JP2002028172A - ヘルニアバンド - Google Patents

ヘルニアバンド

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JP2002028172A
JP2002028172A JP2000217637A JP2000217637A JP2002028172A JP 2002028172 A JP2002028172 A JP 2002028172A JP 2000217637 A JP2000217637 A JP 2000217637A JP 2000217637 A JP2000217637 A JP 2000217637A JP 2002028172 A JP2002028172 A JP 2002028172A
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velcro
magic tape
sewn
stopper
tape
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JP2000217637A
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Nobuyoshi Kiyoto
信義 清都
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患部を的確に押さえることができるヘルニア
バンドを提供する。 【解決手段】 伸縮性のある素材からなるベルト部10
と止め部20からなるヘルニアベルトにおいて、ベルト
部10の一端には、マジックテープ(登録商標)11が
縫着されており、マジックテープ11を止める部分の面
積が広く、使用者の任意の位置で止めることができる。
同様に、止め部の両端には、マジックテープ22、25
が縫着されており、ベルト部10のマジックテープ2
2、25で固定される部分の面積が広く、使用者の任意
の位置で止めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、そけいヘルニアの
矯正、予防器具であるヘルニアバンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘルニアバンドを図4に示す。図
4において、従来のヘルニアバンドは、腰に巻く幅3〜
4cmの革素材のベルト部(腹帯部)40と、患部を押
さえる幅3〜4cmの革素材の止め部(下腹部)50と
から構成される。
【0003】図4に示すように、ベルト部40の所定の
2箇所に止め部50が縫着されている。止め部50の一
方の先端には、真鍮のピンが据え付けられおり、止め部
50の他方の先端には、真鍮のピン穴が設けられてい
る。また、ベルト部40の一方の先端には、真鍮のピン
が据え付けられており、他方の先端には、真鍮のピン穴
が設けられている。
【0004】次に、従来のヘルニアバンドの使用方法に
ついて説明する。使用者は、ベルト部40を腰に捲回し
た後、真鍮のピンをピン穴に挿入して腰に固定する。腰
に固定したら、止め部50を股に通して真鍮のピンをピ
ン穴に挿入して固定する。ここで、真鍮のピンは、2ピ
ンまたは3ピンタイプのものが使用される。このピンの
挿し込み位置により、ベルト部40の長さを調整し、止
め部50の位置を調整していた。
【0005】図5は、図4のヘルニアバンドの止め部分
50に改良を加えた図である。図5では、止め部50に
パッド60を付けたものである。このパッド60の中
に、バネ等を配置し、患部を押圧するものもあった。こ
のパッド60により、患部を集中的に押さえることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヘルニアバンドは、革製であったため、ベルト部が腹部
を圧迫し、使用者が痛みをうったえることがあった。ま
た、止め部の幅が小さかったため、患部を押さえる面積
も小さかった。さらに、止め部がベルト部に固定されて
いたため、患部に止め部を所望の位置に、所望の圧力で
配置することが困難であった。さらにまた、ピンで固定
していたため、使用者にとって取り外しが面倒であっ
た。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、患部を的確に押さえることができ、その装着感も
自分の手で押さえているような装着感を実現することが
可能なヘルニアバンドを提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、年少者や高齢者であって
も容易に止め部を調整でき、取り外しも簡便に行うこと
が可能なヘルニアバンドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、伸縮性ある素材からな
り、一端に第1のマジックテープが縫着してあり、他端
に該第1のマジックテープを止める第1のマジックテー
プ止め用台座布が縫着してあり、腹部を捲回して第1の
マジックテープで第1のマジックテープ止め用台座布に
止めるベルト部と、伸縮性ある素材からなり、両端にベ
ルト部に止める第2、第3のマジックテープが縫着して
あり、股部に通してヘルニア患部を押さえる止め部と、
を有し、ベルト部には、第2、第3のマジックテープを
止める第2、第3のマジックテープ止め用台座布が縫着
してあり、第1、第2および第3のマジックテープ止め
用台座布の面積は、各々第1、第2および第3のマジッ
クテープの面積より大きいことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第1、第2および第3のマジックテープに
は、つまみが取り付けられていることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、裏面に第4のマジックテープを搭
載しており、止め部に第4のマジックテープで装着する
パッドをさらに有し、止め部には、第4のマジックテー
プを止める第4のマジックテープ止め用台座布が縫着し
てあり、第4のマジックテープ止め用台座布の面積は、
第4のマジックテープの面積より大きいことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】ヘルニアバンドは、臓器の一部、特に小腸
がそけい部(股の付け根)に突出するそけいヘルニアを
矯正、予防するものである。ヘルニアバンドは、垂下し
て下腹部を圧迫してくる小腸を上に押し上げるものであ
る。
【0014】図1は、本発明の実施の形態におけるヘル
ニアバンドの構成を示す斜視図である。図2は、本発明
の実施の形態におけるヘルニアバンドの分解図である。
図1に示すように、ヘルニアバンドは、ベルト部(腹帯
部)10と止め部(下腹部)20から構成される。
【0015】ベルト部10は、幅10cm、長さ80〜
90cm程度の伸縮性のある布地またはゴム素材のベル
トである。具体的には、ネオプレーンゴム素材を用いる
とよい。当該ベルト部10の一端には、マジックテープ
(登録商標)11が縫着される。マジックテープ11が
縫着されている面の裏面には、マジックテープ11を止
めるマジックテープ止め用台座布13が縫着されてい
る。また、同じ面に止め部20のマジックテープ22、
25を止めるマジックテープ止め用台座布15、14が
縫着されている。
【0016】止め部20は、ベルト部10と同様に伸縮
性のある布地またはゴム素材である。止め部20の前部
分21は、幅15〜20cm程度であり、後部分24
は、幅10cm程度である。前部分21から後部分24
にいくにしたがい幅が狭くなっている。止め部20の両
端には、マジックテープ22、25が縫着されている。
また、同じ面にパッド30の裏側のマジックテープ31
を止めるマジックテープ止め用台座布27が縫着されて
いる。
【0017】パッド30は、止め部20の所定の範囲内
において、任意の位置に取り付けることができる。パッ
ド30は、半球状であり、ゴム等の触感のよい材質を用
いるとよい。パッド30の裏側には、マジックテープ3
1が施されている。
【0018】各マジックテープ11、22、25の先端
または側面に、つまみ(強い布製)12、23、26を
つけるとよい。つまみの大きさは、親指と人差し指で摘
むに適当な大きさがよい。パッド30は、一度場所を決
めるとその後、着脱する場合が少ないため、マジックテ
ープ31にはつまみを設けない。
【0019】次に、本発明の実施の形態におけるヘルニ
アバンドの使用方法を説明する。まず、使用者は、ベル
ト部10を腰に捲回し、所望の位置でマジックテープ1
1で止める。マジックテープ11は、フック側のテープ
である。上述したネオプレーンゴム素材は、ループ側と
してそのまま機能する。しかしながら、100回程度使
用すると、ささくれができてしまい、粘着力が低下して
くるため、マジックテープ11が付いている側と反対側
の先端に補強のためのマジックテープ止め用台座布13
を設ける。マジックテープ止め用台座布13は、マジッ
クテープ11の面積より広くするとよい。
【0020】次に、使用者は、止め部20の後部分24
をマジックテープ25でベルト部10のマジックテープ
止め用台座布14の任意の位置に貼り付ける。ここで
も、マジックテープ止め用台座布14は、マジックテー
プ25の面積より広くするとよい。そして、股を通して
前部分21をマジックテープ22によりベルト部10の
マジックテープ止め用台座布15の任意の位置に貼り付
ける。ここでも、マジックテープ止め用台座布15は、
マジックテープ22の面積より広くするとよい。なお、
この説明とは逆に、前部分21から貼り付けてもよい。
【0021】次に、使用者は、患部の位置にパッド30
があたるように、止め部20の任意の位置にパッド30
を装着する。パッド30の裏側のマジックテープ31に
より、止め部20のマジックテープ止め用台座布27の
任意の位置に貼り付ける。ここでも、マジックテープ止
め用台座布27は、マジックテープ31の面積より広く
するとよい。
【0022】パッド30を装着するか否かは、使用者の
好みによる。止め部20で押さえた方が違和感がない使
用者は、パッド30を装着する必要はない。
【0023】使用者は、ヘルニアバンドを取り外すとき
は、各マジックテープ11、22、25のつまみ12、
23、26を持って取り外す。
【0024】本発明のヘルニアバンドは、手術前や手術
できない人に最適である。また、衣服の上から着用する
ものなので、清潔である。
【0025】なお、上述した実施の形態は、本発明の好
適な実施の形態の一例であり、本発明はそれに限定され
ることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種
種変形実施が可能である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、腹部を捲回するベルトの幅を1
0cm程度としたことにより、腹部にかかる圧力を低く
したため、腹部に対する痛みをなくし、違和感をなくす
ことができる。また、止め部をベルト部にマジックテー
プで固定することにより、位置の微調整を行うことがで
き、的確に患部を押さえる位置に止め部を配置すること
ができる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、マジックテ
ープにつまみを付けたことにより、ヘルニアバンドの取
り外し、または位置の微調整を容易に行うことができ
る。例えば、握力の低下した高齢者でも容易にマジック
テープをはがすことができる。
【0028】請求項3記載の発明によれば、止め部の任
意の位置にパッドを設けたことにより、止め部が患部の
以外の周辺部分に触れることがなく、患部だけを押さえ
ることができる。また、パッドをマジックテープで取り
付けることから、患部に的確に押さえる位置にパッドを
装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるヘルニアバンドの
構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるヘルニアバンドの
分解図である。
【図3】従来技術におけるヘルニアバンドの構成を示す
斜視図である。
【図4】従来技術における止め部50にパッド60を付
け加えた図である。
【符号の説明】
10 ベルト部 11 マジックテープ 12 つまみ 13 マジックテープ止め用台座布 14 マジックテープ止め用台座布 15 マジックテープ止め用台座布 20 止め部 22 マジックテープ 23 つまみ 25 マジックテープ 26 つまみ 27 マジックテープ止め用台座布 30 パッド 31 マジックテープ 40 ベルト部 50 止め部 60 パッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮性ある素材からなり、一端に第1の
    マジックテープが縫着してあり、他端に該第1のマジッ
    クテープを止める第1のマジックテープ止め用台座布が
    縫着してあり、腹部を捲回して前記第1のマジックテー
    プで前記第1のマジックテープ止め用台座布に止めるベ
    ルト部と、 伸縮性ある素材からなり、両端に前記ベルト部に止める
    第2、第3のマジックテープが縫着してあり、股部に通
    してヘルニア患部を押さえる止め部と、を有し、 前記ベルト部には、前記第2、第3のマジックテープを
    止める第2、第3のマジックテープ止め用台座布が縫着
    してあり、 前記第1、第2および第3のマジックテープ止め用台座
    布の面積は、各々前記第1、第2および第3のマジック
    テープの面積より大きいことを特徴とするヘルニアバン
    ド。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2および第3のマジックテ
    ープには、つまみが取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1記載のヘルニアバンド。
  3. 【請求項3】 裏面に第4のマジックテープを搭載して
    おり、前記止め部に前記第4のマジックテープで装着す
    るパッドをさらに有し、 前記止め部には、前記第4のマジックテープを止める第
    4のマジックテープ止め用台座布が縫着してあり、 前記第4のマジックテープ止め用台座布の面積は、前記
    第4のマジックテープの面積より大きいことを特徴とす
    る請求項1または2記載のヘルニアバンド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006010201A1 (en) * 2004-07-26 2006-02-02 Doguilev, Tara Hernia bandaging combination method
JP2014200483A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 浩一 笠井 整復器具
WO2017175663A1 (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 合同会社アダム医健 骨盤底用サポーター及び骨盤底用サポーターを備える衣類

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JP7217398B2 (ja) 2016-04-04 2023-02-03 合同会社アダム医健 骨盤底用サポーター及び骨盤底用サポーターを備える衣類

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