JP2002030171A - ポリオレフィン又はエチレンと他のコモノマーとのコポリマーを加えたスポンジゴム - Google Patents
ポリオレフィン又はエチレンと他のコモノマーとのコポリマーを加えたスポンジゴムInfo
- Publication number
- JP2002030171A JP2002030171A JP2000217426A JP2000217426A JP2002030171A JP 2002030171 A JP2002030171 A JP 2002030171A JP 2000217426 A JP2000217426 A JP 2000217426A JP 2000217426 A JP2000217426 A JP 2000217426A JP 2002030171 A JP2002030171 A JP 2002030171A
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- JP
- Japan
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- ethylene
- sponge rubber
- copolymer
- polyolefin
- another comonomer
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】強度が優れたスポンジゴムの提供
【解決手段】スポンジゴム配合物中のポリオレフィン及
び／又はエチレンと他のコモノマーとのコポリマーを１
０％以上添加したことを特徴とするスポンジゴム。
び／又はエチレンと他のコモノマーとのコポリマーを１
０％以上添加したことを特徴とするスポンジゴム。
Description
【０００１】
【発明に属する技術分野】本発明は、ポリオレフィン及
びエチレンと他のコモノマーとのコポリマーからなる群
から選ばれたポリマーの混合によるスポンジゴムに関す
る。
びエチレンと他のコモノマーとのコポリマーからなる群
から選ばれたポリマーの混合によるスポンジゴムに関す
る。
【０００２】一般のスポンジゴムは、介護用機材(車イ
スの肘カバー、階段の手すりカバー等）；窓枠と扉の
間、建築物の壁材間、目地材、ウェザーストリップ、乾
燥機、換気装置等のシール材；釣竿のグリップ、草刈り
の握り、各種の支柱等のカバーに使用されている。しか
し、一般に比重が０．３以下のスポンジゴムは強度が弱
くすぐに切れるものであった。
スの肘カバー、階段の手すりカバー等）；窓枠と扉の
間、建築物の壁材間、目地材、ウェザーストリップ、乾
燥機、換気装置等のシール材；釣竿のグリップ、草刈り
の握り、各種の支柱等のカバーに使用されている。しか
し、一般に比重が０．３以下のスポンジゴムは強度が弱
くすぐに切れるものであった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明者は、スポンジゴ
ムにポリオレフィン及び／又はエチレンと他のコモノマ
ーとのコポリマー（ＰＥ系・ＥＶＡ系等）を加え、比重
が０．３以下のスポンジゴムの強度を強くすることを発
見して本発明に至った。そのスポンジゴムとは、合成ゴ
ムに通常の発泡剤を加え発泡させることによって得られ
る。
ムにポリオレフィン及び／又はエチレンと他のコモノマ
ーとのコポリマー（ＰＥ系・ＥＶＡ系等）を加え、比重
が０．３以下のスポンジゴムの強度を強くすることを発
見して本発明に至った。そのスポンジゴムとは、合成ゴ
ムに通常の発泡剤を加え発泡させることによって得られ
る。
【０００４】ポリオレフィンとは、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等である。エチレンと他のコモノマーとのコ
ポリマーとしては、ＥＶＡが好ましい。合成ゴムとは、
エチレン−プロピレンゴム（ＥＰＤＭ）、クロロプレン
ゴム（ＣＲ）、ブタジエンゴム（ＢＲ）、スチレン−ブ
タジエンゴム（ＳＢＲ）、アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴム（ＮＢＲ）、ブチルゴム（ＩＩＲ）、クロロスル
ホン化ポリエチレン（ＣＳＭ）等である。
プロピレン等である。エチレンと他のコモノマーとのコ
ポリマーとしては、ＥＶＡが好ましい。合成ゴムとは、
エチレン−プロピレンゴム（ＥＰＤＭ）、クロロプレン
ゴム（ＣＲ）、ブタジエンゴム（ＢＲ）、スチレン−ブ
タジエンゴム（ＳＢＲ）、アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴム（ＮＢＲ）、ブチルゴム（ＩＩＲ）、クロロスル
ホン化ポリエチレン（ＣＳＭ）等である。
【０００５】ポリオレフィン及び／又はエチレンと他の
コモノマーとのコポリマーの例は、三井化学工業（株）
製、三井エラストマーＸ−７５及び東ソー（株）製のＥ
ＶＡ等がある。
コモノマーとのコポリマーの例は、三井化学工業（株）
製、三井エラストマーＸ−７５及び東ソー（株）製のＥ
ＶＡ等がある。
【０００６】すなわち本発明は、スポンジゴム配合物中
のポリオレフィン及びエチレンと他のコモノマーとのコ
ポリマーからなる群から選ばれたポリマーが１０％以上
になるように添加したことを特徴とするスポンジゴムに
関する上記の配合物とはポリオレフィン及び／又はエチ
レンと他のコモノマーとのコポリマーを加えた合成スポ
ンジゴムを意味する。ポリオレフィン及び／又はエチレ
ンと他のコモノマーとのコポリマーが入っていない合成
ゴムを使用する場合、そのポリオレフィン及び／又はエ
チレンと他のコモノマーとのコポリマーの合成ゴムへの
添加量を１０％以上にする。
のポリオレフィン及びエチレンと他のコモノマーとのコ
ポリマーからなる群から選ばれたポリマーが１０％以上
になるように添加したことを特徴とするスポンジゴムに
関する上記の配合物とはポリオレフィン及び／又はエチ
レンと他のコモノマーとのコポリマーを加えた合成スポ
ンジゴムを意味する。ポリオレフィン及び／又はエチレ
ンと他のコモノマーとのコポリマーが入っていない合成
ゴムを使用する場合、そのポリオレフィン及び／又はエ
チレンと他のコモノマーとのコポリマーの合成ゴムへの
添加量を１０％以上にする。
【０００７】配合物中のポリオレフィン及び／又はエチ
レンと他のコモノマーとのコポリマーからなるエラスト
マーが１０％以下で得られた比重０．３以下のスポンジ
ゴムは強度が弱くすぐ切れる。 実施例 試験方法 試験Ｎｏ１〜Ｎｏ５の配合で１０×３０の角を作成し、
室温で１日放置し、引張速度（５００ｍｍ/ｍｉｎ）、
圧縮速度（１０ｍｍ/ｍｉｎ）でインストロン・ジャパ
ン製インストロン４３０２型万能材料試験機によって比
較した。その結果を表１に示す。
レンと他のコモノマーとのコポリマーからなるエラスト
マーが１０％以下で得られた比重０．３以下のスポンジ
ゴムは強度が弱くすぐ切れる。 実施例 試験方法 試験Ｎｏ１〜Ｎｏ５の配合で１０×３０の角を作成し、
室温で１日放置し、引張速度（５００ｍｍ/ｍｉｎ）、
圧縮速度（１０ｍｍ/ｍｉｎ）でインストロン・ジャパ
ン製インストロン４３０２型万能材料試験機によって比
較した。その結果を表１に示す。
【０００８】
【表１】
【０００９】効果 配合物中のポリオレフィン及び／又はエチレンと他のコ
モノマーとのコポリマー１０％以上で比重０．３以下の
スポンジゴムでは強度が強くなり切れにくくなる。
モノマーとのコポリマー１０％以上で比重０．３以下の
スポンジゴムでは強度が強くなり切れにくくなる。
【００１０】比重０．３以下のスポンジゴムは強度が弱
くすぐ切れるという利点があるが、本発明に従えば、ポ
リオレフィン及び／又はエチレンと他のコモノマーとの
コポリマーの混入により、得られた比重０．３以下のス
ポンジゴムの強度が強く切れにくくなり、この効果は顕
著である。
くすぐ切れるという利点があるが、本発明に従えば、ポ
リオレフィン及び／又はエチレンと他のコモノマーとの
コポリマーの混入により、得られた比重０．３以下のス
ポンジゴムの強度が強く切れにくくなり、この効果は顕
著である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 章司 神奈川県厚木市上落合271 株式会社高藤 化成内 Ｆターム(参考） 4F074 AA07 AA09 AA12 AA13 AA14 AA17 AA22 AA24 AA25 AA30 BA00 CA21 DA08 DA36 DA37 DA39 DA53 4J002 AC03W AC07W AC08W AC09W BB03X BB06X BB12X BB15W BB18W BB27W GB01 GC00 GJ02 GL00 GN00
Claims (1)
- 【請求項１】スポンジゴム配合物中にポリオレフィン及
びエチレンと他のコモノマーとのコポリマーからなる群
から選ばれたポリマーを１０％以上添加したことを特徴
とするスポンジゴム
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000217426A JP2002030171A (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | ポリオレフィン又はエチレンと他のコモノマーとのコポリマーを加えたスポンジゴム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000217426A JP2002030171A (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | ポリオレフィン又はエチレンと他のコモノマーとのコポリマーを加えたスポンジゴム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002030171A true JP2002030171A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18712538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000217426A Pending JP2002030171A (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | ポリオレフィン又はエチレンと他のコモノマーとのコポリマーを加えたスポンジゴム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002030171A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011007788A1 (ja) * | 2009-07-14 | 2011-01-20 | 株式会社ブリヂストン | シール材 |
-
2000
- 2000-07-18 JP JP2000217426A patent/JP2002030171A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011007788A1 (ja) * | 2009-07-14 | 2011-01-20 | 株式会社ブリヂストン | シール材 |
| JP5746622B2 (ja) * | 2009-07-14 | 2015-07-08 | 株式会社ブリヂストン | シール材 |
| US9403957B2 (en) | 2009-07-14 | 2016-08-02 | Bridgestone Corporation | Sealing material |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040223 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040227 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040716 |