JP2002031699A - 放射線像変換パネル - Google Patents

放射線像変換パネル

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JP2002031699A
JP2002031699A JP2000214875A JP2000214875A JP2002031699A JP 2002031699 A JP2002031699 A JP 2002031699A JP 2000214875 A JP2000214875 A JP 2000214875A JP 2000214875 A JP2000214875 A JP 2000214875A JP 2002031699 A JP2002031699 A JP 2002031699A
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JP2000214875A
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English (en)
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Shinichiro Fukui
真一郎 福井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持体防汚層および蛍光体層を支持体に塗布
乾燥した時の透明支持体の平面性の悪化を防ぐ。 【解決手段】 透明支持体11と、透明支持体11の一
方の表面に設けられた輝尽性蛍光体粒子を含む蛍光体層
12と、透明支持体11の他方の表面に設けられた透明
支持体防汚層13、蛍光体層12の表面に設けられた保
護膜14とからなる放射線像変換パネル10において、
透明支持体11を脂環構造を有するポリイミドを含むも
のとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輝尽性蛍光体を利
用する放射線像記録再生方法に用いられる放射線像変換
パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放射線写真法に代わる方法とし
て、輝尽性蛍光体を用いる放射線像記録再生方法が知ら
れている。この方法は、輝尽性蛍光体を含有する放射線
像変換パネル(蓄積性蛍光体シート)を利用するもの
で、被写体を透過した、あるいは被検体から発せられた
放射線をパネルの輝尽性蛍光体に吸収させ、その後に輝
尽性蛍光体を可視光線、赤外線などの電磁波(励起光)
で時系列的に励起することにより、輝尽性蛍光体中に蓄
積されている放射線エネルギーを蛍光(輝尽発光光)と
して放出させ、この蛍光を光電的に読み取って電気信号
を得て、得られた電気信号に基づいて被写体あるいは被
検体の放射線画像を可視像として再生するものである。
読み取りを終えたパネルは、残存する画像の消去が行わ
れた後、次の撮影のために備えられ、繰り返し使用され
る。
【0003】この放射線像記録再生方法では、放射線写
真フィルムと増感紙との組合せを用いる従来の放射線写
真法の場合に比べて、はるかに少ない被曝線量で情報量
の豊富な放射線画像を得ることができるという利点があ
る。さらに、従来の放射線写真法では一回の撮影ごとに
放射線写真フィルムを消費するのに対して、この放射線
像記録再生方法では放射線像変換パネルを繰り返し使用
するので、資源保護、経済効率の面からも有利である。
【0004】放射線像記録再生方法に用いられる放射線
像変換パネルは、輝尽性蛍光体層が自己支持性である場
合には必ずしも支持体を必要としないが、基本構造とし
て、支持体とその上に設けられた輝尽性蛍光体層とから
なるものである。また、輝尽性蛍光体層の上面(支持体
に面していない側の面)には通常、保護膜が設けられて
いて、蛍光体層を化学的な変質あるいは物理的な衝撃か
ら保護している。
【0005】放射線像記録再生方法において放射線画像
情報の読み取りは一般に、放射線像変換パネルの表(お
もて)面側から励起光を照射し、蛍光体粒子から発せら
れる輝尽発光光をその励起光照射側に備えられた集光ガ
イドで集光し、光電変換して読み取ることにより行われ
ている(片面集光方式)。しかしながら、輝尽発光光を
できるだけ多く読み出したい場合、あるいは輝尽性蛍光
体層内に形成された放射線エネルギー蓄積像のエネルギ
ー強度が蛍光体層の深さ方向に変化していて、そのエネ
ルギー強度の変化(強度分布)を画像情報として得たい
場合などには、パネルの表裏両側から輝尽発光光を集光
して読み取る方式(両面集光方式)も利用されている。
この両面集光方式については、例えぱ特開昭55-87970号
に記載されている。
【0006】両面集光方式の放射線像変換パネルの繰り
返し使用により与えられる放射線像の画質の劣化とその
対策については、たとえば特開平 10-123297号に開示さ
れている。ここに記載されている放射線像変換パネル
は、蛍光体層表面と透明支持体裏面の両面に、透明支持
体の表面よりも高い耐傷性と大きな接触角とを示す表面
を有する保護膜を有するパネルを設けて、放射線画像の
画質の劣化を防ぐことを可能にしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、透明支持体の
表面よりも高い耐傷性と大きな接触角とを示す表面を有
する保護膜を透明支持体に塗布乾燥した場合、放射線像
変換パネルの透明支持体としてよく知られているポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポ
リアミド等を用いると、時に透明支持体自体の平面性が
悪くなる場合があることがわかった。支持体自体の平面
性が悪くなると外観上好ましくないばかりでなく、後工
程のハンドリング等で問題が生じたり、撮影された像が
ゆがむ可能性があるため支持体の平面性を確保すること
は重要な課題である。
【0008】一方、従来よりプリント配線基盤等に用い
られることで知られている芳香族ポリイミドは、放射線
像変換パネルの発光光を大きく吸収してしまうため、両
面集光方式用放射線像変換パネルの支持体としては用い
ることはできない。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、支持体防汚層や蛍光体層などを支持体に塗布し、
乾燥した時の支持体の平面性の悪化を防ぐことができ、
かつ耐傷性や防汚性に優れた放射線像変換パネルを提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の放射線像変換パ
ネルは、少なくとも透明支持体と、該透明支持体の一方
の表面に設けられた輝尽性蛍光体粒子を含む蛍光体層
と、前記透明支持体の他方の表面に設けられた透明支持
体防汚層とからなる放射線像変換パネルにおいて、前記
透明支持体が脂環構造を有するポリイミドを含むことを
特徴とするものである。
【0011】脂環構造を有するとは重合体を構成する反
復単位である単量体中に脂環構造を有することを意味
し、脂環構造とは芳香族ではない環構造を意味し、シク
ロパラフィン環の他、芳香族化合物以外のスピロ結合な
どを含むものも含まれ、ポリイミドとはイミド結合を含
む全ての重合体を意味する。
【0012】透明支持体の一方の表面に設けられた蛍光
体層および前記透明支持体の他方の表面に設けられた透
明支持体防汚層は、それぞれ直接透明支持体の表面に設
けられていてもよいし、塗布層などの中間層が透明支持
体と蛍光体層、透明支持体と支持体防汚層との間に設け
られていてもよい。
【0013】前記蛍光体層の表面には、さらに保護膜が
設けられていることが好ましい。前記透明支持体防汚層
(以下単に支持体防汚層という)および前記保護膜は、
フッ素樹脂および/またはシリコーン樹脂を含むもので
あることが好ましい。
【0014】前記透明支持体は、100℃〜300℃の
熱処理を施されたものであることが好ましい。
【0015】前記放射線像変換パネルは、好ましくは両
面集光読み取り用パネルとして用いられる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、少なくとも透明支持体と、透
明支持体の一方の表面に設けられた輝尽性蛍光体粒子を
含む蛍光体層と、透明支持体の他方の表面に設けられた
透明支持体防汚層とからなる放射線像変換パネルにおい
て、透明支持体を脂環構造を有するポリイミドを含むも
のとしたので、平面性の高い透明支持体を得ることが可
能となり、後工程のハンドリング等も良好なものとする
ことができ、かつ撮影された像のゆがみも小さくするこ
とができる。
【0017】すなわち、透明支持体の表面に透明支持体
防汚層や蛍光体層などを設ける場合には、通常、熱圧
縮、蒸着することで、あるいは支持体防汚層や蛍光体層
塗布液を透明支持体上に直接、塗布し乾燥するなどの方
法により行われるが、加えた熱量が高いと、透明支持体
の平面性を確保することが困難となる。しかし、本発明
の脂環構造を有するポリイミドはガラス転移温度が高
く、熱に対して構造の乱れが比較的小さいという特性を
有するため、熱に対して強くかつ高い平面性を有する透
明支持体を得ることが可能となる。
【0018】さらに、芳香族ポリイミドのように放射線
像変換パネルの発光光を吸収してしまうということがな
いので、両面集光読み取り用パネルの支持体に好ましく
利用することができる。
【0019】また、支持体防汚層を設けた放射線像変換
パネルは、初期感度が良好であり、繰り返し搬送後にお
いても感度の低下が少ないもの、すなわち高い耐傷性と
防汚性を備えたものとすることができる。なお、この効
果は、透明支持体防汚層および保護膜をフッ素樹脂およ
び/またはシリコーン樹脂を含むものとすることによ
り、さらに顕著に得ることが可能となる。
【0020】なお、透明支持体が100℃〜300℃の
熱処理を施されたものである場合には、熱収縮による歪
や応力を抑制することが可能となり、より平面性の高い
透明支持体を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の放射線像変換パネルの構
成の代表的な例を図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明の放射線像変換パネルの一実施の形態を示す
ものである。放射線像変換パネル10は、透明支持体1
1の上に輝尽性蛍光体粒子を含む蛍光体層12が設けら
れ、かつ透明支持体11の裏面には支持体防汚層13が
設けられ、さらに蛍光体層12の表面には保護膜14が
設けられてなるものである。
【0022】透明支持体11は、脂環構造を有するポリ
イミドを含むものであって、厚さは10〜1000μ
m、好ましくは50〜500μm、さらには50〜30
0μmの範囲にあることが好ましい。
【0023】脂環構造を有するポリイミドとしては、Ma
cromolecules 1977,30,993-1000、Macromolecules 199
5,28,5684-5685、Polymer Preprints,Japan Vol.48,No.
11(1999)、特開平 5-301958号等に記載されているポリ
イミドを好ましく用いることができ、具体的には、下記
の化学式で表されるポリイミドを好ましく用いることが
できる。
【0024】
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】 (なお、化1〜化4のnは10〜10000000、ηinh=0.5dL
/g(0.5g/dL DMAc溶液30℃)である。) また、透明支持体は、脂環構造を有するポリイミドの
他、適当な無機物、有機物を含んでいてもよく、無機物
としては、たとえばシリカ、硫酸バリウム、アルミナ等
を、有機物としては樹脂、黄変防止剤等を好ましくあげ
ることができる。
【0025】透明支持体は、100℃〜300℃の熱処
理を施されたもの、より好ましくは100℃〜200℃
の熱処理を施されたものであることが好ましい。熱処理
とは、たとえばオーブンの中で熱風乾燥するような場合
などを意味する。
【0026】支持体防汚層13および保護膜14は、高
い耐傷性と高い防汚性(汚れが付着しにくい性質、およ
び/または一旦付着した汚れが有機溶媒を用いた布によ
る拭き取りなどの洗浄により容易に除去できる性質を意
味する)を有し、支持体防汚層13は透明支持体11
を、保護膜14は輝尽性蛍光体層12をそれぞれ被覆保
護するものである。支持体防汚層13および保護膜14
は異なる材質からなっていもよいし、同じ材質からなっ
ていてもよく、好ましくはフッ素樹脂および/またはシ
リコーン樹脂を含むものであることが好ましい。なお、
支持体防汚層13および保護膜14は直接、透明支持体
11上に設けられたものであってもよいし、透明な樹脂
フィルム等を介して設けられたものであってもよい。
【0027】本発明の放射線像変換パネルのフッ素系樹
脂を含む支持体防汚層(または保護膜)は、フッ素系樹
脂単独、あるいはフッ素系樹脂と他の膜形成性樹脂、も
しくはフッ素系樹脂とポリシロキサン骨格含有オリゴマ
ーもしくはパーフルオロアルキル基含有オリゴマーなど
を、溶媒に溶解もしくは分散して塗布液を調製し、この
塗布液を、ドクターブレードなどの塗布手段を用いて、
透明支持体の裏面(または蛍光体層の表面)に均一に塗
布し、これを乾燥することにより形成する。なお、支持
体防汚層の形成は、必ずしも透明支持体と蛍光体層との
積層体の形成後に行なう必要はなく、たとえば、予め一
方の表面に支持体防汚層を塗布形成した透明支持体と、
一方の表面に保護膜を塗布形成した蛍光体層とを接合さ
せる方法によって製造することもできる。
【0028】フッ素系樹脂を含む樹脂組成物層の形成に
際してフッ素系樹脂と併用してもよい膜形成性樹脂の例
としては、公知の保護膜形成用樹脂である、ポリウレタ
ン樹脂、ポリアクリル樹脂、セルロース誘導体、ポリメ
チルメタクリレート、ポリエステル樹脂、およびエポキ
シ樹脂を挙げることができる。フッ素系樹脂は、フッ素
を含むオレフィン(フルオロオレフィン)の重合体もし
くはフッ素を含むオレフィンを共重合体成分として含む
共重合体で、たとえばポリテトラフルオロエチレン、ポ
リクロルトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル、ポ
リフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体およびフルオロオレフィン
−ビニルエーテル共重合体などを例としてあげることが
できる。
【0029】フッ素系樹脂は、一般に有機溶媒に不溶で
あるが、フルオロオレフィンを共重合体成分として含む
共重合体は、共重合する他の(フルオロオレフィン以外
の)構成単位によっては有機溶媒可溶性となるため、樹
脂を適当な溶媒に溶解して調製した溶液を透明支持体あ
るいは蛍光体層上に塗布し、乾燥することで容易にフッ
素系樹脂を含む樹脂組成物層を成膜することができる。
このような共重合体の例としてはフルオロオレフィン−
ビニルエーテル共重合体を挙げることができる。また、
ポリテトラフルオロエチレンおよびその変性体も、パー
フルオロ溶媒のような適当なフッ素系有機溶媒に対して
可溶性であるので、上記フルオロオレフィンを共重合体
成分として含む共重合体と同様に、塗布によってフッ素
系樹脂を含む樹脂組成物層を成膜することができる。
【0030】フッ素系樹脂を含む樹脂組成物層の形成に
際しては、架橋剤、硬膜剤、黄変防止剤などを用いても
よい。また、樹脂の強度が増し、フッ素系樹脂を含む樹
脂組成物層としての耐久性が増大するので、フッ素系樹
脂を用いる場合には架橋されていることが好ましい。架
橋剤としては、ポリイソシアナートのようなイソシアナ
ート基を複数個有する化合物、そしてメラミンの誘導体
が好ましい。
【0031】フッ素系樹脂を含む樹脂組成物層に含有さ
せることができるポリシロキサン骨格含有オリゴマーと
しては、たとえばジメチルポリシロキサン骨格を有する
ものがあり、少なくとも一つの官能基(たとえば水酸
基:−OH)を有するものであることが望ましく、分子
量(重量平均)は、500〜100000 の範囲にあることが好
ましい。特に、分子量は 1000〜100000の範囲にあるこ
とが好ましく、さらに3000〜10000の範囲にあることが
好ましい。また、パーフルオロアルキル基(たとえば、
テトラフルオロエチレン基)含有オリゴマーは、分子中
に少なくとも一つの官能基(たとえば、水酸基:−O
H)を含むものであることが望ましく、分子量(重量平
均)は500〜100000 の範囲にあることが好ましい。特
に、分子量は1000〜100000 の範囲にあることが好まし
く、さらに10000〜100000の範囲にあることが好まし
い。
【0032】オリゴマーに官能基が含まれているものを
用いることにより、フッ素系樹脂を含む樹脂組成物層形
成時にオリゴマーとフッ素系樹脂を含む樹脂組成物層形
成樹脂との間で架橋反応が発生し、オリゴマーが膜形成
性樹脂の分子構造に取り入れられるため、放射線像変換
パネルの長期の繰り返し使用、あるいはフッ素系樹脂を
含む樹脂組成物層表面のクリーニングなどの操作によっ
ても、オリゴマーがフッ素系樹脂を含む樹脂組成物層か
ら取り去られることがなく、オリゴマーの添加効果を長
期間にわたり有効なものとすることができる。なお、上
記のオリゴマーは、フッ素系樹脂を含む樹脂組成物層中
に0.01〜10重量%の範囲内の量で含まれていることが好
ましく、特に 0.1〜2重量%の範囲内の量で含まれてい
ることが好ましい。
【0033】また、フッ素系樹脂を含む樹脂組成物層中
には、パーフルオロオレフィン樹脂粉末もしくはシリコ
ーン樹脂粉末が含まれていてもよい。パーフルオロオレ
フィン樹脂粉末もしくはシリコーン樹脂粉末としては、
平均粒径が 0.1〜10μmの範囲にあるものが好ましく、
特に、平均粒径が 0.3〜5μmの範囲にあるものが好ま
しい。これらのパーフルオロオレフィン樹脂粉末もしく
はシリコーン樹脂粉末は、フッ素系樹脂を含む樹脂組成
物層中にその樹脂組成物層重量当り 0.5〜30重量%の量
で含まれていることが好ましく、特に2〜20重量%の量
で、さらに5〜15重量%の量で含まれているのが好まし
い。
【0034】特に、支持体防汚層は、透明支持体上に塗
布形成された光散乱性微粒子を含むフッ素系樹脂含有樹
脂組成物層であることが好ましく、また、保護膜は更に
チタネート系もしくはアルミニウム系カップリング剤な
どの分散剤を含むことが望ましい。
【0035】上記の光散乱性微粒子は、フッ素系樹脂含
有樹脂組成物層の厚さよりも小さい粒径を持つべきであ
り、具体的には粒径が0.05〜5μmの範囲、特に 0.1〜
1μmの範囲にあるものが好ましい。フッ素系樹脂含有
樹脂組成物層に有効な光散乱作用をもたらすためには、
光散乱性微粒子は、そのフッ素系樹脂含有樹脂組成物よ
りも高い屈折率を持つことが好ましい。また、光散乱性
微粒子の導入によって達成される光散乱作用と、その光
散乱性微粒子の導入によって発生しやすい、塗布膜の強
度の低下、塗布膜の均質性の低下などの好ましくない塗
布層特性の低下とのバランスを考慮すると、フッ素系樹
脂含有樹脂組成物層における光散乱性微粒子の含有量
は、1〜30重量%の範囲にあることが好ましく、更に5
〜20重量%、特に10〜20重量%含まれていることがより
好ましい。
【0036】上記のフッ素系樹脂含有樹脂組成物層に導
入して用いる光散乱性微粒子は、その屈折率がフッ素系
樹脂含有樹脂組成物層の該樹脂組成物の屈折率よりも高
いものである限り、有機物微粒子であっても、無機物微
粒子であってもよい。そのような光散乱性微粒子の好ま
しい例としては、粒径が0.1〜0.5μm程度のベンゾグア
ナミン樹脂粒子、粒径が0.1〜0.5μm程度のメラミン・
ホルムアルデヒド縮合樹脂粒子、そして粒径が0.1〜0.5
μm程度の二酸化チタン粒子をあげることができる。
【0037】なお、この光散乱性微粒子は、フッ素系樹
脂含有樹脂組成物層に均一に分散されていることが好ま
しいため、必要に応じて、光散乱性微粒子に分散性を高
めるための表面処理を施したり、あるいは光散乱性微粒
子を含むフッ素系樹脂含有樹脂組成物溶液に分散剤を共
存させてもよい。用いられる分散剤の例としては、カチ
オン系分散剤、アニオン系分散剤、ノニオン系分散剤、
及びベタイン系分散剤のような界面活性剤系分散剤、そ
してシラン系カップリング剤、チタネート系カップリン
グ剤、及びアルミニウム系カップリング剤のようなカッ
プリング剤系分散剤を挙げることができる。これらの分
散剤のなかでも、チタネート系カップリング剤及びアル
ミニウム系カップリング剤のようなカップリング剤が好
ましい。カップリング剤の添加量は、光散乱性微粒子の
0.2〜10重量%の範囲にあることが好ましく、また0.5
〜5.0重量%の範囲にあることが特に好ましい。
【0038】保護膜は、透明な樹脂フィルムの上に形成
されたものであってもよく、その樹脂フィルムとして
は、従来より放射線像変換パネルの保護膜材料として知
られているポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエ
チレン、塩化ビニリデン、ポリアミド、アラミド樹脂な
どから別途形成した透明な薄膜から任意に選んで用いる
ことができる。勿論、これらの材料に限定されるもので
はないが、充分な強度を持ち、透明性の高いプラスチッ
クフィルムを用いることが望ましい。この樹脂フィルム
の厚さは、通常1〜10μmの範囲にある。
【0039】輝尽性蛍光体は、放射線を照射した後、励
起光を照射すると輝尽発光を示す蛍光体であるが、実用
的な面からは波長が400〜900nmの範囲にある励起光によ
って300〜500nmの波長範囲の輝尽発光を示す蛍光体であ
ることが望ましい。本発明の放射線像変換パネルに用い
られる輝尽性蛍光体には特に限定はなく、公知のものを
用いることができる。なかでも特に二価ユーロピウム賦
活またはセリウム賦活のアルカリ土類金属ハロゲン化物
系蛍光体、およびセリウム賦活希土類オキシハロゲン化
物蛍光体等の希土類元素賦活希土類オキシハロゲン化物
系蛍光体は高輝度の輝尽発光を示すので特に好ましい。
ただし、本発明に用いられる輝尽性蛍光体は上述の蛍光
体に限られるものではなく、放射線を照射したのちに励
起光を照射した場合に、輝尽発光を示す蛍光体であれば
いかなるものであってもよい。通常の輝尽性蛍光体層
は、輝尽性蛍光体粒子を樹脂バインダ(結合剤)で結着
して層状としたものであり、そのバインダには公知のバ
インダから適宜選択して使用することができる。
【0040】なお、輝尽性蛍光体層は、輝尽性蛍光体と
これを分散状態で含有支持する結合剤とからなるのもの
ばかりでなく、結合剤を含まないで輝尽性蛍光体の凝集
体のみから構成されるもの、あるいは輝尽性蛍光体の凝
集体の間隙に高分子物質が含浸されている蛍光体層など
でもよい。
【0041】次に本発明の放射線像変換パネルの製造法
を図1の構成を有する放射線像変換パネルを例にとって
説明する。輝尽性蛍光体層は、次のような公知の方法に
より透明支持体上に形成することができる。まず、輝尽
性蛍光体と結合剤とを溶剤に加え、これを充分に混合し
て、結合剤溶液中に輝尽性蛍光体が均一に分散した塗布
液を調製する。塗布液における結合剤と輝尽性蛍光体と
の混合比は、目的とする放射線像変換パネルの特性、蛍
光体の種類などによって異なるが、一般には結合剤と蛍
光体との混合比は、1:1乃至1:100(重量比)の範
囲から選ばれ、特に1:8乃至1:40(重量比)の範囲
から選ぶのが好ましい。このようにして調製された蛍光
体と結合剤とを含有する塗布液を、次に、透明支持体の
表面に均一に塗布することにより塗膜を形成する。この
塗布操作は、通常の塗布手段、たとえば、ドクターブレ
ード、ロールコータ、ナイフコータなどを用いることに
より行なうことができる。
【0042】上記のようにして透明支持体上に塗膜を形
成したのち塗膜を乾燥して、透明支持体上への輝尽性蛍
光体層の形成を完了する。蛍光体層の層厚は、目的とす
る放射線像変換パネルの特性、蛍光体の種類、結合剤と
蛍光体との混合比などによって異なるが、好ましくは20
μm乃至1mm、さらには 50乃至500μmとすることが好ま
しい。なお、輝尽性蛍光体層は、必ずしも上記のように
透明支持体上に塗布液を直接塗布して形成する必要はな
く、たとえば、別に、ガラス板、金属板、プラスチック
シートなどのシート上に塗布液を塗布し乾燥することに
より蛍光体層を形成したのち、これを、透明支持体上に
押圧するか、あるいは接着剤を用いるなどして透明支持
体と蛍光体層とを下塗層により接合してもよい。
【0043】次に、透明支持体上に支持体防汚層塗布液
を蛍光体層と同様の方法により塗布し、乾燥して支持体
防汚層を透明支持体の蛍光体層が設けられた側とは反対
側の面に設ける。続いて、同様に、蛍光体層上に保護膜
塗布液を塗布し、乾燥して放射線像変換パネルとする。
なお、支持体防汚層および保護膜においても、必ずしも
透明支持体上に塗布液を直接塗布して形成する必要はな
く、蛍光体層と同様に別のシート上に塗布液を塗布し乾
燥してシート状に形成したのち、これを、透明支持体上
や蛍光体層上に押圧するか、あるいは接着剤を用いるな
どして接合してもよい。以下に本発明の実施例を示す。
ただし、これらの各実施例は本発明を制限するものでは
ない。
【0044】
【実施例】(実施例1)まず、蛍光体シートを作製し
た。蛍光体(BaFBr0.850.15:Eu2+)200g、結合剤と
してポリウレタンエラストマー;大日本インキ化学工業
(株)、パンデックスT-5265H(固形))6.4g、架橋剤と
してポリイソシアネート(大日本ポリウレタン工業
(株)、コロネートHX(固形分100%))0.6g、黄変防止
剤としてエポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)、エピ
コート#1001(固形))3gを、メチルエチルケトン/トル
エン=7/3混合溶剤に加え、プロペラミキサーを用い
て溶解、分散させて、粘度2.5〜3.5Pa・s(20℃)の蛍光
体シート形成用塗布液を調整(結合剤/蛍光体重量比=1/
20)した。この塗布液をシリコーン系離型剤が塗布され
ているポリエチレンテレフタレートシート(仮支持体、
厚み:180μm)上に ドクターブレードを用いて塗布
し、塗膜を乾燥した後、仮支持体から剥離して蛍光体シ
ート(シート厚:220μm)を2枚作製した。
【0045】次に、支持体防汚層を形成した。フッ素系
樹脂としてフルオロオレフィン=ビニルエーテル共重合
体(旭硝子(株)、ルミフロンLF-504X(30%キシレン溶
液))185g、架橋剤としてポリイソシアネート(住友バ
イエルウレタン(株)、スミジュールN3500(固形分100
%))10g、滑り剤としてアルコール変成シリコーン(信
越化学(株)、X-22-2809(66%キシレン含有ペースト))1
g、有機フィラーとしてメラミン−ホルムアルデヒド
((株)日本触媒、エポスターS6)13g、カップリング剤
としてアセトアルコキシアルミニウムジイソプロピレー
ト(味の素(株)、プレンアクトAL-M)0.2g、触媒として
ジブチルチンジラウレート(共同薬品(株)、KS1260)0.7
mgをメチルエチルケトンに添加し、粘度 30〜40mPa・sの
支持体防汚層塗布液を調整した。この塗布液を、脂環構
造を有する
【化5】 (n=10〜10000000)で表されるポリイミドフイルム
(約250μm厚)表面に塗布した後、140℃で熱硬化させ
るとともに乾燥し、厚さ約2μmの支持体防汚層を設け
た。
【0046】次に、中間層を形成した。結合剤としてポ
リエステル樹脂(東洋紡績(株)、バイロン300)7gとポ
リエステル樹脂(東洋紡績(株)、バイロン200)3gをメ
チルエチルケトンに加え溶解して、中間層形成用塗布液
(粘度約 0.5Pa・s:20℃)を調整した。塗布液を支持体
防汚層を設けた支持体防汚層とは反対側にドクターブレ
ードを用いて均一に塗布した後、塗膜を乾燥した。この
ようにして、層厚が20μmの中間層を形成した。
【0047】続いて、圧縮処理による融着処理を以下の
工程により行った。まず、2枚の蛍光体シートのうち1
枚を塗布時の表面が支持体の中間層表面と接するように
重ね合わせ、2対のカレンダーロール(1次ロール;20
cmφメタルプレーンロール,2次ロール;30cmφメタル
プレーンロール)を用い、1次ロール圧力=470N/cm,1
次上側ロール温度=60℃,1次下側ロール温度=60℃,
2次ロール圧力=700N/cm,2次上側ロール温度=75
℃,送り速度=3m/min で連続的に行った。次いで、前
記の熱圧縮済みシートにもう1枚の蛍光体シートを、塗
布時の裏面が前記熱圧縮済み蛍光体シートの表面と接す
るように重ね合わせ、2対のカレンダーロール(1次ロ
ール;20cmφメタルプレーンロール,2次ロール;30cm
φメタルプレーンロール)を用い、1次ロール圧力=540
N/cm,1次上側ロール温度=60℃,1次下側ロール温度
=60℃,2次ロール圧力=950N/cm,2次上側ロール温
度=75℃,送り速度=3m/min で連続的に行った。この
加熱圧縮により、蛍光体シートは支持体に中間層を介し
て完全に融着した蛍光体層(層厚:330μm)となった。
【0048】次に、保護膜を設けた。フッ素系樹脂とし
てフルオロオレフィン=ビニルエーテル共重合体(旭硝
子(株)、ルミフロンLF-504X(30%キシレン溶液))185g、
架橋剤としてポリイソシアネート(住友バイエルウレタ
ン(株)、スミジュールN3500(固形分100%))10g、滑り剤
としてアルコール変成シリコーン(信越化学(株)、X-22
-2809 (66%キシレン含有ペースト))1g、有機フィラー
としてメラミン−ホルムアルデヒド((株)日本触媒、エ
ポスターS6)13g、カップリング剤としてアセトアルコ
キシアルミニウムジイソプロピレート(味の素(株)、プ
レンアクトAL-M)0.2g、触媒としてジブチルチンジラウ
レート(共同薬品(株)、KS1260)0.7mgをメチルエチルケ
トン133gに添加し、粘度30〜40mPa・sの保護膜塗布液を
調整した。6μm厚PETフィルム(東レ(株)、ルミラー6C-
F53)と耐熱再剥離フィルム(PANAC(株)、CT50)を貼り合
わせ、6μmPETフィルム表面に保護膜塗布液を塗布した
後、140℃で5分間熱処理して熱硬化させるとともに乾燥
し、厚さ約2μmの保護膜を設けた。
【0049】次に、保護膜を設けたPETフィルムから、耐
熱再剥離フィルムを剥離し、保護膜と反対側に、ポリエ
ステル樹脂溶液(東洋紡績(株)、バイロン30SS)を塗布
・乾燥して接着層(接着剤塗布重量2g/m2 )を設けた。
このPETフィルムを、ラミネートロール(20cmφメタル
プレーンロール)を用い、ロール圧力=130〜170N/cm,
ロール温度=95℃,送り速度=1mm/min で蛍光体層上に
接着層を介して接着した。
【0050】最後に保護膜表面に、エンボスロールを用
い、エンボス加工を施し、次いで所定の大きさに裁断
し、目的とする放射線像変換パネル(支持体防汚層、透
明支持体、中間層、蛍光体層、接着層、保護膜から構成
された)を得た。
【0051】(比較例1)実施例1において、支持体防
汚層の形成において用いた脂環構造を有するポリイミド
フィルムの代わりに250μm厚の透明ポリエチレンテレフ
タレートシート(東レ、ルミラーS-10#250)を用いた以
外は実施例1と同様に放射線像変換パネルを作製した。
【0052】(比較例2)実施例1において支持体防汚
層の形成において用いた脂環構造を有するポリイミドフ
ィルムの代わりに芳香族環構造を有する化学式
【化6】 (n=10〜10000000)で表される6μm 厚のポリイミド
を用いて行った以外は実施例1と同様に放射線像変換パ
ネルを作製した。
【0053】(支持体防汚層および中間層が敷設された
支持体の平面性評価)上記のように作成した実施例、比
較例の支持体防汚層および中間層が敷設された幅30cm、
長さ100cm の透明支持体を、支持体防汚層が下になるよ
うに四隅をテープで平面台上に貼り付けた。平面台から
の浮き上がりの高さを測定し、その最大値を平面性の指
標とした。浮き上がりが小さいほど平面性が良好と判断
した。
【0054】(初期感度評価)初期感度試験は、その搬
送操作前のパネルに画像様のX線照射を行い、続いてHe
-Neレーザにより放射線像変換パネルに照射して蛍光体
を励起し、そのパネルの両側から読み取った画像データ
より感度(輝尽発光量)を計算して相対値(実施例1を
100とした)で記した。
【0055】(感度変化試験)感度変化試験は、パネル
を100mm×250mmの長方形に切断して試験片とし、これを
市販の放射線像変換装置の搬送系を小型化した搬送系モ
デルに投入し、ガイド板とニップロール間を移動させ、
次いで搬送用ベルトによりゴムロール(直径:40mm)に
沿って内側と外側とに一度ずつ強制的に曲げる操作を行
い、最後に再びガイド板とニップロール間を通して元の
位置に戻す搬送操作(これを1回の搬送とする)を3000
回繰り返し行い、初期感度評価と同様の方法で、搬送前
と搬送後の感度の変化(低下率)を測定した。結果を表
1に示す。
【0056】
【表1】 表1から明らかなように、透明支持体が脂環構造を有す
るポリイミドを含む実施例1は、支持体がポリエチレン
テレフタレートからなる比較例1よりも支持体防汚層お
よび中間層を敷設した支持体の平面性が高く、初期感度
が良好で繰り返し搬送後においても感度の低下が少ない
かった。一方、支持体として芳香族ポリイミドを用いた
比較例2は、支持体の平面性は良かったものの、初期感
度が実施例1に比較して30%も低かった。
【0057】以上のように、本発明の放射線像変換パネ
ルは、透明支持体を脂環構造を有するポリイミドを含む
ものとしたことにより、支持体防汚層および蛍光体層を
透明支持体に塗布乾燥した時の透明支持体の平面性の悪
化を防ぐことが可能となり、さらに支持体防汚層により
高い耐傷性と防汚性が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態を示す放射線像変換パ
ネル
【符号の説明】
10 放射線像変換パネル 11 透明支持体 12 輝尽性蛍光体層 13 透明支持体防汚層(支持体防汚層) 14 保護膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも透明支持体と、該透明支持体
    の一方の表面に設けられた輝尽性蛍光体粒子を含む蛍光
    体層と、前記透明支持体の他方の表面に設けられた透明
    支持体防汚層とからなる放射線像変換パネルにおいて、
    前記透明支持体が脂環構造を有するポリイミドを含むこ
    とを特徴とする放射線像変換パネル。
  2. 【請求項2】 前記蛍光体層の表面に保護膜が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の放射線像変換パ
    ネル。
  3. 【請求項3】 前記透明支持体防汚層および前記保護膜
    が、フッ素樹脂および/またはシリコーン樹脂を含むこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の放射線像変換パ
    ネル。
  4. 【請求項4】 前記透明支持体が100℃〜300℃の
    熱処理を施されたものであることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の放射線像変換パネル。
  5. 【請求項5】 前記放射線像変換パネルが両面集光読み
    取り用であることを特徴とする請求項1から4いずれか
    1項記載の放射線像変換パネル。
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