JP2007137286A - カメラ取付け構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 カメラ本体を所望の角度に設定することができるとともに、汎用性の高いカメラ取付け構造を提供する。
【解決手段】 車両にカメラを取り付ける構造において、ミラーハウジング1に着脱可能に設けられる基台2と、該基台2に、互いに直交する三軸に平行な軸線まわりに角変位可能に設けられるカメラ本体4とを有することで、基台2に対するカメラ本体4の取り付けの自由度が高まり、従来構造のようにカメラの取付け角度が限定されることもない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ取付け構造に関し、たとえば車両のサイドミラーなどにカメラを取り付けるための技術に関する。
車両に設けられるカメラによって撮像される画像により、車両後方などの視界を確保する技術が種々提案されている(たとえば特許文献1、2参照)。特許文献1には、バックミラーの一部に、車両後方を撮像する車載用画像記録装置が開示されている。前記バックミラーのミラーハウジングの外周上部に、接着、ねじ止めなど任意の取り付け手段によってこの装置が取り付けられる旨記載され、該装置のカメラ撮像方向は、手動によりあるいは電動により調整可能に構成される旨記載されている。特許文献2には、ミラーハウジング内に着脱可能に装備されたカメラ本体が開示されている。
特開2003−118487号公報(第5頁、0035,0036段落) 特開2003−159998号公報
特許文献1には、ミラーハウジングの外周上部に、接着、ねじ止めなど任意の取り付け手段によってこの装置が取り付けられる旨が記載されているだけであり、カメラを取り付ける詳細な構造については具体的に記載されていない。従来の取付け構造として、L形またはU形の取付け台を用いるものが実用化されているが、このような取付け台では、ミラーハウジングの湾曲面に対応することができず、取付け面が限定される。つまり従来の取付け台を用いたカメラは、極力平坦な面に取り付けなければならない。従来の取付け台を用いたカメラでは、角度調整の自由度が少なく、カメラ取付け角度が限定される。具体的には、角度調整は上下方向のみに限定されるかまたは左右方向のみに限定される。
特許文献2のものは、ミラーハウジング内に装備するための特別の構造が必要な専用品であり、汎用性に欠ける。既存の車両にカメラ本体を装備するには、サイドミラー本体を加工しなければならない。
本発明の目的は、カメラ本体を所望の角度に設定することができるとともに、汎用性の高いカメラ取付け構造を提供することである。
本発明(1)は、ミラーハウジングに着脱可能に設けられる基台と、
前記基台に、互いに直交する三軸の軸線まわりに角変位可能に設けられるカメラ取付け部材とを有することを特徴とするカメラ取付け構造である。
また本発明(2)は、ミラーハウジングに着脱可能に設けられる基台と、
前記基台に、互いに直交する三軸の軸線まわりに角変位可能に設けられるカメラ本体とを有することを特徴とするカメラ取付け構造である。
また本発明(3)は、前記基台は、ミラーハウジングと該ミラーハウジングに装備されるミラー本体との隙間を通して、ミラーハウジングの外周縁部に係止可能な係止片を含むことを特徴とする。
また本発明(4)は、前記カメラ取付け部材は、ミラー本体に臨む近接位置と、ミラー本体から離隔した離隔位置とにわたって位置切換え可能に構成されることを特徴とする。
また本発明(5)は、前記カメラ取付け部材を近接位置と離隔位置とにわたって移動駆動可能な駆動手段と、
ミラーハウジングの開閉動作に連動して、駆動手段を駆動する制御手段とをさらに有することを特徴とする。
また本発明(6)は、車両の少なくとも一部に着脱可能に設けられる基台と、
前記基台に、互いに直交する三軸の軸線まわりに角変位可能に設けられるカメラ取付け部材とを有することを特徴とするカメラ取付け構造である。
本発明(1)によれば、基台をミラーハウジングに装着したうえで、カメラ取付け部材を、基台に、互いに直交する三軸の軸線まわりに角変位可能に設ける。基台に対するカメラ取付け部材の取り付けの自由度が高まり、従来構造のようにカメラの取付け角度が限定されることもない。ミラーハウジングの外観上の曲面部に、カメラ取付け部材を取り付けたとしても、該カメラ取付け部材を基台に対し所望の角度に設定しうるので、種々のデザインのミラーハウジングに対する汎用性を高めることができる。また基台からミラーハウジングを離脱させることができる。
また本発明(2)によれば、基台をミラーハウジングに装着したうえで、カメラ本体を、基台に、互いに直交する三軸に平行な軸線まわりに角変位可能に設ける。基台に対するカメラ本体の取り付けの自由度が高まり、従来構造のようにカメラの取付け角度が限定されることもない。
また本発明(3)によれば、係止片を、ミラーハウジング、ミラー本体間の隙間を通して、ミラーハウジングの外周縁部に係止させるので、カメラを車両に強固に固着することができる。しかもミラーハウジングなどに後加工を施すことなくカメラを車両に固着できるので、カメラ取り付けに要する時間短縮を図り、カメラ取り付け作業を簡単化することができる。
また本発明(4)によれば、カメラ取付け部材は、ミラー本体に臨む近接位置と、ミラー本体から離隔した離隔位置とにわたって位置切換え可能に構成されるので、次のような効果を奏する。カメラ取付け部材を近接位置にした状態で、ミラーハウジング(サイドミラー本体など)を閉じると、カメラがミラーハウジングによって覆われて外観上目立たなくなる。したがってカメラの盗難防止効果を高めることができる。逆に、ミラーハウジングを開き、カメラ取付け部材を離隔位置にすることで、該カメラ取付け部材に設けられるカメラで撮像される映像を確認することができる。
また本発明(5)によれば、制御手段によって、ミラーハウジングの開閉動作に連動して駆動手段を駆動し、カメラ取付け部材を近接位置と離隔位置とにわたって切り換える。このようにカメラ取付け部材の位置切換えを簡単化することができる。
また本発明(6)によれば、基台を車両の少なくとも一部に装着したうえで、カメラ取付け部材を、基台に、互いに直交する三軸に平行な軸線まわりに角変位可能に設ける。基台に対するカメラ取付け部材の取り付けの自由度が高まり、従来構造のようにカメラの取付け角度が限定されることもない。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態について説明する。各形態で先行する形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。図1は、本発明の実施形態に係るカメラ取付け構造において、ミラーハウジング1と基台2との関係を表す斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係るカメラ取付け構造において、ミラーハウジング1の外周形状に沿って固着される基台2等を表す斜視図である。図3は、基台2の係止片3がミラーハウジング1の外周縁部1aに係止された態様を表す断面図である。
本実施形態に係るカメラ取付け構造は、主に、基台2と、カメラ本体4とを有する。図4は凹部4aが形成されるカメラ本体4の斜視図であり、図5は凸部5が付設される基台2の斜視図であり、図6は基台2の凸部5と、カメラ本体4との関係を表す斜視図である。基台2は、ミラーハウジング1に着脱可能に設けられるものであって、たとえば板厚1mm以下のアルミニウム合金から成り、ミラーハウジング1の外周形状に沿って塑性変形可能になっている。ただし基台材質は、アルミニウム合金だけに限定されず、金属製薄板たとえば鋼板、ステンレス鋼板、銅板などであってもよい。この基台本体2aは平面視十字形状に形成され、基台本体2aの十字の交点に、基台厚み方向一方に突出する球面状の凸部5が付設される。ここで基台厚み方向をz方向と定義し、十字形状の一方向をx方向と定義し、zおよびx方向に直交する方向をy方向と定義する。各図において、x,y,z方向をそれぞれ矢符x,y,zで表記する。前記平面視とは、z方向に見ることと同義である。
凸部5は基台本体2aにビスなどの固定具を用いて固着される。ただし固定具以外に熔接、ロウ付け、接着剤などによって両者が固着される場合もある。その他凸部5と基台本体2aとが一体成形されてもよい。このように基台2の一表面部に凸部5が付設されているのに対し、基台2の他表面部のうち係止片3を除く大部分には、両面テープ6(図3参照)が貼着されている。この両面テープ6の剥離紙を剥がした後、基台2の大部分を両面テープ6の粘着力によってミラーハウジング1の外周面部に固着するようになっている。
基台本体2aは係止片3を含む。基台本体2aのうち十字形状のy方向一方に延びる部分が係止片3であり、係止片3は、図3に示すように、ミラーハウジング1とミラー本体7との隙間δ(δはたとえば2mm)を通して、ミラーハウジング1の外周縁部1aに係止可能になっている。ミラー本体7は、ミラーハウジング1内でビスなどにて固着されたサポートフレーム8に着脱可能にかつ角変位可能に装備されている。前記係止片3をミラーハウジング1の外周縁部1aに係止した状態において、ミラー本体7が係止片3に干渉することなく角変位可能になっている。このように係止片3をミラーハウジング1の外周縁部1aに係止するうえ、基台2の大部分を両面テープ6によってミラーハウジング1の外周面部に固着するようになっている。
カメラ本体4は、たとえばCCD(CCD:Charge Coupled Device)によって実現され、図4および図6に示すように、直方体状のケーシングによって覆われている。カメラ本体4には、基台2の凸部5に角変位可能に係合する球面状の凹部4aであってz方向一方に凹む凹部4aが形成されている。基台2の球面状の凸部5にカメラ本体4が角変位可能に係合することで、カメラ本体4は、基台2に、互いに直交するx,y,z方向の三軸の軸線まわりに角変位可能に設けられる。カメラ本体4のケーシングには、基台2の凸部5まで貫通するねじ部9が形成されている。カメラ本体4を基台2に対して所望の角度に調整した後、前記ねじ部9にたとえば六角穴付き止めねじ10などの拘束具を螺着していき、該六角穴付き止めねじ10の先端部を凸部5に当接させる。これによって調整したカメラ本体4の角度を保持しうる。ねじ部9は、作業者の視認性などを考慮してたとえばケーシングのyz平面に露出するように形成され、六角穴付き止めねじ10をx方向に沿って螺着するようになっている。
以上説明したカメラ取付け構造によれば、基台2を係止片3および両面テープ6によってミラーハウジング1に装着したうえで、カメラ本体4を、基台2に、互いに直交する三軸に平行な軸線まわりに角変位可能に設けるので、基台2に対するカメラ本体4の取り付けの自由度が高まり、従来構造のようにカメラの取付け角度が限定されることもない。ミラーハウジング1の外観上の曲面部に、カメラ本体4のケーシングを取り付けたとしても、該カメラ本体4を基台2に対し所望の角度に設定しうるので、種々のデザインのミラーハウジングに対する汎用性を高めることができる。
基台2をミラーハウジング1に装着した状態で、カメラ本体4の取付け角度を再度調整する場合には、六角穴付き止めねじ10を緩めてその先端部を凸部5から離隔して実施する。取付け角度を確定した後、六角穴付き止めねじ10の先端部を凸部5に再び当接させる。このようにカメラ本体4の取付け角度を再度調整する場合であっても、基台2をミラーハウジング1に装着した状態で簡単かつ迅速に調整することができる。
係止片3を、ミラーハウジング1、ミラー本体7間の隙間δを通して、ミラーハウジング1の外周縁部1aに係止させるので、カメラを車両に強固に固着することができる。したがって、車両に作用する振動などに起因して、カメラが脱落することを防止することができる。しかもミラーハウジング1などに後加工を施すことなくカメラを車両に固着できるので、カメラ取り付けに要する時間短縮を図り、カメラ取り付け作業を簡単化することができる。基台2は、ミラーハウジング1の外周形状に沿って塑性変形可能であるので、ミラーハウジング1の曲面部にも、基台2を密接に固着することが可能となる。よって種々のデザインのミラーハウジングに対する汎用性を高めることができる。また基台2の球面状の凸部5と、カメラ本体4に形成される球面状の凹部4aとによって、カメラ本体4は基台2に互いに直交する三軸に平行な軸線まわりに角変位可能となる。拘束具として六角穴付き止めねじ10を適用しているので、拘束具の一部を外部に極力露出しないようにできる。したがって拘束具の一部が障害物などに不所望に衝突して損傷することを防止できる。
図7は、本発明の実施形態を部分的に変更した変更形態に係り、球面状の凸部分11が設けられるカメラ本体4Aの斜視図である。図8は、本発明の実施形態を部分的に変更した変更形態に係り、球面状の凹所12が形成される基台2Aの斜視図である。本変更形態では、基台2Aに、球面状の凹所12が形成され、カメラ本体4Aには、前記凹所12に角変位可能に係合する球面状の凸部分11が設けられている。このような構成であっても、前述の実施形態と同様の作用、効果を奏する。
図9は、本発明の他の実施形態に係るカメラ取付け構造の斜視図である。図10は、本発明の他の実施形態に係り、ミラーハウジング1とカメラ取付け部材13との位置関係を表す斜視図である。本発明の他の実施形態に係るカメラ取付け構造は、基台2Bと、カメラ取付け部材13と、駆動手段14(図11参照)と、制御手段15(図11参照)とを有する。カメラ取付け部材13は、カメラ本体を取り付けるためのケーシングであり、基台2Bに、互いに直交する三軸に平行な軸線まわりに角変位可能に設けられている。
前記カメラ取付け部材13は、ミラー本体7に臨む近接位置P1(図9の実線で示す位置)と、ミラー本体7から離隔した離隔位置P2(図9の点線で示す位置)とにわたって位置切換え可能に構成される。駆動手段14は、カメラ取付け部材13を近接位置P1と、離隔位置P2とにわたって移動駆動可能な駆動源(たとえばモータ)と、減速機とを含む。制御手段15は、たとえば車両内部またはミラーハウジング1内に設けられ、ミラーハウジング1の開閉動作に連動して、駆動源であるモータを駆動するようになっている。
図11は、本発明の他の実施形態に係るカメラ取付け構造の電気的構成を表すブロックである。前記制御手段15は、CPU16(Central Processing Unit)、ROM17(
Read Only Memory)およびRAM18(Random Access Memory)を含むマイクロコンピュータ(マイコンと称す場合がある)と、バス19と、入出力インタフェース20と、駆動回路21,22とを有する。マイコンはバス19を介して入出力インタフェース20に電気的に接続されている。入出力インタフェース20には、操作スイッチ23および検知スイッチ24がそれぞれ電気的に接続されている。入出力インタフェース20には、駆動回路21を介してミラーハウジング用モータ25が電気的に接続されるとともに、駆動回路22を介してモータが電気的に接続されている。
操作スイッチ23によって、ミラーハウジング1を開位置から閉位置に切換え操作すると、その切換え指令を受けたCPU16は、先ずカメラ取付け部材13を離隔位置P2から近接位置P1に切換えるべく、駆動回路22を介して前記モータを駆動させる。カメラ取付け部材13が近接位置P1に切換わったと、検知スイッチ24およびCPU16によって判断されると、CPU16は、駆動回路21を介して既存のミラーハウジング用モータ25によって、当該ミラーハウジング1を図9に示す開位置から図10に示す閉位置に移動駆動させる。逆に、ミラーハウジング1を閉位置から開位置に切換え操作すると、その切換え指令を受けたCPU16は、ミラーハウジング用モータ25によって、ミラーハウジング1を閉位置から開位置に移動駆動させる。ミラーハウジング1が開位置に切換わったとCPU16によって判断されると、CPU16は、駆動源であるモータを前記と逆向きに駆動させて、カメラ取付け部材13を近接位置P1から離隔位置P2に切換える。
以上説明したカメラ取付け構造によれば、カメラ取付け部材13は、ミラー本体7に臨む近接位置P1と、ミラー本体7から離隔した離隔位置P2とにわたって位置切換え可能に構成されるので、次のような効果を奏する。カメラ取付け部材13を近接位置P1にした状態で、ミラーハウジング1つまりサイドミラー本体を閉じると、カメラがミラーハウジング1によって覆われて外観上目立たなくなる。したがってカメラの盗難防止効果を高めることができる。逆に、ミラーハウジング1を開き、カメラ取付け部材13を離隔位置P2にすることで、該カメラ取付け部材13に設けられるカメラで撮像される映像を確認することができる。CPU16によって、ミラーハウジング1の開閉動作に連動してモータを駆動し、カメラ取付け部材13を近接位置P1と離隔位置P2とにわたって切り換える。このようにカメラ取付け部材13の位置切換えを簡単化することができる。
図12は、本発明のさらに他の実施形態に係るカメラ取付け構造の断面図である。本カメラ取付け構造は、ミラー本体7に着脱可能に設けられるベース基台26と、このベース基台26に一体的に設けられるカメラ本体27とを有する。ベース基台26は、ミラー本体7の外周縁部7aに係止可能な係止部28を含む。ミラー本体7は、ミラーハウジング1内でビスなどにて固着されたサポートフレーム8に着脱可能にかつ角変位可能に装備されている。前記係止部28をミラー本体7の外周縁部7aに係止した状態において、該係止部28つまりベース基台26がミラーハウジング1に干渉しない構造になっている。
以上説明したカメラ取付け構造によれば、ベース基台26をミラー本体7に設けるので、既存のミラー本体調整スイッチを操作してミラー本体7を移動駆動すると、このミラー本体7に一体的に設けられるベース基台26つまりカメラ本体27を、三軸に平行な軸線まわりに角変位させることができる。したがって、構造を複雑化することなく、カメラ本体27を所望の角度に設定することができるとともに、汎用性の高いカメラ取付け構造を提供することができる。
本実施形態では、カメラ本体はCCDによって実現されるが、カメラ本体をMOS(MOS:Metal Oxide Semiconductor)によって実現することも可能である。基台は、サイドミラー用ミラーハウジングだけでなく、フェンダーミラー用ミラーハウジングに着脱可能に設けられる態様でもよい。基台を、ミラーハウジング以外のたとえばドアエッジ、ルーフサイド、およびラジエータグリルの少なくともいずれか一つに着脱可能に設けることも可能である。このように車両に対するカメラ取付け構造の取付け自由度を高めることができる。したがって車両に乗る運転手は、直接目視確認できない死角をカメラによって撮像される画像により確認することができる。
カメラ取付け構造は、基台と、カメラ取付け部材とを有する構造とすることも可能である(図6参照)。このカメラ取付け部材は、カメラ本体を着脱可能に取り付けるためのケーシングであって、基台に、互いに直交する三軸に平行な軸線まわりに角変位可能に設けられるケーシングである。このような構造であっても、本実施形態と同様の作用、効果を奏する。
本実施形態では、カメラ本体にはケーブル類が付設され、撮像した画像情報をこのケーブル類によって画像処理部に送っているが、必ずしもこの形態に限定されるものではない。ケーブル類を廃止し、撮像した画像情報を、導電性を有する係止片を用いてミラーハウジング内に送り、ドアミラーコネクターなどを介して伝達することができる。この場合には、車両にケーブル類が露出しないので、ケーブル類の損傷を未然に防止することができるうえ、美観を保つことができる。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加した形態で実施することも可能である。
本発明の実施形態に係るカメラ取付け構造において、ミラーハウジング1と基台2との関係を表す斜視図である。 本発明の実施形態に係るカメラ取付け構造において、ミラーハウジング1の外周形状に沿って固着される基台2等を表す斜視図である。 基台2の係止片3がミラーハウジング1の外周縁部1aに係止された態様を表す断面図である。 凹部4aが形成されるカメラ本体4の斜視図である。 凸部5が付設される基台2の斜視図である。 基台2の凸部5と、カメラ本体4との関係を表す斜視図である。 本発明の実施形態を部分的に変更した変更形態に係り、球面状の凸部分11が設けられるカメラ本体4Aの斜視図である。 本発明の実施形態を部分的に変更した変更形態に係り、球面状の凹所12が形成される基台2Aの斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るカメラ取付け構造の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係り、ミラーハウジング1とカメラ取付け部材13との位置関係を表す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るカメラ取付け構造の電気的構成を表すブロックである。 本発明のさらに他の実施形態に係るカメラ取付け構造の断面図である。
符号の説明
1 ミラーハウジング
1a 外周縁部
2,2A 基台
3 係止片
4 カメラ本体
4a 凹部
5 凸部
7 ミラー本体
11 凸部分
12 凹所
13 カメラ取付け部材
14 駆動手段
15 制御手段

Claims (6)

  1. ミラーハウジングに着脱可能に設けられる基台と、
    前記基台に、互いに直交する三軸の軸線まわりに角変位可能に設けられるカメラ取付け部材とを有することを特徴とするカメラ取付け構造。
  2. ミラーハウジングに着脱可能に設けられる基台と、
    前記基台に、互いに直交する三軸の軸線まわりに角変位可能に設けられるカメラ本体とを有することを特徴とするカメラ取付け構造。
  3. 前記基台は、ミラーハウジングと該ミラーハウジングに装備されるミラー本体との隙間を通して、ミラーハウジングの外周縁部に係止可能な係止片を含むことを特徴とする請求項1または2記載のカメラ取付け構造。
  4. 前記カメラ取付け部材は、ミラー本体に臨む近接位置と、ミラー本体から離隔した離隔位置とにわたって位置切換え可能に構成されることを特徴とする請求項3記載のカメラ取付け構造。
  5. 前記カメラ取付け部材を近接位置と離隔位置とにわたって移動駆動可能な駆動手段と、
    ミラーハウジングの開閉動作に連動して、駆動手段を駆動する制御手段とをさらに有することを特徴とする請求項4記載のカメラ取付け構造。
  6. 車両の少なくとも一部に着脱可能に設けられる基台と、
    前記基台に、互いに直交する三軸の軸線まわりに角変位可能に設けられるカメラ取付け部材とを有することを特徴とするカメラ取付け構造。
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