JP2002033698A - 無線通信装置、無線通信システム、無線リンク制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、無線リンク制御方法、及び記憶媒体

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JP2002033698A JP2000217488A JP2000217488A JP2002033698A JP 2002033698 A JP2002033698 A JP 2002033698A JP 2000217488 A JP2000217488 A JP 2000217488A JP 2000217488 A JP2000217488 A JP 2000217488A JP 2002033698 A JP2002033698 A JP 2002033698A
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    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる無線通信方式の無線通信端末も内線通
信端末として収納でき、また複数の無線通信端末が同時
に公衆網と通信する場合に、無線資源の無駄な使用を回
避できるようにする。 【解決手段】 無線通信装置は、無線通信方式が異なる
複数の携帯電話の1つから公衆網に対して発呼要求があ
ったとき(S201でY)、基地局との間の無線リンク
が未だ確立されていない場合(S204でN)、無線リ
ンクを確立する(S211)。一方、無線リンクが既に
確立されていた場合、該無線リンクに設定されるべき通
信速度を制御する。不足する場合だけ通信速度を増加さ
せる(S205)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置、無
線通信システム、無線リンク制御方法、及び記憶媒体に
関し、特に、内線無線通信が可能な複数の無線通信端末
を傘下に収納するとともに、該複数の無線通信端末と公
衆網との間の通信を、無線基地局を介して可能にする無
線通信装置、該無線通信装置を含む無線通信システム、
該無線通信装置または該無線通信システムに適用される
無線リンク制御方法、及び該無線リンク制御方法を実行
するプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の無線通信端末を内線端末と
して収容するとともに、公衆移動通信網の移動端末とし
ても使用できる無線通信装置が、例えば、PHS(Pers
onal Handy-Phone System)におけるホームアンテナを
備えた無線通信装置として開発されている。この装置
は、道路に面した住宅の窓際など、微弱ながら公衆の電
波の受信可能な場所に設置され、公衆の電波を受信して
自営の周波数に変換し、住宅内に配置された複数の無線
通信端末にも公衆着信を可能とするものである。
【0003】図16は、従来のPHS携帯電話システム
の構成を示す図である。
【0004】図16において、内線端末としてのPHS
携帯電話(1501〜1505)は、通信手段(方式)
としてPHS(1506〜1510)を用いて無線通信
装置(1511)と通信を行う。無線通信装置(151
1)は通信手段としてやはりPHS(1512)を用い
て基地局(1513)と通信を行う。基地局(151
3)はPHS網(1514)と接続されておりPHS網
(1514)は、有線網(1515)、PDC網(15
16)、cdmaOne網(1517)と接続されてい
る。また、各移動通信網(1514,1516,151
7)には、サービス制御局(SCP: Service Control
Point)(1514−1,1516−1,1517−
1)が設けられ、各移動通信端末の管理はここで行われ
る。
【0005】図17は、上記従来のPHS携帯電話シス
テムにおける無線通信装置(1511)で行われる発呼
処理の手順を示すフローチャートである。
【0006】図17において、傘下のPHS携帯電話
(1501〜1505)のいずれかから発呼があった場
合(S1601)、無線通信装置(1511)は、その
発呼の着信先が傘下のPHS携帯電話(1501〜15
05)のいずれかであるか否かを判断し(S160
2)、そのいずれかである場合は、着信先のPHS携帯
電話に対して着信処理を行う(S1603)。一方、着
信先が傘下のPHS携帯電話(1501〜1505)の
いずれでもない場合は、新規の無線リンクを基地局(1
513)との間に確立し(S1604)、ダイヤル情報
などの発呼情報をPHS網(1514)に通知する(S
1605)。
【0007】図18は、上記従来のPHS携帯電話シス
テムにおける無線通信装置(1511)で行われる切断
処理の手順を示すフローチャートである。
【0008】図18において、傘下のPHS携帯電話
(1501〜1505)のうち、通話中のPHS携帯電
話で切断操作が行われた場合は(S1701)、通話先
が傘下のPHS携帯電話(1501〜1505)のいず
れかであるか否かを判断し(S1702)、そのいずれ
かであれば、通話先のPHS携帯電話に対して切断処理
を行い(S1703)、そうでなければ、基地局(15
13)との間に確立され、通話に使用されていた無線リ
ンクの切断処理を行う(S1704)。
【0009】なお、PHS携帯電話(1501〜150
5)は、公衆着信を可能とするために、電源立ち上げ時
(あるいはホームアンテナモード設定時)にPHS網
(1514)に対して位置登録を行う。
【0010】図19は、上記従来のPHS携帯電話シス
テムにおける位置登録のシーケンスを示す図である。こ
の図19を参照して、この位置登録を説明する。
【0011】PHS携帯電話(1501)が位置登録要
求(1801)を無線通信装置(1511)へ送信する
と、これを受信した無線通信装置(1511)は、無線
周波数等を公衆用に変換し、基地局(1513)へ位置
登録要求(1802)を送信し、これを受け取った基地
局(1513)は、PHS網(1514)のサービス制
御局SCP(1514−1)へHLR更新要求(180
3)を送信する。HLR(Home Location Register、1
804)は、PHS網(1514)のサービス制御局S
CP(1514−1)が備える、自網の加入者を管理す
るためのデータベースである。HLR(1804)に
は、PHS携帯端末の加入者番号と、PHS携帯端末及
び無線通信装置が在圏する基地局(あるいは基地局を収
容する1つまたは複数の交換機)のロケーションエリア
(LA)を示す在圏位置識別番号とが保存されている。
【0012】HLR更新要求(1803)を受けたサー
ビス制御局SCP(1514−1)は、HLR(180
4)におけるPHS携帯端末(1501)の在圏する基
地局のロケーションエリア(LA)を基地局(151
3)のロケーションエリア(LA)に更新する(180
4)。
【0013】こうして正常に位置登録が終了すれば、P
HS網(1514)のサービス制御局SCP(1514
−1)よりHLR更新応答(1805)が送信され、基
地局(1513)を介して無線通信装置(1511)に
位置登録応答(1806)が通知される。これを受信し
た無線通信装置(1511)は無線周波数等を自営用に
変換し、PHS携帯電話(1501)へ位置登録応答
(1807)を通知する。
【0014】なお、ここで示す位置登録要求および応答
は、説明のために簡略化している。実際は、認証手順や
秘匿指定手順等を含んでいる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のPHS携帯電話システムにおいては、無線通信装置
(1511)が、PHS(1506〜1510)という
通信手段(通信方式)によってPHS携帯電話(150
1〜1505)と無線接続し、さらに、PHS(151
2)という通信手段(通信方式)によって公衆無線基地
局(1513)と無線接続している。すなわち、無線通
信装置(1511)は、PHSという単一の無線通信手
段(無線通信方式)しか備えておらず、したがって、P
HS以外の無線通信方式による携帯電話は無線通信装置
(1511)に無線接続することができないという問題
があった。
【0016】また、PHS携帯電話(1501〜150
5)が基地局(1513)を介してPHS網(151
4)と通信を開始(呼設定)する場合は、無線通信装置
(1511)と基地局(1513)との間に新たに無線
リンクを確立する必要があった(図17のステップS1
604)。すなわち、通信速度が一定の無線リンクで
は、呼毎に無線リンクを個別に設定する構成となってい
るので、新たな呼の設定では当然、新たに無線リンクを
確立する必要があった。そのため、限られた無線資源に
大きな負荷がかかるという問題があった。
【0017】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、異なる無線通信手段(無線通信方式)
の無線通信端末も内線通信端末として収納可能な無線通
信装置、無線通信システム、無線リンク制御方法、及び
記憶媒体を提供することを目的とする。
【0018】また、複数の無線通信端末が同時に公衆網
と通信する場合に、無線資源の無駄な使用を回避した無
線通信装置、無線通信システム、無線リンク制御方法、
及び記憶媒体を提供することを他の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、内線無線通信が可能
な複数の無線通信端末を収納するとともに、該複数の無
線通信端末と公衆網との間の通信を、無線基地局を介し
て可能にする無線通信装置において、前記複数の無線通
信端末の1つが前記公衆網を介して通信する場合、前記
無線基地局との通信速度を制御する通信速度制御手段を
有することを特徴とする。
【0020】なお、請求項2記載の発明によれば、前記
通信速度制御手段は、前記複数の無線端末の1つから前
記公衆網に対する発呼に応じて前記通信速度を制御する
ことを特徴とする。
【0021】また、請求項3記載の発明によれば、前記
無線通信装置は、前記複数の無線通信端末の少なくとも
1つと無線通信を行う第1の無線通信手段と、前記無線
基地局と無線通信を行う第2の無線通信手段と、前記複
数の無線通信端末の少なくとも1つと前記無線基地局と
の間のデータ転送を行うデータ転送手段とを更に有する
ことを特徴とする。
【0022】また、請求項4記載の発明によれば、前記
無線通信装置は、前記複数の無線通信端末の1つから前
記公衆網に対する発呼要求があったとき、前記第2の無
線通信手段が未だ起動されていない場合、該第2の無線
通信手段を起動して無線リンクを確立する無線リンク確
立手段を更に有することを特徴とする。
【0023】請求項21記載の発明によれば、内線無線
通信が可能な複数の無線通信端末を収納する無線通信装
置と、該無線通信装置と通信を行う公衆無線基地局と、
該公衆無線基地局と接続し、他の移動通信網または有線
通信網と接続するとともに、サービス制御局を含む移動
通信網とで構成される無線通信システムであって、前記
サービス制御局が、自移動通信網の無線通信端末および
自移動通信網とは無線通信方式の異なる無線通信端末に
対する位置登録データベースを有し、各無線通信端末か
らの位置登録要求、発呼要求及び切断要求を、前記位置
登録データベースを基に処理することを特徴とする。
【0024】また、請求項27記載の発明によれば、複
数の無線通信端末の少なくとも1つと無線通信を行うと
ともに、無線基地局と無線通信を行い、前記複数の無線
通信端末の少なくとも1つと前記無線基地局との間のデ
ータ転送を行う無線通信装置に適用される無線リンク制
御方法において、前記複数の無線通信端末の1つが前記
公衆網を介して通信する場合、無線基地局との通信速度
を制御する通信速度制御ステップを有することを特徴と
する。
【0025】請求項41記載の発明によれば、内線無線
通信が可能な複数の無線通信端末を収納する無線通信装
置と、該無線通信装置と通信を行う公衆無線基地局と、
該公衆無線基地局と接続し、他の移動通信網または有線
通信網と接続するとともに、サービス制御局を含む移動
通信網とで構成され、前記サービス制御局が、自移動通
信網の無線通信端末および自移動通信網とは無線通信方
式の異なる無線通信端末に対する位置登録データベース
を有した無線通信システムに適用される無線リンク制御
方法において、前記無線通信装置によって、該無線通信
装置が収納する前記複数の無線通信端末の1つが前記無
線通信装置に対して位置登録要求を行うと、無線周波
数、データフォーマット、通信プロトコルのうち少なく
とも1つを変換するとともに、前記位置登録要求を行っ
た無線通信端末の加入者情報および無線通信方式種別を
前記公衆無線基地局経由で前記サービス制御局に送信す
る送信ステップと、前記サービス制御局によって、前記
送信手段により送られた無線通信方式種別に応じて前記
位置登録データベースを作成または更新するとともに、
他の移動通信網へ擬似的に位置登録メモリの更新要求を
行う更新ステップとを有することを特徴とする。
【0026】さらに、請求項42記載の発明によれば、
複数の無線通信端末の少なくとも1つと無線通信を行う
とともに、無線基地局と無線通信を行い、前記複数の無
線通信端末の少なくとも1つと前記無線基地局との間の
データ転送を行う無線通信装置に適用される無線リンク
制御方法をプログラムとして記憶した、コンピュータに
より読み出し可能な記憶媒体において、前記無線リンク
制御方法が、前記複数の無線通信端末の1つが前記公衆
網を介して通信する場合、無線基地局との通信速度を制
御する通信速度制御ステップを有することを特徴とす
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明に係る無線通信装置を含む
無線通信システムの一実施の形態の構成を示す図であ
る。なお、この無線通信装置は、複数の無線通信端末
(携帯電話機)を内線端末として収容するとともに、公
衆移動通信網の移動端末としても使用できるものであ
る。
【0029】図1において、携帯電話(101〜10
5)はそれぞれ、無線通信手段(方式)としてPHS
(106)、PDC(Personal Digital Cellular、日
本で標準化されたディジタル携帯電話システムの方式、
107)、IMT2000(International Mobile Tel
ecommunications 2000、ITUで定められた移動通信シ
ステムの次世代方式、108)、cdmaOne(無線
インタフェースとして「IS−95」規格を採用した無
線通信システムの方式、109)、GSM(GlobalSyst
em for mobile communications、 欧州が標準化したデ
ィジタル携帯電話システム方式、110)を用いる携帯
電話であり、無線通信装置(111)との通信は、これ
らの無線通信手段を用いて行われる。無線通信装置(1
11)と基地局(113)との間の無線通信はIMT2
000(112)を用いて行われる。基地局(113)
は、IMT2000網(114)に接続されており、I
MT2000網(114)は、PHS網(115)、P
DC網(117)、cdmaOne網(116)、GS
M網(118)、有線網(119)、インターネット網
(120)に接続されている。また、各移動通信網(1
14,115,116,117,118)には、サービ
ス制御局SCP(114−1,115−1,116−
1,117−1,118−1)が設けられ、各移動通信
端末の管理はここで行われる。
【0030】図2は、上記無線通信システムの無線通信
装置(111)で行われる発呼処理の手順を示すフロー
チャートである。
【0031】図2において、傘下の携帯電話(101〜
105)のいずれかから発呼があったか否かを判断し
(S201)、発呼があった場合、無線通信装置(11
1)は着信先が傘下の携帯電話(101〜105)のい
ずれかであるか否かを判断する(S202)。着信先が
傘下の携帯電話(101〜105)のいずれかである場
合は、携帯電話(101〜105)のうち着信先の携帯
電話に、その携帯電話で使用する無線通信手段を用いて
着信処理を行う(S203)。
【0032】また、着信先が携帯電話(101〜10
5)のどれでもない場合、無線通信装置(111)と基
地局(113)との間に無線リンクがすでに確立されて
いるか否かを判断する(S204)。確立されている場
合、無線通信装置(111)は無線通信速度を増加させ
る処理を基地局(113)との間で行い(S205)、
その後、ダイヤル情報などの発呼情報をIMT2000
網(114)に通知する(S206)。一方、無線リン
クがまだ確立されていない場合、無線通信装置(11
1)は新規の無線リンクを基地局(113)との間に確
立し(S211)、ダイヤル情報などの発呼情報をIM
T2000網(114)に通知する(S206)。
【0033】また、ステップS201で、発呼がないと
判断された場合、傘下の携帯電話(101〜105)の
うち通話中の携帯電話から無線通信速度増加要求があっ
たか否かを判断する(S207)。無線通信速度増加要
求があった場合、無線通信装置(111)は無線通信速
度を増加させる処理を基地局(113)との間で行う
(S208)。
【0034】無線通信速度増加要求がなかった場合、傘
下の携帯電話(101〜105)のうち通話中の携帯電
話から無線通信速度減少要求があったか否かを判断する
(S209)。無線通信速度減少要求があった場合、無
線通信装置(111)は無線通信速度を減少させる処理
を基地局(113)との間で行う(S210)。
【0035】図3は、上記無線通信システムの無線通信
装置(111)で行われる切断処理の手順を示すフロー
チャートである。
【0036】図3において、携帯電話(101〜10
5)のうち通話中の携帯電話において切断操作が行われ
た場合(S301)、通話先の携帯電話が傘下の携帯電
話(101〜105)のいずれかであるか否かを判断す
る(S302)。通話先の携帯電話が傘下の携帯電話
(101〜105)のいずれかである場合、通話先の携
帯電話との切断処理を行い(S303)、そうでなけれ
ば、IMT2000網(114)に切断情報を伝達する
(S304)。
【0037】この際、携帯電話(101〜105)の中
に、切断操作が行われた携帯電話以外に同じ無線リンク
を使用して通話中の他の携帯電話が存在するか否かを判
断する(S305)。他の携帯電話が存在する場合、無
線通信装置(111)は無線通信速度を減少させる処理
を基地局(113)との間で行い(S306)、一方、
通話中の他の携帯電話が存在しなければ、基地局(11
3)との間の無線リンクの切断処理を行う(S30
7)。
【0038】図4は、上記無線通信システムの無線通信
装置(111)で行われる発呼時の通信速度制御処理の
手順を示すフローチャートである。
【0039】図4において、携帯電話(101〜10
5)のいずれかからシステム外発呼があったか否かを判
断する(S401)。システム外発呼とは、携帯電話
(101〜105)の相互間の通話設定ではなく、IM
T2000(112)、基地局(113)を介してIM
T2000網(114)側に接続する通話設定を指す。
【0040】システム外発呼があった場合、無線通信装
置(111)は、その発呼要求を行っている携帯電話の
通話を実現するために、IMT2000(112)上で
新たに必要となる通信速度を計算する(S402)。す
なわち、発呼要求を行っている携帯電話が要求する通信
速度と、その携帯電話からの制御データをIMT200
0(112)上で伝送する時に必要なオーバーヘッド分
の通信速度とから、その呼の通話において増加すべき通
信速度を計算する。
【0041】つぎに、無線通信装置(111)と基地局
(113)との間の無線リンクが確立しているか否かを
判断し(S403)、確立していれば、ステップS40
2で算出された通信速度分だけ、確立している無線リン
ク上で無線通信速度を増加させる処理を行う(S40
4)。なお実際には、後述するように、無線通信速度を
段階的に(離散的に)増加させる。一方、無線リンクが
確立していなければ、ステップS402で算出された通
信速度分だけ通信速度を確保して無線リンクを確立する
(S406)。その後、ダイヤル情報などの発呼情報を
IMT2000網(114)に通知する(S405)。
【0042】図5は、上記無線通信システムの無線通信
装置(111)で行われる切断時の通信速度制御処理の
手順を示すフローチャートである。
【0043】図5において、携帯電話(101〜10
5)のうちの基地局(113)を介して通話中の携帯電
話が、切断操作をした場合は(S501)、無線通信装
置(111)はIMT2000網(114)に切断情報
を伝達する(S502)。
【0044】携帯電話(101〜105)の中に、切断
操作がされた携帯電話以外に同一の無線リンクを使用し
て通話中の他の携帯電話が存在するか否かを判断し(S
503)、通話中の他の携帯電話が存在する場合、無線
通信装置(111)は無線通信速度を減少させる処理を
基地局(113)との間で行い(S504)、一方、通
話中の他の携帯電話が存在しなければ、基地局(11
3)との間の無線リンクの切断処理を行う(S50
5)。
【0045】図8は、PHS(106)を用いる携帯電
話(101)がIMT2000(112)を介してPH
S網(115)と通信を行った場合に、制御データがど
のように変化するかを示した図である。
【0046】携帯電話(101)のPHS無線データ
は、無線通信装置(111)によってヘッダがつけら
れ、IMT2000(112)上のデータ形式に変換さ
れ、その後、IMT2000網(114)によってヘッ
ダ部分が取り除かれ、PHSのデータ形式でPHS網
(115)に伝送される。
【0047】同様に、他の無線通信方式を用いる携帯電
話が無線通信を開始する場合にも、IMT2000(1
12)上のデータにはヘッダがつけられる。ただし、I
MT2000(108)を用いる携帯電話の場合は、ヘ
ッダがつくことはない。
【0048】以下に、無線通信装置(111)が行う無
線通信速度の増加・減少処理の具体的な手順を説明す
る。
【0049】まず例えば、PHS(106)を用いる携
帯電話(101)が通信速度として64Kbpsを要求
してきた場合、ヘッダ部分の伝送に必要な通信速度を1
6Kbpsとすると、IMT2000(112)に必要
とされる通信速度は最低80Kbpsとなる。ここで、
IMT2000(112)の増減できる基本通信速度を
32Kbpsとすると、無線通信装置(111)は、そ
の基本通信速度の倍数で、80Kbps以上となる最小
値96Kbpsを、PHS(106)を用いる携帯電話
(101)の発呼・切断に応じて増加・減少させる。
【0050】また例えば、PHS(106)を用いる携
帯電話(101)が通信速度として128Kbpsを要
求してきた場合、ヘッダ部分の伝送に必要な通信速度を
32Kbpsとすると、無線通信装置(111)は、1
60Kbps(=32Kbps×5)を、PHS(10
6)を用いるPHS携帯電話(101)の発呼・切断に
応じて増加・減少させる。
【0051】このように、図4及び図5に示す通信速度
制御処理によれば、例えばPHS(106)を用いる携
帯電話(101)が新しく発呼したときに、IMT20
00(112)に既に無線リンクが確立されていれば、
その携帯電話の呼専用の通信速度を確保するために通信
速度を増加させ、また、その携帯電話(101)が切断
されると、その携帯電話(101)の発呼時に増加させ
た通信速度を減少させて、元に戻す。なおここでは、P
HS(106)を用いる携帯電話(101)を例にとっ
て、通信速度の増減を説明したが、他の無線通信方式の
携帯電話(102〜105)の場合も同じである。
【0052】図6は、無線通信装置(111)で行われ
る発呼時の通信速度制御処理、特に複数の携帯電話が同
時に通話する場合の通信速度制御処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0053】図6において、携帯電話(101〜10
5)のいずれかからシステム外発呼があった場合(S6
01)、無線通信装置(111)は、IMT2000
(112)上に設定すべき通信速度を計算する(S60
2)。すなわち、その発呼した携帯電話が要求する通信
速度と、その携帯電話からの制御データをIMT200
0(112)上で伝送する時に必要なオーバーヘッド分
の通信速度と、すでにIMT2000(112)上で通
信されている呼の通信速度とを合計して、設定すべき通
信速度を算出する。
【0054】そして、無線通信装置(111)と基地局
(113)との間の無線リンクが確立しているか否かを
判断し(S603)、既に確立していれば、ステップS
602で算出した通信速度が、確立している無線リンク
に現在設定されている通信速度より大きく、通信速度の
再設定が必要であるか否かを判断する(S604)。通
信速度の再設定が必要である場合、確立している無線リ
ンクに、ステップS602で算出した通信速度を再設定
する(S605)。一方、ステップS602で算出した
通信速度が、確立している無線リンクに現在設定されて
いる通信速度以下であり、通信速度の再設定が必要でな
い場合は、ステップS606へ進む。
【0055】ステップS603で、無線通信装置(11
1)と基地局(113)との間に無線リンクが確立して
いないと判断された場合、ステップS602で算出した
通信速度に基づき、必要な通信速度を確保して無線リン
クを確立する(S607)。
【0056】その後、ダイヤル情報などの発呼情報をI
MT2000網(114)に通知する(S606)。
【0057】図7は、無線通信装置(111)で行われ
る切断時の通信速度制御処理、特に複数の携帯電話が同
時に通話している場合の通信速度制御処理の手順を示す
フローチャートである。
【0058】図7において、携帯電話(101〜10
5)のうちの基地局(113)を介して通話中の携帯電
話が、切断操作をした場合は(S701)、無線通信装
置(111)はIMT2000網(114)に切断情報
を伝達する(S702)。
【0059】携帯電話(101〜105)の中に、切断
操作がされた携帯電話以外に同一の無線リンクを使用し
て通話中の他の携帯電話が存在するか否かを判断し(S
703)、通話中の他の携帯電話が存在する場合、これ
らの通話中の他の携帯電話で必要な無線通信速度を再計
算する(S704)。
【0060】この再計算して得られた無線通信速度を基
に、無線リンクに現在設定されている無線通信速度を減
少させる再設定を行う必要があるか否かを判断し(S7
05)、必要がある場合、無線通信速度の再設定を行う
(S706)。
【0061】ステップS703で、通話中の他の携帯電
話が存在しないと判断された場合、無線通信装置(11
1)と基地局(113)との間の無線リンクの切断処理
を行う(S707)。
【0062】以下に、複数の携帯電話が同時に通話する
場合に無線通信装置(111)が行う無線通信速度の増
加・減少処理の具体的な手順を説明する。
【0063】まず、前提条件としてIMT2000(1
12)で設定可能な通信速度は16Kbps,32Kb
ps,64Kbps,128Kbps,256Kbp
s,512Kbps,1024Kbpsであるとする。
【0064】ここで例えば、PHS(106)を用いる
携帯電話(101)が通信速度として64Kbpsを要
求し、またヘッダ部分の伝送に必要な通信速度が16K
bpsであるとすると、携帯電話(101)が必要な通
信速度は最低80Kpbsとなる。したがって、無線通
信装置(111)は基地局(113)との間のIMT2
000(112)に、通信速度を128Kbpsに設定
した無線リンクを確立する。
【0065】こうした通信状態が継続しているとき、例
えばPDC(107)を用いる携帯電話(102)が、
通信速度として28.8Kbpsを要求して発呼した場
合、そのヘッダ部分の伝送に必要な通信速度を3.2K
bpsとすると、携帯電話(101)及び携帯電話(1
02)の両同時通信に必要な通信速度は112Kbps
(=80+28.8+3.2)となる。しかしながらす
でに通信速度128Kbpsで無線リンクが張られてい
るので、このPDC(107)を用いる携帯電話(10
2)の発呼の時にはIMT2000(112)の通信速
度を変更する必要はない。
【0066】携帯電話(101)及び携帯電話(10
2)の両同時通信が継続しているときに更に、例えばI
MT2000(108)を用いる携帯電話(103)が
通信速度128Kbpsを要求して発呼した場合、その
ヘッダ部分の伝送に必要な通信速度を0Kbpsとする
と、携帯電話(101)、携帯電話(102)及び携帯
電話(103)の同時通信に必要な通信速度は240K
bps(=112+128)となる。この場合は、無線
通信装置(111)は、IMT2000(112)の無
線リンクの通信速度を256Kbpsに再設定する。
【0067】次に、この携帯電話(101)、携帯電話
(102)及び携帯電話(103)の同時通信時に、例
えばPDC(107)を用いる携帯電話(102)が通
信を切断した場合、残りのPHS(106)を用いる携
帯電話(101)とIMT2000(108)を用いる
携帯電話(103)とが通信を継続するに必要な通信速
度は、208Kbps(=80+128)である。この
場合、無線リンクの通信速度を変更しない。
【0068】続いて、例えばPHS(106)を用いる
携帯電話(101)が通信を切断した場合、残りのIM
T2000(108)を用いる携帯電話(103)が通
信を継続するに必要な通信速度は128Kbpsであ
る。この場合には、無線リンクの通信速度を128Kb
psに再設定する。
【0069】そして、IMT2000(108)を用い
る携帯電話(103)の切断によって無線リンクも切断
する。
【0070】このように、図6及び図7に示す通信速度
制御処理によれば、既にIMT2000(112)を介
してシステム外の通信を行っている携帯電話が存在する
ときに、新たにシステム外の発呼があった場合に、その
新たな発呼を行った携帯電話が必要とする通信速度と、
既に通信を行っていた携帯電話が必要とする通信速度と
を合算し、この合算値を基に、新たに必要となる通信速
度を決定している。したがって、追加の発呼があって
も、既に設定されている通信速度を必ずしも増加再設定
する必要がない。すなわち、通信速度を段階的に(離散
的に)増加することは、新たな無線リンクを確立するこ
とに相当するので、無駄な無線リンクの確立を防止する
ことができる。なお、複数の携帯電話が通信中に、それ
らの1つを切断する場合は、この逆方向の動作が行わ
れ、やはり、無駄な無線リンクの確立(維持)を防止す
ることができる。
【0071】次に、上記無線通信システムにおける位置
登録動作について説明する。
【0072】図9及び図10は、携帯電話(101〜1
05)が、公衆着信を可能とするために、電源立ち上げ
時などにIMT2000網(114)に対して行う位置
登録動作のシーケンスを示す図である。図9は、PHS
(106)を用いる携帯電話(101)の位置登録を示
し、図10は、PDC(107)を用いる携帯電話(1
02)の位置登録を示す。まず、図9を参照して、PH
S(106)を用いる携帯電話(101)の位置登録を
説明する。
【0073】PHS(106)を用いる携帯電話(10
1)が位置登録要求(901)を無線通信装置(11
1)に送信すると、それを受信した無線通信装置(11
1)は、無線周波数、データフォーマット、プロトコル
等をIMT2000方式に変換し、基地局(113)へ
位置登録要求(902)を送信する。これを受信した基
地局(113)はIMT2000網(114)のサービ
ス制御局SCP(114−1)へHLR更新要求(90
3)を送信し、IMT2000網(114)の加入者を
管理するためのデータベースであるHLR(904)の
更新を要求する。
【0074】図11は、HLR(904)に格納される
データの一例を示す図である。
【0075】サービス制御局SCP(114−1)のH
LR(904)には、IMT2000網(114)の携
帯電話用HLR(1001)の他に、無線通信方式種別
に応じたHLR(1002,1003)が用意されてい
る。例えば、PHS方式の携帯電話に対応するHLR
(1002)には、PHSを用いる携帯電話の加入者番
号(1004)と、この携帯電話を傘下に収める無線通
信装置のIMT加入者番号(1005)と、これらの携
帯電話及び無線通信装置が在圏する基地局(あるいは基
地局を収容する1つまたは複数の交換機)のロケーショ
ンエリア(LA)を示す在圏位置識別番号(1006)
とが保存されている。
【0076】したがって、HLR更新要求(903)を
受信したIMT2000網(114)のサービス制御局
SCP(114−1)は、HLR(1002)におい
て、PHS(106)を用いる携帯電話(101)(図
11では加入者番号07012345678)に対応す
るIMT加入者番号(1005)を、携帯電話(10
1)を傘下に収める無線通信装置(111)のIMT加
入者番号「0903737373」に更新し、また在圏
位置識別番号(1006)を、無線通信装置(111)
の在圏する基地局(113)のロケーションエリア(L
A)「LA−3」に更新する。
【0077】図9に戻って、HLR(904)を更新し
たIMT2000網(114)のサービス制御局SCP
(114−1)は、続いて擬似HLR更新要求(90
5)をPHS網(115)のサービス制御局SCP(1
15−1)に送信し、PHS網(115)の加入者を管
理するためのデータベースであるHLR(906)の更
新を要求する。これは、PHSを用いる携帯電話が、P
HS無線基地局を経由して位置登録を行う場合の、PH
S無線基地局からPHS網のサービス制御局SCPに送
信されるHLR更新要求と同じ手順によるものとする。
【0078】擬似HLR更新要求を受信したPHS網
(115)のサービス制御局SCP(115−1)は、
HLR(906)の更新を行う。
【0079】図12は、HLR(906)に格納される
データの一例を示す図である。
【0080】HLR(906)には、PHSを用いる携
帯電話の加入者番号(1102)と、移動通信網間のロ
ーミング位置登録に使用するための在圏網識別番号(1
103)と、携帯電話及び無線通信装置が在圏する基地
局(あるいは基地局を収容する1つまたは複数の交換
機)のロケーションエリア(LA)を示す在圏位置識別
番号(1104)が保存されている。
【0081】したがって、擬似HLR更新要求(90
5)を受信したPHS網(115)のサービス制御局S
CP(115−1)は、HLR(906)において、P
HS(106)を用いる携帯電話(101)(図12で
は加入者番号07012345678)に対応する在圏
網識別番号(1103)を、IMT2000網(11
4)を示す「IMT2000」に更新する。
【0082】このようにして位置登録が正常に終了すれ
ば、図9に戻って、PHS網(115)のサービス制御
局SCP(115−1)よりIMT2000網(11
4)のサービス制御局SCP(114−1)へ、PHS
(106)を用いる携帯電話(101)のHLR更新応
答(907)が送信される。これを受信したIMT20
00網(114)のサービス制御局SCP(114−
1)では、データフォーマットおよびプロトコルをIM
T2000方式に変換して、基地局(113)にHLR
更新応答(908)を送信し、基地局(113)は無線
通信装置(111)に位置登録応答(909)を送信す
る。これを受信した無線通信装置(111)は無線周波
数、データフォーマット、プロトコル等をPHS方式に
変換し、PHS(106)を用いる携帯電話(101)
へ位置登録応答(910)を通知して位置登録が終了す
る。
【0083】次に、図10を参照して、PDC(10
7)を用いる携帯電話(102)の位置登録について説
明する。この位置登録も、PHS(106)を用いる携
帯電話(101)の位置登録と同様である。
【0084】PDC(107)を用いる携帯電話(10
2)が位置登録要求(911)を無線通信装置(11
1)に送信すると、それを受信した無線通信装置(11
1)は、無線周波数、データフォーマット、プロトコル
等をIMT2000方式に変換し、基地局(113)へ
位置登録要求(912)を送信する。これを受信した基
地局(113)はIMT2000網(114)のサービ
ス制御局SCP(114−1)へHLR更新要求(91
3)を送信し、IMT2000網(114)の加入者を
管理するためのデータベースであるHLR(904)の
更新を要求する。
【0085】IMT2000網(114)のサービス制
御局SCP(114−1)は、図11に示すPDC方式
の携帯電話に対応するHLR(1003)において、P
DC(107)を用いる携帯電話(102)(図11で
は加入者番号09087654321)に対応するIM
T加入者番号を、携帯電話(102)を傘下に収める無
線通信装置(111)のIMT加入者番号「09037
37373」に更新し、また在圏位置識別番号を、無線
通信装置(111)の在圏する基地局(113)のロケ
ーションエリア(LA)「LA−3」に更新する。
【0086】図10に戻って、HLR(904)を更新
したIMT2000網(114)のサービス制御局SC
P(114−1)は、続いて擬似HLR更新要求(91
5)をPDC網(117)のサービス制御局SCP(1
17−1)に送信し、PDC網(117)の加入者を管
理するためのデータベースであるHLR(916)の更
新を要求する。これは、PDCを用いる携帯電話が、P
DC無線基地局を経由して位置登録を行う場合の、PD
C無線基地局からPDC網のサービス制御局SCPに送
信されるHLR更新要求と同じ手順によるものとする。
【0087】擬似HLR更新要求を受信したPDC網
(117)のサービス制御局SCP(117−1)は、
HLR(916)の更新を行う。
【0088】HLR(916)には、PDCを用いる携
帯電話の加入者番号と、移動通信網間のローミング位置
登録に使用するための在圏網識別番号と、携帯電話及び
無線通信装置が在圏する基地局(あるいは基地局を収容
する1つまたは複数の交換機)のロケーションエリア
(LA)を示す在圏位置識別番号が保存されている。
【0089】したがって、擬似HLR更新要求(91
5)を受信したPDC網(117)のサービス制御局S
CP(117−1)は、HLR(916)において、P
DC(107)を用いる携帯電話(102)に対応する
在圏網識別番号を、IMT2000網(114)を示す
「IMT2000」に更新する。
【0090】このようにして位置登録が正常に終了すれ
ば、PDC網(117)のサービス制御局SCP(11
7−1)よりIMT2000網(114)のサービス制
御局SCP(114−1)へ、PDC(107)を用い
る携帯電話(102)のHLR更新応答(917)が送
信される。これを受信したIMT2000網(114)
のサービス制御局SCP(114−1)では、データフ
ォーマットおよびプロトコルをIMT2000方式に変
換して、基地局(113)にHLR更新応答(918)
を送信し、基地局(113)は無線通信装置(111)
に位置登録応答(919)を送信する。これを受信した
無線通信装置(111)は無線周波数、データフォーマ
ット、プロトコル等をPHS方式に変換し、PDC(1
07)を用いる携帯電話(102)へ位置登録応答(9
20)を通知して位置登録が終了する。
【0091】なお、例えばPHS網(115)に登録さ
れている他のPHSを用いた携帯電話が、無線通信装置
(111)の傘下のPHS(106)を用いる携帯電話
(101)へ発信した場合は、PHS網(115)のサ
ービス制御局SCP(115−1)が自網のHLR(9
06、図12)を検索する。その結果、PHS(10
6)を用いる携帯電話(101)(加入者番号0701
2345678)に対応する在圏網識別番号が、IMT
2000網(114)を示す「IMT2000」である
ので、IMT2000網(114)のサービス制御局S
CP(114−1)へ発信要求を送信する。これを受け
たIMT2000網(114)のサービス制御局SCP
(114−1)は、自網のHLR(904、図11)を
検索する。その結果、PHS(106)を用いる携帯電
話(101)(加入者番号07012345678)の
在圏する基地局の在圏位置識別番号「LA−3」と、携
帯電話(101)を傘下に収める無線通信装置のIMT
加入者番号「0903737373」とを読み出す。こ
うして読み出された情報に従い、無線通信装置(11
1)に着信情報を報知する。無線通信装置(111)
は、無線周波数、データフォーマット、プロトコル等を
PHS方式に変換して、PHS(106)を用いる携帯
電話(101)についての着信情報を自営PHSエリア
に送信する。これにより、PHS(106)を用いる携
帯電話(101)が公衆着信可能となる。
【0092】ここでは便宜上、PHS網(115)内の
PHSを用いる携帯電話からPHS(106)を用いる
携帯電話(101)への発呼を例に挙げて説明を行った
が、他の移動通信網または有線網から、無線通信装置
(111)の傘下の携帯電話(101〜105)への発
呼、および無線通信装置(111)の傘下の携帯電話
(101〜105)から、他の移動通信網または有線網
への発呼の場合も同様である。
【0093】このように上記の無線通信システムによれ
ば、IMT2000網(114)のサービス制御局SC
P(114−1)に、無線通信方式別のデータベース
(HLR)を備え、無線通信端末(携帯電話)の無線通
信方式に応じて、方式の異なる移動通信網に擬似的な位
置登録を行う構成にしたので、無線通信装置(111)
が収容する内線携帯電話(101〜105)などの方式
の異なる複数の無線通信端末が、それぞれの公衆移動通
信網の移動端末として公衆着信を行うことができる。
【0094】なお、上記実施の形態では、位置登録要
求、位置登録応答および着信の説明を簡略化している
が、実際には一般的な位置登録手順あるいは着信手順に
従うものとする。すなわち、図示はしないが、必要に応
じて認証手順や秘匿指定手順等が含まれる。また、説明
の簡略化のために、位置登録手順および着信に関わる無
線および有線通信チャネルの確立手順を省略したが、こ
れも実際はそれぞれの通信方式に応じた手順に従うもの
とする。
【0095】次に、無線通信装置(111)で行われる
情報伝送方法を詳しく説明する。ここでは、パケット方
式を用いて情報伝送が行われる。
【0096】図13は、無線通信装置(111)の内部
構成を示すブロック図である。
【0097】無線通信装置(111)は、携帯電話(1
01)からの信号を受信するPHS受信部(120
1)、携帯電話(102)からの信号を受信するPDC
受信部(1202)、携帯電話(103)からの信号を
受信するIMT2000受信部(1203)、携帯電話
(104)からの信号を受信するcdmaOne受信部
(1204)、携帯電話(105)からの信号を受信す
るGSM受信部(1205)、また、携帯電話(10
1)へ信号を送信するPHS送信部(1206)、携帯
電話(102)へ信号を送信するPDC送信部(120
7)、携帯電話(103)へ信号を送信するIMT20
00送信部(1208)、携帯電話(104)へ信号を
送信するcdmaOne送信部(1209)、携帯電話
(105)へ信号を送信するGSM送信部(1210)
から構成される。
【0098】また更に、無線通信装置(111)は、通
信多重化部(1211)、加入者番号記憶部(121
2)、通信分配部(1213)、対基地局送信部(12
14)、対基地局受信部(1215)から構成される。
通信多重化部(1211)は、携帯電話(101〜10
5)からそれぞれ送られた伝送データを、ヘッダ部分に
加入者番号を付加したIMT2000方式のパケットに
変換して多重化を行う。加入者番号記憶部(1212)
は、通信が始まる時に、該通信に関わる携帯電話の加入
者番号を記憶する。通信分配部(1213)は、基地局
(113)から受信したパケットを、そのヘッダに付加
されている加入者番号を基に、該当する携帯電話に分配
する。対基地局送信部(1214)及び対基地局受信部
(1215)は、基地局(113)との間で無線通信を
行う。
【0099】図14は、IMT2000網(114)の
サービス制御局SCP(114−1)の内部構成を示す
ブロック図である。
【0100】サービス制御局SCP(114−1)は、
対基地局受信部(1301)、対基地局送信部(130
2)、通信分配部(1303)、加入者番号記憶部(1
304)、通信多重化部(1305)、各種網送信部
(1306〜1312)、各種網受信部(1313〜1
319)から構成される。
【0101】対基地局受信部(1301)及び対基地局
送信部(1302)は、基地局(113)との間で有線
通信を行う。通信分配部(1303)は、無線通信装置
(111)から伝送されたパケットを、そのヘッダに付
加されている加入者番号を基に、携帯電話(101〜1
05)の所属する移動通信網を割り出して該当する移動
通信網へ分配する。加入者番号記憶部(1304)は、
通信が始まる時に、通信に関わる携帯電話の加入者番号
を記憶する。通信多重化部(1305)は、各移動通信
網、有線網から受信した携帯電話(101〜105)へ
の伝送情報を、ヘッダ部分に加入者番号を付加したIM
T2000方式のパケットに変換して多重化を行う。各
種網送信部(1306〜1312)及び各種網受信部
(1313〜1319)は、各移動通信網、有線網と有
線通信を行う。
【0102】図15は、PHS(106)を用いる携帯
電話(101)がPDC網(117)内の携帯電話に発
呼する場合の情報の流れを示すシーケンス図である。
【0103】図15において、PHS(106)を用い
る携帯電話(101)が無線通信装置(111)に発呼
要求を送る(1401)と、携帯電話(101)と無線
通信装置(111)のPHS受信部(1201)及びP
HS送信部(1206)との間に呼が設定され、発呼情
報が無線通信装置(111)の通信多重化部(121
1)に対して伝送される。通信多重化部(1211)で
は、PHS(106)を用いる携帯電話(101)の加
入者番号(例えば、07012345678)を加入者
番号記憶部(1212)に記憶するとともに、発呼情報
を、ヘッダ部分に加入者番号を付加したIMT2000
通信のパケット形式に変換し、IMT2000網(11
4)のサービス制御局SCP(114−1)に対して伝
送する(1402)。
【0104】IMT2000網(114)のサービス制
御局SCP(114−1)の通信分配部(1303)で
は、送られた加入者番号を加入者番号記憶部(130
4)に記憶するとともに、加入者番号を基に、PHS
(106)を用いる携帯電話(101)からの発呼であ
ると判断して、PHS網送信部(1306)に対してデ
ータを伝送する。PHS網送信部(1306)では、通
常のPHS網の基地局が有線回線を介してPHS網のサ
ービス制御局SCPに対して有線通信を行うのと同様
に、発呼情報をPHS網(115)のサービス制御局S
CP(115−1)に対して伝送する(1403)。P
HS網(115)のサービス制御局SCP(115−
1)では、伝送された発呼情報を基に、PDC網(11
7)のサービス制御局SCP(117−1)に対して着
信情報を伝送し(1404)、PDC網(117)のサ
ービス制御局SCP(117−1)では、着信先のPD
Cを用いる携帯電話に着信情報を通知する(140
5)。
【0105】着信先のPDCを用いる携帯電話が着信に
応答(オフフック)すると、PDCを用いる携帯電話か
ら、PDC網(117)のサービス制御局SCP(11
7−1)、PHS網(115)のサービス制御局SCP
(115−1)を介して、IMT2000網(114)
のサービス制御局SCP(114−1)に対して応答情
報が伝送される(1406,1407,1408)。I
MT2000網(114)のサービス制御局SCP(1
14−1)では、この応答情報をPHS網受信部(13
13)が受信し、通信多重化部(1305)が、応答情
報を、ヘッダ部分に、PHS(106)を用いた携帯電
話機(101)の加入者番号が付加されたIMT200
0通信のパケット形式に変換し、基地局(113)を介
して、無線通信装置(111)に伝送する(140
9)。無線通信装置(111)では、基地局(113)
から伝送されたパケットが対基地局受信部(1215)
によって受信され、通信分配部(1213)によって、
ヘッダに付加されている加入者番号を基に、PHS(1
06)を用いる携帯電話(101)への応答情報である
ことが判断される。そして応答情報は、PHS送信部
(1206)を介して、PHS(106)を用いる携帯
電話(101)に伝送される(1410)。
【0106】この以後、通信中における通話データも、
同様に無線通信装置(111)とIMT2000網(1
14)のサービス制御局SCP(114−1)との間
で、ヘッダ部分に加入者番号を付加されたパケットの形
で送受信される。なお、通信が終了すると、無線通信装
置(111)の加入者番号記憶部(1212)及びIM
T2000網(114)のサービス制御部SCP(11
4−1)の加入者番号記憶部(1304)にそれぞれ記
憶されているPHS(106)を用いる携帯電話(10
1)の加入者番号は消去される。
【0107】(他の実施の形態)なお、上記の実施の形
態においては、無線通信端末(携帯電話101〜10
5)と無線通信装置(111)との間の無線通信手段
(方式)として、PHS(106)、PDC(10
7)、IMT2000(108)、cdmaOne(1
09)、GSM(110)を例に挙げているが、本発明
は、その他の現存する携帯電話通信方式、将来開発され
る携帯電話通信方式、データ通信用の無線通信方式、そ
の他アマチュア無線通信・業務用無線通信・ミリ波通信
・光通信等の無線通信方式を用いる無線通信システムに
も適用可能である。また。一台の無線通信端末が複数の
無線通信手段(方式)によって通信を行うような無線通
信端末を使用する無線通信システムにも本発明は適用可
能である。
【0108】また、無線通信装置(111)と基地局
(113)との間の無線通信方式もIMT2000に限
定されず、通信速度を変更可能な無線通信方式であれ
ば、どんな無線通信方式であってもよい。
【0109】また、前述した実施の形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0110】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体が本発明を構成することになる。
【0111】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0112】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなど
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した実施の形態の機能が実現される場合も、本発
明に含まれることは言うまでもない。
【0113】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現
される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0114】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、内
線無線通信が可能な複数の無線通信端末を収納するとと
もに、該複数の無線通信端末と公衆網との間の通信を、
無線基地局を介して可能にする無線通信装置において、
前記複数の無線通信端末の1つが前記公衆網を介して通
信する場合、前記無線基地局との通信速度を制御する通
信速度制御手段を有する。
【0115】なお、前記通信速度制御手段は、前記複数
の無線端末の1つから前記公衆網に対する発呼に応じて
前記通信速度を制御する。
【0116】また、前記無線通信装置は、前記複数の無
線通信端末の少なくとも1つと無線通信を行う第1の無
線通信手段と、前記無線基地局と無線通信を行う第2の
無線通信手段と、前記複数の無線通信端末の少なくとも
1つと前記無線基地局との間のデータ転送を行うデータ
転送手段とを更に有する。
【0117】さらに、前記無線通信装置は、前記複数の
無線通信端末の1つから前記公衆網に対する発呼要求が
あったとき、前記第2の無線通信手段が未だ起動されて
いない場合、該第2の無線通信手段を起動して無線リン
クを確立する無線リンク確立手段を更に有する。
【0118】なお、前記複数の無線通信端末の少なくと
も2つは、互いに異なる無線通信方式によって無線通信
を行い、前記第1の無線通信手段は、少なくとも2つの
異なる無線通信方式によって前記複数の無線通信端末と
無線通信を行う。
【0119】これにより、異なる無線通信方式の無線通
信端末も内線通信端末として収納可能となる。
【0120】また、複数の無線通信端末が同時に公衆網
と通信する場合に、限られた無線資源の無駄な使用を回
避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信装置を含む無線通信シス
テムの一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】無線通信システムの無線通信装置で行われる発
呼処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】無線通信システムの無線通信装置で行われる切
断処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】無線通信システムの無線通信装置で行われる発
呼時の通信速度制御処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】無線通信システムの無線通信装置で行われる切
断時の通信速度制御処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】無線通信装置で行われる発呼時の通信速度制御
処理、特に複数の携帯電話が同時に通話する場合の通信
速度制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】無線通信装置で行われる切断時の通信速度制御
処理、特に複数の携帯電話が同時に通話している場合の
通信速度制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】PHSを用いる携帯電話がIMT2000を介
してPHS網と通信を行った場合に、制御データがどの
ように変化するかを示した図である。
【図9】携帯電話が、公衆着信を可能とするために、電
源立ち上げ時などにIMT2000網に対して行う位置
登録動作のシーケンス(1/2)を示す図である。
【図10】携帯電話が、公衆着信を可能とするために、
電源立ち上げ時などにIMT2000網に対して行う位
置登録動作のシーケンス(2/2)を示す図である。
【図11】HLR(904)に格納されるデータの一例
を示す図である。
【図12】HLR(906)に格納されるデータの一例
を示す図である。
【図13】無線通信装置の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図14】IMT2000網のサービス制御局SCPの
内部構成を示すブロック図である。
【図15】PHSを用いる携帯電話がPDC網内の携帯
電話に発呼する場合の情報の流れを示すシーケンス図で
ある。
【図16】従来のPHS携帯電話システムの構成を示す
図である。
【図17】従来のPHS携帯電話システムにおける無線
通信装置で行われる発呼処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図18】従来のPHS携帯電話システムにおける無線
通信装置で行われる切断処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図19】従来のPHS携帯電話システムにおける位置
登録のシーケンスを示す図である。
【符号の説明】
101〜105 携帯電話(無線通信端末) 106 PHS 107 PDC 108 IMT2000 109 cdmaOne 110 GSM 111 無線通信装置(無線リンク確立手段、通信速度
制御手段、無線リンク切断手段、切断時通信速度制御手
段、内線処理手段) 112 IMT2000 113 基地局(無線基地局) 114 IMT2000網(公衆網) 114−1 サービス制御局SCP 115 PHS網(公衆網) 115−1 サービス制御局SCP 116 cdmaOne網(公衆網) 116−1 サービス制御局SCP 117 PDC網(公衆網) 117−1 サービス制御局SCP 118 GSM網(公衆網) 118−1 サービス制御局SCP 119 有線網 120 インターネット網 1201〜1205 各種受信部(無線通信手段) 1206〜1210 各種送信部(無線通信手段) 1214 対基地局送信部(無線通信手段) 1215 対基地局受信部(無線通信手段) 1211 通信多重化部(データ転送手段) 1212 加入者番号記憶部 1213 通信分配部(データ転送手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 充 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA01 GA08 HC01 HC09 JT09 5K034 AA02 AA07 AA10 AA17 DD03 EE03 EE09 FF01 FF06 FF10 FF13 5K051 CC07 FF01 FF07 FF12 FF16 GG02 JJ14 KK06 5K067 AA21 BB04 CC04 CC08 CC10 EE02 EE06 EE10 EE16 JJ53 JJ66 5K072 AA13 BB13 BB27 CC34

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線無線通信が可能な複数の無線通信端
    末を収納するとともに、該複数の無線通信端末と公衆網
    との間の通信を、無線基地局を介して可能にする無線通
    信装置において、 前記複数の無線通信端末の1つが前記公衆網を介して通
    信する場合、前記無線基地局との通信速度を制御する通
    信速度制御手段を有することを特徴とする無線通信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記通信速度制御手段は、前記複数の無
    線端末の1つから前記公衆網に対する発呼に応じて前記
    通信速度を制御することを特徴とする請求項1記載の無
    線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の無線通信端末の少なくとも1
    つと無線通信を行う第1の無線通信手段と、 前記無線基地局と無線通信を行う第2の無線通信手段
    と、 前記複数の無線通信端末の少なくとも1つと前記無線基
    地局との間のデータ転送を行うデータ転送手段とを更に
    有することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の無線通信端末の1つから前記
    公衆網に対する発呼要求があったとき、前記第2の無線
    通信手段が未だ起動されていない場合、該第2の無線通
    信手段を起動して無線リンクを確立する無線リンク確立
    手段を更に有することを特徴とする請求項3記載の無線
    通信装置。
  5. 【請求項5】 前記通信速度制御手段は、前記第2の
    無線通信手段が既に起動されていた場合、該第2の無線
    通信手段に設定されるべき通信速度を制御することを特
    徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の無線通信手段では通信速度を
    段階的に可変でき、 前記通信速度制御手段は、発呼要求に基づく無線通信が
    追加されることで全体としてその後必要となる通信速度
    が、前記第2の無線通信手段に既に設定されている通信
    速度以下である場合、前記第2の無線通信手段に既に設
    定されている通信速度を維持することを特徴とする請求
    項3記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の無線通信手段では通信速度を
    段階的に可変でき、 前記通信速度制御手段は、発呼要求に基づく無線通信が
    追加されることで全体としてその後必要となる通信速度
    が、前記第2の無線通信手段で既に行われている無線通
    信に設定されている通信速度より大きい場合、前記第2
    の無線通信手段に設定されるべき通信速度を増加させる
    ことを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の無線通信手段では、基本通信
    速度の整数倍の通信速度を設定でき、 前記通信速度制御手段は、前記発呼要求を行った無線通
    信端末が要求する通信速度と、前記発呼要求を行った無
    線通信端末の制御データを前記第2の無線通信手段によ
    って伝送する場合に必要な通信速度と、前記第2の無線
    通信手段で既に行われている無線通信において本来必要
    な通信速度との合算値を、前記発呼要求に基づく無線通
    信が追加されることで全体としてその後必要となる通信
    速度と定義することを特徴とする請求項6または請求項
    7記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の無線通信端末のうち前記公衆
    網との間で通話中の無線通信端末は1つだけである場合
    に、該無線通信端末から切断要求があったとき、前記第
    2の無線通信手段の動作を終了し、無線リンクを切断す
    る無線リンク切断手段と、 前記複数の無線通信端末のうち前記公衆網との間で通話
    中の無線通信端末が複数存在する場合に、該通話中の無
    線通信端末の1つから切断要求があったとき、前記第2
    の無線通信手段に設定されるべき通信速度を制御する切
    断時通信速度制御手段とを更に有することを特徴とする
    請求項3乃至請求項8のいずれかに記載の無線通信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記第2の無線通信手段では通信速度
    を段階的に可変でき、 前記切断時通信速度制御手段は、前記切断要求に関わる
    無線通信が削減されることで全体としてその後必要とな
    る通信速度が、前記第2の無線通信手段に既に設定され
    ている通信速度より1段階下の通信速度より大きい場
    合、前記第2の無線通信手段に既に設定されている通信
    速度を維持することを特徴とする請求項9記載の無線通
    信装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の無線通信手段では通信速度
    を段階的に可変でき、 前記切断時通信速度制御手段は、前記切断要求に関わる
    無線通信が削減されることで全体としてその後必要とな
    る通信速度が、前記第2の無線通信手段に既に設定され
    ている通信速度より段階的に下の通信速度以下である場
    合、前記第2の無線通信手段に設定されるべき通信速度
    を、前記段階的に下の通信速度に設定することを特徴と
    する請求項9記載の無線通信装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の無線通信手段では、基本通
    信速度の整数倍の通信速度を設定でき、 前記切断時通信速度制御手段は、それまで前記第2の無
    線通信手段で行われていた無線通信において本来必要だ
    った通信速度から、前記切断要求を行った無線通信端末
    が要求していた通信速度と、前記切断要求を行った無線
    通信端末の制御データを前記第2の無線通信手段によっ
    て伝送したときに必要だった通信速度との合算値を減算
    して得られた値を、前記切断要求に関わる無線通信が削
    減されることで全体としてその後必要となる通信速度と
    定義することを特徴とする請求項10または請求項11
    記載の無線通信装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の無線通信手段では通信速度
    を段階的に可変でき、 前記無線リンク確立手段は、前記発呼要求を行った無線
    通信端末が要求する通信速度と、前記発呼要求を行った
    無線通信端末の制御データを前記第2の無線通信手段に
    よって伝送する場合に必要な通信速度との合算値を求
    め、前記段階的に可変する通信速度のうちで該合算値以
    上で最小の通信速度を、前記第2の無線通信手段に設定
    して起動することを特徴とする請求項4乃至請求項12
    のいずれかに記載の無線通信装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の無線通信手段では、基本通
    信速度の整数倍の複数の通信速度を設定でき、 前記無線リンク確立手段は、前記発呼要求を行った無線
    通信端末が要求する通信速度と、前記発呼要求を行った
    無線通信端末の制御データを前記第2の無線通信手段に
    よって伝送する場合に必要な通信速度との合算値を求
    め、前記複数の通信速度のうちで該合算値以上で最小の
    通信速度を、前記第2の無線通信手段に設定して起動す
    ることを特徴とする請求項4乃至請求項12のいずれか
    に記載の無線通信装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の無線通信端末の1つから他
    の1つに対して発呼要求または切断要求があったとき
    は、前記第2の無線通信手段に対する起動及び終了、並
    びに通信速度制御を行わず、着信処理または切断処理を
    行う内線処理手段 を更に有することを特徴とする請求項3乃至請求項14
    のいずれかに記載の無線通信装置。
  16. 【請求項16】 前記複数の無線通信端末の少なくとも
    2つは、互いに異なる無線通信方式によって無線通信を
    行い、 前記第1の無線通信手段は、少なくとも2つの異なる無
    線通信方式によって前記複数の無線通信端末と無線通信
    を行うことを特徴とする請求項3乃至請求項15のいず
    れかに記載の無線通信装置。
  17. 【請求項17】 前記複数の無線通信端末は携帯電話機
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいず
    れかに記載の無線通信装置。
  18. 【請求項18】 前記第1の無線通信手段は、PHS
    (Personal Handy-Phone System)、PDC(Personal
    Digital Cellular)、IMT2000(International
    Mobile Telecommunications 2000)、cdmaOne
    (登録商標)、GSM(GlobalSystem for mobile comm
    unications)の各無線通信方式のうち、少なくとも1つ
    の無線通信方式によって前記複数の無線通信端末と無線
    通信を行うことを特徴とする請求項3乃至請求項17の
    いずれかに記載の無線通信装置。
  19. 【請求項19】 前記第1の無線通信手段は、アマチュ
    ア無線通信、業務用無線通信、ミリ波通信、光通信の各
    無線通信方式のうち、少なくとも1つの無線通信方式に
    よって前記複数の無線通信端末と無線通信を行うことを
    特徴とする請求項3乃至請求項17のいずれかに記載の
    無線通信装置。
  20. 【請求項20】 前記第2の無線通信手段は、無線通信
    方式IMT2000によって前記基地局と無線通信を行
    うことを特徴とする請求項3乃至請求項19のいずれか
    に記載の無線通信装置。
  21. 【請求項21】 内線無線通信が可能な複数の無線通信
    端末を収納する無線通信装置と、該無線通信装置と通信
    を行う公衆無線基地局と、該公衆無線基地局と接続し、
    他の移動通信網または有線通信網と接続するとともに、
    サービス制御局を含む移動通信網とで構成される無線通
    信システムであって、 前記サービス制御局が、自移動通信網の無線通信端末お
    よび自移動通信網とは無線通信方式の異なる無線通信端
    末に対する位置登録データベースを有し、 各無線通信端末からの位置登録要求、発呼要求及び切断
    要求を、前記位置登録データベースを基に処理すること
    を特徴とする無線通信システム。
  22. 【請求項22】 前記位置登録データベースには少なく
    とも、自移動通信網とは無線通信方式の異なる無線通信
    端末の加入者番号と、該無線通信方式の異なる無線通信
    端末を収納する無線通信装置の加入者番号と、該無線通
    信装置が在圏する公衆無線基地局または該無線基地局を
    収容する1つ若しくは複数の交換機のロケーションエリ
    アを示す在圏位置識別番号とが記載されることを特徴と
    する請求項21記載の無線通信システム。
  23. 【請求項23】 前記サービス制御局は、自移動通信網
    とは無線通信方式の異なる無線通信端末の位置登録時に
    前記位置登録データベースが更新された場合、該更新さ
    れた無線通信端末の擬似位置登録を、該更新された無線
    通信端末の無線通信方式を用いる移動通信網に対して行
    うことを特徴とする請求第21項または請求項22記載
    の無線通信システム。
  24. 【請求項24】 前記無線通信装置は、 該無線通信装置が収納する前記複数の無線通信端末の1
    つが前記無線通信装置に対して位置登録要求を行うと、
    無線周波数、データフォーマット、通信プロトコルのう
    ち少なくとも1つを変換するとともに、前記位置登録要
    求を行った無線通信端末の加入者情報および無線通信方
    式種別を前記公衆無線基地局経由で前記サービス制御局
    に送信する送信手段を有し、 前記サービス制御局は、 前記送信手段により送られた無線通信方式種別に応じて
    前記第2の位置登録データベースを作成または更新する
    とともに、他の移動通信網へ擬似的に位置登録メモリの
    更新要求を行う更新手段を有することを特徴とする請求
    項21記載の無線通信システム。
  25. 【請求項25】 前記無線通信装置は、 該無線通信装置が収納する前記複数の無線通信端末の1
    つから伝送された情報をパケットに変換する第1の変換
    手段と、 前記パケットに、前記情報を伝送した無線通信端末の加
    入者番号を付加して前記サービス制御局に伝送する第1
    の伝送手段とを有し、 前記サービス制御局は、 前記無線通信装置より伝送されたパケットに付加されて
    いる加入者番号を基に、該パケット上の伝送情報に関わ
    る無線通信端末が用いる無線通信方式を検出し、前記伝
    送情報を、前記検出された無線通信方式を用いる移動通
    信網に送信する第1の送信手段を有することを特徴とす
    る請求項21記載の無線通信システム。
  26. 【請求項26】 前記サービス制御局は前記他の移動通
    信網から伝送された情報をパケットに変換する第2の変
    換手段と、 前記パケットに、前記情報の伝送先の無線通信端末の加
    入者番号を付加して前記無線通信装置へ伝送する第2の
    伝送手段とを有し、 前記無線通信装置は、 前記サービス制御局より伝送されたパケットに付加され
    ている加入者番号を基に、該パケット上の伝送情報を、
    該加入者番号に対応する無線通信端末に送信する第2の
    送信手段を有することを特徴とする請求項25記載の無
    線通信システム。
  27. 【請求項27】 複数の無線通信端末の少なくとも1つ
    と無線通信を行うとともに、無線基地局と無線通信を行
    い、前記複数の無線通信端末の少なくとも1つと前記無
    線基地局との間のデータ転送を行う無線通信装置に適用
    される無線リンク制御方法において、 前記複数の無線通信端末の1つが前記公衆網を介して通
    信する場合、無線基地局との通信速度を制御する通信速
    度制御ステップを有することを特徴とする無線リンク制
    御方法。
  28. 【請求項28】 前記複数の無線通信端末の1つから公
    衆網に対する発呼要求があったとき、前記無線基地局と
    無線通信を行う無線通信手段が未だ起動されていない場
    合、前記無線通信手段を起動して無線リンクを確立する
    無線リンク確立ステップを更に有することを特徴とする
    請求項27記載の無線リンク制御方法。
  29. 【請求項29】 前記通信速度制御ステップは、前記複
    数の無線通信端末の1つからの前記公衆網に対する発呼
    要求に応じて前記通信速度を制御することを特徴とする
    請求項27記載の無線リンク制御方法。
  30. 【請求項30】 前記通信速度制御ステップは、前記無
    線基地局と無線通信を行う無線通信手段に設定されるべ
    き通信速度を制御することを特徴とする請求項27記載
    の無線リンク制御方法。
  31. 【請求項31】 前記無線通信手段は通信速度を段階的
    に可変でき、 前記通信速度制御ステップは、発呼要求に基づく無線通
    信が追加されることで全体としてその後必要となる通信
    速度が、前記無線通信手段に既に設定されている通信速
    度以下である場合、前記無線通信手段に既に設定されて
    いる通信速度を維持することを特徴とする請求項30記
    載の無線リンク制御方法。
  32. 【請求項32】 前記第無線通信手段は通信速度を段階
    的に可変でき、 前記通信速度制御ステップは、発呼要求に基づく無線通
    信が追加されることで全体としてその後必要となる通信
    速度が、前記無線通信手段で既に行われている無線通信
    に設定されている通信速度より大きい場合、前記無線通
    信手段に設定されるべき通信速度を増加させることを特
    徴とする請求項30記載の無線リンク制御方法。
  33. 【請求項33】 前記無線通信手段は基本通信速度の整
    数倍の通信速度を設定でき、 前記通信速度制御ステップは、発呼要求を行った無線通
    信端末が要求する通信速度と、前記発呼要求を行った無
    線通信端末の制御データを前記無線通信手段によって伝
    送する場合に必要な通信速度と、前記無線通信手段で既
    に行われている無線通信において本来必要な通信速度と
    の合算値を、前記発呼要求に基づく無線通信が追加され
    ることで全体としてその後必要となる通信速度として扱
    うことを特徴とする請求項31または請求項32記載の
    無線リンク制御方法。
  34. 【請求項34】 前記複数の無線通信端末のうち前記公
    衆網との間で通話中の無線通信端末は1つだけである場
    合に、該無線通信端末から切断要求があったとき、前記
    無線通信手段の動作を終了し、無線リンクを切断する無
    線リンク切断ステップと、 前記複数の無線通信端末のうち前記公衆網との間で通話
    中の無線通信端末が複数存在する場合に、該通話中の無
    線通信端末の1つから切断要求があったとき、前記無線
    通信手段に設定されるべき通信速度を制御する切断時通
    信速度制御ステップとを更に有することを特徴とする請
    求項30乃至請求項33のいずれかに記載の無線リンク
    制御方法。
  35. 【請求項35】 前記無線通信手段は通信速度を段階的
    に可変でき、 前記切断時通信速度制御ステップは、前記切断要求に関
    わる無線通信が削減されることで全体としてその後必要
    となる通信速度が、前記第2の無線通信手段に既に設定
    されている通信速度より1段階下の通信速度より大きい
    場合、前記無線通信手段に既に設定されている通信速度
    を維持することを特徴とする請求項34記載の無線リン
    ク制御方法。
  36. 【請求項36】 前記無線通信手段は通信速度を段階的
    に可変でき、 前記切断時通信速度制御ステップは、前記切断要求に関
    わる無線通信が削減されることで全体としてその後必要
    となる通信速度が、前記無線通信手段に既に設定されて
    いる通信速度より段階的に下の通信速度以下である場
    合、前記無線通信手段に設定されるべき通信速度を、前
    記段階的に下の通信速度に設定することを特徴とする請
    求項34記載の無線リンク制御方法。
  37. 【請求項37】 前記無線通信手段は基本通信速度の整
    数倍の通信速度を設定でき、 前記切断時通信速度制御ステップは、それまで前記無線
    通信手段で行われていた無線通信において本来必要だっ
    た通信速度から、前記切断要求を行った無線通信端末が
    要求していた通信速度と、前記切断要求を行った無線通
    信端末の制御データを前記無線通信手段によって伝送し
    たときに必要だった通信速度との合算値を減算して得ら
    れた値を、前記切断要求に関わる無線通信が削減される
    ことで全体としてその後必要となる通信速度として扱う
    ことを特徴とする請求項35または請求項36記載の無
    線リンク制御方法。
  38. 【請求項38】 前記無線通信手段は通信速度を段階的
    に可変でき、 前記無線リンク確立ステップは、前記発呼要求を行った
    無線通信端末が要求する通信速度と、前記発呼要求を行
    った無線通信端末の制御データを前記無線通信手段によ
    って伝送する場合に必要な通信速度との合算値を求め、
    前記段階的に可変する通信速度のうちで該合算値以上で
    最小の通信速度を、前記無線通信手段に設定して起動す
    ることを特徴とする請求項28乃至請求項37のいずれ
    かに記載の無線リンク制御方法。
  39. 【請求項39】 前記無線通信手段は基本通信速度の整
    数倍の複数の通信速度を設定でき、 前記無線リンク確立ステップは、前記発呼要求を行った
    無線通信端末が要求する通信速度と、前記発呼要求を行
    った無線通信端末の制御データを前記無線通信手段によ
    って伝送する場合に必要な通信速度との合算値を求め、
    前記複数の通信速度のうちで該合算値以上で最小の通信
    速度を、前記無線通信手段に設定して起動することを特
    徴とする請求項28乃至請求項37のいずれかに記載の
    無線リンク制御方法。
  40. 【請求項40】 前記複数の無線通信端末の1つから他
    の1つに対して発呼要求または切断要求があったとき
    は、前記無線通信手段に対する起動及び終了、並びに通
    信速度制御を行わず、着信処理または切断処理を行う内
    線処理ステップを更に有することを特徴とする請求項3
    0乃至請求項39のいずれかに記載の無線リンク制御方
    法。
  41. 【請求項41】 内線無線通信が可能な複数の無線通信
    端末を収納する無線通信装置と、該無線通信装置と通信
    を行う公衆無線基地局と、該公衆無線基地局と接続し、
    他の移動通信網または有線通信網と接続するとともに、
    サービス制御局を含む移動通信網とで構成され、前記サ
    ービス制御局が、自移動通信網の無線通信端末および自
    移動通信網とは無線通信方式の異なる無線通信端末に対
    する位置登録データベースを有した無線通信システムに
    適用される無線リンク制御方法において、 前記無線通信装置によって、該無線通信装置が収納する
    前記複数の無線通信端末の1つが前記無線通信装置に対
    して位置登録要求を行うと、無線周波数、データフォー
    マット、通信プロトコルのうち少なくとも1つを変換す
    るとともに、前記位置登録要求を行った無線通信端末の
    加入者情報および無線通信方式種別を前記公衆無線基地
    局経由で前記サービス制御局に送信する送信ステップ
    と、 前記サービス制御局によって、前記送信手段により送ら
    れた無線通信方式種別に応じて前記位置登録データベー
    スを作成または更新するとともに、他の移動通信網へ擬
    似的に位置登録メモリの更新要求を行う更新ステップと
    を有することを特徴とする無線リンク制御方法。
  42. 【請求項42】 複数の無線通信端末の少なくとも1つ
    と無線通信を行うとともに、無線基地局と無線通信を行
    い、前記複数の無線通信端末の少なくとも1つと前記無
    線基地局との間のデータ転送を行う無線通信装置に適用
    される無線リンク制御方法をプログラムとして記憶し
    た、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体におい
    て、 前記無線リンク制御方法が、 前記複数の無線通信端末の1つが前記公衆網を介して通
    信する場合、無線基地局との通信速度を制御する通信速
    度制御ステップを有することを特徴とする記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記無線リンク制御方法が、 前記複数の無線通信端末の1つから公衆網に対する発呼
    要求があったとき、前記無線基地局と無線通信を行う無
    線通信手段が未だ起動されていない場合、前記無線通信
    手段を起動して無線リンクを確立する無線リンク確立ス
    テップを更に有することを特徴とする請求項42記載の
    記憶媒体。
  44. 【請求項44】 前記通信速度制御ステップは、前記複
    数の無線通信端末の1つからの前記公衆網に対する発呼
    要求に応じて前記通信速度を制御することを特徴とする
    請求項42記載の記憶媒体。
  45. 【請求項45】 前記通信速度制御ステップは、前記無
    線基地局と無線通信を行う無線通信手段に設定されるべ
    き通信速度を制御することを特徴とする請求項42記載
    の記憶媒体。
  46. 【請求項46】 前記無線通信手段は通信速度を段階的
    に可変でき、 前記通信速度制御ステップは、発呼要求に基づく無線通
    信が追加されることで全体としてその後必要となる通信
    速度が、前記無線通信手段に既に設定されている通信速
    度以下である場合、前記無線通信手段に既に設定されて
    いる通信速度を維持することを特徴とする請求項45記
    載の記憶媒体。
  47. 【請求項47】 前記第無線通信手段は通信速度を段階
    的に可変でき、 前記通信速度制御ステップは、発呼要求に基づく無線通
    信が追加されることで全体としてその後必要となる通信
    速度が、前記無線通信手段で既に行われている無線通信
    に設定されている通信速度より大きい場合、前記無線通
    信手段に設定されるべき通信速度を増加させることを特
    徴とする請求項45記載の記憶媒体。
  48. 【請求項48】 前記無線通信手段は基本通信速度の整
    数倍の通信速度を設定でき、 前記通信速度制御ステップは、発呼要求を行った無線通
    信端末が要求する通信速度と、前記発呼要求を行った無
    線通信端末の制御データを前記無線通信手段によって伝
    送する場合に必要な通信速度と、前記無線通信手段で既
    に行われている無線通信において本来必要な通信速度と
    の合算値を、前記発呼要求に基づく無線通信が追加され
    ることで全体としてその後必要となる通信速度として扱
    うことを特徴とする請求項46または請求項47記載の
    記憶媒体。
  49. 【請求項49】 前記無線リンク制御方法が、 前記複数の無線通信端末のうち前記公衆網との間で通話
    中の無線通信端末は1つだけである場合に、該無線通信
    端末から切断要求があったとき、前記無線通信手段の動
    作を終了し、無線リンクを切断する無線リンク切断ステ
    ップと、 前記複数の無線通信端末のうち前記公衆網との間で通話
    中の無線通信端末が複数存在する場合に、該通話中の無
    線通信端末の1つから切断要求があったとき、前記無線
    通信手段に設定されるべき通信速度を制御する切断時通
    信速度制御ステップとを更に有することを特徴とする請
    求項45乃至請求項48のいずれかに記載の記憶媒体。
  50. 【請求項50】 前記無線通信手段は通信速度を段階的
    に可変でき、 前記切断時通信速度制御ステップは、前記切断要求に関
    わる無線通信が削減されることで全体としてその後必要
    となる通信速度が、前記第2の無線通信手段に既に設定
    されている通信速度より1段階下の通信速度より大きい
    場合、前記無線通信手段に既に設定されている通信速度
    を維持することを特徴とする請求項49記載の記憶媒
    体。
  51. 【請求項51】 前記無線通信手段は通信速度を段階的
    に可変でき、 前記切断時通信速度制御ステップは、前記切断要求に関
    わる無線通信が削減されることで全体としてその後必要
    となる通信速度が、前記無線通信手段に既に設定されて
    いる通信速度より段階的に下の通信速度以下である場
    合、前記無線通信手段に設定されるべき通信速度を、前
    記段階的に下の通信速度に設定することを特徴とする請
    求項49記載の記憶媒体。
  52. 【請求項52】 前記無線通信手段は基本通信速度の整
    数倍の通信速度を設定でき、 前記切断時通信速度制御ステップは、それまで前記無線
    通信手段で行われていた無線通信において本来必要だっ
    た通信速度から、前記切断要求を行った無線通信端末が
    要求していた通信速度と、前記切断要求を行った無線通
    信端末の制御データを前記無線通信手段によって伝送し
    たときに必要だった通信速度との合算値を減算して得ら
    れた値を、前記切断要求に関わる無線通信が削減される
    ことで全体としてその後必要となる通信速度として扱う
    ことを特徴とする請求項50または請求項51記載の記
    憶媒体。
  53. 【請求項53】 前記無線通信手段は通信速度を段階的
    に可変でき、 前記無線リンク確立ステップは、前記発呼要求を行った
    無線通信端末が要求する通信速度と、前記発呼要求を行
    った無線通信端末の制御データを前記無線通信手段によ
    って伝送する場合に必要な通信速度との合算値を求め、
    前記段階的に可変する通信速度のうちで該合算値以上で
    最小の通信速度を、前記無線通信手段に設定して起動す
    ることを特徴とする請求項43乃至請求項52のいずれ
    かに記載の記憶媒体。
  54. 【請求項54】 前記無線通信手段は基本通信速度の整
    数倍の複数の通信速度を設定でき、 前記無線リンク確立ステップは、前記発呼要求を行った
    無線通信端末が要求する通信速度と、前記発呼要求を行
    った無線通信端末の制御データを前記無線通信手段によ
    って伝送する場合に必要な通信速度との合算値を求め、
    前記複数の通信速度のうちで該合算値以上で最小の通信
    速度を、前記無線通信手段に設定して起動することを特
    徴とする請求項43乃至請求項52のいずれかに記載の
    記憶媒体。
  55. 【請求項55】 前記無線リンク制御方法が、 前記複数の無線通信端末の1つから他の1つに対して発
    呼要求または切断要求があったときは、前記無線通信手
    段に対する起動及び終了、並びに通信速度制御を行わ
    ず、着信処理または切断処理を行う内線処理ステップを
    更に有することを特徴とする請求項45乃至請求項54
    のいずれかに記載の記憶媒体。
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