JP2002029126A - 画像形成装置及びそのシリアル通信制御方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及びそのシリアル通信制御方法、並びに記憶媒体

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JP2002029126A
JP2002029126A JP2000215914A JP2000215914A JP2002029126A JP 2002029126 A JP2002029126 A JP 2002029126A JP 2000215914 A JP2000215914 A JP 2000215914A JP 2000215914 A JP2000215914 A JP 2000215914A JP 2002029126 A JP2002029126 A JP 2002029126A
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JP2000215914A
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Takashi Soya
崇 征矢
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体のシステムダウンを回避して、ユー
ザの使い勝手を向上できる画像形成装置及びそのシリア
ル通信制御方法、並びに記憶媒体を提供する。 【解決手段】 ホストCPU101は、通信コントロー
ラ102により検出された通信エラーに基づいて通信エ
ラーの発生した通信ライン上のシリアル通信を停止する
ことにより該ユニットの動作を停止して、操作部6に通
信エラーの情報の内容を表示し、且つ動作を停止させた
該ユニットの選択をユーザに禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
そのシリアル通信制御方法、並びに記憶媒体に関し、特
に、マスタ通信手段と複数のスレーブ通信手段との間で
データのシリアル通信を行う画像形成装置及びそのシリ
アル通信制御方法、並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において下記のシリ
アル通信システムが考案されている。
【0003】図9は、従来のシリアル通信システムの構
成を示すブロック図である。
【0004】図9において、従来のシリアル通信システ
ムは、通信コントローラ902と、モータ913を駆動
するモータドライバ912が接続されたスレーブ通信I
C910と、複数のセンサ914が接続されたスレーブ
通信IC911とが、シリアル通信のための同期クロッ
ク(CLK)ライン、データ(DATA)ラインから成
る1組の通信ラインを介してカスケード接続されてい
る。
【0005】1組の通信ラインについてスレーブ通信I
Cは、最大8個までカスケード接続でき、それぞれのス
レーブ通信ICには固有のアドレス(アドレス0、アド
レス1、…、アドレス7)を指定できる。図9では、2
個のスレーブ通信IC910,911が接続されてい
る。通信コントローラ902内には、8個のデータレジ
スタ0〜データレジスタ7が設けられており、これらデ
ータレジスタ0〜データレジスタ7は、それぞれスレー
ブ通信ICの固有のアドレス(アドレス0〜アドレス
7)に対応している。
【0006】通信コントローラ902における各スレー
ブ通信ICへの送信動作、及び各スレーブ通信ICから
の受信動作は、シリアル通信制御部903によって制御
される。通信コントローラ902は、各データレジスタ
0〜7に対応したスレーブ通信ICに対して送信又は受
信の通信動作を行う。送信時には、送信バッファ90
5、シフトレレジスタ906を介してデータが送信さ
れ、受信時には、シフトレジスタ908、受信バッファ
907を介してデータが受信される。コア部904は、
あらかじめプログラミングされたプログラムによって、
シリアル通信制御部903を制御することが可能であ
る。
【0007】図10は、図9のシリアル通信システムを
内蔵した画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【0008】図10において、画像形成装置1000は
複写機等から成り、図9のシリアル通信システムの主要
部を有している。ホストCPU1001は、通信コント
ローラ1002とバス接続され、該通信コントローラ1
002を介してスレーブ通信IC1003、スレーブ通
信IC1004、スレーブ通信IC1005、及びスレ
ーブ通信IC1006と1組の通信ラインによりカスケ
ード接続されている。
【0009】スレーブ通信IC1003は、モータドラ
イバ1007を介して装置1000内の適所に配置され
たモータ1008に接続されている。スレーブ通信IC
1004は、複数のドライバ1009の各々を介して複
数のクラッチ1010の各々に接続されている。スレー
ブ通信IC1005,1006は、それぞれ複数のセン
サ1011,1012に接続されている。スレーブ通信
IC1003〜1006は、装置1000内の種々の画
像形成動作を行うユニット内に配置され、ホストCPU
1001からの送信命令又は受信命令によって、これら
通信コントローラ1002と各スレーブ通信IC100
3〜1006との間でシリアル通信が行われる。
【0010】また、スレーブ通信IC1003〜100
6の各々には、装置1000内での配置と無関係に固有
のアドレス(アドレス0、アドレス1、アドレス2、ア
ドレス3)が決められている。通信コントローラ100
2は、通信のフレーム(パルス列)の中でこのアドレス
を指定することにより、指定したアドレスのスレーブ通
信ICとの間で通信を行う。このように、ホストCPU
1001は、通信コントローラ1002を介して該ユニ
ットの動作の制御を行う。
【0011】次に、上述したシリアル通信システムの動
作の概略について説明する。
【0012】モータ1008を回転させるために所定の
相データを送信する送信動作を行う場合には、ホストC
PU1001は、通信コントローラ1002内の送信を
行うための送信フラグ(不図示)をセットし、データレ
ジスタ0に送信データを書き込む。通信コントローラ1
002は送信データが書き込まれると、CLKラインに
所定の周波数のパルス列を送出する。そのパルス列に同
期して通信コントローラ1002及びスレーブ通信IC
1003は、図11(a)に示す送信データフォーマッ
トよってデータレジスタ0内のデータ送信処理を行う。
【0013】図11(a)において、まず、通信コント
ローラ1002から送出されるCLKの最初の立ち下が
りでスレーブ通信IC1003は通信開始(START)を
認識し、次のCLKの立ち上がりで通信コントローラ1
002によってDATAラインにスタートビットの
「L」が送出されているか否かを確認する。次のCLK
の立ち下がりのデータによって、スレーブ通信IC10
03は送信動作(「L」)を行うか受信動作(「H」)
を行うかを判別する。次の3クロック分のデータはアド
レスビットであり、通信コントローラ1002がDAT
Aライン上に指定のアドレスを送出し、スレーブ通信I
C1003は、このアドレスが自分のアドレスであった
場合は、次のCLKから送出されるDATAライン上の
計8ビットのデータ(D7〜D0)を取り込む。
【0014】次のCLKの立ち下がりで通信コントロー
ラ1002から送出されるパリティーデータ(PA)
を、スレーブ通信IC1003はCLKの立ち上がりで
取り込み、前述のデータ(D7〜D0)から自分で計算
したパリティーデータ(PA)と比較する。パリティー
が一致していれば前述のデータ(D7〜D0)を有効と
し、通信コントローラ1002にACK(「L」)を送
出する。パリティーが一致しない場合は、通信コントロ
ーラ1002にACK(「H」)を送出し、前述のデー
タ(D7〜D0)を無効とする。
【0015】通信コントローラ1002は、CLKの立
ち上がりでACKを受け取り、ACKが「L」であれば
次の次のCLKの立ち下がりでストップビット「L」を
送出する。ACKが「H」であれば、次の次のCLKの
立ち下がりでストップビット「H」を送出する。この指
定されたスレーブ通信ICは、CLKの立ち上がりでス
トップビットを認識し、ストップビットが「L」であれ
ばデータを出力し、ストップビットが「H」であればデ
ータを出力しない。以上のようなシーケンスでスレーブ
通信IC1003に対して通信を行い、モータ1008
を回転させる。
【0016】次に、スレーブ通信IC1005に接続さ
れるセンサ1011の値を読み取る受信動作について説
明する。
【0017】受信動作を行う場合には、ホストCPU1
001は、通信コントローラ1002内の受信を行うた
めの受信フラグ(不図示)をセットする。通信コントロ
ーラ1002は、受信フラグがセットされるとCLKラ
インに所定の周波数のパルス列を送出する。そのパルス
列に同期して、通信コントローラ1002及びスレーブ
通信IC1005は、図11(b)に示す受信データフ
ォーマットによって受信処理を行う。
【0018】図11(b)において、まず、通信コント
ローラ1002から送出されるCLKの最初の立ち下が
りでスレーブ通信IC1005は通信開始を認識し、次
のCLKの立ち上がりで通信コントローラ1002によ
ってDATAラインにスタートビットの「L」が送出さ
れているか否かを確認する。次のCLKの立ち下がりの
データによってスレーブ通信IC1005は、送信動作
(「L」)を行うか受信動作(「H」)を行うかを判別
する。次の3クロック分のデータはアドレスビットであ
り、通信コントローラ1002がDATAライン上に指
定のアドレスを送出する。スレーブ通信IC1005は
このアドレスを取り込み、自分のアドレスであった場合
は、次のCLKからセンサデータを通信コントローラ1
002に送出する。指定されたスレーブ通信IC100
5は、CLKの立ち下がりでDATAライン上へ計8ビ
ットのデータ(D0〜D7)を送出し、通信コントロー
ラ1002は、CLKの立ち上がりで前述のデータ(D
0〜D7)を取り込む。通信コントローラ1002は、
次のCLKの立ち上がりでスレーブ通信IC1005か
ら送出されるパリティーデータ(PA)を取り込み、前
述のデータ(D0〜D7)から自分で計算したパリティ
ーデータと比較する。パリティーがー致しているときは
前述のデータ(D0〜D7)を有効とし、パリティーが
一致しないときは前述のデータ(D0〜D7)を無効と
する。以上のようなシーケンスでスレーブ通信IC10
05に対して通信を行いセンサ1011の値を読み込
む。
【0019】次に、スレーブ通信IC1003〜100
6を、通信によってリセットする通信リセット動作につ
いて説明する。
【0020】ホストCPU1001は、通信コントロー
ラ1002内の通信リセットフラグ(不図示)をセット
する。通信リセットフラグがセットされると、通信コン
トローラ1002は、図11(c)に示す所定のリセッ
トパルス列をCLKライン、及びDATAラインに送出
する。スレーブ通信IC1003〜1006は、リセッ
トパルス列が受信されると直ちにリセットがかかる。
【0021】次に、スレーブ通信IC1003〜100
6の内部の通信カウンタを、通信によってリセットする
リフレッシュ動作について説明する。
【0022】ホストCPU1001は、通信コントロー
ラ1002内のリフレッシュフラグ(不図示)をセット
する。リフレッシュフラグがセットされると、通信コン
トローラ1002は図11(d)に示す所定のリフレッ
シュパルス列をCLKラインに送出し、DATAライン
には何も送出しない(「H」レベルに固定)。スレーブ
通信IC1003〜1006内部の通信カウンタは、リ
フレッシュパルス列を受信するとカウンタがリフレッシ
ュされて初期状態に戻る。
【0023】以上、1つの通信ノードで行われる通信動
作について説明したが、通信コントローラ内に上記の構
成を複数持つことで、複数の通信ノードに対して独立に
通信動作を行うことが可能となる。
【0024】このようなシステム構成を用いると、装置
1000内に配置された多数のモータやセンサを2本の
カスケード接続された信号ラインによって動作させた
り、情報を読み取ることができる。また、通信コントロ
ーラ1002内に通信機能ブロックを複数持ち、それに
対応して通信ノードを増やすことで複数のユニットの制
御を独立で行うことが可能となる。なお、本例では、1
アドレスを8ビットとし、8アドレス分の情報を通信コ
ントローラとスレーブ通信IC間でやり取りする構成を
説明したが、通信のデータフォーマットの取り決めによ
り、それらは適当に最適化した構成に変更できる。
【0025】上述のシリアル通信システムを用いた画像
形成装置において、ノイズ誤動作等によるシリアル通信
の通信エラーが発生した場合は、従来、画像形成装置の
システムエラーとして直ちに装置全体を停止させてい
た。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、カセットペディスタル、サイドペーパデッキ、両面
ユニット、及び自動原稿送り装置(フィーダ)等のユニ
ットにシリアル通信システムを適用した画像形成装置に
おいて、それらユニットのうち使用しないユニットに対
する通信エラーが発生した場合でも、通信エラーが発生
する度に装置全体を停止(システムダウン)させるの
で、ユーザの使い勝手上問題があった。
【0027】本発明は、装置全体のシステムダウンを回
避して、ユーザの使い勝手を向上できる画像形成装置及
びそのシリアル通信制御方法、並びに記憶媒体を提供す
ることを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像形成装置は、複数の画像形成機
能を備えた画像形成装置であって、複数の通信ノードを
有する同期式シリアル通信の制御を行うマスタ通信手段
と、前記複数の通信ノードの1つを介して前記マスタ通
信手段とシリアル通信を行う複数のスレーブ通信手段
と、前記マスタ通信手段を制御する制御手段と、前記複
数の画像形成機能から少なくとも1つ選択する選択手段
とを備える画像形成装置において、前記マスタ通信手段
は、当該マスタ通信手段と前記複数のスレーブ通信手段
との間の前記シリアル通信で発生した通信エラーを検出
する通信エラー検出手段と、前記検出された通信エラー
の情報を前記制御手段に通知する通信エラー通知手段と
を備え、前記制御手段は、前記通知された通信エラーの
情報に基づいて前記通信エラーが検出された前記シリア
ル通信を停止して、前記通信エラーの情報の内容を表示
する表示処理、及び前記選択手段による選択を禁止する
禁止処理の少なくとも1つを実行することを特徴とす
る。
【0029】請求項2記載の画像形成装置は、請求項1
記載の画像形成装置において、前記マスタ通信手段は、
前記通信エラーの情報を前記複数のスレーブ通信手段に
対応して格納する通信エラー情報格納手段を備えること
を特徴とする。
【0030】請求項3記載の画像形成装置は、請求項1
又は2記載の画像形成装置において、前記制御手段は、
前記マスタ通信手段に対する通信の制御、及び通信デー
タの送受信を行うことを特徴とする。
【0031】請求項4記載の画像形成装置は、請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記複数のスレーブ通信手段の各々には、前記画像形成
装置を動作させるための負荷が接続されていることを特
徴とする。
【0032】上記目的を達成するために、請求項5記載
のシリアル通信制御方法は、複数の画像形成機能を備え
た画像形成装置であって、複数の通信ノードを有する同
期式シリアル通信の制御を行うマスタ通信手段と、前記
複数の通信ノードの1つを介して前記マスタ通信手段と
シリアル通信を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マ
スタ通信手段を制御する制御手段と、前記複数の画像形
成機能から少なくとも1つを選択する選択手段とを備え
る画像形成装置のシリアル通信制御方法において、前記
マスタ通信手段と前記複数のスレーブ通信手段との間の
前記シリアル通信で発生した通信エラーを検出する通信
エラー検出工程と、前記検出された通信エラーの情報を
前記制御手段に通知する通信エラー通知工程と、前記通
知された通信エラーの情報に基づいて前記通信エラーが
検出された前記シリアル通信を停止する停止工程と、前
記通信エラーの情報の内容を表示する表示処理、及び前
記選択手段による選択を禁止する禁止処理の少なくとも
1つを実行する実行工程とを備えることを特徴とする。
【0033】請求項6記載のシリアル通信制御方法は、
請求項5記載のシリアル通信制御方法において、前記マ
スタ通信手段に対する通信の制御、及び通信データの送
受信を行う制御工程を備えることを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するために、請求項7記載
の記憶媒体は、複数の画像形成機能を備えた画像形成装
置であって、複数の通信ノードを有する同期式シリアル
通信の制御を行うマスタ通信手段と、前記複数の通信ノ
ードの1つを介して前記マスタ通信手段とシリアル通信
を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マスタ通信手段
を制御する制御手段と、前記複数の画像形成機能をユー
ザに選択させる選択手段とを備える画像形成装置の通信
制御方法を実行するプログラムを記憶した読み出し可能
な記憶媒体であって、前記プログラムは、前記マスタ通
信手段と前記複数のスレーブ通信手段との間の前記シリ
アル通信で発生した通信エラーを検出する通信エラー検
出モジュールと、前記検出された通信エラーの情報を前
記制御手段に通知する通信エラー通知モジュールと、前
記通知された通信エラーの情報に基づいて前記通信エラ
ーが検出された前記シリアル通信を停止する停止モジュ
ールと、前記通信エラーの情報の内容を表示する表示処
理、及び前記複数の画像形成機能の選択をユーザに禁止
させる禁止処理の少なくとも1つを実行する実行モジュ
ールとを含むことを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するために、請求項8記載
の画像形成装置は、複数の通信ノードを有する同期式シ
リアル通信の制御を行うマスタ通信手段と、前記複数の
通信ノードの1つを介して前記マスタ通信手段とシリア
ル通信を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マスタ通
信手段を制御する制御手段と、通信ノードごとに前記複
数のスレーブ通信手段内の通信部をリセットする第1の
リセット手段と、通信ノードごとに前記複数のスレーブ
通信手段をリセットする第2のリセット手段と、前記マ
スタ通信手段をリセットする第3のリセット手段とを備
える画像形成装置において、前記マスタ通信手段は、当
該マスタ通信手段と前記複数のスレーブ通信手段との間
の前記シリアル通信で発生した通信エラーを検出する通
信エラー検出手段と、前記検出された通信エラーの情報
を前記制御手段に通知する通信エラー通知手段とを備
え、前記制御手段は、前記通知された通信エラーの発生
回数に基づいて前記第1のリセット手段、第2のリセッ
ト手段、及び第3のリセット手段から1つのリセット手
段を選択する選択手段を備え、前記選択された1つのリ
セット手段によりリセットを実行することを特徴とす
る。
【0036】請求項9記載の画像形成装置は、請求項8
記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記通
信エラー通知手段により前記通信エラーの情報が通知さ
れる度に前記通信エラーの発生回数をカウントすること
を特徴とする。
【0037】請求項10記載の画像形成装置は、請求項
8又は9記載の画像形成装置において、前記マスタ通信
手段は、当該マスタ通信手段をリセットするためのリセ
ット入力部と、通信ノードごとに前記複数のスレーブ通
信手段をリセットするための第1のリセットフラグと、
通信ノードごとに前記複数のスレーブ通信手段内の通信
部をリセットするための第2のリセットフラグとを備
え、前記リセット入力部にリセット信号が入力された場
合は当該マスタ通信手段をリセットし、前記第1のリセ
ットフラグがセットされた場合は当該通信ノードに接続
される複数のスレーブ通信手段をリセットし、前記第2
のリセットフラグがセットされた場合は当該ノードに接
続される複数のスレーブ通信手段内の通信部をリセット
することを特徴とする。
【0038】請求項11記載の画像形成装置は、請求項
8乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置におい
て、前記複数のスレーブ通信手段の各々には、前記画像
形成装置を動作させるための負荷が接続されていること
を特徴とする。
【0039】上記目的を達成するために、請求項12記
載のシリアル通信制御方法は、複数の通信ノードを有す
る同期式シリアル通信の制御を行うマスタ通信手段と、
前記複数の通信ノードの1つを介して前記マスタ通信手
段とシリアル通信を行う複数のスレーブ通信手段と、前
記マスタ通信手段を制御する制御手段と、通信ノードご
とに前記複数のスレーブ通信手段内の通信部をリセット
する第1のリセット手段と、通信ノードごとに前記複数
のスレーブ通信手段をリセットする第2のリセット手段
と、前記マスタ通信手段をリセットする第3のリセット
手段とを備える画像形成装置のシリアル通信制御方法に
おいて、前記マスタ通信手段と前記複数のスレーブ通信
手段との間の前記シリアル通信で発生した通信エラーを
検出する通信エラー検出工程と、前記検出された通信エ
ラーの情報を前記制御手段に通知する通信エラー通知工
程と、前記通知された通信エラーの発生回数に基づいて
前記第1のリセット手段、第2のリセット手段、及び第
3のリセット手段から1つのリセット手段を選択する選
択工程と、前記選択された1つのリセット手段によりリ
セットを実行する実行工程とを備えることを特徴とす
る。
【0040】請求項13記載のシリアル通信制御方法
は、請求項12記載のシリアル通信制御方法において、
前記通信エラー通知工程により前記通信エラーの情報が
通知される度に前記通信エラーの発生回数をカウントす
るカウント工程を備えることを特徴とする。
【0041】上記目的を達成するために、請求項14記
載の記憶媒体は、複数の通信ノードを有する同期式シリ
アル通信を制御を行うマスタ通信手段と、前記複数の通
信ノードの1つを介して前記マスタ通信手段とシリアル
通信を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マスタ通信
手段を制御する制御手段と、通信ノードごとに前記複数
のスレーブ通信手段内の通信部をリセットする第1のリ
セット手段と、通信ノードごとに前記複数のスレーブ通
信手段をリセットする第2のリセット手段と、前記マス
タ通信手段をリセットする第3のリセット手段とを備え
る画像形成装置の通信制御方法を実行するプログラムを
記憶した読み出し可能な記憶媒体であって、前記プログ
ラムは、前記マスタ通信手段と前記複数のスレーブ通信
手段との間の前記シリアル通信で発生した通信エラーを
検出する通信エラー検出モジュールと、前記検出された
通信エラーの情報を前記制御手段に通知する通信エラー
通知モジュールと、前記通知された通信エラーの発生回
数に基づいて前記第1のリセット手段、第2のリセット
手段、及び第3のリセット手段から1つのリセット手段
を選択する選択モジュールと、前記選択された1つのリ
セット手段によりリセットを実行する実行モジュールと
を含むことを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
画像形成装置を図面を参照して説明する。
【0043】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概
略図である。
【0044】図1において、画像形成装置としての複写
装置は、複写装置本体1と、RDFユニット20を備え
る循環式自動原稿送り装置(RDF)2と、カセットペ
ディスタルユニット30を備えるカセットペディスタル
3と、サイドペーパデッキユニット40を備えるサイド
ペーパデッキ4と、操作部6と、ソータ7とから成る。
複写装置本体1は、コントロールユニット10と、両面
ユニット50とを備える。コントロールユニット10
は、RDFユニット20、カセットペディスタルユニッ
ト30、サイドペーパデッキユニット40、両面ユニッ
ト50、及び操作部6に接続されている。コントロール
ユニット10、RDFユニット20、カセットペディス
タルユニット30、サイドペーパデッキユニット40、
及び両面ユニット50には、後述する図2のシリアル通
信システムが組み込まれている。
【0045】図2は、図1の画像形成装置に内蔵された
シリアル通信システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【0046】図2において、コントロールユニット10
は、本画像形成装置全体の制御を行う制御ユニットであ
り、互いにバス接続されたホストCPU101及び通信
コントローラ102を備える。
【0047】RDFユニット20は、RDF2の負荷を
駆動するユニットであり、スレーブ通信手段として互い
にカスケード接続された4個のスレーブ通信IC201
(アドレス0)〜204(アドレス3)を備える。スレ
ーブ通信IC201には、RDF2内に配置されたモー
タ221を駆動させるためのモータドライバ220が接
続されている。スレーブ通信IC202には、RDF2
内に配置されたクラッチ223を駆動させるためのドラ
イバ222が接続されている。また、スレーブ通信IC
203,204には、複写装置内の給紙部(不図示)、
及びRDF2内に配置された複数のセンサ224,22
5が接続されている。
【0048】カセットペディスタルユニット30は、カ
セットペディスタル3の負荷を駆動するユニットであ
り、スレーブ通信手段として互いにカスケード接続され
た3個のスレーブ通信IC205(アドレス0)〜20
7(アドレス2)を備える。スレーブ通信IC205に
は、カセットペディスタル3内に配置されたモータ23
1を駆動させるためのモータドライバ230が接続され
ている。スレーブ通信IC206には、カセットペディ
スタル3内に配置されたクラッチ233を駆動させるた
めのドライバ232が接続されている。また、スレーブ
通信IC207には、カセットペディスタル3内に配置
された複数のセンサ234が接続されている。
【0049】サイドペーパデッキユニット40は、サイ
ドペーパデッキ4の負荷を駆動するユニットであり、ス
レーブ通信手段として互いにカスケード接続された3個
のスレーブ通信IC208(アドレス0)〜210(ア
ドレス2)を備える。スレーブ通信IC208には、サ
イドペーパデッキ4内に配置されたモータ241を駆動
させるためのモータドライバ240が接続されている。
スレーブ通信IC209には、サイドペーパデッキ4内
に配置されたクラッチ243を駆動させるためのドライ
バ242が接続されている。また、スレーブ通信IC2
10には、サイドペーパデッキ4内に配置された複数の
センサ244が接続されている。
【0050】両面ユニット50は、両面複写部(不図
示)の負荷を駆動するユニットであり、複写装置本体1
に内蔵され、スレーブ通信手段として2個のスレーブ通
信IC211(アドレス0)〜212(アドレス1)を
備える。スレーブ通信IC211には、両面複写部内に
配置されたモータ251を駆動させるためのモータドラ
イバ250と、複写装置内に配置されたクラッチ253
を駆動させるためのドライバ252が接続されている。
また、スレーブ通信IC212には、複写装置内に配置
された複数のセンサ254が接続されている。
【0051】通信コントローラ102は、それぞれ通信
ライン(通信ノード)61,62,63,64を介して
スレーブ通信IC201、スレーブ通信IC205、ス
レーブ通信IC208、及びスレーブ通信IC211に
接続されている。これら4つの通信ライン61,62,
63,64は、それぞれクロック(CLK)ライン、デ
ータ(DATA)ラインの2本の通信線によって構成さ
れる。
【0052】次に、図2のコントロールユニット10の
内部構成について説明する。
【0053】コントロールユニット10において、ホス
トCPU101は、画像形成装置の全体の制御を行い、
通信コントローラ102に対して通信の命令や通信デー
タの送受信を行って通信の制御を行う。通信制御手段と
しての通信コントローラ102は、各通信ライン61、
62、63、64を介して時系列的に所定のデータを送
受信するシリアル通信の制御を行う。通信コントローラ
102は、RDFユニット20内のスレーブ通信IC2
01〜204、カセットペディスタルユニット30内の
スレーブ通信IC205〜207、サイドデッキユニッ
ト40内のスレーブ通信IC208〜210、及び両面
ユニット50内のスレーブ通信IC211,212との
各間でシリアル通信を行う。また、通信コントローラ1
02は、後述する各スレーブ通信IC201〜212の
全てに対応した通信エラー検出レジスタ(不図示)を備
え、通信エラー検出レジスタに所定の通信エラーの情報
を格納する。
【0054】次に、図2におけるホストCPU101に
よって実行される通信エラー発生時の制御処理について
説明する。
【0055】通信コントローラ102は、各スレーブ通
信IC201〜212に対して通信処理を行い、その通
信エラーが発生したか否かを判定(検出)する。通信エ
ラーを検出した場合は、通信コントローラ102内の通
信エラー検出レジスタ(不図示)の該当フラグをセット
し、ホストCPU101に対して通信エラー信号を出力
して通信エラーが発生したことを通知する。
【0056】ホストCPU101は、通信コントローラ
102から出力された通信エラー信号を検知(受信)す
ると、通信コントローラ102内の通信エラー検出レジ
スタにアクセスし、どのスレーブ通信ICにおいて通信
エラーが発生したかの情報を取得する。次に、ホストC
PU101は、通信エラーが発生したスレーブ通信IC
がどの通信ラインに接続されているかを判定し、通信コ
ントローラ102内の該当する通信ラインの送信フラ
グ、受信フラグをクリアしてシリアル通信を停止させ、
通信エラーが発生したスレーブ通信ICが存在するユニ
ットを停止させる。
【0057】更に、ホストCPU101は、ユニットの
停止を操作部6に通知する。通知された操作部6では、
その表示部に通信エラーが発生したユニットを知らせる
等の内容を表示する処理を行い、且つ該ユニットを用い
る画像形成処理の選択をユーザ(オペレータ)に禁止す
る処理を行う。
【0058】なお、操作部6では、通信エラーが発生し
たユニットを知らせる等の内容を表示する処理、及び該
ユニットを用いる画像形成処理の選択をオペレータに禁
止する処理の少なくとも1つを行うようにしてもよい。
【0059】次に、通信コントローラ102とサイドペ
ーパデッキユニット40内のスレーブ通信IC209と
の通信において通信エラー発生時の制御処理について説
明する。
【0060】通信コントローラ102は、サイドペーパ
デッキユニット40内のスレーブ通信IC209の通信
エラーを検知し、通信エラー検出レジスタの該当フラグ
をセットして、ホストCPU101に対して通信エラー
信号を出力する。ホストCPU101は、通信コントロ
ーラ102から出力された通信エラー信号を検知する
と、通信コントローラ102内の通信エラー検出レジス
タにアクセスして、サイドペーパデッキユニット40内
のスレーブ通信IC209に対する通信で通信エラーが
発生したという情報を取得する。
【0061】つづいて、ホストCPU101は、通信コ
ントローラ102内のサイドペーパデッキユニット40
に対応する通信ノードの送信フラグ、受信フラグをクリ
アして通信を停止することにより、サイドペーパデッキ
4の動作を停止させる。更に、ホストCPU101は、
サイドペーパデッキ4の動作停止を操作部6に通知し、
操作部6では、図3(a)に示す表示画面から図3
(b)に示す表示画面に切り換えて、操作部6の表示部
で通信エラーの情報であるサイドペーパデッキ4が使用
不可になった旨を表示し(例えば、「サイドペーパデッ
キが使用できません」という表示を行う)、且つオペレ
ータによるサイドペーパデッキ4の選択を禁止する(例
えば、画面300に示すA4の表示を変更して選択でき
ないようにする)。
【0062】このように、通信エラーが発生したユニッ
トとのシリアル通信を停止すると共に該ユニットの動作
を停止し、該ユニット以外のユニットの動作を可能とす
るので、複写装置全体のシステムダウンをできるだけ回
避することができる。
【0063】なお、上述した各ユニットの構成、及び各
スレーブ通信IC201〜212に接続されるモータ、
センサ等の組み合わせは、本実施の形態の構成に限られ
るものではない。また、通信コントローラ102からホ
ストCPU101に対する通信エラーの通知は、信号出
力によるものでなく、通信コントローラ102内のフラ
グにより行ってもよい。また、通信エラーの発生による
シリアル通信の停止、ユニットの停止、該ユニットに対
する通信エラー表示、且つ該ユニットを用いる画像形成
処理の選択禁止の一連の処理について、一度の通信エラ
ーの発生によってそれらの一連の処理を行うのではな
く、所定の回数の通信エラーが発生した場合にそれらの
一連の処理を行うようにしてもよい。
【0064】上記第1の実施の形態によれば、ホストC
PU101は、通信コントローラ102により検出され
た通信エラーに基づいて通信エラーの発生した通信ライ
ン上のシリアル通信を停止することにより該ユニットの
動作を停止し、操作部6に通信エラーの情報の内容を表
示して、且つ動作を停止させた該ユニットの選択をユー
ザに禁止するので、複写装置全体のシステムダウンを回
避して、オペレータの使い勝手を向上することができ
る。
【0065】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概
略図である。
【0066】図4の画像形成装置は、図1の画像形成装
置に対してサイドペーパデッキユニット40に代えて給
紙ユニット60を、RDFユニット20に代えて排紙ユ
ニット70を備える点以外は同じ構成であり、その他同
一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明は省
略する。
【0067】図4において、画像形成装置としての複写
装置は、複写装置本体1と、循環式自動原稿送り装置
(RDF)2と、カセットペディスタルユニット30を
備えるカセットペディスタル3と、操作部6と、ソータ
7とから成る。複写装置本体1は、コントロールユニッ
ト10と、両面ユニット50と、給紙ユニット60と、
排紙ユニット70とを備える。コントロールユニット1
0は、カセットペディスタルユニット30、両面ユニッ
ト50、給紙ユニット60、排紙ユニット70、及び操
作部6に接続されている。コントロールユニット10、
カセットペディスタルユニット30、両面ユニット5
0、給紙ユニット60、及び排紙ユニット70には、後
述する図5のシリアル通信システムが組み込まれてい
る。
【0068】図5は、図4の画像形成装置に内蔵された
シリアル通信システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【0069】図5において、給紙ユニット60は、給紙
部(不図示)の負荷を駆動するユニットであり、スレー
ブ通信手段として互いにカスケード接続された3個のス
レーブ通信IC601(アドレス0)〜603(アドレ
ス2)を備える。スレーブ通信IC601には、給紙部
に配置されたモータ605を駆動させるためのモータド
ライバ604が接続されている。スレーブ通信IC60
2には、クラッチ607を駆動させるためのドライバ6
06が接続されている。また、スレーブ通信IC603
には、センサ608が接続されている。
【0070】排紙ユニット70は、排紙部(不図示)の
負荷を駆動するユニットであり、スレーブ通信手段とし
て互いにカスケード接続された3個のスレーブ通信IC
401(アドレス0)〜403(アドレス2)を備え
る。スレーブ通信IC401には、定着部に配置された
モータ405を駆動させるためのモータドライバ404
が接続されている。スレーブ通信IC402には、クラ
ッチ407を駆動させるためのドライバ406が接続さ
れている。また、スレーブ通信IC403には、センサ
408が接続されている。
【0071】通信コントローラ102は、それぞれ通信
ライン(通信ノード)72,73,74,75を介して
スレーブ通信IC601、スレーブ通信IC211、ス
レーブ通信IC401、及びスレーブ通信IC205に
接続されている。これら4つの通信ライン72,73,
74,75は、それぞれクロック(CLK)ライン、デ
ータ(DATA)ラインの2本の通信線によって構成さ
れる。
【0072】次に、図4のコントロールユニット10の
内部構成について説明する。
【0073】コントロールユニット10において、ホス
トCPU101は、画像形成装置の全体の制御を行い、
通信コントローラ102に対して通信の命令や通信デー
タの送受信を行って通信の制御を行う。通信制御手段と
しての通信コントローラ102は、各通信ライン72,
73,74,75を介して時系列的に所定のデータを送
受信するシリアル通信の制御を行う。ホストCPU10
1は、通信コントローラ102とバス接続されており、
通信コントローラ102に対して通信の命令やデータの
送受信を行う。また、ホストCPU101の出力ポート
端子と通信コントローラ102のリセット入力端子(リ
セット入力部)とは信号線によって接続されており、ホ
ストCPU101は、任意に通信コントローラ102を
リセットすることが可能である。
【0074】通信コントローラ102は、給紙ユニット
60内のスレーブ通信IC601〜603と、両面ユニ
ット50内のスレーブ通信IC211,212と、排紙
ユニット70内のスレーブ通信IC401〜403と、
カセットペディスタルユニット30内のスレーブ通信I
C205〜207との間でシリアル通信を行う。また、
通信コントローラ102は、後述する各スレーブ通信I
Cの全てに対応した通信エラー検出レジスタ(不図示)
を備え、通信エラー検出レジスタに所定の通信エラーの
情報を格納する。
【0075】次に、図5におけるホストCPU101に
よって実行される通信エラー発生時の制御処理について
説明する。
【0076】図6は、図5におけるホストCPU101
によって実行される通信エラー発生時の制御処理を示す
フローチャートである。
【0077】図6において、まず、ホストCPU101
は、所定のサイクルで通信処理を行う(ステップS10
1)。例えば、2ms間隔で通信コントローラ102に
対して送信データを書き込み、受信データを読み出す。
その後、通信エラー発生回数をクリアするためのタイマ
が所定のタイマ時間を超えたか否かを判別する(ステッ
プS102)。この判別の結果、例えば、タイマ時間を
200msとして、それを超えた場合は、全ての通信ノ
ードの通信エラー発生回数をクリアし(ステップS11
1)、ステップS103へ進む一方、タイマ時間を超え
ていない場合は、更に、通信エラーが発生したか否か、
すなわち通信コントローラ102から通信エラー信号を
検知したか否かを判別し(ステップS103)、通信エ
ラーが発生していない場合は(ステップS103でN
O)、ステップS101へ戻る。
【0078】ステップS103の判別の結果、通信コン
トローラ102から通信エラー信号を検知(受信)した
ときは、通信コントローラ102内の通信エラー検出レ
ジスタ(不図示)にアクセスし、どの通信ノードのどの
スレーブ通信ICにおいて通信エラーが発生したかの情
報を取得する(ステップS104)。次に、ホストCP
U101は、ホストCPU101のメモリ(不図示)内
の該当する通信ノードの通信エラー発生回数をインクリ
メント(+1)する(ステップS105)。つづいて、
通信エラー発生回数が第1の許容回数以上であるか否か
を判別し(ステップS106)、通信エラー発生回数が
第1の許容回数より小さい場合は、通信コントローラ1
02内の該当する通信ノードのリフレッシュフラグ(第
2のリセットフラグ)をセットして該当ノードに接続さ
れる全てのスレーブ通信IC内部の通信カウンタをリセ
ットし(ステップS112)(第1のリセット手段)、
ステップS101へ戻る一方、通信エラー発生回数が第
1の許容回数以上であるときは、該当通信ノードのリセ
ットフラグ(第1のリセットフラグ)をセットして該当
ノードに接続される全てのスレーブ通信ICをリセット
する(ステップS107)(第2のリセット手段)。
【0079】続くステップS108では、ホストCPU
101は、通信エラー発生回数が第2の許容回数以上で
あるか否かを判別し、通信エラー発生回数が第2の許容
回数より小さい場合は、ステップS101へ戻る一方、
第2の許容回数以上である場合は、ホストCPU101
の出力ポート端子から通信コントローラ102のリセッ
ト入力部へリセット信号を出力して通信コントローラ1
02全体をリセットする(ステップS109)(第3の
リセット手段)。その後、ホストCPU101は、通信
コントローラ102に対する初期化処理を行い(ステッ
プS110)、ステップS101へ戻って通信処理を再
開する。
【0080】図7は、図5における通信コントローラ1
02によって実行される通信エラー発生時の制御処理を
示すフローチャートである。
【0081】図7において、通信コントローラ102
は、各スレーブ通信ICに対して通信処理を行い(ステ
ップS201)、その通信エラーが発生したか否かを判
別(検出)し(ステップS202)、通信エラーが発生
した場合、すなわち通信エラーを検出した場合は(ステ
ップS202でYES)、通信コントローラ102内の
通信エラー検出レジスタの該当フラグをセットし(ステ
ップS203)、ホストCPU101に対して通信エラ
ーの発生を通知する(ステップS204)。
【0082】次に、通信コントローラ102は、ホスト
CPU101からのリセット命令があるか否かを判別し
(ステップS205)、リセット命令があった場合にお
いて、通信コントローラ102内の該当通信ノードにリ
フレッシュフラグがセットされていたときは、該当する
通信ノードにリフレッシュパルス列(図8(a))を送
出して該当ノードに接続される全てのスレーブ通信IC
内部の通信カウンタをリセットし、リセットフラグがセ
ットされていたときは、該当する通信ノードにリセット
パルス列(図8(b))を送出して該当ノードに接続さ
れる全てのスレーブ通信ICをリセット(スレーブ通信
IC内部の通信カウンタ、通信データバッファがリセッ
トされる)し(ステップS206)、ステップS201
へ戻る。なお、図8では、コントロールユニット10か
ら通信エラーが発生したカセットぺディスタルユニット
30にパルス列を送出する場合を示す。
【0083】上記第2の実施の形態によれば、ホストC
PU101が、通信コントローラ102により検出され
た通信エラーに基づいて該発生回数をカウントし、カウ
ントした通信エラーの発生回数が所定の許容回数以上か
否かを判断し、複数のリセット手段、すなわちスレーブ
通信IC内の通信カウンタのリセット、スレーブ通信I
Cのリセット、及び通信コントローラ102のリセット
のいずれか1つを選択してリセットを行うので、通信エ
ラーが発生したユニットのみをリセットして画像形成装
置全体のシステムダウンを回避し、オペレータの使い勝
手を向上することができる。
【0084】本実施の形態で述べた処理(機能)を実現
する為のプログラムは、画像形成装置のホストCPU1
01内のROM(不図示)にプログラムコードとして記
憶されており、該CPU101内のCPU(不図示)が
プログラムコードを読み出して、その機能を実行するも
のとする。
【0085】本実施の形態で述べた機能を実現する為の
ソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を
本画像形成装置又は本画像形成装置を含むシステムに供
給し、その装置又はシステムのコンピュータ(CPU、
MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出して、その機能を実行することによっても達成され
ることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読出
されたプログラムコード自体が上述した機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成するものである。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,
光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テー
プ,不揮発性のメモリカード,ROM等を用いることが
できる。
【0086】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティング
・システム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、そ
の処理によって上述した機能が実現される場合も含まれ
ることはいうまでもない。
【0087】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって上述した機能が実現される場合も含まれるこ
とはいうまでもない。
【0088】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の装置及び請求項5記載の方法によれば、シリアル通
信で発生した通信エラーを検出し、検出された通信エラ
ーの情報を通知し、通知された通信エラーの情報に基づ
いて通信エラーが検出されたシリアル通信を停止して、
通信エラーの情報の内容を表示する表示処理、及び画像
形成機能の選択を禁止する禁止処理の少なくとも1つを
実行するので、画像形成装置全体のシステムダウンを回
避して、ユーザの使い勝手を向上することができる。
【0089】請求項7記載の記憶媒体によれば、シリア
ル通信で発生した通信エラーを検出し、検出された通信
エラーの情報を通知し、通知された通信エラーの情報に
基づいて通信エラーが検出されたシリアル通信を停止し
て、通信エラーの情報の内容を表示する表示処理、及び
画像形成機能の選択を禁止する禁止処理の少なくとも1
つを実行するプログラムを記憶したので、かかる記憶媒
体に記憶されたプログラムを画像形成装置に読み取らせ
て実行させることにより、請求項1記載の装置及び請求
項5記載の方法と同様の効果を奏することができる。
【0090】請求項8記載の装置及び請求項12記載の
方法によれば、シリアル通信で発生した通信エラーを検
出し、検出された通信エラーの情報を通知し、通知され
た通信エラーの発生回数に基づいて第1のリセット手
段、第2のリセット手段、及び第3のリセット手段から
1つのリセット手段を選択し、選択された1つのリセッ
ト手段によるリセットを実行するので、画像形成装置全
体のシステムダウンを回避して、ユーザの使い勝手を向
上することができる。
【0091】請求項14記載の記憶媒体によれば、シリ
アル通信で発生した通信エラーを検出し、検出された通
信エラーの情報を通知し、通知された通信エラーの発生
回数に基づいて第1のリセット手段、第2のリセット手
段、及び第3のリセット手段から1つのリセット手段を
選択し、選択された1つのリセット手段によるリセット
を実行するプログラムを記憶したので、かかる記憶媒体
に記憶されたプログラムを画像形成装置に読み取らせて
実行させることにより、請求項8記載の装置及び請求項
12記載の方法と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の全体構成を示す概略図である。
【図2】図1の画像形成装置に内蔵されたシリアル通信
システムの全体構成を示すブロック図である。
【図3】図1の操作部6における表示画面を示す概略図
であり、(a)は通常時の表示画面、(b)は通信エラ
ー検出時の表示画面である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の全体構成を示す概略図である。
【図5】図4の画像形成装置に内蔵されたシリアル通信
システムの全体構成を示すブロック図である。
【図6】図5におけるホストCPU101によって実行
される通信エラー発生時の制御処理を示すフローチャー
トである。
【図7】図5における通信コントローラ102によって
実行される通信エラー発生時の制御処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】図5のコントロールユニット10が送出するパ
ルス列を示す概略図であり、(a)はリフレッシュパル
ス列送出時、(b)はリセットパルス列送出時である。
【図9】従来のシリアル通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図10】図9のシリアル通信システムを内蔵した画像
形成装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【図11】図10の通信コントローラ1002が送出す
るパルス列を示す概略図であり、(a)は送信パルス
列、(b)は受信パルス列、(c)はリセットパルス
列、(d)はリフレッシュパルス列である。
【符号の説明】
10 コントロールユニット 20 RDFユニット 30 カセットペディスタルユニット 40 サイドペーパデッキユニット 50 両面ユニット 60 給紙ユニット 70 排紙ユニット 101,1001 ホストCPU 102,902,1002 通信コントローラ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成機能を備えた画像形成装
    置であって、複数の通信ノードを有する同期式シリアル
    通信の制御を行うマスタ通信手段と、前記複数の通信ノ
    ードの1つを介して前記マスタ通信手段とシリアル通信
    を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マスタ通信手段
    を制御する制御手段と、前記複数の画像形成機能から少
    なくとも1つ選択する選択手段とを備える画像形成装置
    において、 前記マスタ通信手段は、当該マスタ通信手段と前記複数
    のスレーブ通信手段との間の前記シリアル通信で発生し
    た通信エラーを検出する通信エラー検出手段と、 前記検出された通信エラーの情報を前記制御手段に通知
    する通信エラー通知手段とを備え、 前記制御手段は、前記通知された通信エラーの情報に基
    づいて前記通信エラーが検出された前記シリアル通信を
    停止して、前記通信エラーの情報の内容を表示する表示
    処理、及び前記選択手段による選択を禁止する禁止処理
    の少なくとも1つを実行することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記マスタ通信手段は、前記通信エラー
    の情報を前記複数のスレーブ通信手段に対応して格納す
    る通信エラー情報格納手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記マスタ通信手段に
    対する通信の制御、及び通信データの送受信を行うこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のスレーブ通信手段の各々に
    は、前記画像形成装置を動作させるための負荷が接続さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 複数の画像形成機能を備えた画像形成装
    置であって、複数の通信ノードを有する同期式シリアル
    通信の制御を行うマスタ通信手段と、前記複数の通信ノ
    ードの1つを介して前記マスタ通信手段とシリアル通信
    を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マスタ通信手段
    を制御する制御手段と、前記複数の画像形成機能から少
    なくとも1つを選択する選択手段とを備える画像形成装
    置のシリアル通信制御方法において、 前記マスタ通信手段と前記複数のスレーブ通信手段との
    間の前記シリアル通信で発生した通信エラーを検出する
    通信エラー検出工程と、 前記検出された通信エラーの情報を前記制御手段に通知
    する通信エラー通知工程と、 前記通知された通信エラーの情報に基づいて前記通信エ
    ラーが検出された前記シリアル通信を停止する停止工程
    と、 前記通信エラーの情報の内容を表示する表示処理、及び
    前記選択手段による選択を禁止する禁止処理の少なくと
    も1つを実行する実行工程とを備えることを特徴とする
    画像形成装置のシリアル通信制御方法。
  6. 【請求項6】 前記マスタ通信手段に対する通信の制
    御、及び通信データの送受信を行う制御工程を備えるこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像形成装置のシリアル
    通信制御方法。
  7. 【請求項7】 複数の画像形成機能を備えた画像形成装
    置であって、複数の通信ノードを有する同期式シリアル
    通信の制御を行うマスタ通信手段と、前記複数の通信ノ
    ードの1つを介して前記マスタ通信手段とシリアル通信
    を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マスタ通信手段
    を制御する制御手段と、前記複数の画像形成機能をユー
    ザに選択させる選択手段とを備える画像形成装置の通信
    制御方法を実行するプログラムを記憶した読み出し可能
    な記憶媒体であって、 前記プログラムは、 前記マスタ通信手段と前記複数のスレーブ通信手段との
    間の前記シリアル通信で発生した通信エラーを検出する
    通信エラー検出モジュールと、 前記検出された通信エラーの情報を前記制御手段に通知
    する通信エラー通知モジュールと、 前記通知された通信エラーの情報に基づいて前記通信エ
    ラーが検出された前記シリアル通信を停止する停止モジ
    ュールと、 前記通信エラーの情報の内容を表示する表示処理、及び
    前記複数の画像形成機能の選択をユーザに禁止させる禁
    止処理の少なくとも1つを実行する実行モジュールとを
    含むことを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 複数の通信ノードを有する同期式シリア
    ル通信の制御を行うマスタ通信手段と、前記複数の通信
    ノードの1つを介して前記マスタ通信手段とシリアル通
    信を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マスタ通信手
    段に接続され、前記マスタ通信手段を制御する制御手段
    と、通信ノードごとに前記複数のスレーブ通信手段内の
    通信部をリセットする第1のリセット手段と、通信ノー
    ドごとに前記複数のスレーブ通信手段をリセットする第
    2のリセット手段と、前記マスタ通信手段をリセットす
    る第3のリセット手段とを備える画像形成装置におい
    て、 前記マスタ通信手段は、当該マスタ通信手段と前記複数
    のスレーブ通信手段との間の前記シリアル通信で発生し
    た通信エラーを検出する通信エラー検出手段と、 前記検出された通信エラーの情報を前記制御手段に通知
    する通信エラー通知手段とを備え、 前記制御手段は、前記通知された通信エラーの発生回数
    に基づいて前記第1のリセット手段、第2のリセット手
    段、及び第3のリセット手段から1つのリセット手段を
    選択する選択手段を備え、 前記選択された1つのリセット手段によりリセットを実
    行することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記通信エラー通知手
    段により前記通信エラーの情報が通知される度に前記通
    信エラーの発生回数をカウントすることを特徴とする請
    求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記マスタ通信手段は、当該マスタ通
    信手段をリセットするためのリセット入力部と、通信ノ
    ードごとに前記複数のスレーブ通信手段をリセットする
    ための第1のリセットフラグと、通信ノードごとに前記
    複数のスレーブ通信手段内の通信部をリセットするため
    の第2のリセットフラグとを備え、前記リセット入力部
    にリセット信号が入力された場合は当該マスタ通信手段
    をリセットし、前記第1のリセットフラグがセットされ
    た場合は当該通信ノードに接続される複数のスレーブ通
    信手段をリセットし、前記第2のリセットフラグがセッ
    トされた場合は当該通信ノードに接続される複数のスレ
    ーブ通信手段内の通信部をリセットすることを特徴とす
    る請求項8又は9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のスレーブ通信手段の各々に
    は、前記画像形成装置を動作させるための負荷が接続さ
    れていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか
    1項に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 複数の通信ノードを有する同期式シリ
    アル通信の制御を行うマスタ通信手段と、前記複数の通
    信ノードの1つを介して前記マスタ通信手段とシリアル
    通信を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マスタ通信
    手段を制御する制御手段と、通信ノードごとに前記複数
    のスレーブ通信手段内の通信部をリセットする第1のリ
    セット手段と、通信ノードごとに前記複数のスレーブ通
    信手段をリセットする第2のリセット手段と、前記マス
    タ通信手段をリセットする第3のリセット手段とを備え
    る画像形成装置のシリアル通信制御方法において、 前記マスタ通信手段と前記複数のスレーブ通信手段との
    間の前記シリアル通信で発生した通信エラーを検出する
    通信エラー検出工程と、 前記検出された通信エラーの情報を前記制御手段に通知
    する通信エラー通知工程と、 前記通知された通信エラーの発生回数に基づいて前記第
    1のリセット手段、第2のリセット手段、及び第3のリ
    セット手段から1つのリセット手段を選択する選択工程
    と、 前記選択された1つのリセット手段によりリセットを実
    行する実行工程とを備えることを特徴とする画像形成装
    置のシリアル通信制御方法。
  13. 【請求項13】 前記通信エラー通知工程により前記通
    信エラーの情報が通知される度に前記通信エラーの発生
    回数をカウントするカウント工程を備えることを特徴と
    する請求項12記載の画像形成装置のシリアル通信制御
    方法。
  14. 【請求項14】 複数の通信ノードを有する同期式シリ
    アル通信を制御を行うマスタ通信手段と、前記複数の通
    信ノードの1つを介して前記マスタ通信手段とシリアル
    通信を行う複数のスレーブ通信手段と、前記マスタ通信
    手段を制御する制御手段と、通信ノードごとに前記複数
    のスレーブ通信手段内の通信部をリセットする第1のリ
    セット手段と、通信ノードごとに前記複数のスレーブ通
    信手段をリセットする第2のリセット手段と、前記マス
    タ通信手段をリセットする第3のリセット手段とを備え
    る画像形成装置の通信制御方法を実行するプログラムを
    記憶した読み出し可能な記憶媒体であって、 前記プログラムは、 前記マスタ通信手段と前記複数のスレーブ通信手段との
    間の前記シリアル通信で発生した通信エラーを検出する
    通信エラー検出モジュールと、 前記検出された通信エラーの情報を前記制御手段に通知
    する通信エラー通知モジュールと、 前記通知された通信エラーの発生回数に基づいて前記第
    1のリセット手段、第2のリセット手段、及び第3のリ
    セット手段から1つのリセット手段を選択する選択モジ
    ュールと、 前記選択された1つのリセット手段によりリセットを実
    行する実行モジュールとを含むことを特徴とする記憶媒
    体。
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