JP2002027019A - 通信装置及びその制御方法 - Google Patents

通信装置及びその制御方法

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JP2002027019A JP2000204623A JP2000204623A JP2002027019A JP 2002027019 A JP2002027019 A JP 2002027019A JP 2000204623 A JP2000204623 A JP 2000204623A JP 2000204623 A JP2000204623 A JP 2000204623A JP 2002027019 A JP2002027019 A JP 2002027019A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リンクの接続・切断の判定条件を柔軟に設定す
ることにより、適切なタイミングでサービス情報のロー
ド・アンロードを行うことができるようにし、通信処理
性能を向上させ安定した無線通信システムを確保するこ
とが可能な通信装置及びその制御方法を提供することを
目的とする。 【解決手段】サービスマネージャ72は、デバイスとの
通信状態を通信制御情報に設定された判別条件に基づい
て、サービスプログラム77やドライバソフト78等の
必要なサービス情報を情報記憶領域76から読み出し、
ホスト70側の一時情報記憶領域85にロードしたり、
必要でなくなったサービス情報をホスト側の一時情報記
憶領域85からアンロードする。接続マネージャ73
は、ホスト70の一時情報記憶領域85にロードされた
サービス情報とデバイス側のサービス情報と交信を行う
ための接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置及びその制
御方法に関し、無線通信を利用した通信装置及びその制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(PC)に周辺
機器や拡張カードを接続する場合、プラグアンドプレイ
(Plug and Play)技術を用いて、追加デ
バイスのハードウェア情報を認識すると共にI/Oポー
ト等の各種リソースを割り当てるために、デバイスに合
ったドライバソフトをロードしている。このプラグアン
ドプレイ技術では、PCと追加デバイス間をバスで直結
したり、ケーブル等の有線接続して、デバイスが接続さ
れているか否かを検出して、それに対応するドライバソ
フトや関連するサービスプログラムをロード/アンロー
ドしている。
【0003】さらに最近では、PC、PDA(Pers
onal Data Assistance)、携帯電
話機等の情報機器を無線でつなげるため無線通信技術と
して、Bluetooth、HomeRF等が提唱され
ている。
【0004】ここで、Bluetoothは、免許が不
要の2.4GHzのISM(Industrial S
cientific Medical)帯を搬送波周波
数に使う無線インターフェース規格であり、10m程度
のサービスエリア内で1Mbpsの帯域を提供するもの
である。
【0005】また、HomeRFもBluetooth
と同様の2.4GHzのISM帯を搬送波周波数に使う
家庭内無線通信通信の規格であり、50mから100m
のサービスエリア内で最大データ伝送速度は1.6Mb
psで通信を行うものである。
【0006】これら無線通信システムでは、周囲の環境
等により無線状態が不安定になるとマスタとスレーブ間
で無線リンクの接続・切断が頻発する可能性がある。そ
うなると、接続・切断の度にドライバソフトやサービス
プログラム等のサービス情報のロード・アンロードが繰
り返され、無線通信システムとしてや例えばホストとし
て機能するPCの動作に負荷が生じることになり、PC
のパフォーマンスが低下すると言う問題が生じる。同様
に、利用者が意図しないでロードされたサービス情報に
より交信が行われて通信動作に余計な負荷が掛かった
り、さらに利用者が意図しない間にサービス情報がアン
ロードされてしまいサービス情報の交信が出来なくなっ
てしまうという問題も生じる。
【0007】また、無線通信システムのリンク状態を監
視して、状況に応じたデータ通信制御を行う技術として
特開平11−355279号公報に記載されたものがあ
る。該公報には、相手側の無線通信端末から送信される
信号中のフレーム内の管理情報が復号できたフレーム数
に応じて、全データ伝送可能領域か、非同期伝送可能領
域か、伝送不能領域かを判断している。このようにし
て、リンク可能、リンク不可能、再送処理が行われる非
同期データのみリンク可能という状態を取っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の無線通信システムにおいては、無線リンク状態により
無駄なサービス情報のロード・アンロードが繰り返さ
れ、通信処理性能が低下するという問題があった。ま
た、仮に特開平11−355279号公報に記載された
データ通信制御技術を単に上記無線通信システムに応用
しても、データ通信の信頼性は向上するが、サービス情
報の不必要なロード・アンロードによる通信処理性能の
低下を解決するまでには至らない。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、リンクの接続・切断の判定条件を柔軟に設定
することにより、適切なタイミングでサービス情報のロ
ード・アンロードを行うことができるようにし、通信処
理性能を向上させ安定した無線通信システムを確保する
ことが可能な通信装置及びその制御方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、無線による通信を行う通信装置であっ
て、無線により相手端末と通信を行う通信装置であっ
て、相手端末との間で所定機能を実行するためのサービ
ス情報を記憶するサービス情報記憶手段と、新たに相手
端末との無線通信を行う際に、相手端末発見処理を繰返
し行い所定の接続判定条件を満足するか否かを判断する
手段と、この接続判定条件を満たす場合に、前記サービ
ス情報記憶手段から相手端末から要求されるサービス情
報を取り出して、相手端末と所定の機能を無線通信を介
して実行する通信制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0011】この通信装置においては、相手端末が新た
に通信装置に接続する場合に、相手端末発見処理を繰返
して接続判定条件を満たすか否かが判定を行うようにし
たので、相手端末が一時的に通信装置の通信圏内に近づ
いただけで、相手端末と接続する意思が無い場合には、
不用意にサービス情報のやり取りを行わずに済み、通信
負荷を増加させずに通信処理性能を向上させることがで
きる。
【0012】また、本発明は、相手端末と無線通信を切
断する際に、相手端末接続処理を繰返し行い所定の切断
判定条件を満足するか否かを判断する手段と、この切断
判定条件を満たす場合に、これまで実行していた前記サ
ービス情報記憶手段に記憶された相手端末から要求され
たサービス情報に対応する所定の機能を無効にする通信
制御手段とを具備するので、上記とは逆に相手端末が一
時的に通信装置の通信圏を離れたとしても、切断判定条
件を満たしていない場合には無線リンクが継続して確立
されるので、不用意にサービス情報のやり取りが出来な
くなることが無くなり、利用者にとって安定した無線通
信環境を提供することが可能となる。
【0013】また、本発明は、無線により相手端末と通
信を行う通信装置であって、相手端末との間で所定機能
を実行するためのサービス情報を記憶するサービス情報
記憶手段と、相手端末と新たな無線通信接続又は相手端
末と無線通信切断を判別するための条件を定義した通信
制御情報に基づき前記サービス情報記憶手段から取り出
したサービス情報を用いて該相手デバイスと無線による
交信を行う通信制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0014】この通信装置においては、通信装置と相手
端末間の無線リンクの接続/切断状態が予め定義された
通信制御情報に対応するものか否かの判別結果に応じ
て、相手端末とのサービス情報の交信を行うようにした
ので、利用者が意図しないリンクの接続・切断に伴うサ
ービス情報の交信を行わずに済み、相手端末との通信負
荷を増加させずに通信処理性能を向上させることができ
る。
【0015】また、無線により相手端末との間でデータ
の送受信を行う無線通信手段と、相手端末との間で所定
機能を実行するためのサービス情報を記憶するサービス
情報記憶手段と、相手端末と新たな無線通信接続又は相
手端末と無線通信切断を判別するための条件を定めた通
信制御情報を設定するための設定手段と、この設定手段
で設定された通信制御情報を記憶する通信制御情報記憶
手段と、この通信制御情報記憶手段に記憶された通信制
御情報に基づいて相手端末との無線通信が接続又は切断
状態であるかを判別し、その判別結果に応じて前記サー
ビス情報記憶手段から読み出したサービス情報を用いて
前記無線通信手段による交信を行う通信制御手段とを設
けることにより、利用者が任意のデバイス毎に条件設定
を行うことが可能となり、より柔軟なサービス情報の交
信を行うことができる。
【0016】また、本発明は、相手端末との間で所定機
能を実行するためのサービス情報の交信を無線で行う通
信装置であって、前記サービス情報を記憶したサービス
情報記憶手段と、通信が確立された相手端末で利用する
サービス情報を記憶するサービス情報一時記憶手段と、
相手端末と新たな無線通信接続又は相手端末と無線通信
切断を判別するための条件が定義された通信制御情報に
基づいて、相手端末との無線通信の接続が確立された場
合には前記サービス記憶手段から前記サービス情報一時
記憶手段に該サービス情報をロードし、また相手端末と
の無線通信が切断された場合には前記サービス情報一時
記憶手段から該サービス情報をアンロードする手段と、
前記サービス情報一時記憶手段に記憶されたサービス情
報に基づいて相手端末と所定の機能を無線通信を介して
実行する無線通信制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0017】この通信装置においては、通信装置と相手
端末間の無線リンクの接続/切断状態が予め定義された
通信制御情報に対応するものか否かの判別結果に応じ
て、サービス情報を記憶手段から一時記憶手段にロード
又は一時記憶手段からアンロードするようにしたので、
利用者が意図しないリンクの接続・切断に伴うサービス
情報のロード/アンロードを行わずに済むので通信装置
においてロード/アンロードに掛かる処理負荷を増加さ
せずに通信処理性能を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係る無線通
信システムの基本構成が概念的に示されている。情報処
理装置1は、例えばバッテリ駆動可能なノートブックタ
イプのパーソナルコンピュータ(PC)であり、携帯電
話機2等の携帯機器との間で無線によるローカルなリン
クを確立して通信することができる。この無線リンクが
確立された状態においては、利用者は携帯電話機2を用
いて、PC1の遠隔操作や、PC1と携帯電話機2との
間でメールや個人情報のデータ交換等の予め決められた
サービスプログラムを実行することができる。
【0020】PC1は携帯電話機2や他のPCなどの複
数の相手端末に同時に接続することができる(マルチポ
イント)。この場合、PC1は、コネクションが確立さ
れている状態であっても、新たな端末を探索するための
局発見モードや局発見の待ち受けモード、さらにはコネ
クション確立要求待ち受けモードに入ることができ、こ
れによって新たな端末を動的にネットワークに加入させ
ることができる。
【0021】局発見モードは、無線の届く範囲(通信圏
内)に存在する端末を探索し接続に必要な情報を収集す
るためのものであり、局発見モードでは局発見メッセー
ジのブロードキャストが行われる。局発見待ち受けモー
ドは、局探索のために相手端末から送信される局発見メ
ッセージを検知して、それに応答するためのメッセージ
を送信する処理等が行われる。コネクション確立要求待
ち受けモードは相手端末から送信されるコネクション確
立要求メッセージを検知し、それに応答してコネクショ
ン確立のための処理を行うモードである。
【0022】新たな無線リンク確立に必要な制御手順
(局発見、局発見待ち受け、コネクション確立要求待ち
受け)におけるメッセージの享受は制御チャネルを用い
て行われるが、この制御チャネルとデータ送受信のため
の通信チャネルとの間で無線リソースが排他的に使用さ
れるため、局発見処理等を行う際に、実行中の通信が存
在すると、その通信は一時的に停止状態となる。本実施
形態においては、新たな無線リンクの確立に必要な制御
手順(局発見、局発見待ち受け、コネクション確立要求
待ち受け)や、無線リンクの切断に必要な制御手順(局
接続要求)を実行するタイミングやその間隔を利用者が
設定した条件(詳細は後述)に従い動的に制御してい
る。
【0023】次に、図2を参照して、本実施形態の無線
通信システム全体の概要について説明する。携帯電話機
2は、各地域に設置された携帯電話基地局3との間で、
例えば800MHz帯の無線電波を用いて音声またはデ
ータの送受信を行う。携帯電話基地局3は、所定の無線
エリアを構成し、その無線エリア内で携帯電話機2との
通信を実現するものである。この携帯電話基地局3に
は、公衆回線網4を介してサーバ5が接続されている。
【0024】この携帯電話機2は、携帯電話基地局3と
の間で800MHz帯の無線電波を送受信するための無
線通信インタフェースの他、PC1との間で2.45G
Hz帯の無線電波を送受信するための無線通信インタフ
ェースを有している。また、携帯電話機2には、図示し
ないが、データを表示するためのLCD(Liquid
Crystal Display)やデータを入力す
るためのキー操作部等が設けられている。
【0025】PC1と携帯電話機2とは、携帯電話シス
テムで用いられている無線電波とは異なる特定の周波数
帯を用いた無線電波にて接続される。具体的には、2.
45GHz帯のBluetoothシステムが用いられ
る。なお、Bluetoothシステムは短距離の無線
通信規格であり、2.45GHz帯の電波を用いて、お
よそ10m程度の無線通信を実現するものである。
【0026】PC1には、携帯電話機2との間で2.4
5GHz帯の無線電波を送受信するためのアンテナ部、
そして図示していないデータを表示させるためのLC
D、データを入力するためのキーボード等が設けられて
いる。
【0027】以下、PC1及び携帯電話機2の構成につ
いて、ハードウェア構成とソフトウェア構成に分けて説
明する。
【0028】図3はPC1のハードウェア構成を示すブ
ロック図である。なお、ここでは、本システムを実現す
るために必要なハードウェア部分を中心に説明する。
【0029】PC1には、2.45GHz帯の無線電波
を用いて携帯電話機2と通信を行うための無線モジュー
ルとして、アンテナ部8、RF(Radio Freq
uency)部9、Baseband部10、メモリ部
11、水晶発振部12、AD/DA変換部13、マイク
・スピーカ部14が実装されている。なお、Baseb
and部10には、各種タイミングを決めるためのクロ
ック制御部24が含まれている。この無線モジュール7
と、PC1の主要ユニットであるパソコンエンジン部1
5とは、USB(Universal Serial
Bus)等のシリアルインタフェース16を介して接続
されている。
【0030】アンテナ部8は、携帯電話機2との間の無
線通信を実現する2.45GHz帯の無線電波を送受信
する部分である。RF部9は、受信時にはアンテナ部8
にて受信された無線電波を水晶発振部12から発振され
る基本周波数信号とミキシングして中間周波数信号を変
換した後、Baseband部10で扱えるディジタル
信号に復調する処理を行う。Baseband部10は
プロトコル処理を行う。アンテナ部8、RF部9を経由
して入力された信号は、このBaseband部10に
てCPUが処理可能なデータ列に変換される。
【0031】送信時は、受信時の逆の流れとなり、送信
データをBaseband部10にて所定のプロトコル
に従ってRF部9で扱える信号に変換し、RF部9で
2.45GHz帯の無線電波に変調してアンテナ部8か
ら発信する。
【0032】また、マイク・スピーカ部14は、音声信
号の入出力を行うデバイスであり、AD/DA変換部1
3を介してBaseband部10に接続されている。
【0033】一方、パソコンエンジン部15には、CP
U、メモリ、周辺制御回路等を含むMPUの他、各種デ
ータを記録するためのHDD(Hard Disc D
rive)18、警告表示等を行うためのLED(Li
ght EmittingDiode)19、USB規
格の周辺機器を接続するためのUSBインタフェース2
0、ディスプレイモニタとして使用するLCD21、デ
ータ入出力用としてのキーボード22、PCカードを実
装するためのPCMCIA(Personal Com
puter Memory Card Interna
tionalAssociation)インタフェース
23等が設けられている。
【0034】図4はPC1のソフトウェア構成を示すブ
ロック図である。図4では、2.45GHz帯の無線通
信用の無線プロトコルスタックをパソコンエンジン部1
5側に実装した場合の構造を示している。
【0035】PC1の無線モジュール7側には、図4に
示すようにハードウェアであるRF部9、Baseba
nd部10があり、このBaseband部10上に無
線電波で携帯電話機2側の無線通信装置との間の無線リ
ンクを制御するLMP(Link Manegemen
t Protocol)25と、パソコンエンジン部1
5とのシリアルインタフェース処理を行うHCI(Ho
st Contorol Interface)26が
実装されている。
【0036】また、パソコンエンジン部15には、パー
ソナルコンピュータとして標準的に実装されているOS
(Operating System)27、各種周辺
機器を制御するためのドライバソフト28、ワープロソ
フト、表計算ソフト、電子メールソフト、遠隔制御機能
を実現するためのシステムソフト等の各種サービスプロ
グラム29に加えて、2.45GHz帯の無線通信用の
無線プロトコルスタック30と、無線モジュール側7と
のシリアルインタフェース処理を行うHCI31等が実
装されている。また、無線プロトコルスタック30に
は、処理タイミングを決めるためのクロック制御情報3
2も確保されている。
【0037】図5は、携帯電話機2のハードウェア構成
を示すブロック図である。なお、ここでは、本システム
を実現するために必要なハードウェア部分を中心に説明
する。
【0038】携帯電話機2には、2.45GHz帯の無
線電波を用いてPC1と通信を行うための無線モジュー
ル33として、無線アンテナ部34、無線RF部35、
無線Baseband部36、メモリ部38、水晶発振
部39が実装されている。また、無線Baseband
部36には、処理タイミングを決めるためのクロック制
御部37も備えている。無線モジュール部33と携帯電
話エンジン部36とは、シリアルインタフェース41を
介して接続されている。
【0039】無線アンテナ部34は、PC1との間の無
線通信を実現する2.45GHz帯の無線電波を送受信
する部分である。無線RF部35は、受信時には無線ア
ンテナ部34にて受信された無線電波を水晶発振部39
から発振される基本周波数信号とミキシングして中間周
波数信号に変換した後、無線Baseband部36で
扱えるディジタル信号に復調する処理を行う。無線Ba
seband部36は、プロトコル処理を行う。無線ア
ンテナ部34、無線RF部35を介して入力された信号
は、この無線Baseband部36にてCPUが処理
可能なデータ列に変換される。なお、Baseband
部36には、各種タイミングを決めるためのクロック制
御部37が含まれている。
【0040】送信時は、受信時の逆の流れとなり、送信
データを無線Baseband部36にて所定のプロト
コルに従って無線RF部35で扱える信号に変換し、無
線RF部35で2.465GHz帯の無線電波に変調し
て無線アンテナ部34から発信する。
【0041】一方、携帯電話エンジン部40には、携帯
電話用として携帯電話アンテナ部42、携帯電話RF部
43、携帯電話Baseband部44の他に、データ
表示用のLCD45、データ入力用のキー操作部46、
警告表示等を行うためのLED47、データ記憶用とし
てのメモリ部48等が設けられている。
【0042】また、共通部49として、AD/DA変換
部50、マイク・スピーカ51、電源部52が設けられ
ている。
【0043】図6は、携帯電話機2のソフトウェア構成
を示すブロック図である。図6では、2.45GHz帯
の無線通信の無線プロトコルスタックを携帯電話エンジ
ン部40に実装した場合の構造を示している。
【0044】携帯電話機2の無線モジュール側33に
は、図6に示すようにハードウェアであるRF部35、
Baseband部37があり、このBaseband
部37上に無線電波でPC1側の無線通信装置との間で
無線リンクを制御するLMP53、携帯電話エンジン部
40とのシリアルインタフェース処理を行うHCI54
が実装されている。
【0045】また、携帯電話エンジン部40には、携帯
電話として標準的に実装されているRF部43、Bas
eband部44、携帯電話プロトコルスタック55に
加え、遠隔制御機能を実現するためのシステムソフト等
を含むサービスプログラム56と、2.45GHz帯の
無線通信用の無線プロトコルスタック57と、無線モジ
ュール33側とのシリアルインタフェース処理を行うH
CI58が実装されると共に、処理タイミングを決める
ためのクロック制御情報59が確保されている。
【0046】次に、2.45GHz帯の無線通信規格で
あるBluetoothを用いた場合を例示して、本実
施形態の特徴とするサービス情報のロード・アンロード
処理について説明する。まず、Bluetoothの仕
様について簡単に説明する。
【0047】Bluetoothシステムでは、データ
は1スロットが625μsのTDD(Time−Div
ision Duplex)でパケット転送され、パケ
ット毎に周波数が変化する周波数ホッピングを用いてい
る。同じ周波数ホッピングシーケンスを用いて、1台の
マスターと最大7台のスレーブとの間でピコネットと称
される無線ネットワークを形成し通信を行う。データチ
ャネル(通信チャネル)は非同期データチャネル(AC
L:Asynchronous Connection
Less)と、同期音声チャネル(SCO:Synch
ronus Connection Oriente
d)の二種類があり、SCOは一チャネルあたり64K
bpsで同時に3チャネルまで使用できる。
【0048】Bluetoothでは、通信を行いたい
端末がリモート端末のアドレスを知らない場合、Inq
uiry(問い合わせ)を行いコネクション確立に必要
な情報を収集する(局発見)。Inquiryに応答す
る全ての端末のデバイスアドレスやクロック制御情報を
集めることができる。そしてこれらの情報を使って、続
くPageという処理(コネクション確立要求)で実際
にコネクションを確立することが可能である。また、自
分自身が他の端末によって発見されることを許可してい
る端末は、Inquiryメッセージに応答するための
InquiryScan(局発見の待ち受け)を行い、
コネクション確立要求を待っている状態の端末はPag
eに応答するためPage Scan(コネクション確
立要求の待ち受け)を行っている。
【0049】図7には、Bluetoothシステムを
実装した場合のPC1の機能構成が示されている。PC
1のメモリ上にホストOS83やBluetoothド
ライバ74、サービスマネージャ72、接続マネージャ
73、接続制御情報の設定プログラム75、情報記憶領
域76が常駐しており(ホスト側)、Bluetoot
hのデバイス自身(ホストコントローラ側)は例えばU
SBデバイスとして接続されている。ホスト70とホス
トコントローラ71は、HCIに従い通信を行う。ホス
トコントローラ71には、Bluetoothリンクマ
ネージャ80、Bluetoothリンクコントローラ
81が設けられており、これらBluetoothリン
クマネージャ80及びBluetoothリンクコント
ローラ71により、BluetoothRF回路82の
動作制御が行われる。
【0050】接続制御情報の設定プログラム75に基づ
いて、サービスマネージャ72の制御が行われる。サー
ビスマネージャ72は、デバイス(例えば、携帯電話機
2)との無線通信が確実に行えるかの判断を行う。接続
マネージャ73は、相手デバイスとのリンク接続状態の
監視をBluetoothドライバ74からの情報に従
い行う。
【0051】情報記憶領域76には、サービスプログラ
ム77、ドライバソフト78、リンク接続状態を検出す
るための条件を定義した接続制御情報79、各種動作タ
イミングを決めるためのクロック制御情報84が格納さ
れている。クロック制御情報79に基づいて、ホスト側
の通信制御タイミングを決めている。サービスマネージ
ャ72は、サービスプログラム77やドライバソフト7
8等の必要なサービス情報を情報記憶領域76から読み
出し、ホスト70側の一時情報記憶領域85にロードす
る。また、サービスマネージャ72には、必要でなくな
ったサービス情報をホスト側の一時情報記憶領域85か
らアンロードする機能も備えている。接続マネージャ7
3は、ホスト70の一時情報記憶領域85にロードされ
たサービス情報とデバイス側のサービス情報と交信を行
うための接続を行う。
【0052】接続制御情報79は、図11に示されたよ
うにデバイスアドレスと、利用者がデバイスに対して任
意に定義するフレンドリネーム、それに接続判定条件及
び切断判定条件からなっている。接続条件は、相手デバ
イスとの無線リンクが確立されたか否かを判定するため
の条件であり、Inquiryによる同じデバイスの発
行回数(N)、Inquiryの発行間隔(Ti)、I
nquiry発行回数(N)とInquiryの発行間
隔(Ti)に基づく検出回数保持時間(Tn=N×T
i)の項目からなる。つまり、所定回数のデバイス検出
が行われてから(検出回数保持時間(Tn)ms経過
後)サービス情報をロードすることになり、この検出回
数保持時間(Tn)より短い時間ならば無線リンクを確
立してのサービス情報を交信する可能性が低いことと判
断して不要なロード処理を省略するようにしている。
【0053】また、切断条件は、相手デバイスとの無線
リンクが切断されたか否かを判断するための条件であ
り、ホストが無線リンクの切断を検出して後に発行され
る接続を回復するためのコネクションリクエスト発行回
数(M)、コネクションリクエストの発行間隔(T
j)、コネクションリクエスト発行回数(M)とコネク
ションリクエストの発行間隔(Tj)に基づく検出回数
保持時間(Tm=M×Tj)の項目からなる。つまり、
一旦無線リンクが切断されても所定回数内にコネクショ
ンリクエスト(検出回数保持時間(Tm)ms以内)に
応答があれば、無線リンクを確立させておくことで、不
要な無線リンク切断によるサービス情報のロード処理の
発生回数を抑えるようにしている。
【0054】図8は、Bluetoothを実装したP
C1と携帯電話機2との間の無線リンク接続・切断状態
を説明するための図である。境界2は、PC1からの無
線が届く限界の範囲を示す。境界1は、無線通信限界範
囲の外側を示すものであり、境界3は、無線通信限界範
囲の内側を示すものである。
【0055】まず、初めに携帯電話機2が境界2の外側
にある状態(無線リンクが確立されていない状態)から
移動する場合を想定して説明する。
【0056】まず、携帯電話機2が経路Aの軌跡でPC
1に向かって移動してきた場合のPC1と携帯電話機2
との無線リンク状況を説明する。境界2の外側に携帯電
話機2が位置する時にはPC1からのデバイス検出に応
答できず無線リンクは確立されていない状態である。そ
して、PC1は携帯電話機2が境界2を越えた時点でデ
バイス検出(Inquiry)に対する応答があると無
線リンクの接続判定処理が始まる。PC1で検出回数保
持時間(Ti)ms内にInquiry発行回数N回に
対応した応答が検出されると、PC1ではサービス情報
のロード処理が行われ、携帯電話機2とサービス情報の
交信が行われる。
【0057】次に、携帯電話機2が経路Bの軌跡で初め
はPC1に向かって移動し、途中で反転してPC1から
離れる方向に移動した場合のPC1と携帯電話機2との
無線リンク状況を説明する。この場合も、境界2の外側
に携帯電話機2が位置する時には、PC1はデバイス検
出に対する応答が無いので無線リンクは確立されていな
い状態にある。そして、PC1は携帯電話機2が境界2
を越えた時点でPC1からのデバイス検出(Inqui
ry)に対する応答があると無線リンクの接続判定処理
が始まる。しかしながら、この経路Bを移動する携帯電
話機2は、PC1からのデバイス検出に対して所定応答
回数に満たないまま、再び境界2の外側に移動してお
り、この場合PC1は接続判定条件を満たさないものと
判断してサービス情報のロード処理は行わない。従来の
処理では、携帯電話機2が境界2の内側に入った時点で
サービス情報のロード処理が行われ、直ぐに境界2の外
側に離れるとさらにサービス情報のアンロード処理も行
われてしまい、PC1の処理に負荷が掛かると共に、P
C1と携帯電話機2で余計な通信処理も行っていたこと
になり、通信処理性能が低下する原因となっていた。
【0058】続いて、初めに携帯電話機2が境界2の内
側にある状態(無線リンクが確立されている状態)から
移動する場合を想定して説明する。
【0059】まず、携帯電話機2が経路Cの軌跡でPC
1から離れる方向に移動した場合のPC1と携帯電話機
2との無線リンク状況を説明する。携帯電話機2は境界
2の内側に位置しているので既にPC1との間で無線リ
ンクが確立している状態である。携帯電話機2が境界2
を越えた時点でPC1は一旦無線リンクが切断されたこ
とを検出する。この検出に応じて、PC1はリンクが切
断したデバイス(携帯電話機2)に対してコネクション
リクエストを発行し、検出回数保持時間(Tm)ms内
にデバイスからの応答があるかを監視する。この場合、
携帯電話機2は境界2を越えてPC1からだんだんと離
れており、検出回数保持時間までデバイスからの応答を
待ってから無線リンクを切断すると共に、それまでにP
C1と携帯電話機2の間で交信されていたサービス情報
のアンロードが行われる。
【0060】次に、携帯電話機2が経路Dの軌跡で初め
はPC1から離れる方向に移動し、途中で反転してPC
1に向かって移動した場合のPC1と携帯電話機2との
無線リンク状況を説明する。この場合も、初め携帯電話
機2は境界2の内側に位置しているので既にPC1との
間で無線リンクが確立している状態にある。携帯電話機
2が境界2を越えた時点でPC1は一旦無線リンクが切
断されたことを検出する。この検出に応じて、PC1は
リンクが切断したデバイス(携帯電話機2)に対してコ
ネクションリクエストを発行し、検出回数保持時間(T
m)ms内にデバイスからの応答があるかを監視する。
この場合、携帯電話機2は境界2を一旦越えたが、再び
境界2の内側に入っており、検出回数保持時間内にコネ
クションリクエストに応答があったので無線リンクはそ
のまま確立した状態に維持する。
【0061】続いて、本実施形態における接続判定処理
と切断判定処理を、それぞれ図9、10のフローチャー
トを参照して説明する。
【0062】まず、図9のフローチャートを参照して接
続判定処理について説明する。接続判定処理は、サービ
スマネージャ72によりデバイスを発見するためにホス
トコントローラ71に対してHCIコマンドを送信して
Inquiryを実行し、相手デバイスからデバイスア
ドレス、クロック制御情報、サービス要求情報を取得す
る(S100)。続いて、検出したデバイスアドレスが
情報記憶領域76の接続制御情報79内に登録されてい
るか否かを判断する(S101)。ここで検出したデバ
イスアドレスが接続制御情報79内に登録されていない
と判断した場合には処理S102に進み、登録されてい
ると判断した場合には処理S105に進む。
【0063】処理S102では、検出したデバイスアド
レスに対する接続制御情報が登録されていないので、利
用者に接続条件と切断条件の設定・登録を行うかを尋ね
ている。利用者が条件設定を行う旨の指示をした場合に
はS103にて条件設定・登録処理が行われる。利用者
が条件設定を行わないとの指示をした場合にはS104
にて、予め接続制御情報79内にデフォルト情報として
標準的な接続条件と切断条件が格納されており、検出し
たデバイスアドレスを新たに接続制御情報79内にエン
トリとして追加しデフォルトの接続・切断条件をコピー
する。
【0064】S103での利用者による条件設定につい
て、図12を参照して説明する。図12に示した条件設
定画面は、PC1のLCD21に表示される。条件設定
画面に対するデータ入力はキーボード22等を介して行
う。条件設定対象項目としてデバイスのフレンドリネー
ムが入力できる。接続検出条件設定項目として、Inq
uiry発行回数(N)、その発行間隔(Ti)、そし
て検出回数保持時間(Tn)が設定できる。されに、切
断検出条件設定項目として、コネクションリクエスト発
行回数(M)、その発行間隔(Tj)、そして検出回数
保持時間(Tm)が設定できる。
【0065】この設定画面では、Inquiry検出モ
ードとコネクションリクエスト検出モードについて、固
定か可変かの設定が行える。Bluetoothでは、
Inquiryやコネクションリクエストの発行間隔を
動的に可変することもでき、可変に設定した場合には検
出回数保持時間が優先されInquiryやコネクショ
ンリクエスト発行回数に満たなくても接続・切断した
り、Inquiryやコネクションリクエストの発行回
数を優先することも考えられる。また、固定に設定した
場合は、Inquiryやコネクションリクエストの発
行間隔を固定にする。これら条件の設定が終わると、
「登録」ボタンを選択して、設定内容に先に検出したデ
バイスアドレスを割り当てて接続制御情報79として記
憶する。また、「キャンセル」ボタンが選択されると画
面上で設定された内容を反映しないで処理を終了させ
る。本実施形態では設定条件の変更処理については、触
れていないが、この条件設定画面の条件設定対象の項目
の右にある三角印をマウス等でクリックすると、接続制
御情報79に登録されているフレンドリネームのリスト
を選択して任意のデバイスの設定項目を変更することが
できる。
【0066】再び図9の説明に戻る。検出したデバイス
アドレスに基づく接続判定条件を接続制御情報79から
読み出して、読み出した条件に基づきデバイス発見処理
を継続する(S105)。そして、Inquily検出
回数がN回に満たない時はS105の処理に戻り、N回
に達するとS107の処理に進む。Inquily検出
回数がN回に達した時点で、デバイス側より要求のあっ
たサービス情報に対応する内容を情報記憶領域76のサ
ービスプログラム77又はドライバソフト78からホス
トの一時情報記憶領域85にロードし、ロードしたサー
ビス情報に従いデバイス側のサービス情報と交信を行う
(S107)。このような制御を行うことで、ホスト
(PC1)側にデバイス(携帯電話機2)が、無線リン
クの接続を目的とせずに短時間立ち入った場合等には不
用意にサービス情報をロードしないようにしないこと
で、ホスト側の処理負荷を増加させず、また相手デバイ
スとの無線通信負荷も増加させないようにしている。
【0067】続いて、図10のフローチャートを参照し
て切断判定処理の説明を行う。接続マネージャ73は、
Bluetoothドライバ74からの通知に基づいて
相手デバイスとのリンク接続状態の監視し(S11
0)、リンクが切れたか否かを判断する(S111)。
そして、リンク切断が無い場合には、S110に戻り接
続状態の監視を継続し、リンクが切断したことを検出す
るとS112に進む。S112では、リンクが切れたデ
バイスアドレスを特定し(S112)、そのデバイスア
ドレスに対応する接続制御情報79の切断判定条件を読
み出して接続状態の監視を行う(S113)。コネクシ
ョンリクエスト検出回数がM回に満たない場合は、S1
13に戻りリンク接続状態の監視を継続し、M回に達し
た時点でS114に進む。コネクションリクエスト検出
回数がM回に達した時点で相手デバイスからの応答が無
い場合に無線リンクの切断を確認し、ホストのメモリに
ロードしていたサービス情報をアンロードする(S11
5)。このような制御を行うことで、ホスト(PC1)
と無線リンクが確立していたデバイス(携帯電話機2)
が、一時的にホストのリンク圏外に移動しても所定時間
内に戻ってくればリンク接続を維持しているので、必要
以外のサービス情報のロード・アンロードを行わなくて
済み、ホスト側の処理負荷を増加させず、また相手デバ
イスとの無線通信負荷も増加させないようにしている。
【0068】以上説明したように、本実施形態において
は、無線リンク状態の接続・切断の判定条件を柔軟に設
定できるので、無駄なサービス情報のロード・アンロー
ド処理を行わないようにすることができ、ホスト側の処
理負荷や相手デバイスとの通信負荷も増加せず通信処理
性能の向上を図ることが可能となる。
【0069】なお、本実施形態では、所定時間内に発行
されるInquiry回数、コネクションリクエスト回
数に基づく接続条件・切断条件によりリンク状態の判定
を行っていたが、無線電波の強度を利用してリンク状態
を判定するようにしても良い。例えば、無線電波のパワ
ーレベルを設定する方法が考えられる。パワーレベルを
段階的に変えることで図8のようにホスト(PC1)側
の検出範囲を境界1、2、3のように区分けすることが
できる。ここで、標準的なパワーレベル2の電波検出範
囲を境界2とする。
【0070】相手デバイス(携帯電話機2)が経路Aの
軌跡でPC1に進んできた場合、境界1(パワーレベル
1)から境界3(パワーレベル3)までの各段階でデバ
イス検出ができれば、利用者が意図してPC1へリンク
接続を行うものと判断してサービス情報のロード処理を
行うようにする。そして、経路Bのように境界1(パワ
ーレベル1)、境界2(パワーレベル2)までの間でし
かデバイスが検出できない場合には、利用者はPC1付
近に一時的立ち寄ったものと判断してサービス情報のロ
ード処理を行わないようにする。
【0071】次に、相手デバイスが経路Cの軌跡でPC
1から離れた場合、境界3(パワーレベ3)を越えた場
合に利用者が意図してPC1から離れてリンク接続が切
れたものと判断し、処理していたサービス情報をアンロ
ード処理する。そして、経路Dのようにデバイスが境界
2までしか離れない場合は、一時的に利用者がPC1か
ら離れたものと判断してリンクの切断は行わないように
する。
【0072】なお、本実施形態では、PC1を中心にサ
ービス情報のロード・アンロード制御について説明して
きたが、携帯電話機2についても同様の制御を適用する
ことができる。また、PCや携帯電話に限らず、通信チ
ャネルと制御チャネルとの間で無線リソースが排他的に
使用され、通信チャネルに制御チャネルを挿入して接続
制御を行う通信装置を有するものであれば、他の様々な
電子機器への適用が可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線リンク状態の接続・切断の判定条件を柔軟に設定で
きるので、無駄なサービス情報のロード・アンロード処
理を行わないようにすることができ、通信装置側の処理
負荷や相手デバイスとの通信負荷も増加せず通信処理性
能の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線通信システムの
基本構成を示す図。
【図2】同実施形態の無線通信システム全体の概要を説
明するための図。
【図3】同実施形態のシステムで情報処理装置として用
いられるパーソナルコンピュータのハードウェア構成を
示すブロック図。
【図4】同実施形態のシステムで用いられるパーソナル
コンピュータのソフトウェア構成を示すブロック図。
【図5】同実施形態のシステムで用いられる携帯電話機
のハードウェア構成を示すブロック図。
【図6】同実施形態のシステムで用いられる携帯電話機
のソフトウェア構成を示すブロック図。
【図7】同実施形態のシステムのパーソナルコンピュー
タに適用されるホスト側とホストコントローラ側の構成
を示すブロック図。
【図8】同実施形態のシステムにおける無線リンクの接
続・切断状態を説明するための図。
【図9】同実施形態のシステムで実行されるリンク接続
時のサービス情報処理の手順を示すフローチャート。
【図10】同実施形態のシステムで実行されるリンク切
断時のサービス情報処理手順を示すフローチャート。
【図11】同実施形態のシステムで用いられるリンクの
接続・接続条件の設定状態の一例を示す図。
【図12】同実施形態のシステムで用いられるリンクの
接続・接続条件を設定する際のユーザインタフェース用
画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1…パーソナルコンピュータ 2…携帯電話機 3…携帯電話基地局 4…公衆回線網 5…サーバ 70…ホスト 71…ホストコントローラ 72…サービスマネージャ 73…接続マネージャ 74…Bluetoothドライバ 75…接続制御情報の設定プログラム 76…情報記憶領域 77…サービスプログラム 78…ドライバソフト 79…接続制御情報 80…Bluetoothリンクマネージャ 81…Bluetoothリンクコントローラ 82…BluetoothRF 83…OS 84…クロック情報 85…一時情報記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷田 浩一 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュータエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5K034 AA02 DD03 EE03 FF13 HH63 LL01 LL02 NN04 NN11 5K067 AA14 AA33 BB04 CC10 DD23 DD24 DD30 DD43 DD44 DD51 DD57 EE03 EE10 EE23 EE35 GG00 HH07 HH23 JJ13 KK15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線により相手端末と通信を行う通信装置
    であって、 相手端末との間で所定機能を実行するためのサービス情
    報を記憶するサービス情報記憶手段と、 新たに相手端末との無線通信を行う際に、相手端末発見
    処理を繰返し行い所定の接続判定条件を満足するか否か
    を判断する手段と、 この接続判定条件を満たす場合に、前記サービス情報記
    憶手段から相手端末から要求されるサービス情報を取り
    出して、相手端末と所定の機能を無線通信を介して実行
    する通信制御手段とを具備することを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】無線により相手端末と通信を行う通信装置
    であって、 相手端末との間で所定機能を実行するためのサービス情
    報を記憶するサービス情報記憶手段と、 相手端末と無線通信を切断する際に、相手端末接続処理
    を繰返し行い所定の切断判定条件を満足するか否かを判
    断する手段と、 この切断判定条件を満たす場合に、これまで実行してい
    た前記サービス情報記憶手段に記憶された相手端末から
    要求されたサービス情報に対応する所定の機能を無効に
    する通信制御手段とを具備することを特徴とする通信装
    置。
  3. 【請求項3】無線により相手端末と通信を行う通信装置
    であって、 相手端末との間で所定機能を実行するためのサービス情
    報を記憶するサービス情報記憶手段と、 相手端末と新たな無線通信接続又は相手端末と無線通信
    切断を判別するための条件を定義した通信制御情報に基
    づき前記サービス情報記憶手段から取り出したサービス
    情報を用いて該相手デバイスと無線による交信を行う通
    信制御手段とを具備することを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】無線により相手端末との間でデータの送受
    信を行う無線通信手段と、 相手端末との間で所定機能を実行するためのサービス情
    報を記憶するサービス情報記憶手段と、 相手端末と新たな無線通信接続又は相手端末と無線通信
    切断を判別するための条件を定めた通信制御情報を設定
    するための設定手段と、 この設定手段で設定された通信制御情報を記憶する通信
    制御情報記憶手段と、 この通信制御情報記憶手段に記憶された通信制御情報に
    基づいて相手端末との無線通信が接続又は切断状態であ
    るかを判別し、その判別結果に応じて前記サービス情報
    記憶手段から読み出したサービス情報を用いて前記無線
    通信手段による交信を行う通信制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】相手端末との間で所定機能を実行するため
    のサービス情報の交信を無線で行う通信装置であって、 前記サービス情報を記憶したサービス情報記憶手段と、 通信が確立された相手端末で利用するサービス情報を記
    憶するサービス情報一時記憶手段と、 相手端末と新たな無線通信接続又は相手端末と無線通信
    切断を判別するための条件が定義された通信制御情報に
    基づいて、相手端末との無線通信の接続が確立された場
    合には前記サービス記憶手段から前記サービス情報一時
    記憶手段に該サービス情報をロードし、また相手端末と
    の無線通信が切断された場合には前記サービス情報一時
    記憶手段から該サービス情報をアンロードする手段と、 前記サービス情報一時記憶手段に記憶されたサービス情
    報に基づいて相手端末と所定の機能を無線通信を介して
    実行する無線通信制御手段とを具備することを特徴とす
    る通信装置。
  6. 【請求項6】無線により相手端末との間でデータの送受
    信を行う無線通信手段と、 相手端末との間で所定機能を実行するためのサービス情
    報を記憶するサービス情報記憶手段と、 通信が確立された相手端末で利用するサービス情報を記
    憶するサービス情報一時記憶手段と、 相手端末と新たな無線通信接続又は相手端末と無線通信
    切断を判別するための条件を定めた通信制御情報を設定
    するための設定手段と、 この設定手段で設定された通信制御情報を記憶する通信
    制御情報記憶手段と、 この通信制御情報記憶手段に記憶された通信制御情報に
    基づいて相手端末との無線通信が接続又は切断状態であ
    るかを判別し、相手端末との無線通信の接続が確立され
    た場合には前記サービス記憶手段から前記サービス情報
    一時記憶手段に該サービス情報をロードし、また相手端
    末との無線通信が切断された場合には前記サービス情報
    一時記憶手段から該サービス情報をアンロードする手段
    と、 前記サービス情報一時記憶手段に記憶されたサービス情
    報に基づいて相手端末と所定の機能を無線通信を介して
    実行する無線通信制御手段とを具備することを特徴とす
    る通信装置。
  7. 【請求項7】前記通信制御情報は、所定期間内に相手端
    末を発見するためのコマンドの発行回数に基づく接続判
    定条件及び所定期間内に相手端末との接続確認を行うた
    めのコマンドの発行回数に基づく切断判定条件であるこ
    とを特徴とする請求項3乃至6いずれかに記載の通信装
    置。
  8. 【請求項8】前記通信制御情報は、所定期間内に電波の
    パワーレベルに応じて設定される相手端末との通信の接
    続・切断を示す値の変化状況を定義した接続判定条件及
    び切断判定条件であることを特徴とする請求項3乃至6
    いずれかに記載の通信装置。
  9. 【請求項9】各種データを記憶するための記憶手段を有
    し、無線により相手端末との間でデータの送受信を行う
    通信装置の制御方法であって、 新たに相手端末との無線通信を行う際に、相手端末発見
    処理を繰返し行い所定の接続判定条件を満足するか否か
    を判断し、 この接続判定条件を満たす場合に、前記記憶手段に記憶
    される相手端末との間で所定機能を実行するためのサー
    ビス情報を取り出して、相手端末と所定の機能を無線通
    信を介して実行することを特徴とした制御方法。
  10. 【請求項10】各種データを記憶するための記憶手段を
    有し、無線により相手端末との間でデータの送受信を行
    う通信装置の制御方法であって、 相手端末と無線通信を切断する際に、相手端末接続処理
    を繰返し行い所定の切断条件を満足するか否かを判断
    し、 この切断判定条件を満たす場合に、これまで実行してい
    た前記記憶手段に記憶される相手端末との間で所定機能
    を実行するためのサービス情報に対応する所定の機能を
    無効にすることを特徴とした制御方法。
  11. 【請求項11】各種データを記憶するための記憶手段を
    有し、無線により相手端末との間でデータの送受信を行
    う通信装置の制御方法であって、 相手端末と新たな無線通信接続又は相手端末と無線通信
    切断を判別するための条件を定義した通信制御情報に基
    づいて、相手端末との無線通信が接続又は切断状態であ
    るかを判別し、 その判別結果に応じて前記記憶手段に記憶される相手端
    末との間で所定機能を実行するためのサービス情報を用
    いて、該相手端末と無線による交信を行うことを特徴と
    した制御方法。
  12. 【請求項12】各種データを記憶するための記憶手段を
    有し、無線により相手端末との間でデータの送受信を行
    う通信装置の制御方法であって、 相手端末と新たな無線通信接続又は相手端末と無線通信
    切断を判別するための条件を定めた通信制御情報につい
    て設定された内容を前記記憶手段に記憶させ、 設定された前記通信制御情報に基づいて、相手端末との
    無線通信が接続又は切断状態であるかを判別し、 その判別結果に応じて前記記憶手段に記憶される相手端
    末との間で所定機能を実行するためのサービス情報を用
    いて該相手端末と無線による交信を行うことを特徴とし
    た制御方法。
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