JP2004121636A - 腰痛バンド及び腰痛軽減保護方法 - Google Patents

腰痛バンド及び腰痛軽減保護方法 Download PDF

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Abstract

【課題】内臓への影響が少なく、腰椎の固定が安定して行え、腰椎部への着脱が容易な腰痛バンド、及び、この腰痛バンドを用いた腰痛軽減保護方法を提供する。
【解決手段】人体の腰椎部に宛われる弾力性を有する腰椎パット12と、腰椎パッド12を人体の腰椎部に固定する固定板14と、固定板14を人体の腰回りに保持するための腰バンド16とを備えた構成とした。
この場合、固定板14又は腰椎パット12にカイロ等の加温部材を具備するようにすると、腰痛軽減には一層効果的である。
また、固定板14には、可撓性のある素材を用いると、使用中に、利用者の体になじんで、腰椎パットの安定性が高まり、また、内臓への負担を軽減でき、特に、長期に亘る腰痛軽減効果にはより好適である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体の腰痛治療後や普段に用いられる腰痛バンドに係り、特に、装着時に不必要に内臓を圧迫せず、かつ、ずれにくく、安定して腰椎を押圧でき、腰痛軽減保護に優れた効果を有する腰痛バンド、及び、その腰痛バンドを用いた腰痛軽減保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、腰痛軽減保護には、腰痛の発生源である腰椎部含む腰部を固定するヘルニアバンドが用いられている。
この従来のヘルニアバンド100について、図10(A)、(B)を用いて説明する。
図10(A)は、従来のヘルニアバンド100を展開した状態で示す全体図である。
また同図(B)は、従来のヘルニアバンド100を人体の腰部110に装着した状態を示す側面図である。
【0003】
図10(A)に示すように、従来のヘルニアバンド100は、人体の腰椎部を広く安定に固定するために、幅広の帯状であり、また、柔軟に伸び縮みするようにメッシュ状に作られている。
図10(B)に示すように、このヘルニアバンド100を、腰痛の発生元である腰椎部を含む範囲で、腰部110に装着固定し、腰椎部への負担を軽減することにより、腰痛の軽減保護を行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のヘルニアバンドでは、腰椎の広い範囲を固定するために、帯状の幅が広く設計されており、このため、固定が必要である腰椎以外の胃や小腸等の内臓まで圧迫し、胃腸等の内臓機能に何らかの影響が及ぼされるという問題を備えていた。
【0005】
また、従来のヘルニアバンドでは、例えば、肉体労働者等の体を動かす仕事に従事している場合は、体動によりずれやすく、固定しにくいという難点を有していた。
更に、従来のヘルニアバンドは、簡易に着脱できる構造ではないために、腰椎部への着脱に手間と時間が掛かるという欠点を有していた。
【0006】
本発明は、上記課題(問題点)を解決し、内臓への影響が少なく、腰椎の固定が安定して行え、腰椎部への着脱が容易な腰痛バンド、及び、この腰痛バンドを用いた腰痛軽減保護方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の腰痛バンドは、請求項1に記載のものでは、人体の腰椎部に宛われる弾力性を有する腰椎パットと、前記腰椎パッドを前記人体の腰椎部に固定する固定板と、前記固定板を人体の腰回りに保持するための腰バンドと、を備えた構成とした。
【0008】
このように構成すると、腰バンドの幅を狭くすることで、腹部を圧迫する部位が狭まり、胃や腸等の内臓への負担が少なくなる。
また、腰椎パットを固定板を介して固定することにより、腰椎パットがずれにくくなり、腰椎部を安定して固定することができる。
更に、腰バンドの着脱を容易にすることで、腰痛バンドの着脱も容易に行えることになる。
また、構成が簡単なために、軽量、コンパクトである他に、利用者の最善部に腰椎パットを宛うことができ、汎用性が高く、腰痛軽減効果が大きい。
【0009】
請求項2に記載の腰痛バンドは、前記固定板と前記腰バンドとが一体的に形成されている構成とした。
【0010】
このように構成すると、固定板が腰バンドと一体化するために、製作コストが削減でき、また、固定板の保持が安定する。
【0011】
請求項3に記載の腰痛バンドは、前記固定板又は前記腰椎パットにカイロ等の加温部材を具備するように構成した。
【0012】
このように構成すると、腰痛軽減には一層効果的である。
【0013】
請求項4に記載の腰痛バンドは、前記固定板は、プラスチック、セルロイド、皮革、柔軟性のあるアルミニウム板、ガラス繊維、形状記憶合金等の可撓性或いは可塑性のある素材により形成されている構成とした。
【0014】
このように構成すると、使用中に、利用者の体になじんで、腰椎パットの安定性が高まり、また、内臓への負担を軽減でき、特に、長期に亘る腰痛軽減にはより好適である。
この場合、利用者の為に、固定板を最初から利用者の形状に合わせて湾曲させておくのも良い。
【0015】
請求項5に記載の腰痛バンドは、前記腰バンド幅は、3乃至5cmとした構成とした。
【0016】
このように構成すると、腹部を圧迫する部位が狭まり、胃や腸等の内臓への負担が少なくなるとともに、腰椎パットがずれにくくなり、腰椎部を安定して固定することができる。
【0017】
本発明の腰痛軽減保護方法では、請求項1乃至5のいずれかに記載の腰痛バンドを腰回りに装着し、腰椎パッドを所定の押圧力で腰椎部に宛い、安定して腰痛軽減保護を行うようにした。
【0018】
このようにすると、腰バンドの幅を狭くすることで、腹部を圧迫する部位が狭まり、胃や腸等の内臓への負担が少なくなる。
また、腰椎パットを固定板を介して固定することにより、腰椎パットがずれにくくなり、腰椎部を安定して固定することができる。
更に、腰バンドの着脱を容易にすることで、腰痛バンドの着脱も容易に行え、腰痛軽減補助保護が手軽に行えることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の腰痛バンドの基本構成及びその種々の応用例について、図1乃至図9を用いて詳細に説明する。
先ず、本発明の腰痛バンド10の一実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明の腰痛バンド10の基本形態を示す概略全体構成図で、同図(A)は、正面図、同図(B)は裏面図である。
図2は、本発明の腰痛バンド10を人体の腰部に装着した状態を示す図で、同図(A)は、裏面図、同図(B)は正面図である。
なお、図2(A)では、説明の便宜上、固定板14を透視して図示してある。
【0020】
図1に示すように、本実施の形態の腰痛バンド10は、弾力性を有する腰椎パット12と、この腰椎パッド12を人体の腰椎部120(図2参照)に固定する固定板14と、この固定板14を人体の腰部110回りに保持するための腰バンド16とを備えた構成である。
【0021】
この腰痛バンド10を、図2(B)に示すように、腰椎パット12が人体の背面の腰椎部120、特に、腰痛が発生しやすい、腰椎3番、4番、5番(同図で数字で示している)、最下部の仙椎に掛かる範囲に宛い、固定板14により腰椎パット12を人体腰椎部120に固定し、更に、この固定板14を、腰バンド16を腰回りに装着することによって、腰椎部120に保持する。
【0022】
本実施の形態の腰痛バンド10では、腰椎パット12を、腰痛が発生しやすい腰椎部120に宛うために、従来のヘルニアバンド100(図10参照)に比較して、体動に対してずれにくく、安定して、特に、重労働者、労働過重の勤労者には好適である。
【0023】
また、従来のヘルニアバンド100に比較して、固定板14を腰バンド16で保持するために、バンド幅を狭くでき、下腹部のみを固定するため、圧迫が不要な胃腸等の内臓への影響を極力小さくすることができる。
その上、構成が簡単なために、軽量、コンパクトである他に、利用者の最善部に腰椎パットを宛うことができ、汎用性が高く、腰痛軽減効果が大きい。
【0024】
更に、本実施の形態の腰痛バンド10を用いれば、腹筋や、背筋が圧迫されないために、腰の屈伸が妨げられることはなく、重労働者、労働過重の勤労者には、更に、好適である。
また、従来のヘルニアバンド100と相異し、下着の上から装着できるために、上着を着ると外部に、腰痛バンド10を装着していることに気づかれることがない。
特に、急性腰痛症、慢性ヘルニア、ギックリ腰、腰椎すべり症の患者には好適である。
【0025】
次に、本実施の形態の腰痛バンド10に用いる、腰バンド16、固定板14、腰椎パッド12の各主要構成について、図1、図3乃至図9を用いて、順次、説明する。
【0026】
先ず、固定板14を腰椎部120に保持する腰バンド16について、図1、図3を用いて具体的に説明する。
図3(A)、(B)、(C)は、本発明の腰痛バンドに用いる腰バンド16の例を示す概略図である。
【0027】
腰バンド16は、図1(A)、(B)に示すように、腰回りに装着するベルト状の形状で、ズボンバンドと同様に留め具にて、着脱自在に形成されている。
また、腰バンド16の他の形態としては、図3(A)〜(C)に具体的に示されている。
同図(A)は、留め具が矢印方向に着脱されるもの、同図(B)は2本の留め金で利用者の体型に適合させ、強度を補強したタイプのもの、同図(C)は、接触式の着脱テープ及びメッシュ収縮型で簡易に着脱するタイプのものである。
従って、本発明の腰痛バンド10では、従来のヘルニアバンド100とは相違して、人体への着脱が容易である。
【0028】
また、本実施の形態の腰バンド16の幅は、3乃至5cm、特に、個人差にもよるが、約4cmが好適である。
このようにすると、従来のヘルニアバンド100とは異なり、上述したように、下腹部のみ固定するために、内臓への影響を最小限に留めることができる。
なお、腰バンド16を装着する位置としては、図2(B)に示すように、臍110aの下から約5〜6cm位が良い。
【0029】
腰バンド16の素材については、皮革、布類、弾力性のあるプラスチック材、ポリエチレン材(PET)等が考えられるが、特にこれらに限定されるものではない。
また、図3では、革バンドを使用した例で示しているが、必ずしも留め具(留め部)は金属製でなければならない訳ではなく、プラスチック、接触式の着脱テープを用いても良い。
【0030】
次に、本実施の形態に用いる固定板14について、図4乃至図7を用い、図2を参照して具体的な説明を行う。
図4は、本発明の腰痛バンド10に用いる固定板14の基本例を示す図で、同図(A)は正面図、同図(B)は側面図である。
図5乃至図7は、本発明の腰痛バンド10に用いる固定板14の応用例を示す図である。
【0031】
上述したように、固定板14は、腰椎パット12を固定すると共に、上記した腰バンド16により、人体の腰椎部120に保持されるもので、図2(B)及び図4(A)に示すように、基本形は略板状の形状をしている。
固定板14は、腰椎パッド12を腰痛の発生源である腰椎部120に宛う際に、腰椎パット12を固定するものであるので、腰椎パット12を全面に安定保持できる面積を有すればよい。
【0032】
図4(A)に示すように、固定板14には、基本的に腰バンド16を通すためのリング14aが設けられ、これらを介して腰バンド16に装着される。
また、図5(A)〜(C)に示すように、マジックハンド14bを介して腰バンド16に装着される。
【0033】
また、固定板14の素材としては、プラスチック、セルロイド、皮革、柔軟性のあるアルミニウム板、ガラス繊維、形状記憶合金等の可撓性或いは可塑性のあるものを用いると、使用中に、利用者の体になじんで、腰椎パット12の安定性、内臓への負担を軽減できてより好適である。
固定板14に用いる素材としては可撓性、可塑性があれば、その材質に拘るものではないが、但し、可撓性、可塑性のある素材でも、人体に悪影響を与える可能性のあるものは、敢えて、使用するものではない。
【0034】
固定板14の他の応用例としては、図6(A)に示すような、板状の角を切除して丸みを与えたもの、或いは、同図(B)に示すような略楕円形状のものにすると、背筋等への負担を軽減しながら、効果的な腰痛軽減補助を行うことが可能になる。
【0035】
更に、固定板14の他の応用例としては、図7(A)に示すように、固定板14に、腰バンド16を通すための切れ目を設けたもの、同図(B)に示すように、固定板14に血行を良くする効果を備えた磁石を取り付けて、腰痛軽減保護の効果を高めるように工夫されたもの、同図(C)に示すように、固定板14に通気孔17を設けて、長期に使用したとしても蒸れない工夫が加えられたもの等、基本形に対して、種々の改良例が考えられる。
【0036】
次に、腰椎パット12について、図8及び図9を用いて具体的な説明を行う。
図8は、本実施の形態の腰痛バンド10に用いる腰椎パット12の基本形を示す図で、同図(A)は正面図、同図(B)及び(C)は裏面図である。
図9は、本実施の形態の腰痛バンド10に用いる腰椎パット12の改良形を示す図で、同図(A)は正面図、同図(B)は裏面図である。
【0037】
腰椎マット12は、人体の背面の腰椎部120に直接宛われるもので、固定板14の形状に合わせて、図8に示すように、略長方形状をしている。
素材としては、布製、スポンジ等、弾力性、吸水性を具えたものを用いるのが望ましい。
【0038】
また、腰椎マット12の裏面には、図8(C)に示すように、固定板14に取り付けるための接触式の着脱テープ12bが貼られ、固定板14からの衝撃を和らげるために、同図(B)に示すように、幅の広いゴム12aが緩衝材として取り付けられている。
【0039】
図示による説明は省略するが、固定板14の裏面にも、腰椎マット12に取り付けた接触式の着脱テープ12bが宛われる位置に、同じく、接触式の着脱テープが貼り付けられ、接触式の着脱テープの吸着力により、腰椎パットは固定板に固定される。
これにより、腰椎マット12が固定板14からずれたり、不意の衝撃に対して患部が保護されるように工夫されている。
【0040】
図8に示す腰椎マット12の基本形は、腰バンド16の張力を固定板14を介して腰椎部120の押圧力に変換して、腰椎部120を固定して、腰痛を軽減するものであるが、図9に示す応用例としては、腰椎マット12にカイロ等の加温材を挿入するための袋を設けて、開け口12cからカイロを入れる。
このように、腰椎パット12による腰椎部120の安定した固定の他に、腰椎部120を加温するようにすると、腰痛軽減には一層効果的である。
【0041】
本実施の形態の腰痛バンド10を用いて、腰痛軽減を行う際には、図1又は図3に示すような腰バンド16に所定の張力が発生するように留め具を自分の胴回りに合わせ、固定板14に取り付けられた弾力性を有する腰椎パット12を腰椎部120に宛う(図2参照)。
すると、腰バンド16の張力が、固定板14を介して腰椎パット12が人体の腰椎部120を押圧する押圧力に変換され、この押圧力により、腰椎部120が固定保持され、腰痛の軽減、腰痛軽減補助に効果的である。
また、上述したとおり腰椎パット12にカイロ等の加温材を挿入すれば、加温材の加温効果により、腰痛の軽減には一層効果的である。
【0042】
本発明の腰痛バンド10の適用例としては、看護師、介護師、重労働従事者、長時間勤務者、長時間立ち労働に従事している者等、装着が容易で、内臓を圧迫せず、安定して腰椎を固定できるために、特に、好適である。
【0043】
本発明の腰痛バンドは、上記実施の形態に限定されず種々の変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、腰バンドと固定板とが別構成のもので説明されたが、腰バンドと固定板とが一体的に成形されるようにしても良い。
同様に、固定板と腰椎パットとが一体的に成形されているものも、本願発明に含まれるのは勿論のことである。
【0044】
【発明の効果】
本発明の腰痛バンド及び腰痛軽減保護方法は、上記のように構成したために、以下のような優れた効果を有する。
(1)本発明の腰痛バンドは、請求項1に記載したように、人体の腰椎部に宛われる弾力性を有する腰椎パットと、腰椎パッドを人体の腰椎部に固定する固定板と、前記固定板を人体の腰回りに保持するための腰バンドとを備えた構成とすると、腰バンドの幅を狭くすることで、腹部を圧迫する部位が狭まり、胃や腸等の内臓への負担が少なくなる。
(2)また、腰椎パットを固定板を介して固定することにより、腰椎パットがずれにくくなり、腰椎部を安定して固定することができる。
(3)更に、腰バンドの着脱を容易にすることで、腰痛バンドの着脱も容易に行えることになる。
(4)構成が簡単なために、軽量、コンパクトである他に、利用者の最善部に腰椎パットを宛うことができ、汎用性が高く、腰痛軽減効果が大きい。
【0045】
(5)請求項2に記載したように、固定板と腰バンドとが一体的に形成されている構成とすると、固定板が腰バンドと一体化するために、製作コストが削減でき、また、固定板の保持が安定する。
【0046】
(6)請求項3に記載したように、固定板又は腰椎パットにカイロ等の加温部材を具備するように構成すると、腰痛軽減保護には一層効果的である。
【0047】
(7)請求項4に記載したように、固定板は、プラスチック、セルロイド、皮革、柔軟性のあるアルミニウム板、ガラス繊維、形状記憶合金等の可撓性或いは可塑性のある素材により形成されている構成とすると、使用中に、利用者の体になじんで、腰椎パットの安定性が高まり、また、内臓への負担を軽減でき、特に、長期に亘る腰痛軽減保護にはより好適である。
この場合、利用者の為に、固定板を最初から利用者の形状に合わせて湾曲させておくのも良い。
【0048】
(8)請求項5に記載したように、腰バンド幅は、3乃至5cmとすると、腹部を圧迫する部位が狭まり、胃や腸等の内臓への負担が少なくなるとともに、腰椎パットがずれにくくなり、腰椎部を安定して固定することができる。
【0049】
(9)本発明の腰痛軽減保護方法では、請求項1乃至5のいずれかに記載の腰痛バンドを腰回りに装着し、腰椎パッドを所定の押圧力で腰椎部に宛い、安定して腰痛軽減保護を行うようにすると、腰バンドの幅を狭くすることで、腹部を圧迫する部位が狭まり、胃や腸等の内臓への負担が少なくなる。
(10)また、腰椎パットを固定板を介して固定することにより、腰椎パットがずれにくくなり、腰椎部を安定して固定することができる。
(11)更に、腰バンドの着脱を容易にすることで、腰痛バンドの着脱も容易に行え、腰痛軽減が手軽に行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の腰痛バンドの基本形態を示す概略全体構成図で、同図(A)は、正面図、同図(B)は裏面図である。
【図2】本発明の腰痛バンドを人体の腰部に装着した状態を示す図で、同図(A)は、裏面図、同図(B)は正面図である。
【図3】本発明の腰痛バンドに用いる腰バンドの例を示す概略図である。
【図4】本発明の腰痛バンドに用いる固定板の基本例を示す図で、同図(A)は正面図、同図(B)は側面図である。
【図5】本発明の腰痛バンドに用いる固定板の応用例を示す図である。
【図6】本発明の腰痛バンドに用いる固定板の応用例を示す図である。
【図7】本発明の腰痛バンドに用いる固定板の応用例を示す図である。
【図8】本実施の形態の腰痛バンドに用いる腰椎パットの基本形を示す図で、同図(A)は正面図、同図(B)及び(C)は裏面図である。
【図9】本実施の形態の腰痛バンドに用いる腰椎パットの改良形を示す図で、同図(A)は正面図、同図(B)は裏面図である。
【図10】従来のヘルニアバンドを説明する図で、同図(A)は、展開した状態で示す全体図、同図(B)は、人体の腰部に装着した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10:腰痛バンド
12:腰椎パット
14:固定板
16:腰バンド
120:腰椎部

Claims (6)

  1. 人体の腰椎部に宛われる弾力性を有する腰椎パットと、
    前記腰椎パッドを前記人体の腰椎部に固定する固定板と、
    前記固定板を人体の腰回りに保持するための腰バンドと、
    を備えたことを特徴とする腰痛バンド。
  2. 前記固定板と前記腰バンドとが一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の腰痛バンド。
  3. 前記固定板又は前記腰椎パットにカイロ等の加温部材を具備するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の腰痛バンド。
  4. 前記固定板は、プラスチック、セルロイド、皮革、柔軟性のあるアルミニウム板、ガラス繊維、形状記憶合金等の可撓性或いは可塑性のある素材により形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の腰痛バンド。
  5. 前記腰バンド幅は、3乃至5cmとしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の腰痛バンド。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の腰痛バンドを腰回りに装着し、腰椎パッドを所定の押圧力で腰椎部に宛い、安定して腰痛軽減保護を行うようにしたことを特徴とする腰痛軽減保護方法。
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