JP2002029316A - 車両の死角確認装置 - Google Patents
車両の死角確認装置Info
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- JP2002029316A JP2002029316A JP2000212787A JP2000212787A JP2002029316A JP 2002029316 A JP2002029316 A JP 2002029316A JP 2000212787 A JP2000212787 A JP 2000212787A JP 2000212787 A JP2000212787 A JP 2000212787A JP 2002029316 A JP2002029316 A JP 2002029316A
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- pole
- vehicle body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の死角の状況確認を容易かつ確実に行な
える車両の死角確認装置を提供すること。 【解決手段】 車体の隅部にポールを設置し、該ポール
の先端にイメージセンサを設置して装置本体を構成する
とともに、前記車体内にディスプレイ装置を設置し、前
記イメージセンサで車体の側面に沿った地面を含む側部
と車体の前面に沿った地面を含む前部または車体の後面
に沿った地面を含む後部の画像を前記イメージセンサに
取り込み、該イメージセンサに取り込んだ画情報を前記
ディスプレイ装置の画面に表示させるようにした車両の
死角確認装置であって、前記車体に取付け金具を係止
し、該取付け金具に前記ポールの基端を傾動自在に設置
したことを特徴としている。
える車両の死角確認装置を提供すること。 【解決手段】 車体の隅部にポールを設置し、該ポール
の先端にイメージセンサを設置して装置本体を構成する
とともに、前記車体内にディスプレイ装置を設置し、前
記イメージセンサで車体の側面に沿った地面を含む側部
と車体の前面に沿った地面を含む前部または車体の後面
に沿った地面を含む後部の画像を前記イメージセンサに
取り込み、該イメージセンサに取り込んだ画情報を前記
ディスプレイ装置の画面に表示させるようにした車両の
死角確認装置であって、前記車体に取付け金具を係止
し、該取付け金具に前記ポールの基端を傾動自在に設置
したことを特徴としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の死角確認装
置に関するもので、特には隅部高所まで車体が延設され
ていない車両、例えばスリーボックスタイプの乗用車等
に好適な車両の死角確認装置に関するものである。
置に関するもので、特には隅部高所まで車体が延設され
ていない車両、例えばスリーボックスタイプの乗用車等
に好適な車両の死角確認装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】特に、車体の後方は運転者から死角にな
るため、後発進するに際してその死角部の状況を確認し
なくてはならない。この作業は運転者が車両に乗り込む
以前に行なうが、その後から発進までの間は無確認状態
であるため、発進をするには一抹の不安がある。
るため、後発進するに際してその死角部の状況を確認し
なくてはならない。この作業は運転者が車両に乗り込む
以前に行なうが、その後から発進までの間は無確認状態
であるため、発進をするには一抹の不安がある。
【０００３】そのため、車体後方の障害物を音波等の反
射によって検出し、障害物を検出した場合に警報を発す
る障害物確認システムや、車体の後面にＣＣＤセンサ等
のイメージセンサを設置し、車体後方の画情報をイメー
ジセンサによって取り込み、それを車内のディスプレイ
装置によって表示させる車両の死角確認装置が提供され
ている。
射によって検出し、障害物を検出した場合に警報を発す
る障害物確認システムや、車体の後面にＣＣＤセンサ等
のイメージセンサを設置し、車体後方の画情報をイメー
ジセンサによって取り込み、それを車内のディスプレイ
装置によって表示させる車両の死角確認装置が提供され
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような後方確認手
段を使用すれば、真っ直ぐに後進する場合には、それら
のセンサやサイドミラー等によって車体後方の広い範囲
にわたる確認が十分に行なえるが、例えば、ハンドルを
切りながら車両を車庫等に入れる場合、特に右ハンドル
車においてハンドルを右に切りながら車両を車庫等に入
れる場合には、サイドミラーによる外輪側（ハンドルと
反対側）の後方確認が不十分になり、上記後方確認手段
では障害物の確認を確実に行なうことはできない。ま
た、車両のその他の隅部、特にボンネットを有する自動
車等では前端隅部においても、該隅部が障害物から離れ
ているか否かの確認を行なうことが難しい。
段を使用すれば、真っ直ぐに後進する場合には、それら
のセンサやサイドミラー等によって車体後方の広い範囲
にわたる確認が十分に行なえるが、例えば、ハンドルを
切りながら車両を車庫等に入れる場合、特に右ハンドル
車においてハンドルを右に切りながら車両を車庫等に入
れる場合には、サイドミラーによる外輪側（ハンドルと
反対側）の後方確認が不十分になり、上記後方確認手段
では障害物の確認を確実に行なうことはできない。ま
た、車両のその他の隅部、特にボンネットを有する自動
車等では前端隅部においても、該隅部が障害物から離れ
ているか否かの確認を行なうことが難しい。
【０００５】そこで、本発明の目的は、上記車両の死角
の状況確認を容易かつ確実に行なえる車両の死角確認装
置を提供することにある。
の状況確認を容易かつ確実に行なえる車両の死角確認装
置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の車両の死角確
認装置では、車体の隅部にポールを設置し、該ポールの
先端にイメージセンサを設置して装置本体を構成すると
ともに、前記車体内にディスプレイ装置を設置し、前記
イメージセンサで車体の側面に沿った地面を含む側部と
車体の前面に沿った地面を含む前部または車体の後面に
沿った地面を含む後部の画像を前記イメージセンサに取
り込み、該イメージセンサに取り込んだ画情報を前記デ
ィスプレイ装置の画面に表示させるようにした車両の死
角確認装置であって、前記車体に取付け金具を係止し、
該取付け金具に前記ポールの基端を傾動自在に設置した
ことを特徴としている。
認装置では、車体の隅部にポールを設置し、該ポールの
先端にイメージセンサを設置して装置本体を構成すると
ともに、前記車体内にディスプレイ装置を設置し、前記
イメージセンサで車体の側面に沿った地面を含む側部と
車体の前面に沿った地面を含む前部または車体の後面に
沿った地面を含む後部の画像を前記イメージセンサに取
り込み、該イメージセンサに取り込んだ画情報を前記デ
ィスプレイ装置の画面に表示させるようにした車両の死
角確認装置であって、前記車体に取付け金具を係止し、
該取付け金具に前記ポールの基端を傾動自在に設置した
ことを特徴としている。
【０００７】この死角確認装置によれば、一箇所に設置
したイメージセンサによって車両の側部と車両の前部ま
たは後部の状況確認が同一ディスプレイ装置上ででき
る。したがって、車体を障害物等にぶつけることなく、
所望の位置に移動させることができる。
したイメージセンサによって車両の側部と車両の前部ま
たは後部の状況確認が同一ディスプレイ装置上ででき
る。したがって、車体を障害物等にぶつけることなく、
所望の位置に移動させることができる。
【０００８】請求項２の車両の死角確認装置では、請求
項１の死角確認装置において、前記ポールの基端をボー
ルジョイントを介して傾動自在に取付け金具に支持させ
たことを特徴としている。
項１の死角確認装置において、前記ポールの基端をボー
ルジョイントを介して傾動自在に取付け金具に支持させ
たことを特徴としている。
【０００９】この死角確認装置によれば、イメージセン
サの向きを任意に調整でき、しかもその作業が容易であ
る。
サの向きを任意に調整でき、しかもその作業が容易であ
る。
【００１０】請求項３の車両の死角確認装置では、請求
項１または２の死角確認装置において、前記ポールの基
端を台座に支持させ、該台座を取付け金具に着脱自在に
支持させている。
項１または２の死角確認装置において、前記ポールの基
端を台座に支持させ、該台座を取付け金具に着脱自在に
支持させている。
【００１１】この死角確認装置によれば、装置本体を車
体から取り外すことができるので、盗難の虞がない。
体から取り外すことができるので、盗難の虞がない。
【００１２】本発明の装置本体に採用されるイメージセ
ンサとしては、ＣＣＤ（Ｃｈａｒｇｅ Ｃｏｕｐｌｅｄ
Ｄｅｖｉｃｅ）イメージセンサが好適である。
ンサとしては、ＣＣＤ（Ｃｈａｒｇｅ Ｃｏｕｐｌｅｄ
Ｄｅｖｉｃｅ）イメージセンサが好適である。
【００１３】イメージセンサに取り込まれた画情報は、
公知の方法によってディスプレイ装置の画面に、そのま
ま、またはモディファイされ、または分割されて表示さ
れる。
公知の方法によってディスプレイ装置の画面に、そのま
ま、またはモディファイされ、または分割されて表示さ
れる。
【００１４】装置本体は、２台のイメージセンサを使用
し、それらを車体の側面に沿った地面を含む側部と、車
体の前面に沿った地面を含む前部または車体の後面に沿
った地面を含む後部に向けてそれぞれ設置してもよい
が、１台のイメージセンサを下向きに設置しても両方向
の画情報を取り込むことができる。１台のイメージセン
サによって車体の側部および車体の前部または後部の状
況を確認する場合には、広視角のイメージセンサを使用
し、該イメージセンサを僅かに車体側へ向けて設置する
ことが好ましい。
し、それらを車体の側面に沿った地面を含む側部と、車
体の前面に沿った地面を含む前部または車体の後面に沿
った地面を含む後部に向けてそれぞれ設置してもよい
が、１台のイメージセンサを下向きに設置しても両方向
の画情報を取り込むことができる。１台のイメージセン
サによって車体の側部および車体の前部または後部の状
況を確認する場合には、広視角のイメージセンサを使用
し、該イメージセンサを僅かに車体側へ向けて設置する
ことが好ましい。
【００１５】何れの場合にも、イメージセンサの向き
は、上下，左右に適宜に調整される。イメージセンサに
は、視角の約半分に車体の後部の画情報および車体の後
側部の画情報が取り込まれようにすることが好ましい。
もし、イメージセンサに取り込まれる風景の範囲を大き
くしたい場合には、イメージセンサの向きを車体から少
し離れる方向へ設置角度を調整すればよい。
は、上下，左右に適宜に調整される。イメージセンサに
は、視角の約半分に車体の後部の画情報および車体の後
側部の画情報が取り込まれようにすることが好ましい。
もし、イメージセンサに取り込まれる風景の範囲を大き
くしたい場合には、イメージセンサの向きを車体から少
し離れる方向へ設置角度を調整すればよい。
【００１６】複数のイメージセンサによって取り込まれ
た画情報は、適宜画像処理が施され、必要な範囲の部分
がディスプレイ装置の表示部に分割して表示される。表
示される画像の面積，位置等は適宜に決定される。
た画情報は、適宜画像処理が施され、必要な範囲の部分
がディスプレイ装置の表示部に分割して表示される。表
示される画像の面積，位置等は適宜に決定される。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１および図２は本発明に係る車
両の死角確認装置を３ボックスクタイプの乗用車に適用
した例を示したもので、装置本体をハンドル位置とは反
対側の車体後部に設置した状態を示しており、図３はそ
の装置本体の構造を示し、図４は装置本体の取付け状態
を示し、図４はディスプレイ装置に表示された画像を示
している。
両の死角確認装置を３ボックスクタイプの乗用車に適用
した例を示したもので、装置本体をハンドル位置とは反
対側の車体後部に設置した状態を示しており、図３はそ
の装置本体の構造を示し、図４は装置本体の取付け状態
を示し、図４はディスプレイ装置に表示された画像を示
している。
【００１８】図３に示したように、装置本体１０は、中
空のポール１１と、該ポール１１の先端に設置されるイ
メージセンサユニット１２と、ポール１１の基端に連結
され、該ポール１１を車体１のトランクリッド２に設置
する（図１参照）ためのポール取付け金具１３とによっ
て構成されている。
空のポール１１と、該ポール１１の先端に設置されるイ
メージセンサユニット１２と、ポール１１の基端に連結
され、該ポール１１を車体１のトランクリッド２に設置
する（図１参照）ためのポール取付け金具１３とによっ
て構成されている。
【００１９】イメージセンサユニット１２は、図３
（ｂ）に示したように、ケース１４内にレンズ１５，フ
ィルター１６，ＣＣＤ基板１７等を配設させたものであ
る。ケース１４は一部に二股に突設させたフランジ１４
ａ，１４ｂを有し、図３（ａ）に示したように、一方の
フランジ１４ａにボルト１８を挿通させ、そのボルト１
８をポール１１の側面に貫通させ、該ボルト１８の先端
を他方のフランジ１４ｂに螺合させている。そして、ボ
ルト１８を緩めることによってケース１４を傾動自在に
し、ボルト１８を締めることによってケース１４をポー
ル１１に対して所定の位置に固定する。一方、ポール１
１の基端には、ボールジョイント１９を介して台座２０
が設置されている。このボールジョイント１９は、ポー
ル１１の基端に固設されたボール１９ａを台座２０に回
転自在に保持させたもので、台座２０には、該ボール１
９ａを任意の位置でロックするロックボルト２１を備え
ている。そして、ロックボルト２１を緩めることによっ
てポール１１を台座２０に対して回動または傾動させ、
ロックボルト２１を締めることによってポール１１を台
座２０に対して所定の位置に固定する。
（ｂ）に示したように、ケース１４内にレンズ１５，フ
ィルター１６，ＣＣＤ基板１７等を配設させたものであ
る。ケース１４は一部に二股に突設させたフランジ１４
ａ，１４ｂを有し、図３（ａ）に示したように、一方の
フランジ１４ａにボルト１８を挿通させ、そのボルト１
８をポール１１の側面に貫通させ、該ボルト１８の先端
を他方のフランジ１４ｂに螺合させている。そして、ボ
ルト１８を緩めることによってケース１４を傾動自在に
し、ボルト１８を締めることによってケース１４をポー
ル１１に対して所定の位置に固定する。一方、ポール１
１の基端には、ボールジョイント１９を介して台座２０
が設置されている。このボールジョイント１９は、ポー
ル１１の基端に固設されたボール１９ａを台座２０に回
転自在に保持させたもので、台座２０には、該ボール１
９ａを任意の位置でロックするロックボルト２１を備え
ている。そして、ロックボルト２１を緩めることによっ
てポール１１を台座２０に対して回動または傾動させ、
ロックボルト２１を締めることによってポール１１を台
座２０に対して所定の位置に固定する。
【００２０】ポール取付け金具１３はポール１１の台座
２０を保持するベース２２と、該ベース２２に一体的に
結合された板状体２３とによって構成されている。図３
（ｃ）に示したように、板状体２３の一端はＵ字状に折
り曲げられており、その折り曲げ部２３ａにボルト２４
が螺合されている。そして、このポール取付け金具１３
は、折り曲げ部２３ａをトランクリッド２の縁部に嵌合
させ、ボルト２４を締め付けることによってトランクリ
ッド２の縁部に挟持させる。
２０を保持するベース２２と、該ベース２２に一体的に
結合された板状体２３とによって構成されている。図３
（ｃ）に示したように、板状体２３の一端はＵ字状に折
り曲げられており、その折り曲げ部２３ａにボルト２４
が螺合されている。そして、このポール取付け金具１３
は、折り曲げ部２３ａをトランクリッド２の縁部に嵌合
させ、ボルト２４を締め付けることによってトランクリ
ッド２の縁部に挟持させる。
【００２１】さらに、上記ポール取付け金具１３のベー
ス２２とポール１１の台座２０は、蟻結合等の結合手段
２５によって摺動自在に結合される。また、ベース２２
には先端に爪を有するロックボタン２６が形成され、台
座２０にはロックボタン２６の爪が係合する凹部（図示
せず）が形成されており、それらによってベース２２に
対する台座２０の摺動が阻止される。そして、ロックボ
タン２６の爪を台座２０の凹部に係合させることによっ
て、台座２０をベース２２に拘束させ、ロックボタン２
６を撓めてその爪をベース２２の凹部から離脱させて台
座２０のベース２２からの拘束を解除するとともに、台
座２０をベース２２に対して摺動させることによって台
座２０をベース２２から取り外すことができる。
ス２２とポール１１の台座２０は、蟻結合等の結合手段
２５によって摺動自在に結合される。また、ベース２２
には先端に爪を有するロックボタン２６が形成され、台
座２０にはロックボタン２６の爪が係合する凹部（図示
せず）が形成されており、それらによってベース２２に
対する台座２０の摺動が阻止される。そして、ロックボ
タン２６の爪を台座２０の凹部に係合させることによっ
て、台座２０をベース２２に拘束させ、ロックボタン２
６を撓めてその爪をベース２２の凹部から離脱させて台
座２０のベース２２からの拘束を解除するとともに、台
座２０をベース２２に対して摺動させることによって台
座２０をベース２２から取り外すことができる。
【００２２】また、この死角確認装置では、台座２０に
イメージセンサの制御回路基板（図示せず）が内蔵され
ており、該制御回路基板はポール１１内に挿通させたリ
ード線（図示せず）によってＣＣＤ基板１７に接続され
ている。また、ポール取付け金具１３の上記台座２０と
の摺動面には、室内に設置されたディスプレイ装置２７
に接続されたリード線（図示せず）の端子が露出設置さ
れ、台座２０のポール取付け金具１３との摺動面にはイ
メージセンサの制御回路基板の端子が配設されており、
台座２０がポール取付け金具１３の所定位置に位置され
た状態で、それらの端子は互いに当接する。
イメージセンサの制御回路基板（図示せず）が内蔵され
ており、該制御回路基板はポール１１内に挿通させたリ
ード線（図示せず）によってＣＣＤ基板１７に接続され
ている。また、ポール取付け金具１３の上記台座２０と
の摺動面には、室内に設置されたディスプレイ装置２７
に接続されたリード線（図示せず）の端子が露出設置さ
れ、台座２０のポール取付け金具１３との摺動面にはイ
メージセンサの制御回路基板の端子が配設されており、
台座２０がポール取付け金具１３の所定位置に位置され
た状態で、それらの端子は互いに当接する。
【００２３】そして、この死角確認装置では、図２に示
したように、装置本体１のイメージセンサユニット１２
を車体１の後面１ａと側面１ｂから僅かに外方へ突出し
た状態に位置させ、イメージセンサユニット１２のレン
ズ１５を下方へ向けかつ僅かに車体１の方向へ傾けて配
置させる。そして、レンズ１５によって視角１４０度を
もって車体１の後面１ａに沿った範囲Ａおよび側面１ｂ
に沿った範囲Ｂの画情報を取り込まむ。
したように、装置本体１のイメージセンサユニット１２
を車体１の後面１ａと側面１ｂから僅かに外方へ突出し
た状態に位置させ、イメージセンサユニット１２のレン
ズ１５を下方へ向けかつ僅かに車体１の方向へ傾けて配
置させる。そして、レンズ１５によって視角１４０度を
もって車体１の後面１ａに沿った範囲Ａおよび側面１ｂ
に沿った範囲Ｂの画情報を取り込まむ。
【００２４】このようにしてイメージセンサユニット１
２に取り込まれた範囲Ａ，Ｂの画情報は、適宜画像処理
が施され、必要な範囲の部分が車体１の室内に設置され
たディスプレイ装置２７の表示部２７ａに図４に示した
ように表示される。
２に取り込まれた範囲Ａ，Ｂの画情報は、適宜画像処理
が施され、必要な範囲の部分が車体１の室内に設置され
たディスプレイ装置２７の表示部２７ａに図４に示した
ように表示される。
【００２５】なお、上記実施の形態では、本発明を３ボ
ックスタイプ（セダンタイプ）の車両に適用した例を示
したが、２ボックスタイプ（ハッチバックタイプ），１
ボックスタイプ（ワゴンタイプ）の車両にも適用するこ
とができる。２ボックスタイプ，１ボックスタイプの車
両の場合には、車体の後面側縁にポールを設置すればよ
い。また、上記実施の形態では、装置本体１０を車体１
のハンドル３とは反対側の後部隅部に設置して、車体１
の後面１ａに沿った範囲Ａおよび側面１ｂに沿った範囲
Ｂの画情報を取り込んでいるが、装置本体１０を車体１
の前部隅部（図１においては前バンパー）１ｃまたはハ
ンドル３側の後部隅部に設置して、車体１の各隅部と障
害物等の間隔を確認するようにしてもよい。また、ディ
スプレイ装置２７としては、ナビゲータシステムのディ
スプレイ装置，テレビジョン等を利用することもでき
る。
ックスタイプ（セダンタイプ）の車両に適用した例を示
したが、２ボックスタイプ（ハッチバックタイプ），１
ボックスタイプ（ワゴンタイプ）の車両にも適用するこ
とができる。２ボックスタイプ，１ボックスタイプの車
両の場合には、車体の後面側縁にポールを設置すればよ
い。また、上記実施の形態では、装置本体１０を車体１
のハンドル３とは反対側の後部隅部に設置して、車体１
の後面１ａに沿った範囲Ａおよび側面１ｂに沿った範囲
Ｂの画情報を取り込んでいるが、装置本体１０を車体１
の前部隅部（図１においては前バンパー）１ｃまたはハ
ンドル３側の後部隅部に設置して、車体１の各隅部と障
害物等の間隔を確認するようにしてもよい。また、ディ
スプレイ装置２７としては、ナビゲータシステムのディ
スプレイ装置，テレビジョン等を利用することもでき
る。
【００２６】
【発明の効果】請求項１の車両の死角確認装置では、車
体の隅部にポールを設置し、該ポールの先端にイメージ
センサを設置して装置本体を構成するとともに、前記車
体内にディスプレイ装置を設置し、前記イメージセンサ
で車体の側面に沿った地面を含む側部と車体の前面に沿
った地面を含む前部または車体の後面に沿った地面を含
む後部の画像を前記イメージセンサに取り込み、該イメ
ージセンサに取り込んだ画情報を前記ディスプレイ装置
の画面に表示させる車両の死角確認装置であって、前記
車体に取付け金具を係止し、該取付け金具に前記ポール
の基端を傾動自在に設置したことを特徴としている。こ
の死角確認装置によれば、一箇所に設置したイメージセ
ンサによって車両の側部と車両の前部または後部の状況
確認が同一ディスプレイ装置上でできる。したがって、
車体を障害物等にぶつけることなく、所望の位置に移動
させることができる。
体の隅部にポールを設置し、該ポールの先端にイメージ
センサを設置して装置本体を構成するとともに、前記車
体内にディスプレイ装置を設置し、前記イメージセンサ
で車体の側面に沿った地面を含む側部と車体の前面に沿
った地面を含む前部または車体の後面に沿った地面を含
む後部の画像を前記イメージセンサに取り込み、該イメ
ージセンサに取り込んだ画情報を前記ディスプレイ装置
の画面に表示させる車両の死角確認装置であって、前記
車体に取付け金具を係止し、該取付け金具に前記ポール
の基端を傾動自在に設置したことを特徴としている。こ
の死角確認装置によれば、一箇所に設置したイメージセ
ンサによって車両の側部と車両の前部または後部の状況
確認が同一ディスプレイ装置上でできる。したがって、
車体を障害物等にぶつけることなく、所望の位置に移動
させることができる。
【００２７】請求項２の車両の死角確認装置では、請求
項１の死角確認装置において、前記ポールの基端をボー
ルジョイントを介して傾動自在に取付け金具に支持させ
たことを特徴としている。この死角確認装置によれば、
イメージセンサの向きを任意に調整でき、しかもその作
業が容易である。
項１の死角確認装置において、前記ポールの基端をボー
ルジョイントを介して傾動自在に取付け金具に支持させ
たことを特徴としている。この死角確認装置によれば、
イメージセンサの向きを任意に調整でき、しかもその作
業が容易である。
【００２８】請求項３の車両の死角確認装置では、請求
項１または２の死角確認装置において、前記ポールの基
端を台座に支持させ、該台座を取付け金具に着脱自在に
支持させている。この死角確認装置によれば、装置本体
を車体から取り外すことができるので、盗難の虞がな
い。
項１または２の死角確認装置において、前記ポールの基
端を台座に支持させ、該台座を取付け金具に着脱自在に
支持させている。この死角確認装置によれば、装置本体
を車体から取り外すことができるので、盗難の虞がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る車両の死角確認装置を適用した３
ボックスタイプの車両の斜視図である。
ボックスタイプの車両の斜視図である。
【図２】本発明に係る車両の死角確認装置の画情報取り
込み範囲を示した平面図である。
込み範囲を示した平面図である。
【図３】本発明に係る車両の死角確認装置の装置本体を
示したもので、図３（ａ）はその平面図，図３（ｂ）は
その側面図，図３（ｃ）はその底面図である。
示したもので、図３（ａ）はその平面図，図３（ｂ）は
その側面図，図３（ｃ）はその底面図である。
【図４】本発明に係る車両の死角確認装置のイメージセ
ンサが取り込んだ画情報をディスプレイ装置に表示させ
た状態を示した図である。
ンサが取り込んだ画情報をディスプレイ装置に表示させ
た状態を示した図である。
１ 車体 １ａ 後面 １ｂ 側面 ２ トランクリッド ３ ハンドル １０ 装置本体 １１ ポール １２ イメージセンサユニット １３ ポール取付け金具 １４ ケース １４ａ，１４ｂ フランジ １５ レンズ １６ フィルター １７ ＣＣＤ基板 １８ ボルト １９ ボールジョイント １９ａ ボール ２０ 台座 ２１ ロックボルト ２２ ベース ２３ 板状体 ２３ａ 曲げ部 ２４ ボルト ２５ 結合手段 ２６ ロックボタン ２７ ディスプレイ装置 ２７ａ 表示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ６０Ｒ 21/00 ６２８ Ｂ６０Ｒ 21/00 ６２８Ｄ Ｈ０４Ｎ 5/222 Ｈ０４Ｎ 5/222 Ｂ 5/225 5/225 Ｃ 7/18 7/18 Ｊ // Ｇ０８Ｇ 1/16 Ｇ０８Ｇ 1/16 Ｃ
Claims (3)
- 【請求項１】 車体の隅部にポールを設置し、該ポール
の先端にイメージセンサを設置して装置本体を構成する
とともに、前記車体内にディスプレイ装置を設置し、前
記イメージセンサで車体の側面に沿った地面を含む側部
と車体の前面に沿った地面を含む前部または車体の後面
に沿った地面を含む後部の画像を前記イメージセンサに
取り込み、該イメージセンサに取り込んだ画情報を前記
ディスプレイ装置の画面に表示する車両の死角確認装置
であって、前記車体に取付け金具を係止し、該取付け金
具に前記ポールの基端を傾動自在に設置したことを特徴
とする車両の死角確認装置。 - 【請求項２】 前記ポールの基端をボールジョイントを
介して傾動自在に取付け金具に支持させたことを特徴と
する請求項１に記載の車両の死角確認装置。 - 【請求項３】 前記ポールの基端を台座に支持させ、該
台座を取付け金具に着脱自在に支持させたことを特徴と
する請求項１または２に記載の車両の死角確認装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000212787A JP2002029316A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | 車両の死角確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000212787A JP2002029316A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | 車両の死角確認装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002029316A true JP2002029316A (ja) | 2002-01-29 |
Family
ID=18708655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000212787A Pending JP2002029316A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | 車両の死角確認装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002029316A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7084746B2 (en) | 2003-04-10 | 2006-08-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Obstacle detection device |
| JP2007137286A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Fujitsu Ten Ltd | カメラ取付け構造 |
| JP2008257502A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 車両周辺監視装置 |
-
2000
- 2000-07-13 JP JP2000212787A patent/JP2002029316A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7084746B2 (en) | 2003-04-10 | 2006-08-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Obstacle detection device |
| JP2007137286A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Fujitsu Ten Ltd | カメラ取付け構造 |
| JP2008257502A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 車両周辺監視装置 |
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