JP2002136605A - 電極パッド保持用ベルト - Google Patents

電極パッド保持用ベルト

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JP2002136605A
JP2002136605A JP2000334093A JP2000334093A JP2002136605A JP 2002136605 A JP2002136605 A JP 2002136605A JP 2000334093 A JP2000334093 A JP 2000334093A JP 2000334093 A JP2000334093 A JP 2000334093A JP 2002136605 A JP2002136605 A JP 2002136605A
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belt
electrode pad
hook
pad holding
electrode
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JP2000334093A
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Masayuki Hirano
雅之 平野
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Marutaka Co Ltd
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Marutaka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体の様々な部位に電極パッドを固定するこ
とができる電極パッド保持用ベルトを提供する。 【解決手段】 電極パッド保持用ベルト1が、それぞれ
が少なくとも1つの電極パッドを保持可能な2つのベル
ト片1A、1Bから構成されており、これらのベルト片
1A、1Bどうしが分離自在な連結部を介して連結され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超短波治療器や低
周波治療器等の電子治療器の電極パッドを身体の治療部
位に固定するための電極パッド保持用ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、筋肉痛や肉体疲労の症状を緩
和したり胃腸等の消化器の働きを高めるために、超短波
治療器や低周波治療器等の電子治療器が用いられてお
り、これらの電子治療器は、患部に当てる電極が内蔵さ
れた一対、もしくは複数対の電極パッドを備えている。
【0003】例えば、超短波治療器においては、超短波
治療器本体で発生させた超短波を身体に固定した対の電
極を介して患部に作用させており、これらの電極を別個
に内蔵する対の電極パッドを電極パッド保持用ベルトで
身体に固定するようにしている。
【0004】図18は、電極パッドが装着された状態に
おける、従来の電極パッド保持用ベルトの平面図であっ
て、同図に示すものにおいては、電極パッド保持用ベル
トA1は、超短波治療器本体(図示せず)に電極コード
A2を介して接続される電極をそれぞれ内蔵した一対の
電極パッドA3を保持しており、電極パッド保持用ベル
トA1を身体に巻き付けて電極パッドA3を腰部や腹部
に固定するようにしている。
【0005】前記電極パッド保持用ベルトA1は、一対
の電極パッドA3を保持するベルト片A4の長手方向両
側に、それぞれ連結環A5を介して短いベルト片A6が
連結されている。
【0006】これらのベルト片A6には、図19に示す
ように表面側と裏面側にそれぞれ面ファスナA7と面フ
ァスナA8が縫着されていて、一方のベルト片A6の面
ファスナA7と他方のベルト片A6の面ファスナA8が
互いに係着可能となっている。
【0007】前述した構造の電極パッド保持用ベルトA
1は、一対の電極パッドA3を例えば腰に当てて使用す
る場合には、ベルト片A4上で2つの電極パッドA3の
位置を調整して腰に当てて、ウエストに巻き付ける。
【0008】この際、電極パッドA3の腰部への当接位
置の調整を容易にするために、電極パッド保持用ベルト
A1を身体に装着する前にベルト片A4に装着されてい
る調整金具A9の位置をベルト片A4の長手方向に調整
し、電極パッド保持用ベルトA1上での片方の電極パッ
ドA3の移動範囲を制限しておくことができる。
【0009】電極パッド保持用ベルトA1を一対の電極
パッドA3がずれない程度に適度に締め付けた状態で、
一方のベルト片A6の表面に設けられている面ファスナ
A7の上に、他方のベルト片A6の裏面に設けられてい
る面ファスナA8を重ね合わせて係着し、身体に固定す
る。
【0010】この状態で、図示していない超短波治療器
本体から超短波を一対の電極パッドA3に供給すること
により、電極パッドA3を当てている腰部が温められ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したような、従来
の電極パッド保持用ベルトは、主にウエストに巻き付け
て、もっぱら腰部や腹部に電極を当てるように設計され
ていたため、その長さはウエスト周囲に適合するように
製作されている。
【0012】そのため、肩に電極パッドを使用する場合
には、電極パッド保持用ベルトの両端をループ状にし
て、一対の電極パッドを肩に背負うようにして用いるこ
とが可能であるが、肘や膝、首等の部位に対しては、電
極パッド保持用ベルトの長さが長すぎて使用しづらかっ
た。
【0013】そこで、本発明は、前述したような従来技
術の問題を解決し、身体の様々な部位に電極パッドを簡
単に固定することができる電極パッド保持用ベルトを提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の電極パッド保持用ベルトは、電子治療器本
体の出力端子とケーブルを介して接続される少なくとも
一対の電極パッドを身体に固定するための電極パッド保
持用ベルトであって、分離自在な連結部を介して連結さ
れている2つのベルト片からなり、それぞれのベルト片
は少なくとも一つの電極パッドを保持可能に構成されて
いる。
【0015】本発明の電極パッド保持用ベルトにおいて
は、連結部に2つのベルトどうしを分離自在に連結する
面ファスナが用いられていることが望ましい。
【0016】また、連結部に2つのベルト片どうしを分
離自在に連結するホックが用いられていることも望まし
い。
【0017】また、連結部に2つのベルト片どうしを分
離自在に連結するフックと前記フックが係合するリング
が用いられていることも望ましい。
【0018】また、連結部に2つのベルト片どうしを分
離自在に連結するバックルが用いられていることも望ま
しい。
【0019】また、連結部に2つのベルト片どうしを分
離自在に連結するファスナが用いられていることも望ま
しい。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の電極パッド保持用ベルト
は、それぞれ電極が内蔵された一対の電極パッドを保持
して身体に固定するもので、これらの電極は、超短波治
療器や低周波治療器のような電子治療器の本体と、ケー
ブルを介して接続される。
【0021】例えば、超短波治療器では、発振周波数2
7MHz程度の超短波が生成され、これが一対の電極に
よって身体に照射される。前記超短波は、衣服や皮膚を
浸透して身体の深部へ侵入し、腰部や肩部等の筋肉組織
や血管等をその温熱効果によって温めて血行を促進し、
痛みやこり等の症状を緩和する。
【0022】本発明の電極パッド保持用ベルトは、連結
部によって分離可能に連結される2つのベルト片から構
成されていて、それぞれのベルト片は、単独でも少なく
とも一つの電極パッドを保持可能になっている。
【0023】本発明の電極パッド保持用ベルトを用いて
一対の電極パッドを腰部や両肩等に当てる場合には、2
つのベルト片を連結して用い、その場合には、電極パッ
ドはこれらのベルト片のそれぞれに一つずつ、または、
一方に2つとも保持させる。
【0024】そして、これら一対の電極パッドを腰部に
当てて電極パッド保持用ベルトをこれらの電極パッドが
ずれない程度に締め付けてウエストに巻き付ける。な
お、電極パッド保持用ベルトを身体に巻き付け固定する
ために、面ファスナやホック等の周知の固定手段がそれ
ぞれのベルト片に設けられている。
【0025】また、本発明の電極パッド保持用ベルトで
は、電極パッド保持用ベルトを2つのベルト片に分離し
て、同時に身体の離れた2箇所に電極パッドをそれぞれ
当てることができ、この場合には、それぞれのベルト片
に一つずつ電極パッドを保持させて、それぞれのベルト
片を手や足、肘や膝に巻き付けて電極パッドを固定す
る。
【0026】なお、電極パッド保持用ベルトを構成する
各ベルト片は、弾性伸縮変形自在な素材で製作すること
が望ましく、伸縮性の素材を用いることによって、電極
パッドの身体各部への密着性をより高めることができ
る。
【0027】連結部には、例えば、面ファスナを用いる
ことができる。この場合、一方のベルト片の連結側端部
には、連結環を取り付けておく。また、他方のベルト片
の連結側端部には、折返し部を形成して前記折返し部の
片面に面ファスナを設け、前記面ファスナ側に折返し部
を折り返した時に、その対向面となるそのベルト片上に
この面ファスナと係着するもう一つの面ファスナを設け
ておく。
【0028】また、連結部に面ファスナを用いる場合に
は、連結環を用いずに一方のベルト片の連結側端部近傍
の片面と、他方のベルト片の連結側端部近傍の片面にそ
れぞれ面ファスナを設けておいて、これらの面ファスナ
どうしを対向させて重ね合わせることで、両方のベルト
片どうしを連結分離自在としてもよい。
【0029】また、連結部にホックを用い、それぞれの
ベルト片に取り付けたホックによって、ベルト片どうし
を分離自在に連結してもよく、さらに、連結部に互いに
係脱自在なフックとリングを用いて、一方のベルト片に
フックを、他方のベルト片にリングを取り付けて、これ
らのベルト片どうしを連結分離自在としてもよい。
【0030】また、連結部にバックルを用い、両方のベ
ルト片の連結側の対向端部間をバックルで着脱自在に連
結してもよい。ここで用いるバックルは、互いに連結分
離可能な2つの金具(樹脂製のものも含む)から構成さ
れた周知の構造のものを使用することができ、一方の金
具に形成されているスリットに、他方の金具に形成され
ている係合突起を差し込むことによって金具どうしが連
結される。
【0031】さらに、連結部にファスナを用い、ファス
ナを外すことによって両ベルト片を分離できる構造とし
てもよい。なお、前記ファスナは、金属や樹脂の歯を一
対の布テープに配列し、これらの布テープ間に金具を滑
らせて開閉する構造の、一般に市販されているものを用
いることができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の電極パッド保持用ベルトに超短
波治療器本体に接続された電極パッドを装着した状態を
示す斜視図であって、電極パッド保持用ベルト1には、
超短波治療器本体2に電極コード3で接続される電極を
それぞれ内蔵した一対の電極パッド4が着脱自在に装着
されている。
【0033】図2は、電極パッド保持用ベルト1を伸展
した状態の平面図あって、電極パッド保持用ベルト1
は、一対の電極パッド4、4に形成されているベルト挿
通孔4Aを貫通して、これらの電極パッド4、4を保持
している。
【0034】電極パッド保持用ベルト1は、ベルト片1
Aとベルト片1Bの2つの部分から構成されており、後
述するように、ベルト片1Aとベルト片1Bは、目的に
応じて、同図に示すように一体に連結して使用できる
他、分離して、それぞれのベルト片1A、1Bに一つず
つ電極パッド4を保持して用いることもできる。
【0035】図3に示すように、電極パッド保持用ベル
ト1を構成している一方のベルト片1Aは、長手方向両
端部分に折り返し部Fが形成されており、これらの折り
返し部Fは、ベルト片1Aの裏側へ縫合部Sから折り返
し可能になっている。
【0036】これらの折り返し部Fの裏面側には、面フ
ァスナ5が縫着されている。また、ベルト片1Aの表面
と裏面は、前記面ファスナ5が係着可能な構造の面ファ
スナ6によって形成されている。
【0037】この実施例においては、面ファスナ5は、
多数のフック状の突起から構成されているものが用いら
れており、また、面ファスナ6は、多数のループ状の突
起から構成されているものが用いられている。また、ベ
ルト片1Aには、電極パッド4の移動調整できる範囲を
制限して、身体に着用時の電極パッド4の位置決めを容
易にする調整金具7が装着されている。
【0038】一方、他方のベルト片1Bは、その一方の
端に、前述したベルト片1Aと同様に折り返し部Fが形
成されていて、裏側へ縫合部Sから折り返し可能になっ
ている。また、折り返し部Fの裏面側には、これもベル
ト片1Aと同様に面ファスナ5が縫着され、この面ファ
スナ5がベルト片1Bの表面と裏面を形成している面フ
ァスナ6に係着可能となっている。
【0039】また、ベルト片1Bの他方の端には、連結
環8が取り付けられていて、前記連結環8にベルト片1
Aの一方の折り返し部Fを差し込んで折り返し、その折
り返し部Fの裏側に設けられている面ファスナ5を、ベ
ルト片1Aの裏面を形成している面ファスナ6と係着す
ることで、ベルト片1Aとベルト片1Bが相互に連結さ
れるようになっている。
【0040】なお、この実施例の電極パッド保持用ベル
ト1においては、ベルト片1Aの折り返し部Fと、これ
が差し込まれるベルト片1Bの連結環8によって本発明
における連結部が形成されている。
【0041】次に、本発明の電極パッド保持用ベルトの
種々の使用例について説明する。図4は、電極パッド保
持用ベルト1を腰部に使用する例を示すもので、この場
合には、2つの電極パッド4、4を腰に当てた状態で、
通常の衣服のベルトと同様にウエストに巻いて、電極パ
ッド4、4の位置がずれないように締め付けて固定す
る。
【0042】この際、電極パッド保持用ベルト1は、そ
の両端の何れか一方に形成されている折り返し部F(図
3参照)を伸ばし、その裏面側に設けられている面ファ
スナ5を、ウエストに巻き付けた他方の端の表面側の面
ファスナ6に、一対の電極パッド4、4が固定できる程
度の強さで締め付けて係着する。
【0043】この際、電極パッド保持用ベルト1の他方
の端に設けられている折り返し部Fは折り返して対向す
る面ファスナ6に係着させておくことで、前記折り返し
部Fの裏面側に設けられている面ファスナ5の衣服等へ
の引っ掛かりを防止することができる。そして、この状
態で、超短波を作用させることによって、一対の電極パ
ッド4、4を介して腰部が内部から温められる。
【0044】また、図示はしないが、一方の電極パッド
4を腹側に、他方の電極パッド4を背側に当てて腹部を
前後から挟むように電極パッドを電極パッド保持用ベル
トで体に固定することで、腹部を内側から温めることも
できる。
【0045】次に、図5は、電極パッド4、4を両肩に
当てて使用し、肩の部分を温める場合を示すものであっ
て、この場合には、電極パッド保持用ベルト1の一方の
端の折り返し部F裏面側の面ファスナ5を他方の端の表
面側の面ファスナ6に係着して電極パッド保持用ベルト
1を輪にしておき、2つの電極パッド4、4を肩に背負
うように電極パッド保持用ベルトを体に装着して使用す
る。
【0046】さらに、図6は、一対の電極パッド4、4
を首の後ろに当てて使用する場合を示しており、この場
合には、乾燥したタオル等を首に巻き、2つの電極パッ
ド4、4で首を挟むようにしてタオルT等の上から電極
パッド保持用ベルト1を巻いて電極パッド4、4が動か
ない程度に締め付けて固定する。
【0047】また、図7は、2つの電極パッド4、4を
肩と手の両方に同時に使用する場合を示しており、この
場合には、図3に示す電極パッド保持用ベルト1のベル
ト片1A、1B間を連結している面ファスナ5、6を外
して電極パッド保持用ベルト1を2つの部分に分離す
る。
【0048】そして、ベルト片1Aで一つの電極パッド
4を肩に当てて固定し、また、他方のベルト片1Bでも
う一つの電極パッド4を手のひらに当てて固定する。な
お、火傷を防ぐために、それぞれの電極パッドと肩や手
のひらとの間は直接当てずに、衣服やタオル等を介して
間接的に当てるようにする。
【0049】さらに、図8は、大腿部を一対の電極パッ
ド4、4で両側から挟むようにして温める場合を示して
おり、電極パッド保持用ベルト1は電極パッド4、4が
動かない程度に締め付けて前述した面ファスナ5、6で
固定する。なお、この場合にも電極パッド4、4は、直
接大腿部には当てずに衣服やタオルを介して間接的に当
てるようにする。
【0050】また、図9は、2つの電極パッド4、4を
それぞれ腰部と脹ら脛に当てて使用する場合を示すもの
であって、この場合には、前述した図7に示す場合と同
様に、電極パッド保持用ベルト1をベルト片1Aとベル
ト片1Bの2つの部分に分離し、それぞれのベルト片1
A、1Bで電極パッド4、4を腰部や脹ら脛に固定す
る。
【0051】また、図10は、電極パッド4、4を膝に
当てて使用する場合を示しており、この場合は、前述し
た図8と同じ要領で電極パッド保持用ベルト1を膝頭よ
りやや上に巻き付けて前述の面ファスナ5、6で電極パ
ッドが動かない程度に締め付けて固定する。なお、この
場合も電極パッド4、4は直接膝に当てずに衣服やタオ
ルTの上から間接的に当てるようにする。
【0052】さらに、図11は、肘に電極パッド4、4
を当てる場合を示すものであって、要領は前述した膝に
当てる場合と同様であり、電極パッド4、4はタオルT
等を介して間接的に肘に当てるようにする。
【0053】また、図12は、両足に電極パッド4、4
を当てて使用する場合を示すものであって、この場合に
は、電極パッド保持用ベルト1は、ベルト片1A、1B
の2つの部分に分離し、それぞれに電極パッド4を装着
した状態で、足先にこれらのベルト片1A、1Bを巻き
付けて締め付け、電極パッド4、4をそれぞれの足に固
定する。ここで、各電極パッドは、タオルT等を介し
て、足の裏側や甲側に間接的に当てて使用する。
【0054】なお、前述した図4〜図12に示した使用
例以外にも、電極パッド保持用ベルト1を一つに連結し
たり、ベルト片1A、1Bの2つの部分に分離して種々
の態様で電極パッド4、4を身体の各部に固定して使用
することができる。
【0055】次に、図13は、本発明の電極パッド保持
用ベルトの別の実施例を示すものであって、この実施例
では、前述した実施例における一方のベルト片1B側の
連結環8を省略し、代わりにベルト片1Bの両端部に折
返し部Fを設け、その裏面側に面ファスナ5を縫着して
いる。なお、図13において、図3と同じ番号や符号を
付している部分については、図3の実施例と構造は共通
である。
【0056】本実施例のものでは、2つのベルト片1
A、1Bどうしを連結して用いる場合には、これらのベ
ルト片1A、1Bのいずれかの連結側の折返し部Fを拡
げて、その面ファスナ5を他方のベルト片1B、1A連
結側端部近傍の表側に設けられている面ファスナ6に係
着する。
【0057】次に、図14は、本発明の電極パッド保持
用ベルトのさらに、別の実施例を示すものであって、こ
の実施例においては、2つのベルト片どうしを連結する
連結部にホックを用いているものであり、ベルト片1A
とベルト片1Bの連結する側の端部にそれぞれホック9
を取り付け、これらのホック9でベルト片1A、1Bど
うしが着脱自在に連結されるようになっている。なお、
本実施例においても、図14中の図3と同じ番号や符号
を付している部分については、図3の実施例と構造は共
通である。
【0058】また、図15は、本発明の電極パッド保持
用ベルトのさらに別の実施例を示すものであって、この
実施例においては2つのベルト片どうしを連結する連結
部としてフック10とリング11を用いたものであり、
ベルト片1Aの一方の端にフック保持環10Aを介して
一対のフック10が連結されている。
【0059】これらのフック10は、常時その開口部を
閉じている外れ止め10Bを有しており、外れ止め10
Bを指でフック10の内側に押すことにより開口部が開
かれ、他方のベルト片1Bの一端に取り付けられている
リング11に係合させて両方のベルト片が連結または分
離されるようになっている。なお、本実施例において
も、図15中の図3と同じ番号や符号を付している部分
については、図3の実施例と構造は共通である。
【0060】さらに、図16は、本発明の電極パッド保
持用ベルトのさらに別の実施例を示すものであって、こ
の実施例は2つのベルト片1A、1Bどうしを連結する
連結部をバックル12としたものである。
【0061】前記バックル12は、互いに連結分離可能
な2つの金具12A、12Bから構成されていて、一方
のベルト片1A側に取り付けられている金具12Aの端
面に形成されているスリットに他方のベルト片1Bに取
り付けられている金具12Bに形成されている係合突起
12Cを差し込むことによって金具12A、12Bどう
しが連結される構造になっている。
【0062】ベルト片1Aとベルト片1Bを分離する場
合は、ベルト片1Bの金具12Bの係合突起12Cの両
側に設けられた一対の解除片12Dを、金具1Aに形成
されている切欠部12Eに指を入れて内側に押すこと
で、金具どうし12A、12Bどうしの係合が解除され
るようになっている。なお、本実施例においても、図1
6中の図3と同じ番号や符号を付している部分について
は、図3の実施例と構造は共通である。
【0063】また、図17は、本発明の電極パッド保持
用ベルトのさらに別の実施例を示すものであって、この
実施例においては2つのベルト片1A、2Bどうしを連
結する連結部として、ファスナ13が用いられている。
【0064】前記ファスナ13はごく普通の、金属や樹
脂の歯が配列された一対の布テープ13A、13Bと、
これらの間を滑らせて歯どうしを係合または離脱させる
開閉具13Cから構成されているものが用いられてい
る。
【0065】前記ファスナ13は、一対の布テープ13
A、13Bが、それぞれのベルト片1A、1Bの連結側
端部間に幅方向を横断する向きに縫着されて、これらの
ベルト片1A、1Bどうしを分離自在に連結している。
なお、本実施例においても、図17中の図3と同じ番号
や符号を付している部分については、図3の実施例と構
造は共通である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電極パッド保持用ベルトを構成する2つのベルト片を連
結し、一対の電極パッドを腹部や腹部、両肩等に当てて
固定することができるとともに、これらのベルト片を分
離して、それぞれに電極パッドを保持させ、肘や膝、手
足等、身体の様々な部分に電極パッドを当てて固定する
ことができ、従来のこの種の電極パッド保持用ベルトの
ように、電極パッドを装着する身体の部位に応じた長さ
の複数種類のベルトを用意する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電極パッド保持用ベルトに超短波治
療器本体に接続された電極パッドを装着した状態を示す
斜視図である。
【図2】 一対の電極パッドが装着された状態の本発明
の電極パッド保持用ベルトの平面図である。
【図3】 本発明の電極パッド保持用ベルトの詳細構造
を示す図である。
【図4】 電極パッドを腰部に当てる場合の電極パッド
保持用ベルトの使用例を示す図である。
【図5】 電極パッドを両肩に当てる場合の電極パッド
保持用ベルトの使用例を示す図である。
【図6】 電極パッドを首部に当てる場合の電極パッド
保持用ベルトの使用例を示す図である。
【図7】 電極パッドを肩と手の両方へ当てる場合の電
極パッド保持用ベルトの使用例を示す図である。
【図8】 電極パッドを大腿部に当てる場合の電極パッ
ド保持用ベルトの使用例を示す図である。
【図9】 電極パッドを腰部と脹ら脛に当てる場合の電
極パッド保持用ベルトの使用例を示す図である。
【図10】 電極パッドを膝に当てる場合の電極パッド
保持用ベルトの使用例を示す図である。
【図11】 電極パッドを肘に当てる場合の電極パッド
保持用ベルトの使用例を示す図である。
【図12】 電極パッドを足部に当てる場合の電極パッ
ド保持用ベルトの使用例を示す図である。
【図13】 本発明の別の実施例における電極パッド保
持用ベルトの詳細構造を示す図である。
【図14】 本発明のさらに別の実施例における電極パ
ッド保持用ベルトの詳細構造を示す図である。
【図15】 本発明のさらに別の実施例における電極パ
ッド保持用ベルトの詳細構造を示す図である。
【図16】 本発明のさらに別の実施例における電極パ
ッド保持用ベルトの詳細構造を示す図である。
【図17】 本発明のさらに別の実施例における電極パ
ッド保持用ベルトの詳細構造を示す図である。
【図18】 電極パッドが装着された状態における、従
来の電極パッド保持用ベルトの平面図である。
【図19】 従来の電極パッド保持用ベルトの側面図で
ある。
【符号の説明】
1 電極パッド保持用ベルト 1A、1B ベルト片 2 超短波治療器本体、 3 電極コード 4 電極パッド 4A ベルト装通孔 5、6 面ファスナ 7 調整金具 8 連結環 9 ホック 10 フック 10A フック保持環 11 リング 12 バックル 12A、12B 金具 12C 係合突起 12D 解除片 12E 切欠部 13 ファスナ 13A、13B 布テープ 13C 開閉具 F 折り返し部 S 縫合部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子治療器本体の出力端子とケーブルを
    介して接続される少なくとも一対の電極パッドを身体に
    固定するための電極パッド保持用ベルトであって、分離
    自在な連結部を介して連結されている2つのベルト片か
    らなり、それぞれのベルト片が少なくとも一つの電極パ
    ッドを保持可能に構成されていることを特徴とする電極
    パッド保持用ベルト。
  2. 【請求項2】 連結部に2つのベルト片どうしを分離自
    在に連結する面ファスナが用いられていることを特徴と
    する請求項1記載の電極パッド保持用ベルト。
  3. 【請求項3】 連結部に2つのベルト片どうしを分離自
    在に連結するホックが用いられていることを特徴とする
    請求項1記載の電極バッド保持用ベルト。
  4. 【請求項4】 連結部に2つのベルト片どうしを分離自
    在に連結するフックと前記フックが係合するリングが用
    いられていることを特徴とする請求項1記載の電極パッ
    ド保持用ベルト。
  5. 【請求項5】 連結部に2つのベルト片どうしを分離自
    在に連結するバックルが用いられていることを特徴とす
    る請求項1記載の電極パッド保持用ベルト。
  6. 【請求項6】 連結部に2つのベルト片どうしを分離自
    在に連結するファスナが用いられていることを特徴とす
    る請求項1記載の電極パッド保持用ベルト。
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