JP2002033388A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents
半導体装置とその製造方法Info
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Abstract
て、この絶縁層の流延を阻害せずに厚さむらを低減でき
る半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】半導体基体1上に形成された第1の配線導
電層21と、第1の配線導電層21を覆って形成された
第1の絶縁層31と、第1の絶縁層31上に、第1の絶
縁層31の表面に発生した段部31Aの側面に、段部3
1Aを平坦化するように形成された無機系の第2の絶縁
層32と、第2の絶縁層32上に形成された第3の絶縁
層33と、第3の絶縁層33上に形成された第2の配線
導電層22とを有し、第1の配線導電層21にスリット
SLが形成され、スリットSL間が、第2の配線導電層
22によって、電気的に連結している構成とする。
Description
製造方法、特に2層の配線導電層が、層間絶縁層を介し
て積層されてなる半導体装置とその製造方法に関する。
装置、例えばフォトダイオードを有する半導体集積回
路、いわゆるフォトダイオードICなどにおいては、2
層以上の配線導電層、例えば金属配線層が、層間絶縁層
を介して積層された構成がしばしば採られる。この場
合、配線導電層、特に上層配線導電層の形成にあたり、
下層配線導電層のパターンに応じた段差が存在すると、
これによって上層配線導電層に段切れが発生するなど、
信頼性や歩留りに問題が生じる。
間絶縁層の表面の平坦化が図られる。この方法による半
導体装置の製造方法について、図面を参照して、以下に
説明する。
の半導体素子が形成された半導体基体101の表面に、
酸化シリコンによる絶縁層102を形成し、その上に例
えば電極を形成する下層配線導電層(第1の配線導電層
という)103を所定のパターンで形成し、さらに、例
えばCVD(Chemical Vapor Deposition )法により全
面に酸化シリコンを堆積させ、第1の絶縁層104を形
成する。次に、第1の絶縁層104の表面に形成された
段部106を埋め込むように、有機系SOG(Spin on
Glass )膜などの有機系絶縁層105をスピンコート法
などにより形成する。
105に対するエッチバックを行う。このように、第1
の絶縁層104の平坦部における有機系絶縁層105を
排除する程度のエッチバックを行うと、段部106の側
面部の実質的膜厚が大なる部分が残され、その結果、段
部106が有機系絶縁層105によって埋め込まれて、
なだらかな傾きとされて表面の平坦化がなされる。
105の上層に全面に、例えばCVD法により全面に酸
化シリコンを堆積させ、第2の絶縁層107を形成す
る。これにより、第1の絶縁層104、有機系絶縁層1
05および第2の絶縁層107から、層間絶縁層108
が構成される。このようにして形成された層間絶縁層1
08は、有機系絶縁層105によって段部106が緩和
され、さらに、いわゆるカバレージのよいCVD法によ
って形成した第2の絶縁層107によって、その表面が
良好に平坦化される。また、この第2の絶縁層107に
よって有機系絶縁層105の保護がなされる。
08上には、図示しないが、上層の配線導電層(第2の
配線導電層という)が所定のパターンに形成され、層間
絶縁層108に穿設したコンタクトホールを通じて、第
1の配線導電層103のお所定部に電気的に接続され
る。
方法によって第2の配線導電層の被着面となる層間絶縁
層の表面の平坦化を行う場合、必ずしも良好な平坦化が
なされない場合が生じた。また、その原因は、下層の第
1の配線導電層のパターンに依存することが判明した。
る部分を包囲するか、挟み込む状態になるとき、有機系
絶縁層の塗布時の有機系絶縁層塗料の流延を阻害し、こ
れに起因して有機系絶縁層の厚さむらが顕著に発生し、
上述の有機系絶縁層のエッチバックにおいて、残存させ
る有機系絶縁層に過不足が発生することが究明された。
そして、半導体装置の製造においては、半導体ウェーハ
に複数個の半導体チップ(半導体装置)を同時に作成
し、これらをウェーハから分断(ダイシング)する方法
がとられるが、上記の有機系絶縁層の厚さむらは、ウェ
ーハの周辺部で著しく発生する。
層のパターンがある部分を包囲する、あるいは挟み込む
状態となった構造を有するフォトダイオードの平面図で
ある。フォトダイオードPDの形成領域において、シリ
コン半導体基体1中に、例えばp型不純物を含有するア
ノード層が形成されており、その表層領域にn型不純物
を含有するカソード層4が形成されており、フォトダイ
オードPDの外周領域において、p型半導体層5が形成
されて、フォトダイオードPD領域を素子分離してい
る。上記のフォトダイオードが形成されたシリコン半導
体基体1の表面に、例えば酸化シリコンからなる表層絶
縁層が形成され、アノード層5に達するコンタクト窓6
WAおよびカソード層4に達するコンタクト窓6WCが
穿設され、アノード電極7Aおよびカソード電極7Cが
それぞれコンタクト窓(6WA,6WC)に埋め込まれ
て形成されており、当該アノード電極7Aおよびカソー
ド電極7Cから第1の配線導電層が構成されている。
層間絶縁層が形成され、さらに第2の配線導電層22
が、層間絶縁層に穿設されたコンタクト窓を介して層間
絶縁層の上層に第1の配線導電層に接続して所定のパタ
ーンで形成されている。上記の層間絶縁層は、例えば酸
化シリコンからなる第1の絶縁層、SOGなどからなる
第2の絶縁層および酸化シリコンからなる第3の絶縁層
33からなる構成とすることができるが、この場合、第
2絶縁層を形成するために、SOGを塗布する工程にお
いて、第1の配線導電層のパターンが、フォトダイオー
ド領域を挟み込む状態となっているので、第1の配線導
電層による段部がいわば堰堤となってしまい、第2の絶
縁層となる絶縁層塗料の流延を阻害し、これに起因して
有機系絶縁層の厚さむらが顕著に発生することになる。
イオードの例について以下に説明する。図14(a)
は、上記フォトダイオード部分の平面図であり、図14
(b)は図14(b)中のA−A’における断面図であ
る。フォトダイオードPDの形成領域において、シリコ
ン半導体基体1中に、例えばp型不純物を高濃度に含有
する第1p型半導体層2とp型不純物を低濃度に含有す
る第2p型半導体層(アノード層)3が形成されてお
り、第2p型半導体層3の表層領域にn型不純物を高濃
度に含有するn型半導体層(カソード層)4が形成され
ており、PIN型のフォトダイオードが形成されてい
る。また、フォトダイオードPDの外周領域において、
第1p型半導体層2および第2p型半導体層3に接続す
るように、上記n型半導体層4よりも深くまで、p型不
純物を高濃度に含有する第3p型半導体層5が形成され
て、フォトダイオードPD領域を素子分離している。
されたシリコン半導体基体1の表面に、例えば酸化シリ
コンからなる表層絶縁層6が形成され、第3p型半導体
層5に達するコンタクト窓が穿設されて、第3p型半導
体層5にオーミックコンタクトする下側導電層20が、
n型半導体層4の領域を包囲する連続した堰堤のパター
ンで形成されている。上記の下側導電層20の上層に、
例えば酸化シリコンからなる第1の絶縁層31が形成さ
れており、下側導電層20に達するコンタクト窓31W
が穿設されており、コンタクト窓31W内に埋め込まれ
て、下側導電層20にオーミックコンタクトする第1の
配線導電層21が、例えば800nm以上の膜厚で、n
型半導体層4の領域を包囲する連続した堰堤のパターン
で形成されている。
えば酸化シリコンからなる第2の絶縁層32が形成さ
れ、第2の絶縁層32の表面に発生した段部(不図示)
の側面に、当該段部を平坦化するように、有機系SOG
(Spin on Glass )などからなる第3の絶縁層が形成さ
れている。第3の絶縁層は全面にエッチバックされてお
り、第1の配線導電層21に起因する第2の絶縁層32
の表面に発生した段部32Aの側面に残されるのみとな
っている。さらに、その上層に全面に例えば酸化シリコ
ンからなる第4の絶縁層34が形成されている。上記の
第2の絶縁層32、第3の絶縁層33および第4の絶縁
層34から、層間絶縁層30が構成されている。以上の
ようにして、下側導電層20、および第1の配線導電層
21から、PIN型のフォトダイオードの第3p型半導
体層5に接続するアノード電極EA が形成されており、
一方、上記のPIN型のフォトダイオードのn型半導体
層4に達するコンタクト窓が穿設され、n型半導体層4
にオーミックコンタクトするカソード電極EC が形成さ
れている。
て説明する。まず、図15(a)に示すように、フォト
ダイオードPDの形成領域において、シリコン半導体基
体1中に、イオン注入などにより、例えばp型不純物を
高濃度に含有する第1p型半導体層2とp型不純物を低
濃度に含有する第2p型半導体層(アノード層)3を形
成し、第2p型半導体層3の表層領域にn型不純物を高
濃度に含有するn型半導体層(カソード層)4を形成し
て、PIN型のフォトダイオードを形成する。また、フ
ォトダイオードPDの外周領域において、イオン注入な
どにより上記n型半導体層4よりも深くまでp型不純物
導入し、第1p型半導体層2および第2p型半導体層3
に接続するように第3p型半導体層5を形成して、フォ
トダイオードPD領域を素子分離する。
osition )法により、上記のPIN型のフォトダイオー
ドが形成されたシリコン半導体基体1の表面に酸化シリ
コンを0.5μmの膜厚で堆積させ、表層絶縁層6を形
成する。次に、フォトリソグラフィー工程により、表面
絶縁層6上に第3p型半導体層5領域を開口するパター
ンのレジスト膜(不図示)をパターン形成し、RIE
(反応性イオンエッチング)などのエッチングを施し、
第3p型半導体層5に達するコンタクト窓を穿設する。
次に、例えばCVD法により、上記コンタクト窓内を埋
め込んで全面にポリシリコンを堆積させ、パターン加工
して、n型半導体層4の領域を包囲する連続した堰堤の
パターンで下側導電層20を形成する。
20を被覆して全面に酸化シリコンを堆積させ、第1の
絶縁層31を形成し、下側導電層20に達するコンタク
ト窓(不図示)を穿設して、コンタクト窓内を埋め込ん
で全面にアルミニウムあるいはその合金を例えば800
nm以上の膜厚で堆積させ、パターン加工して、第1の
配線導電層21とする。次に、上記の第1の配線導電層
21の上層に、例えばTEOS(tetraethylorthosilic
ate )を原料とするCVD法により、全面に酸化シリコ
ンを0.5μmの膜厚で堆積させ、第2の絶縁層32を
形成する。このとき、下層に第1の配線導電層21が形
成されていることに起因して、第2の絶縁層32の表面
には段部32Aが発生する。
スピンコート法により、上記段部32Aを埋める膜厚で
無機系あるいは有機系SOG(Spin on Glass )などを
塗布し、上記段部を平坦化するように、無機系あるいは
有機系の第3の絶縁層33を形成する。この工程におい
て、スピンコート法によると遠心力により塗膜がウェー
ハ外方方向(例えば図面上F方向)に流延するが、フォ
トダイオードPD領域を包囲して第1の配線導電層21
によるいわば堰堤が配置されているために、第3の絶縁
層の流延が阻害され、塗布される第3の絶縁層33の厚
さむらPが発生する。
絶縁層33に対して全面にエッチバックを行う。この結
果、段部32Aの側面部の第3の絶縁層33が残され、
急峻な段差の緩和、すなわち平坦化がなされる。
料とするプラズマCVD法により全面に酸化シリコンを
堆積させ、第4絶縁層34を形成し、以上で、図14に
示す本実施形態の半導体装置を製造することができる。
ては、第3の絶縁層としてSOGを塗布するときに、第
1の配線導電層のパターンがフォトダイオード領域を包
囲する状態となっているので、第1の配線導電層による
段部がいわば堰堤となってしまい、第3の絶縁層となる
絶縁層塗料の流延を阻害し、これに起因して絶縁層の厚
さむらが顕著に発生することになる。
のであり、従って本発明の目的は、フォトダイオードな
ど、2層の配線導電層が層間絶縁層を介して積層されて
なる半導体装置を製造する場合に、有機系あるいは無機
系の絶縁層を塗布して平坦化処理を行う工程において、
この絶縁層の流延を阻害することなく、塗布される絶縁
層の厚さむらの程度を低減して製造することが可能な半
導体装置およびその製造方法を提供することである。
め、本発明の半導体装置は、半導体基体上に形成された
第1の配線導電層と、上記第1の配線導電層を覆って形
成された第1の絶縁層と、上記第1の絶縁層上に、該第
1の絶縁層の表面に発生した段部の側面に、当該段部を
平坦化するように形成された無機系の第2の絶縁層と、
上記第2の絶縁層上に形成された第3の絶縁層と、上記
第3の絶縁層上に形成された第2の配線導電層とを有
し、上記第1の配線導電層にスリットが形成され、上記
スリット間が、上記第2の配線導電層によって、電気的
に連結している。
上記第2の絶縁層が、無機系SOG膜である。
上記第1の配線導電層のスリットは、上記第1の配線導
電層によって包囲ないしは挟み込まれる領域に対し、当
該領域を少なくとも50%以上開放する間隔とする。
上記第1の配線導電層が、受光素子に対する電極を構成
する導電体層である。さらに好適には、上記第1の配線
導電層が、上記受光素子のグランド(接地)側の電極を
構成する導電層であり、上記第2の配線導電層が、上記
受光素子の受光面を区画する遮光体として用いられ、グ
ランドに接続している。
上記第1の配線導電層が、上記第1、第2および第3の
絶縁層、あるいは、上記第1および第3の絶縁層に穿設
された第1コンタクトホールを通じて、上記第2の配線
導電層と接続している。
上に第1の配線導電層が形成され、その上層に第1の絶
縁層が形成され、その表面に発生した段部の側面に、当
該段部を平坦化するように形成された無機系SOG膜な
どの無機系の第2の絶縁層が形成されており、さらにそ
の上層に第3の絶縁層および第2の配線導電層が形成さ
れている構成において、第1の配線導電層によって包囲
ないしは挟み込まれる領域に対し、当該領域を例えば5
0%以上開放する間隔で、第1の配線導電層にスリット
が形成され、スリット間が第2の配線導電層によって、
電気的に連結している構成である。
の配線導電層にスリットが形成されているので、その製
造工程における無機系の絶縁層を塗布して平坦化処理を
行う工程において、この絶縁層の流延を阻害することな
く、塗布される絶縁層の厚さむらの程度を低減すること
が可能である。
の半導体装置の製造方法は、半導体基体にスリットを有
する第1の配線導電層を形成する工程と、上記第1の配
線導電層上に、全面に第1の絶縁層を形成する工程と、
上記第1の絶縁層の表面に、無機系の第2の絶縁層を形
成して、上記第1の絶縁層の表面を平坦化する工程と、
全面に第3の絶縁層を形成する工程と、少なくとも上記
第1および第3の絶縁層による層間絶縁層上に、第2の
配線導電層を形成する工程とを有し、上記第2の配線導
電層を、上記第1の配線導電層の上記スリット間を跨ぐ
ように形成し、上記層間絶縁層に穿設した第1のコンタ
クトホールを通じて上記スリットによって分断された上
記第1の配線導電層を相互に連結する連結配線部を形成
する。
好適には、上記第1の配線導電層はのスリットは、当該
配線層によって包囲あるいは挟み込まれる領域に対し、
当該領域の周囲を少なくとも50%以上開放する。
好適には、上記第1の配線導電層が、受光素子に対する
電極を構成する導電層である。
半導体基体にスリットを有する第1の配線導電層を形成
し、その上層に全面に第1の絶縁層を形成し、その表面
に無機系の第2の絶縁層を形成する。次に、第1の絶縁
層の表面を平坦化して、全面に第3の絶縁層を形成す
る。次に、少なくとも第1および第3の絶縁層による層
間絶縁層上に、第2の配線導電層を形成する。ここで、
第1の配線導電層は、第1の配線導電層のスリット間を
跨ぐように形成し、層間絶縁層に穿設した第1のコンタ
クトホールを通じてスリットによって分断された第1の
配線導電層を相互に連結するように形成する。
れば、第1の配線導電層にスリットを形成するので、無
機系の絶縁層を塗布して平坦化処理を行う工程におい
て、この絶縁層の流延を阻害することなく、塗布される
絶縁層の厚さむらの程度を低減することが可能である。
の半導体装置は、半導体基体上に形成された第1の導電
層と、上記第1の導電層を覆って形成された第1の絶縁
層と、上記第1の絶縁層上に形成された第1の配線導電
層と、上記第1の配線導電層を覆って形成された第2の
絶縁層と、上記第2の絶縁層上に、該第2の絶縁層の表
面に発生した段部の側面に、当該段部を平坦化するよう
に形成された有機系あるいは無機系の第3の絶縁層と、
上記第3の絶縁層上に形成された第4の絶縁層と、上記
第4の絶縁層上に形成された第2の配線導電層とを有
し、上記第1の配線導電層にスリットが形成され、上記
スリット間が、上記第2の配線導電層あるいは上記第1
の導電層と上記第2の配線導電層の両方によって、電気
的に連結している。
上記第3の絶縁層が、有機系あるいは無機系SOG膜で
ある。
上記第1の配線導電層のスリットは、上記第1の配線導
電層によって包囲ないしは挟み込まれる領域に対し、当
該領域を少なくとも50%以上開放する間隔とする。
上記第1の導電層および第1の配線導電層が、受光素子
に対する電極を構成する導電体層である。さらに好適に
は、上記第1の導電層および第1の配線導電層が、上記
受光素子のグランド(接地)側の電極を構成する導電層
であり、上記第2の配線導電層が、上記受光素子の受光
面を区画する遮光体として用いられ、グランドに接続し
ている。
上記第1の配線導電層が、上記第1の絶縁層に穿設され
た第1コンタクトホールを通じて、上記第1の導電層と
接続している。
上記第1の配線導電層が、上記第2、第3および第4の
絶縁層、あるいは、上記第2および第4の絶縁層に穿設
された第2コンタクトホールを通じて、上記第2の配線
導電層と接続している。
上記第1の導電層が膜厚200nm以下であり、かつ、
上記第1の配線導電層が膜厚800nm以上である。
上に第1の導電層が形成され、その上層に第1の絶縁層
が形成され、その上層に第1の配線導電層が形成され、
その上層に第2の絶縁層が形成され、その表面に発生し
た段部の側面に、当該段部を平坦化するように形成され
た有機系あるいは無機系SOG膜など、有機系あるいは
無機系の第3の絶縁層が形成されており、さらにその上
層に第4の絶縁層および第2の配線導電層が形成されて
いる構成において、第1の配線導電層によって包囲ない
しは挟み込まれる領域に対し、当該領域を例えば50%
以上開放する間隔で、第1の配線導電層にスリットが形
成され、スリット間が第2の配線導電層によって、電気
的に連結している構成である。
の配線導電層にスリットが形成されているので、その製
造工程における無機系の絶縁層を塗布して平坦化処理を
行う工程において、この絶縁層の流延を阻害することな
く、塗布される絶縁層の厚さむらの程度を低減すること
が可能である。
の半導体装置の製造方法は、半導体基体に第1の導電層
を形成する工程と、上記第1の導電層上に、第1の絶縁
層を形成する工程と、上記第1の絶縁層上に、スリット
を有する第1の配線導電層を形成する工程と、上記第1
の配線導電層上に、全面に第2の絶縁層を形成する工程
と、上記第2の絶縁層の表面に、有機系あるいは無機系
の第3の絶縁層を形成して、上記第2の絶縁層の表面を
平坦化する工程と、全面に第4の絶縁層を形成する工程
と、少なくとも上記第2および第4の絶縁層による層間
絶縁層上に、第2の配線導電層を形成する工程とを有
し、上記第1の導電層および上記第2の配線導電層を、
上記第1の配線導電層の上記スリット間を跨ぐように形
成し、上記第1の絶縁層に穿設した第1のコンタクトホ
ール、および、上記第2、第3および第4の絶縁層ある
いは上記第2および第4の絶縁層に穿設した第2のコン
タクトホールを通じて、上記スリットによって分断され
た上記第1の配線導電層を相互に連結する連結配線部を
形成する。
好適には、上記第1の配線導電層はのスリットは、当該
配線層によって包囲あるいは挟み込まれる領域に対し、
当該領域の周囲を少なくとも50%以上開放する。
好適には、上記第1の導電層および第1の配線導電層
が、受光素子に対する電極を構成する導電層である。
半導体基体に第1の導電層を形成し、その上層に第1の
絶縁層を形成する。次に、その上層にスリットを有する
第1の配線導電層を形成し、その上層に全面に第2の絶
縁層を形成する。第2の絶縁層の表面に、有機系あるい
は無機系の第3の絶縁層を形成して、第2の絶縁層の表
面を平坦化する。さらに、全面に第4の絶縁層と、少な
くとも第2および第4の絶縁層による層間絶縁層上に、
第2の配線導電層を形成する。ここで、第1の導電層お
よび第2の配線導電層を、第1の配線導電層のスリット
間を跨ぐように形成し、第1の絶縁層に穿設した第1の
コンタクトホール、および、第2、第3および第4の絶
縁層あるいは第2および第4の絶縁層に穿設した第2の
コンタクトホールを通じて、スリットによって分断され
た第1の配線導電層を相互に連結するように形成する。
れば、第1の配線導電層にスリットを形成するので、有
機系あるいは無機系の絶縁層を塗布して平坦化処理を行
う工程において、この絶縁層の流延を阻害することな
く、塗布される絶縁層の厚さむらの程度を低減すること
が可能である。
いて、図面を参照して説明する。
である。図1は、本実施形態に係るフォトダイオードI
Cの要部であるフォトダイオード部分の平面図であり、
図2は図1中のA−A’における断面図である。フォト
ダイオードPDの形成領域において、シリコン半導体基
体1中に、例えばp型不純物を高濃度に含有する第1p
型半導体層2とp型不純物を低濃度に含有する第2p型
半導体層(アノード層)3が形成されており、第2p型
半導体層3の表層領域にn型不純物を高濃度に含有する
n型半導体層(カソード層)4が形成されており、PI
N型のフォトダイオードが形成されている。また、フォ
トダイオードPDの外周領域において、第1p型半導体
層2および第2p型半導体層3に接続するように、上記
n型半導体層4よりも深くまで、p型不純物を高濃度に
含有する第3p型半導体層5が形成されて、フォトダイ
オードPD領域を素子分離している。
されたシリコン半導体基体1の表面に、例えば酸化シリ
コンからなる表層絶縁層6が形成されている。表層絶縁
層6には、第3p型半導体層5に達するコンタクト窓6
WAおよびn型半導体層4に達するコンタクト窓6WC
が穿設されている。上記の第3p型半導体層5およびn
型半導体層4にオーミックコンタクトするアノード電極
7Aおよびカソード電極7Cが、それぞれコンタクト窓
(6WA,6WC)に埋め込まれて形成されており、当
該アノード電極7Aおよびカソード電極7Cから第1の
配線導電層21が構成されている。
えば酸化シリコンからなる第1の絶縁層31が形成さ
れ、第1の絶縁層31の表面に発生した段部31Aの側
面に、当該段部を平坦化するように、無機系SOG(Sp
in on Glass )などからなる無機系の第2の絶縁層32
が形成されている。さらに、その上層に全面に例えば酸
化シリコンからなる第3の絶縁層33が形成されてい
る。上記の第1の絶縁層31、第2の絶縁層32および
第3の絶縁層33から、層間絶縁層30が構成されてい
る。
絶縁層31および第3の絶縁層33が形成された部分)
を貫通して、第1の配線導電層21に達するコンタクト
窓30Wが穿設されている。上記の第1の配線導電層2
1に接続する第2の配線導電層22が、コンタクト窓3
0Wに埋め込まれて、第3の絶縁層33上に所定のパタ
ーンで形成されている。
層が、受光素子に対する電極を構成する導電体層である
ことが好ましく、さらに、第1の配線導電層が、上記受
光素子のグランド(接地)側の電極を構成する導電層で
あり、第2の配線導電層が、受光素子の受光面を区画す
る遮光体として用いられ、グランドに接続している構成
とすることが好ましい。
1のパターンとしては、フォトダイオードPD領域を挟
んで両側に、第1の配線導電層21を構成するアノード
電極7Aおよびカソード電極7Cが対向するパターンと
されるが、ここで、本実施形態においては、第1の配線
導電層21にスリットSLが形成されている。即ち、ア
ノード電極7Aには距離LSAの間隔のスリットが形成
され、カソード電極7Cには距離LSCの間隔のスリッ
トが形成されている。上記のスリットSLは、第1の配
線導電層21によって挟み込まれる領域に対し、当該領
域を50%以上開放する間隔で設けられていることが好
ましい。上記のスリットSLにより分断されたアノード
電極7Aおよびカソード電極7Cが、それぞれ第3p型
半導体層5およびn型半導体層4にオーミックコンタク
トしており、さらに、スリットSLにより分断されたア
ノード電極7A相互およびカソード電極7C相互が、そ
の上層に形成された第2の配線導電層22の一部として
形成された連結部22Sにより電気的に連結されてい
る。即ち、連結部22Sは、層間絶縁層30に穿設され
たコンタクト窓30Wを通じて、電気的にアノード電極
7A相互およびカソード電極7C相互を連結している。
配線導電層21によって挟み込まれる領域に対し、当該
領域を例えば50%以上開放する間隔で、第1の配線導
電層にスリットが形成され、スリット間が第2の配線導
電層によって、電気的に連結している構成となってい
る。従って、上記の本実施形態の半導体装置によれば、
その製造工程における無機系SOG膜などの無機系の第
2の絶縁層を塗布して平坦化処理を行う工程において、
フォトダイオードPD領域を挟んで両側にアノード電極
7Aおよびカソード電極7Cからなる第1の配線導電層
21によるいわば堰堤が配置されているにもかかわら
ず、上記スリットSLが設けられていることにより、こ
の無機系の第2の絶縁層の流延を阻害することなく、塗
布される絶縁層の厚さむらの程度を低減することが可能
である。
について説明する。まず、図3に示すように、フォトダ
イオードPDの形成領域において、シリコン半導体基体
1中に、イオン注入などにより、例えばp型不純物を高
濃度に含有する第1p型半導体層2とp型不純物を低濃
度に含有する第2p型半導体層(アノード層)3を形成
し、第2p型半導体層3の表層領域にn型不純物を高濃
度に含有するn型半導体層(カソード層)4を形成し
て、PIN型のフォトダイオードを形成する。また、フ
ォトダイオードPDの外周領域において、イオン注入な
どにより上記n型半導体層4よりも深くまでp型不純物
導入し、第1p型半導体層2および第2p型半導体層3
に接続するように第3p型半導体層5を形成して、フォ
トダイオードPD領域を素子分離する。
osition )法により、上記のPIN型のフォトダイオー
ドが形成されたシリコン半導体基体1の表面に酸化シリ
コンを0.5μmの膜厚で堆積させ、表層絶縁層6を形
成する。次に、フォトリソグラフィー工程により、表面
絶縁層6上に第3p型半導体層5領域およびn型半導体
層4領域を開口するパターンのレジスト膜(不図示)を
パターン形成し、RIE(反応性イオンエッチング)な
どのエッチングを施し、第3p型半導体層5に達するコ
ンタクト窓6WAおよびn型半導体層4に達するコンタ
クト窓6WCを穿設する。
ンタクト窓6WAおよびコンタクト窓6WC内を埋め込
んで全面にAl合金を0.8μmの膜厚で堆積させ、フ
ォトリソグラフィー工程およびエッチング工程により、
当該Al合金膜をパターン加工して、コンタクト窓6W
Aおよびコンタクト窓6WCを通じて第3p型半導体層
5およびn型半導体層4にオーミックコンタクトするア
ノード電極7Aおよびカソード電極7Cからなる第1の
配線導電層21を形成する。ここで、アノード電極7A
およびカソード電極7Cは、例えば図5に示すパターン
で形成する。即ち、アノード電極7Aは距離LSAの間
隔のスリットをもって2つの部分に、また、カソード電
極7Cは距離LSCの間隔のスリットをもって同様に2
つの部分に分断して、上記アノード電極7Aとカソード
電極7Cがフォトダイオードの中央領域を挟んで対向す
るように形成する。上記のスリットSLは、第1の配線
導電層21(アノード電極7Aおよびカソード電極7
C)によって挟み込まれる領域に対し、当該領域を50
%以上開放する間隔で設けることが好ましい。
ード電極7Aおよびカソード電極7C)の上層に、例え
ばTEOS(tetraethylorthosilicate )を原料とする
CVD法により、全面に酸化シリコンを0.5μmの膜
厚で堆積させ、第1の絶縁層31を形成する。このと
き、下層に第1の配線導電層21が形成されていること
に起因して、第1の絶縁層31の表面には段部31Aが
発生している。
段部31Aを埋める膜厚で無機系SOG(Spin on Glas
s )などを塗布し、上記段部31Aを平坦化するように
無機系の第2の絶縁層32を形成する。この工程におい
て、フォトダイオードPD領域を挟んで両側にアノード
電極7Aおよびカソード電極7Cからなる第1の配線導
電層21によるいわば堰堤が配置されているにもかかわ
らず、上記スリットSLが設けられていることにより、
この無機系の第2の絶縁層の流延を阻害することなく、
塗布される第2の絶縁層32の厚さむらの程度を低減す
ることが可能である。
どからなる無機系の第2の絶縁層32に対して、全面に
エッチバックを行う。この結果、第1の絶縁層31の表
面に形成されている段部31Aの側面部の第2の絶縁層
32が残され、急峻な段差31Aの緩和、すなわち平坦
化がなされる。
化された表面上に、例えばTEOSを原料とするプラズ
マCVD法により全面に酸化シリコンを堆積させ、第3
絶縁層33を形成する。以上で、第1の絶縁層31、第
2の絶縁層32および第3の絶縁層33から構成される
層間絶縁層30が形成される。次に、フォトリソグラフ
ィー工程により不図示のレジスト膜をパターン形成し、
RIEなどのエッチングを行って、上記の層間絶縁層3
0(具体的には第1の絶縁層31および第3の絶縁層3
3が形成された部分)を貫通して、第1の配線導電層2
1に達するコンタクト窓30Wを穿設し、さらに、例え
ば蒸着やスパッタリング法により、コンタクト窓30W
に埋め込んでAlなどの導電性材料を全面に堆積させ、
フォトリソグラフィー工程により所定のパターン、即
ち、層間絶縁層30に穿設されたコンタクト窓30Wを
通じて、スリットSLにより分断されたアノード電極7
A相互およびカソード電極7C相互を電気的に連結する
連結部22Sを含むパターンに加工して、第1の配線導
電層21に接続する第2の配線導電層22を第3の絶縁
層33上に所定のパターンで形成する。以上で、図1お
よび図2に示す本実施形態の半導体装置を製造すること
ができる。
よれば、第1の配線導電層にスリットを形成するので、
無機系の絶縁層を塗布して平坦化処理を行う工程におい
て、この絶縁層の流延を阻害することなく、塗布される
絶縁層の厚さむらの程度を低減することが可能である。
方法は、第1の配線導電層21にスリットSLを設ける
が、このスリットSLのパターン加工は第1の配線導電
層21のパターン加工と同時に行うものであり、また、
このスリットSL間を電気的に接続する連結部22Sの
形成も、従来における第2の配線導電層の形成工程と同
様の工程にて形成できるので、従来方法に対して何ら工
程数を増やすことなく実施することができる。
装置の製造方法においては、通常は1枚の半導体ウェー
ハ上に複数個の半導体チップ相当回路を形成し、ダイシ
ング工程により個々の半導体チップ毎に分割するという
方法が採られるが、図6に示す半導体ウェーハ41の中
央部および図面上その左右両側に、矩形リング形状の第
1の配線導電層パターン(短辺30μm、長辺90μ
m)を形成し、その上層に無機系SOGをスピンコート
法により塗布し、さらに全面にエッチバックした試料1
を作成し、SOG膜の厚さを測定した。測定は、各第1
の配線導電層パターン内のP 1 、P2 、およびP3 の3
か所で行った。また、上記の矩形リング形状の第1の配
線導電層21に、表1に示すスリット(SL)寸法、L
/S比(第1の配線導電層によって包囲ないしは挟み込
まれる領域に対し、当該領域を開放する比率)などの所
定のパターンのスリットを設けた試料2〜4を作成し、
上記と同様にSOG膜の厚さを測定した。結果を表1に
示す。
トを設けることでSOG膜の厚さむらが抑制され、特に
第1の配線導電層のL/S比を50%、より好ましくは
33%とした時に、上記の厚さむらが著しく抑制される
ことが確認された。
であり、図7(a)は、本実施形態に係るフォトダイオ
ードICの要部であるフォトダイオード部分の平面図で
あり、図7(b)は図7(a)中のA−A’における断
面図である。第1実施形態と同様に、フォトダイオード
PDの形成領域において、シリコン半導体基体1中に、
例えばp型不純物を高濃度に含有する第1p型半導体層
2とp型不純物を低濃度に含有する第2p型半導体層
(アノード層)3が形成されており、第2p型半導体層
3の表層領域にn型不純物を高濃度に含有するn型半導
体層(カソード層)4が形成されており、PIN型のフ
ォトダイオードが形成されている。また、フォトダイオ
ードPDの外周領域において、第1p型半導体層2およ
び第2p型半導体層3に接続するように、上記n型半導
体層4よりも深くまで、p型不純物を高濃度に含有する
第3p型半導体層5が形成されて、フォトダイオードP
D領域を素子分離している。
されたシリコン半導体基体1の表面に、例えば酸化シリ
コンからなる表層絶縁層6が形成され、第3p型半導体
層5に達するコンタクト窓が穿設されている。上記コン
タクト窓内に埋め込まれて、第3p型半導体層5にオー
ミックコンタクトする下側導電層20が形成されてい
る。上記下側導電層20は、好ましくは200nm以
下、例えば膜厚100nm程度であり、80Ω/□程度
のシート抵抗を有するポリシリコンなどから構成され
る。上記の表層絶縁層6に形成された第3p型半導体層
5に達するコンタクト窓は、フォトダイオードPDの受
光領域となるn型半導体層4の領域を包囲する連続的パ
ターンで穿設されており、下側導電層20もn型半導体
層4の領域を包囲する連続した堰堤のパターンで形成さ
れている。
化シリコンからなる第1の絶縁層31が形成されてお
り、下側導電層20に達するコンタクト窓31Wが穿設
されている。上記コンタクト窓31W内に埋め込まれ
て、下側導電層20にオーミックコンタクトする第1の
配線導電層21が800nm以上の膜厚で形成されてい
る。上記第1の配線導電層21は、例えばアルミニウム
あるいはその合金などから構成される。図7(b)の断
面図は、第1の配線導電層21の形成領域を横切る位置
での断面ではないので、図面上に第1の配線導電層21
は描かれていない。
しては、フォトダイオードPD領域を包囲するパターン
において、例えば距離LSAの間隔のスリットSLが形
成されている。上記のスリットSLは、第1の配線導電
層21によって包囲される領域に対し、当該領域を50
%以上開放する間隔で設けられていることが好ましい。
層が、受光素子に対する電極を構成する導電体層である
ことが好ましく、さらに、第1の配線導電層が、上記受
光素子のグランド(接地)側の電極を構成する導電層で
あり、第2の配線導電層が、受光素子の受光面を区画す
る遮光体として用いられ、グランドに接続している構成
とすることが好ましい。
えば酸化シリコンからなる第2の絶縁層32が形成さ
れ、第2の絶縁層32の表面に発生した段部(不図示)
の側面に、当該段部を平坦化するように、無機系あるい
は有機系SOG(Spin on Glass )などからなる無機系
あるいは有機系の第3の絶縁層が形成されている。第3
の絶縁層は全面にエッチバックされており、第1の配線
導電層21に起因する第2の絶縁層32の表面に発生し
た段部(不図示)の側面に残されるのみとなっている
が、図7(b)の断面図は、第2の絶縁層32の表面に
発生した段部の形成領域を横切る位置での断面ではない
ので、図面上に第3の絶縁層は描かれていない。さら
に、その上層に全面に例えば酸化シリコンからなる第4
の絶縁層34が形成されている。上記の第2の絶縁層3
2、第3の絶縁層33および第4の絶縁層34から、層
間絶縁層30が構成されている。
絶縁層31および第3の絶縁層33が形成された部分)
を貫通して、第1の配線導電層21に達するコンタクト
窓が穿設され、当該コンタクト窓に埋め込まれて、第4
の絶縁層34上に所定のパターンで、即ち、スリットS
Lにより分断された第1の配線導電層20相互を電気的
に連結するように、第1の配線導電層21に接続する第
2の配線導電層22が形成されている。以上のようにし
て、下側導電層20、第1の配線導電層21、および第
2の配線導電層22から、PIN型のフォトダイオード
の第3p型半導体層5に接続するアノード電極EA が形
成されている。
のn型半導体層4に達するコンタクト窓が穿設され、n
型半導体層4にオーミックコンタクトするカソード電極
ECが形成されている。
配線導電層21によって包囲された領域に対し、当該領
域を例えば50%以上開放する間隔で、第1の配線導電
層にスリットが形成され、スリット間が第2の配線導電
層によって、電気的に連結しており、さらに第1の配線
導電層の下層に形成されている下側導電層によっも電気
的に連結されている構成となっている。従って、上記の
本実施形態の半導体装置によれば、その製造工程におけ
る無機系あるいは有機系SOG膜などの無機系あるいは
有機系の第3の絶縁層を塗布して平坦化処理を行う工程
において、フォトダイオードPD領域を包囲してパター
ンの第1の配線導電層21によるいわば堰堤が配置され
ているにもかかわらず、上記スリットSLが設けられて
いることにより、この無機系あるいは有機系の第3の絶
縁層の流延を阻害することなく、塗布される絶縁層の厚
さむらの程度を低減することが可能である。上記におい
て、第1の配線導電層の800nmに対して、第1の導
電層は100nm程度に薄く形成しているので、堰堤と
しての機能は低く、第3の絶縁層の流延を妨げない。
について説明する。まず、図8(a)に示すように、フ
ォトダイオードPDの形成領域において、シリコン半導
体基体1中に、イオン注入などにより、例えばp型不純
物を高濃度に含有する第1p型半導体層2とp型不純物
を低濃度に含有する第2p型半導体層(アノード層)3
を形成し、第2p型半導体層3の表層領域にn型不純物
を高濃度に含有するn型半導体層(カソード層)4を形
成して、PIN型のフォトダイオードを形成する。ま
た、フォトダイオードPDの外周領域において、イオン
注入などにより上記n型半導体層4よりも深くまでp型
不純物導入し、第1p型半導体層2および第2p型半導
体層3に接続するように第3p型半導体層5を形成し
て、フォトダイオードPD領域を素子分離する。
osition )法により、上記のPIN型のフォトダイオー
ドが形成されたシリコン半導体基体1の表面に酸化シリ
コンを0.5μmの膜厚で堆積させ、表層絶縁層6を形
成する。次に、フォトリソグラフィー工程により、表面
絶縁層6上に第3p型半導体層5領域を開口するパター
ンのレジスト膜(不図示)をパターン形成し、RIE
(反応性イオンエッチング)などのエッチングを施し、
第3p型半導体層5に達するコンタクト窓を穿設する。
次に、例えばCVD法により、上記コンタクト窓内を埋
め込んで全面にポリシリコンを、好ましくは200nm
以下、例えば100nmの膜厚で堆積させる。このポリ
シリコンのシート抵抗は、例えば80Ω/□程度とす
る。次に、上記ポリシリコン膜をパターン加工して、下
側導電層20とする。ここで、上記の上記の表層絶縁層
6に形成する第3p型半導体層5に達するコンタクト窓
は、フォトダイオードPDの受光領域となるn型半導体
層4の領域を包囲する連続的パターンで穿設し、下側導
電層20もn型半導体層4の領域を包囲する連続した堰
堤のパターンで形成する。
VD法により、下側導電層20を被覆して全面に酸化シ
リコンを堆積させ、第1の絶縁層31を形成する。次
に、フォトリソグラフィー工程により、第1の絶縁層3
1上に下側導電層20領域を開口するパターンのレジス
ト膜(不図示)をパターン形成し、RIE(反応性イオ
ンエッチング)などのエッチングを施し、下側導電層2
0に達するコンタクト窓(不図示)を穿設する。次に、
例えばスパッタリング法により、上記コンタクト窓内を
埋め込んで全面にアルミニウムあるいはその合金を例え
ば800nm以上の膜厚で堆積させ、パターン加工し
て、第1の配線導電層(不図示)とする。ここで、第1
の配線導電層21は、図7に示すように距離LSAの間
隔のスリットをもって分断されるように形成する。上記
のスリットSLは、第1の配線導電層21によって包囲
される領域に対し、当該領域を50%以上開放する間隔
で設けることが好ましい。図8(b)の断面図は、第1
の配線導電層21の形成領域を横切る位置での断面では
ないので、図面上に第1の配線導電層21は描かれてい
ない。
1の配線導電層21の上層に、例えばTEOS(tetrae
thylorthosilicate )を原料とするCVD法により、全
面に酸化シリコンを0.5μmの膜厚で堆積させ、第2
の絶縁層32を形成する。このとき、下層に第1の配線
導電層21が形成されていることに起因して、第2の絶
縁層32の表面には一部に段部が発生するが、図8
(c)の断面図は、第2の絶縁層32の表面に発生した
段部の形成領域を横切る位置での断面ではないので、図
面上に段部は描かれていない。
ピンコート法により、上記段部を埋める膜厚で無機系あ
るいは有機系SOG(Spin on Glass )などを塗布し、
上記段部を平坦化するように、無機系あるいは有機系の
第3の絶縁層33を形成する。この工程において、スピ
ンコート法によると遠心力により塗膜がウェーハ外方方
向(例えば図面上F方向)に流延するが、フォトダイオ
ードPD領域を包囲して第1の配線導電層21によるい
わば堰堤が配置されているにもかかわらず、上記スリッ
トSLが設けられていることにより、この無機系あるい
は有機系の第3の絶縁層の流延を阻害することなく、塗
布される第3の絶縁層33の厚さむらの程度を低減する
ことが可能である。
るいは有機系SOGなどからなる無機系あるいは有機系
の第3の絶縁層33に対して、全面にエッチバックを行
う。この結果、第2の絶縁層32の表面に形成されてい
る段部の側面部の第3の絶縁層33が残され、急峻な段
差の緩和、すなわち平坦化がなされる。図9(e)の断
面図のような、第2の絶縁層32の表面に発生した段部
の形成領域を横切る位置ではない断面においては、第3
の絶縁層33は上記エッチバックにより全て除去されて
しまう。
チバックにより平坦化された表面上に、例えばTEOS
を原料とするプラズマCVD法により全面に酸化シリコ
ンを堆積させ、第4絶縁層34を形成する。以上で、第
2の絶縁層32、第3の絶縁層33および第4の絶縁層
34から構成される層間絶縁層30が形成される。次
に、フォトリソグラフィー工程により不図示のレジスト
膜をパターン形成し、RIEなどのエッチングを行っ
て、上記の層間絶縁層30(具体的には第2の絶縁層3
2および第4の絶縁層34が形成された部分)を貫通し
て、第1の配線導電層(不図示)に達するコンタクト窓
を穿設し、さらに、例えば蒸着やスパッタリング法によ
り、コンタクト窓に埋め込んでAlなどの導電性材料を
全面に堆積させ、フォトリソグラフィー工程により所定
のパターン、即ち、層間絶縁層30に穿設されたコンタ
クト窓を通じて、スリットSLにより分断された第1の
配線導電層相互を電気的に連結するパターンに加工し
て、第1の配線導電層21に接続する第2の配線導電層
22を第4の絶縁層34上に所定のパターンで形成す
る。以上で、図7に示す本実施形態の半導体装置を製造
することができる。
よれば、第1の配線導電層にスリットを形成するので、
無機系あるいは有機系の第3絶縁層を塗布して平坦化処
理を行う工程において、この絶縁層の流延を阻害するこ
となく、塗布される絶縁層の厚さむらの程度を低減する
ことが可能である。上記において、第1の配線導電層の
800nmに対して、第1の導電層は100nm程度に
薄く形成しているので、堰堤としての機能は低く、第3
の絶縁層の流延を妨げない。
方法は、第1の配線導電層21にスリットSLを設ける
が、このスリットSLのパターン加工は第1の配線導電
層21のパターン加工と同時に行うものであり、また、
このスリットSL間を電気的に接続する連結部の形成
も、従来における第2の配線導電層の形成工程と同様の
工程にて形成できるので、従来方法に対して何ら工程数
を増やすことなく実施することができる。
を有する半導体装置は、例えばCDやDVDなおの光デ
ィスク装置に搭載される受光素子、あるいはその他の受
光素子として用いることができる。
い。例えば、上記の実施形態においてp型不純物とn型
不純物を入れ替え、即ち、n- 型半導体領域の表層部に
p型半導体領域を有するPINフォトダイオードに適用
することができる。また、フォトダイオードが受光する
光の波長は、780nmから650nm、さらには40
0nm帯の青色光など、特に限定されない。また、PI
Nフォトダイオードに限らず、フォトダイオード全般に
適用可能である。この他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変更を行うことができる。
層にスリットが形成されているので、その製造工程にお
ける無機系あるいあ有機系などの絶縁層を塗布して平坦
化処理を行う工程において、この絶縁層の流延を阻害す
ることなく、塗布される絶縁層の厚さむらの程度を低減
することが可能である。
第1の配線導電層にスリットを形成するので、有機系あ
るいは無機系などの絶縁層を塗布して平坦化処理を行う
工程において、この絶縁層の流延を阻害することなく、
塗布される絶縁層の厚さむらの程度を低減することが可
能である。
である。
る断面図である。
工程を示す断面図であり、第2の絶縁層の塗布工程まで
を示す。
第2の絶縁層のエッチバック工程までを示す。
配線導電層のパターンを示す平面図である。
た第1の配線導電層のパターンを示す平面図である。
平面図であり、図7(b)は図7(a)中のA−A’に
おける断面図である。
工程を示す断面図であり、(a)は第1の導電層の形成
工程まで、(b)は第1の配線導電層の形成工程まで、
(c)は第2の絶縁層の形成工程までを示す。
(d)は第3の絶縁層の形成工程まで、(e)は第3の
絶縁層のエッチバック工程まで、(f)は第4の絶縁層
の形成工程までを示す。
成する工程までを示す断面図である。
ッチバックする工程までを示す断面図である。
成する工程までを示す断面図である。
図である。
の平面図であり、図14(b)は図14(a)中のA−
A’における断面図である。
の製造工程を示す断面図であり、(a)は第2の絶縁層
の形成工程まで、(b)は第3の絶縁層の形成工程ま
で、(c)は第3の絶縁層のエッチバック工程までを示
す。
半導体層(アノード層)、4…n型半導体層(カソード
層)、5…第3p型半導体層、6…表層絶縁層、6W
A,6WC…コンタクト窓、7Aアノード電極、7C…
カソード電極、20…第1の導電層、21…第1の配線
導電層、22…第2の配線導電層、22S…連結部、3
0…層間絶縁層、30W…コンタクト窓、31…第1の
絶縁層、31A,32A…段部、31W…コンタクト
窓、32…第2の絶縁層、33…第3の絶縁層、34…
第4の絶縁層、41…ウェーハ、101…半導体基体、
102…絶縁層、103…第1の配線導電層、104…
第1の絶縁層、105…有機系絶縁層、106…段部、
107…第2の絶縁層、108…層間絶縁層、SL…ス
リット、PD…フォトダイオード、EA …アノード電
極、EC …カソード電極。
Claims (20)
- 【請求項1】半導体基体上に形成された第1の配線導電
層と、 上記第1の配線導電層を覆って形成された第1の絶縁層
と、 上記第1の絶縁層上に、該第1の絶縁層の表面に発生し
た段部の側面に、当該段部を平坦化するように形成され
た無機系の第2の絶縁層と、 上記第2の絶縁層上に形成された第3の絶縁層と、 上記第3の絶縁層上に形成された第2の配線導電層とを
有し、 上記第1の配線導電層にスリットが形成され、 上記スリット間が、上記第2の配線導電層によって、電
気的に連結している半薄体装置。 - 【請求項2】上記第2の絶縁層が、無機系SOG膜であ
る請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】上記第1の配線導電層のスリットは、上記
第1の配線導電層によって包囲ないしは挟み込まれる領
域に対し、当該領域を少なくとも50%以上開放する間
隔とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】上記第1の配線導電層が、受光素子に対す
る電極を構成する導電体層である請求項1記載の半導体
装置。 - 【請求項5】上記第1の配線導電層が、上記受光素子の
グランド(接地)側の電極を構成する導電層であり、上
記第2の配線導電層が、上記受光素子の受光面を区画す
る遮光体として用いられ、グランドに接続している請求
項4記載の半導体装置。 - 【請求項6】上記第1の配線導電層が、上記第1、第2
および第3の絶縁層、あるいは、上記第1および第3の
絶縁層に穿設された第1コンタクトホールを通じて、上
記第2の配線導電層と接続している請求項1記載の半導
体装置。 - 【請求項7】半導体基体にスリットを有する第1の配線
導電層を形成する工程と、 上記第1の配線導電層上に、全面に第1の絶縁層を形成
する工程と、 上記第1の絶縁層の表面に、無機系の第2の絶縁層を形
成して、上記第1の絶縁層の表面を平坦化する工程と、 全面に第3の絶縁層を形成する工程と、 少なくとも上記第1および第3の絶縁層による層間絶縁
層上に、第2の配線導電層を形成する工程とを有し、 上記第2の配線導電層を、上記第1の配線導電層の上記
スリット間を跨ぐように形成し、上記層間絶縁層に穿設
した第1のコンタクトホールを通じて上記スリットによ
って分断された上記第1の配線導電層を相互に連結する
連結配線部を形成する半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】上記第1の配線導電層はのスリットは、当
該配線層によって包囲あるいは挟み込まれる領域に対
し、当該領域の周囲を少なくとも50%以上開放する請
求項7記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】上記第1の配線導電層が、受光素子に対す
る電極を構成する導電層である請求項7記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項10】半導体基体上に形成された第1の導電層
と、 上記第1の導電層を覆って形成された第1の絶縁層と、 上記第1の絶縁層上に形成された第1の配線導電層と、 上記第1の配線導電層を覆って形成された第2の絶縁層
と、 上記第2の絶縁層上に、該第2の絶縁層の表面に発生し
た段部の側面に、当該段部を平坦化するように形成され
た有機系あるいは無機系の第3の絶縁層と、 上記第3の絶縁層上に形成された第4の絶縁層と、 上記第4の絶縁層上に形成された第2の配線導電層とを
有し、 上記第1の配線導電層にスリットが形成され、 上記スリット間が、上記第2の配線導電層あるいは上記
第1の導電層と上記第2の配線導電層の両方によって、
電気的に連結している半薄体装置。 - 【請求項11】上記第3の絶縁層が、有機系あるいは無
機系SOG膜である請求項10記載の半導体装置。 - 【請求項12】上記第1の配線導電層のスリットは、上
記第1の配線導電層によって包囲ないしは挟み込まれる
領域に対し、当該領域を少なくとも50%以上開放する
間隔とする請求項10記載の半導体装置。 - 【請求項13】上記第1の導電層および第1の配線導電
層が、受光素子に対する電極を構成する導電体層である
請求項10に記載の半導体装置。 - 【請求項14】上記第1の導電層および第1の配線導電
層が、上記受光素子のグランド(接地)側の電極を構成
する導電層であり、上記第2の配線導電層が、上記受光
素子の受光面を区画する遮光体として用いられ、グラン
ドに接続している請求項13記載の半導体装置。 - 【請求項15】上記第1の配線導電層が、上記第1の絶
縁層に穿設された第1コンタクトホールを通じて、上記
第1の導電層と接続している請求項10記載の半導体装
置。 - 【請求項16】上記第1の配線導電層が、上記第2、第
3および第4の絶縁層、あるいは、上記第2および第4
の絶縁層に穿設された第2コンタクトホールを通じて、
上記第2の配線導電層と接続している請求項10記載の
半導体装置。 - 【請求項17】上記第1の導電層が膜厚200nm以下
であり、かつ、上記第1の配線導電層が膜厚800nm
以上である請求項10に記載の半導体装置。 - 【請求項18】半導体基体に第1の導電層を形成する工
程と、 上記第1の導電層上に、第1の絶縁層を形成する工程
と、 上記第1の絶縁層上に、スリットを有する第1の配線導
電層を形成する工程と、 上記第1の配線導電層上に、全面に第2の絶縁層を形成
する工程と、 上記第2の絶縁層の表面に、有機系あるいは無機系の第
3の絶縁層を形成して、上記第2の絶縁層の表面を平坦
化する工程と、 全面に第4の絶縁層を形成する工程と、 少なくとも上記第2および第4の絶縁層による層間絶縁
層上に、第2の配線導電層を形成する工程とを有し、 上記第1の導電層および上記第2の配線導電層を、上記
第1の配線導電層の上記スリット間を跨ぐように形成
し、上記第1の絶縁層に穿設した第1のコンタクトホー
ル、および、上記第2、第3および第4の絶縁層あるい
は上記第2および第4の絶縁層に穿設した第2のコンタ
クトホールを通じて、上記スリットによって分断された
上記第1の配線導電層を相互に連結する連結配線部を形
成する半導体装置の製造方法。 - 【請求項19】上記第1の配線導電層はのスリットは、
当該配線層によって包囲あるいは挟み込まれる領域に対
し、当該領域の周囲を少なくとも50%以上開放する請
求項18記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項20】上記第1の導電層および第1の配線導電
層が、受光素子に対する電極を構成する導電層である請
求項18記載の半導体装置の製造方法。
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- 2000-07-17 JP JP2000215941A patent/JP4742407B2/ja not_active Expired - Fee Related
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