JP2002030703A - 住宅の水循環構造 - Google Patents
住宅の水循環構造Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
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- Building Environments (AREA)
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Abstract
全体を効果的に冷やしたり暖めたりできる住宅の水循環
構造を提供する。 【解決手段】 建物に降った雨水を回収する回収手段
と、この回収した雨水を建物に撒く放水手段とを備え
た。
Description
り暖めたりするための住宅の水循環構造に関する。
・コンディショナー(以下エアコンと略す)などを使用
して各部屋毎におこなっていた。
を冷暖房しても、建物自体を冷やしたり、暖めたりする
ことはできず、特に暑い日や寒い日には、一日中エアコ
ンを作動させておくこともあり、電気代がかさみ、省エ
ネルギーの観点からも好ましいものではなかった。
かつ環境に優しい方法によって、建物全体を効果的に冷
やしたり暖めたりできる住宅の水循環構造を提供するこ
とを目的とする。
め、この発明では、建物に降った雨水を回収する回収手
段と、この回収した雨水を建物に撒く放水手段とを備え
たことを特徴とする。
水タンクと、屋根や庇の軒樋を流れる雨水を集めて貯水
タンクへ導く雨水回収管とから構成され、放水手段は、
貯水タンクに接続されて建物の要所要所に引き回しされ
た散水管と、この散水管に貯水タンク内の雨水を送り込
むポンプとから構成されている。
を設けた。さらに、散水管は、屋根の棟に沿って配され
た屋根散水部と、窓の上端部に沿って配された窓散水部
とを備え、これら屋根散水部及び窓散水部には、屋根面
や窓面に雨水を流す複数の散水穴が形成されている。加
えて、ポンプは、太陽光発電によって得られた電力で作
動する。
に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態に係る住宅の水循環構造を示す模式図、図2は、散
水状態を示す斜視図である。
を回収する回収手段(2)と、この回収した雨水を建物
(1)に撒く放水手段(3)とを備えている。
ンク(4)と、雨水を集めて貯水タンク(4)に導く雨水回
収管(5)とで構成される。雨水回収管(5)は、その一方
の端部が貯水タンク(4)に接続され、他方の端部が、複
数に枝分かれして、屋根(6)などに取り付けられた軒樋
(7)に夫々接続されている。
る散水管(8)と、その散水管(8)に貯水タンク(4)の雨
水を送り出すポンプ(9)とで構成される。散水管(8)
は、一方の端部がポンプ(9)に接続され、他方の端部
が、複数の散水部(10)(11)に枝分かれしている。これら
散水部(10)(11)は、図3に示すように、複数の下向きの
散水穴(12)(12)…が横一列に等間隔で形成されていて、
下面が開放した断面扇形のカバー(13)(14)が取り付けら
れている。そして、図4に示すように、屋根(6)の棟包
み(15)に沿って配されたり、図5に示すように、窓(16)
の上端部に沿って配されている。
られており、太陽電池モジュール(17)から供給される電
力によって作動する。この太陽電池モジュール(17)は、
太陽光発電によって電力を得る太陽電池パネル(18)と、
このパネル(18)の周縁に取り付けられた枠状のフレーム
(19)とからなり、屋根面に設置されている。
てのヒーター(20)が取り付けられ、このヒーター(20)に
よって貯水タンク(4)内の雨水を加熱して温水にするこ
とができる。このヒーター(20)は、前記太陽電池モジュ
ール(17)から供給される電力によって作動する。
内に取り付けたスイッチを操作することによって、作動
及び停止させる。
いて説明する。雨が降ると、図1に示すように、建物
(1)の屋根(6)などに落ちた雨水が、軒樋(7)から雨水
回収管(5)を介して貯水タンク(4)へと集められる。そ
して、集められた雨水は、散水をする時までその貯水タ
ンク(4)内に溜められる。
ポンプ(9)を作動し、貯水タンク(4)内の雨水を散水管
(8)へと送り出し、屋根散水部(10)や窓散水部(11)に導
く。そして、屋根散水部(10)の散水穴(12)(12)…から放
出した雨水は、屋根(6)の屋根面をつたって流れ、太陽
光で焼けた屋根面を冷却する。また、窓散水部(11)の散
水穴(12)(12)…から放出された雨水は、窓(16)の窓面
(ガラス面)をつたって流れ、熱をもったガラス面を冷
却するとともに、室内にいる人に視覚的な涼を与える。
によってヒーター(20)を作動し、貯水タンク(4)内の雨
水を加熱して温水にする。そして、上記と同様にポンプ
(9)を作動して、雪の積もった屋根(6)や凍結した窓(1
6)に向けて雨水を放出し、屋根(6)の雪を溶かしたり、
窓(16)の氷を溶かしたりする。
及び雨水回収管(5)を介して貯水タンク(4)に回収され
る。よって、何度でも建物(1)全体を冷やしたり暖めた
りできる。
のではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの
修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、水
道管を貯水タンクに導き、貯水タンクの水量が少ないと
きは、水道から水を補給することが考えられる。
降った雨水を回収し、その雨水を建物に撒くため、建物
全体を外側から効果的に冷やすことができ、その上、水
道代がかからず経済的であるとともに、環境にも優し
い。さらに、雨水の回収は既存の設備である軒樋を利用
しておこなうので、施工が簡単かつ低コストで実現でき
る。しかも、建物の要所要所に引き回した散水管から散
水するため、建物全体をまんべんなく冷やすことがで
き、より効率的に冷却ができる。
配しているので、最も熱くなる屋根面を効率良く冷やす
ことができる。また、散水部は、窓の上端部に沿っても
配しているので、あたかも雨が降っているように雨水の
滴りが窓から見えて、視覚的に涼を採ることができる。
する加熱手段を設けたので、上述の冷却効果と同様に、
建物全体を外側から温水によって暖めることもできる。
また、屋根に積もった雪や、凍結した窓の氷などを溶か
したりすることもできる。
られた電力で作動するため、電気代がかからず経済的で
ある。
を示す模式図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 建物に降った雨水を回収する回収手段
と、この回収した雨水を建物に撒く放水手段とを備えた
ことを特徴とする住宅の水循環構造。 - 【請求項2】 回収手段は、雨水を貯える貯水タンク
と、屋根や庇の軒樋を流れる雨水を集めて貯水タンクへ
導く雨水回収管とから構成され、放水手段は、貯水タン
クに接続されて建物の要所要所に引き回しされた散水管
と、この散水管に貯水タンク内の雨水を送り込むポンプ
とから構成された請求項1記載の住宅の水循環構造。 - 【請求項3】 雨水を加熱して温水にする加熱手段を設
けた請求項1又は2記載の住宅の水循環構造。 - 【請求項4】 散水管は、屋根の棟に沿って配された屋
根散水部と、窓の上端部に沿って配された窓散水部とを
備え、これら屋根散水部及び窓散水部には、屋根面や窓
面に雨水を流す複数の散水穴が形成されている請求項1
乃至3のいずれかに記載の住宅の水循環構造。 - 【請求項5】 ポンプは、太陽光発電によって得られた
電力で作動する請求項1乃至4のいずれかに記載の住宅
の水循環構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000216155A JP2002030703A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | 住宅の水循環構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000216155A JP2002030703A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | 住宅の水循環構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002030703A true JP2002030703A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18711462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000216155A Pending JP2002030703A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | 住宅の水循環構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002030703A (ja) |
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- 2000-07-17 JP JP2000216155A patent/JP2002030703A/ja active Pending
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