JP2002027226A - 記録データ作成方法および記録装置 - Google Patents

記録データ作成方法および記録装置

Info

Publication number
JP2002027226A
JP2002027226A JP2000205791A JP2000205791A JP2002027226A JP 2002027226 A JP2002027226 A JP 2002027226A JP 2000205791 A JP2000205791 A JP 2000205791A JP 2000205791 A JP2000205791 A JP 2000205791A JP 2002027226 A JP2002027226 A JP 2002027226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
pages
parallel
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000205791A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kato
真夫 加藤
Hiroyuki Saito
斎藤  弘幸
Takayuki Murata
隆之 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000205791A priority Critical patent/JP2002027226A/ja
Publication of JP2002027226A publication Critical patent/JP2002027226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列搬送される複数の記録媒体上の所定の位
置に適正に印字を行う。 【解決手段】 並送される各記録媒体に記録すべき複数
ページ分の記録データを準備する工程と、複数ページ分
の記録データにおける各同一走査線のデータ間に所定の
制御データ5が挿入されるように複数ページ分の記録デ
ータ3,4を走査線単位に合成する工程とを備え、前記
合成された記録データに基づいて前記並送される複数の
記録媒体に対して記録動作を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写機
やファクシミリ等の記録装置において、複数の記録媒体
を記録媒体の搬送方向と直交する方向に複数列に並べて
搬送してこれらを同時に記録可能な記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタや複写機やファクシミリ
等の記録装置において、複数の用紙を並列に給紙して印
字を行うタイプのものが知られている。このような並列
搬送タイプの記録装置は様々な大きさの用紙を印字可能
であり、はがきや封筒等の幅狭な用紙を印字する場合に
は、複数枚の用紙を並列に給紙、搬送、印字することに
より記録速度を向上させることが可能となる。このよう
な並列搬送タイプの記録装置に関する従来技術として、
特開平05−058466号公報、特開平05−058
504号公報、特開平05−162423号公報、特開
平06−135600号公報等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術においては、給紙機構、レジスト調整、紙無
し時の処理等は開示されているが、並列搬送記録を行う
際の記録データの作成方法については何ら開示されてい
ない。
【0004】通常、記録データは次のようにして作成さ
れる。すなわち、まず、ホストコンピュータのアプリケ
ーションソフトを介して出力された記録データに対し、
ホストコンピュータのプリンタドライバによって各種の
画像処理が加えられる。この後、上記各種の画像処理が
加えられた記録データは、通信回線、プリンタケーブル
などを介してプリンタに送信される。プリンタドライバ
では、上記画像処理の際に、アプリケーションソフトに
よって指定されたぺージ順に従って各ページの記録デー
タに順次画像処理を加え、処理を終わったページ順に記
録データをプリンタに転送する。プリンタ側では、転送
されたページ順に記録データを用紙上に記録する。
【0005】このような従来のデータ処理を、上記並列
搬送タイプの記録装置に適用しようとした際、プリンタ
側に複数ページ分の記録データを記憶できる容量を有す
るメモリが存在しない場合は、プリンタドライバ側は、
並列搬送される複数の用紙分の記録データ、すなわち複
数ページ分の記録データを同時にプリンタ側に転送する
必要がある。
【0006】しかし、従来技術においては、このような
複数ページ分の記録データを同時に転送することはでき
なかった。
【0007】なお、用紙サイズを大きく設定し、複数ぺ
ージ分の画像を並列にレイアウトして画像データを作成
することをユーザが行うようにすれば、複数ページ分の
記録データを並列にプリンタへ転送することが可能にな
るが、それではユーザに多大な負担をかけてしまうこと
となる。
【0008】勿論、このような問題はシリアルプリンタ
に限るわけではなく、記録データをぺージ毎に順次プリ
ンタに送るぺージプリンタにおいても、同様の問題が発
生する。
【0009】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、並送される複数の記録媒体に対して記録を行
うための記録データを、ユーザの手間をかけずに、ソフ
トウェアの変更のみによって作成できるようにした記録
データ作成方法および記録装置を提供することを解決課
題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明の一形態
においては、並送される複数の記録媒体に対して記録を
行うための記録データを作成する記録データ作成方法に
おいて、前記並送される各記録媒体に記録する複数ペー
ジ分の記録データを準備する工程と、前記複数ページ分
の記録データにおける各同一走査線のデータ間に所定の
制御データが挿入されるように前記複数ページ分の記録
データを走査線単位に合成する工程とを備え、前記合成
された記録データに基づいて前記並送される複数の記録
媒体に対して記録動作を実行することを特徴とする。
【0011】前記制御データは、例えばヌルデータを出
力させるものである。
【0012】また、この発明の他の形態においては、並
送される複数の記録媒体に対して記録を行う記録装置に
おいて、前記並送される各記録媒体に記録する複数ペー
ジ分の記録データを準備する手段と、前記複数ページ分
の記録データにおける各同一走査線のデータ間に所定の
制御データが挿入されるように前記複数ページ分の記録
データを走査線単位に合成する手段と、前記合成された
記録データに基づいて前記並送される複数の記録媒体に
対して記録動作を実行する手段とを備えることを特徴と
している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。
【0014】以下の実施形態では、本発明をインクジェ
ット記録装置に適応した場合について説明する。
【0015】図1は、並列搬送記録方式を用いたインク
ジェット記録装置の概観構成を示すものである。
【0016】給紙トレイ121の中央部には、記録媒体
1a、1bの側面を案内する中央ペーパガイド121a
が備えられており、この中央ペーパガイド121aおよ
び両側のペーパガイド121bとによって、記録媒体1
a、1bを二列に配置して給紙することができる。これ
ら二列の記録媒体1a,1bは、不図示の紙送りローラ
によってプリンタ内部に搬送される。
【0017】プリンタの外殻を成すケース本体123の
前面には排紙口124が形成されており、この排紙口1
24の前方に、排出される用紙を載置する排出トレイ1
25が設けられている。この排出トレイ125上には、
並送された二列の印刷済み用紙が積層される。
【0018】図2はインクジェット記録装置の内部構成
を示すもので、給紙トレイ121から並列に搬入された
記録媒体1a,1bは、紙送りローラ109によって記
録ヘッドユニット103とプラテン108との間の領域
に搬送される。記録ヘッドユニット103はキャリッジ
102に搭載されている。キャリッジ102は、一対の
ガイド軸104,105によって案内され、不図示の駆
動機構によってガイド軸104,105に平行な方向に
往復走査することができる。
【0019】キャリッジ102が移動可能な領域の左端
には、回復系ユニット110が設けられており、この回
復系ユニット110を用いて非記録時に記録ヘッド10
3の吐出口部を回復させ、吐出口の目詰まりなどを解消
する。
【0020】図3は記録ヘッドユニット103の一例を
示すものである。記録ヘッドユニット103は、複数の
色インクを吐出する複数の吐出口列を有する記録ヘッド
122と、記録ヘッド122にインクを供給する複数の
インクタンク120K,120C,120M,120Y
を備えている。各インクタンク120K,120C,1
20M,120Yには、ブラック(Bk)、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクが夫
々充填されている。
【0021】このヘッドユニット103においては、ブ
ラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロー(Y)の4色のインクタンクをそれぞれ独立に交換
することができる。各インクタンク120K,120
C,120M,120Yは記録ヘッド122と接続され
ており、記録ヘッド122の各吐出口にインクを供給す
る。なお、インクタンク120K,120C,120
M,120Yは一体構造であってもよいし、あるいはシ
アン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のタンク
が一体構造で、ブラック(Bk)のタンクが独立であっ
てもよい。
【0022】図4は記録ヘッド122の1つのインク吐
出口付近の断面構成を示すものである。この記録ヘッド
122は、各インク吐出口23に対応して電気熱変換体
である発熱体30を配置し、記録データに対応する駆動
信号を発熱体30に印加することによりノズル37から
インク35を吐出させる記録方式を採用するものであ
る。
【0023】発熱体30は各ノズル37毎に備えられ、
それぞれ独立に発熱可能な構成となっている。発熱体3
0の発熱によって急速に加熱されたノズル37内のイン
クは膜沸騰により気泡を形成し、この気泡生成の圧力に
よりインク滴35が記録媒体1aあるいは1bに向かっ
て吐出され、記録媒体上に文字や画像を形成する。この
時、吐出される各色のインク滴の体積は10〜100n
g程度である。各吐出口23にはインク液路38が連通
されており、その後方にはこれら液路38にインクを供
給するための共通液室32が設けられている。
【0024】各発熱体30およびこれに電力を供給する
ための電極配線などは、シリコン等からなる基板33上
に成膜技術によって形成される。発熱体30上にはイン
クと発熱体が直接接触しないように保護膜36が形成さ
れている。基板33上に、樹脂やガラス材より成る隔壁
付き天板34を積層することによって、上記吐出口2
3、インク液路38、共通液室32等が形成される。こ
のような発熱体30を使用した記録方式は、インク滴の
吐出時に熱エネルギー印加により形成される気泡を利用
しているため、通称バブルジェット(登録商標)記録方
式と呼ばれている。
【0025】図5は、インクジェット記録装置の制御系
の構成例を示すものである。
【0026】この制御システムは、情報処理装置として
のホストコンピュータ200と、記録装置としてのイン
クジェット記録装置100とを備えている。
【0027】図5において、ホストコンピュータ200
は、CPUと、メモリと、ハードディスクなどの外部記
憶部と、キーボード,マウスなどの入力部と、プリンタ
装置100とのインターフェースなどを備えており、ア
プリケーションプラグラム(ソフトウェア)によって印
刷指令が出力されると、元画像データに対して印刷プロ
グラムとしてのプリンタドライバが後述する処理を実行
することにより、並列搬送記録用の記録データを作成
し、該作成した記録データをインクジェット記録装置1
00に送信する。
【0028】ホストコンピュータ200から送信された
記録すべき文字や画像のデータ(以下記録データとい
う)は、記録装置100の受信バッファ401に入力さ
れる。受信バッファ401に入力されたデータは、CP
U402の管理のもとで、メモリ部403に転送されR
AM(ランダムアクセスメモリ)に一次的に記憶され
る。また、データが適正に転送されているか否かを確認
するためのデータや、記録装置100の動作状態を知ら
せるデータが、記録装置100からホストコンピュータ
200に送られる。
【0029】メカコントロール部404は、CPU40
2からの指令によりキャリッジモータやラインフィード
モータ等の各種駆動系405を駆動する。センサ/SW
コントロール部406は、各種センサやSW(スイッ
チ)からなるセンサ/SW部407からの信号をCPU
402に送る。表示素子コントロール部408は、CP
U402からの指令により表示パネル群のLEDや液晶
表示素子等からなる表示素子部409を制御する。記録
ヘッドコントロール部410はCPU402からの指令
により記録ヘッド122の各発熱体30を駆動制御す
る。また、記録ヘッド122の状態を示す温度情報等が
検出されてCPU402に送られる。
【0030】CPU402には、本発明に関連するブラ
ンクデータ作成部411が備えられている。ブランクデ
ータ作成部411は、その詳細は後述するが、ホストコ
ンピュータ200からの記録データに含まれる制御デー
タを受入し、該制御データに基づいて並列搬送記録時の
ぺージ間の幅分のブランクデータ(ヌルデータ)を作成
し、これを記録データ間に付加する。
【0031】(第1の実施形態)図6〜図10を用いて
この発明の第1の実施形態を説明する。
【0032】図6は、例えば、ホストコンピュータ20
0のアプリケーションソフトによって作成される2ペー
ジ分の元画像データDp1,Dp2を示すものである。この
場合、元画像データDp1は、プリンタの排出トレイ12
5(図1)の右側にプリントアウトされる1ページ目の
ページデータであり、元画像データDp2はプリンタ側の
排出トレイ125の左側にプリントアウトされる2ペー
ジ目のページデータであるとする。
【0033】なお、ここでいうぺージ番号は、画像デー
タを作成するアプリケーションソフト上でのページ数を
示しているのではなく、プリンタで印字を行う場合の印
字の順番に対応する。すなわち、この場合は2列の並列
搬送を行っているので、第1および第2ページの画像デ
ータが最初に印刷され、第3および第4ページの画像デ
ータが次に印刷され、以下同様の処理が繰り返されるこ
とになる。したがって、プリンタドライバやアプリケー
ションソフトによって、例えば、降べきページ順に印刷
設定を行った場合は、第1ページはアプリケーションソ
フト上での最終頁に対応することになる。
【0034】図7は、ホストコンピュータ200のプリ
ンタドライバで作成される並列搬送のための記録データ
の1走査線分を示すもので、この1走査線分の記録デー
タは、後述するように、画像データDp1のnラスタ目の
データ3と(n=1,2,…)、制御データとしてのペ
ージ切替コマンドデータ5と、画像データDp2のnラス
タ目のデータ4とで構成されている。
【0035】図8は、プリンタ本体側で並送される2枚
の用紙1a、1bのプリント状態を示すもので、この場
合、各用紙の幅はXとし、また並送される2つの用紙1
a、1bの間隔はyとする。
【0036】図9は並列搬送のための記録データの作成
手順を示すものであり、この作成処理はホストコンピュ
ータ200のプリンタドライバによって実行される。
【0037】以下、図9を参照して、図6に示す2ペー
ジ分の画像データについての印刷指令がアプリケーショ
ンソフトなどによって出された際の記録データ作成手順
を説明する。
【0038】まず、ホストコンピュータ200のプリン
タドライバは、印刷を指令された複数ページ分の画像デ
ータから、1回目の並列搬送によって印刷を実行する2
ページ分の画像データを取り出して、次のデータ合成処
理の準備をする。
【0039】つぎに、ホストコンピュータ200のプリ
ンタドライバは、図9に示すようなデータ合成処理を実
行する。
【0040】このデータ合成処理において、プリンタド
ライバは、合成すべき2ページ分の画像データにおける
各同一走査線のデータ間に所定の制御データ(例えばヌ
ルデータ)が挿入されるように前記2ページ分の画像デ
ータを走査線単位に(ラスタ線単位に)合成する。
【0041】nラスタ目の印字データは以下のように処
理される。
【0042】まず、1ぺージ目の元画像データDp1のn
ラスタ目のデータについて、色変換、量子化、圧縮処理
等の各種処理を施し、元画像データDp1のnラスタ目の
データをプリンタに転送するのに必要なデータ形態に変
換する。このようにして、図7に示すように、画像デー
タDp1のnラスタ目の記録データ3を作成する(ステッ
プS1)。
【0043】つぎに、図7に示すように、この記録デー
タ3の後に、ページ切換があることをプリンタ本体側に
知らせるための制御データ5(ページ切替コマンドデー
タ)を付加する(ステップS2)。この制御データ5と
しては、例えば、プリンタ側における記録媒体1a,1
b間の間隔yに対応するドット数分のヌルデータを用い
る。
【0044】さらに、2ぺージ目の元画像データDp2の
nラスタ目のデータについて、前記同様、色変換、量子
化、圧縮処理等の各種処理を施し、元画像データDp2の
nラスタ目のデータをプリンタに転送するのに必要なデ
ータ形態に変換する。このようにして、図7に示すよう
に、画像データDp2のnラスタ目の記録データ4を作成
する(ステップS3)。
【0045】そして、前記のようにして作成したデータ
4を、図7に示すように、先に形成した(データ3+デ
ータ5)の後に付加する(ステップS4)。このように
して、並列印字される第1および第2ページのnラスタ
目のデータが形成される。
【0046】この処理が終了すると、nを+1し(ステ
ップS5)、手順をn+1ラスタ目のデータ処理に移行
する。
【0047】このような手順を繰り返すことにより、並
列印字される第1および第2ページの記録データが完成
される。
【0048】一方、プリンタ本体側では、上記のように
して合成された記録データを受け取ると、ほぼ通常と同
様にして記録動作を行なっていく。
【0049】すなわち、上記合成された記録データを受
信したCPU402は、幅(X+y+X)に相当する用
紙に印字する場合と同じ記録制御を行うことで、並列搬
送印字を行う。ただし、CPU402のブランクデータ
作成部411においては、データ3および4間に存在す
る制御データ5に基づいて幅yに相当したブランクデー
タ(ヌルデータ)5を作成し、これをデータ3の後に付
加するよう動作する。
【0050】すなわち、キャリッジ102が一方の用紙
1a上をスキャンすることにより、記録ヘッド122の
複数のインク吐出口23に対応する複数本のラスタがス
キャンされているときには、記録ヘッド122の各発熱
体30は画像データDp1に対応するデータ3にしたがっ
て駆動され、用紙1a上には画像データDp1の複数ラス
タ分のデータが記録される。
【0051】また、キャリッジ102が用紙1aと用紙
1bとの間の領域をスキャンしているときには、記録ヘ
ッド122の各発熱体30を駆動する記録データはヌル
データであるので、記録ヘッド122の各発熱体30は
駆動されず、記録ヘッド122からインクが吐出されな
い。したがって、用紙1aと用紙1bとの間の領域に
は、何の記録もなされない。
【0052】さらに、キャリッジ102が他方の用紙1
b上をスキャンすることにより、記録ヘッド122の複
数のインク吐出口23に対応する複数本のラスタがスキ
ャンされているときには、記録ヘッド122の各発熱体
30は画像データDp2に対応するデータ4にしたがって
駆動され、用紙1a上には画像データDp2の複数ラスタ
分のデータが記録される。
【0053】このようにして、複数のラスタ分の記録が
終了したら、次は用紙を所定の距離だけ搬送し、その
後、つぎの複数ラスタ分の記録に移る。このようにし
て、用紙1aには、画像データDp1に対応する画像が記
録され、また用紙1bには、画像データDp2に対応する
画像が記録される。
【0054】このように、プリンタ本体側では、幅X+
y+Xの用紙に印字する場合と同じ記録動作を行うこと
により、並列搬送される2つの用紙1a、1bの適正な
位置に、所要の画像を記録することができる。
【0055】このようにこの実施形態においては、ホス
トコンピュータのプリンタドライバによって並列搬送さ
れる用紙に対する記録データを合成するようにしたの
で、ユーザに負担をかけることなく、並列搬送される用
紙の所定の位置に印字を行うことができる。また、コマ
ンド形態の制御データ5によってぺージ間のブランクデ
ータを設定するようにしているので、ホストコンピュー
タからのデータ転送量も少なくて済み、スループット的
にも有利となる。
【0056】なお、上記実施形態では、記録媒体1a,
1bの幅Xは同一としたが、記録媒体1aと1bの幅が
異なっていてもよい。
【0057】また、図10に示すように、実際のプリン
タの場合、用紙の左右上下の端部にマージンを設け、実
際に印字できる記録可能領域の幅L1を用紙の幅L2に
比べ小さくしている。したがって、このような場合、ホ
ストコンピュータ200のプリンタドライバでは、上述
したデータ合成処理を記録可能領域の幅L1に基づいて
実行する。また、その際、ヌルデータ5の幅yすなわち
ブランク幅yは、図10に示すように、左右の記録媒体
1a,1bの記録可能領域間の間隔L3に基づいて設定
する。この間隔L3は、記録媒体自体の大きさ、ぺーパ
ガイドの仕様、マージンの仕様などに基づいて決定され
る。
【0058】また、ブランク幅yはプリンタ本体の並列
搬送系によって決まるので、その設定をプリンタ本体側
で自動的に行うようにしてもよいし、ユーザに設定また
は選択できるようにプリンタドライバのユーザーインタ
フェースを構成してもよい。
【0059】また、本実施例では1ぺージ目と2ぺージ
目の印字の場合を示したが、連続印字を行う場合には、
同様にして、3ぺージ目と4ぺージ目、5ぺージ目と6
ぺージ目、…をそれぞれ同時に印刷することができる。
【0060】(第2の実施形態)図11〜図14を用い
て本発明の第2の実施形態を説明する。
【0061】この第2の実施形態においては、3枚の用
紙を並列搬送するタイプのインクジェット記録装置に本
発明を適用するようにしている。
【0062】図11は、例えば、ホストコンピュータ2
00のアプリケーションソフトによって作成される3ペ
ージ分の元画像データDp1,Dp2,Dp3を示すものであ
る。この場合、元画像データDp1は、プリンタの排出ト
レイ125の右側にプリントアウトされる1ページ目の
ページデータであり、元画像データDp2はプリンタ側の
排出トレイ125の中央部にプリントアウトされる2ペ
ージ目のページデータであり、元画像データDp3はプリ
ンタ側の排出トレイ125の左側にプリントアウトされ
る3ページ目のページデータであるとする。
【0063】図12は、ホストコンピュータ200のプ
リンタドライバで作成される並列搬送のための記録デー
タの1走査線分を示すもので、この1走査線分の記録デ
ータは、後述するように、画像データDp1のnラスタ目
のデータ9と、ページ切替コマンドデータ12と、画像
データDp2のnラスタ目のデータ10と、ページ切替コ
マンドデータ13と、画像データDp2のnラスタ目のデ
ータ11とで構成されている。
【0064】図13は、プリンタ本体側で並送される3
枚の用紙1a、1b,1cのプリント状態を示すもの
で、この場合、各用紙の幅はXとし、また並送される3
つの用紙1a、1b,1cの間隔はyとする。
【0065】図14は3列搬送のための記録データの作
成手順を示すものであり、この作成処理はホストコンピ
ュータ200のプリンタドライバによって実行される。
【0066】まず、ホストコンピュータ200のプリン
タドライバは、印刷を指令された複数ページ分の画像デ
ータから、1回目の並列搬送によって印刷を実行する3
ページ分の画像データを取り出して、次のデータ合成処
理の準備をする。
【0067】つぎに、ホストコンピュータ200のプリ
ンタドライバは、図14に示すようなデータ合成処理を
実行する。
【0068】このデータ合成処理において、プリンタド
ライバは、合成すべき3ページ分の画像データにおける
各同一走査線のデータ間に所定のページ切替コマンドデ
ータが挿入されるように前記3ページ分の画像データを
走査線単位に(ラスタ線単位に)合成する。
【0069】nラスタ目の印字データは以下のように処
理される。
【0070】まず、1ぺージ目の元画像データDp1のn
ラスタ目のデータについて、色変換、量子化、圧縮処理
等の各種処理を施し、元画像データDp1のnラスタ目の
データをプリンタに転送するのに必要なデータ形態に変
換する。このようにして、図12に示すように、画像デ
ータDp1のnラスタ目の記録データ9を作成する(ステ
ップS10)。
【0071】つぎに、図12に示すように、この記録デ
ータ9の後に、ページ切替コマンドデータ12を付加す
る(ステップS11)。この制御データ12としては、
例えば、プリンタ側における記録媒体1a,1b間の間
隔yに対応するドット数分のヌルデータを用いる。
【0072】さらに、2ぺージ目の元画像データDp2の
nラスタ目のデータについて、前記同様、色変換、量子
化、圧縮処理等の各種処理を施し、元画像データDp2の
nラスタ目のデータをプリンタに転送するのに必要なデ
ータ形態に変換する。このようにして、図12に示すよ
うに、画像データDp2のnラスタ目の記録データ10を
作成する(ステップS12)。
【0073】そして、作成したデータ10を、図12に
示すように、先に形成した(データ9+データ12)の
後に付加する(ステップS13)。
【0074】つぎに、図12に示すように、この記録デ
ータ10の後に、ヌルデータなどで構成されるページ切
替コマンドデータ13を付加する(ステップS14)。
【0075】さらに、3ぺージ目の元画像データDp3の
nラスタ目のデータについて、前記同様、色変換、量子
化、圧縮処理等の各種処理を施し、元画像データDp3の
nラスタ目のデータをプリンタに転送するのに必要なデ
ータ形態に変換する。このようにして、図12に示すよ
うに、画像データDp3のnラスタ目の記録データ11を
作成する(ステップS15)。
【0076】そして、作成したデータ11を、図12に
示すように、先に形成した(データ9+データ12+デ
ータ10+データ13)の後に付加する(ステップS1
6)。このようにして、並列印字される第1、第2及び
第3ページのnラスタ目のデータが形成される。
【0077】この処理が終了すると、nを+1し(ステ
ップS17)、手順をn+1ラスタ目のデータ処理に移
行する。
【0078】このような手順を繰り返すことにより、並
列印字される第1、第2および第3ページの記録データ
が完成される。
【0079】一方、プリンタ本体側では、上記のように
して合成された記録データを受け取ると、前記同様、幅
(X+y+X+y+X)の用紙に印字する場合と同じ記
録制御を行うことで、3列搬送される記録媒体1a,1
b,1cに対する同時印刷を実行する。
【0080】この第2の実施形態に示すように、並列に
搬送される記録媒体の数が増えても、ユーザの手間をか
けずに、並列搬送される記録媒体の所定の位置に印字を
実行することができる。
【0081】また、本実施例中では用紙Dp1、Dp
2、Dp3は用紙幅Xで同じであり、また用紙間隔yは
Dp1-Dp2間、Dp2-Dp3間で同じ幅の例を示し
ているが、これらが異なっていても本発明の意図すると
ころに何ら差し支えないことは言うまでも無い。また実
施例では3列搬送の例を示しているが、これ以上の枚数
の同時搬送の場合にも本発明は適応可能なことは明らか
である。
【0082】(第3の実施形態)図15〜図18を用い
て本発明の第3の実施形態を説明する。
【0083】この第3の実施形態においては、同一の元
画像データを並列搬送される2枚の用紙1a,1bに同
時印刷するようにしている。
【0084】図15は、ホストコンピュータ200のア
プリケーションソフトによって作成される1ページ分の
元画像データDp1を示すものである。
【0085】図16は、ホストコンピュータ200のプ
リンタドライバによって作成される並列搬送のための記
録データの1走査線分を示すもので、この1走査線分の
記録データは、後述するように、画像データDp1のnラ
スタ目のデータ15と、ページ切替コマンドデータ17
と、画像データDp1のnラスタ目のデータ16とで構成
されている。
【0086】図17は、プリンタ本体側で並送される2
枚の用紙1a、1bのプリント状態を示すもので、この
場合、各用紙の幅はXとし、また並送される2つの用紙
1a、1bの間隔はyとする。
【0087】図18は、同一の元画像データを2枚の用
紙1a,1bに同時印刷するための記録データの作成手
順を示すものであり、この作成処理はホストコンピュー
タ200のプリンタドライバによって実行される。
【0088】まず、ホストコンピュータ200のプリン
タドライバは、印刷を指令された複数ページ分の画像デ
ータから、1回目の並列搬送によって印刷を実行する1
ページ分の画像データを取り出して、次のデータ合成処
理の準備をする。
【0089】つぎに、ホストコンピュータ200のプリ
ンタドライバは、図18に示すようなデータ合成処理を
実行する。
【0090】このデータ合成処理において、プリンタド
ライバは、合成すべき1ページ分の画像データにおける
各同一走査線のデータ間に所定のページ切替コマンドデ
ータが挿入されるように前記1ページ分の画像データを
走査線単位に(ラスタ線単位に)合成する。
【0091】nラスタ目の印字データは以下のように処
理される。
【0092】まず、元画像データDp1のnラスタ目のデ
ータについて、色変換、量子化、圧縮処理等の各種処理
を施し、元画像データDp1のnラスタ目のデータをプリ
ンタに転送するのに必要なデータ形態に変換する。この
ようにして、図16に示すように、画像データDp1のn
ラスタ目の記録データ15を作成する(ステップS2
0)。
【0093】つぎに、図7に示すように、この記録デー
タ15の後に、ページ切替コマンドデータ17を付加す
る(ステップS21)。
【0094】さらに、元画像データDp1のnラスタ目の
データについて、色変換、量子化、圧縮処理等の各種処
理を再度実行し、元画像データDp1のnラスタ目のデー
タをプリンタに転送するのに必要なデータ形態に変換す
る。このようにして、画像データDp1のnラスタ目の記
録データ16を作成する(ステップS22)。
【0095】そして、作成したデータ16、図7に示す
ように、先に形成した(データ15+データ17)の後
に付加する(ステップS23)。このようにして、2部
同時印刷する第1ページのnラスタ目のデータが形成さ
れる。
【0096】この処理が終了すると、nを+1し(ステ
ップS24)、手順をn+1ラスタ目のデータ処理に移
行する。
【0097】このような手順を繰り返すことにより、2
部同時印刷される第1ページの記録データが完成され
る。
【0098】一方、プリンタ本体側では、上記のように
して合成された記録データを受け取ると、前記同様、幅
(X+y+X)の用紙に印字する場合と同じ記録制御を
行うことで、第1ページの画像データを並列搬送される
2枚の用紙1a,1bに記録する。
【0099】このように、プリンタ本体側では、幅X+
y+Xの用紙に印字する場合と同じ記録動作を行うこと
により、並列搬送される2つの用紙1a、1bの適正な
位置に、所要の画像を記録することができる。
【0100】なお、上記実施形態では、記録データ15
および16を作成する際に、元画像に同じ処理を再度実
行するようにしたが、1回目の処理結果を記憶してお
き、これを読み出して2回目の処理に使うようにしても
よい。
【0101】なお、上記実施形態では、本発明をインク
ジェット記録装置に適用するようにしたが、感熱プリン
タ、レーザビームプリンタなどの他の記録装置に本発明
を適用するようにしてもよい。
【0102】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0103】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0104】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0105】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0106】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0107】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0108】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0109】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0110】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0111】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
複数ページ分の記録データにおける各同一走査線のデー
タ間にページ切替のための所定の制御データが挿入され
るように前記複数ページ分の記録データを走査線単位に
合成するようにしたので、ユーザの手間をかけずに、か
つさらにプリンタ本体側においてはデータ受信、印字動
作等に新規の技術、方式を導入することなく、並列搬送
される複数の記録媒体の適正な位置に好適な印字動作を
なし得ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用するインクジェット記録装置の
概観構成を示す斜視図である。
【図2】この発明を適用するインクジェット記録装置の
内部構成を示す斜視図である。
【図3】記録ヘッドユニットの構造を示す斜視図であ
る。
【図4】記録ヘッドの1つのインク吐出口付近の構成を
示す断面図である。
【図5】この発明を適用するインクジェット記録装置の
制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】アプリケーションソフトによって作成される2
ページ分の元画像データを示す図である。
【図7】プリンタドライバで作成される並列搬送のため
の記録データの1走査線分を示す図である。
【図8】並送記録される2枚の用紙のプリント状態を示
す図である。
【図9】この発明の第1の実施形態についての記録デー
タ作成の際の動作手順を示すフローチャートである。
【図10】用紙と記録可能領域との関係を示す図であ
る。
【図11】アプリケーションソフトによって作成される
3ページ分の元画像データを示す図である。
【図12】プリンタドライバで作成される並列搬送のた
めの記録データの1走査線分を示す図である。
【図13】並送記録される3枚の用紙のプリント状態を
示す図である。
【図14】この発明の第2の実施形態についての記録デ
ータ作成の際の動作手順を示すフローチャートである。
【図15】アプリケーションソフトによって作成される
1ページ分の元画像データを示す図である。
【図16】図15の1ページ分の元画像データを2枚の
並列搬送される用紙に記録するための記録データの1走
査線分を示す図である。
【図17】図16の記録データによって記録される2枚
の用紙のプリント状態を示す図である。
【図18】この発明の第3の実施形態についての記録デ
ータ作成の際の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a 記録媒体 1b 記録媒体 1c 記録媒体 23 ンク吐出口 30 発熱体 32 共通液室 33 基板 34 天板 35 インク 36 保護膜 37 ノズル 38 インク液路 100 インクジェット記録装置 102 キャリッジ 103 記録ヘッドユニット 104 ガイド軸 108 プラテン 109 紙送りローラ 110 回復系ユニット 120 インクタンク 121 給紙トレイ 121a 中央ペーパガイド 121b ペーパガイド 122 記録ヘッド 123 ケース本体123 124 排紙口 125 排出トレイ 200 ホストコンピュータ 411 ブランクデータ作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 隆之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AF01 AF04 GA13 HA04 HD02 HD14 2C087 AA03 AA09 AB05 AC02 AC05 AC07 AC08 BA03 BA05 BD07 BD10 BD46 CA01 5B021 AA01 AA30 FF00 5C076 AA14 BA02 BA06 BA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並送される複数の記録媒体に対して記録
    を行うための記録データを作成する記録データ作成方法
    において、 前記並送される各記録媒体に記録すべき複数ページ分の
    記録データを準備する工程と、 前記複数ページ分の記録データにおける各同一走査線の
    データ間に所定の制御データが挿入されるように前記複
    数ページ分の記録データを走査線単位に合成する工程
    と、 を備え、前記合成された記録データに基づいて前記並送
    される複数の記録媒体に対して記録動作を実行すること
    を特徴とする記録データ作成方法。
  2. 【請求項2】 前記制御データは、ヌルデータを出力さ
    せるものである請求項1に記載の記録データ作成方法。
  3. 【請求項3】 並送される複数の記録媒体に対して記録
    を行う記録装置において、 前記並送される各記録媒体に記録する複数ページ分の記
    録データを準備する手段と、 前記複数ページ分の記録データにおける各同一走査線の
    データ間に所定の制御データが挿入されるように前記複
    数ページ分の記録データを走査線単位に合成する手段
    と、 前記合成された記録データに基づいて前記並送される複
    数の記録媒体に対して記録動作を実行する手段と、 を備えることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御データは、ヌルデータを出力さ
    せるものである請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録装置がシリアルプリンタである
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録装置は、熱エネルギーを利用し
    て吐出口からインクを吐出させることにより記録を行う
    インクジェット記録装置であることを特徴とする請求項
    3から5のいずれかに記載の記録装置。
JP2000205791A 2000-07-06 2000-07-06 記録データ作成方法および記録装置 Pending JP2002027226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205791A JP2002027226A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 記録データ作成方法および記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205791A JP2002027226A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 記録データ作成方法および記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002027226A true JP2002027226A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18702821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000205791A Pending JP2002027226A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 記録データ作成方法および記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002027226A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007126241A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Fujifilm Corp 画像記録装置
US7896489B2 (en) 2005-11-02 2011-03-01 Fujifilm Corporation Image recording apparatus
JP2013115652A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Brother Ind Ltd 印刷装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007126241A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Fujifilm Corp 画像記録装置
JP4533834B2 (ja) * 2005-11-02 2010-09-01 富士フイルム株式会社 画像記録装置
US7896489B2 (en) 2005-11-02 2011-03-01 Fujifilm Corporation Image recording apparatus
JP2013115652A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Brother Ind Ltd 印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4298486B2 (ja) 記録装置及びその記録方法並びにプログラム
US20060092221A1 (en) Printing method and apparatus for an ink-jet printer having a wide printhead
US5956056A (en) Ink jet recording apparatus and method of recording with separated image data
WO2000058102A1 (fr) Imprimante
JP2004174841A (ja) 記録装置
EP1088670B1 (en) Two-way print apparatus and print method
JP3299840B2 (ja) インクジェット記録方法、記録装置および情報処理システム
US7315393B2 (en) Printing system, printer driver, and printing method
JP3315574B2 (ja) インクジェットプリント装置およびインクジェットプリント方法
JP3483444B2 (ja) プリント装置、プリントシステムおよびプリント方法
JP2994884B2 (ja) インクジェット記録方法
US7500727B2 (en) Ink jet printing apparatus and ink jet printing method
US6652065B2 (en) Printing apparatus and control method therefor
JP2002027226A (ja) 記録データ作成方法および記録装置
JP3179519B2 (ja) 画像入出力方法及び装置
JP3135463B2 (ja) 記録データ転送方法、記録装置及び記録システム
JP3244790B2 (ja) カラーインクジェット記録方法および装置
US7206095B2 (en) Printing apparatus and method
JP2005022383A (ja) インクジェット記録装置及び方法
JP2002137373A (ja) 記録処理方法、記録システム、情報処理装置およびインクジェット記録装置
JPH06286138A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JPH11170496A (ja) インクジェット記録装置および方法
JP2000127532A (ja) 記録装置
JP3382548B2 (ja) インクジェット記録装置および記録方法
JP2003136694A (ja) 記録システム、記録方法、及び記録装置