JPH11170496A - インクジェット記録装置および方法 - Google Patents

インクジェット記録装置および方法

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JPH11170496A
JPH11170496A JP34036597A JP34036597A JPH11170496A JP H11170496 A JPH11170496 A JP H11170496A JP 34036597 A JP34036597 A JP 34036597A JP 34036597 A JP34036597 A JP 34036597A JP H11170496 A JPH11170496 A JP H11170496A
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JP
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JP34036597A
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English (en)
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Yasuhiro Numata
靖宏 沼田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録速度と記録画質のバランスを好適なもの
とする。 【解決手段】 低解像度の画像データと高解像度の画像
データを記録ヘッドにより同時印字する必要がある場合
には、CPU801は低解像度の画像データを高解像度
のデータに変換して、高解像度の記録速度で記録を実行
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリントデータに基
づいて画像形成をおこなうインクジェット記録装置およ
びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図14に示すような、従来複数の解像度
が混在するデータが転送された場合の制御技術が知られ
ている。
【0003】図14において、901はホスト機器から
のデータを受け取るI/F(インターフェース)部であ
る。902は受信バッファであり、I/F部901で受
け取ったデータを格納する。903はコマンド解析部で
ありホスト機器からの送られた制御コード、文字コー
ド、ドットパターンなどを解析し、文字パターンの場合
には904のテキストバッファにテキスト情報の形にし
て格納し、ドットパターンの場合には第1の描画処理部
906に直接データを受け渡す。905はCG(キャラ
クタ・ジェネレータ)フォント部であり文字コードを文
字パターンに展開するための文字フォントを格納してあ
る。906は第1の描画処理部であり、テキストバッフ
ァ904中のテキスト情報とCGフォント905を参照
し、印刷されるべき文字パターンに展開し、この文字パ
ターンや上記のドットパターンを印字バッファ907に
描画する。
【0004】画像データ判定部908は、第1の描画処
理部906で描画した印字データの制御コードを解析す
る。解像度判定部909を使用して複数の解像度データ
の種類判定をする。複数のデータがなかったり、複数の
解像度データの距離がヘッド長さ以上であれば、印字バ
ッファ907に描画はしないが、もし隣接していたりす
る場合には第2描画処理部910が印字バッファ907
に再描画する。
【0005】このように、描画が完了したら、印字制御
部911に印字バッファ907にマッチした制御情報を
提供する。印字部912は印字制御部911にしたがっ
て印字動作を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の処理は1ページ
中に複数の解像度のデータがあり、特に記録ヘッドの長
さより短い距離に複数の解像度の画像データがある場合
は有効であった。しかしながら高速で印字する場合を考
慮すると、従来行なっているような方法、例えば記録ヘ
ッドの周波数をアップさせ、キャリッジの速度もアップ
させ、画像を間引いて記録する方法では、高解像度デー
タや低解像度データが一様に間引かれた記録のために、
高画質の画像が損なわれてしまう。
【0007】そこで、高画質画像の品位をできるだけ損
なわず、可能な限り高速で画像を出力できる制御方法が
望まれる。
【0008】本発明の目的は、1ページ中に複数解像度
の印字データが存在する場合でも、高速に出力すること
を考慮しながらも、高解像度の印字品位の維持と高速出
力とを可能とするインクジェット記録装置および方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、記録媒体の同一個所に対
して、記録ヘッドの異なるノズル列により複数回のマル
チパス印字を行うと共に記録すべき画像データが第1の
解像度と該第1の解像度よりも高い第2の解像度を有す
るインクジェット記録装置において、第1の記録モード
および該第1の記録モードよりも前記記録ヘッドの主走
査方向の記録速度が高速の第2の記録モードのいずれか
についてのモード指示を受け付ける手段と、印字しよう
とする画像データの解像度が前記第1の解像度および/
または第2の解像度であるかを前記画像データに基づき
識別する識別手段と、前記モード指示を受けつける手段
により受け付けた記録モードおよび前記識別手段により
識別された解像度の種類に応じて前記記録ヘッドの記録
速度を可変設定する制御手段とを具えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のイン
クジェット記録装置において、前記第1の記録モードに
おいて前記記録ヘッドにより前記1の解像度の画像デー
タと前記第2の解像度の画像データとを同時に印字する
必要があるか否かを判定する判定手段と、該判定手段の
判定の結果が肯定判定の場合には、前記第1の解像度の
画像データを第2の解像度のデータに変換する画像処理
手段とを具えたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項2に記載のイン
クジェット記録装置において、前記判定手段は前記第1
の画像データと前記第2の画像データの間のスペースデ
ータの間隔と前記記録ヘッドの大きさとを比較すること
により判定を行うことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項2に記載のイン
クジェット記録装置において、前記画像処理手段は、前
記第1の記録モードが指示されている場合に前記第1の
解像度の画像データを第2の解像度のデータに変換する
ことを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項4に記載のイン
クジェット記録装置において、前記制御手段は、前記画
像処理手段により第2の解像度の画像データに変換した
画像データと第2の解像度の画像データとを記録するた
めの記録速度として当該第2の解像度に対応した記録速
度を設定することを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項5に記載のイン
クジェット記録装置において、前記制御手段は、マルチ
パス印字の第1回目の記録走査で前記第2の画像データ
に変換された画像データと第2の解像度の画像データを
印字させ、2回目以降のマルチパス印字では第2の解像
度の画像データを印字させることを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項3に記載のイン
クジェット記録装置において、前記判定手段の判定結果
が否定判定となった場合には、前記制御手段は第1の解
像度の画像データに印字に際しては該第1の解像度に対
応した記録速度を設定し、第2の解像度の画像データの
印字に関しては該第2の解像度に対応した記録速度を設
定することを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項4に記載のイン
クジェット記録装置において、前記画像処理手段は、画
像データを描画するための第1の記憶手段と、当該描画
された画像データを印字のために記憶する第2の記憶手
段とを有し、前記第1の記憶手段において、前記第1の
解像度の画像データを第2の解像度の画像データに変換
することを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項1に記載のイン
クジェット記録装置において、前記第2の記録モードに
おいて前記制御手段が設定する記録速度には前記第2の
解像度に対応した高解像度用記録速度、前記第1の解像
度に対応する記録速度よりも早い高速用記録速度が用意
されており、前記第2の記録モードが外部から指示され
た場合に、前記第1の解像度のデータを間引く画像処理
手段を有し、前記制御手段は、前記第1の画像データに
ついては当該間引かれた画像データを前記高速用記録速
度で印字させ、前記第2の解像度の画像データについて
は該第2の解像度に対応した高解像度用記録速度で印字
を行うことを特徴とする。
【0018】請求項10の発明は、請求項1〜9のいず
れかに記載のインクジェット記録装置において、前記制
御手段は、前記記録ヘッドの前記記録ヘッドの主走査方
向への移動速度およびノズル列の駆動周波数を前記記録
速度に関連させて可変設定することを特徴とする。
【0019】請求項11の発明は、記録媒体の同一個所
に対して、記録ヘッドの異なるノズル列により複数回の
マルチパス印字を行うと共に記録すべき画像データが第
1の解像度と該第1の解像度よりも高い第2の解像度を
有するインクジェット記録方法において、第1の記録モ
ードおよび該第1の記録モードよりも前記記録ヘッドの
主走査方向の記録速度が高速の第2の記録モードのいず
れかについてのモード指示を受け付け、印字しようとす
る画像データの解像度が前記第1の解像度および/また
は第2の解像度であるかを前記画像データに基づき識別
し、受け付けた記録モードおよび識別された解像度の種
類に応じて前記記録ヘッドの記録速度を可変設定するこ
とを特徴とする。
【0020】請求項12の発明は、請求項11に記載の
インクジェット記録方法において、前記第1の記録モー
ドにおいて、前記記録ヘッドにより前記1の解像度の画
像データと前記第2の解像度の画像データとを同時に印
字する必要があるか否かを判定し、該判定の結果が肯定
判定の場合には、前記第1の解像度の画像データを第2
の解像度のデータに変換することを特徴とする。
【0021】請求項13の発明は、請求項12に記載の
インクジェット記録方法において、前記第1の画像デー
タと前記第2の画像データの間のスペースデータの間隔
と前記記録ヘッドの大きさとを比較することにより判定
を行うことを特徴とする。
【0022】請求項14の発明は、請求項12に記載の
インクジェット記録方法において、前記第1の記録モー
ドが指示されている場合に前記第1の解像度の画像デー
タを第2の解像度のデータに変換することを特徴とす
る。
【0023】請求項15の発明は、請求項14に記載の
インクジェット記録方法において、前記第2の解像度の
画像データから変換された画像データと第2の解像度の
画像データとを記録するための記録速度として当該第2
の解像度に対応した記録速度を設定することを特徴とす
る。
【0024】請求項16の発明は、請求項15に記載の
インクジェット記録方法において、マルチパス印字の第
1回目の記録走査で前記第2の画像データに変換された
画像データと第2の解像度の画像データを印字させ、2
回目以降のマルチパス印字では第2の解像度の画像デー
タを印字させることを特徴とする。
【0025】請求項17の発明は、請求項13に記載の
インクジェット記録方法において、前記判定の判定結果
が否定判定となった場合には、第1の解像度の画像デー
タに印字に際しては該第1の解像度に対応した記録速度
を設定し、第2の解像度の画像データの印字に関しては
該第2の解像度に対応した記録速度を設定することを特
徴とする。
【0026】請求項18の発明は、請求項14に記載の
インクジェット記録方法において、画像データを描画す
るための第1の記憶手段と、当該描画された画像データ
を印字のために記憶する第2の記憶手段とを有し、前記
第1の記憶手段において、前記第1の解像度の画像デー
タを第2の解像度の画像データに変換することを特徴と
する。
【0027】請求項19の発明は、請求項11に記載の
インクジェット記録方法において、前記第2の記録モー
ドにおいて設定する記録速度には前記第2の解像度に対
応した高解像度用記録速度、前記第1の解像度に対応す
る記録速度よりも早い高速用記録速度が用意されてお
り、前記第2の記録モードが外部から指示された場合
に、前記第1の解像度のデータを間引き、前記第1の画
像データについては当該間引かれた画像データを前記高
速用記録速度で印字させ、前記第2の解像度の画像デー
タについては該第2の解像度に対応した高解像度用記録
速度で印字を行うことを特徴とする。
【0028】請求項20の発明は、請求項11〜19の
いずれかに記載のインクジェット記録方法において、前
記記録ヘッドの主走査方向への移動速度およびノズル列
の駆動周波数を前記記録速度に関連させて可変設定する
ことを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0030】図1は本発明を適用したインクジェット記
録装置の斜視図である。キャリッジ101は、印字ヘッ
ド102とカートリッジガイド103が搭載されて、ガ
イド軸104および105に沿って走査可能である。キ
ャリッジ101の駆動機構は図示しない。記録用紙10
6は、給紙ローラー107によって本体装置内に送り込
まれ、そして紙送りローラー108,ピンチローラー
(不図示)、紙押さえ板109によって挾まれつつ印字
ヘッド102の前面へ送られて印字される。C(シア
ン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の3色のインク
を収納したカラーカートリッジと、ブラックのインクを
収納したブラックカートリッジ111は、それぞれ別々
にカートリッジガイド103に挿入されて印字ヘッド1
02と連通接続される。
【0031】印字ヘッドを図2,図3を用いて詳しく説
明する。印字ヘッドの前面部にはイエロー、シアン、マ
ゼンタ、およびブラックの吐出口グループが一直線上に
配されている。イエロー用、シアン用、マゼンタ用の吐
出口グループは24個ずつの吐出口をもち、ブラック用
の吐出口グループは64個の吐出口をもち、それぞれの
吐出口グループ間にはノズルピッチ以上の間隔がある。
これら吐出口のそれぞれには、吐出口に連通する液路が
設けられており、これらの液路の後方部位には、それら
の液路にインクを提供するための共通液室(図示せず)
が設けられている。
【0032】吐出口のそれぞれに対応するインク液路に
は、これらの吐出口からインク滴を吐出するために利用
される熱エネルギーを発生する電気熱変換体や、これに
電力を提供するための電極配線が設けられている。これ
ら電気熱変換体や電極配線は、シリコンなどからなる基
板201上に成膜技術によって形成されている。さらに
この基板201上に、樹脂やガラス材よりなる隔壁や天
板などが積層されることによって、上記の吐出口、イン
ク液路、および共通液室が構成される。基板201の後
方には、電気熱変換体を記録信号に基づいて駆動するた
めの駆動回路がプリント基板202の形態で設けられて
いる。
【0033】上記基板201および202は、同一のア
ルミプレート203に固定されている。インクカートリ
ッジ110および111(図1参照)は、アルミプレー
ト203にほぼ沿うようにカートリッジガイド103
(図1参照)内に挿入され、そしてアルミプレート20
3に沿って突き出たパイプ204,205,206,2
07に接続される。パイプ204はイエロー用、パイプ
205はマゼンタ用、パイプ206はシアン用、パイプ
207はブラック用である。これらパイプ204〜20
7は、基板と直交する方向に延在するプラスチック部材
(「ディストリビューター」と称される)208から突
き出ており、それぞれのパイプ204〜207は、プラ
スチック部材208内の流路を通して対応する吐出口グ
ループ(イエロー、シアン、マゼンタ、およびブラッ
ク)の共通液室に連通している。
【0034】図4は第1の実施例の描画処理、複数解像
度検出、ブラックおよびカラー(シアン、マゼンタ、イ
エロー)データの重なり検出、などについてデータの流
れを示したブロック図である。
【0035】301はホスト機器からのデータを受け取
るI/F部である。302は受信バッファであり、I/
F部301で受け取ったデータを格納する。303はコ
マンド解析部であり、ホスト機器から送られた制御コー
ド、文字コード、ドットパターンなどを解析し、文字パ
ターンの場合にはテキストバッファ304にテキスト情
報の形にして格納し、ドットパターンの場合には描画処
理部306に直接データを受け渡す。305はCGフォ
ント部であり、文字コードを文字パターンに展開するた
めの文字フォントを格納してある。306は第1の描画
処理部であり、テキストバッファ304中のテキスト情
報とCGフォント305を参照し、印刷されるべき文字
パターンに展開し、この文字パターンや上記のドットパ
ターンを印字バッファ307に描画する。
【0036】画像データ判定部308は、第1の描画処
理部306で描画した印字データの制御コードを解析す
る。高速/通常判定部309では印字モードに関する制
御コードが高速印字であるか通常印字であるかを判定す
る。通常印字では解像度判定部310を使用して複数の
解像度データの判定をする。複数のデータがなかった
り、複数の解像度データの距離がヘッド長さ以上であれ
ば、印字バッファに描画はしないが、もし隣接していた
りする場合には第2描画処理部311が印字バッファ3
07に再描画する。
【0037】高速印字では複数の解像度データの距離に
ついては考慮せず、360dpiの画像は間引き印字、
720dpiの画像は通常どおり印字動作制御とする。
このように、描画が完了したら、印字制御部312に印
字バッファにマッチした制御情報を提供する。印字部3
13は印字制御部312にしたがって印字動作を行な
う。
【0038】本実施形態では、同一の記録ヘッドによる
マルチパス印字を行う。マルチパス印字とは記録用紙の
ある1定幅のラインを記録ヘッドのたとえば8個のノズ
ル列により印字を行うと、記録用紙を所定長さだけ紙送
り(副走査)し、記録ヘッドの他の8個のノズル列によ
り、先程、記録したラインに2回目の印字を行う。この
ようにして、記録用紙の一同一部分を異なるノズル列で
複数回印字することをマルチパス印字と呼ぶ。
【0039】図5,図6は本発明の記録ヘッドの長さ印
字データと印字動作の関係を示す説明図である。209
〜212はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックのノズル列である。Lはブラックのノズル列の長さ
である。401Bkは被記録媒体上のブラックの画像を
表わす、解像度は360dpiである。矢印方向に所定
の速度でキャリッジが移動し、記録する。
【0040】図5においては、402Bkは被記録媒体
上のブラックの画像を表わす、解像度は720dpiで
ある。
【0041】L1は画像401Bkと画像402Bkの
距離である。L<L1である。この場合は特に第2の描
画を行わない。
【0042】図6において、画像401Bkと画像40
2Bkとの距離L2はL>L2であるため、この場合は
第2の描画を行なう。
【0043】図5〜図8を参照して本発明に関わる印字
処理を説明する。なお、図5と図7が対応し、図6と図
8が対応する。
【0044】解像度データの距離、すなわち、図5の4
01Bkと402Bkの距離がヘッド長より大きい場合
(L<L1)、画像401Bkは解像度は360dpi
であり、通常の描画を印字バッファに行う。印字方法は
通常のキャリッジの速度で、記録ヘッドの駆動も通常の
周波数でおこなう。画像402Bkは画像解像度が72
0dpiでデータも720dpi用データであるので、
印字バッファへの描画はそのまま行う。印字方法は72
0dpi用のキャリッジの速度で、記録ヘッドの駆動も
720dpi用の周波数でおこなう(図7参照)。
【0045】一方、図6に示すような解像度データでは
画像401Bkと画像402Bkとの距離L2はL>L
2であるため、画像401Bkについて、画像は360
dpiであるが、2倍に拡張して720dpiの印字動
作を行なう。データは同じデータを2度ずつ描画する、
いわゆる単純なみずましである。
【0046】第1スキャンで360dpiを2倍拡張し
た描画データと720dpiデータを同一パス(マルチ
パス)で印字する。このときは印字方法は720dpi
用のキャリッジの速度で、記録ヘッドの駆動も720d
pi用の周波数で行なう。第2スキャンで残りの720
dpiデータを印字する。なお、通常の360dpi印
字時の記録ヘッドの駆動周波数は6.25kHz、通常
の720dpi印字時の記録ヘッドの駆動周波数は7.
14kHzである(図8参照)。
【0047】この例では360dpiの画像を720d
piの画像に変換してもマルチ印字パス回数が1回のみ
(全体の1/2)なので、実際の印字結果は360dp
iとなる。
【0048】図9,図10は本発明の高速の印字モード
の場合の説明図である。図9は図5に対応し、図10は
図6に対応する。
【0049】図9では、401Bkと402Bkの距離
がヘッド長より大きいので(L<L1)、画像401B
kは解像度は360dpiであり、通常の描画を印字バ
ッファに行う。印字方法は高速のキャリッジの速度で、
記録ヘッドの駆動も高速の周波数でおこなう。印字デー
タはヘッド駆動時に1/2に間引かれて記録される。
【0050】画像402Bkは画像解像度が720dp
iでデータも720dpi用データであるので、印字バ
ッファへの描画はそのまま行う。印字方法は720dp
i用のキャリッジの速度で、記録ヘッドの駆動も720
dpi用の周波数で行なう。
【0051】図10では画像401Bkと画像402B
kとの距離L2がヘッド長より小さい場合でも図9の場
合と同様に、画像401Bkについて、通常の描画を印
字バッファに行う。印字方法は高速のキャリッジの速度
で、記録ヘッドの駆動も高速の周波数で行なう。印字デ
ータはヘッド駆動時に1/2に間引かれて記録される。
ここで描画データについて、2倍拡張の処理を行わない
点に注意されたい。
【0052】第2スキャンでは720dpi用のキャリ
ッジの速度で、記録ヘッドの駆動も720dpi用の周
波数で行なう。第2スキャンで残りの720dpiデー
タを印字する。なお、高速印字の駆動周波数は8kHz
である。通常の720dpi印字時の記録ヘッドの駆動
周波数は7.14kHzである。高速印字の駆動周波数
は8kHzである。
【0053】図11は本実施形態の解像度、印字モード
の種類、画像ブロックの距離、について制御のためのデ
ータテーブルを示す。このデータテーブルはメモリ上に
設けられており、制御のためのテーブルである。画像デ
ータのブロックごとにデータテーブルがつくられるが、
ここでは図9,図10について説明する。テーブルは左
から解像度、データの先頭アドレス、画像距離カウンタ
ー、カラーデータとモノクロデータの距離カウンター、
印字スピードの種類である。他のフラグやカウンターに
ついては省略する。
【0054】解像度フラグは0:360dpi,1:7
20dpiを示す。画像間距離カウンターはドット数で
示される。ここでは値はL2ドットである。印字スピー
ドは0:ノーマル、1:高速である。(a)はL(ヘッ
ドの長さ)<L1、(b)はL(ヘッドの長さ)>L2
例を示す。
【0055】図12は本実施形態の具体的な制御構成を
示すブロック図である。図12において、800は中央
制御部であり、CPU801,RAM802,ROM8
03である。CPU801はROM803に格納された
制御プログラムにしたがって図11のような制御を行
う。RAM802はその作業用のワークエリアや印字の
ためのデータ処理に使用する。ROM803にはCPU
801が実行する制御処理のためのプログラムを記憶す
る。804はゲートアレー(ASIC)である。記録ヘ
ッドの制御を行う。805はキャリッジモーター、80
6は紙送り用モーターである。102は記録ヘッドであ
る。
【0056】図13は本実施形態において複数解像度検
出、ブラック&カラー画像の重なり検出、印字制御など
制御の流れを示す。図13の処理手順の内容を持つプロ
グラムがROM803に格納され、CPU801により
実行される。
【0057】ここではRAM802上の受信バッファか
らのデータ取り込みをスタートとする。1001では転
送データの取り込みをする。1002で画像データテー
ブルの作成を行う。画像データがどのようなデータかを
調べる。画像データテーブルの内容は図11に示してい
る。1003では解像度データチェックをする。複数の
解像度データがあるかをチェックする。
【0058】1004では画像データのブロックごとの
距離のチェックをする。記録ヘッドのノズル列の長さと
比較する。画像データのブラックとカラーの重なりもチ
ェックする。1005では印字スピードをチェックす
る。1006では描画処理をおこなう。1002〜10
05の各処理の結果にしたがって、RAM802上の印
字バッファに描画する。1007では1006で描画し
たデータをどのように印字するかを決定する。このステ
ップでキャリッジの移動速度やインクの吐出スピードが
決定する。
【0059】1008で印字スタートする。1009で
1ページ分印字動作が終了したかチェックする。印字動
作が完了していれば終了へ、未完ならば1001へ戻
る。
【0060】(その他の実施例)本実施例では解像度が
360dpiと720dpiの2種類について説明した
が、これが300dpiと600dpiであっても構わ
ない。また、本実施例では360dpiと720dpi
の組み合わせであったので360dpiのデータを2倍
に拡張して印字バッファに描画したが、400dpiと
600dpiの組み合わせならば400dpiのデータ
を3/2倍に拡張する方法もある。また、拡張方法につ
いては単純に拡張描画するのではなく、別の処理をかけ
ても構わない。
【0061】また、記録ヘッドの駆動周波数について
も、制御が最適ならばべつの値になっても良い。
【0062】間引き方法も1/2間引きや1/4間引き
などデータの解像度、記録ヘッドの解像度などに応じて
きめて構わない(回路の構成など実際には1/2の間引
きのケースが多い)。
【0063】また、本発明では低い解像度データの方を
間引きしていたが、逆に高解像度データの方を間引くよ
うにしてもかまわない。図11(b)の画像データテー
ブルの印字スピードフラグを0と1を逆にすれば良い。
これにより制御が簡単にきめられる。
【0064】上述の実施形態では、記録ヘッドをキャリ
ッジに搭載して移動される例を示したが、水平1ライン
分の1ノズルを有するライン型の記録ヘッドを有するプ
リンタにも本発明を適用する。この場合は、キャリッジ
の移動速度を主走査(水平)方向への記録速度となるよ
うにノズルの主走査方向への駆動周波数を制御する。
【0065】以上説明したように上述の実施形態によれ
ば、複数の解像度が混在するイメージを解像度を低下さ
せることなくかつ高速な印字動作を実現することができ
る、より具体的には複数の解像度データを持つ画像につ
いて、高解像度のデータについてはその品位はおとさ
ず、低解像度のデータのみを高速印字動作をおこなうこ
とで、実現できる。これは高速はねらいつつも、高解像
度の品位は重視した高速モードである。例えば、720
DPIと360DPIという2種類の解像度データの場
合に720DPIの画像を品位を落としたくない場合に
適している。
【0066】また、その他の実施形態でのべたが、逆に
高解像度の画像を間引いて高速で記録し、低解像度はそ
の品位を維持する記録方法がある。この方法はバランス
を考慮した画像出力に適している。例えば、1200D
PIと300DPIという場合にどちらの画質も低下さ
せたくないが、1200DPIの画像を品位をさげられ
る余地がある場合に、高解像度の1200DPIを60
0DPI相当で記録し、300DPIの記録はそのまま
記録するという画像記録方法が可能である。
【0067】このように、高速印字モードの制御を記録
装置にもたせることは、ユーザーのために非常に大きな
効果がある。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、11
の発明では、記録モードの種類および解像度に応じて記
録速度(ノズル列の駆動周波数)を可変設定することに
より高画質と記録速度のバランスをとる。
【0069】請求項2、12の発明では、記録ヘッドに
より同時に記録する画像データで異なる解像度の画像デ
ータが生じた倍には、低解像度(第1の解像度)の画像
データを高解像度(第2の)の画像データに画質を向上
させて、印字を行うことにより画質の劣化を防止しす
る。
【0070】請求項3〜5、13〜15の発明では、画
像データの間のスペースを記録ヘッドの大きさと比較す
ることにより解像度が異なる2種の画像データを検出す
ることができ、かつ本来は異なる記録すべき2種の画像
データを画質を第2の解像度に対応した記録側で画像を
印字することにより第2の解像度の画質を維持する。
【0071】請求項6、16の発明では、第1回目のマ
ルチパス印字で本来は低解像度(第1の解像度)の画像
データを印字してしまうことにより、2回目のマルチパ
ス印字では元々高解像度(第2の解像度)を印字するだ
けとなり、低解像度に関する解像度のデータはマルチ印
字回数がへるので、低解像度の印字結果は高解像度の画
像データの形態で印字しても実際には低解像度となる。
【0072】請求項7、17の発明では、解像度の種類
に応じて異なる記録速度で記録を行うことができるの
で、それぞれの解像度での画質を維持できる。
【0073】請求項8、18の発明では、第1の記憶手
段を使用して、たとえば、画像データの水増しのような
簡単な画像処理により画像データの解像度を変換するこ
とができる。
【0074】請求項9、19の発明では、記録画質を損
ねても高速印字を希望する記録モードを実現できる。
【0075】請求項10、20の発明では、ノズル列の
駆動周波数を記録速度に対応させることにより、水平走
査および副走査方向の記録の同期をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のインクジェット記録装置の概
略構成を示す斜視図である。
【図2】記録ヘッドの構造を示す斜視図である。
【図3】記録ヘッドの構造を示す斜視図である。
【図4】本発明実施形態の機能構成を示すブロック図で
ある。
【図5】異なる解像度の画像データと記録ヘッドの関係
を示す説明図である。
【図6】異なる解像度の画像データと記録ヘッドの関係
を示す説明図である。
【図7】マルチパス印字における画像データの解像度の
種類および印字のための処理を示す説明図である。
【図8】マルチパス印字における画像データの種類およ
び印字のための処理を示す説明図である。
【図9】マルチパス印字における画像データの種類およ
び印字のための処理を示す説明図である。
【図10】マルチパス印字における画像データの種類お
よび印字のための処理を示す説明図である。
【図11】画像データテーブルの内容を示す説明図であ
る。
【図12】印字制御系の概略のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図13】本発明実施形態の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】従来のインクジェット記録装置の機能構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】 101 キャリッジ 102 記録ヘッド(印字ヘッド) 103 カートリッジガイド 104、105 ガイド軸 106 記録用紙 107 給紙ローラー 108 紙送りローラー 109 紙押さえ板

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の同一個所に対して、記録ヘッ
    ドの異なるノズル列により複数回のマルチパス印字を行
    うと共に記録すべき画像データが第1の解像度と該第1
    の解像度よりも高い第2の解像度を有するインクジェッ
    ト記録装置において、 第1の記録モードおよび該第1の記録モードよりも前記
    記録ヘッドの主走査方向の記録速度が高速の第2の記録
    モードのいずれかについてのモード指示を受け付ける手
    段と、 印字しようとする画像データの解像度が前記第1の解像
    度および/または第2の解像度であるかを前記画像デー
    タに基づき識別する識別手段と、 前記モード指示を受けつける手段により受け付けた記録
    モードおよび前記識別手段により識別された解像度の種
    類に応じて前記記録ヘッドの記録速度を可変設定する制
    御手段とを具えたことを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置において、前記第1の記録モードにおいて前記記録ヘ
    ッドにより前記1の解像度の画像データと前記第2の解
    像度の画像データとを同時に印字する必要があるか否か
    を判定する判定手段と、 該判定手段の判定の結果が肯定判定の場合には、前記第
    1の解像度の画像データを第2の解像度のデータに変換
    する画像処理手段とを具えたことを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のインクジェット記録装
    置において、前記判定手段は前記第1の画像データと前
    記第2の画像データの間のスペースデータの間隔と前記
    記録ヘッドの大きさとを比較することにより判定を行う
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のインクジェット記録装
    置において、前記画像処理手段は、前記第1の記録モー
    ドが指示されている場合に前記第1の解像度の画像デー
    タを第2の解像度のデータに変換することを特徴とする
    インクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のインクジェット記録装
    置において、前記制御手段は、前記画像処理手段により
    第2の解像度の画像データに変換した画像データと前記
    第2の解像度の画像データとを記録するための記録速度
    として当該第2の解像度に対応した記録速度を設定する
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のインクジェット記録装
    置において、前記制御手段は、マルチパス印字の第1回
    目の記録走査で前記第2の画像データに変換された画像
    データと第2の解像度の画像データを印字させ、2回目
    以降のマルチパス印字では第2の解像度の画像データを
    印字させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のインクジェット記録装
    置において、前記判定手段の判定結果が否定判定となっ
    た場合には、前記制御手段は第1の解像度の画像データ
    に印字に際しては該第1の解像度に対応した記録速度を
    設定し、第2の解像度の画像データの印字に関しては該
    第2の解像度に対応した記録速度を設定することを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のインクジェット記録装
    置において、前記画像処理手段は、画像データを描画す
    るための第1の記憶手段と、当該描画された画像データ
    を印字のために記憶する第2の記憶手段とを有し、前記
    第1の記憶手段において、前記第1の解像度の画像デー
    タを第2の解像度の画像データに変換することを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置において、前記第2の記録モードにおいて前記制御手
    段が設定する記録速度には前記第2の解像度に対応した
    高解像度用記録速度、前記第1の解像度に対応する記録
    速度よりも早い高速用記録速度が用意されており、前記
    第2の記録モードが外部から指示された場合に、前記第
    1の解像度のデータを間引く画像処理手段を有し、前記
    制御手段は、前記第1の画像データについては当該間引
    かれた画像データを前記高速用記録速度で印字させ、前
    記第2の解像度の画像データについては該第2の解像度
    に対応した高解像度用記録速度で印字を行うことを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記制御手段は、前記記
    録ヘッドの主走査方向への移動速度およびノズル列の駆
    動周波数を前記記録速度に関連させて可変設定すること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体の同一個所に対して、記録ヘ
    ッドの異なるノズル列により複数回のマルチパス印字を
    行うと共に記録すべき画像データが第1の解像度と該第
    1の解像度よりも高い第2の解像度を有するインクジェ
    ット記録方法において、 第1の記録モードおよび該第1の記録モードよりも前記
    記録ヘッドの主走査方向の記録速度が高速の第2の記録
    モードのいずれかについてのモード指示を受け付け、 印字しようとする画像データの解像度が前記第1の解像
    度および/または第2の解像度であるかを前記画像デー
    タに基づき識別し、 受け付けた記録モードおよび識別された解像度の種類に
    応じて前記記録ヘッドの記録速度を可変設定することを
    特徴とするインクジェット記録方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のインクジェット記
    録方法において、前記第1の記録モードにおいて、前記
    記録ヘッドにより前記1の解像度の画像データと前記第
    2の解像度の画像データとを同時に印字する必要がある
    か否かを判定し、該判定の結果が肯定判定の場合には、
    前記第1の解像度の画像データを第2の解像度のデータ
    に変換することを特徴とするインクジェット記録方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のインクジェット記
    録方法において、前記第1の画像データと前記第2の画
    像データの間のスペースデータの間隔と前記記録ヘッド
    の大きさとを比較することにより判定を行うことを特徴
    とするインクジェット記録方法。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のインクジェット記
    録方法において、前記第1の記録モードが指示されてい
    る場合に前記第1の解像度の画像データを第2の解像度
    のデータに変換することを特徴とするインクジェット記
    録方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のインクジェット記
    録方法において、第2の解像度に変換された画像データ
    と前記第2の解像度の画像データとを記録するための記
    録速度として当該第2の解像度に対応した記録速度を設
    定することを特徴とするインクジェット記録方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のインクジェット記
    録方法において、マルチパス印字の第1回目の記録走査
    で前記第2の画像データに変換された画像データと第2
    の解像度の画像データを印字させ、2回目以降のマルチ
    パス印字では第2の解像度の画像データを印字させるこ
    とを特徴とするインクジェット記録方法。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載のインクジェット記
    録方法において、前記判定の判定結果が否定判定となっ
    た場合には、前記第1の解像度の画像データに印字に際
    しては該第1の解像度に対応した記録速度を設定し、第
    2の解像度の画像データの印字に関しては該第2の解像
    度に対応した記録速度を設定することを特徴とするイン
    クジェット記録方法。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載のインクジェット記
    録方法において、画像データを描画するための第1の記
    憶手段と、当該描画された画像データを印字のために記
    憶する第2の記憶手段とを有し、前記第1の記憶手段に
    おいて、前記第1の解像度の画像データを第2の解像度
    の画像データに変換することを特徴とするインクジェッ
    ト記録方法。
  19. 【請求項19】 請求項11に記載のインクジェット記
    録方法において、前記第2の記録モードにおいて設定す
    る記録速度には前記第2の解像度に対応した高解像度用
    記録速度、前記第1の解像度に対応する記録速度よりも
    早い高速用記録速度が用意されており、前記第2の記録
    モードが外部から指示された場合に、前記第1の解像度
    のデータを間引き、前記第1の画像データについては当
    該間引かれた画像データを前記高速用記録速度で印字さ
    せ、前記第2の解像度の画像データについては該第2の
    解像度に対応した高解像度用記録速度で印字を行うこと
    を特徴とするインクジェット記録方法。
  20. 【請求項20】 請求項11〜19のいずれかに記載の
    インクジェット記録方法において、前記記録ヘッドの主
    走査方向への移動速度およびノズル列の駆動周波数を前
    記記録速度に関連させて可変設定することを特徴とする
    インクジェット記録方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100374301C (zh) * 2004-12-31 2008-03-12 财团法人工业技术研究院 打印数据转换方法及其装置
KR101107253B1 (ko) * 2004-07-19 2012-01-19 삼성전자주식회사 셔틀방식의 열전사헤드를 이용한 고품질 인쇄방법 및 장치
JP2014151546A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Seiko Epson Corp プリンターおよびプリンターの印刷制御方法
US9533498B2 (en) 2014-02-07 2017-01-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Printing method and printing device

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