JP2002027931A - 麺とその製造方法 - Google Patents
麺とその製造方法Info
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- JP2002027931A JP2002027931A JP2000212861A JP2000212861A JP2002027931A JP 2002027931 A JP2002027931 A JP 2002027931A JP 2000212861 A JP2000212861 A JP 2000212861A JP 2000212861 A JP2000212861 A JP 2000212861A JP 2002027931 A JP2002027931 A JP 2002027931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 麺線の色彩により販売時や調理後の形態に変
化を持たせ、購買者の視覚に訴えて購買欲や食欲の向上
が図れ、味の変化が楽しめる麺を提供する。 【解決手段】 麺線単体1を複数の色彩の組み合わせに
よって形成し、麺線単体1を多数集めることによって形
成された麺玉4が、麺線単体1の色彩により縦縞模様を
表示している。
化を持たせ、購買者の視覚に訴えて購買欲や食欲の向上
が図れ、味の変化が楽しめる麺を提供する。 【解決手段】 麺線単体1を複数の色彩の組み合わせに
よって形成し、麺線単体1を多数集めることによって形
成された麺玉4が、麺線単体1の色彩により縦縞模様を
表示している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中華麺、うど
ん、きしめん、フライ麺、スパゲッティ、パスタ等の麺
とその製造方法に関する。
ん、きしめん、フライ麺、スパゲッティ、パスタ等の麺
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の生麺の製造方法は、麺材料に水等
を加えてこね上げる工程と、こね上がった麺生地を圧延
して麺帯を形成する工程と、二枚または三枚の麺帯を重
ね合わせて圧延することにより一枚の麺帯を形成する工
程と、圧延を繰り返すことにより、一枚の麺帯を順次薄
くして行く生地麺帯の形成工程と、この生地麺帯から麺
線単体を切り出す麺線切り出し工程と、切り出された麺
線単体群を所定の長さに切る切断工程と、切断された麺
線単体群を麺の種類に応じて、丸めたり折り畳むことに
よって麺玉に成形する麺玉成形工程とを経て行われてい
る。なお、所定の長さに切断された麺線単体群をそのま
ま茹でる場合もある。
を加えてこね上げる工程と、こね上がった麺生地を圧延
して麺帯を形成する工程と、二枚または三枚の麺帯を重
ね合わせて圧延することにより一枚の麺帯を形成する工
程と、圧延を繰り返すことにより、一枚の麺帯を順次薄
くして行く生地麺帯の形成工程と、この生地麺帯から麺
線単体を切り出す麺線切り出し工程と、切り出された麺
線単体群を所定の長さに切る切断工程と、切断された麺
線単体群を麺の種類に応じて、丸めたり折り畳むことに
よって麺玉に成形する麺玉成形工程とを経て行われてい
る。なお、所定の長さに切断された麺線単体群をそのま
ま茹でる場合もある。
【0003】このような工程を経て製造される麺の種類
としては、例えば、中華麺、うどん、きしめん、フライ
麺、スパゲッティ等である。なお、パスタ類の場合は、
生地麺帯を所定形状に打ち抜くことによって形成され
る。
としては、例えば、中華麺、うどん、きしめん、フライ
麺、スパゲッティ等である。なお、パスタ類の場合は、
生地麺帯を所定形状に打ち抜くことによって形成され
る。
【0004】上記中華麺、うどん、きしめん、フライ麺
においては、麺玉の成形後に生麺、半生麺、乾燥麺、即
席麺、冷凍麺等の何れかの形態で、また、茹麺やスパゲ
ッティ、パスタ類は束ねたり袋に入れた形態で販売に供
されている。
においては、麺玉の成形後に生麺、半生麺、乾燥麺、即
席麺、冷凍麺等の何れかの形態で、また、茹麺やスパゲ
ッティ、パスタ類は束ねたり袋に入れた形態で販売に供
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
麺は、何れの種類においても、単一の麺材料を用いた麺
帯を重ねてこれを切断することにより、麺線単体を形成
しているため、多数の麺線単体を集合させて、そのまま
茹でて玉にしたり、また、折り畳みや丸めた麺玉及び、
麺線単体を束ねた形状は、何れの場合も単色の塊状とな
り、このため、販売時の形態や調理後の形態が見た目の
変化に乏しい旧態依然としたものであり、麺そのものが
購買時や飲食時に視覚で訴えるような部分が少ないとい
う問題がある。
麺は、何れの種類においても、単一の麺材料を用いた麺
帯を重ねてこれを切断することにより、麺線単体を形成
しているため、多数の麺線単体を集合させて、そのまま
茹でて玉にしたり、また、折り畳みや丸めた麺玉及び、
麺線単体を束ねた形状は、何れの場合も単色の塊状とな
り、このため、販売時の形態や調理後の形態が見た目の
変化に乏しい旧態依然としたものであり、麺そのものが
購買時や飲食時に視覚で訴えるような部分が少ないとい
う問題がある。
【0006】また、単一の麺材料を用いた麺帯を重ねて
これを切断することにより形成された麺は、麺自体の味
も単一化して変化がなく、麺そのものの味の変化を楽し
むことができないものである。
これを切断することにより形成された麺は、麺自体の味
も単一化して変化がなく、麺そのものの味の変化を楽し
むことができないものである。
【0007】そこで、この発明の課題は、麺線や麺単体
の色彩により販売時や調理後の形態に変化を持たせ、購
買者の視覚に訴えて購買欲や食欲の向上が図れ、味の変
化も楽しめる麺とその製造方法を提供することにある。
の色彩により販売時や調理後の形態に変化を持たせ、購
買者の視覚に訴えて購買欲や食欲の向上が図れ、味の変
化も楽しめる麺とその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、麺単体を複数の色彩の組み合わ
せによって形成した構成を採用したものである。ここ
で、麺単体とは、中華麺、うどん、きしめん、フライ
麺、スパゲッティにおいては、一本の麺線単体のことで
あり、また、パスタ類においては、一個の麺体を指して
いる。
するため、この発明は、麺単体を複数の色彩の組み合わ
せによって形成した構成を採用したものである。ここ
で、麺単体とは、中華麺、うどん、きしめん、フライ
麺、スパゲッティにおいては、一本の麺線単体のことで
あり、また、パスタ類においては、一個の麺体を指して
いる。
【0009】この発明の上記麺線単体を多数集めること
によって形成された麺玉は、麺線単体の色彩により縦縞
模様を表示することになる。
によって形成された麺玉は、麺線単体の色彩により縦縞
模様を表示することになる。
【0010】また、上記の麺は、予め形成された異色の
麺帯を重ね合わせて圧延する工程と、圧延された麺帯を
切断することによって、複数の色彩の組み合わによって
形成された麺線単体を切り出す麺線切り出し工程と、切
り出された麺線単体群を所定の長さに切る切断工程と、
切断された麺線単体群を丸めたり折り畳むことによっ
て、麺線単体の色彩により縦縞模様を表示する麺玉に成
形する麺玉成形工程とを経て製造される。
麺帯を重ね合わせて圧延する工程と、圧延された麺帯を
切断することによって、複数の色彩の組み合わによって
形成された麺線単体を切り出す麺線切り出し工程と、切
り出された麺線単体群を所定の長さに切る切断工程と、
切断された麺線単体群を丸めたり折り畳むことによっ
て、麺線単体の色彩により縦縞模様を表示する麺玉に成
形する麺玉成形工程とを経て製造される。
【0011】上記麺玉は、麺線単体の色彩により外観が
縦縞模様を呈することになり、縦縞模様を生かした縦縞
ラーメンや縦縞うどん、縦縞きしめん、縦縞フライ麺、
縦縞スパゲッティ等の商品となる。
縦縞模様を呈することになり、縦縞模様を生かした縦縞
ラーメンや縦縞うどん、縦縞きしめん、縦縞フライ麺、
縦縞スパゲッティ等の商品となる。
【0012】また、パスタ類においては、縦縞模様を呈
する個々の麺体を集合させることにより、集合体がラン
ダムな縞模様になる。
する個々の麺体を集合させることにより、集合体がラン
ダムな縞模様になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0014】図1は、二枚の麺帯を重ねて圧延したの
ち、これを切断することにより形成された麺線単体の構
造を示し、麺線単体1を生地色の部分2と、生地に色を
付けた着色部分3の複数の色彩の組み合わせによって形
成し、生地色の部分2は、麺の素材となる粉体の色を呈
しているのに対し、着色部分3は、麺の素材となる粉体
に粉状や液状の着色材を混合することにより着色されて
いる。
ち、これを切断することにより形成された麺線単体の構
造を示し、麺線単体1を生地色の部分2と、生地に色を
付けた着色部分3の複数の色彩の組み合わせによって形
成し、生地色の部分2は、麺の素材となる粉体の色を呈
しているのに対し、着色部分3は、麺の素材となる粉体
に粉状や液状の着色材を混合することにより着色されて
いる。
【0015】図4(B)は、三枚の麺帯を重ねて圧延し
たのち、これを切断することにより形成された麺線単体
1の構造を示し、麺線単体1を中間部分1aとその両側
の部分1b、1bの三層構造とし、中間部分1aと両側
の部分1b、1bを着色材の使用により異色の組み合わ
せとしたものである。
たのち、これを切断することにより形成された麺線単体
1の構造を示し、麺線単体1を中間部分1aとその両側
の部分1b、1bの三層構造とし、中間部分1aと両側
の部分1b、1bを着色材の使用により異色の組み合わ
せとしたものである。
【0016】上記着色材としては、人工的なものだけで
なく自然物を採用することができ、特に、自然物の方が
健康面で適しており、最近の消費者の健康指向に応える
ことができ、例えば、黒色やこれに近い色を出したいと
きはイカ墨や海苔、昆布を、赤やピンク色の場合は漬け
梅、皮と種を取った梅肉や赤系統の野菜類を、黄色の場
合はカレー粉、グリーンの場合はグリーンの野菜類やお
茶等を使用すればよく、これらの材料の混合により、材
料のもつ味や香りを付与することもできる。
なく自然物を採用することができ、特に、自然物の方が
健康面で適しており、最近の消費者の健康指向に応える
ことができ、例えば、黒色やこれに近い色を出したいと
きはイカ墨や海苔、昆布を、赤やピンク色の場合は漬け
梅、皮と種を取った梅肉や赤系統の野菜類を、黄色の場
合はカレー粉、グリーンの場合はグリーンの野菜類やお
茶等を使用すればよく、これらの材料の混合により、材
料のもつ味や香りを付与することもできる。
【0017】従って、着色材としてイカ墨を用いれば、
麺線単体1は白黒や黄黒の組み合わせとなり、漬け梅や
梅肉、赤系統の野菜類を使用すれば麺線単体1は紅白や
紅黄の組み合わせの色彩となる。
麺線単体1は白黒や黄黒の組み合わせとなり、漬け梅や
梅肉、赤系統の野菜類を使用すれば麺線単体1は紅白や
紅黄の組み合わせの色彩となる。
【0018】図1(A)と図4(B)は、断面略角形の
麺線単体1を、図1(B)は、断面円形の麺線単体1を
それぞれ示し、また、図2は、多数の上記麺線単体1を
集合して形成した麺玉4の一例を示し、所定の長さに切
断された多数の並列する麺線単体1を三つ折りにして麺
玉4を形成したものであり、この麺玉4は、麺線単体1
の色彩により縦縞模様を表示している。なお、ここでい
う麺玉4の成形は、二つ折りや三つ折り、丸めるほか、
束ねたり集合させて袋に収納する等の形態を採用するこ
とができる。
麺線単体1を、図1(B)は、断面円形の麺線単体1を
それぞれ示し、また、図2は、多数の上記麺線単体1を
集合して形成した麺玉4の一例を示し、所定の長さに切
断された多数の並列する麺線単体1を三つ折りにして麺
玉4を形成したものであり、この麺玉4は、麺線単体1
の色彩により縦縞模様を表示している。なお、ここでい
う麺玉4の成形は、二つ折りや三つ折り、丸めるほか、
束ねたり集合させて袋に収納する等の形態を採用するこ
とができる。
【0019】上記のような麺線単体1を用いて形成した
麺玉4による麺の種類としては、中華麺、うどん、きし
めん、フライ麺等を例示することができ、また、束ねた
り集合させた麺の種類は、茹麺やスパゲッティ等であ
り、これらの麺の販売は、生麺、半生麺、茹麺、乾燥
麺、即席麺、冷凍麺等の何れかの形態で行われる。
麺玉4による麺の種類としては、中華麺、うどん、きし
めん、フライ麺等を例示することができ、また、束ねた
り集合させた麺の種類は、茹麺やスパゲッティ等であ
り、これらの麺の販売は、生麺、半生麺、茹麺、乾燥
麺、即席麺、冷凍麺等の何れかの形態で行われる。
【0020】図3は、二枚の麺帯を用いた麺の製造工程
の要部を示し、予め形成された異色の麺帯11、12を
重ね合わせて一対のローラ13で圧延する工程と、重ね
合わせた麺帯11、12を順次圧延して薄く仕上げる工
程と、薄く仕上げ圧延された圧延麺帯14を一対のロー
ラ状刃物15で切断することによって、麺線単体1を切
り出す麺線切りだし工程と、麺線単体1を切断カッター
16で所定の長さに切断する麺線切断工程と、切り出さ
れた麺線単体1群を丸めたり折り畳むことによって、麺
線単体1の色彩により縦縞模様を表示する麺玉4に成形
する麺玉成形工程とを経るものである。
の要部を示し、予め形成された異色の麺帯11、12を
重ね合わせて一対のローラ13で圧延する工程と、重ね
合わせた麺帯11、12を順次圧延して薄く仕上げる工
程と、薄く仕上げ圧延された圧延麺帯14を一対のロー
ラ状刃物15で切断することによって、麺線単体1を切
り出す麺線切りだし工程と、麺線単体1を切断カッター
16で所定の長さに切断する麺線切断工程と、切り出さ
れた麺線単体1群を丸めたり折り畳むことによって、麺
線単体1の色彩により縦縞模様を表示する麺玉4に成形
する麺玉成形工程とを経るものである。
【0021】また、上記とは別に、切り出された麺線単
体をそのまま取って、茹でたり蒸すほか乾燥することも
ある。
体をそのまま取って、茹でたり蒸すほか乾燥することも
ある。
【0022】上記のように、異色の麺帯11、12を重
ね合わせて圧延された麺帯14から麺線単体1を切り出
すことにより、麺線単体1は、図1(A)、(B)に示
したような、二色の色彩の組み合わせによって形成され
る。
ね合わせて圧延された麺帯14から麺線単体1を切り出
すことにより、麺線単体1は、図1(A)、(B)に示
したような、二色の色彩の組み合わせによって形成され
る。
【0023】また、図4(A)は、三枚の麺帯を用いた
麺の製造工程の要部を示し、予め形成された中間部分1
aになる麺帯と、この麺帯と異色の両側の部分1b、1
bになる麺帯を重ね合わせて一対のローラ13で圧延す
る工程の後は、上記した二枚の麺帯を用いた麺の製造工
程と同じである。
麺の製造工程の要部を示し、予め形成された中間部分1
aになる麺帯と、この麺帯と異色の両側の部分1b、1
bになる麺帯を重ね合わせて一対のローラ13で圧延す
る工程の後は、上記した二枚の麺帯を用いた麺の製造工
程と同じである。
【0024】従って、二枚の麺帯を用いた麺の製造工程
と同じ部分は、同一符号を付して説明に代える。
と同じ部分は、同一符号を付して説明に代える。
【0025】三枚の麺帯を用いた麺線単体1は、図4
(B)のように、三層で二色の色彩の組み合わせによっ
て形成される。なお、両側の部分1b、1bになる麺帯
を異色とすれば、三色の縞模様の麺線単体1が得られ
る。
(B)のように、三層で二色の色彩の組み合わせによっ
て形成される。なお、両側の部分1b、1bになる麺帯
を異色とすれば、三色の縞模様の麺線単体1が得られ
る。
【0026】上記した麺線単体1は、圧延麺帯14の幅
方向に多数が並列して切り出されることになるが、麺玉
成形工程時に、絞り込みによる幅寄せで幅方向の中央部
に集められることにより、麺玉4の成形時には麺線単体
1は互いに混合したランダムな状態となり、これによ
り、麺線単体1の色彩の位相は向きが混在することにな
り、麺玉4に成形したとき、二色の色彩の麺線単体1の
場合、その外表面に生地色の部分2と着色部分3の色が
混在して見えることになる。
方向に多数が並列して切り出されることになるが、麺玉
成形工程時に、絞り込みによる幅寄せで幅方向の中央部
に集められることにより、麺玉4の成形時には麺線単体
1は互いに混合したランダムな状態となり、これによ
り、麺線単体1の色彩の位相は向きが混在することにな
り、麺玉4に成形したとき、二色の色彩の麺線単体1の
場合、その外表面に生地色の部分2と着色部分3の色が
混在して見えることになる。
【0027】また、三色の麺線単体1の場合も同様に色
が混在して見えることになる。なお、切り出された麺線
単体をそのまま取って、茹でたり蒸すほか乾燥した場合
も、麺線単体1の集合状態で、上記麺玉4と同様の形態
になる。
が混在して見えることになる。なお、切り出された麺線
単体をそのまま取って、茹でたり蒸すほか乾燥した場合
も、麺線単体1の集合状態で、上記麺玉4と同様の形態
になる。
【0028】従って、成形された麺玉4の外観は、白
黒、黄黒、紅白等の縦縞模様の色彩となり、販売時の包
装形態を外部から目視によって縦縞模様が判別できるよ
うにしておくことにより、中華麺、うどん、きしめん、
フライ麺、スパゲッティ等がこのような縦縞模様の色彩
を呈しておれば、購買者の視覚に訴えて目を引くことに
なり、斬新的な色彩によって購買意欲をかき立てること
ができ、縦縞模様を生かした縦縞ラーメンや縦縞うど
ん、縦縞きしめん、縦縞フライ麺、縦縞スパゲッティ等
の商品となり、このような商品は、グッズ商品や慶弔用
商品としての利用も可能になる。なお、麺帯を打ち抜い
て形成するパスタ類においては、個々の麺体が縦縞模様
を呈することになり、これを集合させることにより全体
がランダムな縞模様になる。
黒、黄黒、紅白等の縦縞模様の色彩となり、販売時の包
装形態を外部から目視によって縦縞模様が判別できるよ
うにしておくことにより、中華麺、うどん、きしめん、
フライ麺、スパゲッティ等がこのような縦縞模様の色彩
を呈しておれば、購買者の視覚に訴えて目を引くことに
なり、斬新的な色彩によって購買意欲をかき立てること
ができ、縦縞模様を生かした縦縞ラーメンや縦縞うど
ん、縦縞きしめん、縦縞フライ麺、縦縞スパゲッティ等
の商品となり、このような商品は、グッズ商品や慶弔用
商品としての利用も可能になる。なお、麺帯を打ち抜い
て形成するパスタ類においては、個々の麺体が縦縞模様
を呈することになり、これを集合させることにより全体
がランダムな縞模様になる。
【0029】また、麺線単体1や麺帯の着色部分3に使
用する材料の選択によっては、梅味、海苔味等、麺に対
する新たな味の付加が可能になり、従って、販売や食す
るときの色彩的な視覚の変化だけでなく、味の分野でも
斬新的なものとなる。
用する材料の選択によっては、梅味、海苔味等、麺に対
する新たな味の付加が可能になり、従って、販売や食す
るときの色彩的な視覚の変化だけでなく、味の分野でも
斬新的なものとなる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、麺単
体を複数の色彩の組み合わによって形成し、この麺単体
を多数集めることによって形成された麺玉や麺帯の集合
体が、麺単体の色彩により縦縞模様を表示しているの
で、販売時や調理後の形態に色彩的な変化を持たせるこ
とができ、購買者の視覚に訴えて目を引くことになり、
斬新的な色彩によって購買意欲をかき立てると同時に、
食欲を増進させることができる麺となり、色彩の組み合
わせと縦縞模様を生かして、麺をグッズ商品や慶弔用商
品として利用することが可能になる。
体を複数の色彩の組み合わによって形成し、この麺単体
を多数集めることによって形成された麺玉や麺帯の集合
体が、麺単体の色彩により縦縞模様を表示しているの
で、販売時や調理後の形態に色彩的な変化を持たせるこ
とができ、購買者の視覚に訴えて目を引くことになり、
斬新的な色彩によって購買意欲をかき立てると同時に、
食欲を増進させることができる麺となり、色彩の組み合
わせと縦縞模様を生かして、麺をグッズ商品や慶弔用商
品として利用することが可能になる。
【0031】また、販売や食するときの色彩的な視覚の
変化だけでなく、麺の着色に自然食品を使用することに
より、麺に対して健康指向に対応した新たな味の付加が
可能になり、味の分野でも斬新的な麺となる。
変化だけでなく、麺の着色に自然食品を使用することに
より、麺に対して健康指向に対応した新たな味の付加が
可能になり、味の分野でも斬新的な麺となる。
【図1】(A)と(B)は、麺線単体の異なった形状を
示す斜視図
示す斜視図
【図2】麺玉の一例を示す斜視図
【図3】二枚の麺帯を重ねて圧延することにより形成す
る麺の製造工程を示す説明図
る麺の製造工程を示す説明図
【図4】(A)は三枚の麺帯を重ねて圧延することによ
り形成する麺の製造工程を示す説明図、(B)は製造さ
れた麺線単体の斜視図
り形成する麺の製造工程を示す説明図、(B)は製造さ
れた麺線単体の斜視図
1 麺線単体 2 生地色の部分 3 着色部分 4 麺玉 11 麺帯 12 麺帯 13 ローラ 14 麺帯 15 ローラ状刃物 16 切断カッター
Claims (3)
- 【請求項1】 麺単体を複数の色彩の組み合わせによっ
て形成した麺。 - 【請求項2】 上記麺単体が麺線単体であり、この麺線
単体を多数集めることによって形成された麺玉が、麺線
単体の色彩により縦縞模様を表示している請求項1に記
載の麺。 - 【請求項3】 予め形成された異色の麺帯を重ね合わせ
て圧延する工程と、圧延された麺帯を切断することによ
って、複数の色彩の組み合わせによって形成された麺線
単体を切り出す麺線切り出し工程と、切り出された麺線
単体群を所定の長さに切る切断工程と、切断された麺線
単体群を丸めたり折り畳むことによって、麺線単体の色
彩により縦縞模様を表示する麺玉に成形する麺玉成形工
程とからなる麺の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000212861A JP2002027931A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | 麺とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000212861A JP2002027931A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | 麺とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002027931A true JP2002027931A (ja) | 2002-01-29 |
Family
ID=18708709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000212861A Pending JP2002027931A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | 麺とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002027931A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016136849A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社おやつカンパニー | 麺様菓子の製造方法 |
WO2020262521A1 (ja) * | 2019-06-28 | 2020-12-30 | 日清フーズ株式会社 | 結束パスタ |
-
2000
- 2000-07-13 JP JP2000212861A patent/JP2002027931A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016136849A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社おやつカンパニー | 麺様菓子の製造方法 |
WO2020262521A1 (ja) * | 2019-06-28 | 2020-12-30 | 日清フーズ株式会社 | 結束パスタ |
CN113905957A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-01-07 | 日清富滋株式会社 | 捆扎意大利面 |
EP3991569A4 (en) * | 2019-06-28 | 2023-06-21 | Nisshin Seifun Welna Inc. | GROUPED PASTA |
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