JP2002024895A - 円板体識別装置 - Google Patents

円板体識別装置

Info

Publication number
JP2002024895A
JP2002024895A JP2000205247A JP2000205247A JP2002024895A JP 2002024895 A JP2002024895 A JP 2002024895A JP 2000205247 A JP2000205247 A JP 2000205247A JP 2000205247 A JP2000205247 A JP 2000205247A JP 2002024895 A JP2002024895 A JP 2002024895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
opening
disc
disc body
guide passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000205247A
Other languages
English (en)
Inventor
Futoshi Hojo
太 北條
Tadao Ogino
忠男 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Conlux Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conlux Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Conlux Co Ltd filed Critical Nippon Conlux Co Ltd
Priority to JP2000205247A priority Critical patent/JP2002024895A/ja
Publication of JP2002024895A publication Critical patent/JP2002024895A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Coins (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】円板体の識別精度を高く維持するとともに、円
板体の安定搬送を図る円板体識別装置を提供する。 【解決手段】円板体案内通路2に臨んで配設される開口
部6aを有し、該開口部6aを介して円板体案内通路2
内の円板体Xに照明光を直接照射するとともに、該照射
により反射する円板体Xの表面を撮像する撮像手段5を
具え、該撮像手段5による撮像結果に基いて円板体Xを
識別する円板体識別装置1において、照明光が照射され
る撮像手段5の開口部6aに、該開口部6aの一部を覆
って、円板体Xが開口部6aに侵入することを阻止する
円板体侵入阻止手段11を配設するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機やゲ
ーム機等に使用される硬貨やメダル等の円板体を識別す
る円板体識別装置に関し、特に、円板体の表面模様の画
像データに基いて円板体の種類や真偽を識別する円板体
識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機やゲーム機等には、従来か
ら、硬貨やメダル等の円板体の種類や真偽を識別する円
板体識別装置が配設されている。この円板体識別装置に
は、一般に、円板体の表面模様に基づいて円板体の種類
や真偽を識別する円板体識別装置がある。この従来の円
板体識別装置は、通常、特開平10−222715号公
報に開示されているように、円板体案内通路に臨んで配
設される開口部を有し、該開口部を介して円板体案内通
路内の円板体に照明光を照射するとともに、該照射によ
り反射する前記円板体の表面を撮像する撮像手段から構
成されている。この撮像手段の開口部には、該開口部全
体を覆うガラス板が配設されている。また、この開口部
の外径は、各種円板体のうち最大外径を有する円板体の
外径よりも、若干大きく形成されている。この従来の円
板体識別装置では、円板体案内通路内に投入された円板
体が、撮像手段の開口部側に案内されると、撮像手段
が、該円板体にガラス板を介し照明光を照射するととも
に、該照射により反射する円板体の表面を撮像するの
で、この撮像した円板体の撮像データと、予め記憶した
円板体の画像データとを比較して、円板体の種類又は真
偽の識別を行っている。また、この従来の円板体識別装
置では、撮像手段の開口部全体をガラス板で覆っている
ので、円板体案内通路内を通過する円板体が、撮像手段
の開口部に侵入して撮像手段に係合する虞は可及的に阻
止されており、これにより円板体は円板体案内通路内を
安定搬送される。
【0003】一方、従来の円板体識別装置には、撮像手
段の開口部に前記ガラス板を配設せず、開口部に向け露
出する円板体を撮像手段により直接照射するとともに、
該照射によって反射する円板体の表面を撮像し、これに
より円板体の種類又は真偽の識別するタイプの円板体識
別装置がある。このタイプの従来の円板体識別装置51
は、その要部概念破断面図で示す図15で示すように、
円板体案内通路52に臨んで配設される開口部56aを
有し、該開口部56aを介して円板体案内通路52内の
円板体Rに照明光を照射するとともに、該照射により反
射する円板体Rの表面を撮像する撮像手段55から構成
されている。この撮像手段55は、断面略円形の開口部
56aが形成された支承部材56と、該支承部材56の
開口部56aに向けて配設される環状の照明部57及び
撮像センサ58とから構成されている。また、このうち
の照明部57は、多数のLED57aから構成されてお
り、該LED57aは、開口部56aを形成している支
承部材56の内周面に配設されている。また、撮像セン
サ58は、照明部57を挟んで円板体案内通路52と対
向する支承部材56の略中央に配設されている。また、
撮像手段55の開口部56aの外径は、図15のDD拡
大概念断面図で示す図16のように、各種円板体のうち
最大外径を有する円板体Rの外径よりも若干大きく形成
されている。また、この撮像手段55の開口部56aに
は、前記ガラス板が配設されていない。
【0004】この円板体識別装置51では、撮像手段5
5の開口部56aには、該開口部56aの全体を覆うガ
ラス板が配設されていないから、撮像手段55は、開口
部56aに向け露出する円板体Rを、照明部57によっ
て直接照射するとともに、該照射によって反射する円板
体Rの表面を撮像センサ58によって撮像し、これによ
り円板体の種類又は真偽の識別する。このように、撮像
手段55の開口部56aの全体を覆うガラス板を配設し
ないタイプの従来の円板体識別装置51では、撮像手段
55は、開口部56aに向け露出する円板体Rに直接、
照明光を照射するから、開口部56aをガラス板で覆っ
たタイプの従来の円板体識別装置に比べて、円板体の種
類又は真偽の識別精度を向上させることができ、特に、
この円板体識別装置51が自動販売機の硬貨識別装置と
して利用された場合には、硬貨の識別が確実に行われ
て、釣り銭の払い出しが正確に行われることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の円板
体識別装置のうち、撮像手段の開口部全体を覆うガラス
板を配設したタイプの円板体識別装置は、ガラス板を介
して円板体を照射してその表面を撮像するものであっ
て、円板体に直接、照明光を照射するものではないか
ら、円板体の種類又は真偽の識別精度が低くなるという
問題がある。
【0006】一方、撮像手段の開口部全体を覆うガラス
板を配設しないタイプの円板体識別装置51では、図1
6で示すように、撮影手段55は、開口部56aに向け
露出する円板体Rに、直接、照明光を照射するから、円
板体の種類又は真偽の識別精度が向上し、上述した問題
を解決することができるが、その反面、図15で示すよ
うに、円板体R(点線で図示)が開口部56aに侵入し
て撮像手段55に係合し、これにより円板体Rが安定搬
送されないという問題がある。特に、図15で示すよう
に円板体案内通路52が地面に対し垂直方向に形成され
ている場合には、円板体Rが自由落下するため、円板体
Rが開口部56aに侵入して撮像手段55に係合しやす
く、また図17に示すように、円板体案内通路52を地
面に対する法線方向から所定角度G(G>0)傾けた円
板体識別装置53にしても、この問題を完全に解決する
ことはできなかった。
【0007】上述した事情に鑑み、この発明は、円板体
の識別精度を高く維持するとともに、円板体の安定搬送
を図る円板体識別装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明では、円板体案内通路に臨んで配設され
る開口部を有し、該開口部を介して前記円板体案内通路
内の円板体に照明光を直接照射するとともに、該照射に
より反射する前記円板体の表面を撮像する撮像手段を具
え、該撮像手段による撮像結果に基いて前記円板体を識
別する円板体識別装置において、前記照明光が照射され
る前記撮像手段の前記開口部に、該開口部の一部を覆っ
て、前記円板体が前記開口部に侵入することを阻止する
円板体侵入阻止手段を配設するようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る円板体識別
装置である硬貨識別装置について、第1の実施例乃至第
3の実施例で、詳述する。まず、第1の実施例の硬貨処
理装置について説明する。図1は、第1の実施例の硬貨
識別装置の要部概念破断面図であり、図15乃至図17
と同一部分を同一符号で示している。第1の実施例の硬
貨識別装置1は、硬貨X(500円硬貨)、硬貨Y(1
円硬貨)その他の各種の硬貨について、その種類または
真偽を識別するものであり、図1で示すように、各種硬
貨を案内する硬貨案内通路2を具えている。
【0010】この硬貨案内通路2は、地面に対し垂直方
向に形成されており、図1のAA拡大概念断面図を示す
図2のように、シュート3に形成された断面コの字形状
の溝3aから構成されている。この溝3aの幅、すなわ
ち硬貨案内通路2の幅Wは、各種硬貨のうち最大外径を
有する硬貨Xより若干大きい幅に設定されている。
【0011】また、このシュート3と対向するシュート
4には、撮像手段5(後述)の支承部6を支承するとと
もに、支承部材6に形成された断面略円形の開口部6a
を、シュート3の溝3aに臨ませる孔4aが形成されて
いる。また、シュート3とシュート4との間にはスリッ
ト板12(後述)が配設されている。また、スリット板
12、シュート3およびシュート4は、撮像手段5の照
射光を吸収する性質を有する黒色の部材から構成されて
いる。一方、硬貨識別装置1には、図1および図2で示
すように、硬貨案内通路2に投入された各種硬貨X、Y
に照明光を直接照射するとともに、該照射により反射す
る円板体の表面を撮像する撮像手段5が配設されてい
る。この撮像手段5は、前記開口部6aが形成された支
承部材6と、支承部材6の開口部6aに向けて配設され
る環状の照明部7およびCCD撮像センサ8から構成さ
れている。また、このうちの支承部材6は、照明部7の
照射光を吸収する性質を有する黒色の部材から構成され
ている。また、支承部材6の開口部6aは、その外径
が、硬貨案内通路2を構成するシュート3の溝3aの幅
Wより若干大きくなるように形成されている。また、環
状の照明部7は、多数のLED7aから構成されてお
り、該LED7aは、開口部6aを形成する支承部材6
の内周面に配設されている。また、CCD撮像センサ8
は、照明部7を挟んで円板体案内通路2と対向する支承
部材6の略中央に配設されている。なお、図1および図
2では、各種硬貨のうち最大外径を有する硬貨Xが、硬
貨案内通路2内に投入された様子を代表して図示してお
り、また図1および図2では、照明部7である多数のL
ED7aの一部の図示を省略している。
【0012】また、撮像手段5の開口部6aには、各種
硬貨X、Yが開口部6aに侵入することを阻止する円板
体侵入阻止手段11が配設されている。この円板体侵入
阻止手段11は、上述したスリット板12から構成され
ている。このスリット板12には、図2で示すように、
三本のスリット12aが形成されており、該三本のスリ
ット12a以外の部分で開口部6aの一部を覆ってい
る。また、このスリット12は、図1の硬貨案内通路2
の長手方向に沿って形成されている。また、スリット板
12の幅は、図3で示すように、硬貨通路2を構成する
溝3aの幅Wより若干狭く、またスリット板12の側方
と溝3aのとの間に形成された各隙間の幅Qは、各種硬
貨のうち最小外径を有する硬貨Yの外径より小さい幅に
設定されている。また、このスリット板12に形成され
た各スリット12aの幅Sは、いずれも、各種硬貨のう
ち最小外径を有する硬貨Yの外径より小さく設定されて
おり、各スリット12aの各端部12bは、図3で示す
ように、テーパ形状に形成されている。また、各スリッ
ト12aは、撮像手段5の開口部6aの上方から下方ま
で延設されており、各スリット12aのうち、両側方に
位置する各スリット12aは内側のスリット12aより
も長く形成され、また、両側方の各スリット12aの上
方の端部12bは、いずれも内側のスリット12aの上
方の端部12bから所定距離t(t>0)、上方に位置
している。また、両側方の各スリット12aは、その下
方の端部12bが内側のスリット12aの端部12bか
ら所定距離t(t>0)、下方に位置するように延設さ
れている。なお、図3は、図1の硬貨識別装置1の撮像
手段5およびシュート4を取り除いた様子を示す概念側
面図で、特に硬貨Xが硬貨案内通路2内を通過する様子
を示す図である。また、スリット板12は、図2の要部
拡大図を示す図4のように、硬貨案内通路2に向けてス
リット12aを広げるように、各面12cが形成されて
いる。
【0013】このような構成の硬貨識別装置1による
と、各種硬貨について、硬貨Xの場合を代表して説明す
るように、硬貨Xが図示せぬ投入口を介して硬貨案内通
路2内に投入されると、該硬貨Xは、図1で示すように
硬貨案内通路2に沿って自由落下して、撮像手段5の開
口部6a側に案内される。
【0014】一方、撮像手段5の開口部6aには、該開
口部6aの全体を覆うガラス板等は配設されていないか
ら、硬貨案内通路2に沿って自由落下する硬貨Xが、撮
像手段5の開口部6a側に案内されると、該開口部6a
内に侵入し、撮像手段5に係合して硬貨案内通路2内で
詰まることも考えられる。しかしながら、この硬貨識別
装置1では、図2および図3で示すように、撮像手段5
の開口部6aに、該開口部6aの一部を覆うスリット板
12が配設されているから、硬貨案内通路2に沿って自
由落下する硬貨Xが、たとえ開口部6aが側を通過する
際に開口部6aに侵入しようとした場合であっても、該
硬貨Xはスリット板12のスリット12a以外の部分に
衝突し、硬貨Xが開口部6aに侵入することは阻止され
るので、該硬貨Xが撮像手段に係合して硬貨案内通路2
内で詰まるという虞は可及的に防止され、これにより硬
貨Xは安定搬送されることとなる。なお、この硬貨識別
装置1では、地面に対し垂直方向に形成された硬貨案内
通路2内において、各種硬貨Xを安定搬送することがで
きるので、該硬貨Xの安定搬送のため、従来のように硬
貨案内通路52を地面に対する法線方向から所定角度G
(G>0)傾ける必要もなく、これにより紙幣識別装置
1の小型化を図ることもできる。また、このように硬貨
案内通路2内を搬送される硬貨Xが、図示せぬ通過セン
サに基づき、撮像手段5の開口部6a側に案内されたこ
とが検出されると、図2の撮像手段5は、図3で示すよ
うに、開口部6aに露出する硬貨X(図3の斜線部分)
を照明部によって、直接照射するとともに、該照射によ
り反射する硬貨Xの表面(図3の斜線部分)をCCD撮
像センサ8によって撮像するので、この撮像された撮像
した硬貨の撮像データと、予め記憶した円板体の画像デ
ータとを比較して、円板体の種類又は真偽の識別を行
う。このように第1の実施例の硬貨識別装置1では、開
口部6aには、該開口部6aの全体を覆うガラス板等は
配設されておらず、開口部6aの一部がスリット板12
によって覆われるのみであるから、硬貨X(図3の斜線
部分)に直接光を照射させることができ、そのため、開
口部6aの全体を覆うガラス板を配設したタイプの従来
の硬貨識別装置51、53に比べて、硬貨の種類又は真
偽の識別精度を向上させることができ、これにより釣り
銭の払い出しを確実に行うことができる。また、撮像手
段5の照明光が照射されるスリット板12は、照射光を
吸収する性質を有する黒色の部材から構成されているか
ら、撮影した画像データでは、硬貨案内通路2の背面と
硬貨X(図3の斜線部分)とのコントラストが明らかと
なり、そのため、硬貨の種類または真偽の識別性を向上
させることができる。
【0015】なお、この硬貨識別装置1では、硬貨案内
通路2の幅Wは、図3で示すように、硬貨Xの外径より
若干大きく形成されているから、硬貨Xが硬貨案内通路
2内を搬送される際、硬貨案内通路2の幅方向に移動す
るが、各スリット12aの幅S、およびスリット板12
と硬貨案内通路2を構成する溝3aとの間の各隙間の幅
Qは、最小外径である硬貨Yの外径より小さく設定され
ているから、硬貨Xが、図5の硬貨X1で示すように、
硬貨案内通路2の幅方向左端に移動した場合、図5の硬
貨X2で示すように、硬貨案内通路2の幅方向略中央に
ある場合、図5の硬貨X3で示すように、硬貨案内通路
2の幅方向右端に移動した場合のいずれも場合であって
も、該硬貨X1、X2、X3が、各スリット12aや、
スリット板12側方と溝3aとの間の各隙間から開口部
6aに侵入して撮像手段11に係合し、硬貨案内通路2
内で詰まる虞は可及的に防止され、これにより、硬貨X
を安定搬送することができる。また、このように、硬貨
Xが各スリット12aやスリット板12と溝3aとの間
の各隙間から開口部6aに侵入して撮像手段5に係合し
硬貨案内通路2内で詰まる虞を可及的に防止できるとい
う作用効果は、各種硬貨のいずれの硬貨の場合であって
も達成される。なお、最小外径の硬貨Yが硬貨案内通路
2内を搬送される場合について、更に説明すると、硬貨
Yが、図6の硬貨Y1で示すように、硬貨案内通路2の
幅方向左端に移動した場合、図6の硬貨Y2で示すよう
に、硬貨案内通路2幅方向の略中央にある場合、図6の
硬貨Y3で示すように、硬貨案内通路2の幅方向右端に
移動した場合のいずれも場合であっても、各スリット1
2aの幅Sや、スリット板12側方と溝3aとの間の各
隙間の幅Qは、硬貨Y1、Y2、Y3の外径より小さく
設定されているから、硬貨Y1、Y2、Y3が、各スリ
ット12aや、スリット板12側方と溝3aとの間の各
隙間から開口部6aに侵入して撮像手段11に係合し硬
貨案内通路2内で詰まるという虞は可及的に防止され
る。
【0016】また、この硬貨識別装置1では、各種硬貨
X、Yが各スリット12を通過する際、最初に通過する
部分であるスリット12aの端部12bを、テーパ形状
に形成しているから、硬貨案内通路2a内を案内される
各種硬貨X、Yは、スリット8aの端部8bにまず点接
触し、その後スリット12aの縁に沿って案内される。
したがって、各種硬貨X、Yは、硬貨案内通路2内で詰
まることなく安定搬送される。また、スリット板12に
は、図4で示すように、硬貨案内通路2に向けてスリッ
ト8aを広げるように、面8cが形成されているから、
硬貨案内通路2を通過する各種硬貨X、Yがスリット1
2aに係合することを可及的に防止することができ、こ
れにより該硬貨を安定搬送することもできる。さらに、
各スリット12aは開口部6aの上方から延設されてお
り、またこのうちの両側方のスリット12aは、その上
方の端部12bが、内側のスリット12aの上方の端部
12bより上方に位置しているから、上述したようにス
リット12aに沿って搬送される場合、各種硬貨X、Y
はまず両側方のスリット12aの縁に摺接して、硬貨案
内通路2の通路面に可及的に平行に案内され、その後、
該硬貨X、Yの略中央部が内側のスリット12aの縁に
支持される。そのため、各種硬貨X、Yは、その表面が
撮像手段5に対し可及的に垂直方向に配置された姿勢
で、開口部6a側に案内される。また、各スリット12
aは開口部6aの下方まで延設されており、両側のスリ
ット12aの下方の端部12bは、内側のスリット12
aの下方の端部12bより下方に位置しているから、上
述した各種硬貨X、Yの姿勢は、該硬貨X、Yが開口部
6aを通過するまで維持される。そのため、各種硬貨
X、Yは、照明光が照射される撮像手段5の開口部6a
の範囲、すなわち、撮像手段5の撮像範囲内で、その表
面が、撮影手段4に対し可及的に垂直方向に配置され、
これにより、各種硬貨の種類または真偽の識別精度が向
上する。
【0017】また、上述した第1の実施例の硬貨識別装
置1では、硬貨脱出阻止手段11は、図1で示すよう
に、スリット板12から構成されることがしたが、この
発明では、硬貨脱出阻止手段11はスリット板12に限
定されず、撮像手段5の開口部6aに配設され、該開口
部6aの一部を覆う部材であればよく、たとえば、開口
部6aに張設されるワイヤから構成されていてもよい。
次に、硬貨脱出阻止手段11が、開口部6aに張設され
る複数本のワイヤから構成された第2の実施例の硬貨識
別装置について説明する。図7は、第2の実施例の硬貨
識別装置21の要部概念破断面図であり、図8は、図7
の拡大BB概念断面図である。また、図9は、図7の硬
貨識別装置の撮像手段5、およびシュート4を取り除い
た状態を示す概念側面図である。なお、図7、図8およ
び図9では、図1乃至図6と同一部分を同一符号で示し
ている。この第2の実施例の硬貨識別装置21では、図
7、図8および図9で示すように、開口部6aの一部を
覆う硬貨脱出阻止手段11が、開口部6aに張設される
複数本のワイヤ22から構成されている。
【0018】この各ワイヤ22は、それぞれ、各止め具
29によりシュート4に張設されている。また、各ワイ
ヤ22は、照射光を吸収する性質を有する黒色のワイヤ
である。
【0019】また、図9で示すように、各ワイヤ22間
の幅S、および各ワイヤ28のうち両側に位置する各ワ
イヤ22と溝3aの縁との間に形成された各隙間の幅Q
は、いずれも、各種硬貨のうち最小外径を有する硬貨Y
の外径より小さい幅に設定されている。なお、図7、図
8および図9では、各種硬貨のうち最大外径を有する硬
貨Xが、硬貨案内通路2内に投入された場合を代表して
図示している。また、図7および図8では、照明部7で
ある多数のLED7aの一部の図示を省略している。
【0020】この第2の実施例の硬貨識別装置21で
は、開口部6aには、該開口部2aの全体を覆うガラス
板等は配設されておらず、該開口部6aの一部を覆う硬
貨脱出阻止手段11として、該開口部6aに張設される
複数本のワイヤ22が配設されているから、案内通路2
に沿って自由落下し、開口部側に案内された各種硬貨X
がたとえ開口部6aに侵入しようとしても、該硬貨Xは
ワイヤ22に衝突して、開口部6aに侵入することを阻
止されるので、該硬貨Xが撮像手段5に係合して硬貨案
内通路2内で詰まる虞は可及的に防止される。したがっ
て、各種硬貨Xは安定搬送されることとなる。なお、こ
のように第2の硬貨識別装置では、地面に対し垂直方向
に形成された硬貨案内通路2内において、各種硬貨Xを
安定搬送することができるので、硬貨を安定搬送するた
め、従来のように案内通路52を地面に対する法線方向
から所定角度G(G>0)傾ける必要もなく、これによ
り紙幣識別装置21の小型化を図ることはいうまでもな
い。
【0021】また、この第2の実施例の硬貨識別装置2
1では、撮像手段5の開口部6aには、該開口部6aの
全体を覆うガラス板等は配設されておらず、開口部6a
の一部がワイヤ22によって覆われるのみであるから、
開口部6a側に案内された各種硬貨X(図9の斜線部
分)に直接照明光を照射させることができ、そのため、
開口部6aの全体を覆うガラス板を配設したタイプの従
来の硬貨識別装置51、53に比べて、硬貨の種類又は
真偽の識別精度を向上させることができ、これにより釣
り銭の払い出しをより確実に行うことができる。なお、
図9で示す硬貨Xの斜線部分が、開口部6aに向け露出
する部分であり、撮像手段5は該露出部分を撮像する。
【0022】また、硬貨侵入阻止手段11であるワイヤ
22は、照射光を吸収する性質を有する黒色のワイヤか
ら構成されているから、撮影した画像データでは、硬貨
案内通路2の背面と各種硬貨X(図9の斜線部分)との
コントラストが明らかとなり、そのため、硬貨の種類ま
たは真偽の識別性が向上する。
【0023】また、第2の実施例の硬貨識別装置21で
は、硬貨案内通路2の幅Wは、最大外径の硬貨Xより若
干大きく形成されているから、各種硬貨Xが硬貨案内通
路2内を搬送される際、硬貨案内通路2の幅方向に移動
するが、各ワイヤ22間の幅S、および両側のワイヤ2
2と溝3aの縁との間の各隙間の幅Qは、最小外径であ
る硬貨Yの外径より小さく設定されているから、図10
で示すように、各種硬貨Yが硬貨案内通路2の幅方向左
端、幅方向略中央、または幅方向右端に移動した場合で
あっても、各種硬貨Yが、各ワイヤ22の間や、両側の
ワイヤ22と溝3aの縁との間の各隙間から開口部6a
に侵入して撮像手段11に係合することは阻止され、こ
れにより硬貨案内通路2内で詰まるという虞は可及的に
防止されて、各種硬貨Yは安定搬送されることとなる。
なお、図10は、各種硬貨のうち、最小外径を有する硬
貨Yが開口部6a側を通過する様子を代表して示した図
である。なお、各ワイヤ22は、図9で示すように、開
口部6aの上方から下方まで張設されているから、各種
硬貨Xはワイヤ22に摺接して搬送され、そのため該硬
貨Xはその表面が撮像手段5に対し可及的に垂直方向に
配置された姿勢を可及的に維持されて、開口部6aの上
方から下方へ案内される。したがって、各種硬貨Xは、
照明光が照射される撮像手段5の開口部6aの範囲、す
なわち、撮像手段5の撮像範囲内で、その表面が撮影手
段5に対し可及的に垂直方向に配置され、これにより、
硬貨の種類または真偽の識別精度が向上する。
【0024】また、第2の実施例の硬貨識別装置21で
は、開口部6aを覆っているワイヤ22の止め具29を
微調整することにより、該ワイヤ22の張設状態を変更
し、これにより硬貨の安定搬送を図ることもできる。ま
た、第2の実施例の硬貨識別装置21では、硬貨脱出阻
止手段11は、図1で示すようにワイヤ22から構成さ
れることがしたが、この発明では、硬貨硬貨脱出阻止手
段11は、ワイヤ22や上述したスリット板12に限定
されず、撮像手段5の開口部6aに配設され、該開口部
6aの一部を覆う部材であればよく、たとえば、複数の
貫通孔が形成された板部材から構成されていてもよい。
【0025】次に、硬貨脱出阻止手段11が、複数の貫
通孔が形成された板部材から構成された第3の実施例の
硬貨識別装置について説明する。この第3の実施例の硬
貨識別装置31は、撮像手段5の開口部6aの一部を覆
う硬貨脱出阻止手段7として、図1で示す第1の実施例
の硬貨識別装置1のスリット板12に代え、図11およ
び図12で示すように、複数の貫通孔32aが形成され
た板部材32を配設している。なお、図11は、第3の
実施例の硬貨識別装置31の要部概念側面図であって、
硬貨識別装置31のシュート4および撮像手段5を取り
除いた様子を示す概念側面図である。また、図12は、
第3の実施例の硬貨識別装置31の概念断面図である。
また、図11および図12では、図1乃至図10と同一
部分を同一符号で示している。また、図12では、照明
部7である多数のLED7aの一部の図示を省略してい
る。
【0026】一方、この板部材32は、照射光を吸収す
る性質を有する黒色の板部材であって、該複数の貫通孔
32a以外の部分で撮像手段5の開口部6aの一部を覆
っている。また、板部材32の幅は、図11で示すよう
に硬貨案内通路2を構成する溝3aの幅Wより若干狭く
形成されている。
【0027】また、板部材32には、複数の貫通孔32
aと、略半円形状の複数の切り欠32bが形成されてお
り、このうちの複数の貫通孔32aのうち、1つの貫通
孔32aは、照明光が照射される撮像手段5の開口部6
aの中心部に配置されている。また、中心部に位置する
貫通孔32a以外の貫通孔32aは、中心部に位置する
貫通孔32aを挟んで、互いに、他の貫通孔32aと対
向している。また、板部材32は、図12の要部拡大図
を示す図13のように、案内通路2に向けて各貫通孔3
2aおよび各切り欠32bを広げるように、各面8cが
形成されている。また、図11で示すように、各貫通孔
28の外径S、及び板部材32の側方の各切り欠32b
と溝3aとの間に形成された各隙間の幅Qは、いずれも
各種硬貨のうち最小外径を有する硬貨Yの外径より小さ
い幅に設定されている。この第3の実施例の硬貨識別装
置31では、開口部6aには、該開口部6aの全体を覆
うガラス板等は配設されておらず、該開口部6aの一部
を覆う硬貨脱出阻止手段11として、複数の貫通孔32
aが形成された板部材32が配設されているから、案内
通路2に沿って自由落下し、開口部6a側に案内される
各種硬貨Xが、たとえ撮像手段5の開口部6aに侵入し
ようとしても、各種硬貨Xは板部材32の貫通孔32a
及び切り欠32b以外の部分に衝突し、該硬貨Xが開口
部6aに侵入することは阻止されるので、該硬貨Xが撮
像手段5に係合して硬貨案内通路2内で詰まる虞は可及
的に阻止され、これにより各種硬貨Xは安定搬送される
こととなる。なお、図11および図12では、各種硬貨
のうち最大外径を有する硬貨Xが、硬貨案内通路2内に
投入された場合を代表して図示している。なお、このよ
うに第3の実施例の硬貨識別装置31では、地面に対し
垂直方向に形成された硬貨案内通路2内において、各種
硬貨Xを安定搬送することができるので、各種硬貨を安
定搬送するため従来のように円板体案内通路52を地面
に対する法線方向から所定角度G(G>0)傾ける必要
もなく、これにより、硬貨識別装置31の小型化を図る
ことはいうまでもない。
【0028】また、この第3の実施例の硬貨識別装置3
1では、開口部2aには、該開口部2aの全体を覆うガ
ラス板等は配設されておらず、開口部2bの一部が板部
材32によって覆われるのみであるから、開口部6a側
に案内された各種硬貨X(図11の斜線部分)に直接照
明光を照射させることができ、そのため、開口部6aの
全体を覆うガラス板を配設したタイプの従来の硬貨識別
装置51、53に比べて、硬貨の種類又は真偽の識別精
度を向上させることができ、これにより、釣り銭の払い
出しをより確実に行うことができる。
【0029】なお、図11で示す硬貨Xの斜線部分が、
開口部6aに向け露出する部分であって、撮像手段5は
該露出部分を撮像する。
【0030】また、硬貨侵入阻止手段11である板部材
32は、照射光を吸収する性質を有する黒色の板部材3
2から構成されているから、撮影した画像データでは、
硬貨通路2の背面と各種硬貨X(図11の斜線部分)と
のコントラスト3が明らかとなり、そのため、硬貨の種
類または真偽の識別性が向上する。
【0031】また、第3の実施例の硬貨識別装置31で
は、硬貨案内通路2の幅Wは、最大外径の硬貨Xより若
干大きく形成されているから、各種硬貨が案内通路2内
を搬送される際、案内通路2の幅方向に移動するが、各
貫通孔の外径S、及び側方に形成された切り欠32bと
溝3aとの間の各隙間の幅Qは、最小外径である硬貨Y
の外径より小さく設定されているから、各種硬貨Yが、
図14(a)で示すように、硬貨案内通路2の幅方向左
端、図14(b)で示すように、硬貨案内通路2の幅方
向略中央、または図14(c)で示すように硬貨案内通
路2の幅方向右端に移動した場合であっても、各種硬貨
が各貫通孔32a内や、切り欠32bと溝3aの縁との
間の各隙間から開口部6aに侵入することを防止でき、
そのため、該硬貨Yが撮像手段11に係合して硬貨案内
通路2内で詰まる虞は可及的に防止され、各種硬貨Yは
安定搬送されることとなる。また、板部材32は開口部
6aの上方から下方まで張設されているから、各種硬貨
X、Yは、板部材32に摺接して搬送され、該硬貨はそ
の表面が撮影手段4に対し可及的に垂直方向に配置され
た姿勢を可及的に維持されて、開口部6aの上方から下
方へ案内される。そのため、各種硬貨X、Yは、照明光
が照射される撮像手段5の開口部6aの範囲、すなわ
ち、撮像手段5の撮像範囲内で、その表面が撮影手段4
に対し可及的に垂直方向に配置され、これにより各種硬
貨の種類または真偽の識別精度が向上する。なお、この
第3の実施例の硬貨識別装置31(図11)のように、
硬貨侵入阻止手段11である板部材32の複数の貫通孔
32aのうち、1つの貫通孔32aを、開口部6aの中
心部に配置するとともに、該貫通孔32a以外の貫通孔
32aを、中心の貫通孔32aを挟んで、他の貫通孔3
2aと対向するように配置すると、各種硬貨Xの表面全
体をバランスよく撮像することができる。
【0032】なお、この各実施例の硬貨識別装置1、2
1、31では、撮像手段5はCCD撮像センサから構成
されることとしたが、本願の撮像手段は、CCD撮像セ
ンサに限定されず、円板体の表面模様を画像として得る
エリアセンサであればよく、撮像手段は、MOS型の固
体撮像センサから構成されていてもよい。
【0033】なお、この上述した各実施例では、本願発
明の円板体識別装置が、硬貨識別装置である場合につい
て説明したが、この発明の円板体識別装置は、硬貨識別
装置に限定されず、メダルの円板体の種類や真偽を識別
する円板体識別装置であってもよいことはいうまでもな
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の円板体
識別装置では、円板体を案内する案内通路の開口部に、
該開口部の一部を覆う円板体脱出阻止手段を配設したか
ら、案内通路に沿って自由落下する円板体が、開口部側
を通過する際、開口部に侵入しようとした場合であって
も、円板体脱出阻止手段が、円板体が開口部に侵入する
ことを阻止し、該円板体が撮像手段に係合して硬貨案内
通路内で詰まる虞を可及的に防止するので、これにより
円板体を安定搬送することができるとともに、撮影手段
の開口部はガラス板等で全体を覆われていないので、開
口部全体をガラス板で全体で覆ったタイプの従来の円板
体識別装置に比べて、円板体に直接光を照射させること
ができ、これにより円板体の種類又は真偽の識別精度を
向上させることができる。
【0035】したがって、この発明によれば、円板体の
識別精度を高く維持するとともに、円板体の安定搬送を
図る円板体識別装置を提供することができ、例えばこの
円板体識別装置を、自動販売機の硬貨識別装置に適用す
ると、釣り銭の払い出しが正確で、かつ、安定した動作
を行う自動販売機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る第1の実施例の円板体
識別装置を示す要部概念破断正面図。
【図2】図2は、図1のAA拡大概念断面図。
【図3】図3は、図1の硬貨識別装置の概念側面図。
【図4】図4は、図2の要部拡大図。
【図5】図5は、図1の円板体識別装置の動作を示す概
念側面図。
【図6】図6は、図1の円板体識別装置の動作を示す概
念側面図。
【図7】図7は、この発明に係る第2の実施例の円板体
識別装置を示す要部概念破断面図。
【図8】図8は、図7のBB拡大概念断面図。
【図9】図9は、図7の円板体識別装置の概念側面図。
【図10】図10は、図7の円板体識別装置の動作を示
す概念側面図。
【図11】図11は、この発明に係る第3の円板体識別
装置を示す要部概念側面図。
【図12】図12は、この発明に係る第3の実施例の円
板体識別装置を示す要部概念断面図。
【図13】図13は、図12の要部拡大図。
【図14】図14は、図11の円板体識別装置の動作を
示す概念側面図。
【図15】図15は、従来の円板体識別装置の要部概念
破断面図。
【図16】図16は、図15の円板体識別装置のDD拡
大概念断面図。
【図17】図17は、従来の円板体識別装置の概念破断
面図。
【符号の説明】 1、21、31…円板体識別装置 2…硬貨案内通路 5…撮像手段 6a…開口部 11…円板体脱出阻止手段 12…スリット板 12a…スリット 22…ワイヤ 32a…貫通孔 32…板部材 X、Y…円板体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月12日(2000.7.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板体案内通路に臨んで配設される開口部
    を有し、該開口部を介して前記円板体案内通路内の円板
    体に照明光を直接照射するとともに、該照射により反射
    する前記円板体の表面を撮像する撮像手段を具え、該撮
    像手段による撮像結果に基いて前記円板体を識別する円
    板体識別装置において、 前記照明光が照射される前記撮像手段の前記開口部に、
    該開口部の一部を覆って、前記円板体が前記開口部に侵
    入することを阻止する円板体侵入阻止手段を配設するよ
    うにしたことを特徴とする円板体識別装置。
  2. 【請求項2】前記円板体侵入阻止手段は、スリットが形
    成されたスリット板からなることを特徴とする請求項
    (1)記載の円板体識別装置。
  3. 【請求項3】前記円板体侵入阻止手段は、前記開口部に
    張設されるワイヤからなることを特徴とする請求項
    (1)記載の円板体識別装置。
  4. 【請求項4】前記円板体侵入阻止手段は、貫通孔が形成
    された板部材からなることを特徴とする請求項(1)記
    載の円板体識別装置。
JP2000205247A 2000-07-06 2000-07-06 円板体識別装置 Pending JP2002024895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205247A JP2002024895A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 円板体識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205247A JP2002024895A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 円板体識別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002024895A true JP2002024895A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18702369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000205247A Pending JP2002024895A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 円板体識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002024895A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110956735A (zh) * 2019-07-25 2020-04-03 日本金钱机械株式会社 硬币识别单元

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110956735A (zh) * 2019-07-25 2020-04-03 日本金钱机械株式会社 硬币识别单元

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6688449B1 (en) Image pickup device and pattern identification apparatus
JP5568798B2 (ja) 硬貨選別装置および硬貨判別用二次元撮像装置
JP2011248543A5 (ja)
JP5347692B2 (ja) 識別装置及び識別方法
JP2002024895A (ja) 円板体識別装置
JP5140510B2 (ja) 円板状物体外観検査装置
EP1383088A1 (en) Coin distinguishing method and device
CN106204896A (zh) 纸张类识别装置及确定纸张类有无动态安全线的方法
JP2018173750A (ja) 硬貨識別装置、硬貨処理装置および硬貨識別方法
EP1383087A1 (en) Coin distinguishing method and device
JP5000143B2 (ja) 不正防止センサ付メダルセレクタ
JP2003077026A (ja) 紙幣の真贋識別方法及びその装置
JP3648095B2 (ja) 硬貨判別装置
WO2021014978A1 (ja) コイン識別ユニット
JP4352858B2 (ja) 遊技機の投入メダル検知装置
JP2000076512A (ja) 硬貨処理装置
JP4077221B2 (ja) 硬貨画像識別装置
JP3897182B2 (ja) マイクロコード読取り装置
JP4077220B2 (ja) 硬貨画像識別装置
JP2007185343A (ja) 収納検知機能付メダルセレクタ
JP3618536B2 (ja) 硬貨判別装置
JP6792468B2 (ja) 硬貨識別装置、硬貨処理装置及び硬貨識別方法
JP4460924B2 (ja) 画像読取装置
JP4178256B2 (ja) 硬貨識別装置
JPH0235356B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070702

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080415