JP2002028491A - 水素化処理成形触媒およびその製造方法 - Google Patents

水素化処理成形触媒およびその製造方法

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JP2002028491A JP2000211384A JP2000211384A JP2002028491A JP 2002028491 A JP2002028491 A JP 2002028491A JP 2000211384 A JP2000211384 A JP 2000211384A JP 2000211384 A JP2000211384 A JP 2000211384A JP 2002028491 A JP2002028491 A JP 2002028491A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 炭化水素油、特に減圧軽油、軽油、灯油等の
水素化処理に使用した場合に優れた脱硫、分解活性を示
し、優れた性状を有する水素化処理成形触媒およびその
製造方法の提供。 【解決手段】 リン酸化物−シリカ−アルミナ担体に周
期律表第VIA族および第VIII族から選ばれた少なくとも
一種の金属成分を担持してなる成形触媒であって、
(1)〜(7)の性状を有する。 (1)表面積300m/g 以上、(2)細孔容積
0.45〜0.80ml/g、(3)嵩比重0.45〜
0.80g/ml、(4)平均細孔直径60〜90Å、
(5)100Å以上の細孔比率15%以下、(6)〔平
均細孔直径±10Åの細孔の占める細孔容積(PV)〕
×100/〔細孔直径34Å以上の細孔の占める細孔容
積〕の値が50%以上、(7)機械的強度7N/mm以
上。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化水素油の水素
化処理成形触媒およびその製造方法に関し、更に詳しく
は、工業触媒として優れた性状を有し、炭化水素油、特
に留出炭化水素油の水素化処理に使用して高い脱硫、分
解活性を示す、リン酸化物−シリカ−アルミナ担体に活
性金属成分を担持した水素化処理成形触媒およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、炭化水素油の水素化処理触媒として
はアルミナ担体に周期律表第VIA族および第VIII族から
選ばれた活性金属成分を担持した触媒が広く使用されて
おり、また、前記の触媒成分の外に第3成分としてシリ
カやリン酸化物などを含む水素化処理触媒についても種
々提案されている。
【0003】例えば、特開平7−204512号公報に
は、炭化水素転化プロセスにおいて使用される触媒とし
て、5〜50重量%のAl、10〜90重量%の
SiO、および5〜40重量%のPを含む燐、
珪素、およびアルミニウム酸化物のアモルファス固溶体
で構成される触媒複合体が記載されており、また、アル
ミナ・ヒドロゾル、シリカ・ヒドロゾルおよび燐化合物
の混合物を作成し、粒子を作成するためにその混合物を
ゲル化し、燐、珪素およびアルミニウム酸化物をつくる
ためにそれらの粒子をカ焼するステップで構成される前
記触媒複合体の調製方法が開示されているが、いずれも
ゾルの形で使用した後、ゲル化している。
【0004】また、特開平7−286184号公報に
は、第VIII族非貴金属の酸化物2.5〜6重量%、第VI
B族金属の酸化物13〜24重量%、シリカ0〜2重量
%およびリン酸化物0〜2重量%を担持する、170〜
220m/gの全表面積、0.6〜0.8cm/g
の全細孔容積、および全細孔容積の約33%未満が直径
約100Å未満の一次ミクロポアとして存在し、全細孔
容積の少なくとも約41%が直径約100〜200Åの
二次ミクロポアとして存在し、全細孔容積の約16〜2
6%が直径≧200Åのメソポアとして存在するような
細孔径分布を有する多孔質アルミナ担体の触媒の存在下
に炭化水素供給原料を水素化処理する方法が記載されて
いる。
【0005】しかし、従来の水素化処理触媒は実装置で
工業的に使用する場合、工業触媒としての触媒性状、活
性などの点で必ずしも満足のいくものではなく、改善が
望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、炭化
水素油、特に減圧軽油、軽油、灯油等の留出炭化水素油
の水素化処理に実装置で工業的に使用した場合に優れた
脱硫、分解活性を示し、工業触媒としての優れた性状を
有する、リン酸化物−シリカ−アルミナ担体を使用した
水素化処理成形触媒およびその製造方法を提供する点に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来の水素
化処理触媒でリン酸化物−シリカ−アルミナ系触媒につ
いて鋭意研究した結果、リン酸化物−シリカ−アルミナ
担体に水素化活性金属成分を担持した特定の表面積、嵩
比重、細孔構造、機械的強度などの性状を有する成形触
媒が工業触媒として優れており、高い脱硫、分解活性を
示すことを見出して本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明の第一に係わる水素化処理成
形触媒は、リン酸化物−シリカ−アルミナ担体に周期律
表第VIA族および第VIII族から選ばれた少なくとも一種
の金属成分を担持してなる成形触媒であって、下記
(1)〜(7)の性状を有することを特徴とするもので
ある。 (1)表面積(SA)の値が300m/g 以上、
(2)細孔容積(PV)の値が0.45〜0.80ml
/g、(3)嵩比重(ABD)の値が0.45〜0.8
0g/ml、(4)平均細孔直径(PD)の値が60
〜90Å、(5)〔細孔直径(PD)100Å以上の細
孔の占める細孔容積(PV)〕×100/〔細孔直径
(PD)34Å以上の細孔の占める細孔容積(PV)〕
の値が15%以下、(6)〔平均細孔直径(PD)±
10Åの細孔の占める細孔容積(PV)〕×100/
〔細孔直径(PD)34Å以上の細孔の占める細孔容積
(PV)〕の値が50%以上、(7)機械的強度(C
r.St.)が7N/mm以上。
【0009】また、前記リン酸化物−シリカ−アルミナ
担体は、リン酸化物含有量がP として0.5〜1
0重量%、シリカ含有量がSiOとして10〜70重
量%、アルミナ含有量がAlとして20〜89.
5重量%の範囲にあることが好ましい。
【0010】本発明の第二に係わる前記の水素化処理成
形触媒の製造方法は、シリカヒドロゲルが懸濁した、リ
ン酸イオンを含有するアルミニウム塩水溶液と中和剤と
をpHが6.5〜8.5になるように混合して水和物を
得、該水和物を洗浄した後、成形、乾燥、焼成して得た
リン酸化物−シリカ−アルミナ担体に周期律表第VIA族
および第VIII族から選ばれた少なくとも一種の金属成分
を担持することを特徴とするものである。
【0011】本発明においては、SiO成分がリン酸
イオンを含有するアルミニウム塩水溶液中にシリカヒド
ロゲルの形で懸濁していることが極めて重要であり、そ
の結果が前記(1)〜(7)の性状に結びつくのであ
る。前記シリカヒドロゲルは、硫酸水溶液と珪酸ソーダ
水溶液を混合して得られたものであることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、詳細に説明する。
【0013】通常、工業触媒として使用されている炭化
水素油の水素化処理触媒の表面積は200〜300m
/g程度あるが、本発明の水素化処理成形触媒は、表面
積(SA)が300m/g以上と大きく、触媒の表面
積が大きいため炭化水素油、特に減圧軽油、軽油、灯油
等の留出炭化水素油の水素化処理に使用した場合に高い
脱硫活性を示す。本発明の水素化処理成形触媒の表面積
は、好ましくは320〜500m/g、さらに好まし
くは350〜450m/gの範囲が望ましい。なお、
本発明での表面積はBET法で測定した値である。
【0014】また、本発明の触媒の細孔容積(PV)
は、0.45〜0.80ml/gの範囲であることを要
する。触媒の細孔容積が0.45ml/gより小さい場
合には、所望の脱硫活性や分解活性が得られないことが
あるので好ましくない。触媒の細孔容積は、大きい方が
単位重量当たりの触媒活性は高くなる傾向にあり好まし
いが、しかし、細孔容積が0.80ml/gより大きく
なると成形触媒の機械的強度は弱くなる傾向にあり、ま
た、成形触媒の嵩比重(ABD)も大きくなるので反応
器への触媒充填量が少なくなり単位容量当たりの触媒活
性は低くなる。工業触媒としての細孔容積は、好ましく
は0.50〜0.70ml/gの範囲が望ましい。
【0015】実装置での反応器に充填される触媒の容量
は反応器の大きさで決まるため、触媒の嵩比重が小さい
と充填される触媒重量は多くなり、逆に嵩比重が大きい
と充填される触媒重量は少なくなる。従って、実装置運
転での反応は、触媒が有する本来の活性と触媒の充填
量、即ち触媒の嵩比重に影響される。本発明の触媒の嵩
比重(ABD)は0.45〜0.80g/mlの範囲に
ある。触媒の嵩比重が前記の範囲から外れると実装置で
使用する場合に所望の反応率が得られないことがある。
工業触媒としての嵩比重は、好ましくは0.50〜0.
70ml/gの範囲が望ましい。
【0016】さらに、本発明の触媒の細孔構造は、平均
細孔直径(PD)が60〜90Åと非常に狭い範囲に
あり、〔細孔直径(PD)100Å以上の細孔の占める
細孔容積(PV)〕×100/〔細孔直径(PD)34
Å以上の細孔の占める細孔容積(PV)〕の値が15%
以下、好ましくは10〜0%と細孔直径100Å以上の
細孔の占める細孔容積の割合が少なく、また、〔平均細
孔直径(PD)±10Åの細孔の占める細孔容積(P
V)〕×100/〔細孔直径(PD)34Å以上の細孔
の占める細孔容積(PV)〕の値が50%以上、好まし
くは60〜100%と非常にシャープな細孔構造である
ため、炭化水素油、特に減圧軽油、軽油、灯油等の比較
的分子量の小さい留出炭化水素油の水素化処理に使用し
た場合に高い脱硫活性や分解活性を示す。該触媒の細孔
構造が前記の範囲から外れると所望の脱硫活性や分解活
性が得られないことがあるので好ましくない。
【0017】なお、本発明での細孔容積(PV)、平均
細孔直径(PD)は水銀圧入法(水銀の接触角:13
5度、表面張力:480dyn/cm)により測定した
値で、細孔容積(PV)は細孔直径34Å以上の細孔の
容積を表し、平均細孔直径(PD)は細孔容積(P
V)の50%に相当する細孔直径を表す。
【0018】また、本発明の触媒の機械的強度(Cr.
St.)は、7N/mm以上であることを要する。触媒
の機械的強度が7N/mmより小さい場合には、触媒を
実装置の反応器に充填する際あるいは反応中に触媒が粉
化して反応器内に圧力損失を生じる原因となる。該触媒
の機械的強度は、好ましくは10〜30N/mmの範囲
にあることが望ましい。
【0019】本発明でのリン酸化物−シリカ−アルミナ
担体は、リン酸化物をPとして0.5〜10重量
%(担体基準)含有することが好ましい。リン酸化物含
有量が0.5重量%より少ない場合には、得られる触媒
の細孔分布がブロードになり所望の脱硫活性が得られな
いことがある。また、リン酸化物含有量が10重量%よ
り多い場合には、得られる触媒の細孔容積(PV)およ
び平均細孔直径(PD )が小さくなり所望の脱硫活性
が得られないことがある。リン酸化物−シリカ−アルミ
ナ担体での、より好ましいリン酸化物含有量はP
として1〜8重量%、さらに好ましくは1〜5重量%の
範囲が望ましい。
【0020】また、本発明でのリン酸化物−シリカ−ア
ルミナ担体は、シリカをSiOとして10〜70重量
%(担体基準)含有することが好ましい。シリカ含有量
が10重量%より少ない場合には、得られる触媒の表面
積が小さくなり所望の脱硫、分解活性が得られないこと
がある。また、シリカ含有量が70重量%より多い場合
には、得られる触媒の細孔容積(PV)および平均細孔
直径(PD)が小さくなり所望の脱硫活性が得られな
いことがある。リン酸化物−シリカ−アルミナ担体で
の、より好ましいシリカ含有量はSiOとして15〜
40重量%の範囲が望ましい。
【0021】さらに、本発明でのリン酸化物−シリカ−
アルミナ担体は、アルミナをAlとして20〜8
9.5重量%(担体基準)含有することが好ましい。ア
ルミナ含有量が20重量%より少ない場合には、成形性
が悪く機械的強度が弱くなることがあり、また89.5
重量%より多い場合には、得られる触媒の表面積が小さ
くなり、所望の脱硫、分解活性が得られないことがあ
る。リン酸化物−シリカ−アルミナ担体での、より好ま
しいアルミナ含有量はAlとして55〜84重量
%の範囲が望ましい。
【0022】本発明の水素化処理成形触媒は、前記のリ
ン酸化物−シリカ−アルミナ担体に周期律表第VIA族お
よび第VIII族から選ばれた少なくとも1種の金属成分を
担持してなる。周期律表第VIA族および第VIII族から選
ばれた好ましい金属成分としてはMo、W、Co、Ni
などが代表的なものであり、これらは通常酸化物の形で
触媒中に存在している。その例としてはMoO、WO
、CoO、NiOなどが挙げられ、これら金属成分の
担持量は、1〜35wt%の範囲である。好ましい具体
的金属成分としてはMoOおよび/またはWOが1
0〜30wt%とCoOおよび/またはNiOが1〜1
0wt%の範囲にある金属酸化物の混合物であることが
望ましい。
【0023】次に、本発明の第二に関する水素化処理成
形触媒の製造方法について詳述する。本発明で使用され
るシリカヒドロゲルは、例えば、SiO濃度8.5w
t%のケイ酸ソーダ水溶液に25wt%の硫酸水溶液を
添加して調製することができる。このようにして調製し
たシリカヒドロゲルを水に懸濁して所定濃度に調整し、
該懸濁液にリン酸イオン源とアルミニウム塩を溶解し、
シリカヒドロゲルが懸濁した、リン酸イオンを含有する
アルミニウム塩水溶液を調製した。
【0024】リン酸イオンには亜リン酸イオンをも包含
し、リン酸イオン源としては、水中でリン酸イオンを生
じるリン酸化合物が使用可能である。リン酸化合物とし
ては、HPO、HPO、(NH)H
、(NHHPO、K PO、KHPO
、KHPO、NaPO、NaHPO、N
aHPO、などが例示される。
【0025】また、アルミニウム塩水溶液としては、ア
ルミン酸ソーダ、アルミン酸カリなどの塩基性アルミニ
ウム塩水溶液または硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウ
ム、塩化アルミニウムなどの酸性アルミニウム塩水溶液
が好適に使用される。前記のアルミニウム塩水溶液が、
塩基性アルミニウム塩水溶液の場合にはアルカリ性また
は中性のリン酸化合物が使用され、酸性アルミニウム塩
水溶液の場合には酸性または中性のリン酸化合物が使用
される。
【0026】本発明での中和剤は、アルミニウム塩水溶
液が塩基性アルミニウム塩水溶液の場合には、硫酸、硝
酸、塩酸などの鉱酸、酢酸などの有機酸や酸性アルミニ
ウム塩水溶液などの酸性水溶液が使用され、特に酸性ア
ルミニウム塩水溶液が好適である。また、アルミニウム
塩水溶液が酸性アルミニウム塩水溶液の場合には、苛性
ソーダ、苛性カリ、アンモニアや塩基性アルミニウム塩
水溶液などのアルカリ性水溶液が使用され、特に塩基性
アルミニウム塩水溶液が好適である。
【0027】本発明の方法では、例えば、前記のリン酸
イオンを所定量含有する塩基性アルミニウム塩水溶液を
攪拌機付きタンクに張り込み、この水溶液に前記のシリ
カヒドロゲルを所定量添加した後、該水溶液を40〜9
0℃に加温して保持し、この溶液に40〜90℃に加温
した酸性アルミニウム塩水溶液をpHが6.5〜8.5
になるように5〜20分間で連続添加してリンとケイ素
を含有するアルミナ水和物の沈殿を生成させ、所望によ
り熟成した後、洗浄して副生塩を除いたリン−ケイ素含
有アルミナ水和物スラリーを得る。前記酸性アルミニウ
ム塩水溶液の添加時間は、長くなると擬ベーマイトの外
にバイヤライトなどの好ましくない結晶物が生成するこ
とがあるので、好ましくは15分間以下が望ましい。
【0028】次いで、得られたリン−ケイ素含有アルミ
ナ水和物スラリーは、所望により熟成した後、加熱捏和
して成型可能な捏和物とし押出成型などにより所望の形
状、粒径に成型し、乾燥した後、400〜800℃で
0.5〜10時間焼成してリン酸化物−シリカ−アルミ
ナ担体を得る。成形触媒の嵩比重は、触媒の細孔容積の
外に、形状や粒径などによっても影響される。触媒の形
状としては、円柱状、三つ葉状、四つ葉状などが例示さ
れ、また、粒径としては、1/32〜1/8インチの範
囲が好適に選定される。
【0029】前記のリン酸化物−シリカ−アルミナ担体
を使用して、慣用の手段で周期律表第VIA族および第VI
II族から選ばれた少なくとも1種の金属成分を担持して
触媒を製造することができる。例えば、金属成分の原料
としては硝酸ニッケル、炭酸ニッケル、硝酸コバルト、
炭酸コバルト、三酸化モリブデン、モリブデン酸アンモ
ン、パラタングステン酸アンモンなどが使用され、金属
成分は含浸法、浸漬法などの周知の方法により担持され
る。触媒は、通常400〜800℃で0.5〜10時間
焼成される。
【0030】本発明の水素化処理成形触媒は、減圧軽
油、軽油、灯油などの留出炭化水素油の水素化処理に使
用して好適であるばかりでなく、原油、常圧残渣油、減
圧残渣油などの重質油炭化水素油に使用しても好適であ
る。該触媒を使用した水素化処理は、通常の水素化処理
条件が採用でき、好ましい反応条件としては、反応温度
330〜450℃、水素圧力10〜250kg/c
、液空間速度0.05〜10hr―1の条件が採用
される。
【0031】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を更に具体的に説
明するが、本実施例は本発明を限定するものではない。
【0032】実施例1 シリカヒドロゲルの調製 タンクに25wt%硫酸水溶液10kgを張り込み、4
0℃に加温した。この硫酸水溶液に8.5wt%水硝子
(珪酸ソーダ)を90分で添加してpH4.0にし、シ
リカヒドロゲルスラリーを調製した。次いで、該スラリ
ーを150分間熟成した後、純水3Lを添加し、さらに
15wt%アンモニア水を添加してpH7.0に調製し
た後、120分間熟成を行った。この熟成したシリカヒ
ドロゲルスラリーに純水を加えてSiO濃度を5wt
%に調製した後ホモジナイザーを通してヒドロゲルを粉
砕して均一化したシリカヒドロゲルスラリーを得た。
【0033】一方、100Lのチタン製容器にAl
濃度として5wt%のアルミン酸ソーダ水溶液を28
kgを張り込み、さらにP濃度5wt%の燐酸ソ
ーダ水溶液1800gを添加して、リン酸イオン含有ア
ルミン酸ソーダ水溶液を調製した。該溶液に前記のシリ
カヒドロゲルスラリー(SiO濃度5wt%)16.
2kgを攪拌しながら添加して懸濁させ、60℃に加温
した。該シリカヒドロゲルが懸濁した、リン酸イオン含
有アルミン酸ソーダ水溶液に、60℃に加温した2.5
wt%Al濃度の硫酸アルミニウム水溶液を8〜
10分で添加混合してpH7.1とし、水和物スラリー
を調製した。該スラリーは、十分に反応させるため60
℃で攪拌しながら60分間熟成した後、ナトリウムや硫
酸根などの副生塩を除去するため60℃の0.5wt%
重炭酸アンモニウム水溶液を固形分重量に対し50倍掛
け水洗浄してケーキ状水和物を得た。該ケーキ状水和物
は、固形分濃度で10wt%となるように純水を加えて
スラリー化した後、15wt%アンモニア水でpH1
0.5に調製し、95℃で10hr加熱、攪拌しながら
熟成した。次いで、該熟成スラリーをニーダーで加熱捏
和した後、捏和物をスクリュウ式押出機で成形した。得
られた成型物は、110℃−16hr乾燥した後550
℃−3hr焼成して粒子径1.6mmφの円柱状3wt
%P−27wt%SiO−70wt%Al
担体(A)を得た。
【0034】次いで、1L容器に三酸化モリブデン9
2.6g、炭酸コバルト28.8g、炭酸ニッケル1
8.2gと純水400mlおよびカルボン酸を加えて攪
拌し、95℃で5時間溶液量が減少しないように加熱し
て均一溶液を調製した。前記の担体(A)500gに上
記溶液を噴霧しながら含浸し、乾燥した後、550℃で
3時間焼成を行い触媒(A)を得た。触媒(A)の活性
金属成分はMoO:15.0wt%、CoO:2.8
wt%、NiO:1.2wt%であった。触媒(A)の
性状を表1に示す。
【0035】実施例2 実施例1において、5wt%のアルミン酸ソーダ水溶液
32.8kg、5wt%燐酸ソーダ水溶液1800g、
シリカヒドロゲルスラリー9kgを使用した以外は実施
例1と全く同様にして触媒(B)を調製した。なお、得
られた担体の組成は、3wt%P、15wt%S
iO、82wt%Alであった。触媒(B)の
性状を表1に示す。
【0036】実施例3 実施例1において、5wt%のアルミン酸ソーダ水溶液
12.0kg、5wt%燐酸ソーダ水溶液1800g、
シリカヒドロゲルスラリー40.2kgを使用した以外
は実施例1と全く同様にして触媒(C)を調製した。な
お、得られた担体の組成は、3wt%P、67w
t%SiO、30wt%Alであった。触媒
(C)の性状を表1に示す。
【0037】比較例1 実施例1において、シリカヒドロゲルの代わりにシリカ
ゾル〔触媒化成工業(株)製Cataloid−SI−
550〕を使用した以外は実施例1と全く同様にして触
媒(D)を調製した。触媒(D)の性状を表1に示す。
【0038】比較例2 実施例1において、シリカヒドロゲルの代わりに水硝子
(ケイ酸ソーダ)を使用した以外は実施例1と全く同様
にして触媒(E)を調製した。触媒(E)の性状を表1
に示す。
【0039】
【表1】 注) *1は、〔細孔直径(PD)100Å以上の細孔の占め
る細孔容積(PV)〕×100/〔細孔直径(PD)3
4Å以上の細孔の占める細孔容積(PV)〕の値を示
す。 *2は、〔平均細孔直径(PD)±10Åの細孔の占
める細孔容積(PV)〕×100/〔細孔直径(PD)
34Å以上の細孔の占める細孔容積(PV)〕の値を示
す。
【0040】実施例4 実施例1〜3および比較例1、2の触媒を用いて減圧留
出油(VacuumGas Oil:VGO)の水素化
処理を行い、脱硫活性、分解活性を測定した。反応は、
固定床流通式反応装置を用いて、次の反応条件で行っ
た。 反応条件 LHSV (hr−1) 1.5 H/Oil (Nm/kl) 500 PpH(水素分圧) (kg/cm) 47 また、原料油の性状を以下に示す。 供給原料油 VGO 密度 (g/ml) 0.9298 硫黄 (wt%) 2.494 窒素 (wppm) 975
【0041】触媒の活性評価は、反応温度380℃にお
ける比較例1の触媒Dの活性を基準(100%)として
各触媒の相対活性を示した。なお、脱硫活性は硫黄の除
去率から求め、また、分解活性は360℃より高沸点留
分(360℃)の含有量を測定し原料油中の360℃
量に対する減少率から求めた。 触媒No. 脱硫活性(%) 分解活性(%) 実施例1 触媒A 137 115 実施例2 触媒B 125 110 実施例3 触媒C 118 118 比較例1 触媒D 100 100 比較例2 触媒E 70 90 本発明の触媒A、B、Cは、従来の触媒に対して、脱
硫、分解ともに高活性を示した。
【0042】
【発明の効果】本発明の触媒は、実用的な性状を有する
うえ、炭化水素の水素化処理に用いて、高い脱硫活性と
高い分解活性を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10G 47/12 C10G 47/12 // C07C 4/06 C07C 4/06 7/148 7/148 Fターム(参考) 4G069 AA01 AA03 AA08 BA01A BA01B BA02A BA02B BA03A BA03B BB06A BB06B BB14C BC16A BC16B BC57A BC59B BC61A BC65A BC67B BC68B BC69A BD07A BD07B CC02 CC05 EC03X EC03Y EC04X EC05X EC07X EC07Y EC14X EC14Y FA02 FB15 FB17 FB19 FC08 4H006 AA02 AC11 BA14 BA20 BA21 BA30 BA55 BA61 BE20 DA25 DA46 DA50 4H029 CA00 DA00 4H039 CA19 CB10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リン酸化物−シリカ−アルミナ担体に周
    期律表第VIA族および第VIII族から選ばれた少なくとも
    一種の金属成分を担持してなる成形触媒であって、下記
    (1)〜(7)の性状を有することを特徴とする水素化
    処理成形触媒。 (1)表面積(SA)の値が300m/g 以上、
    (2)細孔容積(PV)の値が0.45〜0.80ml
    /g、(3)嵩比重(ABD)の値が0.45〜0.8
    0g/ml、(4)平均細孔直径(PD)の値が60
    〜90Å、(5)〔細孔直径(PD)100Å以上の細
    孔の占める細孔容積(PV)〕×100/〔細孔直径
    (PD)34Å以上の細孔の占める細孔容積(PV)〕
    の値が15%以下、(6)〔平均細孔直径(PD)±
    10Åの細孔の占める細孔容積(PV)〕×100/
    〔細孔直径(PD)34Å以上の細孔の占める細孔容積
    (PV)〕の値が50%以上、(7)機械的強度(C
    r.St.)が7N/mm以上。
  2. 【請求項2】 前記リン酸化物−シリカ−アルミナ担体
    において、リン酸化物含有量がPとして0.5〜
    10重量%、シリカ含有量がSiOとして10〜70
    重量%、アルミナ含有量がAlとして20〜8
    9.5重量%の範囲にある請求項1記載の水素化処理成
    形触媒。
  3. 【請求項3】 シリカヒドロゲルが懸濁した、リン酸イ
    オンを含有するアルミニウム塩水溶液と中和剤とをpH
    が6.5〜8.5になるように混合して水和物を得、該
    水和物を洗浄した後、成形、乾燥、焼成して得たリン酸
    化物−シリカ−アルミナ担体に周期律表第VIA族および
    第VIII族から選ばれた少なくとも一種の金属成分を担持
    することを特徴とする請求項1または2記載の水素化処
    理成形触媒の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記シリカヒドロゲルが、硫酸水溶液と
    珪酸ソーダ水溶液を混合して得られたものである請求項
    3記載の水素化処理成形触媒の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記アルミニウム塩水溶液に対する前記
    中和剤の組合せが、前記アルミニウム塩水溶液が塩基性
    アルミニウム塩水溶液のときは前記中和剤が酸性アルミ
    ニウム塩水溶液であり、前記アルミニウム塩水溶液が酸
    性アルミニウム塩水溶液であるときは前記中和剤が塩基
    性アルミニウム塩水溶液である請求項3または4記載の
    水素化処理成形触媒の製造方法。
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