JP2002030224A - 熱可塑性樹脂組成物及びそれを用いた農業用熱可塑性樹脂フィルム - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物及びそれを用いた農業用熱可塑性樹脂フィルム

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JP2002030224A
JP2002030224A JP2000217619A JP2000217619A JP2002030224A JP 2002030224 A JP2002030224 A JP 2002030224A JP 2000217619 A JP2000217619 A JP 2000217619A JP 2000217619 A JP2000217619 A JP 2000217619A JP 2002030224 A JP2002030224 A JP 2002030224A
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film
resin composition
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Toru Katsuura
徹 勝浦
Yuichi Sekiguchi
雄一 関口
Koichi Fukuda
浩一 福田
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JNC Petrochemical Corp
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Chisso Petrochemical Corp
Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温防曇性が良好で防曇効果の持続性に優
れ、ベタツキと帯電防止性に優れ、ブリードアウト物に
よる白濁現象に起因する透明性低下の少ない農業用熱可
塑性樹脂フィルムが得られる熱可塑性樹脂組成物及び前
記樹脂組成物を用いた農業用熱可塑性樹脂フィルムを提
供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂に、下記式(1)で表され
る防曇剤A及び前記防曇剤Aと有機酸との中和塩である
防曇剤Bの群から選ばれる1種類以上を0.5〜5重量
%、下記式(2)で表される防曇剤Cを0.1〜2重量
%配合してなる熱可塑性樹脂組成物。 (式中、R1は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
ニル基またはアシル基、R2、R3は水素原子またはアシ
ル基、a、bはa+b=2〜20となる1以上の整数、
nは2または3を示す。) R4−O−(Cn2nO)dH (2) (式中、R4は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
ニル基またはアルキルフェノール基、dは1〜20の整
数、nは2または3を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は農業用ハウスやトン
ネルに用いられる農業用熱可塑性樹脂フィルムに好適な
熱可塑性樹脂組成物及び前記樹脂組成物を用いた農業用
熱可塑性樹脂フィルムに関する。詳しくは、低温防曇性
が良好で防曇効果の持続性に優れ、ベタツキがなく、帯
電防止性に優れ、透明性低下の少ない農業用熱可塑性樹
脂フィルムが得られる熱可塑性樹脂組成物及び前記樹脂
組成物を用いた農業用熱可塑性樹脂フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】農業用ハウスやトンネル(以下、ハウス
等という)は、特に園芸用施設として作物の育苗や栽培
等に広く用いられている。一般にハウス等は、パイプ等
で作られた骨組みの上にフィルム、ネット、不織布等の
被覆材を展張して使用される。前記被覆材の中では熱可
塑性樹脂フィルムが多く使用されており、代表的なもの
として、ポリ塩化ビニルフィルム(以下農ビと言う)、
ポリエチレンフィルム(以下農ポリと言う)、エチレン
酢酸ビニル共重合体フィルム(以下農酢ビと言う)等を
挙げることができる。
【0003】中でも農ビは、保温性、透明性、強靭性、
防曇性及び経済性等に優れているところから、最も多く
使用されているが、フィルム中に含まれる可塑剤が表面
にブリードアウトしてベタツキが発生しやすく、展張や
換気のための開閉等における作業性の悪化及び塵埃付着
による透明性の低下という問題がある。また、使用後の
廃棄処理のために焼却すると有害ガスを発生する等の問
題もある。一方、農ポリ、農酢ビは、作業性、防塵性及
び廃棄処理の点で農ビより利点があるにもかかわらず、
防曇性、透明性、強靭性及びハウス等の骨組みに対する
密着性等が劣るという問題がある。
【0004】これら農業用熱可塑性樹脂フィルムに必要
とされる代表的性能の1つとして防曇性が挙げられる。
農業用熱可塑性樹脂フィルムに防曇効果とその持続性
(防曇持続性)が乏しいと、蒸発した水分がフィルム表
面に凝縮してできる水滴によりフィルムが曇った状態と
なり、太陽光線の一部を反射して、透過光線量を減少さ
せたり、ハウス等内部の温度上昇効果を低下させたりし
て作物の生育不良を招くばかりでなく、水滴が作物の上
に直接落下して、幼芽や幼苗を痛めたり、病害発生の原
因にもなる。
【0005】熱可塑性樹脂フィルムに防曇性を付与する
方法としては、前記可塑性樹脂に防曇剤を練り込んだ組
成物をフィルムとする方法が一般的に用いられている。
防曇剤は、熱可塑性樹脂フィルムの内部からフィルムの
表面にブリードアウトして、蒸発した水分がフィルム表
面に水滴として滞留するのを防ぎ、水滴を膜状に広げ、
フィルム表面に沿って流下させる機能を有する。なお、
防曇剤の一部は流下する水滴と共に流失する。
【0006】防曇剤は、熱可塑性樹脂フィルムの内部か
ら徐々にフィルムの表面にブリードアウトすると共に、
長期にわたって防曇性を発揮することが求められるが、
防曇剤のブリードアウトの制御が難しく、防曇持続性を
向上させるため多量の防曇剤を添加した場合にはブリー
ドアウト量が過剰となり、フィルムにベタツキが生じ取
扱作業性の低下を招いたり、ブリードアウト物による白
濁現象によってフィルムの透明性が低下したりする。そ
れを防止するために防曇剤の添加量を制限した場合には
ブリードアウト量が少なすぎて、流失した防曇剤の補充
が不十分となり、十分な防曇持続性を期待することがで
きない等の問題があった。特に熱可塑性樹脂が極性基を
持たないエチレン系重合体からなる農ポリ等の場合に
は、この傾向が大きかった。
【0007】また、ハウスやトンネルは厳冬期等の低温
時期の栽培に用いられることが多く、農業用熱可塑性樹
脂フィルムには低温時期における防曇性(低温防曇性)
も必要となるが、低温防曇性と防曇持続性の両方を十分
満足するものはなかった。
【0008】これらの問題点を解決するため、特開昭6
0−26048号公報、特開平3−59046号公報及
び特開平3−59047号公報には、ソルビタン脂肪酸
エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステル等の防曇剤の混合使用が開示されてい
る。しかしながら、これらの防曇剤においては、低温防
曇性が十分ではなく、特に厳冬期の防曇性が不十分であ
った。
【0009】また、特公昭62−33256号公報には
ポリオキシエチレンアルキルアミン高級脂肪酸エステル
等のアルキルアミン誘導体を用いる技術が開示されてい
るが、これらの防曇剤は、防曇性、特に低温防曇性は優
れているもののブリードアウトによる白濁現象が著しく
使用に耐えうるものではなかった。そのブリードアウト
による白濁現象を解消するために、本発明者らは特開平
10−120834号公報、特開平11−302404
号公報等にて、融点が35℃以下のアルキルアミン誘導
体を使用することを提案しているが、効果は顕著に見ら
れるものの、まだ改良の余地があった。
【0010】更に、農業用熱可塑性樹脂フィルムの場
合、園芸用施設に適合する寸法にするため、巻物もしく
は折り畳まれた状態のフィルムを開いたり(開反)、繋
ぎ合せたり、裁断したりする作業(以下、併せて加工作
業という)が頻繁に行われる。その際、フィルムを剥離
する等の作業時にフィルムの帯電防止性が不十分である
と、作業者が静電気による電撃を受けたり、静電気によ
り一度開いたフィルムが再度付着してしまう等の問題が
あった。特にインフレーション装置を用いて製造された
2枚重ねのフィルム(ダブル巻きフィルム)を、冬場の
低湿度時に加工作業する場合には、静電気の発生頻度が
多く、作業者の不快感や作業能率の低下が見られ、その
解決が望まれていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低温防曇性
が良好で防曇効果の持続性に優れ、ベタツキと帯電防止
性に優れ、ブリードアウト物による白濁現象に起因する
透明性低下の少ない農業用熱可塑性樹脂フィルムが得ら
れる熱可塑性樹脂組成物及び前記樹脂組成物を用いた農
業用熱可塑性樹脂フィルムを提供することを課題とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
解決のため、鋭意検討した結果、熱可塑性樹脂に、特定
組成の防曇剤を配合してなる組成物をフィルム成形する
と、得られる農業用熱可塑性樹脂フィルムが本課題を解
決できることを見出し、この知見に基づき本発明を完成
するに至った。
【0013】本発明は、以下から構成される。 (1)熱可塑性樹脂に、下記式(1)で表される防曇剤
A及び前記防曇剤Aと有機酸との中和塩である防曇剤B
の群から選ばれる1種類以上を組成物基準で0.5〜5
重量%、下記式(2)で表される防曇剤Cを組成物基準
で0.1〜2重量%配合してなる熱可塑性樹脂組成物。 (式中、R1は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
ニル基またはアシル基、R2、R3は水素原子またはアシ
ル基、a、bはa+b=2〜20となる1以上の整数、
nは2または3を示す。) R4−O−(Cn2nO)dH (2) (式中、R4は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
ニル基またはアルキルフェノール基、dは1〜20の整
数、nは2または3を示す。)
【0014】(2)熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン系
樹脂であることを特徴とする前記(1)項記載の熱可塑
性樹脂組成物。
【0015】(3)防曇剤Cの融点が20℃以下である
ことを特徴とする前記(1)項もしくは(2)項記載の
熱可塑性樹脂組成物。
【0016】(4)前記(1)〜(3)項のいずれか1
項記載の熱可塑性樹脂組成物を用いた農業用熱可塑性樹
脂フィルム。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
詳細に説明する。なお、本発明においてフィルムとはフ
ィルム及びシートの総称である。
【0018】本発明において用いられる熱可塑性樹脂と
しては、塩化ビニル、エチレン、プロピレン、アクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル等の単量体の単独重
合体、もしくはこれらの単量体と共重合し得る単量体と
の二元以上の共重合体が挙げられる。中でも、エチレン
単独重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等のポリエチレン系樹脂や、
プロピレン単独重合体、プロピレン−α−オレフィン共
重合体等のポリプロピレン系樹脂に代表されるポリオレ
フィン系樹脂が、可塑剤のブリードアウトの影響がなく
使用後の廃棄処理が比較的容易なため好ましい。
【0019】前記ポリオレフィン系樹脂のエチレン−α
−オレフィン共重合体において、エチレンと共重合され
るα−オレフィンとしては、特に限定されないが、炭素
数3〜12のα−オレフィンが好ましく、具体的にはプ
ロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、
1−オクテン、1−デセン、4−メチル−1−ペンテ
ン、3−メチル−1−ペンテン等が挙げられる。これら
のα−オレフィンは1種のみならず2種以上を併用して
もよい。
【0020】前記ポリオレフィン系樹脂のプロピレン−
α−オレフィン共重合体において、プロピレンと共重合
されるα−オレフィンとしては、特に限定されないが、
プロピレンを除く炭素数2〜12のα−オレフィンが好
ましく、具体的にはエチレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、4−メ
チル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン等が挙
げられる。これらのα−オレフィンは1種のみならず2
種以上を併用してもよい。
【0021】前記ポリオレフィン系樹脂の製造に用いる
触媒には特に限定はなく、チーグラー・ナッタ触媒及び
メタロセン触媒等通常オレフィンの重合に使用できるも
のを用いることができる。
【0022】前記ポリオレフィン系樹脂は単独で用いて
も、2種以上を混合して用いてもよいが、中でも密度
0.880〜0.935g/cm3の低密度ポリエチレ
ン、密度0.900〜0.935g/cm3の線状低密
度ポリエチレン、密度0.940〜0.965g/cm
3の高密度ポリエチレン、酢酸ビニル含有量が30重量
%以下のエチレンー酢酸ビニル共重合体、及び特開平7
−258481号公報に示されるシングルサイト触媒を
用いて得たエチレン−α−オレフィン共重合体等が透明
性、耐候性及び価格の面から好ましい。これらの樹脂は
単独で用いても、2種類以上を混合して用いてもよい。
【0023】本発明で用いられる防曇剤Aは下記式
(1)で表される。 (式中、R1は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
ニル基またはアシル基、R2、R3は水素原子またはアシ
ル基、a、bはa+b=2〜20となる1以上の整数、
nは2または3を示す。)
【0024】防曇剤Aの具体例としては、ポリオキシエ
チレン(2モル)ステアリルアミンモノステアレート、
ポリオキシエチレン(2モル)ステアリルアミンモノベ
ヘネート、ポリオキシエチレン(2モル)ラウリルアミ
ンモノステアレート、ポリオキシエチレン(4モル)ス
テアリルアミンモノステアレート、ポリオキシエチレン
(8モル)ステアリルアミンジステアレート等のポリオ
キシエチレンアルキルアミンエステル、ポリオキシエチ
レン(2モル)ステアリルアミン、ポリオキシエチレン
(4モル)ステアリルアミン、等のポリオキシエチレン
アルキルアミン、ポリオキシエチレン(2モル)ステア
リン酸アミドモノステアレート等のポリオキシエチレン
アルキルアミドエステル等が挙げられる。
【0025】本発明で用いられる防曇剤Bは式(1)で
表される防曇剤Aと有機酸とから得られる中和塩であ
る。前記有機酸としては、カルボン酸、スルホン酸、フ
ェノールカルボン酸等が挙げられ、中でもカルボン酸
が、防曇剤Aとの反応性及び生成する中和塩の安定性の
点で好ましい。具体的には、ラウリル酸、安息香酸、ス
テアリン酸、ベヘン酸及びオレイン酸等を挙げることが
できる。
【0026】防曇剤Bは、防曇剤Aと有機酸とを両者の
融点以上で混合撹拌することにより容易に得ることがで
きる。例えば、融点37℃のポリオキシエチレン(4モ
ル)ステアリルアミンセスキステアレート1モルと融点
69℃のステアリン酸1モルを容器中で80℃に加熱し
て融解し、約1時間撹拌混合すると、融点53℃のポリ
オキシエチレン(4モル)ステアリルアミンセスキステ
アレートステアリン酸中和塩1モルが得られる。
【0027】防曇剤Bの具体例としては、ポリオキシエ
チレン(2モル)ステアリルアミンモノステアレートス
テアリン酸中和塩等のポリオキシエチレンアルキルアミ
ンエステル有機酸中和塩、ポリオキシエチレン(2モ
ル)ステアリルアミンステアリン酸中和塩等のポリオキ
シエチレンアルキルアミン有機酸中和塩、ポリオキシエ
チレン(2モル)ステアリルアミドステアリン酸中和塩
等のポリオキシエチレンアルキルアミド有機酸中和塩、
ポリオキシエチレン(2モル)ステアリルアミドモノス
テアレートステアリン酸中和塩等のポリオキシエチレン
アルキルアミドエステル有機酸中和塩等を挙げることが
できる。
【0028】防曇剤Bの中で、前記ポリオキシエチレン
アルキルアミンエステル有機酸中和塩は、カチオン防曇
剤に分類され、具体例としてはポリオキシエチレン(2
モル)ステアリルアミンモノステアレートステアリン酸
中和塩の他には、ポリオキシエチレン(2モル)ステア
リルアミンモノステアレートステアリン酸中和塩、ポリ
オキシエチレン(2モル)ステアリルアミンモノベヘネ
ートステアリン酸中和塩、ポリオキシエチレン(2モ
ル)ラウリルアミンモノステアレートバルミチン酸中和
塩、ポリオキシエチレン(4モル)ステアリルアミンモ
ノステアレートステアリン酸中和塩、ポリオキシエチレ
ン(8モル)ステアリルアミンジステアレートステアリ
ン酸中和塩等が挙げられる。
【0029】本発明で用いられる防曇剤Cは下記式
(2)で表される。防曇剤Cは、防曇剤A及び防曇剤B
のいずれか一方もしくは両方と併用されることにより、
これら防曇剤がフィルム表面へ過度にブリードアウトす
るのを防止し、更にフィルムの帯電防止性を向上させ、
しかもこれら防曇剤の防曇性能を損なうこと無く、熱可
塑性樹脂組成物を農業用熱可塑性樹脂フィルムにしたと
きの初期防曇性を大幅に向上させる。 R4−O−(Cn2nO)dH (2) (式中、R4は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
ニル基またはアルキルフェノール基、dは1〜20の整
数、nは2または3を示す。)
【0030】防曇剤Cの具体例としては、ポリオキシエ
チレン(2モル)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレ
ン(5モル)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
(6モル)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(2
モル)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(4モ
ル)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(8モル)
オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(4モル)ステ
アリルエーテル、ポリオキシエチレン(8モル)ステア
リルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(3モル)ノニルフェノールエ
ーテル、ポリオキシエチレン(6モル)ノニルフェノー
ルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル等を挙げることができる。
【0031】本発明においては、防曇剤Cの融点が20
℃以下、好ましくは−20〜10℃であると、得られる
農業用熱可塑性樹脂フィルムの低温防曇性が良好で透明
性の低下も極めて少なくて好ましい。
【0032】本発明の熱可塑性樹脂組成物にあっては、
熱可塑性樹脂に防曇剤Aと防曇剤Bの群から選ばれる1
種類以上が組成物基準で0.5〜5重量%、好ましくは
0.8〜4重量%配合される。配合量が0.5重量%未
満では得られる熱可塑性樹脂組成物を用いた農業用熱可
塑性樹脂フィルムの防曇持続性が不十分となる恐れがあ
り、5重量%を超えると前記フィルムに過度のブリード
アウト物による白濁現象に起因する透明性の低下が生じ
る場合がある。
【0033】本発明の熱可塑性樹脂組成物にあっては、
熱可塑性樹脂に防曇剤Cが組成物基準で0.1〜2重量
%、好ましくは0.1〜1.5重量%配合される。配合
量が0.1重量%未満では、防曇剤A及び防曇剤Bのい
ずれか一方もしくは両方による前記フィルム表面への過
度のブリードアウト現象を防止する効果が不十分となる
恐れがあり、2重量%を超えると得られるフィルムにベ
タツキが生じ、作業性が低下するおそれがある。
【0034】本発明の熱可塑性樹脂組成物にあっては、
フィルムにしたときの前記フィルム同士の密着防止等の
ため熱可塑性樹脂に無機質フィラーを配合することがで
きる。前記無機質フィラーの配合量は組成物基準で0.
5〜20重量%が好ましい。0.5重量%未満では前記
密着防止の効果が得られ難く、20重量%を超える場合
には、前記フィルムの強度物性が劣ったり、透明性が悪
化する恐れがある。
【0035】前記無機質フィラーとしては、平均粒径
0.1〜10μm程度の大きさの球形状のものが好適に
用いられる。平均粒径が0.1μm未満では嵩高となる
ため取り扱い難く、逆に10μmを超えるとフィルムに
したときに穴空きが発生し易くなったり、フィルム表面
の平滑性が低下する恐れがある。
【0036】前記無機質フィラーとしては、酸化珪素、
珪酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム
等の珪酸化合物、アルミノ珪酸カルシウム、アルミノ珪
酸ナトリウム、アルミノ珪酸カリウム等のアルミノ珪酸
化合物、アルミナ、アルミン酸ナトリウム、アルミン酸
カリウム、アルミン酸カルシウム等のアルミン酸塩、炭
酸カルシウム、下記式(3)で示されるハイドロタルサ
イト類及び下記式(4)で示されるリチウム・アルミニ
ウム化合物の群から選ばれる1種以上のものを挙げるこ
とができる。 M2+ 1-xAlx(OH)2(An-x/n・mH2O (3) (式中、M2+はMg2+、Ca2+、及びZn2+の中から選
ばれた少なくとも1種の2価金属イオンを示し、An-
n価のアニオンを示し、x及びmは次の条件、0<x<
0.5、0≦m≦2を満足する。) [Al2Li(OH)6nX・mH2O (4) (式中、Xは無機または有機のアニオンであり、nはア
ニオンXの価数であり、mは3以下の数である。) 前記無機質フィラーは単独使用でも、2種以上の併用で
もよい。
【0037】熱可塑性樹脂としてポリエチレン系樹脂を
用いる場合、前記無機質フィラーの中でも、上記式
(3)及び上記式(4)で示されるハイドロタルサイト
類、リチウム・アルミニウム化合物、アルミニウムシリ
ケート及び水酸化アルミニウム等は、屈折率がエチレン
系樹脂の屈折率に比較的近いため、得られるフィルムの
透明性が良好となる。
【0038】本発明の熱可塑性樹脂組成物には、必要に
応じてエチレン−α−オレフィン系共重合体、ジエン系
共重合体等の弾性共重合体を柔軟性を向上させる目的で
配合してもよく、フイルム作製時の静電気防止のために
帯電防止剤を配合してもよい。また、本発明の効果を大
きく阻害しない範囲内で、防霧剤、耐候剤、保温剤、熱
安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤及びスリップ剤等の
各種添加剤を配合してもよい。
【0039】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、熱可塑性
樹脂に前記防曇剤、及び必要に応じて無機質フィラー、
弾性共重合体、帯電防止剤、各種添加剤を配合してなる
組成物であり、前記組成物を得るための方法としては前
記熱可塑性樹脂と前記各種添加剤を所定量計量し、ヘン
シェルミキサー(商品名)等の高速撹拌機付混合機及び
リボンブレンダー並びにタンブラーミキサー等の通常の
混合装置により混合してドライブレンド物とする方法が
例示でき、更に通常の単軸押出機または二軸押出機等を
用いて前記ドライブレンド物をペレット化する方法が例
示できる。
【0040】本発明の農業用熱可塑性樹脂フィルムは、
前記熱可塑性樹脂組成物を、インフレーション法もしく
はTダイ法等の公知の技術によりフィルムに成形するこ
とにより得られる。前記農業用熱可塑性樹脂フィルム
は、成形後にコロナ放電処理を施すと、防曇性の発現効
果を向上させることができる。また、フィルム表面に防
塵塗布剤等を塗布・乾燥し、塗布膜を形成させてもよ
い。
【0041】本発明の農業用熱可塑性樹脂フィルムは、
単層のみでなく、公知の技術により製造される2種以上
のフィルムの多層構造であっても構わないが、防塵性、
柔軟性及び強度に優れている点から、多層構造体として
用いるのが好ましい。多層構造の場合にはその中の少な
くとも1層が、本発明の農業用熱可塑性樹脂フィルムの
要件を満足することが必要である。本発明の農業用熱可
塑性樹脂フィルムは、透明でも、梨地でも、半梨地であ
ってもいずれでも良く、ハウスやトンネル等の被覆用以
外のマルチング用、袋掛け用等の用途に使用しても良
い。前記フィルムの厚さは、使用する場所及び要求され
る耐用年数等により異なるが、一般的に0.05〜0.
3mm程度のものが好適に用いられる。
【0042】
【実施例】以下、実施例及び比較例によって本発明を具
体的に説明するが、本発明はこれらにより限定されるべ
きものではない。
【0043】なお、実施例及び比較例で用いられた試験
方法は以下の通りである。 低温防曇性 傾斜10度、直径(内径)76mmの天窓を有するウォ
ーターバスを使用し、前記天窓の全面にフィルムを張っ
て固定し、環境温度5℃、水温40℃の条件下で連続的
にフィルムの片面を水蒸気に曝し、1日経過後のフィル
ムの低温防曇性を水滴の付着状態によって以下の5段階
基準で評価した。数字が大きい程、低温防曇性が良いこ
とを表す。 評価5:水滴の付着がなく均一な水膜を形成。 評価4:不均一水膜が部分的にある。 評価3:不均一水膜により中が見えにくい。 評価2:不均一水膜により中が見えない。 評価1:水膜が全面不均一である。
【0044】低温防曇持続性 前記低温防曇性にて使用したものと同様のウォーターバ
スを使用し、天窓の全面にフィルムを張って固定し、環
境温度5℃、水温40℃の条件下で10日間、フィルム
の片面を水蒸気に曝し、フィルムの低温防曇持続性を前
記低温防曇性と同様の5段階基準にて評価した。数字が
大きい程、低温防曇持続性が良いことを表す。
【0045】防曇持続日数 前記低温防曇性にて使用したものと同様のウォーターバ
スを使用し、天窓の全面にフィルムを張って固定し、環
境温度5℃、水温40℃の条件下で放置し、下記評価基
準に従って評価し、3以上のレベルが維持された期間を
防曇持続日数とした。日数が長い程、防曇持続性が良い
ことを表す。 5:水滴の付着がなく均一に水膜状に濡れている。 4:フィルム全体の25%以下の面積に水滴が付着して
いる。 3:フィルム全体の25以上50%未満の面積に水滴が
付着している。 2:フィルム全体の50以上75%未満の面積に水滴が
付着している。 1:フィルム全体の75%以上の面積に水滴が付着して
いる。
【0046】白濁度 製造直後、及び環境温度23℃の室内に一ヶ月間吊り下
げた後の、フィルムのヘーズ(曇価)をJIS K 7
105に従い、スガ試験機(株)製ヘイズメーター「H
GM−2K」で測定した。製造直後のヘーズをH1、一
ヶ月間吊り下げた後のヘーズをH2とした場合、数値の
差ΔH(=H2−H1)が小さい程、白濁しておらず透明
性の良いことを表す。
【0047】展張作業性 フィルムを間口4.5m、長さ10mのパイプハウス天
面に展張し、その際のベタツキに起因する作業性不良の
有無を評価した。A(ベタツキがなく展張作業性が良
好)、B(ベタツキはあるが展張可能)、C(ベタツキ
がひどく展張不可)の3ランクにて評価した。
【0048】帯電防止性 フィルムを気温23℃、湿度40%RHの室内に1週間
放置し、1週間後フィルムの帯電圧の減衰率(30秒
後)を宍戸商会(株)製「スタティックオネストメータ
ー」で測定した。数値が高いほど帯電防止性が良いこと
を表す。
【0049】実施例及び比較例で用いられた熱可塑性樹
脂の略号と内容は以下の通りである。なお、熱可塑性樹
脂の特性は下記の方法により測定した。 メルトフローレート(MFR):JIS K 721
0に従って190℃、21.18Nの条件で測定した。 密度:JIS K 7112に従って測定した。
【0050】以下に実施例及び比較例で用いられた熱可
塑性樹脂を記載する。 ・LDPE:低密度ポリエチレン、MFR=0.8g/
10分、密度=0.92g/cm3。 ・EVA(15):酢酸ビニル含有量15重量%のエチ
レン酢酸ビニル共重合体、MFR=1.0g/10分、
密度=0.94g/cm3。 ・EVA(5):酢酸ビニル含有量5重量%のエチレン
酢酸ビニル共重合体、MFR=1.5g/10分、密度
=0.93g/cm3
【0051】実施例1〜10、比較例1〜3 後述の表1に示す熱可塑性樹脂に所定の防曇剤を所定
量、更に後述の共通配合組成に記載された添加剤を所定
量配合して熱可塑性樹脂組成物を作成し、前記組成物を
用い、65mmφ押出機を備えたインフレ押出装置を使
用して、成形温度170℃、ブロ−比2.5(インフレ
ーション法)の条件にて、厚さ0.1mmの単層フィル
ムを成形した。各フィルム成形用組成物の変動配合組成
と上記試験方法に基づく各フィルムの評価結果を表1に
示す。
【0052】実施例11〜18、比較例4〜7 後述の表2に示す熱可塑性樹脂に所定の防曇剤を所定
量、更に後述の共通配合組成に記載された添加剤を所定
量配合して熱可塑性樹脂組成物を作成し、前記組成物を
用い、65mmφ押出機1台と、45mmφ押出機2台
を有する3種3層インフレ押出装置を使用して、成形温
度170℃、ブロ−比2.5(インフレーション法)の
条件にて、合計厚さ0.1mmの3種3層もしくは2種
3層の積層フィルムを成形した。各層の順序と厚さの割
合は、外層:中間層:内層=20:60:20である。
各フィルム成形用組成物の変動配合組成と上記試験方法
に基づく各フィルムの評価結果を表2に示す。
【0053】なお、本発明において積層フィルムをハウ
ス等に展張する場合、積層フィルムの内層がハウスの内
側に、外層が外側に面するように展張する。従って、低
温防曇性、低温防曇持続性、防曇持続日数の評価は、内
層がウォーターバスの水蒸気に曝されるようにして天窓
に張って行われる。
【0054】表1と表2に記載された各フィルムの前記
熱可塑性樹脂等の変動配合組成を除く共通配合組成は、
組成物基準で、フッ素系界面活性剤(パーフルオロアル
キルエチレンオキシド付加物)0.2重量%、フェノー
ル系安定剤(テトラキス[メチレン−3−(3',5'−
ジ−t−ブチル−4'−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタン)0.1重量%、リン系安定剤(トリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト)
0.1重量%、ヒンダードアミン系耐候剤(ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケー
ト)0.3重量%である。表1と表2に記載された配合
量のwt%は重量%を意味する。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【発明の効果】特定の防曇剤を使用して得られる本発明
の熱可塑性樹脂組成物は、フィルムにしたときに、防曇
性、低温防曇性に優れ、防曇剤によるベタツキと透明性
の低下が少なく、帯電防止性に優れ、かつこれらの効果
の持続性に優れたフィルムなるので、ハウス等の農業用
被覆資材として使用される農業用熱可塑性樹脂フィルム
の成形材料として好適に用いることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/17 C08K 5/17 C08L 23/00 C08L 23/00 71/00 71/00 Y (72)発明者 福田 浩一 千葉県市原市五井海岸5番地の1 チッソ 石油化学株式会社加工品開発研究所内 Fターム(参考) 2B024 DB01 2B029 EB02 EB16 EC02 EC09 EC16 RA03 4F071 AA15 AA15X AA16 AA18 AA19 AA20 AA24 AA28 AA28X AA33 AA51 AA76 AC06 AC12 AE10 AF38 AF56 AH01 BC01 4J002 BB021 BB031 BB061 BB111 BB121 BB151 BD031 BG021 CH052 ED036 FD202 FD206 GA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂に、下記式(1)で表される
    防曇剤A及び前記防曇剤Aと有機酸との中和塩である防
    曇剤Bの群から選ばれる1種類以上を組成物基準で0.
    5〜5重量%、下記式(2)で表される防曇剤Cを組成
    物基準で0.1〜2重量%配合してなる熱可塑性樹脂組
    成物。 (式中、R1は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
    ニル基またはアシル基、R2、R3は水素原子またはアシ
    ル基、a、bはa+b=2〜20となる1以上の整数、
    nは2または3を示す。) R4−O−(Cn2nO)dH (2) (式中、R4は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
    ニル基またはアルキルフェノール基、dは1〜20の整
    数、nは2または3を示す。)
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン系樹脂で
    あることを特徴とする請求項1記載の熱可塑性樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】防曇剤Cの融点が20℃以下であることを
    特徴とする請求項1もしくは2記載の熱可塑性樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項記載の熱可塑
    性樹脂組成物を用いた農業用熱可塑性樹脂フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005023930A1 (en) * 2003-09-05 2005-03-17 Yeon Cheon Gun Composition of film envelope for growing clean agricultural products, method for fabricating the same, and cultivation method for clean agricultural products
JP2008106159A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Toho Chem Ind Co Ltd ポリオレフィン系樹脂組成物

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WO2005023930A1 (en) * 2003-09-05 2005-03-17 Yeon Cheon Gun Composition of film envelope for growing clean agricultural products, method for fabricating the same, and cultivation method for clean agricultural products
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