JP2002033664A - アナログ−デジタル変換用積分及び折返し回路 - Google Patents

アナログ−デジタル変換用積分及び折返し回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ入力信号を複数の二進出力ビットに
変換するアナログ−デジタル変換回路を提供する。 【解決手段】 アナログ−デジタル変換回路(10)
は、入力信号の積分値に比例する電荷を蓄積する積分コ
ンデンサ(44)と演算増幅器(46)を含み、該増幅
器の出力電荷量が実質的に第2の所定の電荷量に等しく
なる度に、電荷減算回路(30)が第1の所定の電荷を
積分コンデンサから除去する。デジタル論理回路(6
6)が、第1の所定の電荷が積分コンデンサから除去さ
れる回数を追跡して、複数の二進出力ビットのうちの少
なくとも1ビットを供給する。残余量子化回路が積分コ
ンデンサ(44)の残余電荷を求め、残余電荷に対応す
る、複数の二進出力ビットのうちの少なくとも1つの追
加ビットを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ−デジタ
ル変換回路で使われる積分及び折返し(fold)回路に関
し、特に、デジタルX線やコンピュータ断層撮影(C
T)システムのアナログ入力信号をデジタル出力ビット
に変換する積分及び折返し回路に関する。
【0002】
【発明の背景】従来のアナログ−デジタル変換回路は、
通常、出力端子と反転端子との間に積分コンデンサが接
続された演算増幅器を備える複数の電荷−電圧変換器を
含んでいる。演算増幅器が特徴的な能動領域で動作する
場合は、演算増幅器の出力電圧(Vout )と入力電荷
(Qin)には線形関係がある。演算増幅器の出力電圧
(V out )と入力電荷(Qin)の線形関係は、以下で表
される。
【0003】Qin=Cint・Vout ここで、Qinは単位がクーロンの入力電荷であり、C
int は単位がファラッドの積分コンデンサの容量であ
り、Vout は単位がボルトの演算増幅器の出力電圧であ
る。演算増幅器が飽和して、入力電荷(Qin)と出力電
圧(Vout )との非線形の関係の表示を開始する前に、
演算増幅器は有限量の電荷を保持できることに特徴があ
る。
【0004】アナログ−デジタル変換回路では、アナロ
グ入力信号を正確に分析してデジタル出力ビットを生成
するために、演算増幅器の線型動作が必要となる。しか
しながら、広範囲の入力電荷(Qin)に対応するため
に、従来のアナログ−デジタル変換回路は、複数の集積
コンデンサを備えるコンデンサバンクを含む。動作中
は、増幅器が飽和せずに、入力電荷(Qin)と出力電圧
(Vout )の線形関係を維持するように、入力電荷(Q
in)のレベルに基づいて複数の集積コンデンサの中から
1つが選ばれる。
【0005】多くのアプリケーションでは、アナログ−
デジタル変換回路を回路ダイに集積することが望まれ
る。しかしながら、複数の積分コンデンサのバンクに
は、ダイ領域のうちの広い領域が必要とされる。そのた
め、複数の積分コンデンサを含む集積回路はダイ上の広
い領域を占有するので、各アナログ−デジタル変換回路
のコストが増大する。アナログ入力信号を分析してデジ
タル出力ビットを生成するときに、アナログ−デジタル
変換回路の電荷−電圧変換器が演算増幅器の活性領域で
動作することが望まれる。さらに、アナログ−デジタル
変換回路を回路ダイ上に集積させるときに領域をほとん
ど占有しないように、小コンデンサを電荷−電圧変換器
で使うことが望ましい。
【0006】別のアプリケーションでは、回路の電力消
費が減るように可能な限り低電源電圧のアナログ−デジ
タル変換回路が必要とされる。また、電源電圧の低いこ
れらのシステムは、演算増幅器への入力電荷量(Qin
は少ない。従って、大きな出力電圧(Vout )範囲を維
持するために、大きな積分コンデンサ(Cint )が必要
となる。上述のように、大きな積分コンデンサを回路ダ
イに集積すると、広いダイ領域が占有される。そのた
め、アナログ−デジタル変換回路のコストが上がる。従
って、集積回路にとって必要なものは小さなダイ領域で
あり、また、小コンデンサで比較的大きな出力電圧(V
out )範囲を維持するような、小コンデンサを備えるア
ナログ−デジタル変換回路であることが望ましい。
【0007】既存のアナログ−デジタル変換回路では、
入力電荷(Qin)を固定すると、出力電圧(Vout )は
電源電圧のダイナミックレンジの半分に制限される。例
えば、既存の回路では、入力電荷(Qin)の電流の流れ
る方向が固定されると、出力電圧(Vout )はアナログ
接地レベルから正の電源電圧まで増大する。従って、電
源電圧範囲(ゼロから正の電源電圧まで)の正の半分が
利用され、負の半分(ゼロから負の電源電圧)は使用さ
れない。電源電圧の全ダイナミックレンジを利用する既
存のアナログ−デジタル変換回路ではレベルシフト回路
が必要となる。また、このレベルシフト回路は高価な集
積回路のダイ空間を占有するので、アナログ−デジタル
変換に遅延が発生することがある。従って、レベルシフ
ト回路を使うことなく、アナログ−デジタル変換回路は
電源電圧の全ダイナミックレンジを利用することが望ま
しい。
【0008】
【発明の概要】本発明の模範的な実施形態では、アナロ
グ入力信号を複数の二進出力ビットに変換するアナログ
−デジタル変換回路が提供される。アナログ−デジタル
変換回路は反転端子と出力端子を備える演算増幅器を含
み、アナログ入力信号は反転端子に供給される。積分コ
ンデンサは演算増幅器の出力部と反転端子との間に接続
される。積分コンデンサは、入力信号の積分値に比例す
る電荷量を蓄積する。電荷減算回路は演算増幅器の出力
部と反転端子との間に選択的に接続される。演算増幅器
の出力電荷量が実質的に第2の所定の電荷量に等しいと
きに、電荷減算回路は第1の所定の電荷を積分コンデン
サから除去する。第1の所定の電荷は積分コンデンサか
ら複数回除去される。第1の所定の電荷量を複数回除去
することによって、積分コンデンサによって蓄積可能な
最大電荷量よりアナログ入力信号の積分値を大きくする
ことができる。
【0009】デジタル論理回路は電荷減算回路に接続さ
れる。デジタル論理回路は電荷減算回路によって第1の
所定の電荷量が積分コンデンサから除去される回数を追
跡し、デジタル論理回路は、複数の二進出力ビットのう
ちの少なくとも1ビットを供給する。残余量子化回路は
積分コンデンサと演算増幅器の出力に接続される。残余
量子化回路は積分コンデンサの残余電荷を決定し、残余
電荷に対応する複数の二進出力ビットのうちの少なくと
も1つの追加ビットを供給する。第1の所定の電荷が積
分コンデンサから複数回除去された後の残余電荷は、実
質的に積分コンデンサに蓄積された電荷量に等しい。第
1の所定の電荷が積分コンデンサから除去された回数が
所定の数より少ないときに、低域通過フィルタ回路は演
算増幅器の出力に選択的に接続される。
【0010】別の実施形態では、残余量子化回路は複数
の積分及び折返し回路を含む。積分及び折返し回路の各
々は、パイプライン直列構造で接続されており、積分及
び折返し用残余電荷を受け取る先行の積分及び折返し回
路の出力部に接続されたサンプル及び保持回路を含む。
複数の積分及び折返し回路のうちの第1の回路は積分コ
ンデンサと演算増幅器の出力部に接続され、積分コンデ
ンサの残余電荷を受け取る。積分及び折返し用演算増幅
器は反転端子と出力端子を備え、サンプル及び保持回路
は積分及び折返し用演算増幅器の反転端子に接続され
る。積分及び折返し用積分コンデンサは反転端子と積分
及び折返し用演算増幅器の出力部との間に接続される。
積分及び折返し用積分コンデンサは、先行する積分及び
折返し回路からの積分及び折返し用残余電荷の積分値に
比例する積分及び折返し用電荷レベルを蓄積する。積分
及び折返し用電荷減算回路は反転端子と積分及び折返し
用演算増幅器の出力部に選択的に接続される。積分及び
折返し用演算増幅器の出力電荷量が実質的に第2の積分
及び折返し用の所定の電荷に等しいときに、積分及び折
返し用電荷減算回路は第1の積分及び折返し用の所定の
電荷を積分及び折返し用積分コンデンサから除去する。
第1の積分及び折返し用の所定の電荷が前記積分及び折
返し用積分コンデンサから複数回除去される。積分及び
折返し用デジタル論理回路は積分及び折返し用電荷減算
回路に接続され、積分及び折返し用電荷減算回路によっ
て、第1の積分及び折返しの所定の電荷が積分及び折返
し用積分コンデンサから除去される回数を追跡する。積
分及び折返し用デジタル論理回路は、複数の二進出力ビ
ットのうちの少なくとも1つの追加ビットを供給する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示されているように、アナ
ログ−デジタル変換(ADC)回路10の一つの模範的
実施形態は、アナログ入力信号を複数の二進出力ビット
に変換する。アナログ−デジタル変換回路10は、入力
信号回路20に接続された積分用演算増幅器回路40、
折返し回路30、サンプル及び保持回路50、デジタル
論理回路60を備える。積分用演算増幅器回路40、折
返し回路30、デジタル論理回路60は、積分及び折返
し回路80を備える。また、一実施形態の折返し回路3
0は、電荷減算回路とも呼ばれ、積分用演算増幅器回路
40は電荷−電圧変換器とも呼ばれる。アナログ入力信
号は、入力信号回路10からのアナログ入力信号の積分
値に比例する電荷量を蓄える積分用演算増幅器回路40
に供給される。デジタル論理回路60は、積分用演算増
幅器回路40の電荷量が第1の所定の電荷レベル300
(図3)に達する時点を決定する。第1の所定の電荷レ
ベル300(図3)に達すると、デジタル論理回路60
は、折返し回路30に指示を出して、第2の所定の電荷
レベル310(図3)を積分用演算増幅器回路40から
除去させる。デジタル論理回路60は、第2の所定の電
荷レベル310(図3)が積分用演算増幅器回路40か
ら除去される回数を追跡する。所定時間後、デジタル論
理回路60は、第2の所定の電荷量が積分用演算増幅器
回路40から除去された回数から少なくとも1ビットを
決定する。積分用演算増幅器回路40の残余電荷レベル
は、サンプル及び保持回路50に供給される。残余電荷
レベルからさらに、少なくとも1ビットが決定される。
デジタル論理回路60によって分析されたビットと、残
余電荷から分析された追加ビットは、複数の二進出力ビ
ットを備える。使用した電荷と電荷レベルという用語は
同じ意味であり、交換可能に使用されることを理解すべ
きである。
【0012】積分及び折返し回路80は、積分用演算増
幅器回路40を飽和させないように動作するので、非線
形特性を示す。蓄積された電荷によって演算増幅器46
が飽和する前に、第2の所定の電荷レベル310(図
3)を積分コンデンサ44から除去することによって、
積分用演算増幅器回路40の線形特性が維持される。第
2の所定の電荷レベル310(図3)が積分コンデンサ
44から除去された回数が追跡され、少なくとも1つの
二進出力ビットを決定するためにこれが利用される。こ
れは、二進出力ビットのうちの追加二進出力ビットを決
定するために積分コンデンサ44の残余電荷を利用しな
がら行われる。一実施形態の積分及び折返し回路80
は、複数の二進出力ビットのうちの最下位ビットを決定
するために残余電荷を使用しながら、複数の二進出力ビ
ットのうちの最上位ビットを決定する。そのため、集積
回路のダイにアナログ−デジタル変換回路10を集積さ
せるためにダイ領域のうちの小領域だけが必要とされる
ように、アナログ−デジタル変換回路10は比較的小さ
な積分コンデンサ44を使用できる。第2の所定の電荷
レベル310(図3)を積分コンデンサ44から複数回
除去すると、アナログ入力信号の積分値は、積分コンデ
ンサ44に蓄積可能な最大電荷量より大きくてもよい。
さらに、演算増幅器46が飽和する前に第2の所定の電
荷レベル310(図3)が積分コンデンサ44から除去
されるので、アナログ−デジタル変換回路10の出力4
9である電圧のダイナミックレンジを広くするために
は、複数のコンデンサ(不図示)を含むコンデンサバン
クや1つの大きなコンデンサ(不図示)は必要ない。
【0013】上述され図1に示されたように、積分及び
折返し回路80は、積分用演算増幅器回路40、折返し
回路30、デジタル論理回路60を備える。入力回路2
0は演算増幅器46の反転入力端子47にアナログ入力
信号を供給し、サンプル及び保持回路50は演算増幅器
46の出力49に接続される。一実施形態では、図1に
示されているように、入力信号回路20には、コンデン
サ24、抵抗26、ノイズ制限抵抗28、アース12に
接続された光ダイオード22が含まれる。好適な実施形
態では、光ダイオード22はデジタルX線装置やコンピ
ュータ断層撮影(CT)システム等の医療装置からの画
像を供給する。しかしながら、いかなる信号源や装置か
らもアナログ入力信号を供給し、それを折返し回路80
の反転端子入力47に供給することが可能であることを
理解すべきである。一実施形態のアナログ入力信号は電
流信号でよく、この場合、この電流信号を反転入力端子
47に直接与えることができる。他の実施形態のアナロ
グ入力信号は電圧信号であることを理解すべきである。
後者の場合、電圧を電流に変換するコンダクタンス(不
図示)を介して反転入力端子47に電圧信号が供給され
る。
【0014】図1に示される実施形態では、積分用演算
増幅器回路40の演算増幅器46の反転入力端子47を
介して積分及び折返し回路80にアナログ入力信号を供
給する。演算増幅器46の非反転端子48はアース12
に接続されている。好適な実施形態では、アース12は
接地ポテンシャルをもつ。積分コンデンサ44は反転入
力端子47と演算増幅器46の出力49との間に接続さ
れている。また、リセットスイッチ42は反転入力端子
47と出力49との間に接続されている。デジタル論理
回路60は、比較器62の非反転入力端子64を介して
演算増幅器46の出力49に接続されている。比較器6
2の反転入力端子63は電圧源65に接続されている。
一実施形態の電圧源65は、フルスケール(FS)電圧
の1/4の電圧、例えば、フルスケール(FS)電圧が
4ボルトの場合は1ボルトを出力する。比較器62の出
力部61は同期化及びデジタル論理回路66に接続され
ている。シフトレジスタ68は同期化及びデジタル論理
回路66と出力スイッチ67との間に接続されている。
【0015】デジタル論理回路60は、電流ミラースイ
ッチ38を介して折返し回路30に減算電流36を供給
する。折返し回路30は電流ミラースイッチ38と基準
電流34に接続された電流ミラー32を備える。電流ミ
ラースイッチ38が開くと、減算電流36と電流ミラー
32はアース12に接続される。電流ミラースイッチ3
8が閉じると、減算電流36と電流ミラー32は演算増
幅器46の反転端子47に接続される。一実施形態の基
準電流34は減算電流36に比例し、これを、例えば、
同期化及びデジタル論理回路66等の制御システムを介
して、もしくは、手動で設定することができる。
【0016】演算増幅器46の出力もまた、抵抗52を
介してサンプル及び保持回路50に接続される。第1の
サンプルスイッチ72は抵抗52とコンデンサ53との
間に接続される。増幅器56の反転入力端子55はコン
デンサ53に接続され、スイッチ76は反転端子55と
増幅器56の出力57との間に接続される。保持スイッ
チ74は第1のサンプルスイッチ72と出力57との間
に接続される。増幅器56の非反転入力端子54はアー
ス12に接続される。増幅器56の出力57は出力スイ
ッチ78に接続される。
【0017】上述したように、積分用演算増幅器回路4
0で第1の所定の電荷レベル300(図3)に達する時
はいつでも、デジタル論理回路60と折返し回路30は
積分コンデンサ44から第2の所定の電荷レベル310
(図3)を減らす。別の実施形態では、積分コンデンサ
44の電荷量が第1の所定の電荷量300(図3)に実
質的に等しいときはいつでも、折返し回路30は第2の
所定の電荷量310(図3)を積分コンデンサ44から
減らす。この電荷量を減らすことによって、出力49の
電圧がより低いフルスケール(FS)電圧値になり、演
算増幅器46が飽和することを防止する。一実施形態で
は、積分用演算増幅器回路40の第1の所定の電荷レベ
ル300(図3)が積分コンデンサ44の電荷レベルと
して測定される。別の実施形態では、積分用演算増幅器
回路40の第1の所定の電荷レベル300(図3)は、
演算増幅器46の出力49の電圧として測定される。従
って、電荷を積分コンデンサ44から除去し、次に、出
力49の電圧を下げることによって、アナログ入力信号
と二進出力ビットとの線形関係が維持される。デジタル
論理回路60は、第2の所定の電荷レベル310(図
3)を積分コンデンサ44から減らした回数を追跡し、
積分コンデンサ44の残余電荷レベルは残余量子化回路
450(図4)によって量子化される。第2の所定の電
荷レベル310(図3)が積分コンデンサ44から複数
回除去された後での残余電荷量は、積分コンデンサ44
の蓄積電荷量に実質的に等しい。
【0018】図1に示され、また、図2のタイミング図
で示される一実施形態の動作では、リセットスイッチ4
2を閉じることによって、積分コンデンサ44は放電す
る。時間210では、リセットスイッチ42が開き、ア
ナログ入力信号の積分サイクルが開始する。一実施形態
では、時間210は約15μsである。
【0019】別の方法による好適な実施形態では、積分
コンデンサ44を放電するためにリセットスイッチ42
は閉じられない。何故なら、リセットスイッチ42を閉
じると、アナログ−デジタル変換回路10にノイズが入
るからである。その代わり、積分コンデンサ44の残余
電荷レベルは積分コンデンサ44に蓄積される次の電荷
に対するゼロ基準として利用される。
【0020】図3に示されるように、入力信号回路20
からのアナログ入力信号の入力に応答して、出力49の
電圧312は上昇する。一実施形態では、出力49の電
圧312が第1の所定の電荷レベル300に達すると、
比較器62は作動する。上述したように、また、別の実
施形態でも、比較器62を作動させるために積分コンデ
ンサ44の電荷レベルを利用できることを理解すべきで
ある。さらに、比較器62の反転入力端子63に接続さ
れた電圧源65を介して、比較器62を作動させる第1
の所定の電荷レベル300を設定することができる。一
実施形態では、図3に示されるように、第1の所定の電
荷レベル300は、フルスケール(FS)電圧の1/
4、例えば、フルスケール(FS)電圧が4ボルトの場
合は1ボルトに設定される。比較器62が作動するとき
に、出力61はマスタークロック(不図示)と、同期化
及びデジタル論理回路66に含まれるデジタルフリップ
フロップ(不図示)に対して同期化される。比較器62
が作動したことに応答して、電流ミラースイッチ38
は、図2に示されているように、M個のクロックサイク
ルの間、減算電流36を演算増幅器46の反転入力47
に接続する。図2の実施形態では、Mクロックサイクル
は350μsに対応する。
【0021】減算電流36の極性はアナログ入力信号の
極性と反対であるので、電流ミラースイッチ38を閉じ
ることによって、電荷が積分コンデンサ44から除去さ
れる。電荷を積分コンデンサ44から除去するプロセス
は折返し(folding) と呼ばれる。積分コンデンサ44か
ら電荷が折返しされると、演算増幅器46の出力49の
電圧312は、図3に示されるランプダウン(ramp dow
n) 電圧314まで降下する。一実施形態では、基準電
流34は最大アナログ入力信号より大きくなるように設
計されるので、演算増幅器46の出力49の電圧312
はランプダウン電圧314まで降下する。
【0022】第2の所定量の電荷(Qquantum )310
は、以下のように表される。
【0023】Qquantum =M・Iref・Tclk ここで、Mはクロックサイクル数、Iref は温度補償基
準電流、Tclk はマスタークロックの周期である。一実
施形態では、図3に示されるように、第2の所定量の電
荷310はフルスケール(FS)電圧の1/2、例え
ば、フルスケール(FS)電圧が4ボルトの場合は2ボ
ルトとなるように設計される。
【0024】図3に示されているように、第2の所定の
電荷レベル310が複数回積分コンデンサ44から除去
される各々の時点の前に、積分コンデンサ44から除去
される第2の所定の電荷レベル310は積分コンデンサ
44の電荷量より大きくてもよい。積分コンデンサ44
から除去される電荷レベルが積分コンデンサ44に蓄積
された電荷量よりも大きい場合は、第2の所定の電荷レ
ベル310が除去された後での積分コンデンサ44の残
余電荷は、アナログ入力信号の極性の反対の極性をも
つ。好適な実施形態によれば、出力49の電圧が1ボル
トのとき比較器62は作動する。その結果、図3に示さ
れているように、折返し回路30は、2ボルトの電荷を
積分コンデンサ44から除去する。従って、積分コンデ
ンサ44の電荷レベルは−1ボルトになる。従って、折
返し回路30は電荷を十分に除去するので、積分コンデ
ンサ44から除去された電荷量は供給電圧の全範囲(正
と負)をカバーする。そのため、アナログ−デジタル変
換回路10は、レベルシフト回路を使うことなく、供給
電圧のダイナミックレンジ全体を使う。
【0025】積分コンデンサ44からの第2の所定の電
荷レベル310の除去は、アナログ入力信号の強さによ
って決まる回数分繰り替えされる。デジタル論理回路6
0は減算電流36を生成し、第2の所定の電荷310が
積分コンデンサ44から除去された回数を追跡する。第
2の所定の電荷310が積分コンデンサ44から除去さ
れた回数から、二進出力ビットが決定される。一実施形
態では、積分コンデンサ44から除去された電荷量と1
ビットに実質的に等しい電荷量を比較することによっ
て、二進出力ビットを決定する。デジタル論理回路60
の1出力として二進出力ビットが供給されることを理解
すべきである。一実施形態では、第2の所定量の電荷3
10は、最上位ビットに対応する電荷レベルに実質的に
等しい。本実施形態では、二進出力ビットの複数の最上
位ビットの全量を分析するために、アナログ−デジタル
変換回路10を使うことができる。積分サイクルの最後
に、残余電荷をアナログ−デジタル変換回路等の外部残
余電荷量子化回路450(図4)に供給することができ
る。例えば、残余電荷量子化回路450は、残余電荷レ
ベルから、二進出力ビットのうちの複数の最下位ビット
を分析する。第2の所定の電荷レベル310の各除去は
実質的に同様に行われ、また、アナログ入力信号に無関
係であるので、電流ミラースイッチ38の切り換えに関
する電荷量は実質的に一定であり、第2の所定の電荷レ
ベル310の一部として誘導することができる。
【0026】さらに別の実施形態では、第2の所定の電
荷レベル310は実質的に最下位の1ビットに等しい。
そのため、アナログ−デジタル変換回路10は、二進出
力ビットの総数を分析することができる。何故ならば、
第2の所定の電荷レベル310が複数回除去された後で
の積分コンデンサ44の残余電荷は、ゼロか、電荷の最
下位の1ビットより少ないかのいづれかであるからであ
る。後者の場合、二進出力ビットの追加ビットを分析す
るためには、残余電荷量子化回路450は必要ない。
【0027】一実施形態では、所定時間、例えば、図2
で示されるように、350μsの経過毎に積分サイクル
端が測定される。積分サイクルが終了すると、サンプル
及び保持回路50は、積分コンデンサ44にある残余電
荷レベルの量を決定する。上述されたように、第2の所
定の電荷レベル310が複数回除去された後での残余電
荷量は積分コンデンサ44に蓄積された電荷量に実質的
に等しい。残余電荷レベルを決定する際の第1と第2の
サンプルスイッチ72、76と保持スイッチ74のスイ
ッチタイミングを図2に示す。積分コンデンサ44の残
余電荷レベルをサンプリングするために、第1と第2の
サンプルスイッチ72、76は閉じられ、保持スイッチ
74は開かれる。電荷が安定するために必要な時間の経
過後、第1と第2のサンプルスイッチ72、76を開
き、保持スイッチ74を閉じることによって、積分コン
デンサ44にサンプリングされた残余電荷レベルが保持
される。サンプル及び保持動作が第2の所定の電荷レベ
ル310の除去を妨げることはないように、保持動作が
行われる前の一定期間除去動作は休止される。一実施形
態では、図2と図3に示されているように、除去動作
は、約50μsの間、休止される。この休止区間では、
同期化及びデジタル論理回路66によって、比較器62
を作動させる信号は働かない。一実施形態では、残余電
荷レベルが残余量子化回路450(図4)に供給され
る。残余電荷量子化回路450は、残余電荷レベルに基
づいて、二進出力ビットのうちの追加ビットを決定す
る。一実施形態の残余電荷量子化回路450は、例え
ば、デュアルスロープ型アナログ−デジタル変換器、マ
ルチスロープ型アナログ−デジタル変換器、電荷平衡型
アナログ−デジタル変換器等の既存の外部アナログ−デ
ジタル変換器を備える。さらに別の実施形態では、アナ
ログ−デジタル変換回路10を使って、それ自体の残余
電荷を処理する。本実施形態の残余電荷量子化回路45
0は、アナログ−デジタル変換回路10を備える。ここ
で、アナログ入力信号は積分コンデンサ44の残余電荷
を提供するものである。
【0028】図4に示される別の実施形態のマルチチャ
ネル型アナログ−デジタル変換回路400は複数のアナ
ログ入力信号を受け取り、各アナログ入力信号を分析し
て複数の二進出力ビットを生成する。マルチチャネル型
アナログ−デジタル変換回路400は、第1のチャネル
410、第2のチャネル420、第Mのチャネル430
等のM個のチャネルを含む。マルチチャネル型アナログ
−デジタル変換回路400は、アプリケーション側の要
求に応じてどの様な数のチャネルも含むことができる。
一実施形態のマルチチャネル型アナログ−デジタル変換
回路400は64チャネルを含む。
【0029】各チャネル410、420、430は、個
別に、積分及び折返し回路412、422、432とサ
ンプル及び保持回路414、424、434をそれぞれ
備える。チャネル410、420、430はそれぞれマ
ルチプレクサ440に接続され、残余量子化回路450
はマルチプレクサ440に接続される。複数のアナログ
入力信号をパイプライン構造で処理するために、本実施
形態のチャネル410、420、430は、積分及び折
返し回路412、422、432と、サンプル及び保持
回路414、424、434をそれぞれ使用する。本実
施形態の積分及び折返し回路412、422、432は
それぞれ、複数の二進出力ビットの各々の最上位ビット
を分析する。積分及び折返し回路412、422、43
2の各々の残余電荷レベルは、サンプル及び保持回路4
14、424、434の各々でサンプリングされる。保
持動作中に、残余量子化回路450にはチャネル41
0、420、430の各々の残余電荷レベルがマルチプ
レクサ440を介して供給される。次に、残余量子化回
路450は、複数の二進出力ビットの各々の最下位ビッ
トを供給する。そのため、チャネル410、420、4
30の各々の積分及び折返し回路412、422、43
2のそれぞれで分析された最上位ビットは、残余量子化
回路450によって分析された最下位ビットと結合され
て、複数のアナログ入力信号の各々からの複数の二進出
力ビットの各々が生成される。上述したように、残余量
子化回路450は、例えば、デュアルスロープ型アナロ
グ−デジタル変換器、マルチスロープ型アナログ−デジ
タル変換器、電荷平衡型アナログ−デジタル変換器等の
外部アナログ−デジタル変換器を備えてもよいことを理
解すべきである。
【0030】別の実施形態では、マルチチャネル型アナ
ログ−デジタル変換回路400からの残余電荷レベルを
スイッチ78(図1)を介して出力57 (図1)に接
続された別の積分及び折返し回路80(図1)に供給で
きる。本実施形態のさらに別な積分及び折返し回路80
は、次の積分及び折返し回路 80に供給されるサンプ
ル及び保持回路 50 (図1)の各々の出力57を備
えるパイプライン構造、もしくは、カスケード構造で配
列される。さらに別の実施形態では、カスケード構造
は、例えば、直列にカスケードされた4つの積分及び折
返し回路を備えてもよい。ここで、第1の積分及び折返
し回路は最上位ビットを分析し、次の積分及び折返し回
路の各々は最上位ビットや最下位ビットを含む二進出力
ビットのうちの追加ビットを分析する。
【0031】例えば、図6に示されているように、サン
プル及び保持回路600は、段階1の出力620を介し
て、積分及び折返し回路80(図1)に接続されてい
る。本実施形態の積分及び折返し回路80は、直列カス
ケード接続された複数の積分及び折返し回路と複数のサ
ンプル及び保持回路の第1段階として接続されている。
サンプル及び保持回路600は、段階1の出力620と
第1サンプルスイッチ624との間に接続された抵抗6
22を備える。サンプル及び保持コンデンサ610は、
第1サンプルスイッチ624と増幅器630の反転入力
端子634との間に接続されており、非反転入力端子6
32はアース602に接続されている。一実施形態のサ
ンプル及び保持コンデンサ610は、並列接続の第1コ
ンデンサ612と第2コンデンサ614を備える。第2
サンプルスイッチ636は、反転入力端子634と増幅
器630の出力640との間に接続されている。
【0032】図6に示されているように、積分及び折返
し80の残余電荷レベルは、第1段階の出力620を介
してサンプル及び保持回路600に供給される。残余電
荷レベルは、サンプリングされて、サンプル及び保持コ
ンデンサ610に蓄積される。本実施形態の、並列に組
み合わされた第1コンデンサ612と第2コンデンサ6
14は残余電荷レベルを蓄積し、第2コンデンサ614
は第1コンデンサ612よりも複数倍大きくなるように
設計されている。例えば、本実施形態の第2コンデンサ
614は、第1コンデンサ612よりも10倍大きいの
で、第2コンデンサ614は、第1コンデンサ612よ
りも10倍の電荷を保持する。サンプル及び保持コンデ
ンサ610で残余電荷レベルがサンプリングされると、
図1に関して上で開示した手順と同様の手順で残余電荷
レベルが保持される。以下で説明されるが、残余電荷レ
ベルを保持後に、さらに別の二進ビットを分析するよう
にサンプル及び保持回路600を構成してもよい。
【0033】図7に示された上述の実施形態と同様に、
アナログ−デジタル変換回路700は、積分用演算増幅
器回路720、デジタル論理回路730、折返し回路7
10を備える。積分用演算増幅器回路720は、折返し
回路710に接続された反転入力端子634と段階2の
出力724の出力スイッチ722に接続された出力64
0をもつサンプル及び保持回路600(図6)と、デジ
タル論理回路730を含む。上述の実施形態と同様に、
折返し回路710は、増幅器630の反転端子634と
アース602との間に選択的に接続された電流ミラース
イッチ718に供給される減算電流716と基準電流7
14を供給する電流ミラー712を含む。デジタル論理
回路730は、出力640に接続された非反転入力端子
733と電源732に接続された反転端子735を備え
る比較器734を含む。減算電流716を生成し、ま
た、シフトレジスタ738に接続された同期化及びデジ
タル論理回路736に比較器734の出力737が接続
される。スイッチ739はシフトレジスタ738と出力
740との間に接続される。
【0034】一旦、残余電荷レベルがサンプル及び保持
コンデンサ610で保持されると、第2のコンデンサ6
14をアース602に接続することによってサンプル及
び保持回路600が構成されて、アナログ−デジタル変
換回路700の積分及び折返し回路720になる。その
ため、第1のコンデンサ612は、増幅器630の反転
入力と出力640との間に結合されて、第1のコンデン
サ612は積分コンデンサ44(図1)と同様に動作す
る。第2のコンデンサ614はアース602に接続され
るので、第2のコンデンサ614の電荷は、第1のコン
デンサ612に対して放電する。第2のコンデンサ61
4は第1のコンデンサ612より10倍大きいので、第
1のコンデンサ612は急速に電荷で満たされる。第1
のコンデンサ614の電荷が第3の所定の電荷レベルに
等しくなると、増幅器630の出力640に接続された
デジタル論理回路730は、折返し回路710に命令を
出して、第4の所定の電荷レベルを第1のコンデンサ6
12から除去させる。第3と第4の所定の電荷レベルは
それぞれ、電圧源732と基準電流714によって設定
可能である。デジタル論理回路740は、第4の所定の
電荷レベルが第1のコンデンサ612から除去された回
数を追跡し、除去された電荷量に基づく追加ビットを生
成する。さらにカスケードする場合は、追加のサンプル
及び保持回路600を第2段階の出力724に接続し
て、第1のコンデンサ612の残余電荷レベルを決定す
ることができる。従って、第2段階のアナログ−デジタ
ル変換回路700の残余電荷レベルが第3段階のアナロ
グ−デジタル変換回路(不図示)に供給され、追加ビッ
トを分析することができる。上述したように、追加のア
ナログ−デジタル変換回路を接続して、残余電荷の二進
出力ビットの全体を分析することができる。別の実施形
態では、残余電荷を残余量子化回路450(図4)に送
って、追加二進ビットの残りを分析することができる。
【0035】さらに別の実施形態では、図5に示されて
いるように、アナログ−デジタル変換回路500はバイ
パススイッチ551を含み、積分コンデンサ544の残
余電荷レベルを決定する間の低域通過フィルタ処理を禁
止する。図1に示される好適な実施形態では、光ダイオ
ード22(図1)がアナログ入力信号を生成する。入力
信号回路20(図1)からノイズが入り、これは、光ダ
イオード22に当るX線数の平方根に比例する。小アナ
ログ入力信号のノイズを最小にするために、低域通過フ
ィルタ582が用いられる。低域通過フィルタ582に
は、抵抗552とコンデンサ553が含まれる。大アナ
ログ入力信号に対しては、低域通過フィルタ582は演
算増幅器546の出力549が適当に安定することを妨
げる。低アナログ入力信号に対しては低ノイズの必要条
件と、高入力信号に対しては広帯域の必要条件という相
反する必要条件をうまく処理するために、バイパススイ
ッチ551が用意される。
【0036】図5の積分用演算増幅器回路540は、反
転入力端子547、非反転入力端子548、出力549
を備える演算増幅器546を含む。非反転入力端子54
8はアース512に接続され、反転入力端子547は入
力端子520に接続される。入力回路20(図1)と折
返し回路30(図1)に入力端子520を接続できるこ
とを正しく理解すべきである。リセットスイッチ542
は反転入力端子547と出力549に渡って接続され
る。さらに、フィードバック抵抗545と積分コンデン
サ544は、反転入力端子547と出力549との間に
直列に接続される。デジタル論理回路の入力560は、
出力549に接続される。デジタル論理回路の入力56
0をデジタル論理回路60(図1)に接続できることを
正しく理解すべきである。
【0037】サンプル及び保持回路550は、低域通過
フィルタ582とバイパススイッチ551を含む。抵抗
552は出力549に接続され、バイパススイッチ55
1は抵抗552に渡って接続される。この抵抗は第1の
サンプルスイッチ572に接続され、コンデンサ553
は増幅器556の反転入力端子555と第1のサンプル
スイッチ572との間に接続される。保持スイッチ57
4はコンデンサ553と出力570との間に接続され
る。第2のサンプルスイッチ576は反転端子555と
出力570に渡って接続される。非反転入力端子554
はアース512に接続される。
【0038】第2の所定の電荷レベル310(図3)が
積分コンデンサ544から第1のクロックサイクル内で
除去される回数から、通常、アナログ入力信号の大きさ
を良好に推定することができる。一実施形態では、第1
のクロックサイクルは約350μsである。もしアナロ
グ入力信号が小さければ、第2の所定の電荷レベル31
0(図3)が積分コンデンサ544から除去される回数
はゼロ、もしくは、比較的少ない数である。もしアナロ
グ入力信号が大きければ、第2の所定の電荷レベル31
0(図3)が積分コンデンサ544から除去される回数
は比較的多い。アナログ入力信号が比較的大きい場合
は、出力549の低域通過フィルタ処理は不要である。
従って、もし第2の所定の電荷レベル310(図3)が
除去される回数が所定数より大きいならば、バイパスス
イッチ551は閉じられ、抵抗552が短絡される。こ
の結果、低域通過フィルタ582 は、演算増幅器54
6の出力549を処理しない。一実施形態では、所定の
回数は3回である。第2の所定の電荷レベル310(図
3)がデジタル論理回路60(図l)が積分コンデンサ
544から除去される回数を追跡し、同様に、第1のク
ロックサイクル内に所定の回数に達するときに、デジタ
ル論理回路60(図1)はバイパススイッチ551が閉
じるように指示を与えることを正しく理解されたい。従
って、所定時間で第2の所定の電荷レベル310(図
3)が積分コンデンサ544から除去される回数を追跡
することによって、低域通過フィルタ582が出力54
9の残余電荷レベルを処理するかどうかを決定する。
【0039】本発明のこれまでの議論は、例示と説明の
ためになされた。さらに、この記述により、本発明をこ
こで開示された形態に限定することを意図するものでは
ない。結論として、関連技術の技能と知識を使ってなさ
れ、上述の教唆に相応する差異や修正は本発明の範囲内
にある。本発明を実践するためと考えられる現状でのベ
ストモードを説明することで、上述の実施形態そのまま
で、もしくは、特定のアプリケーション、即ち、本発明
の用途から必要とされる様々な変更を行った実施形態で
当業者が本発明を利用できることを意図するものであ
る。従来技術で許される程度までの他の実施形態をも特
許請求の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】アナログ−デジタル変換回路の模範的な一実施
形態の回路図である。
【図2】図1の様々な点での時間線図である。
【図3】積分及び折返し回路の出力の電圧波形図であ
る。
【図4】パイプライン型アナログ−デジタル変換回路の
模範的な一実施形態のブロック回路図である。
【図5】積分増幅器と低域通過フィルタ回路の模範的な
一実施形態の回路図である。
【図6】サンプル及び保持回路の模範的な一実施形態の
回路図である。
【図7】第2段階のアナログ−デジタル変換回路の模範
的な一実施形態の回路図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・デビッド・ハリソン アメリカ合衆国、ニューヨーク州、デラン ソン、レイク・ロード、583番 (72)発明者 ドナルド・トーマス・マクグラス アメリカ合衆国、ニューヨーク州、クリフ トン・パーク、グレンブルック・ドライ ブ、9番 (72)発明者 ジェローム・ジョンソン・ティーマン アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スケネ クタデイ、ユニオン・ストリート、234番 Fターム(参考) 5J022 AA08 BA04 CA07 CA10 CD04 CE09 CF02 CF03 CF07 CF08 CG01 CG04

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号を複数の二進出力ビッ
    トに変換するアナログ−デジタル変換回路(10)にお
    いて、 前記アナログ入力信号を受け取る反転端子(47)と出
    力端子(49)を備える演算増幅器(46)と、 前記演算増幅器(46)の前記出力端子(49)と前記
    反転端子(47)との間に接続された積分コンデンサ
    (44)であって、前記アナログ入力信号の積分値に比
    例する電荷量を蓄積する積分コンデンサ(44)と、 前記演算増幅器(46)の前記出力端子(49)と前記
    反転端子(47)とに選択的に接続され、前記演算増幅
    器(46)の出力電荷が第2の所定の電荷レベル(30
    0)に実質的に等しいときに前記積分コンデンサ(4
    4)から第1の所定の電荷(310)を除去する電荷減
    算回路(36)であって、前記第1の所定の電荷(31
    0)が前記積分コンデンサ(44)から複数回除去さ
    れ、前記積分コンデンサ(44)からの前記第1の所定
    の電荷(310)の複数回の除去によって、前記積分コ
    ンデンサ(44)の蓄積可能な最大電荷より前記アナロ
    グ入力信号の前記積分値が大きくなることができるよう
    にする、当該電荷減算回路(36)と、 前記電荷減算回路(36)に接続されたデジタル論理回
    路(66)であって、前記電荷減算回路(36)によっ
    て前記第1の所定の電荷(310)が前記積分コンデン
    サ(44)から除去された回数を追跡して、前記複数の
    二進出力ビットのうち少なくとも1ビットを供給する当
    該デジタル論理回路(66)と、 前記演算増幅器(46)の前記出力(49)と前記積分
    コンデンサ(44)とに接続され、前記積分コンデンサ
    (44)から前記第1の所定の電荷(310)が前記複
    数回除去された後に前記積分コンデンサ(44)内に蓄
    積されている電荷量に実質的に等しい残余電荷量を決定
    する残余量子化回路(450)であって、前記残余電荷
    に対応する、前記複数の二進出力ビットのうちの少なく
    とも1つの追加ビットを供給する当該残余量子化回路
    (450)と、を備えるアナログ−デジタル変換回路
    (10)。
  2. 【請求項2】 前記演算増幅器(46)の前記出力端子
    (49)に選択的に接続される低域通過フィルタ回路
    (582)であって、前記積分コンデンサ(44)から
    前記第1の所定の電荷(310)を除去した回数が所定
    の数より少ないときに前記出力端子(49)に接続され
    る当該低域通過フィルタ(582)をさらに備える請求
    項1のアナログ−デジタル変換回路(10)。
  3. 【請求項3】 前記低域通過フィルタ(582)は、直
    列接続された抵抗(552)及びコンデンサ(553)
    を備える、請求項2のアナログ−デジタル変換回路(1
    0)。
  4. 【請求項4】 前記第1の所定の電荷が前記積分コンデ
    ンサから除去される回数が所定時間にわたって測定され
    る、請求項2のアナログ−デジタル変換回路(10)。
  5. 【請求項5】 前記所定の数は3であり、前記所定時間
    は350マイクロ秒である、請求項4のアナログ−デジ
    タル変換回路(10)。
  6. 【請求項6】 前記アナログ入力信号は電流信号で構成
    されている、請求項1のアナログ−デジタル変換回路
    (10)。
  7. 【請求項7】 前記アナログ入力信号は電圧信号で構成
    されている、請求項1のアナログ−デジタル変換回路
    (10)。
  8. 【請求項8】 前記残余電荷は前記第2の所定の電荷量
    より少ない、請求項1のアナログ−デジタル変換回路
    (10)。
  9. 【請求項9】 前記第1の所定の電荷が前記積分コンデ
    ンサ(44)から除去されたため、前記第1の所定の電
    荷は前記積分コンデンサ内の蓄積電荷量より大きい、請
    求項1のアナログ−デジタル変換回路(10)。
  10. 【請求項10】 前記複数回の各々で前記第1の所定の
    電荷が前記積分コンデンサから除去された後の前記積分
    コンデンサ内の電荷は、前記アナログ入力信号の極性と
    反対の極性を有する、請求項9のアナログ−デジタル変
    換回路(10)。
  11. 【請求項11】 前記残余量子化回路(450)はアナ
    ログ−デジタル変換器(500)を備える、請求項1の
    アナログ−デジタル変換回路(10)。
  12. 【請求項12】 前記デジタル論理回路(60)から供
    給される前記少なくとも1ビットは、少なくとも1つの
    最上位ビットを含む、請求項1のアナログ−デジタル変
    換回路(10)。
  13. 【請求項13】 前記残余量子化回路(450)から供
    給される少なくとも1つの追加ビットは、少なくとも1
    つの最下位ビットを含む、請求項1のアナログ−デジタ
    ル変換回路(10)。
  14. 【請求項14】 前記残余量子化回路(450)は、少
    なくとも1つの積分及び折返し回路(410)を備え、
    前記積分及び折返し回路(412)の各々はパイプライ
    ン直列構成で接続され、 前記積分及び折返し回路(412)の各々は、 イ)積分及び折返し用残余電荷を受け取る前記少なくと
    も1つの積分及び折返し回路(410)の先行する積分
    及び折返し回路(412)の出力部に接続されたサンプ
    ル及び保持回路(414)であって、前記少なくとも1
    つの積分及び折返し回路(412)のうちの第1の積分
    及び折返し回路は、前記残余電荷を前記積分コンデンサ
    (44)から受け取る前記演算増幅器(46)の前記出
    力端子(49)と前記積分コンデンサ(44)に接続さ
    れている、当該サンプル及び保持回路と、 ロ)反転端子(634)と出力端子(640)を備える
    積分及び折返し用演算増幅器(630)であって、前記
    サンプル及び保持回路(414)が前記積分及び折返し
    用演算増幅器(630)の前記反転端子(634)に接
    続されている、当該積分及び折返し用演算増幅器と、 ハ)前記積分及び折返し用演算増幅器(630)の前記
    出力端子(640)と前記反転端子(634)との間に
    接続された積分及び折返し用積分コンデンサ(612)
    であって、前記積分及び折返し用積分コンデンサ(61
    2)は、前記先行する積分及び折返し回路(410)か
    らの前記積分及び折返し用残余電荷の積分値に実質的に
    比例する積分及び折返し用電荷量を蓄積する、当該積分
    及び折返し用積分コンデンサと、 ニ)前記積分及び折返し用演算増幅器(630)の前記
    出力端子(640)と前記反転端子(634)に選択的
    に接続された積分及び折返し用電荷減算回路(716)
    であって、前記積分及び折返し用演算増幅器(630)
    の出力電荷が第2の積分及び折返し用の所定の電荷(3
    00)に実質的に等しいとき、前記積分及び折返し用電
    荷減算回路(716)は第1の積分及び折返し用の所定
    の電荷(310)を前記積分及び折返し用積分コンデン
    サ(612)から除去し、前記第1の積分及び折返し用
    の所定の電荷(310)は前記積分及び折返し用積分コ
    ンデンサ(612)から複数回除去される、当該積分及
    び折返し用電荷減算回路と、 ホ)前記積分及び折返し用電荷減算回路(716)に接
    続された積分及び折返し用デジタル論理回路(730)
    であって、前記デジタル論理回路(730)は、前記前
    記積分及び折返し用電荷減算回路(716)によって第
    1の積分及び折返し用の所定の電荷(310)が前記積
    分及び折返し用積分コンデンサ(612)から除去され
    る回数を追跡して、前記複数の二進出力ビットのうちの
    前記少なくとも1つの追加ビットを供給する、当該積分
    及び折返し用デジタル論理回路(730)と、を備え
    る、請求項1のアナログ−デジタル変換回路(10)。
  15. 【請求項15】 アナログ入力信号を複数の二進出力ビ
    ットに変換するアナログ−デジタル変換器(10)であ
    って、 前記アナログ入力信号を受信し、前記アナログ入力信号
    に比例する電荷量を蓄積する積分回路(40)と、 前記積分回路(40)に選択的に接続され、前記積分回
    路(40)に格納された電荷が第2の所定の電荷(30
    0)に実質的に等しいときに前記積分回路(40)に蓄
    積された前記電荷から第1の所定の電荷(310)を除
    去する減算回路(36)であって、前記第1の所定の電
    荷(310)が前記積分回路(40)から複数回除去さ
    れる、当該減算回路と、 前記減算回路(36)に接続され、前記減算回路(3
    6)によって前記第1の所定の電荷(310)が前記積
    分回路(40)から除去される回数を追跡する論理回路
    (66)であって、前記複数の二進出力ビットのうちの
    少なくとも1ビットを供給する、当該論理回路とを備え
    るアナログ−デジタル変換回路(10)。
  16. 【請求項16】 前記積分回路(40)に接続されたア
    ナログ−デジタル変換器(450)をさらに備え、前記
    アナログ−デジタル変換器は前記積分回路(40)の残
    余電荷を決定し、前記第1の所定の電荷(310)が前
    記積分回路(40)から前記回数除去された後の前記残
    余電荷は前記積分回路(40)の蓄積電荷に実質的に等
    しく、前記アナログ−デジタル変換器(450)は、前
    記残余電荷に対応する前記複数の出力ビットのうちの追
    加ビットを提供する、請求項10のアナログ−デジタル
    変換回路(10)。
  17. 【請求項17】 前記積分回路(40)に選択的に接続
    された低域通過フィルタ回路(582)をさらに備え、
    前記第2の電荷を前記積分回路(40)から除去した前
    記回数が所定の数より少ないときに前記低域通過フィル
    タ回路は前記積分回路(40)に接続される、請求項1
    6のアナログ−デジタル変換回路(10)。
  18. 【請求項18】 前記アナログ入力信号は電流信号で構
    成される、請求項10のアナログ−デジタル変換回路
    (10)。
  19. 【請求項19】 前記アナログ入力信号は電圧信号え構
    成される、請求項16のアナログ−デジタル変換回路
    (10)。
  20. 【請求項20】 アナログ入力信号を複数の二進出力ビ
    ットに変換する方法において、 前記アナログ入力信号を演算増幅器と積分コンデンサに
    供給する工程であって、前記積分コンデンサは前記演算
    増幅器の反転入力端子と出力端子との間に接続される、
    当該工程と、 前記アナログ入力信号の積分値に比例する電荷量を前記
    積分コンデンサに蓄積する工程と、 前記演算増幅器の出力電荷は第2の所定の電荷に実質的
    に等しいときに、前記積分コンデンサから第1の所定の
    電荷量を減らす工程と、 前記第1の所定の電荷量が前記積分コンデンサから減ら
    される回数を追跡する工程と、 減算前記第1の所定の電荷を減らす前記工程で前記第1
    の所定の電荷量が前記積分コンデンサから減らされた回
    数から、前記複数の二進出力ビットのうちの少なくとも
    1ビットを決定する工程であって、前記第1の所定の電
    荷量を前記積分コンデンサから前記回数除去することに
    よって、前記アナログ入力信号の積分値を、前記積分コ
    ンデンサによって蓄積可能な最大電荷量よりも大きくで
    きる、当該工程と、 前記積分コンデンサの残余電荷量から前記複数の二進出
    力ビットのうちの少なくとも1つの追加ビットを決定す
    る工程であって、前記第1の所定の電荷が前記積分コン
    デンサから前記回数除去された後の前記残余電荷量が前
    記積分コンデンサの蓄積電荷量に実質的に等しい、当該
    工程と、を含むことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 前記第1の所定の電荷量が前記積分コ
    ンデンサから減らされた回数が所定の数より少ないとき
    低域通過フィルタ回路を使って前記演算増幅器の出力を
    フィルタリングする工程をさらに含む請求項20の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記アナログ入力信号は電流信号で構
    成される、請求項20の方法。
  23. 【請求項23】 前記アナログ入力信号は電圧信号で構
    成される、請求項20の方法。
  24. 【請求項24】 前記少なくとも1つの追加ビットを決
    定する工程は、 前記残余電荷を前記演算増幅器と前記積分コンデンサに
    供給する工程であって、前記積分コンデンサが前記演算
    増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子との間に接続
    される、当該工程と、 前記残余電荷の積分値に比例する電荷量を前記積分コン
    デンサに蓄積させる工程と、 前記演算増幅器の出力電荷量が第4の所定の電荷量に実
    質的に等しいときに第3の所定の電荷量を前記積分コン
    デンサから減らす工程と、 前記第3の所定の電荷量を前記積分コンデンサから減ら
    した回数を追跡する工程と、 減算前記第3の所定の電荷量を減らす前記工程によって
    前記第3の所定の電荷量が前記積分コンデンサから減ら
    された回数から、前記複数の二進出力ビットのうちの前
    記少なくとも1つの追加ビットを決定する工程と、を含
    む、請求項20の方法。
  25. 【請求項25】 前記第1の所定の電荷が前記積分コン
    デンサから前記回数除去された後で、前記第1の所定の
    電荷量は前記積分コンデンサの蓄積電荷よりも大きい、
    請求項20の方法。
  26. 【請求項26】 前記第1の所定の電荷が前記積分コン
    デンサから前記回数の各々で除去された後の電荷は、前
    記アナログ入力信号の極性の反対の極性を有する、請求
    項25の方法。
  27. 【請求項27】 前記少なくとも1つの追加ビットを決
    定する前記工程は前記残余電荷をアナログ−デジタル変
    換器に供給する工程を含み、前記アナログ−デジタル変
    換器は、前記残余電荷レベルに基づいて前記少なくとも
    1つの付加的な最下位ビットを決定する、請求項20の
    方法。
  28. 【請求項28】 アナログ入力信号を複数の二進出力ビ
    ットに変換する方法であって、 前記アナログ入力信号の積分値に比例する電荷量を蓄積
    する工程と、 蓄積された電荷が第2の所定の電荷に実質的に等しいと
    きに、第1の所定の電荷量を蓄積された電荷から減らす
    工程と、 前記第1の所定の電荷量が蓄積された電荷から減らされ
    る回数を追跡する工程と、 蓄積された電荷から前記第1の所定の電荷が減らされる
    回数から、前記複数の二進出力ビットのうちの少なくと
    も1ビットを決定する工程と、を含む方法。
  29. 【請求項29】 前記複数の二進出力ビットのうち追加
    ビットを決定する工程をさらに備える請求項28の方
    法。
  30. 【請求項30】 前記アナログ入力信号は電流信号で構
    成される、請求項28の方法。
  31. 【請求項31】 前記アナログ入力信号は電圧信号で構
    成される、請求項28の方法。
  32. 【請求項32】 少なくとも1つの1つのアナログ入力
    信号を少なくとも1つの複数の二進出力ビットに変換す
    るマルチチャネル型アナログ−デジタル変換回路(40
    0)であって、複数のチャネル(410)を含み、前記
    複数のチャネル(410)の各チャネルが、 前記アナログ入力信号に接続された反転端子(47)と
    出力端子を備える演算増幅器(46)と、 前記演算増幅器(46)の前記反転端子(47)と前記
    出力端子(49)との間に接続された積分コンデンサ
    (44)であって、前記入力信号の積分値に比例する電
    荷量を蓄積する、当該積分コンデンサ(44)と、 前記演算増幅器(46)の前記反転端子(47)と前記
    出力端子(49)に選択的に接続される電荷減算回路
    (36)であって、前記演算増幅器(46)の出力電荷
    が第2の所定の電荷(300)に実質的に等しいとき
    に、前記電荷減算回路(36)は第1の所定の電荷(3
    10)を前記積分コンデンサ(44)から複数回除去
    し、前記第1の所定の電荷(310)を前記積分コンデ
    ンサ(44)から前記回数除去することによって、前記
    積分コンデンサ(44)によって蓄積可能な最大電荷量
    より前記アナログ入力信号の積分値が大きくてもよい、
    当該電荷減算回路と、 前記電荷減算回路(36)に接続されたデジタル論理回
    路(66)であって、前記複数の二進出力ビットのうち
    の少なくとも1ビットを供給する前記デジタル論理回路
    (66)と前記電荷減算回路(36)によって前記第1
    の所定の電荷(310)を前記積分コンデンサ(44)
    から除去する回数を追跡する、当該デジタル論理回路
    (66)と、 前記演算増幅器(46)の前記出力端子(49)と前記
    積分コンデンサ(44)に接続されたサンプル及び保持
    回路(50)であって、前記サンプル及び保持回路(5
    0)は前記積分コンデンサ(44)の残余電荷をサンプ
    リングして保持し、前記第1の所定の電荷(310)が
    前記積分コンデンサ(44)から前記回数除去された後
    での前記残余電荷は実質的に前記積分コンデンサ(4
    4)の蓄積電荷量に等しい、当該サンプル及び保持回路
    と、 複数の入力と1出力をもつマルチプレクサ(440)で
    あって、前記複数の入力の各々は前記複数のチャネル
    (410)の前記サンプル及び保持回路(414)のう
    ちの異なる1つに個別に接続される、当該マルチプレク
    サと、 前記マルチプレクサ(440)の前記出力に接続された
    残余量子化回路(450)であって、前記残余量子化回
    路(450)は、前記マルチプレクサ(440)を介し
    て、前記複数のチャネル(410)の各々から前記残余
    電荷の各々を受け取り、前記残余量子化回路(450)
    はそれぞれ、前記各残余電荷に対応する前記複数の二進
    出力ビットのうちの少なくとも1つの追加ビットを前記
    複数のチャネル(410)の各々に供給する、当該残余
    量子化回路と、を備えていること、を特徴とするマルチ
    チャネル型アナログ−デジタル変換回路(400)。
  33. 【請求項33】 前記アナログ入力信号は電流信号で構
    成される、請求項32のマルチチャネル型アナログ−デ
    ジタル変換回路(400)。
  34. 【請求項34】 前記アナログ入力信号は電圧信号で構
    成される、請求項32のマルチチャネル型アナログ−デ
    ジタル変換回路(400)。
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