JP2002025167A - オートチェンジャ - Google Patents

オートチェンジャ

Info

Publication number
JP2002025167A
JP2002025167A JP2000202886A JP2000202886A JP2002025167A JP 2002025167 A JP2002025167 A JP 2002025167A JP 2000202886 A JP2000202886 A JP 2000202886A JP 2000202886 A JP2000202886 A JP 2000202886A JP 2002025167 A JP2002025167 A JP 2002025167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
attaching
detaching
holding
guide screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000202886A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tsuchida
武史 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2000202886A priority Critical patent/JP2002025167A/ja
Publication of JP2002025167A publication Critical patent/JP2002025167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジを着脱する着脱部を増設可能な
オートチェンジャを提供する。 【解決手段】 筐体の内部に回転軸を配し、回転軸の両
端に回転可能に一対の回転テーブル4,4を配する。両
回転テーブル4,4の間に、一対の回転シャフト51
A,51B、ガイドねじ等を配し、ガイドねじの回転に
応じて上下に移動する着脱部30及び該着脱部30に装
脱可能な補助着脱部35を配置する。着脱部30はカー
トリッジを保持する保持部を回転シャフト51Aの回転
に応じて搬入出方向へ移動するようになっており、補助
着脱部35はカートリッジを保持する保持部を回転シャ
フト51Bの回転に応じて搬入出方向へ移動するように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ、光磁
気ディスク、光ディスク等のリムーバブルな記録媒体を
複数収納し、これらの記録媒体に対して順次読み書きを
行うオートチェンジャに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のオートチェンジャ11の
全体構成を示す斜視図、図8は、従来のオートチェンジ
ャ11の平面断面図、図9は、カートリッジ19を示す
平面図である。例えば、光磁気ディスク用のオートチェ
ンジャ11は、その筐体11aの内部に、円弧状に配置
された複数の収納棚12,12,…を備え、各収納棚1
2は、図7に示したオートチェンジャ11の上下方向に
複数の収納室120,120,…と、これら収納室12
0,120,…の下段部分に設けられた複数のドライブ
装置121,121,…とを備えている。各収納室12
0及びドライブ装置121は、円弧状に配置された中心
側に向けて夫々スロット状の開口部を有し、各収納室1
20は、これの内部に開口部から図示しない光磁気ディ
スクをそのカートリッジ19ごと収納しておき、各ドラ
イブ装置121は、収納室120から搬送され、これの
内部に開口部から搬入されたカートリッジ19内の光磁
気ディスクに対して読み書きを行なうようになってい
る。
【0003】収納棚12,12,…が配置された扇状の
中心部には、収納室120及びドライブ装置121に対
してカートリッジ19の搬入出を行なう着脱部13と、
この着脱部13を移動させる移動部14とが設けられて
いる。また、筐体11aには、移動部14を制御し、ま
た移動部14に電力を供給するための駆動制御部15が
設けられており、移動部14及び駆動制御部15は、フ
ラットケーブル16で接続されている。フラットケーブ
ル16は薄い帯状をなしており、可撓性を有している。
【0004】移動部14は、筐体11aの上下方向に設
けられたガイドねじ141に螺合する一方、ガイドねじ
141に併設されたガイドロッド142に沿って上下方
向への移動自在に設けられており、ガイドねじ141に
螺合した部分を図示しないモータで回転駆動することに
より、自体を上下方向に移動する。また、移動部14
は、前記円弧状の中心位置に上下方向の回転軸を有し、
この回転軸回りに揺動自在に着脱部13を保持する一
方、着脱部13をその搬入出方向の軸回りに回動動作す
ることができるようになっている。
【0005】着脱部13は、移動部14による前記搬入
出方向の軸回りの回動動作の停止時に、図7及び図8に
示す如き水平姿勢とされる箱形をなした筐体13aを備
え、筐体13aは、収納室120及びドライブ装置12
1の開口部に臨む側の側面にスロット状の開口部を有し
ている。また、筐体13aの内部には、その幅方向に長
い箱形の保持部130が前記搬入出方向への移動自在に
設けられている。保持部130は、筐体13aの前記搬
入出方向へ配設されたガイドねじ131に螺合されてお
り、移動部14に設けられた図示しないモータがガイド
ねじ131を回動駆動することによって、前記搬入出方
向へ移動される。また、保持部130は、その長手方向
の両端部に、収納室120及びドライブ装置121に臨
む側へ突設された一対の鉤部134,134を備えてい
る。鉤部134,134は、互いに対向する方向へ向け
て配置され、これらの間に筐体13a内へ取り込んだカ
ートリッジ19を挟持するようになっている。
【0006】なお、光磁気ディスクを収納したカートリ
ッジ19は、図9に示す如く、その搬入出方向の一端部
に、前記搬入出方向との交差方向へのスライド自在に設
けられたシャッタ191と、他端側の前記交差方向の両
端部に夫々設けられた切欠部192,192とを備えて
おり、保持部130の内部に取り込まれた状態で、シャ
ッタ191側の端部を保持部130の開口部側へ向けて
配置される。
【0007】着脱部13は、このようなカートリッジ1
9を取り込んだ状態から、カートリッジ19を収納室1
20に搬入する際には、まず、移動部14が着脱部13
を移動し、着脱部13の開口部を収納室120の開口部
に臨む位置に位置決めする。そして、ガイドねじ131
を回転駆動することによって、保持部130をカートリ
ッジ19とともに収納室120へ臨む側へ移動させ、カ
ートリッジ19を収納室120の開口部に押し込むこと
により、収納室120への搬入動作が達成される。
【0008】また、着脱部13が、カートリッジ19を
収納室120から搬出する際には、着脱部13の開口部
が収納室120の開口部に臨む位置に、着脱部13が位
置決めされた状態から、ガイドねじ131を回転駆動す
ることによって、カートリッジ19を保持していない状
態の保持部130を収納室120へ臨む側へ移動させ、
保持部130を収納室120内へ挿入することにより、
保持部130に収納室120内に収納されているカート
リッジ19を保持させる。この保持状態でガイドねじ1
31を逆方向に回転駆動することによって、保持部13
0を収納室120の外部へ移動させ、筐体13a内に収
納することにより、カートリッジ19を保持したままで
の筐体13aの内部への取り込みが達成される。
【0009】また、カートリッジの搬送を高速化するた
めに、2つの保持部を有する着脱部を備え、2つの保持
部によって、同時に複数のカートリッジを搬送するよう
にしてあるオートチェンジャがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の如き従
来のオートチェンジャでは、ガイドねじ及びガイドロッ
ドがオートチェンジャの筐体に直接取り付けられてお
り、このガイドねじ及びガイドロッドを保持する移動部
がガイドねじ及びガイドロッドに沿って昇降することに
よって着脱部を昇降させ、また移動部に設けられた上下
方向の回転軸を中心として着脱部を揺動させるようにな
っているため、着脱部が揺動可能な範囲は、着脱部が移
動部、ガイドねじ、又はガイドロッド等に干渉しない範
囲に制限され、例えば、着脱部を略一周に亘って揺動さ
せることができず、従って、収納棚の設置位置が限定さ
れるという問題があった。
【0011】また、2つの保持部を有するオートチェン
ジャにおいては、2つの保持部が一体的に組み付けられ
た専用の着脱部を備えているため、この着脱部から一方
の保持部を取り外したり、保持部を1つだけ有する着脱
部に他の保持部を増設することができないという問題が
あった。
【0012】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、円弧状又は円状に配した収納棚及びドライブ装
置の中心に回転軸を設け、該回転軸の軸長方向に離隔し
て一対の回転テーブルを配し、両回転テーブルを前記回
転軸を中心として一体的に回転可能とし、リムーバブル
な記録媒体を着脱する着脱部を両回転テーブル間に配さ
れたガイドねじに沿って移動可能とし、また前記ガイド
ねじに平行に両回転テーブル間に配された回転シャフト
の回転に応じて、前記記録媒体を保持する保持部を前記
回転シャフトの軸長方向に交差する方向へ移動可能とし
ていることによって、回転テーブルの回転時には、着脱
部、ガイドねじ、及び回転シャフト等の前記記録媒体の
搬送に用いられる部分を、回転テーブルと一体的に回転
させるため、これらによって回転テーブルの回転が妨げ
られることがなく、着脱部を前記回転軸を中心に略一周
に亘って回転させることができるオートチェンジャを提
供することを目的とする。
【0013】本発明の他の目的は、記録媒体の保持部を
有する補助着脱部を着脱部に取り付け、一方の回転シャ
フトの回転に応じて着脱部側の保持部を前記回転シャフ
トの軸長方向に交差する方向へ移動させ、他方の回転シ
ャフトの回転に応じて補助着脱部側の保持部を前記回転
シャフトの軸長方向に交差する方向へ移動させるように
することによって、1つの着脱部を有するオートチェン
ジャに補助着脱部を増設することができ、また着脱部と
補助着脱部とを有するオートチェンジャから補助着脱部
を取り外すことができるため、必要に応じて補助着脱部
の装脱が可能となるオートチェンジャを提供することに
ある。
【0014】本発明の更に他の目的は、中間ギヤを、第
1ギヤ又は第2ギヤの何れにも噛合することが可能な位
置に配し、中間ギヤの回転によって、交差ギヤ及びガイ
ドねじを回転させるようにすることによって、第1ギヤ
又は第2ギヤを選択的に取り付けるだけで、着脱部又は
補助着脱部を構成することができ、着脱部及び補助着脱
部の部品を共通化して、製造コストの低減を可能とする
オートチェンジャを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るオートチ
ェンジャは、複数のリムーバブルな記録媒体を夫々収納
する複数の収納棚と、前記記録媒体に対して読み書きを
行うドライブ装置と、前記収納棚及びドライブ装置間で
前記記録媒体を搬送する搬送装置とを備えるオートチェ
ンジャにおいて、前記収納棚及び前記ドライブ装置は、
前記記録媒体を入出する開口を中心に向けて円弧状又は
円状に配してあり、前記搬送装置は、前記円弧又は前記
円の中心の位置に配してある回転軸と、該回転軸の軸長
方向に離隔して夫々配され、前記回転軸を中心として一
体的に回転する一対の回転テーブルと、両回転テーブル
間に夫々回転可能に配された一対の回転シャフトと、周
面にねじ部が設けられており、両回転テーブル間に回転
可能に配されている棒状のガイドねじと、該ガイドねじ
と平行に両回転テーブルの間に配されているガイドレー
ルと、前記ガイドねじに螺合するナット、前記ガイドレ
ールに係合する係合部、及び前記記録媒体を保持する保
持部を有しており、前記記録媒体を着脱する着脱部とを
具備し、該着脱部は、一方の回転シャフトの回転に応じ
て前記保持部を前記回転シャフトの軸長方向に交差する
方向へ移動すべくなしてあることを特徴とする。
【0016】第1発明に係るオートチェンジャによる場
合は、以下に説明するような理由によって、着脱部を回
転テーブルの回転軸を中心に略一周に亘って回転させる
ことが可能となる。
【0017】図10は、第1発明に係るオートチェンジ
ャの動作を説明する模式図である。第1発明に係るオー
トチェンジャは、回転軸41に、これの軸長方向に離隔
して一対の回転テーブル4が取り付けられており、両回
転テーブル4間に、一対の回転シャフト51A,51
B、ガイドねじ52、及びガイドレール53が取り付け
られている。リムーバブルな記録媒体を着脱する着脱部
30が、回転シャフト51A,51B及びガイドねじ5
2に貫通された状態で、両回転テーブル4間に配されて
おり、ガイドねじ52に螺合するナット52a及びガイ
ドレール53に係合する係合部53aが、着脱部30に
設けられている。ガイドねじ52が回転することによっ
て、着脱部30がガイドねじ52に沿って移動し、一方
の回転シャフト51Aが回転することによって、着脱部
30に設けられた保持部31が回転シャフト51Aの軸
長方向に交差する方向へ移動する。
【0018】回転テーブル4が、回転軸41を中心に回
転するときには、着脱部30、回転シャフト51A,5
1B、ガイドねじ52、及びガイドレール53も回転テ
ーブル4と一体的に回転し、ガイドねじ52及びガイド
レール53等によって回転が妨げられない。従って、着
脱部30を回転軸41を中心に略一周に亘って回転させ
ることができる。
【0019】第2発明に係るオートチェンジャは、第1
発明に係るオートチェンジャにおいて、前記搬送装置
は、前記記録媒体を保持する保持部を有する補助着脱部
を更に具備し、該補助着脱部は、前記着脱部に取り付け
られており、他方の回転シャフトの回転に応じて前記保
持部を前記回転シャフトの軸長方向に交差する方向へ移
動すべくなしてあることを特徴とする。
【0020】第2発明に係るオートチェンジャによる場
合は、記録媒体の保持部を有する補助着脱部を着脱部に
取り付け、一方の回転シャフトの回転に応じて着脱部側
の保持部を前記回転シャフトの軸長方向に交差する方向
へ移動させ、他方の回転シャフトの回転に応じて補助着
脱部側の保持部を前記回転シャフトの軸長方向に交差す
る方向へ移動させるようにすることによって、1つの着
脱部を有するオートチェンジャに補助着脱部を増設する
ことができ、また着脱部と補助着脱部とを有するオート
チェンジャから補助着脱部を取り外すことができるた
め、必要に応じて補助着脱部の装脱が可能となる。
【0021】第3発明に係るオートチェンジャは、第2
発明に係るオートチェンジャにおいて、前記一対の回転
シャフトは軸長方向の溝を夫々有しており、前記着脱部
は、内周面に一方の回転シャフトの溝に係合する突起を
有し、外周面にギヤ部を有し、前記回転シャフトに対し
て摺動可能な円環状の第1ギヤと、該第1ギヤに平行に
配され、同軸的に2つのギヤ部を有し、一方のギヤ部が
前記第1ギヤと噛合している中間ギヤと、該中間ギヤに
交差する方向に配され、同軸的に2つのギヤ部を有し、
一方のギヤ部が前記中間ギヤの他方のギヤ部に噛合して
いる交差ギヤと、周面にねじ部が設けられており、前記
交差ギヤに平行に配されており、前記交差ギヤの他方の
ギヤ部に噛合するギヤ部を有する棒状のガイドねじと、
該ガイドねじに螺合しており、着脱部側の保持部に取り
付けられているナットとを具備し、前記補助着脱部は、
内周面に他方の回転シャフトの溝に係合する突起を有
し、外周面にギヤ部を有し、前記回転シャフトに対して
摺動可能な円環状の第2ギヤと、該第2ギヤに平行に配
され、同軸的に2つのギヤ部を有し、一方のギヤ部が前
記第2ギヤと噛合している中間ギヤと、該中間ギヤに交
差する方向に配され、同軸的に2つのギヤ部を有し、一
方のギヤ部が前記中間ギヤの他方のギヤ部に噛合してい
る交差ギヤと、周面にねじ部が設けられており、前記交
差ギヤに平行に配されており、前記交差ギヤの他方のギ
ヤ部に噛合するギヤ部を有する棒状のガイドねじと、該
ガイドねじに螺合しており、補助着脱部側の保持部に取
り付けられているナットとを具備していることを特徴と
する。
【0022】第3発明に係るオートチェンジャによる場
合は、一方の回転シャフトが回転したとき、この回転シ
ャフトの溝に突起が係合している着脱部の第1ギヤが回
転し、この第1ギヤに一方のギヤ部で噛合している中間
ギヤが回転し、中間ギヤの他方のギヤ部に一方のギヤ部
で噛合している交差ギヤが回転し、交差ギヤの他方のギ
ヤが噛合しているガイドねじが回転して、このガイドね
じに螺合しているナットが取り付けられた保持部がガイ
ドねじに沿って移動する。このようにして、着脱部側の
保持部を前記回転シャフトの軸長方向に交差する方向へ
移動させる。
【0023】また、他方の回転シャフトが回転したと
き、この回転シャフトの溝に突起が係合している補助着
脱部の第2ギヤが回転し、この第2ギヤに一方のギヤ部
で噛合している中間ギヤが回転し、中間ギヤの他方のギ
ヤ部に一方のギヤ部で噛合している交差ギヤが回転し、
交差ギヤの他方のギヤが噛合しているガイドねじが回転
して、このガイドねじに螺合しているナットが取り付け
られた保持部がガイドねじに沿って移動する。このよう
にして、補助着脱部側の保持部を前記回転シャフトの軸
長方向に交差する方向へ移動させる。
【0024】従って、中間ギヤを、第1ギヤ又は第2ギ
ヤの何れにも噛合可能な位置に配することによって、第
1ギヤ又は第2ギヤを選択的に取り付けるだけで、着脱
部又は補助着脱部の何れかを構成することができ、着脱
部及び補助着脱部の部品の多くを共通化し、製造コスト
の低減を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るオート
チェンジャの要部の構成を示す斜視図であり、図2は本
発明に係るオートチェンジャの要部の構成を示す平面断
面図である。
【0026】図において、1aは、オートチェンジャ1
の筐体である。筐体1aの内部には、カートリッジ9を
収納するための収納棚2,2,…と、カートリッジ9内
の光ディスクに対して読み書きを行うためのドライブ装
置D,D,…と、カートリッジ9を搬送するための搬送
装置3とを備えている。
【0027】各収納棚2は、オートチェンジャ1の上下
方向に複数の収納室20,20,…を備え、前記ドライ
ブ装置D,D,…は、収納棚2の下段部分に取り付けら
れている。収納棚2,2,…は、円状に配されており、
各収納室20及びドライブ装置Dは、円の中心側に向け
て夫々スロット状の開口部を有している。各収納室20
は、これの内部に開口部から図示しない光ディスクをそ
のカートリッジ9ごと収納しておき、各ドライブ装置D
は、収納室20から搬送され、これの内部に開口部から
搬入されたカートリッジ9内の光ディスクに対して読み
書きを行うようになっている。
【0028】収納棚2,2,…が配置された円状の中心
部には、搬送装置3が設けられている。搬送装置3は、
前記円状の中心に、筐体1aに対して固定された状態で
配されている回転軸41と、この回転軸41の上下端部
に夫々回転可能に取り付けられた回転テーブル4,4
と、カートリッジ9の着脱が可能であり、収納室20及
びドライブ装置Dに対してカートリッジ9の搬入出を行
う着脱部30及び補助着脱部35を備えている。補助着
脱部35は着脱部30の上側に配された状態で、着脱部
30に固定されており、着脱部30と共に上下方向に移
動するようになっている。回転テーブル4,4は、回転
先端を除く縁部が直角に屈曲された板状をなしており、
互いに対向した状態で、回転軸41が貫通された横断面
視正方形の角筒42によって連結されており、一体的に
回転可能となっている。
【0029】上側の回転テーブル4の下面には、図示し
ないモータが取り付けられており、モータの回転軸は、
回転テーブル4を貫通して上側に突出するようになされ
ている。該モータの回転軸には、減速機が連結されてお
り、回転軸41の上側の回転テーブル4を貫通した上端
部に、前記減速機が連結されている。
【0030】モータが回転したとき、減速機によってモ
ータの回転力が回転軸41に伝達される。このとき、回
転軸41が筐体1aに対して固定されているため、モー
タの回転力によって、回転軸41に対して回転可能な回
転テーブル4,4が回転することとなる。そして、回転
テーブル4,4と一体的に、着脱部30及び補助着脱部
35が回転する。
【0031】図3は搬送装置3の構成を示す側面図であ
り、図4は着脱部30の構成を示す平面断面図、図5は
補助着脱部35の構成を示す平面断面図である。回転テ
ーブル4,4の間には、その軸長方向に長い溝を周面に
有する棒状の一対の回転シャフト51A,51Bと、周
面にねじ部を有する棒状のガイドねじ52とが、回転テ
ーブル4,4に対して夫々回転可能に取り付けられてい
る。下側の回転テーブル4の下面には、図示しないモー
タ並びに複数のプーリ及びベルトからなる減速機によっ
て、前記ガイドねじ52が、回転テーブル4,4に対し
て回転されるようになっており、同様に、前記回転シャ
フト51A,51Bも回転テーブル4,4に対して各別
に回転されるようになっている。また、回転テーブル
4,4の間には、横断面視略C字状をなすガイドレール
53が、上側の回転テーブル4に上端を、下側の回転テ
ーブル4に下端を固定されて、回転シャフト51A,5
1B及びガイドねじ52と平行に配されている。
【0032】着脱部30には、自身を移動するための移
動部5が設けられており、この移動部5は、後述する保
持部31を搬入出方向へ移動させる第1移動部5aと、
該第1移動部5aに取り付けられ、着脱部30を上下に
移動させる第2移動部5bとを備えている。第2移動部
5bは、ガイドねじ52に螺合するナット52aを有し
ており、第1移動部5aの側部には先端に円盤状の係合
部を有する係合ピン53aが取り付けられている。係合
ピン53aの係合部はガイドレール53に係合されてい
る。ガイドねじ52が回転したとき、係合ピン53aが
ガイドレール53に係合していることにより、着脱部3
0がガイドねじ52を中心に回転することが防止され、
着脱部30が姿勢を保ったまま上下に移動する。
【0033】また図4に示すように、第1移動部5a
は、上下に貫通する孔H1,H2を有する箱形のギヤケ
ース5Aを備えており、孔H1に回転シャフト51Aを
貫通させ、孔H2に回転シャフト51Bを貫通させた状
態となっている。そして、第1移動部5aは、ギヤケー
ス5Aの内部に、回転シャフト51Aを保持する第1ギ
ヤ51aを有している。第1ギヤ51aは、回転シャフ
ト51Aの溝に係合する突起を内周面に有しており、外
周面にギヤ部を有している。また、第1ギヤ51aは回
転シャフト51に対して摺動可能とされており、着脱部
30の上下の移動を妨げないようになされている。第1
ギヤ51aの外周面に設けられたギヤ部は、中間ギヤ5
1bに噛合している。中間ギヤ51bは、下部に前記第
1ギヤ51aに噛合するギヤ部を有し、上部に傘歯車部
を有しており、この傘歯車部が、その軸長方向を横方向
として配された交差ギヤ51cの一端に設けられた傘歯
車部と噛合している。交差ギヤ51cは、他端がギヤケ
ース5Aの外部に突出しており、この突出部の外周面に
ギヤ部が設けられており、これがギヤケース5Aの外側
で交差ギヤ51cと平行に配されている最終ギヤ51d
に噛合している。最終ギヤ51dは、ガイドねじ33に
連結されており、最終ギヤdとガイドねじ33とは一体
的に回転するようになっている。
【0034】また、着脱部30は、ギヤケース5Aの交
差ギヤ51cの突出側に、図4に示す如き箱形をなした
筐体32を備え、筐体32は、ギヤケース5Aの反対
側、即ち収納室20及びドライブ装置Dの開口部に臨む
側の側面にスロット状の開口部を有している。筐体32
の内部には、その幅方向に長い箱形の保持部31が前記
搬入出方向への移動自在に設けられている。筐体32の
上側には、前記搬入出方向へガイドねじ33が配設され
ており、筐体32の上面には、前記搬入出方向へ全長に
亘って開口が設けられている。また、保持部31に取り
付けられたナット33aが、前記開口から上部へ突出
し、ガイドねじ33に螺合しており、ガイドねじ33が
回転することによって、保持部31が前記搬入出方向へ
移動するようになっている。
【0035】また保持部31には、図示しないロック機
構が設けられており、このロック機構の動作によって、
ガイドねじ33が独立して回転する状態と、筐体32が
ガイドねじ33と一体的に回転する状態とを切り換える
ことができるようになっている。このように、筐体32
とガイドねじ33とが一体的に回転することによって、
着脱部30の全体が前記搬入出方向の軸回りに回転し、
保持部31に収納されたカートリッジ9を反転させるよ
うになっている。
【0036】また、保持部31は、その長手方向の両端
部に、収納室20及びドライブ装置Dに臨む側へ突設さ
れた一対の鉤部34,34を備えている。鉤部34,3
4は、互いに対向する方向へ向けて配置され、これらの
間に筐体32内へ取り込んだカートリッジ9を挟持する
ようになっている。
【0037】図3に示すように、第1移動部5aの上面
には、箱形の結合部材6が取り付けられており、この結
合部材6の上面に、補助着脱部35の移動部55が取り
付けられている。図5に示すように、移動部55は、着
脱部30の移動部5から第2移動部5bを取り除いた如
き形状をなしており、移動部55は、2つの孔H3,H
4を有するギヤケース55Aを備えている。ギヤケース
55Aは、ギヤケース5Aと同様に、孔H3に回転シャ
フト51Aを貫通させ、孔H4に回転シャフト51Bを
貫通させた状態となっており、ギヤケース55Aの内部
に、回転シャフト51Bを保持する第2ギヤ51eを有
している。また、移動部55には、中間ギヤ51f、交
差ギヤ51g、及び最終ギヤ51hが、第1移動部5a
の中間ギヤ51b、交差ギヤ51c、及び最終ギヤ51
dと同様の配置状態で取り付けられており、中間ギヤ5
1fの下側のギヤ部に、前記第2ギヤ51eが噛合して
いる。
【0038】また、ギヤケース55Aの交差ギヤ51g
の突出側には、着脱部30と同様に、筐体37が配され
ており、この筐体37の内部に保持部36が、着脱部3
0の保持部31と同様の状態で取り付けられている。そ
して、前記最終ギヤ51gに連結しているガイドねじ3
8が、筐体37の上側に配されており、ガイドねじ38
が回転することによって、ガイドねじ38に螺合してい
るナット38aと共に、保持部36が搬入出方向へ移動
するようになっている。
【0039】また、保持部36は、保持部31と同様
に、両端に一対の鉤部39,39を備えており、カート
リッジ9を挟持することができるようになっている。
【0040】図6はカートリッジ9の構成を示す平面図
である。光ディスクを収納したカートリッジ9は、図6
に示す如く、その搬入出方向の一端部に、前記搬入出方
向との交差方向へのスライド自在に設けられたシャッタ
91と、他端側の前記交差方向の両端部に夫々設けられ
た切欠部92,92とを備えており、保持部31,36
の内部に取り込まれた状態で、シャッタ91側の端部を
保持部31,36の開口部側へ向けて配置される。
【0041】着脱部30及び補助着脱部35は、このよ
うなカートリッジ9を取り込んだ状態から、カートリッ
ジ9を収納室20に搬入する際には、まず、回転テーブ
ル4,4が回転軸41を中心に回転することにより、着
脱部30及び補助着脱部35を回転テーブル4,4と一
体的に回転させ、この後、ガイドねじ52が回転するこ
とにより、着脱部30及び補助着脱部35を上下に移動
させ、着脱部30又は補助着脱部35の開口部を収納室
20の開口部に臨む位置に位置決めする。そして、着脱
部30は、回転シャフト51Aが回転することによっ
て、ガイドねじ33を回転駆動し、保持部31をカート
リッジ9と共に収納室20へ臨む側へ移動させ、カート
リッジ9を収納室20の開口部に押し込むことにより、
着脱部30による収納室20への搬入動作が達成され
る。
【0042】一方、補助着脱部35は、回転シャフト5
1Bが回転することによって、ガイドねじ38を回転駆
動し、保持部36をカートリッジ9と共に収納室20へ
臨む側へ移動させ、カートリッジ9を収納室20の開口
部に押し込むことにより、補助着脱部35による収納室
20への搬入動作が達成される。
【0043】また、着脱部30が、カートリッジ9を収
納室20から搬出する際には、着脱部30の開口部が収
納室20の開口部に臨む位置に、着脱部30が位置決め
された状態から、回転シャフト51Aを回転させて、ガ
イドねじ33を回転駆動することによって、カートリッ
ジ9を保持していない状態の保持部31を収納室20へ
臨む側へ移動させ、保持部31を収納室20内へ挿入す
ることにより、保持部31に収納室20内に収納されて
いるカートリッジ9を保持させる。この保持状態で回転
シャフト51Aを逆方向に回転させ、ガイドねじ33を
逆方向に回転駆動することによって、保持部31を収納
室20の外部へ移動させ、筐体32内に収納することに
より、カートリッジ9を保持したままでの筐体32の内
部への取り込みが達成される。
【0044】同様に、補助着脱部35が、カートリッジ
9を収納室20から搬出する際には、補助着脱部35が
収納室20の開口部に臨む位置に位置決めされた状態か
ら、回転シャフト51Bを回転させて、ガイドねじ38
を回転駆動し、カートリッジ9を保持していない状態の
保持部36を収納室20へ臨む側へ移動させ、保持部3
6を収納室20内へ挿入して、保持部36に収納室20
内に収納されているカートリッジ9を保持させる。この
保持状態で回転シャフト51Bを逆方向に回転させ、ガ
イドねじ38を逆方向に回転駆動し、保持部36を筐体
37内に収納することにより、カートリッジ9を保持し
たままでの筐体37の内部への取り込みが達成される。
【0045】以上の如き構成により、着脱部30及び補
助着脱部35を回転軸41を中心に回転させるとき、搬
送装置3全体が一体的に回転軸41を中心に回転するた
め、着脱部30及び補助着脱部35を上下に移動させる
ためのガイドねじ51及びガイドロッド52等の部品が
着脱部30及び補助着脱部35の回転を妨げることがな
く、着脱部30及び補助着脱部35を横方向に略一周回
転させることができる。
【0046】また、補助着脱部35は、結合部材6によ
って着脱部30に取り付けられているため、補助着脱部
35を結合部材6と共に、着脱部30から取り外すこと
ができ、補助着脱部35を搭載していないオートチェン
ジャに、結合部材6を介して、補助着脱部35を着脱部
30に取り付けることができる。
【0047】また、補助着脱部35の移動部55は、着
脱部30の移動部5から、第2移動部5bを取り除き、
第1ギヤ51aの代わりに第2ギヤ51eを取り付けた
構成であり、補助着脱部35の部品の多くは、着脱部3
0の部品と共通化されているため、着脱部と補助着脱部
とが一体的に形成され、補助着脱部の取り外しが行えな
いオートチェンジャに比して、製造コストの低減を図る
ことができる。
【0048】なお、特許請求の範囲の項に図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構造に限定されるものではない。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明に係るオート
チェンジャによる場合は、円弧状又は円状に配した収納
棚及びドライブ装置の中心に回転軸を設け、該回転軸の
軸長方向に離隔して一対の回転テーブルを配し、両回転
テーブルを前記回転軸を中心として一体的に回転可能と
し、リムーバブルな記録媒体を着脱する着脱部を両回転
テーブル間に配されたガイドねじに沿って移動可能と
し、また前記ガイドねじに平行に両回転テーブル間に配
された回転シャフトの回転に応じて、前記記録媒体を保
持する保持部を前記回転シャフトの軸長方向に交差する
方向へ移動可能としていることによって、回転テーブル
の回転時には、着脱部、ガイドねじ、及び回転シャフト
等の前記記録媒体の搬送に用いられる部分を、回転テー
ブルと一体的に回転させるため、これらによって回転テ
ーブルの回転が妨げられることがなく、着脱部を前記回
転軸を中心に略一周に亘って回転させることができる。
【0050】第2発明に係るオートチェンジャによる場
合は、記録媒体の保持部を有する補助着脱部を着脱部に
取り付け、一方の回転シャフトの回転に応じて着脱部側
の保持部を前記回転シャフトの軸長方向に交差する方向
へ移動させ、他方の回転シャフトの回転に応じて補助着
脱部側の保持部を前記回転シャフトの軸長方向に交差す
る方向へ移動させるようにすることによって、1つの着
脱部を有するオートチェンジャに補助着脱部を増設する
ことができ、また着脱部と補助着脱部とを有するオート
チェンジャから補助着脱部を取り外すことができるた
め、必要に応じて補助着脱部の装脱が可能となる。
【0051】第3発明に係るオートチェンジャによる場
合は、一方の回転シャフトが回転したとき、この回転シ
ャフトの溝に突起が係合している着脱部の第1ギヤが回
転し、この第1ギヤに一方のギヤ部で噛合している中間
ギヤが回転し、中間ギヤの他方のギヤ部に一方のギヤ部
で噛合している交差ギヤが回転し、交差ギヤの他方のギ
ヤが噛合しているガイドねじが回転して、このガイドね
じに螺合しているナットが取り付けられた保持部がガイ
ドねじに沿って移動する。このようにして、着脱部側の
保持部を前記回転シャフトの軸長方向に交差する方向へ
移動させる。
【0052】また、他方の回転シャフトが回転したと
き、この回転シャフトの溝に突起が係合している補助着
脱部の第2ギヤが回転し、この第2ギヤに一方のギヤ部
で噛合している中間ギヤが回転し、中間ギヤの他方のギ
ヤ部に一方のギヤ部で噛合している交差ギヤが回転し、
交差ギヤの他方のギヤが噛合しているガイドねじが回転
して、このガイドねじに螺合しているナットが取り付け
られた保持部がガイドねじに沿って移動する。このよう
にして、補助着脱部側の保持部を前記回転シャフトの軸
長方向に交差する方向へ移動させる。
【0053】従って、中間ギヤを、第1ギヤ又は第2ギ
ヤの何れにも噛合可能な位置に配することによって、第
1ギヤ又は第2ギヤを選択的に取り付けるだけで、着脱
部又は補助着脱部の何れかを構成することができ、着脱
部及び補助着脱部の部品の多くを共通化し、製造コスト
の低減を図ることができる等、本発明は優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオートチェンジャの要部の構成を
示す斜視図である。
【図2】本発明に係るオートチェンジャの要部の構成を
示す平面断面図である。
【図3】搬送装置の構成を示す側面図である。
【図4】着脱部の構成を示す平面断面図である。
【図5】補助着脱部の構成を示す平面断面図である。
【図6】カートリッジの構成を示す平面図である。
【図7】従来のオートチェンジャの全体構成を示す斜視
図である。
【図8】従来のオートチェンジャの平面断面図である。
【図9】カートリッジを示す平面図である。
【図10】第1発明に係るオートチェンジャの動作を説
明する模式図である。
【符号の説明】
1 オートチェンジャ 1a 筐体 2 収納棚 20 収納室 3 搬送装置 30 着脱部 31 保持部 32 筐体 33 ガイドねじ 33a ナット 34 鉤部 35 補助着脱部 36 保持部 37 筐体 38 ガイドねじ 38a ナット 39 鉤部 4 回転テーブル 41 回転軸 5 移動部 5a 第1移動部 5b 第2移動部 51A,51B 回転シャフト 51a 第1ギヤ 51b 中間ギヤ 51c 交差ギヤ 51d 最終ギヤ 51e 第2ギヤ 51f 中間ギヤ 51g 交差ギヤ 51h 最終ギヤ 52 ガイドねじ 52a ナット 53 ガイドレール 53a 係合ピン 9 カートリッジ D ドライブ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリムーバブルな記録媒体(9)を
    夫々収納する複数の収納棚(2)と、前記記録媒体
    (9)に対して読み書きを行うドライブ装置(D)と、
    前記収納棚(2)及びドライブ装置(D)間で前記記録
    媒体(9)を搬送する搬送装置(3)とを備えるオート
    チェンジャにおいて、 前記収納棚(2)及び前記ドライブ装置(D)は、前記
    記録媒体(9)を入出する開口を中心に向けて円弧状又
    は円状に配してあり、前記搬送装置(3)は、前記円弧
    又は前記円の中心の位置に配してある回転軸(41)
    と、該回転軸(41)の軸長方向に離隔して夫々配さ
    れ、前記回転軸(41)を中心として一体的に回転する
    一対の回転テーブル(4)と、両回転テーブル(4)間
    に夫々回転可能に配された一対の回転シャフト(51
    A,51B)と、周面にねじ部が設けられており、両回
    転テーブル(4)間に回転可能に配されている棒状のガ
    イドねじ(52)と、該ガイドねじ(52)と平行に両
    回転テーブル(4)の間に配されているガイドレール
    (53)と、前記ガイドねじ(52)に螺合するナット
    (52a)、前記ガイドレール(53)に係合する係合
    部(53a)、及び前記記録媒体(9)を保持する保持
    部(31)を有しており、前記記録媒体(9)を着脱す
    る着脱部(30)とを具備し、該着脱部(30)は、一
    方の回転シャフト(51A)の回転に応じて前記保持部
    (31)を前記回転シャフト(51A)の軸長方向に交
    差する方向へ移動すべくなしてあることを特徴とするオ
    ートチェンジャ。
  2. 【請求項2】 前記搬送装置(3)は、前記記録媒体
    (9)を保持する保持部(36)を有する補助着脱部
    (35)を更に具備し、該補助着脱部(35)は、前記
    着脱部(30)に取り付けられており、他方の回転シャ
    フト(51B)の回転に応じて前記保持部(36)を前
    記回転シャフト(51B)の軸長方向に交差する方向へ
    移動すべくなしてあることを特徴とする請求項1記載の
    オートチェンジャ。
  3. 【請求項3】 前記一対の回転シャフト(51A,51
    B)は軸長方向の溝を夫々有しており、前記着脱部(3
    0)は、内周面に一方の回転シャフト(51A)の溝に
    係合する突起を有し、外周面にギヤ部を有し、前記回転
    シャフト(51A)に対して摺動可能な円環状の第1ギ
    ヤ(51a)と、該第1ギヤ(51a)に平行に配さ
    れ、同軸的に2つのギヤ部を有し、一方のギヤ部が前記
    第1ギヤ(51a)と噛合している中間ギヤ(51b)
    と、該中間ギヤ(51b)に交差する方向に配され、同
    軸的に2つのギヤ部を有し、一方のギヤ部が前記中間ギ
    ヤ(51b)の他方のギヤ部に噛合している交差ギヤ
    (51c)と、周面にねじ部が設けられており、前記交
    差ギヤ(51c)に平行に配されており、前記交差ギヤ
    (51c)の他方のギヤ部に噛合するギヤ部(51d)
    を有する棒状のガイドねじ(33)と、該ガイドねじ
    (33)に螺合しており、着脱部(30)側の保持部
    (31)に取り付けられているナット(33a)とを具
    備し、前記補助着脱部(35)は、内周面に他方の回転
    シャフト(51B)の溝に係合する突起を有し、外周面
    にギヤ部を有し、前記回転シャフト(51B)に対して
    摺動可能な円環状の第2ギヤ(51e)と、該第2ギヤ
    (51e)に平行に配され、同軸的に2つのギヤ部を有
    し、一方のギヤ部が前記第2ギヤ(51e)と噛合して
    いる中間ギヤ(51f)と、該中間ギヤ(51f)に交
    差する方向に配され、同軸的に2つのギヤ部を有し、一
    方のギヤ部が前記中間ギヤ(51f)の他方のギヤ部に
    噛合している交差ギヤ(51g)と、周面にねじ部が設
    けられており、前記交差ギヤ(51g)に平行に配され
    ており、前記交差ギヤ(51g)の他方のギヤ部に噛合
    するギヤ部(51h)を有する棒状のガイドねじ(3
    8)と、該ガイドねじ(38)に螺合しており、補助着
    脱部(35)側の保持部(36)に取り付けられている
    ナット(38a)とを具備していることを特徴とする請
    求項2記載のオートチェンジャ。
JP2000202886A 2000-07-04 2000-07-04 オートチェンジャ Pending JP2002025167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000202886A JP2002025167A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 オートチェンジャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000202886A JP2002025167A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 オートチェンジャ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002025167A true JP2002025167A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18700354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000202886A Pending JP2002025167A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 オートチェンジャ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002025167A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7100173B2 (en) 2002-08-30 2006-08-29 Fujitsu Limited Library apparatus including vertical rail fixed to remain stationary with respect to a cover member
WO2009129382A2 (en) * 2008-04-17 2009-10-22 Teradyne, Inc. Transferring storage devices within storage device testing systems

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7100173B2 (en) 2002-08-30 2006-08-29 Fujitsu Limited Library apparatus including vertical rail fixed to remain stationary with respect to a cover member
WO2009129382A2 (en) * 2008-04-17 2009-10-22 Teradyne, Inc. Transferring storage devices within storage device testing systems
WO2009129382A3 (en) * 2008-04-17 2010-01-14 Teradyne, Inc. Transferring storage devices within storage device testing systems
CN102066958A (zh) * 2008-04-17 2011-05-18 泰拉丁公司 存储装置测试系统中的存储装置传送
US8712580B2 (en) 2008-04-17 2014-04-29 Teradyne, Inc. Transferring storage devices within storage device testing systems

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7480118B2 (en) Picker mechanism that rotatably accesses data cartridges at different heights and library device using same
EP0820058B1 (en) Disc drive
JP2000285567A (ja) データ・カートリッジ交換装置
JPH04146563A (ja) ディスクプレーヤ
EP0349279A2 (en) Arrangement of recording/reproducing apparatus
JP2002025167A (ja) オートチェンジャ
KR100369968B1 (ko) 디스크기록및/또는재생장치및디스크로딩기구
JP2007048372A (ja) テープカートリッジオートローダー
JPH10199095A (ja) ディスクチェンジャ装置
JP2002025168A (ja) オートチェンジャ
JP2002025169A (ja) オートチェンジャ
JP2007048346A (ja) テープカートリッジオートローダー
US6532131B1 (en) Import/export element with selector nut and bevel gear for rotation
JP2002100098A (ja) ディスクトレイ
JP2001344870A (ja) オートチェンジャ
JP3619268B2 (ja) ディスクドライブ装置
JPS6246461A (ja) 記録再生装置
JP3810371B2 (ja) ディスク搬送装置
JP2007059029A (ja) テープカートリッジオートローダー
JP2001344869A (ja) オートチェンジャ
US20050091675A1 (en) Disk conveying device and disk apparatus having the same
JP3030903B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH03286467A (ja) ディスクローディング装置における停電時のディスク取出装置
JPH117697A (ja) ディスク再生装置
CN101023480A (zh) 光盘装置