JP2002025683A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002025683A
JP2002025683A JP2000207862A JP2000207862A JP2002025683A JP 2002025683 A JP2002025683 A JP 2002025683A JP 2000207862 A JP2000207862 A JP 2000207862A JP 2000207862 A JP2000207862 A JP 2000207862A JP 2002025683 A JP2002025683 A JP 2002025683A
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JP
Japan
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connector
sealing material
hood
terminal
seal material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000207862A
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English (en)
Inventor
Takahiro Uchiyama
貴広 内山
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール材の充填量に多少のばらつきがあって
も相手コネクタが正規に嵌合できるようにする。 【解決手段】 雄側端子金具15の並んだ列の外側の位
置では、一対の仕切壁20が、フード11の短寸側の内
壁11Aの間に渡されるようにして立ち上がり形成さ
れ、この仕切壁20の上端が、雌コネクタFを正規の嵌
合位置に停止させる停止部13よりも所定寸法下方に位
置している。両仕切壁20の間の領域が、雄側端子金具
15が突出した端子配置領域21で、両仕切壁20の外
側が端子不在領域22となっている。シール材Sの充填
量が多過ぎても、余分なシール材Sは仕切壁20を越え
て端子不在領域22に流出して、シール材Sの上面は最
大限仕切壁20の上端の位置に留められる。そのため、
雌コネクタFはシール材Sで邪魔されることなく確実に
正規嵌合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール材を充填し
た防水型のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば機器に直結された雄コネクタで
は、雄側端子金具をインサート成形によってフードの奥
面から突出して設けた構造のものが知られている。一方
この種のインサートコネクタでは、雄側端子金具とコネ
クタハウジングを構成する合成樹脂とが良くなじまない
ことに起因して雄側端子金具の突出部分に隙間ができ、
ここから浸水するおそれがあるため、フードの奥面にエ
ポキシ樹脂を充填して防水を図るようにしている。この
種のコネクタは、例えば特開2000−30798号公
報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記したエポ
キシ樹脂の充填は自動機によって行われるが、時として
充填量の過不足を来す可能性がある。これは、注入機の
故障や設定ミスのみならず、作業現場の気温や、エポキ
シ樹脂の粘度等の諸条件の相違によって生じるおそれが
ある。特に充填量が多過ぎると、エポキシ樹脂の充填面
が正規よりも高くなるために、フード内に相手の雌コネ
クタが嵌合された場合にその先端がぶつかり、正規嵌合
が妨げられる不具合があった。
【0004】その防止対策として、フード内に正規充填
量の目印を設けて目視により検査することが一部で行わ
れているが、大変な手間が掛かる上に、目視では十分に
判別し切れず、大した実効がないのが現状であった。本
発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであ
って、その目的は、シール材の充填量に多少のばらつき
があっても相手コネクタの正規嵌合を阻害しないように
するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、フードの奥面から
雄側端子金具が突出され、このフード内に雌側端子金具
の装着された相手コネクタが嵌合されるコネクタにおい
て、前記フード内には、前記雄側端子金具が位置する端
子配置領域と、雄側端子金具が存在しない端子不在領域
とに区分する囲壁部が設けられ、前記端子配置領域にシ
ール材が充填可能となっており、前記囲壁部の先端の高
さ位置が、前記フード内に嵌合された前記相手コネクタ
の先端の位置よりも低い位置に設定されている構成とし
たところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>シール材は
囲壁部で囲まれた端子配置領域に注入される。このとき
何らかの事情によってシール材の充填量が多過ぎた場
合、余分なシール材は囲壁部を越えて端子不在領域に流
出するから、シール材の上面は最大限囲壁部の先端の位
置に留められる。この囲壁部の先端の高さ位置は、フー
ド内に嵌合される相手コネクタの先端よりも低い位置に
設定されているから、相手コネクタはシール材で邪魔さ
れることなく確実に正規嵌合できる。また、シール材の
充填領域が狭められたことになるから、充填量そのもの
が少なくて済み、コスト低減に寄与し得る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。本実施形態では機器直
結型の雄コネクタMを例示しており、図2に示すよう
に、機器と一体的に形成されたコネクタハウジング10
からフード11が突設された構造となっている。フード
11は角に丸みを付けた角筒状に形成されており、この
フード11内に、雌側端子金具が収容された相手の雌側
のコネクタF(図3の鎖線参照)が嵌合可能とされてい
る。
【0008】フード11の内壁は、底面から全深さの1
/3弱立ち上がった位置から上方が一回り広がった段付
き状に形成されており、その段付部が、雌コネクタFの
先端の外周縁を突き当てる、すなわち雌コネクタFを正
規の嵌合位置に停止させる停止部13とされている。フ
ード11の底面の中央部からは、相手の雌コネクタFと
嵌合する場合のこじりを防止するリブ14が立てられて
いる。このリブ14の両側からは、インサート成形によ
って、タブ状をなす雄側端子金具15が4本ずつ2列に
並んで突出されている。
【0009】さて、上記した雄側端子金具15の各列の
外側の位置では、その並列方向と平行に一対の仕切壁2
0が立ち上がり形成されている。この仕切壁20は詳細
には、図1に示すように、フード11の内壁のうちの短
寸側の内壁11Aの間に渡されるようにして形成され、
また図2に示すように、その上端が、上記のフード11
の内壁に形成された停止部13よりも所定寸法下方に位
置するように形成されている。言い換えると、両仕切壁
20の間の領域から雄側端子金具15が突出されている
ことで、両仕切壁20の間の領域が端子配置領域21で
あり、両仕切壁20の外側が端子不在領域22となって
いる。
【0010】本実施形態の作用は以下のようである。フ
ード11の底面にエポキシ樹脂からなるシール材Sを充
填する場合は、図2のように、フード11の開口を上に
向けた姿勢にセットし、シール材注入機のノズルを端子
配置領域21に臨ませて、同領域21にシール材Sを注
入する。ここでシール材Sの充填量は、シール材Sの液
面が仕切壁20のほぼ上端に達する程度に設定されてい
る。したがって、シール材Sが設定された正規量だけ注
入されれば、図3に示すように、シール材Sの液面が仕
切壁20のほぼ上端に達した状態で固化され、雄側端子
金具15の突出した部分のシールが取られる。そのの
ち、フード11内に相手の雌コネクタFが嵌合された場
合、雌コネクタFはシール材Sで邪魔されることなく正
規の嵌合位置まで嵌合される。
【0011】一方、何らかの事情によってシール材Sの
注入量が多過ぎる場合があり得る。具体的には、端子配
置領域21に注入されたシール材Sの液面が仕切壁20
の上端に達してもなお注入が継続される場合があり得
る。そのときは、図4の矢線に示すように、シール材S
は仕切壁20の上端を越えてその外側の端子不在領域2
2に溢れ出る。そのためシール材Sが固化した場合に
も、その上面は最大限仕切壁20の上端の位置に留めら
れ、その位置は停止部13より低いから、同じく相手の
雌コネクタFは正規位置まで嵌合できる。
【0012】以上説明したように本実施形態によれば、
仮にシール材Sの充填量が多過ぎたとしても、余分なシ
ール材Sは仕切壁20を越えて端子不在領域22に流出
して、シール材Sの上面は最大限仕切壁20の上端の位
置に留められ、この位置は相手の雌コネクタFの先端が
突き当たる停止部13よりも低い位置に設定されている
から、雌コネクタFはシール材Sで邪魔されることなく
確実に正規嵌合される。また、シール材Sの充填領域が
狭められたことになるから、充填量そのものが少なくて
済み、コスト低減に寄与し得る。端子配置領域21を区
画形成するに際して、フード11の短寸側の内壁11A
の一部を利用しているから、シンプルな形状にまとめら
れる。
【0013】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)端子配置領域を区画形成するに当たって、雄側端
子金具の突出部分の全周を囲むようにして壁を立てても
よい。端子配置領域すなわちシール材の充填領域をより
狭めることができる。 (2)本発明は機器直結型のコネクタに限らず、その他
中継コネクタ等、要は端子金具をフード内に突出してそ
の突出部分にシール材を充填して防水を図る形式のコネ
クタ全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタのシール材
充填前の平面図
【図2】その縦断面図
【図3】シール材が正規量充填された場合のコネクタの
縦断面図
【図4】シール材の充填量が多過ぎた場合のコネクタの
縦断面図
【符号の説明】
M…雄コネクタ F…雌コネクタ S…シール材 11…フード 11A…(フード11の短寸側の)内壁(囲壁部) 13…停止部 15…雄側端子金具 20…仕切壁(囲壁部) 21…端子配置領域 22…端子不在領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フードの奥面から雄側端子金具が突出さ
    れ、このフード内に雌側端子金具の装着された相手コネ
    クタが嵌合されるコネクタにおいて、 前記フード内には、前記雄側端子金具が位置する端子配
    置領域と、雄側端子金具が存在しない端子不在領域とに
    区分する囲壁部が設けられ、前記端子配置領域にシール
    材が充填可能となっており、前記囲壁部の先端の高さ位
    置が、前記フード内に嵌合された前記相手コネクタの先
    端の位置よりも低い位置に設定されていることを特徴と
    するコネクタ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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