JP2002032285A - 画像送信装置、画像受信装置、画像処理システムおよび記憶媒体並びに画像送信方法、画像受信方法および画像処理方法 - Google Patents

画像送信装置、画像受信装置、画像処理システムおよび記憶媒体並びに画像送信方法、画像受信方法および画像処理方法

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JP2002032285A
JP2002032285A JP2001110436A JP2001110436A JP2002032285A JP 2002032285 A JP2002032285 A JP 2002032285A JP 2001110436 A JP2001110436 A JP 2001110436A JP 2001110436 A JP2001110436 A JP 2001110436A JP 2002032285 A JP2002032285 A JP 2002032285A
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JP2001110436A
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Yasuhiro Matsuo
康博 松尾
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークコンピューティング環境におい
て、様々なコンピューティングデバイスおよびネットワ
ーク環境に依存しない画像処理を実現する。 【解決手段】 文書・画像生成装置10と文書・画像処
理装置20との間でネットワークを介して文書・画像を
送受信する画像処理システムにおいて、文書・画像生成
装置10では、文書・画像データを処理するためのプロ
グラムであって、プログラムの実行環境に依存しない第
一の処理プログラムを保持し、文書・画像データと共
に、第一の処理プログラムを取り出すためのリンク情報
を送信する。文書・画像処理装置20では、文書・画像
データと共にリンク情報を受信し、当該リンク情報に基
づいて第一の処理プログラムを文書・画像生成装置10
から読み込み、この第一の処理プログラムを当該装置2
0で実行可能な第二の処理プログラムに変換して文書・
画像データの処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像送信装置、画
像受信装置、画像処理システムおよび記憶媒体並びに画
像送信方法、画像受信方法および画像処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア、コンピュータハ
ードウエア・ソフトウエア、DTPハードウエア・ソフ
トウエアおよびネットワークインフラ等の技術的進歩に
より様々な電子ドキュメントが簡単に作成され、相互交
換・伝送・表示・編集・保存および印刷可能な環境が整
ってきた。このような状況の中、パーソナルコンピュー
タを代表とするコンピュータ資源にて実行される各種ア
プリケーションプログラム上で作成された電子ドキュメ
ントを、インターネットにて代表されるネットワーク環
境上で相互交換・伝送・表示・編集・保存・印刷するた
めに各種ファイルフォーマット、アプリケーションソフ
トウエアおよびシステムが出現し用いられている。
【0003】その代表的なファイルフォーマットとして
は、相互交換・伝送・表示・編集・保存・印刷等に用い
られるAdobe Systems社のPDF(ポータ
ブル・ドキュメント・フォーマット)やKodak社の
FlashPixフォーマット、WWW(ワールド・ワ
イド・ウェブ)環境でコンテンツ情報を伝送・表示する
目的にて用いられるHTML(ハイパー・テキスト・マ
ークアップ・ランゲージ)等が挙げられる。
【0004】また、それらを表示・編集するソフトウエ
アプログラムとして、AdobeSystems社のA
crobat Reader/Writer/Capt
ure、Kodak社のFlashPix Reade
r/Writer、そしてインターネット上でHTTP
(ハイパー・テキスト・トランスファー・プロトコル)
を用い、HTMLで記述した電子ドキュメント(コンテ
ンツ情報)を伝送し表示するために用いられるWWWブ
ラウザーソフトウエアとしてNetScape社のNe
tScape NavigatorやMicrosof
t社のInternet Explorerが代表的な
ものとして挙げられる。
【0005】ここ数年でこのようなものが利用可能なネ
ットワークコンピューティング&電子ドキュメント環境
が広がり、インターネットに代表されるネットワーク環
境に多くの電子ドキュメントが存在するようになってき
た。また同様に、印刷出力のソースデータとして、ネッ
トワーク上に存在する電子ドキュメントが用いられるよ
うになってきたことにより、印刷(プリンティング)環
境においても新しい変化が起きつつある。
【0006】従来型の印刷環境では、ホストコンピュー
タハードウエア・オペレーティングシステムに依存した
プリンタードライバーを用い、各種ページ記述言語ファ
イル(PDLファイル)を出力し、決められたネットワ
ークプロトコルにてプリンター本体にPDLファイルを
伝送し、プリンター本体が送られてきたPDLファイル
を解釈し、プリンターの特性に依存したラスターイメー
ジに展開処理してプリント出力を得るという方法が一般
的な方法として挙げられる(例えば、特開平6−162
008号公報参照)。
【0007】ここで言うページ記述言語の代表的なもの
として、Adobe Systems社のPostSc
ript、Xerox社のInterpressおよび
富士ゼロックス社のArtなどが挙げられる。また同様
に、ネットワークプロトコルとしては、TCP/IP、
Apple Computer社のAppleTal
k、Novell社のIPXおよびMicrosoft
社のNetBEUI等が代表的なものとして挙げられ
る。
【0008】ここで、上述したこれまでの一般的なプリ
ンティングアーキテクチャにてWWW上に存在するHT
MLにて記述された電子ドキュメントをプリントするこ
とを考えてみる。現状、WWWブラウザーにて表示され
たHTMLの電子ドキュメントをプリント出力する際に
は、HTMLの電子ドキュメントのコンテンツ情報がネ
ットワーク上のどのような場所に物理的に存在しようと
も、WWWブラウザーが存在するホストコンピュータ上
にそのデータをいったん読み込み、WWWブラウザーお
よびプリンタードライバーによって各種ページ記述言語
もしくはプリンタラスターデータに変換処理を行い、目
的とするプリンター本体にそのデータを送り、解釈・展
開処理を行ってプリント出力を得る方法が採られてい
る。
【0009】この方法では、HTMLによる電子ドキュ
メントのコンテンツ情報を読み込み各種のPDLファイ
ルに変換処理を行うために高速なプリント出力処理が行
えないという問題がある。また、HTMLの電子ドキュ
メントデータはドキュメント記述能力が低いため、WW
Wサーバー上に存在する殆どのドキュメントオブジェク
トは現在そのデバイスに依存した解像度のラスタープリ
ミティブデータとして取り扱われることが多く、またW
WW上でのHTMLによるドキュメントの表示におい
て、カラー情報に対する事前WYSIWYG(What You
See Is What YouGet)処理が現状では何も行われていな
いこと等もあり、一般的なアプリケーションにて生成し
た電子ドキュメントをPDLファイルに変換してプリン
ト出力を得る電子ドキュメントならびにプリンティング
方法に比べると、HTMLによる電子ドキュメントプリ
ント環境の品質は大きく劣っているというのが現状であ
る。
【0010】また一方、これまでの一般的なプリンティ
ングアーキテクチャにおいては、ホストコンピュータハ
ードウエア・オペレーティングシステム・ネットワーク
プロトコルに依存した各種プリンタードライバーをサポ
ートする必要がある。しかしながら、インターネット上
に構築されたHTML・HTTPを用いるWWW環境に
おいては、複数のホストコンピュータハードウエア・オ
ペレーティングシステム・ネットワークプロトコルに対
して依存することなく、単一の環境で様々なネットワー
クコンピュータが接続可能なため、電子ドキュメントの
伝送・表示・保存・印刷を容易に行うことが可能である
という特性を用いて、HTMLで記述され表示された電
子ドキュメントをWWWブラウザーが存在するホストコ
ンピュータ環境に一時的に送ることなく、直接ネットワ
ーク上に接続された各種プリンターに送信し、HTML
による電子ドキュメントを受信するプリンター本体がH
TTPを直接解釈することにより電子ドキュメントファ
イルとして受け取り、HTML電子ドキュメントファイ
ルを解釈・展開して、プリント出力を得るというプリン
ティングアーキテクチャを持つ製品が最近いくつか出現
しつつある。
【0011】このようなプリンティングアーキテクチャ
をサポートするプリンタコントローラには、HTTPを
解釈するネットワークプロトコルインターフェースおよ
びHTMLを解釈しプリンタデバイスに依存したラスタ
ーイメージを生成するためのインタープリターが備えら
れている。このプリンティングアーキテクチャにおいて
は、従来型の一般的なプリンティング環境と異なり、ホ
ストコンピュータハードウエア・オペレーティングシス
テム・ネットワークプロトコルに依存することなくプリ
ンティング環境を構築可能であり、各種ホストコンピュ
ータ・ネットワークプロトコル・PDLファイルに依存
したプリンタードライバーを複数個サポートする必要は
なくなる。
【0012】また、ネットワーク上に存在するHTML
で記述された電子ドキュメントデータを一度WWWブラ
ウザーの存在するホストコンピュータ上に読み込む必要
もないため、従来の一般的なプリンティングアーキテク
チャに比べると高速に印刷処理を行うことが可能とな
る。しかし、やはりHTMLを基本とした電子ドキュメ
ントデータは通常のアプリケーションデータを用いた一
般的な方法による印刷出力処理に比べるとその印刷品質
は劣っていることも現状では事実となっている。このよ
うなこれから一般的になるであろうインターネットプリ
ンティングに関するアーキテクチャの詳細は、Printer
Working Group の“Internet Printing Protocol/1.0:M
odel and Semantics”というドキュメントを参照するこ
とにより把握できる。
【0013】また、同じようなことを、電子ドキュメン
トの相互交換・伝送・表示・編集・保存処理および電子
ドキュメントの経時可読性という観点から考えてみる。
これまで、ネットワークおよびネットワークコンピュー
ティング環境が特殊な存在として取り扱われていた時代
においては、通常の電子ドキュメントの生成・相互交換
・伝送・表示・編集・保存・印刷のすべての処理は電子
ドキュメントを生成したアプリケーションソフトウエア
に依存したものであった。
【0014】一度特定のアプリケーションソフトウエア
にて生成された電子ドキュメントを他の実行環境に伝送
してから表示・編集・保存・印刷を行う際には必ず、そ
の電子ドキュメントを作成したときと同様のアプリケー
ションソフトウエアが必要であった。この制限事項がネ
ットワーク環境において自由な電子ドキュメントの交換
の妨げとなっていたことは言うまでもない。
【0015】このような問題に対しても、WWWによる
インターネット環境およびその環境で使用される電子ド
キュメントフォーマットは影響を与えた。WWW環境
は、各種コンピュータハードウエア・オペレーティング
システムに依存しない電子ドキュメントの相互交換・伝
送・表示・編集・保存・印刷環境をWWWブラウザー・
HTML・HTTPを用いてあるレベルにおいて可能と
し、その枠組みの中で電子ドキュメントのネットワーク
上での相互交換および経時可読性をある一定レベル向上
させることに成功している。また、その枠組みの中で使
用される電子ドキュメントの相互交換・伝送・表示・編
集・保存および印刷処理を目的としてAdobe Sy
stems社によって開発されたPDFファイルを用い
るアプリケーションが最近多くなってきている。
【0016】Adobe Systems社は、このフ
ァイルフォーマットを電子ドキュメントの作成・相互交
換・伝送・表示・編集・保存・印刷およびペーパードキ
ュメントの電子ドキュメント化に用いることができ、か
つコンピュータハードウエア・オペレーティングシステ
ム・アプリケーションソフトウエアに依存しない電子フ
ァイルフォーマットとして位置づけ、インターネットを
代表とするネットワークおよびネットワークコンピュー
ティング環境において電子ドキュメントの作成・相互交
換・伝送・表示・編集・保存・印刷処理に広く利用で
き、また半永久的な経時可読性を保証するファイルフォ
ーマットとして推奨し、各種ビジネスを展開してきてい
る。
【0017】また、1993年より米国Sun Mic
rosystems社を中心として開発が開始されてい
るプログラミング言語としてJava言語というものが
存在する。このJava言語の開発方針は、ネットワー
ク上を簡単に伝送・相互交換可能なポータビリティの追
求とデバイス非依存な言語体系と実行処理系の提供にあ
る。一般的にJava言語で作成されたアプリケーショ
ンソフトウエアはJavaアプレットと呼ばれ、その実
態はどのようなデバイスおよび実行環境にも依存しない
Java Byte Codeという形で生成・伝送さ
れ、実行環境にて実行処理される。
【0018】Java言語で作成されたJavaアプレ
ットおよびJavaアプリケーションは、Java実行
環境を持つWWWブラウザーアプリケーションソフトウ
エアおよび一般的な各種アプリケーション・オペレーテ
ィングシステム上で解釈(交換)処理され実行される。
Java言語の実行処理系として、Java Byte
Codeとハードウエア依存実行マシン言語との仲介
(解釈・交換)処理を行うJava Byte Cod
e Interpreterと各種オペレーティングシ
ステムで用いられるウインドウシステムのコントロール
とのインターフェースを司るAWT(Abstract Window T
oolkit) と呼ばれる実行環境が各種ハードウエアプラッ
トフォーム/オペレーティングシステム・ウインドウシ
ステムに対して開発され各社から提供されている。
【0019】このように、Java言語およびJava
アプレット実行環境においては、アプリケーションプロ
グラムおよびその実行環境と各種コンピュータデバイス
との依存性を排除することで、ネットワークコンピュー
ティング環境におけるアプリケーションプログラムの可
搬性・実行環境デバイス非依存性および経時実行性を確
保するようにしている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、ネットワークに存在する電子ド
キュメントを高品位かつ高速に相互交換・伝送・表示・
編集・保存・印刷処理可能であり、経時可読性を半永久
的に保証し得る電子ドキュメントフォーマット、プリン
ティングアーキテクチャとして、以下のような課題が存
在する。
【0021】その一つとして、従来技術の電子ドキュメ
ントフォーマット(PDF、HTML、FlashPi
x等)は、相互交換・伝送・表示・編集・印刷処理を行
う際には必ず特定の専用アプリケーション(Acrob
at、WWWブラウザー、FlashPix Read
er/Writer等)を必要とし、電子ドキュメント
のコンテンツとプログラムとの物理的かつ論理的同時存
在性および依存性の制限が存在するため、電子ドキュメ
ントの経時可読性を完全に保証することができない。ま
た、様々なコンピュータデバイスが存在するネットワー
クコンピュータ環境において、電子ドキュメントを相互
交換・伝送・表示・保存・印刷するための電子ドキュメ
ントフォーマットとして要求される経時可搬性の条件を
満たしていない。
【0022】理解しやすい具体的な問題として説明を行
うと、ネットワークを介在してPDFファイルによる電
子ドキュメントを受け取り、表示・編集・保存・印刷す
る際には必ずPDFファイルを表示・編集・保存・印刷
するためのアプリケーションソフトウエア(具体的に
は、Acrobat Reader)が必要であり、そ
のアプリケーションソフトウエアを持っていなければ表
示・編集・印刷することができない。
【0023】また、ネットワーク環境に必要なアプリケ
ーションが存在して無償で取得できる環境にあっても、
そのアプリケーションソフトウエアを入手する処理を行
わなければならないという問題がある。さらに、ネット
ワークより無償で取得できる環境を持っていないユーザ
ーは、そのアプリケーションソフトウエアを取得できな
い。先述した他の電子ドキュメントフォーマットにおい
ても同様の問題を持ち合わせている。
【0024】他の一つとして、インターネットを代表と
するネットワーク環境において、様々なネットワークコ
ンピュータ資源を介在することなく、電子ドキュメント
フォーマットを印刷処理する場合、その電子ドキュメン
トを印刷した際の品質はその電子ドキュメントのフォー
マット形式のもつ表現能力および処理系に依存した形と
なってしまい、印刷出力を目的とした画像処理装置の品
質性能を最大限に引き出すことができない場合がある。
【0025】理解しやすい具体的な問題として説明を行
うと、HTMLで作成されたWWWブラウザーのコンテ
ンツデータを直接画像処理装置に送り処理する印刷処理
系において、現状その印刷品質はHTMLの表現形式に
依存した形となってしまっており、ほとんどの描画オブ
ジェクトはその表示デバイス(作成環境)に依存したビ
ットマップ形式に近いラスタープリミティブとして処理
される。このように様々なネットワークコンピューティ
ングデバイスの依存性を排除し、電子ドキュメントデー
タを印刷(表示)する系においては、高画質表現を必要
とする電子ドキュメントフォーマットとして特定の環境
に依存する画像・描画フォーマットしか選択できない場
合、高品質な印刷装置(印刷・表示環境)に対しては様
々な問題を引き起こす。
【0026】しかし、印刷環境を主体に考え、ドキュメ
ント表現能力の高い単一のフォーマット構造にしてしま
うことはドキュメント構造の展開処理の複雑さと全体的
な処理性能の劣化という問題を引き起こしてしまうこと
となる。これと同様の問題は、電子ドキュメントを相互
交換・伝送・表示・編集・保存を行う電子ドキュメント
の搬送媒体と表示データ構造が独立ではなく、一意に決
定依存してしまうネットワークドキュメントシステムお
よび電子ドキュメントフォーマットアーキテクチャにお
いても起こる。本来ならば、伝送媒体と電子ドキュメン
トフォーマットは完全に独立性を持たなければならな
い。またそれらを決定するのはドキュメント作成者であ
ることが望ましい。
【0027】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ネットワークコンピ
ューティング環境において様々なコンピューティングデ
バイスおよびネットワーク環境に依存しない電子ドキュ
メントの相互交換・伝送・表示・編集・保存・印刷処理
環境を実現する画像処理システムおよびこれに用いられ
る文書・画像データフォーマット(電子ドキュメント構
造)を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ネットワークを介して他の装置から文
書・画像データを受信して画像処理を行うに当たって、
文書・画像データを処理するためのプログラムであっ
て、他の装置に記憶された第一の処理プログラムを他の
装置から取り出すためのリンク情報を文書・画像データ
と共に受信し、当該リンク情報に基づいて他の装置から
第一の処理プログラムを読み込み、この第一の処理プロ
グラムをこれとは異なる第二の処理プログラムに変換し
て当該第二の処理プログラムによって文書・画像データ
の処理を行うようにする。
【0029】電子ドキュメントのコンテンツとプログラ
ムの構造を、ドキュメントコンテンツデータとそれらを
表示・編集するためのドキュメントプログラムにそれぞ
れ分離して別々に存在させるのではなく、画像送信装置
において、電子ドキュメントを作成し、電子ドキュメン
トデータを生成する際に、ドキュメントコンテンツデー
タ(文書・画像データ)とドキュメントプログラム(処
理プログラム)の両方を対で持つ電子ドキュメントファ
イルデータとして生成する。
【0030】その際に、ドキュメントプログラムは、ネ
ットワークコンピューティング環境における様々なコン
ピューティングデバイスに依存しないプログラミング言
語および実行環境を持つプログラムデータとして生成さ
れる。これにより、画像受信装置(ネットワークコンピ
ューティング環境)においては、どのようなアプリケー
ションプログラムも必要とすることなく、自立的に自己
解凍形式に、即ちデバイスに依存することなく、その電
子ドキュメントを表示・編集・保存・印刷処理可能な実
行環境を提供し得る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1実施形態に係る画像処理システムの構成の概略を示す
ブロック図である。
【0032】図1において、本実施形態に係る画像処理
システムは、文書・画像データを生成し送信を行う文書
・画像生成装置(画像送信装置)10と、この文書・画
像生成装置10から送信された文書・画像データを受信
しその処理を行う文書・画像処理装置(画像受信装置)
20とからなる。文書・画像生成装置10は、文書・画
像作成部11、文書・画像データ生成部12、文書・画
像データ蓄積部13、文書・画像データ表示部14、デ
ータ処理部生成部15、データ部生成部16、データ・
データ処理合成部17およびデータ・処理送信部18に
より構成されている。
【0033】この文書・画像生成装置10において、文
書・画像作成部11は、様々な形式の文書・画像をパソ
コン等のコンピュータ上で作成するためのものである。
この文書・画像作成部11によって作成・編集された文
書・画像は、文書・画像データ生成部12において文書
・画像データとして文書・画像作成部11に依存した文
書・画像データ形式に変換されて出力される。ここで言
う文書・画像作成部11および文書・画像データ生成部
12は、一般的な文書・画像作成アプリケーションソフ
トウエア(動作環境ハードウエアを含む)として考える
ことができる。
【0034】一般的に、文書・画像データ生成部12に
て生成された文書・画像データは、文書・画像データ蓄
積部13によって蓄積され、保持される。また、この文
書・画像データ蓄積部13に蓄積された文書・画像デー
タは、文書・画像データ表示部14にて表示されかつ編
集処理が行われる。ここで言う文書・画像データ蓄積部
13は、コンピュータ上の主記憶メモリであるハードデ
ィスクとして考えることができる。また、文書・画像デ
ータ表示部14としては、コンピュータのディスプレイ
またはその他の表示デバイスでも良い。
【0035】次に、文書・画像データ蓄積部13に蓄積
された文書・画像データ、即ち作成・編集が完了した文
書・画像データはデータ処理部生成部15にわたされ、
文書・画像データを解釈・展開するために必要なデータ
処理部、即ち文書・画像データを相互交換・保存・伝送
・表示・編集・印刷等の目的にて用いるためのデータ処
理部として出力される。同様にして、データ部生成部1
6にもわたされ、文書・画像データの構成要素データで
あるデータ部として変換されて出力される。
【0036】データ処理部生成部15にて抽出されたデ
ータ処理部およびデータ部生成部16にて抽出されたデ
ータ部は、データ・データ処理合成部17にわたされて
一つのあらたな文書・画像ファイルとして生成される。
データ・データ処理合成部17にて生成された文書・画
像ファイルは、データ・処理送信部18にわたされ、ネ
ットワーク上の様々な場所に接続された他の画像処理装
置に配布される。
【0037】一方、文書・画像処理装置20は、データ
・処理受信部21、データ・データ処理分離部22、デ
ータ処理部実行形式変換部23、データ処理部記憶部2
4、データ部記憶部25、データ処理部実行部26、文
書・画像展開記憶部27、文書・画像表示/編集部2
8、文書・画像出力インタ−フェース部30および文書
・画像出力部30により構成されている。
【0038】この文書・画像処理装置20において、デ
ータ・処理受信部21にて受信された文書・画像データ
は、データ・データ処理分離部22においてデータ部お
よびデータ処理部に分解処理される。このデータ・デー
タ処理分離部22にて分解処理されることによって生成
されたデータ処理部は、データ処理部実行形式変換部2
3にて本文書・画像処理装置20のハードウエアおよび
ソフトウエア実行環境にて実行可能な形式に変換され
る。ここで出力される実行可能な形式とは、その環境に
て実行可能なソフトウエアプログラムまたはハードウエ
アスクリプトなどを指す。データ処理部実行形式変換部
23にて受信環境で実行可能な実行形式に変換されたデ
ータ処理部は、データ処理部記憶部24に一時的に記憶
される。
【0039】一方、データ・データ処理分離部22にて
分離されることによって抽出されたデータ部はデータ部
記憶部25に記憶され、一時的に保持される。データ処
理部記憶部24とデータ部記憶部25に記憶された文書
・画像データのデータ処理部とデータ部はデータ処理部
実行部26にわたされ、目的とする文書・画像データを
表示・編集・印刷・保存可能な形式に変換処理される。
【0040】データ処理部実行部26にて実行され、形
式変換処理された文書・画像データは文書・画像展開記
憶部27にわたされ、編集・表示に際しては文書・画像
表示・編集部28によって表示処理が行われる。また、
文書・画像展開記憶部27に記憶された文書・画像デー
タがプリント出力を目的としている場合は、文書・画像
出力インタ−フェース部29を経由して文書・画像出力
部30に送られることにより、印刷出力を得ることが可
能である。
【0041】ここで、上記構成の第1実施形態に係る画
像処理システムの構成と従来例に係る画像処理システム
の構成の違いについて、図2および図3を用いて説明す
る。なお、図2は従来例に係る画像処理システムの構成
図、図3は第1実施形態に係る画像処理システムの構成
図である。なお、図2および図3において、同等部分に
は同一符号を付して示してある。
【0042】先ず、図2に示す従来例に係る画像処理シ
ステムにおいて、ドキュメント作成コンピュータ31上
のアプリケーションプログラム34で作成された文書・
画像データは、アプリケーションデータ35としてドキ
ュメント作成コンピュータ31上に存在するアプリケー
ションプログラム34に依存したデータフォーマットに
て保存・伝送処理が行われ、ドキュメント受信コンピュ
ータ32に送られる。ドキュメント受信コンピュータ3
2において、送られてきたアプリケーションデータ35
を電子ドキュメント40としてドキュメント受信コンピ
ュータ32上に表示し、編集可能な状態にするには、ド
キュメント生成コンピュータ31上で文書・画像作成に
用いたアプリケーションプログラム34が必要である。
【0043】また同様に、ドキュメント受信コンピュー
タ32にて受信したアプリケーションデータ35により
文書・画像をプリンター33において印刷処理する際に
は、印刷すべきプリンター33に対するプリントデータ
37を出力するために、アプリケーションプログラム3
4、プリントデータクリエーター(プリンタードライバ
ー)36を必要とし、また同時に従来例のプリンター3
3にはプリントサービスプログラム38とプリントプロ
グラム39が必要である。
【0044】これに対し、図3に示す第1実施形態に係
る画像処理システムでは、ドキュメント作成コンピュー
タ31上のアプリケーションプログラム34で作成され
た文書・画像データは、ドキュメント作成コンピュータ
31上に存在するコンポーザー42により、その文書・
画像データのデータ部とその処理プログラムであるデー
タ処理部を併せ持つドキュレット43として生成され、
ドキュメント受信コンピュータ32に送られる。
【0045】ドキュレットデータ43を受け取ったドキ
ュメント受信コンピュータ32にて電子ドキュメント4
0として表示・編集処理を行う際には、従来例とは異な
り、文書作成時に使用したドキュメント作成コンピュー
タ31上に存在するのと同じアプリケーションプログラ
ム34を必要とすることなく、ドキュレット43を展開
処理することによって文書・画像データのデータ部とデ
ータ処理部に分離し、データ処理部をドキュレット実行
環境44にて実行可能な形式に変換し、その後データ部
を読み込み実行処理することにより、電子ドキュメント
40を表示・編集可能な実行環境を得ることが可能とな
る。
【0046】また、印刷処理に際しても同様に、従来例
とは異なり、アプリケーションプログラム34、プリン
トデータクリエーター(プリンタードライバー)36、
プリントサービスプログラム38、プリントプログラム
39を必要とすることなくプリンター33への印刷出力
処理が可能である。この際に、ドキュメント作成コンピ
ュータ31から送られてきたドキュレット43のデータ
処理部には、プリントデータクリエーター(プリンター
ドライバー)36、プリントサービスプログラム38、
プリントプログラム39と同様の処理を含む。そして、
それらのプログラムをドキュレット実行環境44にて実
行可能な形式に変換し、プリントすべきデータ部を読み
込み、展開処理およびプリントサービス処理を行うこと
により実行される。
【0047】また、第1実施形態においては、ドキュメ
ント生成コンピュータ31、ドキュメント受信コンピュ
ータ32およびプリンター33の間の文書・画像データ
形式としてはドキュレット43による単一データフォー
マットの伝送が可能となる。また電子ドキュメント40
に対する処理およびペーパードキュメント41を取得す
る印刷処理の両方においても、ドキュレット43はドキ
ュメント生成コンピュータ31、プリンター33におい
て自立的に自己解凍形式にて実行可能であり、また実行
環境としても単一のドキュレット実行環境44を用いる
ことができるという利点がある。
【0048】次に、画像処理構成要素/文書・画像フォ
ーマット/電子・ペーパードキュメントの依存関係につ
いて、図4を用いて本実施形態に係る画像処理システム
と従来例に係る画像処理システムを対比して説明する。
なお、図4において、(a)は従来例に係る画像処理シ
ステムの場合、(b)は第1実施形態に係る画像処理シ
ステムの場合であり、また図2および図3と同等部分に
は同一符号を付して示してある。
【0049】先ず、従来例に係る画像処理システムにお
ける依存関係について説明するに、文書・画像データ伝
送先のパソコン上で電子ドキュメント32を伝送・表示
・編集するために用いるには、通常、その電子ドキュメ
ント40を作成したアプリケーション34と電子ドキュ
メント40のアプリケーションデータ35を必要とす
る。また、印刷処理を行い、出力されるべきペーパード
キュメント41を得るには、アプリケーションプログラ
ム34、アプリケーションデータ35、プリンターデー
タクリエーター(プリンタードライバー)36をコンピ
ュータ上に必要とし、またプリンター上にはプリントサ
ービスプログラム38とプリントプログラム39を必要
としてしまう。
【0050】次に、同様にして第1実施形態に係る画像
処理システムにおける依存関係について説明する。ドキ
ュメント生成コンピュータ上で作成された電子ドキュメ
ントは、コンポーザー42によってドキュレット43と
して生成され、ネットワーク上の他のコンピュータ上に
伝送される。伝送されたドキュメントを電子ドキュメン
ト40およびペーパードキュメント41として出力する
際は、ドキュレット実行環境44のみを必要とし、単一
のデータフォーマットと実行環境においてそれぞれの処
理を実行可能である。ここで言うドキュレットとは、そ
のプログラム・データ構造を制限するものではなく、伝
送媒体としての固有形態の一つである。
【0051】図5に、第1実施形態に係る画像処理構成
要素/文書・画像フォーマットの内部構造を示す。先
ず、コンポーザーの内部構造(a)について説明する
と、コンポーザー42は、電子ドキュメント生成コンピ
ュータ上にて動作し、各種アプリケーションプログラム
にて生成された文書・画像データをドキュレット43の
構成要素に変換する。
【0052】コンポーザー42の構成要素としては、ア
プリケーションデータをドキュレット43のデータ部と
して変換・生成処理を行うデータ変換部42-1と、アプ
リケーションプログラム実行環境をドキュレット43の
データ処理部として変換・生成処理を行うデータ処理プ
ログラム変換部42-2と、印刷やドキュメント配信ジョ
ブ内容等が記述されたジョブサービスプログラムを生成
するジョブサービス変換部42-3と、伝送したデータの
セキュリティと配信先でのアクセス認証を行うことが可
能なセキュリティプログラムを添付するためのセキュリ
ティ添付部42-4とから構成される。
【0053】ここで、データ処理プログラム変換部42
-2にて変換処理されるデータ処理プログラムは、この電
子ドキュメントを生成したアプリケーションプログラム
とは限らず、コンポーザー内部で独自のファイルフォー
マットをサポートしデータ部として生成した場合は、そ
の独自データフォーマットを展開処理する展開プログラ
ムが変換処理されてデータ処理部として添付される。
【0054】また、ジョブサービス変換部42-3とセキ
ュリティ添付部42-4のコンポーザーでの動作はオプシ
ョナルなものである。このジョブサービス変換部42-3
は次のように利用される。すなわち、ジョブサービス変
換部42-3に、伝送後もしくは伝送前に実行処理される
様々な印刷に関連した物理的処理を記述するようにす
る。これは、複数の異なる実行資源環境において生成さ
れた文書・画像フォーマットに対して記述可能である。
これにより、ジョブサービス変換部42-3に対する印刷
に関連した物理的処理は、送信側もしくは受信側におい
ても実行処理可能となる。
【0055】一方、セキュリティ添付部42-4について
は、文書・画像フォーマットのデータ処理部に、自動的
に添付され情報更新可能な自己実行型のセキュリティプ
ログラムとサービスサービスカウントプログラムを含む
ようにする。これにより、自立的にセキュリティ・課金
処理等の実行が可能となる。
【0056】続いて、ドキュレットの内部構造(b)に
ついて説明する。ドキュレット43は、ドキュメント生
成コンピュータ上で各種アプリケーションプログラムに
て作成された文書・画像データを伝送するために、文書
・画像データを含むデータ部43-1と伝送先のコンピュ
ータにおいてドキュレット43のデータ部43-1を展開
実行して伝送・表示・編集・印刷・保存可能な形式に変
換するデータ処理部43-2により構成される。
【0057】データ処理部43-2は、伝送先のコンピュ
ータ上でドキュレット実行環境44において解釈され、
実行可能な形式に変換処理されたのちに展開実行される
こととなる。ドキュレット43のデータ処理部43-2の
内部構造としては、文書・画像データを表示・編集・印
刷・保存可能な形式に変換処理するドキュメントプログ
ラム43-2-1と、印刷やドキュメント配信ジョブ等の処
理が記述されたドキュメントジョブサービスプログラム
43-2-2と、データのセキュリティと配信先でのアクセ
ス認証を行うことが可能なドキュメントセキュリティプ
ログラム43-2-3により構成される。ここで、ドキュメ
ントジョブサービスプログラム43-2-2とドキュメント
セキュリティプログラム43-2-3の添付はオプショナル
なものである。
【0058】次に、ドキュレット実行環境の内部構造
(c)について説明を行う。ドキュレット実行環境に
は、ドキュレット43の実行プログラムを解釈し、実行
環境(ハードウエア・ソフトウエア)にて実行可能な実
行形式に変換処理を行う実行プログラム解釈・変換処理
部44-1と、ドキュレットプログラムそのものの解釈・
変換・実行表示処理等を制御するドキュレット処理部4
4-2と、各種実行環境の表示ソフトウエアに依存した表
示処理・インタ−フェースを実行するドキュメント入出
力デバイス依存処理実行部44-3とから構成される。こ
こで説明したドキュレット実行環境としては、先述した
Java言語プログラムの実行環境を利用することが可
能である。その構成に関しては後で述べる。
【0059】図6は、第1実施形態に係る画像処理シス
テムにおける文書・画像フォーマットの変換・処理の流
れを示したフロー図である。このフロー図を用いて、第
1実施形態に係る画像処理システムの動作および文書・
画像フォーマットの変換・処理の手順について以下に説
明する。
【0060】先ず、ドキュメント生成・送信を行う文書
・画像生成装置10側の動作を説明すると、アプリケー
ションプログラムにて作成されたアプリケーションドキ
ュメントファイル45は、コンポーザー42にてデータ
・ドキュメント処理・ジョブサービス・セキュリティプ
ログラムを含む実行ドキュメントファイルであるドキュ
レットファイル46として生成される。この生成された
ドキュレットファイル46は、ネットワークを経由して
配信先の各種コンピュータに送信される。
【0061】ここからは、ドキュメント受信・処理を行
う文書・画像処理装置20側のコンピュータ内の操作に
ついて説明を行う。ネットワークを経由して送られてき
たドキュレットファイル46は、受信されたコンピュー
タ上でファイルとして記憶される。ファイルとして記憶
されたドキュレットファイル46は、開封時にドキュレ
ット実行環境44にてセキュリティプログラムの解釈・
変換・実行処理が行われ、ドキュメントそのものがネッ
トワーク上のセキュリティチェックポイントに対してド
キュメント開封のためのセキュリティ認証を行う。
【0062】セキュリティ認証が許可されたなら、ドキ
ュレットファイル内部のデータ部およびデータ処理部を
分離するための分離プログラムが実行される。分離プロ
グラムの実行結果としてアプリケーションにより電子ド
キュメントの表示・編集・保存処理の場合は、アプリケ
ーションファイル47とそのアプリケーションプログラ
ム48が生成される。同様にして、印刷によるペーパー
ドキュメント出力処理の際は、プリントフォーマット4
9とデコンポーザープログラム50とジョブサービスプ
ログラム51が生成される。
【0063】受信したドキュレットファイル46をアプ
リケーションファイルとして表示・編集・保存する際に
は、ドキュレット実行環境44にてアプリケーションプ
ログラム48が実行され、アプリケーションファイル4
7が読み込まれることによりアプリケーション環境52
が提供される。同様に、ペーパードキュメントを取得す
る印刷処理の際には、ドキュレット実行環境44にてジ
ョブサービスプログラム51が実行され、その後デコン
ポーザープログラム50が実行され、プリントフォーマ
ットを読み込みプリントレディーフォーマット53の出
力のための展開処理が行われる。それらのプログラム実
行結果として、プリントレディーフォーマット53が出
力され、ペーパードキュメント41を取得する。
【0064】図7は、第1実施形態に係る画像処理シス
テムのドキュレット実行環境として利用可能なJava
実行環境の説明図である。本実施形態に係る画像処理シ
ステムおよび文書・画像フォーマットを変換処理する実
行プログラム実行環境として、Javaプログラムおよ
びJava実行環境を利用することが可能である。
【0065】図5で説明したコンポーザー42そのもの
をJava実行プログラムとして提供することも可能で
あり、かつドキュレット43のデータ処理部43-2のド
キュメントセキュリティプログラム43-2-3、ドキュメ
ントジョブサービスプログラム43-2-2、ドキュメント
プログラム43-2-1をJava実行プログラムとして提
供することで、ドキュレット実行環境44として一般的
に良く知られているJava実行環境を利用することが
できる。
【0066】Java実行環境は、Javaプログラム
61と、Javaプログラム61の入出力処理を行うJ
ava処理系62と、Javaプログラム61として生
成されたJava Byte Codeを各種コンピュ
ータ実行環境のCPUにて実行可能な実行プログラムに
変換処理を行うバイトコードインタープリター(ByteCod
e Interpreter)63と、各コンピュータ実行環境に存在
する各種、各メーカーのCPU64と、各種OS(Opera
ting System)がサポートしているGUI(Graphical Use
r Interface)ウインドウ環境65と、Javaプログラ
ム実行結果をGUIウインドウ環境65に表示するため
のインタ−フェース処理を行うAWT(Abstract Window
Toolkit) 66とから構成されている。
【0067】上述したように、電子ドキュメントのコン
テンツとプログラムの構造を、ドキュメントコンテンツ
データとそれらを表示・編集するためのドキュメントプ
ログラムにそれぞれ分離して別々に存在させるのではな
く、電子ドキュメントを作成し、電子ドキュメントデー
タを生成する際に、ドキュメントコンテンツデータとド
キュメントプログラムの両方を対で持つ電子ドキュメン
トファイルデータとして生成するとともに、ドキュメン
トプログラムをネットワークコンピューティング環境に
おける様々なコンピューティングデバイスに依存しない
プログラミング言語および実行環境を持つプログラムデ
ータとして生成することで、伝送されたネットワークコ
ンピューティング環境においては、どのようなアプリケ
ーションプログラムも必要とすることなく、自立的に自
己解凍形式にその電子ドキュメントを表示・編集・保存
・印刷処理可能な実行環境を提供することができる。
【0068】また、その電子ドキュメントファイルを生
成した生成者(クリエーター)が電子ドキュメントデー
タ形式とそれらを取り扱うドキュメントデータプログラ
ムとの依存関係を保証すると同時に、自由にその形式を
選択することができる。さらに、印刷環境においても、
印刷処理に用いる印刷処理データフォーマットおよび印
刷プログラムを従来技術のように固定の限られたフォー
マット形式およびそのフォーマットに対応したインター
プリター(デコンポーザー)プログラムとして持つので
はなく、そのドキュメントに応じたドキュメントフォー
マット・実行環境にて実行し得るようにしたことで、高
速かつ高画質な印刷処理を実行可能な印刷環境を提供で
きるようになる。
【0069】ここで、ドキュメントコンテンツデータ
(データ部)のフォーマットは、アプリケーション文書
・画像ファイル、OSドローイングメソッド文書・画像
ファイル、PDL文書・画像ファイル、ベクターエンコ
ーディングされた文書・画像ファイル、圧縮されエンコ
ーディングされた文書・画像ファイル、ラスターエンコ
ーディングされた文書・画像ファイル、ラスター文書・
画像ファイルなど、どのような形式の文書・画像フォー
マットでも良く、また動画像データファイルでも良い。
【0070】また、ドキュメントプログラム(データ処
理部)は、アプリケーション実行プログラム、OSドロ
ーイングメソッド解釈・展開プログラム、PDL解釈・
展開プログラム、ベクターエンコーディング解釈・展開
プログラム、圧縮・エンコーディングファイル解釈・実
行プログラム、ラスターエンコーディングファイル解釈
・実行プログラム、ラスターファイル解釈・展開実行プ
ログラムなど、どのようなフォーマットを解釈・展開実
行処理するプログラム形式でも良い。ただし、データ部
が動画像データファイルの場合には、当然のことなが
ら、動画像処理プログラムとなる。
【0071】なお、上記実施形態では、文書・画像フォ
ーマットとして、データ部およびデータ処理部を持たせ
る構成の場合について説明したが、伝送される様々な実
行資源環境に対応し得る色空間などのカラー固有情報
と、その実行資源環境においてデータ部を相互交換・伝
送・表示・編集・保存・印刷可能な形式に変換実行する
ために用いる色変換処理部とを持たせることも可能であ
る。これにより、伝送された実行資源環境において、カ
ラー固有情報を取得し、色変換処理部を解釈することに
よってカラー情報に対する色変換処理を実行することが
可能となる。
【0072】また、上記実施形態では、文書・画像フォ
ーマットのデータ処理部を、印刷処理の指定やセキュリ
ティ・課金処理などにも利用するとしたが、その利用法
としては種々考えられる。例えば、文書・画像フォーマ
ットのデータ処理部に、伝送後もしくは伝送前に実行処
理される様々な印刷に関連した処理を実行し得るネット
ワーク上に存在する仮想画像処理装置モデルそのもの、
またはその場所情報を含むようにする。これにより、ど
のような環境においても、文書・画像フォーマットのデ
ータ部、データ処理部および仮想画像処理装置モデルを
用いて様々な印刷に関連した文書・画像データ編集処理
の実行が可能となる。
【0073】さらに、文書・画像フォーマットのデータ
部およびデータ処理部にそれぞれ特性情報部を持たせ、
それらの特性情報を管理する特性情報管理手段との論理
的かつ物理的な位置情報とリンク関係を保持し得るよう
にすることにより、これら特性情報部、データ部および
データ処理部を最新の構成に変換する、いわゆる電子ド
キュメントのバージョンアップを適宜実現できることに
なる。
【0074】また、上記実施形態では、文書・画像フォ
ーマットのデータ部の実データおよびデータ処理部のプ
ログラムデータを伝送するとしたが、例えばデータ処理
部を伝送可能なネットワーク環境の特定の実行資源環境
に存在させることによってデータ部とデータ処理部を物
理的に分離し、当該実行資源環境においてデータ部を相
互交換・伝送・表示・編集・保存・印刷可能な形式に変
換実行処理する際に、例えばアドレス指定によってネッ
トワーク環境を介して逐次読み込んで実行するようにす
ることも可能である。これによれば、伝送するデータサ
イズを小さくできる利点がある。
【0075】図8は、本発明の第2実施形態に係る画像
処理システムの構成の概略を示すブロック図である。図
8において、本実施形態に係る画像処理システムは、文
書・画像データを生成し送信を行う文書・画像生成装置
(画像送信装置)70と、この文書・画像生成装置70
から送信された文書・画像データを受信しその処理を行
う文書・画像処理装置(画像受信装置)80とからな
る。
【0076】これら文書・画像生成装置70および文書
・画像処理装置80の具体的な構成について以下に説明
する。先ず、文書・画像生成装置70は、複数(本例で
は、3個)の文書・画像作成部71-1〜71-3、3個の
文書・画像データ生成部72-1〜72-3、文書・画像デ
ータ蓄積部73、文書・画像データ表示部74、データ
処理部生成部75、データ部生成部76、データ・デー
タ処理合成部77、文書・画像ファイル合成処理部78
およびデータ・処理送信部79により構成されている。
【0077】この文書・画像生成装置70において、3
個の文書・画像作成部71-1〜71-3は、各々異なる形
式の文書・画像をパソコン等のコンピュータ上で作成す
るためのものである。これら文書・画像作成部71-1〜
71-3によって作成・編集された各形式の文書・画像
は、それぞれ対応する3個の文書・画像データ生成部7
2-1〜72-3において文書・画像データとして3個の文
書・画像作成部71-1〜71-3の各々に依存した文書・
画像データ形式に変換されて出力される。ここで言う3
個の文書・画像作成部71-1〜71-3および3個の文書
・画像データ生成部72は、一般的な文書・画像作成ア
プリケーションソフトウエア(動作環境ハードウエアを
含む)として考えることができる。
【0078】一般的に、文書・画像データ生成部72-1
〜72-3にて生成された形式の異なる複数の文書・画像
データは、文書・画像データ蓄積部73に蓄積され、保
持される。また、文書・画像データ蓄積部73に蓄積さ
れた複数の文書・画像データは、文書・画像データ表示
部74にて表示されかつ編集処理が行われる。ここで言
う文書・画像データ蓄積部73は、コンピュータ上の主
記憶メモリであるハードディスクとして考えることがで
きる。また、文書・画像データ表示部74としては、コ
ンピュータのディスプレイまたはその他の表示デバイス
でも良い。
【0079】次に、文書・画像データ蓄積部73に蓄積
された複数の文書・画像データ、即ち作成・編集が完了
した複数の文書・画像データはデータ処理部生成部75
にわたされ、文書・画像データを解釈・展開するために
必要な複数のデータ処理部、即ち文書・画像データを相
互交換・保存・伝送・表示・編集・印刷等の目的にて用
いるための複数のデータ処理部として出力される。
【0080】同様にして、データ部生成部76にもわた
され、複数の文書・画像データの構成要素データである
複数のデータ部として変換されて出力される。データ処
理部生成部75にて抽出された複数のデータ処理部およ
びデータ部生成部76にて抽出された複数のデータ部
は、データ・データ処理合成部77にわたされて一つの
あらたな文書・画像ファイルとして生成される。
【0081】ここで、データ・データ処理合成部77に
て生成された文書・画像ファイルが複数の異なる種類の
文書・画像作成部71-1〜71-3にて作成された文書・
画像ファイルである場合は、複数の文書・画像ファイル
を文書・画像ファイル合成処理部78にて単一の文書・
画像ファイル形式へのマージ(merge)処理を行
う。文書・画像ファイル合成処理部78にて生成された
単一の文書・画像ファイルは、文書・画像ファイル相互
伝送部79にてネットワークを介して目的とする文書・
画像共有・交互交換環境へと伝送される。
【0082】一方、文書・画像処理装置80は、文書・
画像ファイル相互伝送部81、文書・画像ファイル分離
処理部82、データ・データ処理分離部83、データ処
理部実行形式変換部84、データ処理部記憶部85、デ
ータ部記憶部86、データ処理部実行部87、文書・画
像操作部88、文書・画像展開記憶部89、文書・画像
表示/編集部90、文書・画像出力インタ−フェース部
91および文書・画像出力部92により構成されてい
る。
【0083】この文書・画像処理装置80において、文
書・画像ファイル相互伝送部81にて受信された複数の
異なる画像・ファイル形式を有する単一の文書・画像デ
ータ(文書・画像ファイル)は、文書・画像ファイル分
理処理部82にて各項単位に複数の文書・画像データに
分離される。この分離された複数の文書・画像データ
は、データ・データ処理分離部83においてデータ部お
よびデータ処理部に分解処理される。
【0084】このデータ・データ処理分離部83にて分
解処理されることによって生成されたデータ処理部は、
データ処理部実行形式変換部84にて本文書・画像処理
装置80のハードウエアおよびソフトウエア実行環境に
て実行可能な形式に変換される。ここで出力される実行
可能な形式とは、その環境にて実行可能なソフトウエア
プログラムまたはハードウエアスクリプトなどを指す。
データ処理部実行形式変換部84にて受信環境で実行可
能な実行形式に変換されたデータ処理部は、データ処理
部記憶部85に一時的に記憶される。
【0085】一方、データ・データ処理分離部83にて
分離されることによって抽出されたデータ部はデータ部
記憶部86に記憶され、一時的に保持される。データ処
理部記憶部85とデータ部記憶部86に記憶された文書
・画像データのデータ処理部とデータ部はデータ処理部
実行部87にわたされ、目的とする文書・画像データを
表示・編集・印刷・保存可能な形式に変換処理される。
ここで、複数の文書・画像データを単一形式の文書・画
像ファイルとして取り扱い、事前にならびかえ(プリコ
レーション)等の処理を実行する際には、文書・画像操
作部88にてその処理が行われる。
【0086】データ処理部実行部87にて形式変換処理
され、文書・画像操作部88にて操作された文書・画像
データは、文書・画像展開記憶部89にわたされ、編集
・表示に際しては文書・画像表示・編集部90によって
表示処理が行われる。また、文書・画像展開記憶部89
に記憶された文書・画像データがプリント出力を目的と
している場合は、文書・画像出力インタ−フェース部9
1を経由して文書・画像出力部92に送られることによ
り、印刷出力を得ることが可能である。
【0087】上述した第2実施形態に係る画像処理シス
テムの構成により、複数の文書・画像作成部71-1〜7
1-3にて作成されたそれぞれ形式が異なる文書・画像デ
ータを単一形式の文書・画像ファイルとして処理し、共
有・相互交換・保存・表示・編集・印刷可能な環境を提
供することができる。
【0088】図9は、従来例のドキュメント構造と第2
実施形態に係る画像処理システムで処理されるドキュメ
ント構造との比較図である。ここでは、複数の異なるO
S・プラットフォーム環境において異なるアプリケーシ
ョンプログラムにて作成された異なる種類の複数の文書
・画像ファイルを単一の文書・画像ファイルとして取り
扱う際のドキュメント構造について述べる。図9(a)
は、3つの異なるアプリケーションプログラムにて作成
されたドキュメントを示しており、それぞれ異なるアプ
リケーションプログラムにて作成された異なる実行環境
・データ形式を持つ文書・画像ファイルである。
【0089】図9(b)は、3つの異なるアプリケーシ
ョンプログラムにて作成されたドキュメントをOLE
(Object Linking and Embedding)技術でマージしたと
きのドキュメント構造を示しており、アプリケーション
3にて作成された文書・画像ファイル(データ)の中に
オブジェクトとしてアプリケーション1および2にて作
成された文書・画像ファイル(データ)を埋め込んだ構
造となっている。この構造にて電子文書・画像ファイル
の共有・相互交換・保存・表示・編集・印刷処理を行う
場合には、アプリケーション3以外にアプリケーション
1および2がアプリケーション3とは全く独立に存在し
なければならない。
【0090】図9(c)、は3つの異なるアプリケーシ
ョンプログラムにて作成されたドキュメントを単一デー
タ形式のアプリケーションでマージしたときのドキュメ
ント構造を示しており、3つの異なるアプリケーション
1,2,3で作成された文書・画像ファイルを単一形式
のデータ構造(ラスターデータやPDF)にエクスポー
ト(変換)処理することにより、変換後のデータは単一
のアプリケーション4で合成・分割処理が可能な形式と
なる。しかし、これら文書・画像ファイルを共有・相互
交換・保存・表示・編集・印刷する際には、アプリケー
ションプログラム4が存在しなければならない。
【0091】これに対し、図9(d)は、3つの異なる
アプリケーションプログラムにて作成されたドキュメン
トを第2実施形態に係る文書・画像生成装置70におい
てマージ処理したときのドキュメント構造を示したもの
である。第2実施形態に係る文書・画像生成装置70に
てマージ処理されたアプリケーションプログラム1、ア
プリケーションプログラム2およびアプリケーションプ
ログラム3の3つの異なる種類の文書・画像ファイル
は、ドキュレット1、ドキュレット2およびドキュレッ
ト3として変換処理され、かつドキュレット4としてマ
ージされ、単一形式の文書・画像ファイルを形成する。
【0092】この場合は、それぞれの文書・画像データ
にアクセスし、マージ・ディバイド処理する際にも、ま
た文書・画像ファイルの共有・相互交換・保存・表示・
編集・印刷を行う際にも、他のアプリケーションプログ
ラムに依存することなく、それぞれの処理を実行するこ
とが可能となる。
【0093】図10は、第2実施形態に係る画像処理シ
ステムにおける文書・画像フォーマットの変換・処理の
流れを示すフロー図である。このフロー図を基に、第2
実施形態に係る画像処理システムの動作および文書画像
フォーマットの変換・処理の流れを説明する。
【0094】先ず、文書・画像生成装置(ドキュメント
生成・送信サイド)70の動作を説明すると、異なる複
数のアプリケーションプログラムにて作成されたアプリ
ケーションプログラム・ファイルA、アプリケーション
プログラム・ファイルB、アプリケーションプログラム
・ファイルCは、コンポーザー101にてデータ・ドキ
ュメント処理・ジョブサービス・セキュリティプログラ
ムを含む実行ドキュメントファイルであるドキュレット
ファイルA、ドキュレットファイルB、ドキュレットフ
ァイルCとして生成される。生成されたドキュレットフ
ァイルA/B/Cは、ドキュレットマージ処理部102
にて単一形式の文書・画像ファイルにマージ処理されて
ドキュレットファイルDとして生成され、その後ネット
ワークを経由して共有・配信先の各種コンピュータに送
信される。
【0095】ここからは、文書・画像処理装置(ドキュ
メント共有・処理サイド)80のコンピュータ内の操作
について説明する。文書・画像生成装置70からネット
ワークを経由して送られてきたドキュレットファイルD
は、ドキュレットディバイド処理部103にて分割さ
れ、ドキュレットファイルA、ドキュレットファイル
B、ドキュレットファイルCとして生成される。これら
ドキュレットファイルA/B/Cは、ドキュレット実行
環境104にて実行処理され、アプリケーションプログ
ラムにて表示処理する際にはドキュメントA/B/Cと
して生成され、また印刷処理する際にはプリントレディ
ーフォーマットA/B/Cとして変換処理される。
【0096】変換処理されたドキュメントA/B/Cお
よびプリントレディーフォーマットA/B/Cは、それ
ぞれアプリケーション環境105に読み込まれ、電子ド
キュメントA/B/Cとして表示・編集・保存可能な形
式となり、またプリントレディーフォーマット106に
変換された後、ペーパードキュメントA/B/Cとして
その出力を得ることが可能となる。
【0097】以上説明した第2実施形態においては、文
書・画像生成装置70が単一で、この単一の文書・画像
生成装置70の中にそれぞれ異なる形式の文書・画像を
作成する例えば3個の文書・画像作成部71-1〜71-3
を備えた構成の画像処理システム、即ち同じ環境の中で
アプリケーションが違う構成の画像処理システムに適用
した場合について説明したが、文書・画像生成装置70
は必ずしも単一である必要はない。
【0098】例えば、図11に示すように、単一の文書
・画像処理装置80に対して、複数の異なるコンピュー
ティング・アーキテクチャからなる文書・画像生成装置
70-1〜70-nを設けた構成の画像処理システム、即ち
環境(Macintosh,Unix(登録商標),W
indows(登録商標)のそれぞれのOSが動作する
コンピューティング・アーキテクチャ)が違う構成の画
像処理システムとすることも可能である。かかる構成の
画像処理システムの場合には、図8に示す文書・画像処
理装置80において、文書・画像操作部88が有用な作
用をなす。すなわち、複数の文書・画像生成装置70-1
〜70-nから伝送される複数の文書・画像データを単一
形式の文書・画像ファイルとして取り扱い、項順変換お
よび編集等の処理を実行する。
【0099】このように、単一の文書・画像処理装置8
0に対して、複数の文書・画像生成装置70-1〜70-n
を設けた構成とすることにより、複数の文書・画像生成
装置70-1〜70-nにおける各々形式が異なる複数の文
書・画像データ生成部72-1〜72-3で生成された文書
・画像データを、単一の文書・画像フォーマットに変換
することなくそれぞれ独立な異なる形式の文書・画像フ
ァイルのまま単一の文書・画像ファイルとして取り扱う
ことができる。換言すれば、複数の異なるハードウェア
・オペレーティング環境の複数の異なるアプリケーショ
ンにて作成された複数の電子ドキュメントを単一の電子
ドキュメントとして取り扱い、相互交換・伝送・表示・
編集・保存・印刷処理を行うことができる。
【0100】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ネットワークコンピューティング環境において、
様々なコンピュータデバイスに依存することなく、電子
ドキュメントの相互交換・伝送・表示・編集・保存・印
刷処理を行うことが可能なネットワーク・電子ドキュメ
ント環境を提供でき、しかも電子ドキュメントのコンテ
ンツとプログラミングの論理的かつ物理的な同時存在性
および論理的依存性の持つ各種制限を排除することがで
きるため、電子ドキュメントの経時可読性を保証でき
る。
【0101】また、電子ドキュメントの伝送媒体・デー
タ構造・データ処理プログラムを縦続依存関係なく選択
可能であるため、電子ドキュメント・ペーパードキュメ
ントを様々なデバイスに出力する際の表示品質等の問題
もドキュメント生成サイドにて解決して保証することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る画像処理システ
ムの構成の概略を示すブロック図である。
【図2】 従来例に係る画像処理システムの構成図であ
る。
【図3】 第1実施形態に係る画像処理システムの構成
図である。
【図4】 画像処理構成要素/文書・画像フォーマット
/電子・ペーパードキュメントの依存関係について、従
来例に係る画像処理システム(a)と第1実施形態に係
る画像処理システム(b)とを対比する図である。
【図5】 第1実施形態に係る画像処理構成要素/文書
・画像フォーマットの内部構造を示す図であり、(a)
はコンポーザーの内部構造を、(b)はドキュレットの
内部構造を、(c)はドキュレット実行環境の内部構造
をそれぞれ示している。
【図6】 第1実施形態に係る画像処理システムにおけ
る文書・画像フォーマットの変換・処理の流れを示すフ
ロー図である。
【図7】 第1実施形態に係る画像処理システムのドキ
ュレット実行環境として利用可能なJava実行環境の
説明図である。
【図8】 本発明の第2実施形態に係る画像処理システ
ムの構成の概略を示すブロック図である。
【図9】 従来例のドキュメント構造と第2実施形態に
係るドキュメント構造の比較図である。
【図10】 第2実施形態に係る画像処理システムにお
ける文書・画像フォーマットの変換・処理の流れを示す
フロー図である。
【図11】 第2実施形態の変形例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10,70,70-1〜70-n…文書・画像生成装置、1
1,71-1〜71-3…文書・画像作成部、12,72-1
〜72-3…文書・画像データ生成部、15,75…デー
タ処理部生成部、16,76…データ部生成部、17,
77…データ・データ処理合成部、20,80…文書・
画像処理装置、22,83…データ・データ処理分離
部、23,84…データ処理部実行形式変換部、26,
87…データ処理部実行部、78…文書・画像ファイル
合成処理部、82…文書・画像ファイル分離処理部、8
8…文書・画像操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/00 537 G06F 12/14 310K 12/14 310 H04N 1/00 C H04N 1/00 G06F 9/06 610C

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して文書・画像データ
    を他の装置へ送信する画像送信装置であって、 他の装置に格納された前記文書・画像データを処理する
    プログラムであって、プログラムの実行環境に依存しな
    い処理プログラムを前記他の装置から取り出すためのリ
    ンク情報を前記文書・画像データと共に送信する送信手
    段を備えたことを特徴とする画像送信装置。
  2. 【請求項2】 前記処理プログラムは、Java言語で
    記述されたプログラムであることを特徴とする請求項1
    記載の画像送信装置。
  3. 【請求項3】 前記処理プログラムは、複数種類の前記
    文書・画像データの処理に対応する複数の処理プログラ
    ムを含むことを特徴とする請求項1記載の画像送信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数の処理プログラムは、前記文書
    ・画像データの表示、編集または印刷などの異なる種類
    の処理を含むことを特徴とする請求項3記載の画像送信
    装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の処理プログラムは、前記文書
    ・画像データへのアクセス認証を行うセキュリティプロ
    グラムを含むことを特徴とする請求項3記載の画像送信
    装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して他の装置から文書
    ・画像データを受信する画像受信装置であって、 前記文書・画像データを処理するためのプログラムであ
    って、他の装置に記憶された第一の処理プログラムを前
    記他の装置から取り出すためのリンク情報を前記文書・
    画像データと共に受信する受信手段と、 前記リンク情報に基づいて、前記他の装置から前記第一
    の処理プログラムを読み込む手段と、 前記第一の処理プログラムとは異なる第二の処理プログ
    ラムによって前記文書・画像データの処理を実行する実
    行手段と、 前記第一の処理プログラムを前記実行手段で実行可能な
    第二の処理プログラムに変換する実行形式変換手段とを
    備えることを特徴とする画像受信装置。
  7. 【請求項7】 前記第一の処理プログラムは、Java
    言語で記載されたプログラムであることを特徴とする請
    求項6記載の画像受信装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して装置間で文書・画
    像を送受信する画像処理システムであって、 前記文書・画像データを処理するためのプログラムであ
    って、プログラムの実行環境に依存しない第一の処理プ
    ログラムを保持する処理プログラム保持装置と、 前記文書・画像データと共に、該文書・画像データを処
    理するための第一の処理プログラムを前記処理プログラ
    ム保持装置から取り出すためのリンク情報を送信する送
    信装置と、 前記文書・画像データと共に前記リンク情報を受信し、
    前記リンク情報に基づいて前記プログラム保持装置から
    前記第一の処理プログラムを読み込む手段と、 前記第一の処理プログラムとは異なる第二の処理プログ
    ラムによって前記文書・画像データの処理を行う実行手
    段と、 前記第一の処理プログラムを該装置で実行可能な第二の
    処理プログラムに変換して、前記文書・画像データの処
    理を行う受信装置とを備えることを特徴とする画像処理
    システム。
  9. 【請求項9】 他の装置に格納された文書・画像データ
    を処理するためのプログラムであって、プログラムの実
    行環境に依存しない処理プログロラムを前記他の装置か
    ら取り出すためのリンク情報を前記文書・画像データと
    共に、ネットワークを介して他の装置へ送信する処理を
    コンピュータ装置に実行させるためのプログラムを記憶
    したことを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 文書・画像データと共にこの文書・画
    像データを処理するための第一の処理プログラムを他の
    装置から取り出すためのリンク情報を受信し、前記リン
    ク情報に基づいて、前記他の装置から前記第一の処理プ
    ログラムを読み込み、読み込んだ前記第一の処理プログ
    ラムを該第一の処理プログラムと異なる第二の処理プロ
    グラムに変換し、変換された前記第二の処理プログラム
    によって前記文書・画像データの処理をコンピュータ装
    置に実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して文書・画像デー
    タを他の装置へ送信する方法であって、 他の装置に格納された前記文書・画像データを処理する
    プログラムであって、プログラムの実行環境に依存しな
    い処理プログラムを前記他の装置から取り出すためのリ
    ンク情報を前記文書・画像データと共に送信する送信工
    程を備えることを特徴とする画像送信方法。
  12. 【請求項12】 前記処理プログラムは、Java言語
    で記述されたプログラムであることを特徴とする請求項
    11記載の画像送信方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介して他の装置から文
    書・画像データを受信して画像処理を行う方法であっ
    て、 前記文書・画像データを処理するためのプログラムであ
    って、他の装置に記憶された第一の処理プログラムを前
    記他の装置から取り出すためのリンク情報を前記文書・
    画像データと共に受信する受信工程と、 前記リンク情報に基づいて前記他の装置から前記第一の
    処理プログラムを読み込む工程と、 前記第一の処理プログラムとは異なる第二の処理プログ
    ラムによって前記文書・画像データの処理を行う実行工
    程と、 前記第一の処理プログラムを前記実行工程で実行可能な
    第二の処理プログラムに変換する実行形式変換工程とを
    備えることを特徴とする画像受信方法。
  14. 【請求項14】 前記第一の処理プログラムは、Jav
    a言語で記載されたプログラムであることを特徴とする
    請求項13記載の画像受信方法。
  15. 【請求項15】 文書・画像データを処理するプログラ
    ムであって、プログラムの実行環境に依存しない処理プ
    ログラムを生成する処理プログラム生成工程と、 前記文書・画像データと前記処理プログラム生成工程で
    生成された処理プログラムとを送信する送信工程とを備
    えることを特徴とする画像送信方法。
  16. 【請求項16】 前記処理プログラムは、Java言語
    で記述されたプログラムであることを特徴とする請求項
    15記載の画像送信方法。
  17. 【請求項17】 前記処理プログラムは、前記文書・画
    像データの複数種類の処理に対応する複数の処理プログ
    ラムを含むことを特徴とする請求項15記載の画像送信
    方法。
  18. 【請求項18】 前記複数の処理プログラムは、前記文
    書・画像データの表示、編集または印刷などの異なる種
    類の処理を含むことを特徴とする請求項17記載の画像
    送信方法。
  19. 【請求項19】 前記複数の処理プログラムは、前記文
    書・画像データへのアクセス認証を行うセキュリティプ
    ログラムを含むことを特徴とする請求項15記載の画像
    送信方法。
  20. 【請求項20】 文書・画像データおよび前記文書・画
    像データを処理するためのプログラムであって、プログ
    ラムの実行環境に依存しない第一の処理プログラムを受
    信する受信工程と、 前記第一の処理プログラムとは異なる第二の処理プログ
    ラムによって前記文書・画像データの処理を行う実行工
    程と、 前記第一の処理プログラムを前記実行工程で実行可能な
    第二の処理プログラムに変換する実行形式変換工程とを
    備えることを特徴とする画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記第一の処理プログラムは、Jav
    a言語で記載されたプログラムであることを特徴とする
    請求項20記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記実行形式変換工程は、相異なる複
    数種類の処理を含む前記第一の処理プログラムから該処
    理装置で実行可能な種類の処理について、前記第二の処
    理プログラムに変換することを特徴とする請求項20記
    載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記実行形式変換工程は、Java言
    語で記述された第一の処理プログラムを第二の処理プロ
    グラムに変換することを特徴とする請求項20記載の画
    像処理方法。
  24. 【請求項24】 ネットワークを介して装置間で文書・
    画像データを送信する画像処理方法において、 文書・画像データを処理するプログラムであって、プロ
    グラムの実行環境に依存しない第一の処理プログラムを
    生成する処理プログラム生成工程と、 前記文書・画像データと前記処理プログラム生成工程で
    生成された第一の処理プログラムとを送信する送信工程
    と、 前記文書・画像データおよび前記第一の処理プログラム
    を受信する受信工程と、 第二の処理プログラムによって前記文書・画像データの
    処理を実行する実行工程と、 前記第一の処理プログラムを前記実行工程で実行可能な
    第二の処理プログラムに変換する実行形式変換工程とを
    備えることを特徴とする画像処理方法。
  25. 【請求項25】 文書・画像データおよび前記文書・画
    像データを処理するためのプログラムであって、プログ
    ラムの実行環境に依存しない処理プログラムを送信先の
    装置のネットワークを介して送信する処理をコンピュー
    タ装置に実行させるためのプログラムを記憶したことを
    特徴とする記憶媒体。
  26. 【請求項26】 文書・画像データおよび前記文書・画
    像データを処理するためのプログラムであって、プログ
    ラムの実行環境に依存しない第一の処理プログラムを受
    信し、受信した前記第一の処理プログラムを、前記第一
    の処理プログラムと異なる第二の処理プログラムに変換
    し、変換された前記第二の処理プログラムによって前記
    文書・画像データの処理をコンピュータ装置に実行させ
    るためのプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004062243A (ja) * 2002-07-24 2004-02-26 Internatl Business Mach Corp <Ibm> クライアントサーバシステム、クライアント、サーバ、コンピュータ装置、印刷用イメージの作成方法及びプログラム
JP2009087357A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Ricoh Co Ltd マルチドキュメントプリントドライバを使用したプリントデータを生成するアプローチ
JP2011197918A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Brother Industries Ltd アイコン作成プログラムおよびアイコン作成装置
US8355147B2 (en) 2004-11-22 2013-01-15 Sharp Laboratories Of America, Inc. Systems and methods for obtaining scan data by linking images

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