JP2002025461A - 陰極線管用電子銃 - Google Patents

陰極線管用電子銃

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    • HELECTRICITY
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    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/48Electron guns
    • H01J2229/4824Constructional arrangements of electrodes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 陰極線管の外部からの変調磁界の透過を妨げ
ることなく、所望の電子ビーム変調効果を得るととも
に、コイル状部材の先端のエッジからの電子の電界放出
を防止する。 【解決手段】 筒状電極13、14の各々が、管軸断面
がコの字形のサポート部材16、17によりサポートロ
ッド18に固定されており、筒状電極16と17との間
にコイル状部材12が設けられ、サポート部材16、1
7が形成する空間の内部に、コイル状部材12を構成す
る線材の先端部15が位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管の電子銃
に関し、特に電子銃の高周波磁界透過特性を向上させる
ための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、投写型のモノクローム陰極線管
のネック管部の拡大断面図を示す。図6に示すように、
ネック管3内に配置された電子銃にネック管3の外部か
ら速度変調コイル20によって磁界変調をかけ、電子ビ
ームのいわゆる速度変調を行って、フォーカス性能の向
上を図っているのが現在の進んだディスプレイ技術であ
る(特開平10−74465号公報)。すなわち、カソ
ード7から出射した電子ビーム(図示せず)が蛍光体ス
クリーン面(図示せず)に到達するまでに、速度変調コ
イル20、コンバージェンスヨーク23、偏向ヨーク2
4等により発生する交流磁界により電子ビーム軌道が変
調される。
【0003】このうち偏向ヨーク24は、陰極線管ファ
ンネルコーン部に装着され、交流磁界を発生して電子ビ
ーム軌道を偏向することにより、陰極線管蛍光体スクリ
ーン面を電子ビームで走査する。コンバージェンスヨー
ク23は、陰極線管のネック管3の外側に装着され、交
流磁界を発生して電子ビーム軌道を偏向することによ
り、ラスター歪と色ズレを補正する。速度変調コイル2
0は、陰極線管のネック管3の外側に装着され、交流磁
界を発生して電子ビームの走査速度を変調することによ
り、蛍光体スクリーン面上での高輝度部の低輝度部への
はみ出しを防ぎ、画像をシャープにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子ビームを変調する
ための交流磁界の周波数は、偏向周波数(15.75
〔kHz〕)から映像周波数と同等のメガヘルツオーダ
ーに及ぶ。このため、ステンレスなどの金属材料を深絞
り加工等することにより形成された電子銃の金属部品に
よって、この交流磁界が減衰を受け、所望の電子ビーム
変調を得られないという問題があった。
【0005】図6に示すように、偏向ヨーク24は、フ
ァンネルコーン部に装着されており、偏向ヨーク24に
よって生成された交流磁界19の一部は、第2陽極電極
11(G5電極)を通過する。コンバージェンスヨーク
23によって生成された交流磁界22のほとんどは、第
2陽極電極11を通過する。速度変調コイル20は第1
陽極電極9(G3電極)と集束電極10(G4電極)と
の中間に配置されており、速度変調コイル20によって
生成された交流磁界21のほとんどは第1陽極電極9と
集束電極10を通過する。これらの金属電極を通して交
流磁界をかけた際、金属電極部に渦電流が発生する。ま
た、交流磁界の周波数が高くなればなるほど、この渦電
流損は大きくなるため、高周波変調域において磁界によ
る電子ビーム軌道の変調効果が減少する。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、外部からの磁界変調に対して、
この磁界の透過を妨げることなく、所望の電子ビーム変
調効果を得られる陰極線管用電子銃を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の陰極線管用電子
銃は、内部を電子ビームが通過する筒状電極が複数個配
列され、前記筒状電極の各々が、サポート部材によりサ
ポートロッドに固定されている陰極線管用電子銃であっ
て、前記筒状電極の少なくとも1つが少なくとも2つに
分離され、前記分離された筒状電極が、互いの間に設け
られたコイル状部材によって導通しており、前記サポー
ト部材が形成する空間の内部に、前記コイル状部材を構
成する線材の先端部が位置していることを特徴とする
(請求項1)。
【0008】この構成によれば、コイル状部材を構成す
る線材の隙間を変調磁界が通り抜けるので渦電流損を低
減することができる。また、コイル状部材の先端のエッ
ジからの電子の電界放出を低減することができる。
【0009】また、前記サポート部材は、管軸断面の形
状がコの字形であり、前記サポート部材を構成する平行
な2枚の板の間の空間の内部に、前記コイル状部材を構
成する線材の先端部が位置していることが好ましい(請
求項2)。
【0010】この構成によれば、コイル状部材の先端部
をサポート部材とサポートロッドで形成する空間内に位
置させて露出を少なくすることができ、エッジからの電
界放出を低減できる。
【0011】また、前記サポート部材が形成する空間
の、管軸方向の中間部に、前記線材の先端部が位置して
いることが好ましい(請求項3)。
【0012】この構成によれば、電界放出の低減効果が
大きい。
【0013】また、本発明の電子銃は、内部を電子ビー
ムが通過する筒状電極が複数個配列され、前記筒状電極
の各々が、サポート部材によりサポートロッドに固定さ
れている陰極線管用電子銃であって、前記筒状電極の少
なくとも1つが少なくとも2つに分離され、前記分離さ
れた筒状電極が、互いの間に設けられたコイル状部材に
よって導通しており、前記コイル状部材の内径は、電子
銃組み立て前の単体の状態において、前記分離された筒
状電極の外径とほぼ同じかまたは前記外径より小さく形
成されており、前記分離された筒状電極の端部が前記コ
イル状部材の内部に挿入され、前記筒状電極と前記コイ
ル状部材とがはめ合わされた状態で固定されていること
を特徴とする(請求項4、6)。
【0014】この構成によれば、筒状電極とコイル状部
材とを溶接せずに固定することができる。
【0015】また、前記分割された筒状電極の各々が前
記サポート部材により前記サポートロッドに固定されて
おり、前記コイル状部材の長さは、電子銃組み立て前の
単体の状態において、前記分割された筒状電極の各々の
サポート部材の相互の間隔よりも大きく形成されてお
り、前記コイル状部材が、そのバネの力で前記サポート
部材を押しつけることにより、前記筒状電極に前記コイ
ル状部材が固定されていることが好ましい(請求項5、
7)。
【0016】この構成によれば、筒状電極とコイル状部
材とを溶接せずに固定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子銃をモノクロ
ーム陰極線管に適用した場合の実施の形態について、図
面を用いて説明する。
【0018】図3は、本発明に係る陰極線管の概略断面
図である。この陰極線管はフェースプレート1、ファン
ネル2、ネック管3を持つモノクローム管である。ネッ
ク管3内に電子銃4が設けられている。
【0019】図4は、本発明の電子銃の側面図を示す。
電子銃4は、カソード7を収容したカップ状のG1電極
(制御電極)6、G1電極6と底部同士を向き合わせた
カップ状のG2電極(加速電極)8、G2電極8の開口
部と所定間隔をあけて配置された筒状のG3電極(第1
陽極電極)9、G3電極9との間に主レンズを構成する
G4電極(集束電極)10、G4電極10の先端部を包
囲するG5電極(第2陽極電極)11が配列されたもの
である。G4電極10とG5電極11との間で、かつG
5電極11の内部には、電子レンズが形成される。G4
電極10は、第1の筒状電極13と第2の筒状電極14
とに2分割されるとともに、それらの間にコイル状部材
12が設けられて両電極が電気的に導通しており、その
内部に等電位空間を形成している。
【0020】図1はG4電極10付近の側面拡大図を、
図2は管軸断面図(図1のA−A’断面図)をそれぞれ
示す。第1の筒状電極13と第2の筒状電極14は、そ
れぞれ管軸断面が略コの字形のサポート部材16、17
によりサポートロッド18に固定されている。なお「管
軸」とは、陰極線管(または電子銃)の管軸をいう。第
1の筒状電極13と第2の筒状電極14とは、それぞれ
外径が同じである。コイル状部材12は、金属線材を巻
いて形成したものである。以下、コイル状部材12につ
いて詳しく説明する。
【0021】第1に、コイル状部材12の先端部15の
処理について述べる。コイル状部材12を構成する金属
線材はその先端がエッジ状となっているため、このエッ
ジからの電子の電界放出が起こりやすく、電子銃の性能
を保つ上で好ましくない。そこで、図1および図2に示
すように、コイル状部材12を構成する線材の先端部1
5を、管軸とほぼ平行になるように曲げ、サポート部材
16(または17)の2枚の平行な板状体によって形成
される空間内、すなわちコの字の内部に線材の先端部1
5が位置するようにする。このように線材のエッジを、
サポート部材16(または17)の内面3面と、サポー
トロッド18の筒状電極側の面の計4面で覆って露出度
を低くすることにより、エッジからの電子の電界放出が
低減される。線材の先端部15の位置としては、サポー
ト部材16、17の管軸方向のほぼ中間部が好ましい。
電界放出防止効果が高まる。
【0022】第2に、コイル状部材12の内径について
述べる。電子銃組み立て前のコイル単体の状態では、コ
イル状部材12の内径は、第1の筒状電極13および第
2の筒状電極14の外径とほぼ同じか、やや小さく設定
されている。G4電極10を組み立てる際には、コイル
状部材12の内径を拡げた状態で、第1の筒状電極13
と第2の筒状電極14とをコイル状部材12の両端から
それぞれ挿入する。コイル状部材12がそのバネの復元
力によって、第1の筒状電極13および第2の筒状電極
14を外側から締め付けることにより、両者が固定され
る。したがって、溶接を必要としない。より強固な固定
が必要な場合には溶接すればよい。
【0023】また、本発明によれば、第1の筒状電極1
3の外径と第2の筒状電極14の外径とが異なる場合で
あっても、コイル状部材12の内径を自由に変えられる
ので、単一のコイル状部材12で連結することができ
る。
【0024】なお、G4電極10を組み立てる場合、先
に第1の筒状電極13と第2の筒状電極14とをサポー
トロッド18に固定し、その後コイル状部材12を縮め
て、2つの筒状電極の間にはめ込むようにしてもよい。
【0025】第3に、コイル状部材12の長さについて
述べる。電子銃組み立て前のコイル単体の状態のコイル
状部材12の長さは、第1の筒状電極13のサポート部
材16と第2の筒状電極14のサポート部材17との間
の相互距離より大きく設定されている。ここで「相互距
離」とは、サポート部材16の第2の筒状電極側の端部
と、サポート部材17の第1の筒状電極側端部との間の
距離をいう。このようにすれば、G4電極10を組み立
てたとき、コイル状部材12の伸びようとするバネの力
によって、コイル状部材12の端部が第1の筒状電極1
3と第2の筒状電極14の端部に押しつけられる。これ
により、コイル状部材12の管軸方向の動きが規制さ
れ、両者が固定される。したがって、溶接を必要としな
い。本構成と、上述のコイル状部材12の内径を小さく
することと組み合わせれば、より強固な固定が可能であ
りなお好ましい。さらに強固な固定が必要なら溶接すれ
ばよい。
【0026】また、本発明によれば、電子銃によって第
1の筒状電極13と第2の筒状電極14との間の距離が
ばらつく場合であっても、コイル状部材12の長さを自
由に変えられるので、1種類のコイル状部材12で連結
することができる。
【0027】以上のように、本発明によれば、第1の筒
状電極13と第2の筒状電極14の外径や相互の距離が
異なる場合であっても、コイル状部材12が柔軟性を有
するため、単一仕様のコイル状部材12で様々な仕様の
電極の組み立てに対応することができる。
【0028】第4に、コイル状部材12を設ける位置に
ついて述べる。コイル状部材12を設ける位置は、速度
変調磁界の浸透の点から速度変調コイルが装着される箇
所が好ましい。したがって、G3電極9の一部にコイル
状部材を用いても良い。G3電極9とG4電極10の両
方とも、その一部にコイル状部材を用いてもよい。
【0029】次に、本発明を16〔cm〕(7イン
チ)、ネック管径φ29.1〔mm〕の投写管用モノク
ローム陰極線管に適用する場合の、コイル状部材の好ま
しい一実施例を示す。コイル状部材は、直径0.6〔m
m〕のステンレス線からなり、長さが10〔mm〕、内
径が10.4〔mm〕、ピッチが1.0〔mm〕であ
る。コイル状部材の隣り合う線材の間隔は、0〜0.8
〔mm〕の範囲が好ましい。間隔が0〔mm〕のときに
は隣り合う線材が接触することになるが、このような場
合においても、まったく継ぎ目のない場合、たとえば一
枚の板材を深絞り加工して筒状電極を製作したような場
合と比べて、十分大きな変調磁界の透過効果が得られ
る。しかし、より大きな変調効果を得るためには、隣り
合う線材の間にわずかでも隙間を設けることが好まし
い。一方、隣り合う線材の間隔が0.8〔mm〕より大
きいと、電子ビームが外部電界の影響を受けやすくなる
ので好ましくない。
【0030】図5は、本発明の効果を示すグラフであ
り、変調磁界の周波数(横軸)と磁界変調(縦軸)との
関係を示す。ここで「磁界変調」とは、蛍光体スクリー
ン面上に縦縞を映し出す画像信号である矩形信号を受像
管に入力した場合において、速度変調をかけた時とかけ
ない時とで、蛍光体スクリーン面上の縦線の幅がどれだ
け変化したかを示すものであり、この値が大きいほど磁
界変調の効果が大きいことを示す。図5において、曲線
aはコイル状部材を設けない従来の電子銃の場合を、曲
線bはコイル状部を金属で形成した本発明に係る電子銃
の場合をそれぞれ示す。図5に示すように、本発明の電
子銃は広い周波数帯域にわたって従来例よりも大きな磁
界変調効果が得られる。
【0031】以上、本発明をモノクローム陰極線管に適
用した場合について説明したが、カラー陰極線管に適用
しても良い。インライン型の電子銃に適用する場合に
は、コイル状部材を長円形に形成すればよい。また、コ
イル状部材を設ける位置は、速度変調コイルが設けられ
る位置に限られず、他のコイルからの磁界の透過性を向
上させたい位置や、外部磁界による熱の発生を低減した
い箇所に設けてもよい。また、サポート部材の形状はコ
の字に限られず、コイル状部材の先端が位置する空間を
形成できる形状のものであればよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、陰極線管の外部からの
変調磁界に対してこの磁界の透過を妨げることなく、所
望の電子ビーム変調効果が得られるとともに、コイル状
部材の先端のエッジ部分からの電子の電界放出を防止
し、高電圧に対する耐圧性を向上することができる電子
銃を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子銃の要部拡大側面図
【図2】同じく本発明の電子銃の要部断面図
【図3】陰極線管の断面概略図
【図4】本発明の電子銃の側面図
【図5】本発明と従来例とで磁界変調の大きさを比較し
た図
【図6】従来の陰極線管のネック部の側面拡大断面図
【符号の説明】
10 G4電極 12 コイル状部材 13 第1の筒状電極 14 第2の筒状電極 15 線材の先端部 16、17 サポート部材 18 サポートロッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を電子ビームが通過する筒状電極が
    複数個配列され、前記筒状電極の各々が、サポート部材
    によりサポートロッドに固定されている陰極線管用電子
    銃であって、 前記筒状電極の少なくとも1つが少なくとも2つに分離
    され、前記分離された筒状電極が、互いの間に設けられ
    たコイル状部材によって導通しており、 前記サポート部材が形成する空間の内部に、前記コイル
    状部材を構成する線材の先端部が位置していることを特
    徴とする陰極線管用電子銃。
  2. 【請求項2】 前記サポート部材は、管軸断面の形状が
    コの字形であり、前記サポート部材を構成する平行な2
    枚の板の間の空間の内部に、前記コイル状部材を構成す
    る線材の先端部が位置している、請求項1に記載の陰極
    線管用電子銃。
  3. 【請求項3】 前記サポート部材が形成する空間の、管
    軸方向の中間部に、前記線材の先端部が位置している、
    請求項2に記載の陰極線管用電子銃。
  4. 【請求項4】 内部を電子ビームが通過する筒状電極が
    複数個配列され、前記筒状電極の各々が、サポート部材
    によりサポートロッドに固定されている陰極線管用電子
    銃であって、 前記筒状電極の少なくとも1つが少なくとも2つに分離
    され、前記分離された筒状電極が、互いの間に設けられ
    たコイル状部材によって導通しており、 前記コイル状部材の内径は、電子銃組み立て前の単体の
    状態において、前記分離された筒状電極の外径とほぼ同
    じかまたは前記外径より小さく形成されており、 前記分離された筒状電極の端部が前記コイル状部材の内
    部に挿入され、前記筒状電極と前記コイル状部材とがは
    め合わされた状態で固定されていることを特徴とする陰
    極線管用電子銃。
  5. 【請求項5】 前記分割された筒状電極の各々が前記サ
    ポート部材により前記サポートロッドに固定されてお
    り、 前記コイル状部材の長さは、電子銃組み立て前の単体の
    状態において、前記分割された筒状電極の各々のサポー
    ト部材の相互の間隔よりも大きく形成されており、 前記コイル状部材が、そのバネの力で前記サポート部材
    を押しつけることにより、前記筒状電極に前記コイル状
    部材が固定されている、請求項4に記載の陰極線管用電
    子銃。
  6. 【請求項6】 前記コイル状部材の内径は、電子銃組み
    立て前の単体の状態において、前記分離された筒状電極
    の外径とほぼ同じかまたは前記外径より小さく、 前記分離された筒状電極の端部が前記コイル状部材の内
    部に挿入され、前記筒状電極と前記コイル状部材とがは
    め合わされた状態で固定されている、請求項1から3の
    いずれかに記載の陰極線管用電子銃。
  7. 【請求項7】 前記コイル状部材の長さは、電子銃組み
    立て前の単体の状態において、前記分割された筒状電極
    の各々のサポート部材の相互の間隔よりも大きく、 前記コイル状部材が、そのバネの力で前記サポート部材
    を押しつけることにより、前記筒状電極に前記コイル状
    部材が固定されている、請求項1〜3のいずれかに記載
    の陰極線管用電子銃。
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