JP2002027307A - カメラ制御システム - Google Patents

カメラ制御システム

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JP2002027307A
JP2002027307A JP2000207677A JP2000207677A JP2002027307A JP 2002027307 A JP2002027307 A JP 2002027307A JP 2000207677 A JP2000207677 A JP 2000207677A JP 2000207677 A JP2000207677 A JP 2000207677A JP 2002027307 A JP2002027307 A JP 2002027307A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作スイッチを押し続ける等の操作上の苦痛
を軽減し、容易に操作できるようにしたカメラ制御シス
テムを提供する。 【解決手段】 カメラの旋回動作を行わせるには、操作
器の操作パネル上にあるテンキー22により旋回させる
角度の数値を入力した後、機能指定操作スイッチ23の
「上」「下」「左」「右」のいずれかの操作スイッチに
より旋回させる方向を指定することにより、旋回動作を
行わせる。これにより、旋回操作において、従来のよう
に操作スイッチを押し続ける必要がなく、容易に旋回操
作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCCTVシ
ステムにおいて、カメラの旋回(上下左右)、ズーム
(望遠・広角)、およびフォーカス(遠・近)等の制御
を行うカメラ制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】CCTVシステムにおけるカメラの制御
には、上下左右の旋回動作、望遠/広角のズーム操作、
およびフォーカス、アイリス合わせ等がある。
【0003】このようにカメラの制御を行うカメラ制御
システムにおける従来の制御方式には通常の制御方式と
プリセット制御方式の二通りがある。
【0004】通常の制御方式によるカメラ制御システム
の構成を図6に示す。同図において、61はカメラ、6
2はレンズ、63はカメラケース、64は同軸ケーブル
であり、65は、カメラ61で撮像され同軸ケーブル6
4により伝送された映像信号を表示するモニタ(MO
N)である。
【0005】また、66はカメラ61を旋回させる旋回
装置、67はカメラ,レンズ,カメラケース制御ケーブ
ル、68は旋回装置制御ケーブル、69はカメラ制御装
置(CCU)、70は制御ケーブル、71は操作器(O
P)である。
【0006】操作器(OP)71の操作パネルにおける
操作スイッチの配置を図7に示す。操作器(OP)71
の操作パネルの操作スイッチが押されると、それに対応
した制御信号がカメラ制御装置(CCU)69に伝送さ
れ、カメラ制御装置(CCU)69において、実際にカ
メラ61、レンズ62、カメラケース63、旋回装置6
6を制御または駆動する信号に変換されてカメラ,レン
ズ,カメラケース制御ケーブル67、または旋回装置制
御ケーブル68を介してカメラ61、レンズ62、カメ
ラケース63、または旋回装置66に供給され、これら
が駆動または制御される。
【0007】例えば、旋回操作に関しては、図7に示す
操作パネルにおける旋回操作スイッチ72の「上」
「下」「左」「右」のいずれかの操作スイッチを押下す
ると、操作器(OP)71からの「上」「下」「左」
「右」のいずれかの制御信号が、カメラ制御装置(CC
U)69にて旋回装置66を実際に駆動する電圧に変換
され、旋回装置66が動作する。
【0008】次に、プリセット制御によるカメラ制御シ
ステムの構成を図8に示す。同図において、81はカメ
ラ、82はポテンショ付レンズ、83はカメラケース、
84は同軸ケーブルであり、85は、カメラ81で撮像
され同軸ケーブル84により伝送された映像信号を表示
するモニタ(MON)である。
【0009】また、86はカメラ81を旋回させるポテ
ンショ付旋回装置、87はカメラ,レンズ,カメラケー
ス制御ケーブル、88はレンズポテンショメータ用ケー
ブル、89は旋回装置制御ケーブル、90は旋回装置ポ
テンショメータ用ケーブル、91はプリセット制御器
(PSC)、92は制御ケーブル、93は操作器(O
P)である。
【0010】操作器(OP)93の操作パネルにおける
操作スイッチの配置を図9に示す。
【0011】プリセット制御方式とは、プリセット対応
のカメラ制御装置であるプリセット制御装置(PSC)
91に予め何点かのポジション(上下左右、ズーム、フ
ォーカスのポテンショメータの抵抗値を電圧に変換した
もの)を記憶しておき、例えば旋回の場合は、図9に示
す操作パネルのプリセットスイッチ94により、旋回ポ
ジション番号を指定することにより、予め記憶されたポ
ジションに自動的に移動する方式である。(なお、図9
に示す操作パネルにおいて、プリセットスイッチ94を
使用せずに、旋回操作スイッチ95の「上」「下」
「左」「右」のいずれかの操作スイッチを押下すること
により、通常の制御方式の場合と同様に旋回動作を行わ
せることもできる。)いずれの制御方式においても、ズ
ーム、フォーカス、およびアイリス制御は、最望遠から
最広角、最近点から最遠点等の制御にかかる時間が数秒
程度で、またアイリスは自動制御されるため、マンマシ
ンインタフェース上あまり問題にならないが、旋回操作
に関しては、次のような操作上の問題点がある。
【0012】即ち、従来の旋回装置では、旋回操作スイ
ッチ72(または旋回操作スイッチ95)による旋回操
作では、旋回速度が3度/秒程度である為、旋回範囲の
右端から左端まで旋回するのに1分以上かかることもあ
り、その間「左」や「右」の操作スイッチを押し続けな
ければならない等の操作上の問題点があった。
【0013】また、最近普及している高速旋回型の旋回
装置では、プリセット制御においては180度/秒程度
の高速動作が可能であるが、マニュアル操作では高速で
15度/秒程度であり、360度旋回するのに20秒以
上必要となり、逆にこれ以上高速にすると監視対象物の
視認が不可能となる等の問題点があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
カメラ制御システムにおいては、カメラの旋回装置を操
作する場合、左右方向の移動に時間がかかり、この間
「左」や「右」の操作スイッチを押し続けなければなら
ないという問題点があった。
【0015】本発明は、従来のこのような点に鑑み為さ
れたもので、操作スイッチを押し続ける等の操作上の苦
痛を軽減し、容易に操作できるようにしたカメラ制御シ
ステムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係るカメラ制御システムは、カメラを旋回させるため
の旋回角度に関する数値を設定する数値設定手段と、カ
メラを旋回させる方向を設定する方向設定手段と、数値
設定手段により設定された数値及び方向設定手段により
設定された方向の情報に基づきカメラの旋回動作を制御
する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項1に記載の本発明によれば、例えば
テンキーなどによる数値設定手段と、旋回させる方向を
設定する方向設定手段とを操作するだけで、容易に旋回
操作を行うことができ、従来のように操作スイッチを押
し続ける等の苦痛を伴う操作を必要としない。
【0018】請求項2に記載の本発明に係るカメラ制御
システムは、カメラを旋回させるための旋回角度に関す
る複数の数値の内の一つを選択する数値選択手段と、カ
メラを旋回させる方向を設定する方向設定手段と、数値
選択手段により選択された数値及び方向設定手段により
設定された方向の情報に基づきカメラの旋回動作を制御
する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】請求項2に記載の本発明によれば、複数の
数値の内の一つを選択する数値選択手段による操作、例
えば所定の数値を表示した複数の操作スイッチの内の一
つを選択して押下する操作と、旋回させる方向を設定す
る方向設定手段による操作とにより、容易に旋回操作を
行うことができ、従来のように操作スイッチを押し続け
る等の苦痛を伴う操作を必要としない。
【0020】請求項3に記載の本発明に係るカメラ制御
システムは、カメラを旋回させるための旋回角度に関す
る数値と旋回させる方向とを組み合わせた複数の組み合
わせの内の一つを選択する選択手段と、この選択手段に
より選択された旋回角度に関する数値と旋回させる方向
との組み合わせ情報に基づきカメラの旋回動作を制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】請求項3に記載の本発明によれば、旋回角
度に関する数値と旋回させる方向とを組み合わせた複数
の組み合わせの内の一つを選択する選択手段による操
作、例えば所定の数値と旋回させる方向とを表示した複
数の操作スイッチの内の一つを選択して押下するだけの
操作により、容易に旋回操作を行うことができ、従来の
ように操作スイッチを押し続ける等の苦痛を伴う操作を
必要としない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。なお、以下の図におい
て、同符号は同一部分または対応部分を示す。
【0023】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態に係るCCTVシステムにおけるカメラ制御システム
の構成を図1に示す。同図において、1はカメラ、2は
ポテンショ付レンズ、3はカメラケース、4は同軸ケー
ブルであり、5は、カメラ1で撮像され同軸ケーブル4
により伝送された映像信号を表示するモニタ(MON)
である。
【0024】また、6はカメラ1を旋回させるポテンシ
ョ付旋回装置、7はカメラ,レンズ,カメラケース制御
ケーブル、8はレンズポテンショメータ用ケーブル、9
は旋回装置制御ケーブル、10は旋回装置ポテンショメ
ータ用ケーブル、11はカメラ制御装置(CCU)、1
2は制御データ伝送用ケーブル、13は相対角度データ
伝送用ケーブル、14はシステム全体を制御する制御部
(CONT)、15は制御ケーブル、16は操作器(O
P)である。
【0025】即ち、本実施形態は、前述のプリセット制
御方式がベースとなり、カメラ1の旋回位置をポテンシ
ョ付旋回装置6のポテンショメータから読みとることを
前提としている。
【0026】次に、操作器(OP)16の操作パネルに
おける操作スイッチの配置を図2に示す。同図におい
て、21は各桁が7セグメントの表示素子からなる3桁
の数値表示部、22はテンキー、23は機能指定操作ス
イッチ、24はカメラケースのデフロスタまたはワイパ
を操作するためのデフロスタ/ワイパ操作スイッチ、2
5はレンズのフォーカス制御を行うためのフォーカス操
作スイッチ、26はレンズのズーム制御を行うためのズ
ーム操作スイッチ、27は電源スイッチ、28は微調整
の為の旋回操作スイッチである。
【0027】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0028】本実施形態において旋回操作を行うには、
操作器(OP)16において、テンキー22により旋回
させる角度の数値を入力した後、機能指定操作スイッチ
23の「上」「下」「左」「右」のいずれかの操作スイ
ッチにより旋回させる方向を指定する。例えば、現在の
位置から、右に10度旋回させたい場合は、テンキー2
2により数値「10」を入力した後、機能指定操作スイ
ッチ23の「右」の操作スイッチを押下する。なお、テ
ンキー22による数値入力については、「1.5」など
の小数点を含む数値の入力も可能である。
【0029】このようにして、操作器(OP)16から
入力された旋回角度情報は、制御部(CONT)14に
供給され、シリアル又はパラレルの相対角度データとし
てカメラ制御装置(CCU)11へ伝送される。カメラ
制御装置(CCU)11においては、ポテンショ付旋回
装置6から伝送されてくる現在位置のポテンショメータ
の値から現在位置の絶対値を算出(一般的にROM等で
換算する)し、絶対位置に旋回角度情報(相対データ)
を加算し、最終の到達位置を算出してポテンショ付旋回
装置6に旋回動作を行わせ、その位置に旋回したことを
コンパレータ等で認識し、自動的に旋回動作を停止させ
る。
【0030】このように、本実施形態においては、テン
キー22により旋回させる角度の数値を入力し、機能指
定操作スイッチ23により旋回させる方向を指定するこ
とにより、旋回動作を行わせることができるので、従来
システムのように旋回操作スイッチ等を押し続ける等の
操作上の苦痛を伴うことがなく、容易に操作を行うこと
ができる。
【0031】なお、テンキー22と機能指定操作スイッ
チ23中の「プリセット」の操作スイッチとにより、図
9に示す従来システムにおけるプリセットスイッチ94
による旋回ポジション番号を指定する操作に相当する操
作を行うこともできる。即ち、テンキー22により旋回
ポジション番号を入力した後、機能指定操作スイッチ2
3中の「プリセット」の操作スイッチを押下することに
より、プリセットポジションを指定することができる。
【0032】更に、従来システムの場合と同様、旋回操
作スイッチ28を押下し続けている間旋回動作を行うこ
とができるので、テンキー22と機能指定操作スイッチ
23により大まかな旋回動作を行わせた後、旋回操作ス
イッチ28を用いて微調整を行うこともできる。
【0033】また、上述の説明では、操作器(OP)1
6としては、図2に示す各種操作スイッチを配置した操
作パネルを設けた場合について説明したが、操作器(O
P)16として、パソコンを使用することもできる。こ
の場合は、図2に示す各種操作スイッチをディスプレイ
画面上に表示し、画面上に表示された各種操作スイッチ
をマウスでクリックすることにより入力操作を行うこと
とすればよい。
【0034】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態に係るCCTVシステムにおけるカメラ制御シ
ステムについて説明する。
【0035】第1の実施形態は、角度指定をテンキーに
より数値入力することとしたため、テンキー等の入力が
必要となり、面倒なアクションが残る。そこで、この第
2の実施形態においては、予め決まった数値の角度(例
えば60度、30度、15度)を指定する角度指定操作
スイッチと旋回方向を指定するための方向指定操作スイ
ッチ、及び微調整用の旋回操作スイッチ(3度/秒)を
用意することにより、操作スイッチの押下またはマウス
のクリックのみ(テンキー入力無し)で容易に操作でき
るようにしたものである。
【0036】この第2の実施形態のシステム構成は、第
1の実施形態の場合と同様、図1に示すような構成とす
ればよいが、この第2の実施形態における操作器(O
P)16の操作パネルにおける操作スイッチの配置を図
3に示す。
【0037】同図において、29は予め決まった数値の
角度(図示の例では60度、30度、15度)を指定す
るための角度指定操作スイッチ、また、30は旋回方向
を指定するための方向指定操作スイッチである。また、
第1の実施形態の場合と同様、微調整の為の旋回操作ス
イッチ28も設けられている。更に、従来のプリセット
制御方式の場合と同様、プリセットスイッチ31も設け
られている。
【0038】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0039】本実施形態において旋回操作を行うには、
操作器(OP)16において、角度指定操作スイッチ2
9の「60°」「30°」「15°」のいずれかの操作
スイッチにより旋回させる角度を指定した後、方向指定
操作スイッチ30の「上」「下」「左」「右」のいずれ
かの操作スイッチにより旋回させる方向を指定する。例
えば、現在の位置から、右に30度旋回させたい場合
は、角度指定操作スイッチ29の「30°」の操作スイ
ッチを押下した後、方向指定操作スイッチ30の「右」
の操作スイッチを押下する。
【0040】操作器(OP)16から指定された旋回角
度情報は、制御部(CONT)14に供給され、第1の
実施形態の場合と同様にして、旋回動作が行われる。
【0041】このようにして角度指定操作スイッチ29
と方向指定操作スイッチ30により大まかな旋回動作を
行わせた後、旋回操作スイッチ28を用いて微調整を行
うこともできる。
【0042】更に、プリセットスイッチ31の内の1つ
を押下することにより、プリセットポジションを指定
し、その位置に旋回させることもできる。
【0043】なお、この実施形態においても、図3に示
す各種操作スイッチを配置した操作パネルを設けた操作
器(OP)16を用いる代わりに、操作器(OP)16
として、パソコンを使用することもできる。この場合、
図3に示す各種操作スイッチをディスプレイ画面上に表
示し、画面上に表示された各種操作スイッチをマウスで
クリックすることにより入力操作を行うこととすればよ
い。
【0044】また、この実施形態で説明した図3に示す
操作パネルの各操作スイッチに、第1の実施形態で説明
した図2に示すテンキー22と機能指定操作スイッチ2
3とを追加した構成とすることもできる。
【0045】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態に係るCCTVシステムにおけるカメラ制御シ
ステムについて説明する。
【0046】第2の実施形態においては、予め決まった
角度を指定する角度指定操作スイッチと旋回方向を指定
するための方向指定操作スイッチにより旋回操作を行う
こととしたが、角度指定操作スイッチの押下(またはマ
ウスのクリック)と方向指定操作スイッチの押下(また
はマウスのクリック)の2回の操作が必要である。この
第3の実施形態においては、角度指定操作スイッチと方
向指定操作スイッチ操作を一体化して、1つの操作スイ
ッチにより角度と方向とを同時に指定することができる
ようにしたもので、1回の操作で旋回操作を行うことが
できるようにしたものである。
【0047】この第3の実施形態のシステム構成は、第
1及び第2の実施形態の場合と同様、図1に示すような
構成とすればよいが、この第3の実施形態における操作
器(OP)16の操作パネルにおける操作スイッチの配
置を図4に示す。
【0048】同図において、32は方向と予め決まった
数値の角度を指定するための方向・角度指定操作スイッ
チである。図示の例では、方向・角度指定操作スイッチ
32は、「左60度」「左15度」「右15度」「右6
0度」の4つの操作スイッチで構成されている。また、
第1及び第2の実施形態の場合と同様、微調整の為の旋
回操作スイッチ28も設けられている。更に、従来のプ
リセット制御方式の場合、及び第2の実施形態の場合と
同様、プリセットスイッチ31も設けられている。
【0049】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0050】本実施形態において旋回操作を行うには、
操作器(OP)16において、方向・角度指定操作スイ
ッチ32にある「左60度」「左15度」「右15度」
「右60度」の4つの操作スイッチに中から、旋回させ
る方向と角度によりその内の1つの操作スイッチを押下
する。例えば、現在の位置から、右に60度旋回させた
い場合は、方向・角度指定操作スイッチ32の「右60
度」の操作スイッチを押下する。
【0051】操作器(OP)16から指定された旋回角
度情報は、制御部(CONT)14に供給され、第1及
び第2の実施形態の場合と同様にして、旋回動作が行わ
れる。
【0052】このようにして方向・角度指定操作スイッ
チ32により大まかな旋回動作を行わせた後、旋回操作
スイッチ28を用いて微調整を行うこともできる。
【0053】更に、プリセットスイッチ31の内の1つ
を押下することにより、プリセットポジションを指定
し、その位置に旋回させることもできる。
【0054】なお、この実施形態においても、図4に示
す各種操作スイッチを配置した操作パネルを設けた操作
器(OP)16を用いる代わりに、操作器(OP)16
として、パソコンを使用することもできる。この場合、
図4に示す各種操作スイッチをディスプレイ画面上に表
示し、画面上に表示された各種操作スイッチをマウスで
クリックすることにより入力操作を行うこととすればよ
い。
【0055】また、この実施形態で説明した図4に示す
操作パネルの各操作スイッチに、第1の実施形態で説明
した図2に示すテンキー22と機能指定操作スイッチ2
3とを追加した構成とすることもできる。
【0056】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態に係るCCTVシステムにおけるカメラ制御シ
ステムについて説明する。
【0057】この第4の実施形態に係るCCTVシステ
ムにおけるカメラ制御システムの構成を図5に示す。こ
の図5においては、図1において設けられている相対角
度データ伝送用ケーブル13の代わりに、絶対角度デー
タを伝送する絶対角度データ伝送ケーブル33を設けて
いる点が、図1と異なっている。
【0058】上述の第1乃至第3の実施形態において
は、操作器(OP)16から入力された旋回角度情報
は、相対角度データとして相対角度データ伝送用ケーブ
ル13によりカメラ制御装置(CCU)11へ伝送さ
れ、カメラ制御装置(CCU)11において、現在位置
のポテンショメータの値から得られる現在位置(絶対位
置)に旋回角度情報(相対データ)を加算して旋回動作
を行わせている。
【0059】この第4の実施形態は、カメラ制御装置
(CCU)11自体は上下左右等のカメラ制御信号を実
際の駆動電圧へ変換すること及びポテンショメータの値
のA/D変換(絶対値換算)のみを行い、絶対角度デー
タを絶対角度データ伝送ケーブル33によりシステム全
体を制御する制御部(CONT)に伝送し(または操作
器(OP)16がパソコン等を使用している場合には操
作器(OP)16まで伝送し)、操作器(OP)16か
らの旋回角度情報の加算、比較等の演算を、制御部(C
ONT)が行い(または操作器(OP)16がパソコン
等を使用している場合には操作器(OP)16自体が旋
回角度情報の加算、比較等の演算を行い)、旋回が予定
位置に到達するまでカメラ制御装置(CCU)11に対
するカメラ制御信号即ち「上」「下」「左」「右」の旋
回動作命令を送出し、旋回が予定位置に到達した場合
に、カメラ制御装置に対する「上」「下」「左」「右」
の旋回動作命令の送出を終了するものである。
【0060】この第4の実施形態を、上述の第1乃至第
3の実施形態と比較すると、カメラ制御部(CCU)1
1に依存する部分が小さく、ソフトウェアを含んだシス
テムで実現可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラ制
御システムによれば、旋回操作において、操作スイッチ
を押し続ける必要がなく、容易に旋回操作を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1乃至第3の実施形態のシステム
構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の第1の実施形態における操作器の操
作スイッチの配置を示す図。
【図3】 本発明の第2の実施形態における操作器の操
作スイッチの配置を示す図。
【図4】 本発明の第3の実施形態における操作器の操
作スイッチの配置を示す図。
【図5】 本発明の第4の実施形態のシステム構成を示
すブロック図。
【図6】 従来の通常の制御方式によるカメラ制御シス
テムの構成を示すブロック図。
【図7】 従来の通常の制御方式によるカメラ制御シス
テムにおける操作器の操作スイッチの配置を示す図。
【図8】 従来のプリセット制御方式によるカメラ制御
システムの構成を示すブロック図。
【図9】 従来のプリセット制御方式によるカメラ制御
システムにおける操作器の操作スイッチの配置を示す
図。
【符号の説明】
1…カメラ 2…ポテンショ付レンズ 3…カメラケース 4…同軸ケーブル 5…モニタ(MON) 6…ポテンショ付旋回装置 7…カメラ,レンズ,カメラケース制御ケーブル 8…レンズポテンショメータ用ケーブル 9…旋回装置制御ケーブル 10…旋回装置ポテンショメータ用ケーブル 11…カメラ制御装置(CCU) 12…制御データ伝送用ケーブル 13…相対角度データ伝送用ケーブル 14…制御部(CONT) 15…制御ケーブル 16…操作器(OP) 21…数値表示部 22…テンキー 23…機能指定操作スイッチ 24…デフロスタ/ワイパ操作スイッチ 25…フォーカス操作スイッチ 26…ズーム操作スイッチ 27…電源スイッチ 28…旋回操作スイッチ 29…角度指定操作スイッチ 30…方向指定操作スイッチ 31…プリセットスイッチ 32…方向・角度指定操作スイッチ 33…絶対角度データ伝送ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラを旋回させるための旋回角度に関す
    る数値を設定する数値設定手段と、前記カメラを旋回さ
    せる方向を設定する方向設定手段と、前記数値設定手段
    により設定された数値及び前記方向設定手段により設定
    された方向の情報に基づき前記カメラの旋回動作を制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ制御シ
    ステム。
  2. 【請求項2】カメラを旋回させるための旋回角度に関す
    る複数の数値の内の一つを選択する数値選択手段と、前
    記カメラを旋回させる方向を設定する方向設定手段と、
    前記数値選択手段により選択された数値及び前記方向設
    定手段により設定された方向の情報に基づき前記カメラ
    の旋回動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    するカメラ制御システム。
  3. 【請求項3】カメラを旋回させるための旋回角度に関す
    る数値と旋回させる方向とを組み合わせた複数の組み合
    わせの内の一つを選択する選択手段と、この選択手段に
    より選択された旋回角度に関する数値と旋回させる方向
    との組み合わせ情報に基づき前記カメラの旋回動作を制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ制御
    システム。
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JP2009303179A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Canon Inc 撮像制御システム及び撮像制御方法
JP2015180023A (ja) * 2014-03-20 2015-10-08 キヤノン株式会社 制御装置及びそれを有する撮影システム

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