JP2001114046A - 駐車補助装置 - Google Patents
駐車補助装置Info
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- JP2001114046A JP2001114046A JP29436699A JP29436699A JP2001114046A JP 2001114046 A JP2001114046 A JP 2001114046A JP 29436699 A JP29436699 A JP 29436699A JP 29436699 A JP29436699 A JP 29436699A JP 2001114046 A JP2001114046 A JP 2001114046A
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- Japan
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- parking
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 駐車操作中のドライバが車両とガレージの壁
面との相対位置関係を直観的に把握しやすいようにヒュ
ーマンインターフェースの観点から表示態様を工夫した
駐車補助装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 車両１１を駐車するためのガレージ１に
車両を撮影可能なように撮影カメラ１を設ける。撮影カ
メラによる撮影画像は通信装置７，１３を介して車両に
伝送され、表示装置１５に表示される。撮影カメラの天
地方向に対して車両の前後方向が逆になる前進駐車の場
合に撮影画像を略１８０゜回転させて表示装置に表示す
ることで、後進駐車（図２）でも、前進駐車（図３）で
も、車両のフロントは画面の上方に、車両のリアは画面
の下方に、車両の左側は画面の左方に、車両の右側は画
面の右方に、というように、車両の前後左右が表示装置
１５の画面の中でも正しく維持されて表示される。
面との相対位置関係を直観的に把握しやすいようにヒュ
ーマンインターフェースの観点から表示態様を工夫した
駐車補助装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 車両１１を駐車するためのガレージ１に
車両を撮影可能なように撮影カメラ１を設ける。撮影カ
メラによる撮影画像は通信装置７，１３を介して車両に
伝送され、表示装置１５に表示される。撮影カメラの天
地方向に対して車両の前後方向が逆になる前進駐車の場
合に撮影画像を略１８０゜回転させて表示装置に表示す
ることで、後進駐車（図２）でも、前進駐車（図３）で
も、車両のフロントは画面の上方に、車両のリアは画面
の下方に、車両の左側は画面の左方に、車両の右側は画
面の右方に、というように、車両の前後左右が表示装置
１５の画面の中でも正しく維持されて表示される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車やトラック
等の車両をガレージ等の駐車施設に駐車する際において
ドライバの駐車操作を援助するための駐車補助装置に関
する。
等の車両をガレージ等の駐車施設に駐車する際において
ドライバの駐車操作を援助するための駐車補助装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車やトラック等の車両をガレ
ージに駐車する際においてドライバの駐車操作を援助す
るための駐車補助装置としては、例えば特開平９−１１
７９３号公報に開示された装置が知られている。同公報
に開示された装置では、車両の後部に第１のカメラを配
設して車両後方の画像を車内のディスプレイ装置に表示
する一方、駐車場側には第２のカメラを設けて、駐車位
置を含む地上を撮影し、この画像も車内のディスプレイ
に表示できるようにしている。これによれば、車両の周
囲の障害物と車両との関係をディスプレイ画面上で確認
できるので、車庫入れに不慣れなドライバでも安全に駐
車操作を行なうことができる。
ージに駐車する際においてドライバの駐車操作を援助す
るための駐車補助装置としては、例えば特開平９−１１
７９３号公報に開示された装置が知られている。同公報
に開示された装置では、車両の後部に第１のカメラを配
設して車両後方の画像を車内のディスプレイ装置に表示
する一方、駐車場側には第２のカメラを設けて、駐車位
置を含む地上を撮影し、この画像も車内のディスプレイ
に表示できるようにしている。これによれば、車両の周
囲の障害物と車両との関係をディスプレイ画面上で確認
できるので、車庫入れに不慣れなドライバでも安全に駐
車操作を行なうことができる。
【０００３】また、公知技術ではないが、本件出願人は
ドライバの駐車操作を援助するための駐車補助装置を別
途提案している。この装置では、駐車位置を俯瞰的に見
渡せるように、ガレージの天井面などに撮影カメラを取
付けて、その撮影画像を車内のモニタ画面に表示するこ
とで、ドライバが車両とガレージの壁面との間の空き具
合を確認しながら安全かつ手軽に駐車操作を行なうこと
ができるようにしている。
ドライバの駐車操作を援助するための駐車補助装置を別
途提案している。この装置では、駐車位置を俯瞰的に見
渡せるように、ガレージの天井面などに撮影カメラを取
付けて、その撮影画像を車内のモニタ画面に表示するこ
とで、ドライバが車両とガレージの壁面との間の空き具
合を確認しながら安全かつ手軽に駐車操作を行なうこと
ができるようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
駐車補助装置では、ガレージ内にバックしながら車庫入
れする後進駐車の場合が一般的であると想定して撮影カ
メラの向きを定めているため、車内のモニタ画面の上部
にはガレージの入口が、画面下部にはガレージの奥壁が
表示されるようになっていた。このためガレージに前進
しながら侵入する前進駐車の場合には、車両のフロント
部分が画面の下に向いた表示となって、直観的に上下左
右が逆さまになったような印象を与え、特に初心者ドラ
イバが前後進を繰返したりハンドルを左右に操作してい
る間に画面のどちらが車両のどちら側にあたるのか混乱
してしまうという問題点があった。
駐車補助装置では、ガレージ内にバックしながら車庫入
れする後進駐車の場合が一般的であると想定して撮影カ
メラの向きを定めているため、車内のモニタ画面の上部
にはガレージの入口が、画面下部にはガレージの奥壁が
表示されるようになっていた。このためガレージに前進
しながら侵入する前進駐車の場合には、車両のフロント
部分が画面の下に向いた表示となって、直観的に上下左
右が逆さまになったような印象を与え、特に初心者ドラ
イバが前後進を繰返したりハンドルを左右に操作してい
る間に画面のどちらが車両のどちら側にあたるのか混乱
してしまうという問題点があった。
【０００５】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、駐車操作中のドライバが車両とガレージの壁面との
相対位置関係を直観的に把握しやすいようにヒューマン
インターフェースの観点から表示態様を工夫した駐車補
助装置を提供することを目的とする。
で、駐車操作中のドライバが車両とガレージの壁面との
相対位置関係を直観的に把握しやすいようにヒューマン
インターフェースの観点から表示態様を工夫した駐車補
助装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１に係る本発明の駐車補助装置は、車両を駐車
するための駐車施設において前記車両の駐車位置を含む
領域を撮影可能なように配設された撮影カメラと、前記
撮影カメラによる撮影画像を前記車両に伝送する伝送手
段と、前記伝送された撮影画像を表示すべく前記車両に
備えられた表示手段と、を備えて構成される駐車補助装
置において、前記撮影画像を回転及び／又は反転させて
前記表示手段に表示する機能を有することを特徴として
いる。
に請求項１に係る本発明の駐車補助装置は、車両を駐車
するための駐車施設において前記車両の駐車位置を含む
領域を撮影可能なように配設された撮影カメラと、前記
撮影カメラによる撮影画像を前記車両に伝送する伝送手
段と、前記伝送された撮影画像を表示すべく前記車両に
備えられた表示手段と、を備えて構成される駐車補助装
置において、前記撮影画像を回転及び／又は反転させて
前記表示手段に表示する機能を有することを特徴として
いる。
【０００７】請求項１に記載の装置では、撮影カメラの
取付位置及び向きと車両の向き（前進駐車であるか後進
駐車であるか）との関係に応じて、撮影画像を適宜回転
及び／又は反転させて表示手段に表示する。
取付位置及び向きと車両の向き（前進駐車であるか後進
駐車であるか）との関係に応じて、撮影画像を適宜回転
及び／又は反転させて表示手段に表示する。
【０００８】請求項１に記載の装置によれば、車両のフ
ロントは画面の上方に、車両のリアは画面の下方に、車
両の左側は画面の左方に、車両の右側は画面の右方に、
というように、車両の前後左右が画面の中でも正しく維
持されて表示するので、前進駐車か後進駐車かにかかわ
らず、駐車操作中のドライバは車両と周囲の壁や障害物
との位置関係を直観的に正しく把握できる。
ロントは画面の上方に、車両のリアは画面の下方に、車
両の左側は画面の左方に、車両の右側は画面の右方に、
というように、車両の前後左右が画面の中でも正しく維
持されて表示するので、前進駐車か後進駐車かにかかわ
らず、駐車操作中のドライバは車両と周囲の壁や障害物
との位置関係を直観的に正しく把握できる。
【０００９】請求項１においては、車両の前後左右が画
面の中でも正しく維持されるように、撮影画像を適宜回
転及び／又は反転させて表示手段に表示するが、どのよ
うな画像操作をすればそのような正しい向きに表示され
るのかは、撮影カメラの取付位置や向きと車両の向きと
に依存している。
面の中でも正しく維持されるように、撮影画像を適宜回
転及び／又は反転させて表示手段に表示するが、どのよ
うな画像操作をすればそのような正しい向きに表示され
るのかは、撮影カメラの取付位置や向きと車両の向きと
に依存している。
【００１０】そこで、請求項２に記載の装置は、請求項
１に記載の駐車補助装置において、前記撮影カメラは前
記駐車位置の上方の位置に配設され下を向いたアングル
に設定されて前記車両を上から俯瞰して撮影するように
なっており、前記車両が前進駐車する場合又は後進駐車
する場合のいずれか一方の場合において、前記撮影画像
を略１８０゜回転させた上下逆転画像を前記表示手段に
表示することを特徴としている。
１に記載の駐車補助装置において、前記撮影カメラは前
記駐車位置の上方の位置に配設され下を向いたアングル
に設定されて前記車両を上から俯瞰して撮影するように
なっており、前記車両が前進駐車する場合又は後進駐車
する場合のいずれか一方の場合において、前記撮影画像
を略１８０゜回転させた上下逆転画像を前記表示手段に
表示することを特徴としている。
【００１１】請求項２に記載の装置では、撮影カメラを
ガレージの天井面に取付けたような場合を想定してい
る。駐車位置の上方にある撮影カメラで車両を上から俯
瞰して撮影した場合には、前進駐車と後進駐車とでは車
両の前後左右の向きが逆になる。より詳しくは、撮影カ
メラの上方部分がガレージの入口を向くように取付けた
場合には、後進駐車では車両のフロントが画面の上に位
置する正像が得られるが、前進駐車では車両のフロント
は画面の下に位置する上下左右の逆転した像が得られ
る。もちろん、撮影カメラの取付向きを逆にして撮影カ
メラの上方部分がガレージの奥を向くように取付けた場
合には、前進駐車のときには正像が得られるが、後進駐
車で逆転像になる。そこで請求項２では、逆転像になる
条件においては、上下左右が正しく向いた正像になるよ
うに、撮影画像を１８０゜回転させることとした。
ガレージの天井面に取付けたような場合を想定してい
る。駐車位置の上方にある撮影カメラで車両を上から俯
瞰して撮影した場合には、前進駐車と後進駐車とでは車
両の前後左右の向きが逆になる。より詳しくは、撮影カ
メラの上方部分がガレージの入口を向くように取付けた
場合には、後進駐車では車両のフロントが画面の上に位
置する正像が得られるが、前進駐車では車両のフロント
は画面の下に位置する上下左右の逆転した像が得られ
る。もちろん、撮影カメラの取付向きを逆にして撮影カ
メラの上方部分がガレージの奥を向くように取付けた場
合には、前進駐車のときには正像が得られるが、後進駐
車で逆転像になる。そこで請求項２では、逆転像になる
条件においては、上下左右が正しく向いた正像になるよ
うに、撮影画像を１８０゜回転させることとした。
【００１２】請求項２に記載の装置によれば、撮影カメ
ラをガレージの天井に取付けた場合に、本来、前進駐車
の場合又は後進駐車の場合のいずれか一方の場合では車
両が上下左右逆に向いた逆転像になるところ、かかる場
合に撮影画像を１８０゜回転させて、上下左右が正しく
向いた正像を表示手段に表示することができる。
ラをガレージの天井に取付けた場合に、本来、前進駐車
の場合又は後進駐車の場合のいずれか一方の場合では車
両が上下左右逆に向いた逆転像になるところ、かかる場
合に撮影画像を１８０゜回転させて、上下左右が正しく
向いた正像を表示手段に表示することができる。
【００１３】請求項２においては、回転した画像を得る
ための手段は限定されておらず、例えば、ＣＣＤカメラ
の内部の電気回路を工夫して、画素の読み出し順序を変
更することなどによってもかかる目的を達成することが
できる。
ための手段は限定されておらず、例えば、ＣＣＤカメラ
の内部の電気回路を工夫して、画素の読み出し順序を変
更することなどによってもかかる目的を達成することが
できる。
【００１４】また、請求項３に記載したように、前記撮
影カメラによる撮影画像を取込んで前記上下逆転画像を
生成するための画像処理手段を備えることで所望の画像
を得るようにしても良く、あるいは、請求項４に記載し
たように、前記撮影カメラをその撮影軸線を中心として
略１８０゜回転させることにより前記上下逆転画像を得
ることもできる。
影カメラによる撮影画像を取込んで前記上下逆転画像を
生成するための画像処理手段を備えることで所望の画像
を得るようにしても良く、あるいは、請求項４に記載し
たように、前記撮影カメラをその撮影軸線を中心として
略１８０゜回転させることにより前記上下逆転画像を得
ることもできる。
【００１５】請求項１乃至４では、撮影カメラは前記駐
車位置の上方の位置に配設され下を向いたアングルに設
定されて前記車両を上から俯瞰して撮影するようになっ
ていた。しかし、他の位置に撮影カメラを取付けた場合
にも本発明は有効である。
車位置の上方の位置に配設され下を向いたアングルに設
定されて前記車両を上から俯瞰して撮影するようになっ
ていた。しかし、他の位置に撮影カメラを取付けた場合
にも本発明は有効である。
【００１６】請求項５に記載の装置は、請求項１に記載
の駐車補助装置において、前記撮影カメラは前記駐車位
置の奥方の位置に配設され略水平を向いたアングルに設
定されて前記車両の前面又は後面に対向して撮影するよ
うになっており、前記車両が前進駐車する場合におい
て、前記撮影画像の左右を逆にした左右反転画像を前記
表示手段に表示することを特徴としている。
の駐車補助装置において、前記撮影カメラは前記駐車位
置の奥方の位置に配設され略水平を向いたアングルに設
定されて前記車両の前面又は後面に対向して撮影するよ
うになっており、前記車両が前進駐車する場合におい
て、前記撮影画像の左右を逆にした左右反転画像を前記
表示手段に表示することを特徴としている。
【００１７】請求項５に記載の装置では、撮影カメラを
ガレージの奥壁の正面中央に取付けたような場合を想定
している。ガレージの奥にある撮影カメラで車両を正面
から水平に撮影した場合には、前進駐車のときに車両の
像の左右の向きが逆になる。より詳しくは、撮影カメラ
から見ると車両の右側部分は画面の左側に位置し、車両
の左側部分が画面の右側になる。このことは、車両の正
面に鏡を置いた場合と比べてみるとわかりやすいであろ
う。鏡の場合には車両の左側が鏡の左部分に写って見え
るが、撮影カメラの場合にはこれとは違って左右が反転
したように見える。本当は正面から撮影したカメラの映
像の方が正しいのであり、鏡の像が左右反転しているの
であるが、駐車補助という目的からすれば、表示装置の
右側部分に車両の右側部分が表示されるような鏡式の画
像の方が望ましいのである。そこで、前進駐車の場合に
は撮影画像の左右を逆にするように反転させることとし
た。なお、後進駐車の場合には表示画面の方向が逆にな
るため、反転させる必要はない。
ガレージの奥壁の正面中央に取付けたような場合を想定
している。ガレージの奥にある撮影カメラで車両を正面
から水平に撮影した場合には、前進駐車のときに車両の
像の左右の向きが逆になる。より詳しくは、撮影カメラ
から見ると車両の右側部分は画面の左側に位置し、車両
の左側部分が画面の右側になる。このことは、車両の正
面に鏡を置いた場合と比べてみるとわかりやすいであろ
う。鏡の場合には車両の左側が鏡の左部分に写って見え
るが、撮影カメラの場合にはこれとは違って左右が反転
したように見える。本当は正面から撮影したカメラの映
像の方が正しいのであり、鏡の像が左右反転しているの
であるが、駐車補助という目的からすれば、表示装置の
右側部分に車両の右側部分が表示されるような鏡式の画
像の方が望ましいのである。そこで、前進駐車の場合に
は撮影画像の左右を逆にするように反転させることとし
た。なお、後進駐車の場合には表示画面の方向が逆にな
るため、反転させる必要はない。
【００１８】請求項５に記載の装置によれば、撮影カメ
ラをガレージの奥壁に取付けた場合に、本来、前進駐車
の場合に車両の左右が見かけ上逆になるところ、かかる
場合に撮影画像の左右を反転させて、左右の関係が直観
的に把握しやすい像を表示手段に表示することができ
る。
ラをガレージの奥壁に取付けた場合に、本来、前進駐車
の場合に車両の左右が見かけ上逆になるところ、かかる
場合に撮影画像の左右を反転させて、左右の関係が直観
的に把握しやすい像を表示手段に表示することができ
る。
【００１９】請求項５においては、反転した画像を得る
ための手段は限定されておらず、例えば、ＣＣＤカメラ
の内部の電気回路を工夫して、画素の読み出し順序を変
更することなどによってもかかる目的を達成することが
できる。
ための手段は限定されておらず、例えば、ＣＣＤカメラ
の内部の電気回路を工夫して、画素の読み出し順序を変
更することなどによってもかかる目的を達成することが
できる。
【００２０】また、請求項６に記載したように、前記撮
影カメラによる撮影画像を取込んで前記左右反転画像を
生成するための画像処理手段を備えることで反転画像を
得るようにしても良い。このような画像処理手段は、駐
車補助装置を構成する装置のうち駐車施設側に設けても
良いし、車両側に搭載しても良い。
影カメラによる撮影画像を取込んで前記左右反転画像を
生成するための画像処理手段を備えることで反転画像を
得るようにしても良い。このような画像処理手段は、駐
車補助装置を構成する装置のうち駐車施設側に設けても
良いし、車両側に搭載しても良い。
【００２１】本発明においては、前進駐車であるか後進
駐車であるかに応じて表示画像を異なるものにしてい
る。従って、前進駐車／後進駐車の判別を自動的にでき
れば便利である。そのためには、例えば、ガレージの奥
から撮影する場合には、車体の左右のヘッドライトが点
灯していれば前進駐車、車体中央の後進ランプが点灯し
ていれば後進駐車というように画像処理によって判別し
ても良い。
駐車であるかに応じて表示画像を異なるものにしてい
る。従って、前進駐車／後進駐車の判別を自動的にでき
れば便利である。そのためには、例えば、ガレージの奥
から撮影する場合には、車体の左右のヘッドライトが点
灯していれば前進駐車、車体中央の後進ランプが点灯し
ていれば後進駐車というように画像処理によって判別し
ても良い。
【００２２】しかし、請求項７に記載の装置は、請求項
１乃至６のいずれか１項記載の駐車補助装置において、
前記車両にはトランスミッションのシフト位置を検出す
るシフトポジション検出手段が備えられていることを特
徴としている。
１乃至６のいずれか１項記載の駐車補助装置において、
前記車両にはトランスミッションのシフト位置を検出す
るシフトポジション検出手段が備えられていることを特
徴としている。
【００２３】請求項７に記載の装置によれば、簡単なス
イッチの追加で検出可能なトランスミッションのシフト
位置に基づいて、前進駐車と後進駐車とを判別できる。
イッチの追加で検出可能なトランスミッションのシフト
位置に基づいて、前進駐車と後進駐車とを判別できる。
【００２４】そして、請求項８に記載したように、請求
項７に記載の駐車補助装置においては、前記シフトポジ
ション検出手段の検出結果に応じて、前記表示手段に表
示する撮影画像の回転及び／又は反転の態様を選択す
る。
項７に記載の駐車補助装置においては、前記シフトポジ
ション検出手段の検出結果に応じて、前記表示手段に表
示する撮影画像の回転及び／又は反転の態様を選択す
る。
【００２５】請求項８に記載の装置によれば、ドライバ
が普通に行なうシフト操作に基づいて自動的に前進駐車
／後進駐車が判別されて、その条件に適した画像が得ら
れ、操作が複雑化することがない。
が普通に行なうシフト操作に基づいて自動的に前進駐車
／後進駐車が判別されて、その条件に適した画像が得ら
れ、操作が複雑化することがない。
【００２６】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る駐車補助装置の実施形態を説明する。図１は駐車
補助装置の構成を示す模式図である。図において、ガレ
ージ１は車両１１を駐車するための駐車施設であって、
一般的な個人の住宅に付設されているものである。ガレ
ージ１の天井の略中央には撮影カメラ３が取付けられて
おり、ガレージ１内の全体を見渡して撮影できるように
なっている。ガレージ１の入口付近には超音波式距離セ
ンサ等からなる車両検出手段５が配設されており、車両
１１がガレージ１の入口付近に接近したことを検出す
る。また、ガレージ１の奥壁には駐車施設側通信装置７
が配置されており、撮影カメラ３で撮影した画像を所定
の電波形式で送信するようになっている。そして、家屋
内には家庭用サーバコンピュータである駐車施設側制御
装置９が設置されており、前記した各要素の全体的な制
御動作を行なう。
に係る駐車補助装置の実施形態を説明する。図１は駐車
補助装置の構成を示す模式図である。図において、ガレ
ージ１は車両１１を駐車するための駐車施設であって、
一般的な個人の住宅に付設されているものである。ガレ
ージ１の天井の略中央には撮影カメラ３が取付けられて
おり、ガレージ１内の全体を見渡して撮影できるように
なっている。ガレージ１の入口付近には超音波式距離セ
ンサ等からなる車両検出手段５が配設されており、車両
１１がガレージ１の入口付近に接近したことを検出す
る。また、ガレージ１の奥壁には駐車施設側通信装置７
が配置されており、撮影カメラ３で撮影した画像を所定
の電波形式で送信するようになっている。そして、家屋
内には家庭用サーバコンピュータである駐車施設側制御
装置９が設置されており、前記した各要素の全体的な制
御動作を行なう。
【００２７】なお、撮影カメラ３の取付方向について補
足すると、本実施形態では、撮影カメラ３はガレージ１
の天井面に真下を向いて取付けられているが、その天地
方向すなわちカメラを水平にした場合における上下の方
向については、撮影カメラ３の上方向がガレージ１の入
口に向けられ、下方向がガレージ１の奥壁に向けられた
取付方向になっている。
足すると、本実施形態では、撮影カメラ３はガレージ１
の天井面に真下を向いて取付けられているが、その天地
方向すなわちカメラを水平にした場合における上下の方
向については、撮影カメラ３の上方向がガレージ１の入
口に向けられ、下方向がガレージ１の奥壁に向けられた
取付方向になっている。
【００２８】車両１１には、駐車施設側通信装置９から
送信された撮影画像データを受信する機能を有する車両
側通信装置１３が備えられている。そして、車両側通信
装置１３が受信した撮影画像は、通常はカーナビゲーシ
ョンシステムのモニタ画面として使用される表示装置１
５に表示される。車両１１のトランスミッションにはそ
のシフトポジションを検出するためのシフトポジション
検出手段１７が備えられている。また、車両１１には車
両側通信装置１３及び表示装置１５を制御する車両側制
御装置１９が設けられている。
送信された撮影画像データを受信する機能を有する車両
側通信装置１３が備えられている。そして、車両側通信
装置１３が受信した撮影画像は、通常はカーナビゲーシ
ョンシステムのモニタ画面として使用される表示装置１
５に表示される。車両１１のトランスミッションにはそ
のシフトポジションを検出するためのシフトポジション
検出手段１７が備えられている。また、車両１１には車
両側通信装置１３及び表示装置１５を制御する車両側制
御装置１９が設けられている。
【００２９】次に、上記構成からなる本実施形態の駐車
補助装置の動作を説明する。
補助装置の動作を説明する。
【００３０】いま、ガレージ１内には車両が存在しない
空車状態になっているものとする。このとき、駐車施設
側制御装置９は車両検出手段５からの入力を常時監視し
ており、車両１１が来るのを待っている。
空車状態になっているものとする。このとき、駐車施設
側制御装置９は車両検出手段５からの入力を常時監視し
ており、車両１１が来るのを待っている。
【００３１】ガレージ１の入口に車両１１が近づくと、
このことは車両検出手段５にて検出され、駐車施設側制
御装置９は駐車施設側通信装置７を制御して、車両側通
信装置１３を呼出す。車両側通信装置１３は呼出があっ
たことを車両側制御装置１９に知らせ、同制御装置１９
の指令に基づいて応答信号を返送し、これにより車両側
と駐車施設側との信号伝送ルートが確立する。
このことは車両検出手段５にて検出され、駐車施設側制
御装置９は駐車施設側通信装置７を制御して、車両側通
信装置１３を呼出す。車両側通信装置１３は呼出があっ
たことを車両側制御装置１９に知らせ、同制御装置１９
の指令に基づいて応答信号を返送し、これにより車両側
と駐車施設側との信号伝送ルートが確立する。
【００３２】車両側制御装置１９はシフトポジション検
出手段による検出結果を調べて、シフト位置がＤ（ドラ
イブ）であるときには前進駐車、シフト位置がＲ（リバ
ース）であるときには後進駐車であると判断し、これを
駐車施設側制御装置９へ知らせる。
出手段による検出結果を調べて、シフト位置がＤ（ドラ
イブ）であるときには前進駐車、シフト位置がＲ（リバ
ース）であるときには後進駐車であると判断し、これを
駐車施設側制御装置９へ知らせる。
【００３３】駐車施設側制御装置９は、後進駐車である
と知らされた場合には、撮影カメラ３の撮影画像をその
ままで駐車施設側通信装置７を介して送出する。一方、
前進駐車であると知らされた場合には、撮影カメラ３の
撮影画像をいったん画像メモリに取込んで、略１８０゜
回転させて上下左右が逆転した画像を作成し、これを駐
車施設側通信装置７を介して送出する。いずれの場合も
画像信号は車両側通信装置１３によって受信され、車両
１１のコンソールにある表示装置１５に表示される。こ
のときの表示画像は、後進駐車の場合には図２のよう
に、また、前進駐車の場合には図３のようになる。
と知らされた場合には、撮影カメラ３の撮影画像をその
ままで駐車施設側通信装置７を介して送出する。一方、
前進駐車であると知らされた場合には、撮影カメラ３の
撮影画像をいったん画像メモリに取込んで、略１８０゜
回転させて上下左右が逆転した画像を作成し、これを駐
車施設側通信装置７を介して送出する。いずれの場合も
画像信号は車両側通信装置１３によって受信され、車両
１１のコンソールにある表示装置１５に表示される。こ
のときの表示画像は、後進駐車の場合には図２のよう
に、また、前進駐車の場合には図３のようになる。
【００３４】以上のようにこの装置によれば、後進駐車
（図２）でも、前進駐車（図３）でも、車両１１のフロ
ントは画面の上方に、車両のリアは画面の下方に、車両
の左側は画面の左方に、車両の右側は画面の右方に、と
いうように、車両の前後左右が表示装置１５の画面の中
でも正しく維持されて表示するので、駐車操作中のドラ
イバは車両と周囲の壁との位置関係を直観的に正しく把
握できる。
（図２）でも、前進駐車（図３）でも、車両１１のフロ
ントは画面の上方に、車両のリアは画面の下方に、車両
の左側は画面の左方に、車両の右側は画面の右方に、と
いうように、車両の前後左右が表示装置１５の画面の中
でも正しく維持されて表示するので、駐車操作中のドラ
イバは車両と周囲の壁との位置関係を直観的に正しく把
握できる。
【００３５】なお、上述した実施の形態は、本発明の理
解を容易にするために例示的に記載したものであって、
本発明の技術的範囲を限定するために記載したものでは
ない。したがって、本発明は、その技術的範囲に属する
全ての実施の形態を含むことは当然として、そのいかな
る均等物をも含む趣旨である。
解を容易にするために例示的に記載したものであって、
本発明の技術的範囲を限定するために記載したものでは
ない。したがって、本発明は、その技術的範囲に属する
全ての実施の形態を含むことは当然として、そのいかな
る均等物をも含む趣旨である。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駐
車操作中のドライバが車両とガレージの壁面との相対位
置関係を直観的に把握しやすいようにヒューマンインタ
ーフェースの観点から表示態様を工夫した駐車補助装置
を提供することができる。
車操作中のドライバが車両とガレージの壁面との相対位
置関係を直観的に把握しやすいようにヒューマンインタ
ーフェースの観点から表示態様を工夫した駐車補助装置
を提供することができる。
【００３７】請求項１に記載の装置によれば、車両のフ
ロントは画面の上方に、車両のリアは画面の下方に、車
両の左側は画面の左方に、車両の右側は画面の右方に、
というように、車両の前後左右が画面の中でも正しく維
持されて表示するので、前進駐車か後進駐車かにかかわ
らず、駐車操作中のドライバは車両と周囲の壁や障害物
との位置関係を直観的に正しく把握することができる。
ロントは画面の上方に、車両のリアは画面の下方に、車
両の左側は画面の左方に、車両の右側は画面の右方に、
というように、車両の前後左右が画面の中でも正しく維
持されて表示するので、前進駐車か後進駐車かにかかわ
らず、駐車操作中のドライバは車両と周囲の壁や障害物
との位置関係を直観的に正しく把握することができる。
【００３８】請求項２乃至４に記載の装置によれば、撮
影カメラをガレージの天井に取付けた場合に、本来、前
進駐車の場合又は後進駐車の場合のいずれか一方の場合
では車両が上下左右逆に向いた逆転像になるところ、か
かる場合に撮影画像を１８０゜回転させて、上下左右が
正しく向いた正像を表示手段に表示することができる。
影カメラをガレージの天井に取付けた場合に、本来、前
進駐車の場合又は後進駐車の場合のいずれか一方の場合
では車両が上下左右逆に向いた逆転像になるところ、か
かる場合に撮影画像を１８０゜回転させて、上下左右が
正しく向いた正像を表示手段に表示することができる。
【００３９】また、請求項５又は６に記載の装置によれ
ば、撮影カメラをガレージの奥壁に取付けた場合に、本
来、前進駐車の場合に車両の左右が見かけ上逆になると
ころ、かかる場合に撮影画像の左右を反転させて、左右
の関係が直観的に把握しやすい像を表示手段に表示する
ことができる。
ば、撮影カメラをガレージの奥壁に取付けた場合に、本
来、前進駐車の場合に車両の左右が見かけ上逆になると
ころ、かかる場合に撮影画像の左右を反転させて、左右
の関係が直観的に把握しやすい像を表示手段に表示する
ことができる。
【００４０】請求項７に記載の装置によれば、簡単なス
イッチの追加で検出可能なトランスミッションのシフト
位置に基づいて、前進駐車と後進駐車とを判別できる。
イッチの追加で検出可能なトランスミッションのシフト
位置に基づいて、前進駐車と後進駐車とを判別できる。
【００４１】そして、請求項８に記載の装置によれば、
ドライバが普通に行なうシフト操作に基づいて自動的に
前進駐車／後進駐車が判別されて、その条件に適した画
像が得られ、操作が複雑化することがないというきわめ
て優れた効果を奏する。
ドライバが普通に行なうシフト操作に基づいて自動的に
前進駐車／後進駐車が判別されて、その条件に適した画
像が得られ、操作が複雑化することがないというきわめ
て優れた効果を奏する。
【図１】本発明の実施形態による駐車補助装置の構成を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図２】後進駐車時の画面表示例である。
【図３】前進駐車時の画面表示例である。
１ ガレージ ３ 撮影カメラ ５ 車両検出手段 ７ 駐車施設側通信装置 ９ 駐車施設側制御装置 １１ 車両 １３ 車両側通信装置 １５ 表示装置 １７ シフトポジション検出手段 １９ 車両側制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ６０Ｒ 21/00 ６２１Ｍ ６２４Ｃ ６２６Ｇ
Claims (8)
- 【請求項１】 車両を駐車するための駐車施設において
前記車両の駐車位置を含む領域を撮影可能なように配設
された撮影カメラと、 前記撮影カメラによる撮影画像を前記車両に伝送する伝
送手段と、 前記伝送された撮影画像を表示すべく前記車両に備えら
れた表示手段と、 を備えて構成される駐車補助装置において、 前記撮影画像を回転及び／又は反転させて前記表示手段
に表示する機能を有することを特徴とする駐車補助装
置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の駐車補助装置におい
て、 前記撮影カメラは前記駐車位置の上方の位置に配設され
下を向いたアングルに設定されて前記車両を上から俯瞰
して撮影するようになっており、 前記車両が前進駐車する場合又は後進駐車する場合のい
ずれか一方の場合において、前記撮影画像を略１８０゜
回転させた上下逆転画像を前記表示手段に表示すること
を特徴とする駐車補助装置。 - 【請求項３】 請求項２に記載の駐車補助装置におい
て、 前記撮影カメラによる撮影画像を取込んで前記上下逆転
画像を生成するための画像処理手段が備えられているこ
とを特徴とする駐車補助装置。 - 【請求項４】 請求項２に記載の駐車補助装置におい
て、 前記撮影カメラをその撮影軸線を中心として略１８０゜
回転させることにより前記上下逆転画像を得ることを特
徴とする駐車補助装置。 - 【請求項５】 請求項１に記載の駐車補助装置におい
て、 前記撮影カメラは前記駐車位置の奥方の位置に配設され
略水平を向いたアングルに設定されて前記車両の前面又
は後面に対向して撮影するようになっており、 前記車両が前進駐車する場合において、前記撮影画像の
左右を逆にした左右反転画像を前記表示手段に表示する
ことを特徴とする駐車補助装置。 - 【請求項６】 請求項５に記載の駐車補助装置におい
て、 前記撮影カメラによる撮影画像を取込んで前記左右反転
画像を生成するための画像処理手段が備えられているこ
とを特徴とする駐車補助装置。 - 【請求項７】 請求項１乃至６のいずれか１項記載の駐
車補助装置において、 前記車両にはトランスミッションのシフト位置を検出す
るシフトポジション検出手段が備えられていることを特
徴とする駐車補助装置。 - 【請求項８】 請求項７に記載の駐車補助装置におい
て、 前記シフトポジション検出手段の検出結果に応じて、前
記表示手段に表示する撮影画像の回転及び／又は反転の
態様を選択することを特徴とする駐車補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29436699A JP2001114046A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 駐車補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29436699A JP2001114046A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 駐車補助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001114046A true JP2001114046A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17806790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29436699A Pending JP2001114046A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 駐車補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001114046A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005198160A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両周辺撮像装置 |
| JP2007320433A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Aisin Aw Co Ltd | 駐車案内装置 |
| JP2008126940A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Denso Corp | 発車時事故防止装置及び発車時事故防止方法 |
| EP2418123A1 (en) | 2010-08-11 | 2012-02-15 | Valeo Schalter und Sensoren GmbH | Method and system for supporting a driver of a vehicle in manoeuvring the vehicle on a driving route and portable communication device |
| JP2014205479A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 現代自動車株式会社 | 駐車支援装置及び方法 |
| US20160368489A1 (en) * | 2015-06-22 | 2016-12-22 | Ford Global Technologies, Llc | Systems and methods for vehicle park assist |
-
1999
- 1999-10-15 JP JP29436699A patent/JP2001114046A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2012019961A1 (en) | 2010-08-11 | 2012-02-16 | Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh | Method and system for supporting a driver of a vehicle in manoeuvring the vehicle on a driving route and portable communication device |
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| RU2710505C1 (ru) * | 2015-06-22 | 2019-12-26 | ФОРД ГЛОУБАЛ ТЕКНОЛОДЖИЗ, ЭлЭлСи | Системы и способы помощи при парковке транспортного средства |
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