JP2002029523A - 多層樹脂容器 - Google Patents

多層樹脂容器

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JP2002029523A
JP2002029523A JP2000215702A JP2000215702A JP2002029523A JP 2002029523 A JP2002029523 A JP 2002029523A JP 2000215702 A JP2000215702 A JP 2000215702A JP 2000215702 A JP2000215702 A JP 2000215702A JP 2002029523 A JP2002029523 A JP 2002029523A
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Hiroshi Ishii
浩 石井
Hidekazu Mihashi
秀和 三橋
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Grand Polymer Co Ltd
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Grand Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】衛生的特性、耐湿性、耐薬品性等の内容物に対
する特性が優れ、かつ優れた表面光沢、表面外観、透明
性を有する多層樹脂容器の提供。 【解決手段】最外層をメルトフローレート(ASTM
D1238、温度230、荷重2.16kg)が2〜5
のプロピレンランダム共重合体樹脂、内層の1層以上を
ポリオレフィン樹脂層で構成した多層樹脂容器。好まし
くは、最外層の該共重合体樹脂のエチレン含有量が3.
5〜8.0質量%、さらに好ましくは、最外層の該共重
合体樹脂が熱減成されたもの、よりさらに好ましくは、
最外層の該共重合体樹脂が造核剤を500〜4000p
pm含有している多層樹脂容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂容器
に関するものであり、より詳しくは、優れた光沢、表面
外観と成形性を有する多層樹脂容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン樹脂からなる単層容器は、衛生的特
性、耐湿性、耐薬品性等に優れることから、化粧品容
器、洗剤容器等に幅広く用いられている。しかし、ポリ
オレフィン樹脂はガスバリアー性に劣ることから、食品
容器等に使用する場合には、ポリアミドのようなガスバ
リアー性を有する樹脂を積層した多層樹脂容器として使
用されている。
【0003】多層容器に用いるガスバリアー性を有する
樹脂は、一般にヒートシール性、耐水性、耐薬品性が劣
るため、ポリオレフィン樹脂が内外層を構成するよう配
置される。しかしながら、外層に使用されるポリオレフ
ィン樹脂が、ポリプロピレンの場合、通常のブロー容器
銘柄であるASTM D1238に基づき、温度230
℃、荷重2.16kgで測定したメルトフローレート
(MFR:以後も同じである)が1(g/10分)以下
のものが多く用いられていた。該ポリプロピレンを外層
に用いた容器は、光沢が不足気味であり、改良が求めら
れていた。
【0004】対策として例えば、特開平6−27035
5号のように、MFRが10で、特定量のエチレンを含
有するプロピレン・エチレンランダム共重合体樹脂に、
造核剤を配合した組成物を外層として用いることが提案
されているが、この場合でも、容器に割れが発生しやす
く、かつ外観すなわち表面光沢度も満足出来るものでは
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な従来技術の問題点を解決するためになされたものであ
り、衛生的特性、耐湿性、耐薬品性等の主として内容物
に対する特性を良好に保ちつつ、これに加えて優れた表
面光沢、外観および良好な耐衝撃性を有する樹脂容器を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、最
外層がプロピレンランダム共重合体樹脂、内層が1層以
上のポリオレフィン樹脂層からなる多層樹脂容器におい
て、該プロピレンランダム共重合体樹脂のメルトフロー
レート(ASTM D1238に基づき、温度230
℃、荷重2.16kg、単位g/10分)が2〜5であ
ることを特徴とする多層樹脂容器である。
【0007】プロピレンランダム共重合体樹脂は、プロ
ピレン・エチレンランダム共重合体樹脂であることが好
ましい。プロピレンランダム共重合体樹脂のエチレン含
有量は3.5〜8質量%であることが好ましい。プロピ
レンランダム共重合体樹脂が造核剤を500〜4000
ppm含有していることが好ましい。プロピレンランダ
ム共重合体樹脂がパーオキサイドにより熱減成されたも
のであることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の多層樹脂容器は、最外層がプロピレンランダム
共重合体樹脂からなり、内層が1層以上のポリオレフィ
ン樹脂層からなる、2層以上の多層樹脂容器である。本
発明において、最外層を構成するプロピレンランダム共
重合体樹脂は、メルトフローレート(ASTM D12
38、温度230℃、荷重2.16kg、単位g/10
分)が2〜5、好ましくは2.5〜4.5、特に好まし
くは3.0〜4.0である。該共重合体樹脂のメルトフ
ローレートが前記より低いと多層樹脂容器の透明性、光
沢といった外観が損なわれる。一方、メルトフローレー
トが前記より高いと、多層樹脂容器の衝撃強度が低下す
る。
【0009】本発明に用いられるプロピレンランダム共
重合体樹脂は、プロピレンに10質量%以下、好ましく
は3.5〜8.0質量%、特に好ましくは4.0〜7.
0質量%のコモノマーが共重合された樹脂である。コモ
ノマーとしては、プロピレン以外の他のα−オレフィ
ン、例えば、エチレン、1−ブテン、1−ベンテン、1
−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、4−メチル−
1−ベンテン等を挙げることが出来るが、エチレンが特
に好ましい。
【0010】本発明に用いられるプロピレンランダム共
重合体樹脂は、好ましくはパーオキサイドの存在下で熱
減成されて、MFRを2〜5に調整されたものである。
プロピレンランダム共重合体樹脂の熱減成、すなわち分
子量を低下させる方法自体は公知であり、例えば、下記
の方法が挙げられる。 (1)プロピレンランダム共重合体樹脂とパーオキサイ
ドを混合後、プロピレンランダム共重合体樹脂の融点以
下の温度で、好ましくは不活性雰囲気下で加熱して熱減
成する方法、(2)プロピレンランダム共重合体樹脂の
融点以上の温度で、プロピレンランダム共重合体樹脂と
パーオキサイドの混合物を押出機、ロール、ミキサー等
で混練して熱減成する方法、(3)プロピレンランダム
共重合体樹脂を高温の溶媒に溶解し、パーオキサイドの
存在下溶液中で該共重合体樹脂を熱減成する方法。これ
らのうちでは、(2)の押出機を用いる方法が簡便で好
ましい。押出機の温度は、通常180〜270℃、好ま
しくは190〜220℃に設定される。
【0011】パーオキサイドとしては、従来プロピレン
ランダム共重合体樹脂を含むポリプロピレン系樹脂の熱
減成に使用されている公知の各種パーオキサイドが使用
出来る。例えば、パーヘキサ25B(商標)、パーブチ
ルP(商標)、パーヘキシン25B(商標)、パーブチ
ルZ(商標)、パーブチルA50(商標)、パーヘキシ
ルD等を採用することが出来る。プロピレンランダム共
重合体樹脂に対するパーオキサイドの配合量は、通常
0.001〜0.5質量%、好ましくは0.01〜0.
1質量%である。
【0012】プロピレンランダム共重合体樹脂をパーオ
キサイドの存在下に熱減成することにより、該共重合体
樹脂の特に高分子量側の成分が優先的に熱減成され、分
子量を低下するため、高分子量成分の含有量が減少し、
分子量分布が4以下、好ましくは3.5以下、特に好ま
しくは3以下と狭くなる。その結果、これを多層樹脂容
器の最外層として用いると、多層容器の外観、光沢と透
明性が向上する。
【0013】本発明で用いるプロピレンランダム共重合
体樹脂は、造核剤を500〜4000ppm、特に10
00〜2000ppm含有していることが好ましい。造
核剤としては、例えば安息香酸アルミニウムのような脂
肪酸金属塩、例えばベンジリデンソルビトールのような
ソルビトール系造核剤、例えばリン酸−2,2−メチレ
ンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニルナトリウムの
ような有機リン酸系造核剤、ロジン酸の部分金属塩等の
公知の各種造核剤を用いることが出来る。
【0014】多層樹脂容器の内層に用いるポリオレフィ
ン樹脂としては、例えば高圧法低密度ポリエチレン、直
鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン等のポリエチレン樹脂、ブロック共重合体
樹脂、最外層のランダム共重合体樹脂とは異なるランダ
ム共重合体樹脂等のポリプロピレン樹脂、ポリブテン樹
脂、ポリ−4−メチル−1−ペンテン樹脂、エチレン・
環状オレフィン共重合体樹脂等、あるいはこれらの樹脂
の混合物、あるいはこれらの樹脂と他のポリオレフィン
樹脂との混合物を用いることが出来る。好ましいのはポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂であり、特に好ま
しいのは最外層のランダム共重合体樹脂とは異なるラン
ダム共重合体樹脂である。また、容器のばり等の再生材
を混合することが出来る。
【0015】本発明の多層樹脂容器の特性を向上させる
ために、最外層のプロピレンランダム共重合体樹脂と内
層のポリオレフィン樹脂との中間に、各種の熱可塑性樹
脂からなる中間層を設けることが出来る。該樹脂として
は、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンナフタレート
樹脂、ポリエチレンイソフタレート・テレフタレート樹
脂等のポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリー
4−メチルー1−ペンテン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポ
リエチレン樹脂等のポリオレフィン樹脂、エチレン−ビ
ニルアルコール樹脂、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン
化ビニル樹脂あるいはナイロン6、ナイロン6,6等の
ポリアミド樹脂等を挙げることが出来る。ガスバリアー
性の観点からはエチレン−ビニルアルコール樹脂、ポリ
アミド樹脂が好ましい。
【0016】中間層が外層および/または内層に接着し
にくいときは、さらに両層の中間に接着性樹脂からなる
接着層を設けるのが好ましい。該樹脂としては、エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・(メタ)アク
リル酸共重合体樹脂およびその金属塩、エチレン・エチ
ルアクリレート、不飽和カルボン酸またはその誘導体で
変性したポリオレフィン樹脂等を挙げることが出来る。
【0017】本発明の多層樹脂容器は、従来公知の多層
ブロー成形装置を用いて常法により、公知の条件で、ブ
ロー成形することにより製造される。例えば、押出ブロ
ー成形では、最外層を形成するプロピレンランダム共重
合体樹脂、中間層を形成する熱可塑性樹脂、および最内
層を形成するポリオレフィン樹脂のそれぞれを別々の押
出機で溶融し、各押出機のダイスの先端が合流している
多環ダイスから樹脂温度190℃〜300℃の溶融状態
で押出して多層チューブ状パリソンを形成する。ついで
パリソンを所望形状の金型中に保持し、パリソンに空気
を吹き込み(ブローし)、冷却することにより多層樹脂
容器を製造することが出来る。
【0018】接着層を形成する場合には、前記同様に接
着性樹脂のための押出機、ダイスを別途用意して、多環
ダイスから例えば、(最外層)プロピレンランダム共重
合体樹脂/接着性樹脂/熱可塑性樹脂/接着性樹脂/ポ
リオレフィン樹脂(内層)からなる多層チューブ状パリ
ソンを形成すればよい。
【0019】本発明の多層樹脂容器の形状、大きさは特
に限定されない。層厚も特に限定されるものではない
が、一般的には、プロピレンランダム共重合体樹脂から
なる最外層が10μm〜5mm、好ましくは100μm
〜1mm、オレフィン樹脂からなる内層が10μm〜5
mm、好ましくは100μm〜1mm、ガスバリアー性
樹脂等からなる中間層は5μm〜2mm、好ましくは5
0μm〜0.5mmである。
【0020】
【実施例】つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらの実施例になんら制約され
るものではない。 (実施例1) (熱減成プロピレン共重合体の調製)エチレン含有量
5.1質量%、MFR1.0のプロピレン・エチレンラ
ンダム共重合体樹脂(A)に、有機リン酸系造核剤(リ
ン酸2,2−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフ
ェニルナトリウム)を2000ppm配合してなるペレ
ット100質量部に、アセトンに溶解したパーオキサイ
ド(パーブチルZ:商標)0.02重量部を加えた組成
物を、40mmφ押出機を用い、200℃、スクリュー
回転速度50rpmで造粒し、MFR3.5の熱減成さ
れたプロピレン・エチレンランダム共重合体樹脂(B)
を得た。
【0021】(多層容器の成形)3台のスクリュー式押
出機を有する3層ブロー成形機を用いて、3層の容器を
製造した。まず第1の押出機に前記の熱減成プロピレン
・エチレンランダム共重合体樹脂(樹脂B)を供給し
た。第2の押出機にはプロピレン単独重合体(銘柄名B
101:(株)グランドポリマー製、MFR0.7)
(樹脂C)を供給した。第3の押出機には、有機リン酸
系造核剤(リン酸2,2−メチレンビス(4,6−ジ−
t−ブチルフェニルナトリウム)を2000ppm含有
した、エチレン含有量5.1質量%、MFR1.0のプ
ロピレン・エチレンランダム共重合体(樹脂A)を供給
した。それぞれの押出機で樹脂を溶融し、各押出機のダ
イスの先端が合流している多環ダイスから、樹脂温度2
00℃で、各樹脂を押出し、(最外層)樹脂C/樹脂B
/樹脂A(内層)からなる3層チューブ状パリソンを形
成した。得られたパリソンを、円筒容器形状のキャビテ
ィ(500ml容量)を有するブロー金型で挟み、圧縮
空気を用いてブロー成形し、冷却して500ml円筒容
器を得た。
【0022】(外観の評価)得られた円筒容器の胴部中
央から2cm角、厚さ0.6mmの試験片を切り取り、
最外層が上になるようにして試験片の光沢度、ヘーズ
(曇価)を測定した。光沢度は日本電色(株)製光沢度
計を用い、ASTM D523の60度鏡面光沢によっ
た。ヘーズは日本電色(株)製光線透過率測定装置を用
い、ASTMD1003により、入射角60°で測定し
た。また円筒容器に水を充填し、密封し、それを5℃の
雰囲気に24時間放置後、1mの高さから5個落下さ
せ、割れを生じた個数によって耐衝撃性を評価した。評
価結果を第1表に示した。
【0023】(実施例2)最外層の熱減成プロピレン・
エチレンランダム共重合体樹脂(樹脂B)に、有機リン
酸系造核剤(リン酸2,2−メチレンビス(4,6−ジ
−t−ブチルフェニルナトリウム)を配合しないこと以
外は実施例1を繰り返して、500ml円筒容器を得
た。この円筒容器の外観を実施例1と同様に評価した。
結果を第1表に示した。
【0024】(比較例1)最外層の樹脂として、内層の
熱減成していないMFR1.0のプロピレン・エチレン
ランダム共重合体樹脂(樹脂A)を用いること以外は実
施例1を繰り返し、500ml円筒容器を得た。この円
筒容器の外観を実施例1と同様に評価した。結果を第1
表に示した。
【0025】(比較例2)最外層の樹脂として、パーブ
チルZ(商標)0.05重量部を配合して熱減成して得
た、MFR6.2のプロピレン・エチレンランダム共重
合体樹脂(樹脂D)を用いること以外は実施例1を繰り
返し、500ml円筒容器を得た。この円筒容器の外観
を実施例1と同様に評価した。結果を第1表に示した。
【0026】(比較例3)最外層の樹脂として、パーブ
チルZ(商標)0.1重量部を配合して熱減成して得
た、MFR50のプロピレン・エチレンランダム共重合
体樹脂(樹脂E)を用いること以外は実施例1を繰り返
し、500ml円筒容器を得た。この円筒容器の外観を
実施例1と同様に評価した。結果を第1表に示した。
【0027】
【表1】 実施例1〜2の多層容器は、比較例1の多層容器に比
べ、光沢度が各段に優れている。また比較例2〜3の多
層容器に比べ、ヘーズがよく、耐衝撃性もよい。
【0028】
【発明の効果】本発明の多層樹脂容器は、衛生的特性、
耐湿性、耐薬品性等の内容物に対する特性に優れ、かつ
優れた表面光沢、外観、透明性を有する。特に最外層を
ポリプロピレンで構成した従来品に比べ60度鏡面光沢
が向上するので、美観が一段と向上し、用途の拡大が期
待される。また、低温における落下衝撃等の諸物性が良
好で成形性に優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/053 C08K 5/098 5/098 C08L 23/14 C08L 23/14 B65D 1/00 B Fターム(参考) 3E033 BA14 BA16 BA17 BA19 BA22 BA26 BB04 BB08 CA09 CA11 GA01 4F071 AA15X AA20X AA76 AA88 AE22 AF23 AF32 AH05 BA01 BC04 4F100 AK03B AK03C AK07A AK64A AL01A AL03A BA03 BA07 BA10A CA30A CA30H DA01 GB16 JA06A JK10 JN21 YY00A 4J002 BB141 EG076 FD206 GF00 GG01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最外層がプロピレンランダム共重合体樹
    脂、内層が1層以上のポリオレフィン樹脂層からなる多
    層樹脂容器において、該プロピレンランダム共重合体樹
    脂のメルトフローレート(ASTM D1238、温度
    230℃、荷重2.16kg、単位g/10分)が2〜
    5であることを特徴とする多層樹脂容器。
  2. 【請求項2】プロピレンランダム共重合体樹脂が、プロ
    ピレン・エチレンランダム共重合体樹脂であることを特
    徴とする請求項1に記載の多層樹脂容器。
  3. 【請求項3】プロピレン・エチレンランダム共重合体樹
    脂のエチレン含有量が3.5〜8質量%であることを特
    徴とする請求項2に記載の多層樹脂容器。
  4. 【請求項4】プロピレンランダム共重合体樹脂が造核剤
    を500〜4000ppm含有していることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれかに記載の多層樹脂容
    器。
  5. 【請求項5】プロピレンランダム共重合体樹脂がパーオ
    キサイドにより熱減成されたものであることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の多層樹脂
    容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011178418A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製積層容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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