JP2002031473A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

Info

Publication number
JP2002031473A
JP2002031473A JP2000218538A JP2000218538A JP2002031473A JP 2002031473 A JP2002031473 A JP 2002031473A JP 2000218538 A JP2000218538 A JP 2000218538A JP 2000218538 A JP2000218538 A JP 2000218538A JP 2002031473 A JP2002031473 A JP 2002031473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
door
handle member
lever
outer plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000218538A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Yamaguchi
太郎 山口
Tadahiro Kawamura
忠弘 川村
Akihiko Manabe
章彦 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP2000218538A priority Critical patent/JP2002031473A/ja
Publication of JP2002031473A publication Critical patent/JP2002031473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観デザインに優れた、軽い力で開扉できる
ハンドルを備えた冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵室31の扉36の外板44に手動で
作動する取っ手部材42と、この取っ手部材42と連動
して開口フランジ57に当接押圧するレバー54を備え
たハンドル41を設け、取っ手部材42は外板44の端
面44aから離間した位置に配設されることで、扉36
と一体化した品位のあるハンドル41を備えた冷蔵庫を
提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の開扉機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、開扉機構を備えた冷蔵庫の従来例
として、特開平1−222187号公報に示されている
ものが提案されている。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫を説明する。
【0004】図7は従来例を示す冷蔵庫の斜視図であ
る。図8は従来の冷蔵庫の要部断面図である。図9は開
扉機構の縦断面図である。
【0005】図7,図8,図9において、1は冷蔵庫本
体であり、その内部には冷凍室、仕様切換室および冷蔵
室に仕切り形成され、前面開口部には冷凍室用扉2、切
換室用扉3、冷蔵室用扉4がヒンジ5と図示しない他の
ヒンジによって回動可能に枢設されている。
【0006】冷蔵庫本体の最下段の野菜室には収納箱と
ともに引出し可能な扉6が設けられている。
【0007】冷凍室用扉2において、その前面のヒンジ
5とは反対側に操作機構7が配設されている。操作機構
7は横断面が略半円状をなすハンドルベース8に収納さ
れており、ピン9により回動可能に枢設されたハンドル
ベース8の前面開口部に臨むハンドル10と、このハン
ドル10に一体に形成されたハンドルベース8の内面に
沿うような円弧状をなす操作部11と、筒状貫通口12
に挿入された押棒13とから構成されている。
【0008】扉2を開くには操作機構7のハンドル10
を手前に引くと(矢印A方向)、ハンドル10の回動
で、操作部11はB方向に動き、先端部に当接している
押棒13が矢印C方向に回動し、突起部13aが開扉用
スイッチ18の押圧子18aを押し、開扉用スイッチ1
8がONする。
【0009】そして開扉機構19のソレノイド20に電
源が供給し、磁界を発生する。これによりプランジャ2
1が右方向に吸引されて、マグネット17が吸引力の及
ばない位置まで開放させる。その後、わずかな力で引け
ば大きく開放する
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、電動で扉が開放されるの、開扉用スイッチ
18の配線処理の作業工程が必要となり作業工数の増加
を招きひいてはコストがアップするという欠点があっ
た。また各社において少しでも電気代を抑えた省エネタ
イプの冷蔵庫が開発される中、電動式の開扉機構を備え
た冷蔵庫はその分、電気代がかかるという欠点があっ
た。
【0011】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、手動式の開扉機構を備え、わずかな力で扉を開放す
ることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、貯蔵室の前面開口部に設けたヒンジ式の扉
と、前記扉の表面に設けられ手動式で作動する取っ手部
材を備えたハンドルと、前記取っ手部材の作動により突
出し前記貯蔵室の開口フランジに当接するレバーとを備
えて、前記取っ手部材は前記扉の端面から離間した位置
に配設されているものであり、取っ手部材を操作するこ
とによりてこの原理でレバーが開口フランジを押し、少
ない力で扉を開放できる。また、取っ手部材が端面から
縁切りされた位置にあるので斬新なデザインの冷蔵庫を
提供できる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、扉の外板に設けた貫通孔の周囲にフラ
ンジ部を形成し、前記フランジ部とハンドルの基部を係
合し、別部品の挟持部材で前記フランジ部と前記基部と
を挟んで固定することにより、前記貫通孔に前記取っ手
部材を嵌着させたものであり、単品部品を係合させるこ
とで断熱材の洩れを発生させることなく、部品の組立て
を行うことができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、取っ手部材の裏面で上下端部に備えら
れた取っ手受け部は内部が肉抜き構造になっているもの
であり、樹脂で成形された取っ手部材の肉厚をほぼ均等
にすることで、樹脂の冷却時間をほぼ均一にし取っ手部
表面にヒケ等がでないという作用を有する。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、取っ手部材の下端部の位置は上端部の
位置よりも外板の中央寄りに位置するものであり、取っ
手部の外郭形状が、斜め方向に形成されるので取っ手部
をつかみ易い形状に仕上げることができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、取っ手部材の回転軸となるシャフトは
手をかける取っ手部の外側で外板の端面よりに配置され
るものであり、扉開時にレバーを大きい力をかけること
なくスムーズに連動させることができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、レバーを取っ手部材の取っ手の方向に
折曲させて取り付けたものであり、取っ手の回動当接時
にレバーが外側に逃げる挙動があっても貯蔵室の開口フ
ランジに正しく当接する。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、レバーは扉の外板の端面と扉の内板と
の間に備えられた出口孔から突出した状態の時に着脱で
きるものであり、サービス時に取っ手部材等を外すこと
なくレバーのみを交換することができる。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、ハンドルの基部の前面を覆う化粧板を
設けたものであり、作業工程時の組み立てやサービス時
の着脱を容易に行うことができる。
【0020】請求項9に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、外板を内板側に折り曲げることでハン
ドルを取付けるための貫通孔を形成したものであり、ハ
ンドル組立て時、貫通孔の端面保護になり、また基部と
係合されるので断熱材の洩れを防ぐことができる。
【0021】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の発明において、ハンドルと接する外板の曲線形状を
取っ手部材の曲線形状に合わせたものであり、ハンドル
と扉とが一体感をもって形成される。
【0022】請求項11に記載の発明は、貯蔵室の前面
開口部に設けた引出し式の扉と、前記扉の表面を形成す
る外板と、前記外板の上端部に備えた樹脂製のキャップ
ハンドルとを備え、前記キャップハンドルと一体に成形
された縁部の下方に前記扉の上端面から離間した位置に
回動する取っ手部材を備えたハンドルと、前記取っ手部
材の作動により突出し前記貯蔵室の開口フランジに当接
するレバーとを設けたものであり、取っ手部材を操作す
ることによりてこの原理でレバーが開口フランジを押
し、少ない力で引出し扉を開放できる。また、取っ手部
材が上端面から縁切りされた位置にあるので斬新なデザ
インの冷蔵庫を提供できる。
【0023】請求項12に記載の発明は、請求項11の
発明において、取っ手部材が係合されるハンドルの基部
をキャップハンドルと別部品で構成したものであり、キ
ャップハンドルの縁部から独立した位置に取っ手部材を
配置できるので品位のよい引出し扉のハンドルを提供で
きる。
【0024】請求項13に記載の発明は、請求項1また
は請求項11の発明において、扉閉状態でレバーと貯蔵
室の前面開口フランジとの隙間は0.5mm以下とした
ものであり、ハンドルに遊びをもたせることで、フラン
ジとの接触音を無くすことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷蔵庫の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は冷蔵室のハ
ンドルの分解斜視図である。図3は図1のA−A断面図
である。図4は本発明の第1ハンドルを構成する取っ手
部材の裏面斜視図である。図5は引出しドアの分解斜視
図である。図6は図1のB−B断面図である。
【0027】図1において、30は冷蔵庫本体で、上段
から冷蔵室31(貯蔵室)、野菜室32、庫内温度の切
り替えが可能な切替室33、下段には冷凍室34が備え
られ、切替室33の左側には製氷室35が設けられてい
る。
【0028】冷蔵室31にはヒンジ式の開閉可能な冷蔵
室扉36が設けられ、野菜室32、切替室33、冷凍室
34、製氷室35の前面には引出し式扉37、38,3
9,40が設けられている。
【0029】また、41は冷蔵室31の扉36に設けら
れた第1のハンドルであり、42は回動する取っ手部材
である。43はハンドル41の上方に設けられた操作表
示部である。
【0030】次に図2、図3において第1のハンドル4
1の構成について説明する。
【0031】44は扉36を形成する塗装鋼鈑製の外板
である。45は外板44に開口された楕円状の貫通孔で
あり外板44の端面44aから独立した位置に開口され
ている。製造工程上、断熱材の発泡前に前記取っ手部材
42の基部46に外板44の補強板47を取付け、外板
44の裏面から貫通孔45に嵌め込む。
【0032】そして基部46と外板44のフランジ部4
8とを挟持させる挟持部材49が外板44の表面側から
取付けられる。そしてこの様な状態の外板44と内板5
0の間に発泡断熱材51を充填し一体発泡される。そし
て挟持部材49によって基部46と外板44とを強固に
保持することができる。
【0033】発泡後、シャフト52をスプリング53に
通して取っ手部材42に取付ける。レバー54は平板状
に成形されており、取っ手部材42のレバー受け部42
aに係合し外板44の端面44a近傍に備えられる。
【0034】その後、固定部材55を基部46と取っ手
部材42の間に挿入固定させて、取っ手部材材42のガ
タツキがないように固定する。そして、化粧板56を基
部46と挟持部材49の前面側に取付ける。
【0035】以上のように構成された冷蔵室について、
以下その動作を説明する。
【0036】図3において、取っ手部材42を手前に引
っ張ることでシャフト52を回転軸として取っ手部材4
2が回動し、レバー54がレバー受け部42aに押され
て突出し冷蔵庫本体30の開口フランジ57を押すこと
で、扉36に備えられたガスケット58は前記開口フラ
ンジ57から離脱する。
【0037】離脱後、手を離せば取っ手部材42はシャ
フト52に巻き付けられたスプリング53の反撥力によ
って元の状態に戻るので、レバー54は扉36内に収納
される。
【0038】また扉閉時、取っ手部42bは外板44と
ほぼ同延長線上にあるが回動時、取っ手部42bは外板
44の面から前方へ飛び出す軌跡をたどるので、意匠的
に斬新であり、見栄えがよい。
【0039】また、レバー54は取っ手部材42の方
向、即ち内側に折曲された形状に取り付けられているた
め、取っ手部材42を操作して回動しながらレバー54
の根元を押したとき、外向きのモーメントによりレバー
54が外側に逃げても開口フランジ57の適切な位置を
押圧することができ、開口フランジ57の端部から外れ
ることがない。
【0040】また、レバー54は出口孔59から突出さ
せた状態において、外から力を加えると引き抜くことが
できるので、レバー54の交換のみであればサービス性
がよい。
【0041】図4において、取っ手部材42の裏面で上
下端部には取っ手受け部42cが備えられている。取っ
手受け部42cは内部が空洞になっており、すなわち肉
抜き部42dとなっている。
【0042】取っ手部材42は樹脂で成形されており、
取っ手受け部42cの肉厚が取っ手部42bより大きい
と樹脂の冷却スピードの差により取っ手部42bの面に
ヒケが生じる場合がある。このため取っ手受け部42c
には肉抜き部42dが形成されヒケ等により取っ手部4
2bの品位を損なわないように配慮している。
【0043】図5,図6において引出し式扉37、39
に備えられた第2のハンドル60、第3のハンドル61
の構成について説明する。ここで第2のハンドル60と
第3のハンドル61は構成が同じなので第2のハンドル
60について説明する。
【0044】62は扉37を形成する塗装鋼鈑製の外板
である。63は外板62の上部に取付けられる樹脂製の
キャップハンドルであり、図6より前記キャップハンド
ル63と一体に縁部63aが形成されている。63bは
前記キャップハンドル63の端面であり、冷蔵庫本体3
0の幅方向に水平方向に備えられている。
【0045】前記縁部63aと端面63bが一体に成形
されている。64は樹脂製の基部であり、キャップハン
ドル63の裏面から取付けられる。65は取っ手部材で
あり、シャフト66にスプリング67を挿入し前記取っ
手部材65に取付けられる。
【0046】前記縁部63aの下部には取っ手部材65
が取付けられている。
【0047】68はレバーであり、取っ手部材65の一
側に備えられたレバー受け部65aと係合されている。
69はカバーハンドルであり、基部64とキャップハン
ドル63に挟み込み固定されれ、シャフト66等が抜け
落ちないように、また内部に手が触れないように設けら
れている。
【0048】製造工程上、断熱材の発泡前にキャップハ
ンドル63に基部64を取付けた後、外板62に嵌め込
む。そして、外板62の後方に内板70を備え、下部に
もキャップハンドル(図示しない)を備えて、発泡断熱
材71を充填し一体発泡する。
【0049】その後工程で外板62と一体発泡された取
っ手部材65にシャフト66やスプリング67、レバー
68を取付け、最後にカバーハンドル69を嵌めて完成
する。
【0050】以上のように構成された野菜室の扉につい
て、以下その動作を説明する。
【0051】図6において、72は冷蔵室31と野菜室
32の仕切り板である。73は引出し式扉37に取付け
られたガスケットであり、扉閉時はガスケット73と仕
切り板72は密着している。
【0052】扉開時において、取っ手部材65を手前方
向に引くとシャフト66を回転軸として回動し、取っ手
部材65の上端側は縁部63aの内側に入っていく機構
となっている。そして、レバー受け部65aに係合して
いるレバー68は水平方向に押されて、仕切り板72を
打当し、所定のストロークでもってガスケット73を仕
切り板72から離脱させる。実施例の場合、所定のスト
ロークとは実施例の場合、10mmであり、扉が閉状態
で扉37と仕切り板との隙寸法Aは6.5mmでありレ
バー遊び寸法aは0.5mm以下としている。この寸法
であればレバー68が仕切り板72に当った時に発生す
る接触音は耳障りになることはなく、操作時に不快感を
与えない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、貯蔵室の前面開口部に設けたヒンジ式の扉と、前
記扉の表面に設けられ手動式で作動する取っ手部材を備
えたハンドルと、前記取っ手部材の作動により突出し前
記貯蔵室の開口フランジに当接するレバーとを備えて、
前記取っ手部材は前記扉の端面から離間した位置に配設
されているので、取っ手部材を操作することによりてこ
の原理でレバーが開口フランジを押し、少ない力で扉を
開放できる。また、取っ手部材が端面から縁切りされた
位置にあるので連続性のある斬新なデザインの冷蔵庫を
提供できる。
【0054】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、扉の外板に設けた貫通孔の周囲
にフランジ部を形成し、前記フランジ部とハンドルの基
部を係合し、別部品の挟持部材で前記フランジ部と前記
基部とを挟んで固定することにより、前記貫通孔に前記
取っ手部材を嵌着させたので、単品部品を係合させるこ
とで断熱材の洩れを発生させることなく、部品の組立て
を行うことができる。また、部品点数を減らすことがで
き、コスト低減をすることができる。
【0055】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、取っ手部材の裏面で上下端部に
備えられた取っ手受け部は内部が肉抜き構造になってい
るので、ヒケ等の発生がない品位の高い取っ手部材を提
供することができる。
【0056】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、取っ手部材の下端部の位置は上
端部の位置よりも外板の中央寄りに位置するので、取っ
手部をつかみ易い形状に仕上げてハンドルの取って部に
手を掛けやすく使い勝手がよい。
【0057】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、取っ手部材の回転軸となるシャ
フトは手をかける取っ手部の外側で外板の端面よりに配
置されるので、扉開時にレバーを大きい力をかけること
なくスムーズに連動させ、小さい力を加えるだけで楽に
扉を開くことができる。
【0058】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、レバーを取っ手部材の取っ手の
方向に折曲させて取り付けたので、取っ手の回動当接時
にレバーが外側に逃げる挙動があっても貯蔵室の開口フ
ランジに正しく当接できる。
【0059】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、レバーは扉の外板の端面と扉の
内板との間に備えられた出口孔から突出した状態の時に
着脱できるので、サービス時に取っ手部材等を外すこと
なくレバーのみを交換することができ、サービス性がよ
い。
【0060】また、請求項8に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、ハンドルの基部の前面を覆う化
粧板を設けたので、作業工程時の組み立てやサービス時
の着脱を容易に行うことができる。
【0061】また、請求項9に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、外板を内板側に折り曲げること
でハンドルを取付けるための貫通孔を形成したので、ハ
ンドル組立て時、貫通孔の端面保護になり、また基部と
係合されるので断熱材の洩れを防ぐことができる。
【0062】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、ハンドルと接する外板の曲線
形状を取っ手部材の曲線形状に合わせたので、ハンドル
と扉とが一体感をもった外観デザインの優れた冷蔵庫を
提供することができる。
【0063】また、請求項11に記載の発明は、貯蔵室
の前面開口部に設けた引出し式の扉と、前記扉の表面を
形成する外板と、前記外板の上端部に備えた樹脂製のキ
ャップハンドルとを備え、前記キャップハンドルと一体
に成形された縁部の下方に前記扉の上端面から離間した
位置に回動する取っ手部材を備えたハンドルと、前記取
っ手部材の作動により突出し前記貯蔵室の開口フランジ
に当接するレバーとを設けたので、取っ手部材を操作す
ることによりてこの原理でレバーが開口フランジを押
し、少ない力で引出し扉を開放できる。また、取っ手部
材が上端面から縁切りされた位置にあるので連続性のあ
る斬新なデザインの冷蔵庫を提供できる。
【0064】また、請求項12に記載の発明は、請求項
11の発明において、取っ手部材が係合されるハンドル
の基部をキャップハンドルと別部品で構成したので、キ
ャップハンドルの縁部から独立した位置に取っ手部材を
配置できるので、品位のよい堅牢感のあるハンドルを提
供できる。
【0065】また、請求項13に記載の発明は、扉閉状
態でレバーと貯蔵室の前面開口フランジとの隙間は0.
5mm以下としたので、ハンドルに遊びをもたせること
で、フランジとの接触音を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図
【図2】同実施の形態による冷蔵庫の扉のハンドルの分
解斜視図
【図3】図1のA−A線断面図
【図4】同実施の形態の冷蔵庫の要部裏面斜視図
【図5】同実施の形態による冷蔵庫の引出し扉のハンド
ルの分解斜視図
【図6】図1のB−B線断面図
【図7】従来の冷蔵庫の斜視図
【図8】従来の冷蔵庫の要部断面図
【図9】従来の冷蔵庫の要部断面図
【符号の説明】
30 冷蔵庫本体 31 冷蔵室(貯蔵室) 36 ヒンジ式の扉 41 第1のハンドル 42、65 取っ手部材 42c 取っ手受け部 42d 肉抜き部 44、62 外板 44a、63b 端面 45 貫通孔 46、64 基部 48 フランジ部 49 挟持部材 50 内板 51 断熱材 52、66 シャフト 54、68 レバー 56 化粧板 57 開口フランジ 59 出口孔 60 第2のハンドル 63 キャップハンドル 63a 縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真鍋 章彦 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA01 KE06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室の前面開口部に設けたヒンジ式の
    扉と、前記扉の表面に設けられ手動式で作動する取っ手
    部材を備えたハンドルと、前記取っ手部材の作動により
    突出し前記貯蔵室の開口フランジに当接するレバーとを
    備えて、前記取っ手部材は前記扉の端面から離間した位
    置に配設されていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 扉の外板に設けた貫通孔の周囲にフラン
    ジ部を形成し、前記フランジ部とハンドルの基部を係合
    し、別部品の挟持部材で前記フランジ部と前記基部とを
    挟んで固定することにより、前記貫通孔に前記取っ手部
    材を嵌着させたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵
    庫。
  3. 【請求項3】 取っ手部材の裏面で上下端部に備えられ
    た取っ手受け部は内部が肉抜き構造になっていることを
    特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 取っ手部材の下端部の位置は上端部の位
    置よりも外板の中央寄りに位置することを特徴とする請
    求項1に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 取っ手部材の回転軸となるシャフトは手
    をかける取っ手部の外側で外板の端面よりに配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 レバーを取っ手部材の取っ手の方向に折
    曲させて取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の
    冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 レバーは扉の外板の端面と扉の内板との
    間に備えられた出口孔から突出した状態の時に着脱でき
    ることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 ハンドルの基部の前面を覆う化粧板を設
    けたことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 外板を内板側に折り曲げることでハンド
    ルを取付けるための貫通孔を形成したことを特徴とする
    請求項2に記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 ハンドルと接する外板の曲線形状を取
    っ手部材の曲線形状に合わせたことを特徴とする請求項
    1に記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 貯蔵室の前面開口部に設けた引出し式
    の扉と、前記扉の表面を形成する外板と、前記外板の上
    端部に備えた樹脂製のキャップハンドルとを備え、前記
    キャップハンドルと一体に成形された縁部の下方に前記
    扉の上端面から離間した位置に回動する取っ手部材を備
    えたハンドルと、前記取っ手部材の作動により突出し前
    記貯蔵室の開口フランジに当接するレバーとを設けたこ
    とを特徴とする冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 取っ手部材が係合されるハンドルの基
    部をキャップハンドルと別部品で構成したことを特徴と
    する請求項11に記載の冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 扉閉状態でレバーと貯蔵室の前面開口
    フランジとの隙間は0.5mm以下としたことを特徴と
    する請求項1または請求項11に記載の冷蔵庫。
JP2000218538A 2000-07-19 2000-07-19 冷蔵庫 Pending JP2002031473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000218538A JP2002031473A (ja) 2000-07-19 2000-07-19 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000218538A JP2002031473A (ja) 2000-07-19 2000-07-19 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002031473A true JP2002031473A (ja) 2002-01-31

Family

ID=18713466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000218538A Pending JP2002031473A (ja) 2000-07-19 2000-07-19 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002031473A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10347760A1 (de) * 2003-10-14 2005-05-12 Liebherr Hausgeraete Türgriff zum Öffnen einer Kühlschrank- oder Gefrierfachtür
KR100688659B1 (ko) 2005-03-28 2007-03-02 엘지전자 주식회사 냉장고
JP2007057149A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2012184917A (ja) * 2012-05-07 2012-09-27 Toshiba Corp 冷蔵庫扉
DE102013103820A1 (de) * 2013-04-16 2014-10-16 Miele & Cie. Kg Kühlgerät
CN109403717A (zh) * 2018-12-29 2019-03-01 Tcl家用电器(合肥)有限公司 把手组件及冰箱

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10347760A1 (de) * 2003-10-14 2005-05-12 Liebherr Hausgeraete Türgriff zum Öffnen einer Kühlschrank- oder Gefrierfachtür
KR100688659B1 (ko) 2005-03-28 2007-03-02 엘지전자 주식회사 냉장고
JP2007057149A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP4595743B2 (ja) * 2005-08-24 2010-12-08 パナソニック株式会社 冷蔵庫
JP2012184917A (ja) * 2012-05-07 2012-09-27 Toshiba Corp 冷蔵庫扉
DE102013103820A1 (de) * 2013-04-16 2014-10-16 Miele & Cie. Kg Kühlgerät
DE102013103820B4 (de) 2013-04-16 2023-11-23 Miele & Cie. Kg Kühlgerät
CN109403717A (zh) * 2018-12-29 2019-03-01 Tcl家用电器(合肥)有限公司 把手组件及冰箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE48270E1 (en) Opening device for refrigerator
KR101263433B1 (ko) 냉장고 및 냉장고의 도어 열림장치
US20030090187A1 (en) Refrigerator door opener
JPH10132448A (ja) 冷蔵庫の扉装置
JP2002031473A (ja) 冷蔵庫
KR101978452B1 (ko) 도어의 닫힘 유지 장치
JPH065590Y2 (ja) 貯蔵庫
JP2004116842A (ja) 冷蔵庫
EP1176375B1 (en) Handle for a refrigeration appliance door
JP2005011773A (ja) タッチスイッチ装置、およびタッチスイッチ装置を備えた冷蔵庫
JP5444164B2 (ja) 冷蔵庫
KR100839899B1 (ko) 냉장고용 손잡이
JP2001124463A (ja) ドア開閉機構
JP2004068595A (ja) 扉開閉機構
JP2004178822A (ja) タッチスイッチ、およびタッチスイッチを備えた冷蔵庫
JP3422918B2 (ja) 冷蔵庫
JP2002090044A (ja) 扉開閉機構
JP2002147940A (ja) 冷蔵庫
JP2005345059A (ja) 冷蔵庫
JP2005090813A (ja) 冷蔵庫
JPH04244579A (ja) 観音開き式扉装置
JP2006153357A (ja) 冷蔵庫
JP2004150148A (ja) 電化製品用開閉パネル
KR0139233Y1 (ko) 냉장고 도어 개방장치
JP5586379B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040420