S33から
S38へ進むことになる。
クした後、S38において宛先リストが空(Null)
か否か、すなわち該当する配信条件が少なくとも1つは
存在したか否かを判定する。宛先リストが空でなけれ
ば、S39において、宛先リストに従って配信を行う。
なお、履歴情報が図3に示すようなものである場合に
は、配信後に配信結果を対応する履歴情報に加える。
て、いずれの配信条件にも該当しなかった旨を含む履歴
情報を生成し、履歴格納部14に格納する。さらに、い
ずれの配信条件にも該当しなかった際の計数値を1だけ
増加させる。さらにこの例では、いずれの配信条件にも
該当しなかった場合には、受信した画データを記録部1
7で記録出力するものとし、S41において記録出力を
行う。なお、例えば配信条件として、「上記条件以外」
といった、デフォルトの条件を設定できるようにしてお
けば、いずれかの配信条件には該当するので、その場合
にはS40,S41の処理は必要ない。
びに行うことによって、履歴格納部14には例えば図3
に示すような履歴情報が蓄積されてゆく。また、配信条
件格納部13には、図2に示す各配信条件の計数値が順
次1ずつ加算されてゆく。このようにして蓄積されてゆ
く履歴情報や、カウントされてゆく計数値を利用するこ
とによって、配信条件の利用状況を知ることができる。
歴情報を蓄積された順、すなわち時刻順に、例えば操作
部21の表示装置に表示したり、あるいは記録部17か
ら記録出力することができる。以下の説明では、操作部
21の表示装置への表示や記録部17からの記録出力等
を含めて出力と称することにする。このように履歴情報
の一覧の出力を行うことによって、どのような配信条件
が利用されているかを参照することができる。また、上
述のように履歴情報としてサムネイルを保存しておけ
ば、この履歴情報の一覧を参照する際に、配信した画デ
ータの概要を知ることもできる。
かを把握しづらいので、各種の出力形態によって情報を
出力することが可能である。図5は、配信条件順に履歴
情報を出力した出力形態の一例の説明図である。例えば
図3に示したような履歴情報が履歴格納部14に格納さ
れている場合、これらの履歴情報を配信条件によってソ
ートし、出力することができる。図5に示す例では、履
歴情報のうち、時刻情報を各配信条件毎に出力してい
る。また図5に示す例では、配信条件格納部13中の各
配信条件の計数値とともに出力している。
件がどの程度利用されているのかを知ることができる。
これによって、例えばほとんどあるいはまったく利用さ
れていない配信条件がすぐに分かり、ファクシミリサー
バをより効率よく利用するために配信条件の保守を行う
際の判断材料として利用することができる。また図5に
示すように、履歴情報中の時刻情報を出力することによ
って、利用されている時間的な経緯、例えば最後に利用
されてからどの程度の時間が経過しているか等を知るこ
とができる。これによって、一時期は利用されたが、最
近ではほとんど利用されていない配信条件を見つけるな
どといったことを容易に行うことができる。さらに、配
信条件として時間帯などの条件を付加できる場合には、
配信条件が利用されている時間帯を参照して条件の修正
などを行うことも可能になる。
した出力形態の一例の説明図である。操作部21からの
指示に従って、図6に示すように計数値の多い順に、あ
るいは少ない順に出力することも可能である。このよう
な出力によって、利用頻度の高いあるいは低い履歴情報
をすぐに探し出すことができるので、配信条件の保守を
行う際に有効な情報として利用することができる。
に限らず、履歴情報や、各配信条件の計数値などを用い
た種々の情報の出力を行うことが可能である。また、例
えば配信条件における条件設定に対して絞り込みを行っ
て、絞り込んだ配信条件についてのみ、例えば図5や図
6に示すような各種の出力を行うことも可能である。
ことによって、配信条件の自動的な削除を行うことが可
能である。例えば、予め設定されている期間内に規定回
数以上利用されなかった配信条件を自動的に削除するこ
とができる。このような自動的な配信情報の削除は、例
えば設定によって行うか否かを切り換えることができ
る。また、自動的に削除する設定の際には、配信条件に
対してロックを行う機能を付加し、削除される条件にな
ってもロックされている配信条件は削除されないように
しておくとよい。
報、あるいはこれらを元に作成される、例えば図5や図
6に示すような情報は、定期的に、あるいは所定の条件
となる度に、記録部17から記録出力するように構成す
ることができる。この場合も、記録出力するか否かを設
定可能に構成しておくとよい。
施の一形態における動作の別の例を示すフローチャート
である。図中、図4と同様の処理を行うステップには同
じ符号を付して、重複する説明を省略する。上述のよう
に配信条件ごとに計数値を有している場合、この計数値
が大きく、よく利用されている配信条件から配信先の決
定を行ってゆくことができる。図7では、この場合の動
作例を示している。
S32において初期設定として、配信条件を順次選択す
るための変数iを1にセットする。さらにS51におい
て、各配信条件ごとに設けられている計数値を用いてソ
ートし、以下、このソート順に配信条件のチェックを行
う。
数を超えているか否かを判定する。登録数以下であれ
ば、チェックすべき配信条件が存在するので、ソートさ
れた配信条件の順序においてi番目に位置する配信条件
に、受信した画データに関する情報、例えば送信元など
の情報が該当するか否かをS52で判定する。ソートさ
れた配信条件の順序においてi番目に位置する配信条件
に該当しない場合にはS37において次の配信条件を調
べるように変数iの値に1を加え、S33へ戻る。
された配信条件の順序においてi番目に位置する配信条
件に該当する場合には、S36において、配信条件に対
応する履歴情報を生成し、履歴格納部14に格納する。
さらに、その配信条件の計数値を1だけ増加させる。そ
してS39において、その配信条件に設定されている配
信先に対して画データを配信する。
の配信条件にも該当しなかった場合には、S33からS
40へ進むことになる。S40において、いずれの配信
条件にも該当しなかった旨を含む履歴情報を生成し、履
歴格納部14に格納する。さらに、いずれの配信条件に
も該当しなかった際の計数値を1だけ増加させる。さら
にS41において、受信した画データを記録部17で記
録出力する。
件が設定されている場合には、S40,S41の処理は
行われない。また、デフォルトの配信条件は、常に最後
にチェックされるように、S51におけるソートの際に
も対象から外しておくとよい。
にチェックを行うことによって、よく利用されている条
件からチェックを行って配信先への配信を行うことがで
きる。この例では図4に示した例とは異なり、該当する
配信条件が見つかった時点で以後の配信条件のチェック
を打ち切っている。そのため、よく利用される条件から
チェックを行うことによって、配信条件のチェックに要
する時間を短縮することが可能になる。また、チェック
する配信条件の順序は、利用頻度に応じて異なってくる
ので、そのときによく利用される順で配信条件を利用し
てゆくことができ、常に、ある程度の検索スピードの向
上を期待することができる。もちろん、図4に示した例
と同様に、すべての配信条件についてチェックするよう
にしてもよい。
数値によってソートするものとして説明したが、これに
限らず、例えば履歴格納部14中の一定期間の履歴情報
をもとに各配信条件の利用頻度を計数し、その計数値を
元にソートして利用頻度の高い配信条件からチェックす
るようにしてもよい。
によれば、画データの配信の際に、配信条件ごとに履歴
を残し、あるいは使用された配信条件を計数することに
よって、その履歴あるいは計数値を配信条件ごとに種々
の形態で出力することができる。これによって、配信条
件の維持、保守を容易に行うことができる。
い順に配信条件を適用することによって、配信先の決定
を効率よく行うことができ、配信先の決定に要する時間
を短縮することができる。履歴や計数値は利用されるご
とに変化してゆくので、その時々の使用頻度に応じた配
信条件の適用を行い、常にある程度の高速化を実現する
ことができるという効果がある。
示すブロック構成図である。
おける動作の一例を示すフローチャートである。
例の説明図である。
の一例の説明図である。
おける動作の別の例を示すフローチャートである。
部、14…履歴格納部、15…ROM、16…読取部、
17…記録部、18…通信部、19…NCU、20…モ
デム、21…操作部、22…コーデック、23…インタ
フェース部、24…バス。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のネットワークと通信可能なファク
シミリサーバにおいて、受信した画データの配信条件を
登録した配信条件格納手段と、画データを配信した履歴
を記憶する履歴記憶手段と、受信した画データを前記配
信条件格納手段中の配信条件に従って配信するとともに
該配信条件毎に前記履歴を前記履歴記憶手段に記憶させ
る制御手段を有することを特徴とするファクシミリサー
バ。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記履歴記憶手段に記
憶されている前記履歴を条件ごとにソートして出力可能
であることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ
サーバ。 - 【請求項3】 複数のネットワークと通信可能なファク
シミリサーバにおいて、受信した画データの配信条件を
登録した配信条件格納手段と、受信した画データを前記
配信条件格納手段中の配信条件に従って配信するととも
に使用した配信条件の計数を行う制御手段を有すること
を特徴とするファクシミリサーバ。 - 【請求項4】 前記制御手段は、受信した画データの配
信先を決定する際に、前記配信条件格納手段に格納され
ている配信条件の前記計数の結果に応じた順序で配信条
件に適合するか否かの判定を行うことを特徴とする請求
項3に記載のファクシミリサーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000213735A JP3397200B2 (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | ファクシミリサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3397200B2 JP3397200B2 (ja) | 2003-04-14 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005348259A (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Canon Inc | 転送条件設定装置、方法、及びプログラム |
JP2006155184A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 利用者端末及びプログラム |
JP2008005500A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Toshiba Corp | 画像形成装置及びサムネイル画像作成方法 |
JP2017200069A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-07-14 JP JP2000213735A patent/JP3397200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017200069A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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