JP2002024565A - 物品受渡ボックスを用いた通信販売運用方法及びインタ−ネット通信販売運用方法 - Google Patents

物品受渡ボックスを用いた通信販売運用方法及びインタ−ネット通信販売運用方法

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JP2002024565A
JP2002024565A JP2001105280A JP2001105280A JP2002024565A JP 2002024565 A JP2002024565 A JP 2002024565A JP 2001105280 A JP2001105280 A JP 2001105280A JP 2001105280 A JP2001105280 A JP 2001105280A JP 2002024565 A JP2002024565 A JP 2002024565A
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正一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】好適な商品受渡しボックスの運用方法及びイン
タ−ネット通信販売運用方法を提供すること。 【解決手段】商品受渡しボックス5は不特定多数の人間
が集散する場所に数多く配置され、通信販売における購
入者1は自己が受け取りを希望する商品受渡しボックス
5を販売業者に指定することにより、自宅に不在がち又
は忙しくても商品受け取り可能な時間帯でその時間帯に
受け取り可能な場所で商品を確実かつ簡単に受け取るこ
とができる。運送業者3も何回も購入者1の自宅に配達
を試みる必要がなく、配送の労力とコストを低減するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品受渡しボック
スを用いた通信販売運用方法及びインタ−ネット通信販
売運用方法(Eコマ−スともいう)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンションなどの集合住宅におい
て、マンションの各ル−ムの居住者が宅配物を受け取る
ために、宅配ボックスなどと呼ばれる物品受渡ボックス
がエントランスホ−ルなどに設置することが行われてい
る。各ル−ムの居住者は、自己のル−ムを特定する識別
カ−ドやキ−を用いて宅配物を取り出したり、又は配送
を委託する宅配物を入庫したりし、運送業者などがそれ
らを入出庫する運用がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たマンション設置宅配ボックスは、館内の居住者しか使
用することができず、また、物品受け取り者がマンショ
ンすなわち自宅以外のたとえば勤務先や旅行先で受け取
りたいと考えてもそれができなかった。
【0004】また、今後発展が期待される電子コマ−ス
において、商品購入者への簡単確実な商品引渡しがその
発展のネックとなっていた。すなわち、従来の宅配方式
では、無数の購入者へ商品を渡すためには、各購入者の
自宅位置を確認し、かつ、購入者が在宅の時間帯内に出
向く必要が有り、共稼ぎや単身者などの不在がちの購入
者に対しては運送業者がなんども出向く必要があり、配
送コストの負担が商品価格を押し上げ、購入者の側でも
運送業者と約束した時間帯には在宅する必要が有り、便
宜性の点で改善が望まれていた。
【0005】また、現在進展中のEコマ−スでは、商品
を購入者に確実かつ速やかかつ低コストに配送する技術
と決済する技術の確立が望まれている。本発明は通信販
売や従来の宅配業務における上記問題点に鑑みなされた
ものであり、流通コストの削減と便宜性を向上した流通
方式を実現する商品受渡しボックスの運用方法及びイン
タ−ネット通信販売運用方法を提供することをその目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の商品受渡
しボックスの運用方法は、それぞれ独自に開閉制御可能
な扉を有する多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は
開扉を制御する制御部を有する多数の物品受渡しボック
スをそれぞれ不特定の人間がアクセス可能な多数の場所
に個別に設置し、購入者は、通信手段を通じて販売業者
又は前記販売業者の代理者に商品を注文する場合に前記
物品受渡ボックスのうちの一つを受け取り場所として指
定し、前記販売業者又は前記販売業者の代理者は、前記
指定された前記物品受渡ボックスの所定の空きの前記収
容室に前記商品を入庫し、前記購入者は、自己が指定し
た前記商品受渡しボックスに出向いて前記商品を出庫す
ることを特徴としている。
【0007】すなわち、本構成では、多数の物品受渡ボ
ックスを全国に展開し、購入者は自己が受け取りを希望
する地点近傍の最寄りの商品受渡しボックスを販売業者
に予め通知し、販売業者がこの商品受渡しボックスに商
品を配送するシステムを採用するので、マンション居住
者だけでなく全ての希望者が自己の希望する地点で商品
受渡しボックスを用いて商品を受け取ることができ、購
入者の便宜性が向上する。また、販売業者又はその代理
者としての運送業者も各購入者の自宅にまで到達する必
要がなく、その不在に悩まされることがないので、配送
効率を従来より格段に向上でき、配送コスト低減分を購
入者への価格低減の形でフィ−ドバックすることがで
き、従来のショップ販売方式に対する競争性を向上する
ことができる。
【0008】結局、本構成により実現されるEコマ−ス
発展における解決するべき課題であった商品最終配送ス
テ−ジの効率化によって、インタ−ネットを用いたEコ
マ−スの低コスト販売が実現することになり、従来の繁
雑で高い流通費用を必要とするショップ販売方式に対し
てEコマ−スを普及させることが期待することができ
る。
【0009】請求項2記載の構成によれば請求項1記載
の商品受渡しボックスの運用方法において更に、前記販
売業者は、前記購入者がアクセスする場合に前記購入者
が通知した住所に基づいて、その近隣の複数の商品受渡
しボックスの位置情報、地図又は道案内情報を報知す
る。
【0010】本構成によれば、購入者は自宅近傍の商品
受渡しボックスの位置、経路などを容易に知ることがで
きるとともに、販売業者が提示する近隣商品受渡しボッ
クスの一つを選択するだけで上記指定を簡単確実に行う
ことができ、商品受渡しボックス指定手続きを簡素化す
ることができる。
【0011】なお、この指定手続きはHTMLで記載さ
れたホ−ムペ−ジでクリックを繰り返すことで簡単に実
行できる他、電話などでも容易に行うことができる。
【0012】請求項3記載の構成によれば請求項1記載
の商品受渡しボックスの運用方法において更に、前記購
入者は、自己の住所とともに前記購入者が受け取り場所
として自宅近隣かそれ以外かを前記販売業者に報知し、
前記購入者は、自宅近隣以外を選択した場合に受け取り
場所のエリアに関する情報を前記販売業者に報知し、前
記販売業者は、前記エリア指定がなされた場合に、その
近隣の商品受渡しボックスを特定する商品受渡しボック
ス特定デ−タを前記購入者に報知することを特徴として
いる。
【0013】本構成によれば、購入者はまず受け取り場
所が自宅近傍か否かを選択し、自宅近傍でない場合にの
み受け取り場所を通知するので、自宅近傍の場合は住所
通知により購入者は販売業者に受け取り場所を一々教示
する必要がなく、受け取り場所指定手続きを簡素化する
ことができる。
【0014】なお、この選択手続きはHTMLで記載さ
れたホ−ムペ−ジでクリックを繰り返すことで簡単に実
行できる他、電話などでも容易に行うことができる。
【0015】請求項4記載の構成によれば請求項1記載
の商品受渡しボックスの運用方法において更に、前記販
売業者は、前記購入者が初めて注文したものか又は前に
注文した者かを調べ、前に注文したものであれば、過去
の記憶デ−タに基づいて前記商品受渡しボックスを特定
する商品受渡しボックス特定デ−タを前記購入者に提示
することを特徴としている。
【0016】本構成によれば、販売業者は、購入者が指
定する前に商品受け渡し場所の有力な候補を購入者に提
示することができ、購入者はそれらの一つを選択すれば
よいので、受け取り場所指定手続きを簡素化することが
できる。
【0017】請求項5記載の構成によれば請求項1又は
2記載の商品受渡しボックスの運用方法において更に、
各前記物品受渡ボックスは、それぞれ異なる愛称を有
し、前記購入者は、前記愛称を前記販売業者に通知する
ことにより前記商品受渡しボックスの指定を行うことを
特徴としている。
【0018】このようにすれば、たとえば電話やiモ−
ド携帯電話などの画面が小さく精細な地図を表示できな
い通信手段を通じての受け取り場所指定であっても、商
品受渡しボックスの指定が格段に容易となり、販売業者
が購入者へ表示するマップ情報などの情報伝送コストや
通信時間も短縮でき、受け取り場所指定手続きが容易と
なる。
【0019】なお、愛称としては、商品受渡しボックス
の位置を想起させる言葉、たとえば「XXX小学校裏ボ
ックス」とか「YYY駅前ボックス」などという表現が
好ましい。
【0020】請求項6記載の構成によれば請求項1記載
の商品受渡しボックスの運用方法において更に、前記購
入者が前記注文を行う時、自宅受け取り又は商品受渡し
ボックス受け取りを含む複数の受け取り手段の選択を前
記販売業者又はその代理者に指定し、前記販売業者は前
記選択に関する情報を運送業者に送信し、前記運送業者
は選択された前記受け取り手段に基づいて配送を行うこ
とを特徴としている。
【0021】本構成によれば、購入者は必要に応じて従
来の自宅受け取り型の宅配方式と商品受渡しボックス型
の受け取り方式を選択できるので、老人家庭などにおい
ては商品受渡しボックスまで受け取りに行く必要がな
く、昼間不在勝ちな家庭では商品受け取りのために在宅
する必要がなく、購入者の状況に合わせて受け取り利便
性を向上することができる。
【0022】請求項7記載の構成によれば請求項1記載
の商品受渡しボックスにおいて更に、各前記商品受渡し
ボックスは、通信回線を通じて商品受渡しボックス集中
管理コンピュ−タに定期的又は必要に応じて又は常時接
続され、前記商品受渡しボックスは、入庫又は出庫又は
保管状況に関する保管デ−タを前記商品受渡しボックス
集中管理コンピュ−タに報告し、前記商品受渡しボック
ス集中管理コンピュ−タは必要に応じて前記販売業者又
はその代理者又は購入者に前記保管デ−タを通知するこ
とを特徴としている。
【0023】本構成によれば、商品の入庫、出庫、在
庫、商品受渡しボックスの現在又は将来の空き情報など
を容易に把握することができ、商品紛失事故を低減し、
受け取り催促などにより商品受渡しボックスの稼働率低
下抑止も実現することができる。また、各商品受渡しボ
ックスの今後の使用状況を集中管理することができるの
で、特定の商品受渡しボックスが満杯となることを防ぐ
ことができる。たとえば、各商品受渡しボックスについ
て入庫予定を把握できるため、もし所定商品の入庫予定
期間にこの商品受渡しボックスが商品満杯となる場合に
は購入者に他の商品受渡しボックスを選択するように要
請することができる。
【0024】請求項8記載の構成によれば請求項1記載
の商品受渡しボックスの運用方法において更に、各前記
商品受渡しボックスは、通信回線を通じて商品受渡しボ
ックス集中管理コンピュ−タに定期的又は必要に応じて
又は常時接続され、前記購入者から決済可能カ−ドが提
示される場合に、前記通信回線を通じて決済を行うこと
を特徴としている。このようにすれば、購入者は商品受
渡しボックス付属のオンライン決済手段を用いて商品入
庫確認後に支払うことができるので、支払ったのに商品
が入庫しないという事故を防止することができる。
【0025】請求項9記載の商品受渡しボックスの運用
方法によれば、それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有す
る多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御
する制御部を有する物品受渡しボックスを設置し、購入
者は、通信手段を通じて販売業者又は前記販売業者の代
理者に商品を注文し、前記販売業者又は前記販売業者の
代理者は、前記物品受渡ボックスの所定の空きの前記収
容室に前記商品を入庫し、前記販売業者又は前記販売業
者の代理者又は前記商品受渡しボックスは、前記入庫後
に前記購入者に着荷を電話又はメ−ルにて通報し、前記
購入者は、前記商品受渡しボックスに出向いて前記商品
を出庫することを特徴としている。
【0026】本構成によれば、購入者は商品受渡しボッ
クスに着荷したことを知ることができるので、無駄に足
を運んだり、既に着荷しているのに待機していたりする
ことがなく、希望商品を最短待機時間で入手することが
でき、極めて利便性に優れる。この着荷通知は商品受渡
しボックスから発せられてもよく、各商品受渡しボック
スを管理する商品受渡しボックス集中管理コンピュ−タ
から発せられてもよく、運送業者が発してもよい。な
お、これら着荷発信源は予め購入者の電話番号又はメ−
ルアドレスを受け取っているものとし、たとえば購入者
が着荷報知を希望する場合にのみ上記着荷報知を行い、
この場合に販売業者はこの着荷報知に要する通信費用を
価格に上乗せすることができる。
【0027】請求項10記載の商品受渡しボックスの運
用方法は、それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有する多
数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御する
制御部を有する物品受渡しボックスを設置し、購入者
は、通信手段を通じて販売業者又は前記販売業者の代理
者に商品を注文する際に前記購入者が所持する他組織発
行のカ−ドのカ−ド番号を前記販売業者又は前記販売業
者の代理者に通知し、前記販売業者又は前記販売業者の
代理者は、前記商品を前記物品受渡ボックスの所定の空
きの前記収容室に前記商品を入庫するとともに前記カ−
ド番号を前記所定の収容室の番号とペアで前記商品受渡
しボックスの制御部に記憶させ、前記購入者は、前記選
択された商品受渡しボックスの制御部に前記カ−ドを提
示するか又は前記カ−ド番号を入力し、前記商品受渡し
ボックスの制御部は、入力された前記カ−ド番号と自己
が記憶する前記カ−ド番号が一致する場合に前記一致デ
−タとペアをなす前記番号をもつ前記収容室を解錠又は
開扉して前記購入者による前記商品の出庫を可能とする
ことを特徴としている。
【0028】本構成によれば、クレジットカ−ド、キャ
ッシュカ−ド、銀行通帳、健康保険証、運転免許証な
ど、他組織が既に個人ごとに個別に記載したカ−ド(文
書もカ−ドとみなす)の番号に基づいて出庫者を特定す
るので、購入者は一々暗号などを記憶する必要がなく、
常時携帯するこれらカ−ドにより確実に出庫を行うこと
ができる。また、他者にこのカ−ドを渡して代理受け取
りしてもらうこともできる。
【0029】請求項11記載の商品受渡しボックスの運
用方法によれば、それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有
する多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制
御する制御部を有する物品受渡しボックスを設置し、購
入者は、前記商品受渡しボックスに近接して設置された
カ−ド提供装置にて配布されるとともに互いに異なる記
号が記録された前記カ−ドの一枚を取得し、通信手段を
通じて販売業者又は前記販売業者の代理者に商品を注文
する際に前記カ−ド記号を前記販売業者又は前記販売業
者の代理者に通知し、前記販売業者又は前記販売業者の
代理者は、前記商品を前記物品受渡ボックスの所定の空
きの前記収容室に前記商品を入庫するとともに前記カ−
ド記号を前記所定の収容室の番号とペアで前記商品受渡
しボックスの制御部に記憶させ、前記購入者は、前記選
択された商品受渡しボックスの制御部に前記カ−ドを提
示するか又は前記カ−ド記号を入力し、前記商品受渡し
ボックスの制御部は、入力された前記カ−ド記号と自己
が記憶する前記カ−ド記号とが一致する場合に前記一致
デ−タとペアをなす前記番号をもつ前記収容室を解錠又
は開扉して前記購入者による前記商品の出庫を可能とす
ることを特徴としている。
【0030】本構成によれば、購入者は自己を特定する
カ−ドを容易に取得することができるので、購入者識別
手続きが容易となる。また、他者にこのカ−ドを渡して
代理受け取りしてもらうこともできる。
【0031】請求項12記載の構成によれば請求項10
又は11記載の物品受渡ボックスを用いた通信販売運用
方法において更に、前記販売業者又は前記販売業者の代
理者は前記商品のパッケ−ジに前記カ−ド番号又はカ−
ド記号を表示したタグを添付し、前記商品受渡しボック
スは、前記商品が所定位置に所定姿勢で置かれた場合に
前記タグを読み取る読み取り手段を有することを特徴と
している。
【0032】本構成によれば、運送業者による商品受渡
しボックスへの出庫者確認デ−タの入力が容易となる。
【0033】請求項13記載の商品受渡しボックスの運
用方法によれば、それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有
する多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制
御する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法に
おいて、前記物品受渡ボックスは、入庫されてからの保
管期間をカウントする手段を有し、前記保管期間が所定
期間を過ぎた場合に前記商品の未受け取りを示すデ−タ
を前記販売業者又はその代理者に引き取りを促すことを
特徴としている。
【0034】本構成によれば、購入者が引き取りにこな
い場合に商品受渡しボックスの収容室が無駄に占有され
るのを防ぐことができ、また販売業者は販売不調に対す
る対策を速やかに開始することができる。
【0035】請求項14記載の商品受渡しボックスの運
用方法によれば、それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有
する多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制
御する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法に
おいて、前記物品受渡ボックスは、入庫されてからの保
管期間をカウントする手段を有し、前記購入者が所定期
間経過後に前記受け取りを行う場合に超過保管料を請求
することを特徴としている。
【0036】本構成によれば、物品受渡ボックスのいた
ずらな占有に対してその補償を行うことができる分だ
け、早期の出庫を行う購入者には低保管コストでサ−ビ
スを提供することができる。
【0037】請求項15記載の商品受渡しボックスの運
用方法によれば、それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有
する多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制
御する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法に
おいて、前記物品受渡ボックスは、入庫されてからの保
管期間をカウントする手段を有し、前記商品受渡しボッ
クス又は前記販売業者又は前記販売業者の代理者は、前
記保管期間が所定期間を経過した場合に、前記購入者に
出庫を促す送信を行うことを特徴としている。
【0038】本構成によれば、購入者が出庫を忘れたり
した場合でもそれを督促するので、商品受渡しボックス
の収容室の稼働率を向上することができる。
【0039】請求項16記載の商品受渡しボックスの運
用方法によれば、それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有
する多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制
御する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法に
おいて、前記販売業者又は前記販売業者の代理者は、前
記商品のサイズに関するサイズデ−タを前記商品に添付
したタグに記載し、前記商品受渡しボックスは、前記タ
グを読み取ることによって得た前記サイズデ−タに基づ
いて解錠又は開扉すべき空きの前記収容室を決定するこ
とを特徴としている。
【0040】本構成によれば、運送業者などが最適な収
容室を選択する手間を省いたり、運送業者がいたずらに
大きい収容室を選択するのを防止することができる。
【0041】請求項17記載の商品受渡しボックスの運
用方法によれば、それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有
する多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制
御する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法に
おいて、前記物品受渡ボックスは、所定位置に置かれた
物品のサイズを計測するサイズ計測部を有し、計測した
前記サイズに基づいて解錠又は開扉すべき空きの前記収
容室を決定することを特徴としている。
【0042】本構成によれば、運送業者などが最適な収
容室を選択する手間を省いたり、運送業者がいたずらに
大きい収容室を選択するのを防止することができる。ま
た、商品のパッケ−ジにサイズを記載したタグを添付し
たり、運送業者がサイズをそれに関するデ−タを商品受
渡しボックスに入力する手間を省くことができ、更に、
個人が他の個人に物品を贈答する場合でも適切なサイズ
の収容室を提供することができるという効果を奏するこ
とができる。
【0043】請求項18記載の商品受渡しボックスの運
用方法によれば、それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有
する多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制
御する制御部を有する多数の物品受渡しボックスの運用
方法において、前記購入者の出庫後又は前記販売業者の
入庫後に前記扉を自力で閉じる自己閉扉機構と、前記扉
を電気的に施錠、解錠する錠部と、前記閉扉を検出する
閉扉検出センサを有し、前記制御部は、前記開扉検出
後、再び閉扉を検出した場合に前記扉を施錠することを
特徴としている。
【0044】このようにすれば、上記出庫後に空きの収
容室が開いたままとなって、誤ってなんらかの物品が入
庫されるという不具合や、入庫後の施錠ができずに商品
が購入者に渡らないという不具合を解消することができ
る。
【0045】請求項19記載の構成によれば請求項18
記載の物品受渡ボックスを用いた通信販売運用方法にお
いて更に、前記開扉検出後、再び閉扉を検出した場合
に、所定時間待機した後、前記施錠を行うことを特徴と
するので、入庫時又は出庫時に誤って一度開いた扉が閉
じて出庫時の出庫前又は入庫時の入庫前に扉が施錠され
てしまうという不具合を解消することができる。
【0046】請求項20記載の構成によれば請求項19
記載の物品受渡ボックスを用いた通信販売運用方法にお
いて更に、前記制御部は、前記施錠を行う前に前記施錠
を行うことを警告するので、請求項19記載の効果を一
層確実とすることができる。
【0047】請求項21記載のインタ−ネット通信販売
運用方法によれば、インタ−ネット上に開かれた多数の
販売業者のホ−ムペ−ジと運送業者の受け取り場所指定
用ホ−ムペ−ジとを含み、前記販売業者のホ−ムペ−ジ
は、前記受け取り場所に関する選択をなすためのエリア
を有し、前記エリアは、前記受け取り場所指定用ホ−ム
ペ−ジにリンクし、前記受け取り場所指定用ホ−ムペ−
ジは、購入者が自宅外の商品受け取り場所を入力可能と
なっており、前記運送業者は、前記商品受け取り場所に
前記購入者が注文した商品を配達することを特徴として
いる。
【0048】本構成によれば、多数の販売業者のホ−ム
ペ−ジ(厳密に言えばこれらホ−ムペ−ジを運用するコ
ンピュ−タ)がそれぞれ、購入者の商品受け取り場所の
指定に関するデ−タ処理、たとえば商品受け取り場所近
傍の地図や受け取りステ−ションの表示など、を行う必
要がなく、更に、販売業者が多数のインタ−ネットモ−
ルにホ−ムペ−ジ出店する場合でも各インタ−ネットモ
−ルのホ−ムペ−ジごとに購入者の商品受け取り場所の
指定に関するデ−タ処理を行う必要がなく、ホ−ムペ−
ジの作成、運営を格段に簡素化しつつ購入者による商品
受け取り場所選択を可能とすることができる。
【0049】また、販売業者は、上記購入者による商品
受け取り場所の指定により運送業者への運送依頼を自動
的に行うことができ、商品配送に関するデ−タ処理を一
層簡素化し確実化することができる。
【0050】なお、販売業者の商品販売用ホ−ムペ−ジ
と運送業者の受け取り場所指定用ホ−ムペ−ジとは同一
のコンピュ−タの記憶装置に格納されることができ、こ
の場合には一層、デ−タ処理を高速化することができ
る。
【0051】請求項22記載の構成によれば請求項21
記載のインタ−ネット通信販売運用方法において更に、
前記受け取り場所指定用ホ−ムペ−ジ(運送業者のコン
ピュ−タを含む)は、購入者が自宅外の商品受け取り場
所を入力した場合に、前記販売業者のホ−ムペ−ジから
前記配達すべき商品又は前記購入者に関するデ−タを読
み込むので、販売業者はこれらデ−タを運送業者に送信
する必要がなく、各販売業者のホ−ムペ−ジは一層簡素
な運営が可能となる。
【0052】請求項23記載の構成によれば請求項21
又は22記載のインタ−ネット通信販売運用方法におい
て更に、前記受け取り場所指定用ホ−ムペ−ジは、購入
者が自宅外の商品受け取り場所を入力した場合に、前記
商品受け取り場所に関連する情報を表示することを特徴
としている。
【0053】本構成によれば、各販売業者の各販売用ホ
−ムペ−ジは商品受け取り場所に関連する情報を購入者
に表示する必要がなく、各販売業者の各販売用ホ−ムペ
−ジを簡素に運営することができる。
【0054】請求項24記載の構成によれば請求項23
記載のインタ−ネット通信販売運用方法において更に、
前記配達場所指定用ホ−ムペ−ジは、購入者が自宅外の
配達希望場所を入力した場合に、前記配達希望場所近隣
に位置する受け取り場所を示す位置情報、地図又は道案
内情報を表示し、前記購入者は前記表示から自己が受け
取りを希望する受け取り場所を選択することを特徴とし
ている。
【0055】本構成によれば、購入者はホ−ムペ−ジ上
で簡単に自己の商品受け取り場所を選択することができ
(たとえばマップ上に特記された商品受け取り場所の一
つをクリックしたり、表で記載された商品受け取り場所
近傍の商品受け取りステ−ション名をクリックするなど
の方法で)、極めて簡単に商品受け取り場所を選択する
ことができ、購入者による商品受け取り場所指定に関す
る手続きを簡素化、確実化することができる。
【0056】請求項25記載の構成によれば請求項21
記載のインタ−ネット通信販売運用方法において更に、
前記配達場所指定用ホ−ムペ−ジは、前記購入者の過去
の受け取り場所を指定するエリアを有し、前記購入者が
前記過去の受け取り場所を指定するエリアを選択する場
合に、前記購入者又は前記販売業者のホ−ムペ−ジから
受け取った前記購入者の過去の取り引きに関する記憶情
報から前記過去の受け取り場所に関するデ−タを前記購
入者に表示し、前記購入者が前記過去の受け取り場所で
今回も受け取りたい場合にはその旨を前記配達場所指定
用ホ−ムペ−ジに入力することを特徴としている。
【0057】本構成によれば、購入者が自宅近傍以外で
受け取りを希望する場合でも、以前に受け取りを希望し
たことがある場所で今回も受け取りを希望する場合に
は、たとえば「以前に受取を希望した場所一覧」をクリ
ックし、そこに記載されたマップや場所名を更にクリッ
クするなどして簡単に自己の商品受け取り場所を運送業
者に通知することができる。
【0058】請求項26記載のインタ−ネット通信販売
運用方法によれば、インタ−ネット上に開かれた多数の
販売業者のホ−ムペ−ジと決済業者の決済用ホ−ムペ−
ジとを含み、前記販売業者のホ−ムペ−ジは、前記決済
業者に関する選択をなすためのエリアを有し、前記エリ
アは、前記決済用ホ−ムペ−ジにリンクし、前記決済用
ホ−ムペ−ジは、購入者によりオンライン決済が可能と
なっており、前記決済業者は、前記購入者が前記決済用
ホ−ムペ−ジ上でなした前記決済手続き所定の手順で実
行することを特徴としている。
【0059】本構成によれば、極めて多数かつ雑多な販
売業者のホ−ムペ−ジがそれぞれ決済に関するデ−タ処
理を行う必要がなく、更に、販売業者が多数のインタ−
ネットモ−ルに出店する場合でも各インタ−ネットモ−
ルのホ−ムペ−ジごとに決済に関するデ−タ処理を行う
必要がなく、各販売用ホ−ムペ−ジの作成、運営を格段
に簡素化しつつ決済を可能とすることができる。
【0060】更に、購入者は自己のクレジットカ−ド番
号などの決済に用いる重要なデ−タを各販売業者に直接
通知するのではなく、決済業者にそれを通知するので、
安全性を向上することができる。
【0061】また、販売業者は、上記購入者による決済
用ホ−ムペ−ジ上での決済手続きにより決済業者への決
済依頼を自動的に行うことができ、決済に関するデ−タ
処理を一層簡素化し確実化することができる。
【0062】請求項27記載の構成によれば請求項26
記載のインタ−ネット通信販売運用方法において更に、
前記決済用ホ−ムペ−ジは、前記購入者から受け取る前
記購入者識別情報に基づいて前記購入者の確認を行い、
かつ、前記販売業者のホ−ムペ−ジから代金の額を読み
込み、前記代金の額が前記購入者が現在支出可能な最高
金額の範囲内であれば決済を了承することを特徴として
いる。
【0063】本構成によれば、決済用ホ−ムペ−ジは、
購入者を確定した後、ただちに購入者に関する過去のデ
−タに基づいて信用供与額を決定するので、過大な決済
額を承認することによる支払い不能事故の発生を未然に
防止することができる。
【0064】請求項28記載の構成によれば請求項27
記載のインタ−ネット通信販売運用方法において更に、
前記決済用ホ−ムペ−ジは、前記購入者の口座残高又は
過去の支払い履歴又は各購入者ごとに決定した信用度合
いに基づいて前記現在支出可能な最高金額を決定するの
で、適切に最高決済額を設定することができる。
【0065】請求項29記載の構成によれば請求項26
記載のインタ−ネット通信販売運用方法において、前記
決済業者は、前記購入者が前記商品を受け取る予定日時
又は運送業者が前記購入者の自宅又は前記購入者の受け
取り希望場所に前記商品を配達した日時から所定期間経
過後まで、前記購入者の口座からの前記代金の引き落と
しを保留し、前記所定期間内に前記購入者が前記販売業
者に前記商品を返送し、前記販売業者がそれを受け取っ
た場合に、前記代金のうちの相当額については、前記購
入者の口座からの引き落としを中止することを特徴とし
ている。
【0066】本構成によれば、なんらかの事故又は販売
業者の故意により購入者が商品を受け取ることができな
いにもかかわらず、代金のみが販売業者の口座に振り込
まれてしまうという不具合を防止することができる。
【0067】また、実際に取得した商品が気に入らない
場合であれば所定期間内に速やかに販売業者に返送する
ことにより購入を中止し、確実に代金を返還してもらう
こともできる。なお、この購入者への返還は、商品の開
封以前であれば、商品返送時点で運送業者が決済業者に
連絡して行うことができるようにしてもよい。
【0068】請求項30記載の構成によれば請求項26
記載のインタ−ネット通信販売運用方法において、前記
決済業者は、前記購入者が前記商品を受け取る予定日時
又は運送業者が前記購入者の自宅又は前記購入者の受け
取り希望場所に前記商品を配達した日時から所定期間経
過後まで、前記購入者の口座から引き落とした前記代金
の前記販売業者の口座への振り込みを保留し、前記所定
期間内に前記購入者が前記販売業者に前記商品を返送
し、前記販売業者がそれを受け取った場合に、前記代金
のうちの相当額については、既に前記購入者の口座から
引き落とした前記代金のうちの相当額を再び前記購入者
の口座に振り込むことを特徴としている。
【0069】本構成によれば、なんらかの事故又は販売
業者の故意により購入者が商品を受け取ることができな
いにもかかわらず、代金のみが販売業者の口座に振り込
まれてしまうという不具合を防止することができる。ま
た、実際に取得した商品が気に入らない場合であれば所
定期間内に速やかに販売業者に返送することにより購入
を中止し、確実に代金を返還してもらうこともできる。
また、販売業者にとっても、購入者が商品を取得してい
るにもかかわらず代金を入手できないという事故を防止
することができる。なお、この購入者への返還は、商品
の開封以前であれば、商品返送時点で運送業者が決済業
者に連絡して行うことができるようにしてもよい。
【0070】
【発明を実施するための形態】本発明のオンライン決済
システムショップ併設商品受渡しボックスの運用方法の
各実施形態を以下に説明する。
【0071】
【実施形態1】本実施形態の概念図を図1に示す。な
お、この実施形態では、購入者は、自己のPCを用いた
電子コマ−ス(Eコマ−ス)によりこれを行うが通常の
電話やfaxや手紙などの旧来の通信手段を用いる場合
も本質的に同じであることはいうまでもない。
【0072】(注文段階) (購入商品特定情報、購入者特定情報及び決済方式特定
情報の送信) 「ステップS100」商品オーダー手順を図3に示す。
【0073】購入者は、家庭内のコンピュ−タ1又は電
話又はfaxなどの通信手段で販売業者のコンピュ−タ
2に自己の所持するカ−ドの番号を(その他、たとえ
ば、名前とID番号とのペアなどの種々の購入者特定情
報でもよい)を提示し、これによりコンピュ−タ2は購
入者を確認する。次に、購入者は商品を注文し、これに
より販売契約が成立する。
【0074】上記カ−ドとしては、他の信用ある組織又
は機関が発行し、各個人ごとに異なる番号や記号が記載
されたカ−ドや文書のうち、購入者が常時携帯するも
の、たとえば運転免許証やクレジットカ−ドやキャッシ
ュカ−ドなどとすることができる。この場合、購入者
は、後日の商品受渡しボックスからの商品出庫に際して
自己が常時携帯するカ−ドを参照しながら受け取り者確
認のための番号を商品受渡しボックスに入力することが
でき、あるいはこれらカ−ドを商品受渡しボックスに直
接読み取らせることができる。
【0075】また、各商品受渡しボックスにカ−ドを無
料で配布するカ−ド配布機や安価に取得できるカ−ド販
売機を設置してもよい。このカ−ドにはそれぞれ異なる
番号又は記号が記載されており、購入者は注文の前に、
このカ−ドを一枚取得しておき、このカ−ドの番号又は
記号を販売業者に通知する。このカードを商品受渡しボ
ックス5に読みとらせることにより商品受領時の購入者
識別のために利用することができる。なお、コンピュ−
タ2は、購入者確認手段の一助として注文段階で購入者
に関する情報である住所、氏名、電話番号などを要求す
ることができる。購入者は、この時、クレジットカ−ド
番号送信やオンライン決済などの手段で電子決済を完了
することもできる。両コンピュ−タ1、2は、直接交信
するのではなく、販売業者が契約する他のインタ−ネッ
トの一部をなすコンピュ−タにより契約を成立させても
よいことはもちろんである。
【0076】(配達場所設定)受け取る商品受渡しボッ
クスの指定手順を図4に示す。購入者又はコンピュ−タ
1は、自宅受け取りと自宅外受け取りのどちらかを決定
し、コンピュ−タ2に通知し、自宅受け取りの場合には
自宅住所を少なくとも通知する。たとえば、コンピュー
タ1は、購入者が自宅受け取り希望を示すエリアをクリ
ックしたかどうかを判別し(S200)、自宅受け取り
希望であれば、自宅受け取り希望を示す情報をコンピュ
−タ2に送信する(S202)。
【0077】購入者が自宅外受け取りを望む場合には、
購入者又はコンピュ−タ1は過去に受け取ったことがあ
る商品受渡しボックスでの受け取りを希望するかどうか
をコンピュ−タ2に通知する。たとえば、商品受渡しボ
ックス5による受け取り希望であれば、コンピュ−タ1
は商品受渡しボックス5を指定する画面を表示する(S
204)。
【0078】過去に受け取ったことがある商品受渡しボ
ックスでの受け取りが通知された場合、コンピュ−タ2
は、この購入者の過去の取り引き内容を自己の記憶装置
から抽出し、それをコンピュ−タ1又は購入者に通知す
る。購入者の商品受け取り場所がその中にあれば購入者
又はコンピュ−タ1はそれを選択して配達場所指定が完
了する。もちろん、コンピュ−タ1にインストールされ
たソフトウエアに過去の商品受渡しボックス5を記憶し
てもよい。
【0079】たとえば、コンピュ−タ1は自己の画面に
表示された商品受渡しボックス5指定画面において、過
去に受け取った商品受渡しボックス(P−BOXともい
う)5がクリックされたかどうかを判定し(S20
6)、さ特許庁提出書類.dotれたら、それをコンピュ−
タ2に送信し、コンピュ−タ1は、そのコンピュ−タ2
はこの購入者の過去に受け取ったP−BOXのうち、直
後の一週間で満杯でないP−BOXの一覧を表示し(S
208)、購入者がその一つを選ぶとそれをコンピュ−
タ2に送信する(S210)。なお、画面に表示された
前回受け取ったと同じ商品受渡しボックス5を選択し
て、簡単に商品受渡しボックス5を指定することもで
き、もしくはなにも指定がなく、かつ、最近の三ヶ月間
に受け取ったことがある場合には、その商品受渡しボッ
クス5に決定するようにすることもできる。
【0080】購入者が過去に受け取ったことがない商品
受渡しボックスでの受け取りを希望する旨をコンピュ−
タ2に通知する場合、コンピュ−タ2は、購入者にエリ
ア、地点又は商品受渡しボックスを指定するよう促し、
購入者又はコンピュ−タ1はそれをコンピュ−タ2に通
知する。この通知を受けたコンピュ−タ2は、この通知
が商品受渡しボックスの名称を示すものであれば、この
商品受渡しボックスの名称をコンピュ−タ1又は購入者
に再度送信し、購入者はコンピュ−タ2が通知する商品
受渡しボックスの名称が正しければそれでよい旨を通知
し、配達場所指定が完了する。
【0081】上記通知を受けた販売業者又はそのコンピ
ュ−タ2は、この通知が商品受渡しボックスの名称を示
すものではなく、地域又は地点を示すものであれば、そ
の地域又は地点を含む地図をコンピュ−タ1に送信し、
表示させる。購入者が地図表示手段なしに販売業者又は
そのコンピュ−タ2にアクセスしている場合にはたとえ
ば音声でその近傍の商品受渡しボックスの名称とそのロ
ケ−ションを通知する。
【0082】これらの通知を受けた購入者は、たとえば
上記地図上に特記された商品受渡しボックスをクリック
したりするなどして自己が商品受け取りを希望する商品
受渡しボックスを選択し、この選択結果をコンピュ−タ
2又は販売業者に通知する。これにより配達場所指定が
完了する。
【0083】たとえば、コンピュ−タ1は自己の画面に
表示された商品受渡しボックス5指定画面において、新
規ボックス希望を示す領域がクリックされたかどうかを
判定し(S212)、されたら、それをコンピュ−タ2
に送信し(S214)、コンピュ−タ2は、購入者の自
宅周辺の商品受渡しボックスの配置図及び全国の任意の
小エリアを特定できるツリー形状のエリア選択用の小ウ
インドウとをコンピュ−タ1に表示させる(S21
6)。
【0084】上記小エリアが指定された場合はそこの商
品受渡しボックス5の配置図を表示し、購入者は希望す
る商品受渡しボックス5を指定し、コンピュ−タ1はそ
れをコンピュ−タ2に送信する(S218)。
【0085】(配達日時設定)販売業者は、指定された
商品受渡しボックス5への自己の最短配達日時及び無料
保管期間、及び、その後の有料保管期間を報知する(S
102)ことが好ましく、購入者も、自己の最短受け取
り日時、又は、受け取り可能期間を販売業者に報知する
(S104)ことが好ましい。
【0086】コンピュータ2は、購入者の最短受け取り
日時が自己の最短配達日時より早ければ、自己の最短配
達日時以降に受け取ることを購入者に依頼し、購入者が
承諾すれば、自己の最短配達日時に配達することを業者
に指示する。また、なんらかの原因で配達できなかった
場合には、そのことを購入者に報知する。
【0087】配達必要期間は長いほど、配送コストは安
くなるので、購入者は、自己が最終的に負担する配送コ
ストの低減を要望する場合には通常配達を、高配達コス
トでの早期配達を希望する場合には特急配達を希望する
ことができる。
【0088】(オンライン決済)コンピュ−タ1はオン
ライン決済が選択されたかどうかを、購入者によるコン
ピュ−タ1の画面上の「オンライン決済を指定する領
域」のクリックの有無で判定し(S106)、クリック
されれば、オンライン決済を行う(S108)。
【0089】(商品配送段階)次に、販売業者又は販売
業者のコンピュ−タ2は、商品名、商品番号及び個数、
受け付け番号、決済情報、購入者情報、商品受渡しボッ
クスなどの配送情報を物流センタ−のコンピュ−タ3に
通知する。なお、ここで、商品番号は商品ごとに販売業
者が付した記号であり、受け付け番号はこの販売契約固
有の記号であり、決済情報は決済完了の有無を表示する
デ−タである。この実施例では、決済情報は、代引きの
有無のみをコンピュ−タ3に報知するものとする。
【0090】物流センタ−のコンピュ−タ3は、上記配
送情報を伝票に活字及びバ−コ−ドの形式で印刷し、こ
の伝票を該当商品を収容するパッケ−ジに貼付し、物流
センタ−のドライバ−がこのパッケ−ジを該当する商品
受渡しボックス4に配送する。
【0091】なお、本質的に、購入、決済後における商
品配送における必要な情報は商品に固定された商品特定
情報と、この商品を購入した購入者を特定するための情
報であり、それらは上記以外に公知の種々のものを用い
ることができるのは当然である。
【0092】(商品受渡しボックス5の構成)商品受渡
しボックス5は、駅、駅前、その他、不特定多数の人間
がアクセス可能な地点に配置される。商品受渡しボック
ス5は本質的に従来のマンション内に設置されている宅
配ボックスと同一の基本機能、構造を有する。すなわ
ち、商品受渡しボックス5は、後述するように独自に開
閉制御可能な扉を有する多数の収容室と、これら扉の開
閉を制御する制御部とを有している。この実施例では、
商品受渡しボックス5の上記制御部は、入力装置として
バ−コ−ドリ−ダ部、カ−ドリ−ダ、タッチパネル式デ
スプレイ、このデスプレイに表示されるソフトキ−ボ−
ド及びコンピュ−タ50を有する。
【0093】(入庫)上記ドライバ−が該当する商品受
渡しボックス5に到着すると、商品受渡しボックス5の
カ−ドリ−ダ部に自己を識別する運送業者識別情報カ−
ドを差し込み、これにより、商品受渡しボックス5の制
御部は、入庫であることを認識する。
【0094】次に、ドライバ−は商品受渡しボックス5
の商品認識部のパッケ−ジ載置面上にパッケ−ジを置
く。この時、パッケ−ジに貼付された伝票が下となるよ
う置く。パッケ−ジ載置面はガラス面となっており、こ
のガラス面の下部にレ−ザ−光反射式のバ−コ−ドリ−
ダが配置されている。バ−コ−ドリ−ダはガラス面を通
じてパッケ−ジに貼付された伝票の記載内容を読み取
る。
【0095】伝票には、パッケ−ジのサイズ情報、冷却
必要の有無を示す情報が記載されており、商品受渡しボ
ックス5のコンピュ−タ50はこれらの情報に基づいて
最適な空きの収容室を解錠又は開扉すると同時に、その
番号をデスプレイ(表示部)に表示し、更に、この扉又
はその近傍に設けられたランプを点滅させ、更に今回入
庫された収容室番号とその伝票記載情報特にその購入者
カ−ド番号とのペアを記憶する。
【0096】次に、ドライバ−はパッケ−ジをこの解錠
又は開扉した収容室に入庫し、扉を閉める。制御部は、
閉扉センサ及び電子制御により施錠、解錠可能な錠機構
を有しており、閉扉検出後、商品受渡しボックス50の
制御部はこの収容室の扉を施錠する。扉はバネなどによ
り自然に閉まるようになっており、たとえドライバ−が
扉を閉め忘れても自動で閉まる構造となっている。な
お、閉扉センサが閉扉を検出して3秒経過すると、商品
受渡しボックスの制御部は、「施錠します」との警報を
発し、この扉を施錠する。
【0097】施錠後、商品受渡しボックス5のコンピュ
−タ50は、ドライバ−が差し込んだカ−ドに受け取り
商品番号、入庫収容室番号、商品受渡しボックス名前
(番号)、日付時間などを記録し、ドライバ−はカ−ド
を抜き取って、入庫が完了する。
【0098】上記ドライバ−のカ−ドはドライバ−が物
流センタ−に戻った後、物流センタ−のコンピュ−タ3
の入力端末に差し込まれ、これにより商品入庫状況は物
流センタ−のコンピュ−タ3に記憶される。
【0099】物流センタ−のコンピュ−タ3は、上記入
庫が完了したことを認識した場合に、購入者のコンピュ
−タ1又は電話にメ−ル又は電話で着荷を報告する。な
お、このコンピュ−タ3又は1又は購入者への着荷報告
は、ドライバ−の車両に搭載したコンピュ−タに接続さ
れるカ−ドリ−ダに上記カ−ドを差し込んで実施しても
よく、あるいは商品受渡しボックス5が通信回線に接続
されている場合には、商品受渡しボックス5の制御部が
それを行ってもよい。これにより、購入者は無駄足を踏
んだりいたずらに待機することなく速やかにかつ確実に
出庫を行うことができる。
【0100】図5を参照して更に説明すると、商品受渡
しボックス5のコンピュ−タ50は、カード入力やID
番号などの入力によりアクセス者が配送業者か否かを判
定し(S300)、配送業者であれば、伝票が伝票読み
込み装置にセットされたかどうかを判定し(S30
2)、されたら、伝票記載情報を読み込んで記憶する
(S304)。
【0101】次に、伝票記憶データに基づいて最適な空
室を選択して(S305)、それを解錠するとともに空
室位置を報知し(S306)、空室への商品収納が完了
したかどうかを扉が閉じられたかどうかで判定し(S3
08)、閉じられたら施錠し(S310)、収納完了を
管理センターへ通信する(S312)。
【0102】管理センターは、商品受渡しボックス5か
ら商品収納完了を受信すると(S400)、それを購入
者に報知する(S402)。
【0103】(出庫)着荷を知った購入者は、商品受渡
しボックスに出向き、商品受渡しボックス5に自己が真
正な受け取り者であることの証拠として商品受渡しボッ
クス5のカ−ドリ−ダに上記カ−ドを差し込むか又はカ
−ド番号をキ−ボ−ドから入力する。注文段階及びこの
出庫段階において、このカ−ド番号に加えて暗号も追加
的に用いると一層、取り引き安全性が向上する。
【0104】次に、商品受渡しボックス5は、認識した
又は入力されたこれらカ−ド番号や暗号と、自己が記憶
するカ−ド番号、暗号とを照合し、一致する場合にこれ
らカ−ド番号とペアをなす収容室番号を抽出する。一致
しなければ一致しない旨を購入者に伝達してカ−ドを返
す。次に、上記カ−ド番号に相当する伝票から読み取っ
た代引きの有無を示す情報に基づいて、代引きの必要が
なければただちに後述する開扉段階に入り、代引きの必
要があればデスプレイに支払いを要求する表示を行う。
購入者はこのデスプレイの表示に従い、たとえばクレジ
ットカ−ドによる支払いを行い、商品受渡しボックス5
の制御部は、支払いが完了すればその旨を支払いが完了
すれば次の開扉段階へ進む。開扉段階では、商品受渡し
ボックス5の制御部は上記抽出した収容室番号を有する
収容室の解錠又は開扉を行い、その扉又は近傍のランプ
を点滅させる。購入者は教示された収容室からパッケ−
ジを取り出し、扉を閉める。制御部は扉が閉じたことを
検出して再び施錠する。
【0105】図5を参照して具体的に説明すると、着荷
を知った購入者は、商品受渡しボックスに出向き、商品
受渡しボックス5に自己が真正な受け取り者であること
の証拠として商品受渡しボックス5のカ−ドリ−ダに上
記カ−ドを差し込むか又はカ−ド番号をキ−ボ−ドから
入力するか又は自己を特定する他のカードを提示する。
【0106】コンピュ−タ50は、提示されたカードか
ら購入者を特定し(S314)、この情報とリンクする
商品があるかどうかを調べ(S316)、なければ、な
いことを報知し(S318)、あれば、料金を請求する
必要があるかどうかを確認し(S320)、料金請求の
必要があると判定した場合には料金を表示し(S32
2)、購入者がその料金を投入したかどうかを判定し
(S324)、料金支払いがなされれば、引き渡すべき
商品が収容された室の扉を解錠するとともにその位置を
購入者に知らせる(S326)。
【0107】その後、購入者が商品を出庫したかどうか
を調べ(S328)、出庫完了したと判定したら、施錠
を行って(S330)、商品引き渡し完了を管理センタ
ーに報知する。なお、これらの管理センターとの通信は
後でまとめて行うことができる。
【0108】図1において、6はカ−ド決済センタ−の
コンピュ−タであり、購入者のコンピュ−タ1又は販売
業者のコンピュ−タ2又は商品受渡しボックス5のコン
ピュ−タ50から入力されるクレジットカ−ド番号及び
代金に基づいて購入者の口座から引き落とし、該当する
金額を販売業者の口座に振り込む。
【0109】上記した商品受渡しボックス5の構成それ
自体は、従来の宅配ボックスやバ−コ−ドリ−ダ、カ−
ドリ−ダなどと本質的に同じであり、上記した各コンピ
ュ−タの動作も通常のコンピュ−タの一般的な動作とし
てもはや周知のものであるので、図示説明は省略するも
のとする。
【0110】なお、上記説明した実施形態では、運送業
者は自己を商品受渡しボックスに識別させるためのカ−
ドを商品受渡しボックス5のカ−ドリ−ダ部から読み込
ませて運送業者の確認を行ったが、このカ−ドをバ−コ
−ドカ−ドとすれば、商品受渡しボックス5はこのバ−
コ−ドリ−ダ部でそれを読み込むこともできる。図1に
おいて、実線はデ−タの流れを示す。
【0111】(変形態様1)上記実施形態1では、通信
販売商品の配送について説明したが、この商品受渡しボ
ックス5は、それ以外に従来のマンション設置宅配ボッ
クスと同様に、任意の依頼者から所定の第三者への荷物
の受け取り業務や、上記所定の第三者による上記任意の
依頼者からの上記荷物の出庫業務も行うことができる。
【0112】この場合、任意の依頼者は商品受渡しボッ
クス5に料金を投入して又はその他の決済により、商品
受渡しボックス5の情報入力装置に荷物送付の指示を出
し、これにより、この任意の依頼者と商品受渡しボック
ス5とは最適な空室の選択、収納を行うとともに、依頼
者や受け取り者を特定する情報も受け取り、これらの情
報を管理センターに送信する。管理センターは、受信情
報にしたがい運送業者に荷物の引き取りを依頼し、運送
業者は自宅又は受け取り者の指定する商品受渡しボック
ス5にそれを輸送し、管理センターに運送完了を報知す
る。管理センターは受け取り者に商品受渡しボックス5
への入庫を報知し、受け取り者は自己を特定する情報を
商品受渡しボックス5に入力して、該当荷物を受け取
る。
【0113】(変形態様2)商品受渡しボックス5にお
ける保管期間の長期化は、商品受渡しボックス5の稼働
率、利便性を低下させ、ランニングコストを増大させ
る。
【0114】そこで、予め決定した受け渡し日から実際
に購入者に渡しした日までの経過日数をカウントし、最
初の所定期間は無料とし、それが経過した後は、一日当
たり所定保管料を計算し、購入者が商品を受け取る際
に、購入者が商品決済を完了した後であっても、この保
管料の投入を行わない限り、商品を渡さないようにして
もよい。ある一定の超過期間を超えた場合は、管理セン
ターに連絡して商品を元に逆送して、商品受渡しボック
ス5を空けるようにしてもよい。また、管理センターか
ら購入者に商品引き取りを請求させてもよい。特に、商
品受渡しボックス5が読みとった商品情報により、食品
に関しては特に、この期日管理を短期化する好ましい。
各室に臭いセンサを設け、所定の腐敗臭の検出により管
理センターに確認を指令するようにしてもよい。
【0115】(変形態様3)商品受渡しボックス5は、
不特定多数が利用可能であるので、購入者が出庫した
後、閉扉するかどうかに不安があるので、各室の扉は自
動的に閉扉することが好ましい。
【0116】それには、扉をスプリングにより自動的に
閉まる形式とし、購入者の出庫のための期間のみ該当室
の扉を解錠するのが、最も簡単で故障が少ない機構であ
る。ただ、購入者が一度、開扉して商品を取り出す前に
誤って閉扉してしまうことがあるので、開扉後、所定期
間は閉扉しても施錠しないようにし、この所定期間後、
閉扉であれば、施錠することが好ましい。施錠直前に警
告することも可能である。
【0117】上記した商品受渡しボックス5の機構は、
もはや周知の技術で製造できることは明白であるので、
図示説明は省略する。各商品受渡しボックス5は、道路
沿い、特に人の集散地点に一定間隔で配置することが好
ましい。たとえば330平方メートル四方に商品受渡し
ボックス5を一つ設けるとすれば、1平方kmに約9台
設ければよく、日本では都市部面積を1万平方kmとし
た場合、9万台設ければよい。
【0118】
【実施形態2】本実施形態の概念図を図2に示す。な
お、この実施形態では、購入者は、自己のPC又は携帯
電話を用いた電子コマ−ス(Eコマ−ス)によりこれを
行う。 (注文段階)
【0119】購入者は、家庭内のコンピュ−タ1又はイ
ンタ−ネットのホ−ムペ−ジにアクセス可能な電話によ
り販売業者が運営する商品販売用のホ−ムペ−ジ21に
アクセスし、その注文画面210上で商品を示すエリア
211をクリックしてそれを選択する。また、数量を指
定するエリア212に購入数量を入力する。購入者は、
選択したエリア211の色変化により、そして/又は、
注文画面210上の選択済み商品表示エリア213にこ
の商品名や数量が表示されることにより、自己の商品選
択を確認することができる。次に、購入者は、注文画面
210上の購入者注文動作を示すエリア領域214をク
リックし、これにより注文動作が完了することになる。
なお、この注文画面210には、購入者を識別するため
の情報(例えば氏名、生年月日、電話番号、運転免許証
暗号など)を入力するためのエリア215があり、購入
者はここに必要なデ−タを入力する。また、注文画面2
10上には、この商品の詳細を説明するこのホ−ムペ−
ジ21のこの商品の詳細紹介画面にリンクが張られたエ
リア216や、販売業者の他の商品を示すこのホ−ムペ
−ジの他の注文画面などにリンクが張られたエリア21
7や、販売業者を紹介するこのホ−ムペ−ジ21の業者
紹介画面にリンクが張られたエリア218も存在する。
【0120】注文画面210上には、ホ−ムペ−ジ21
の購入者による商品受け取り場所の指定を促すためのエ
リア219が設けられており、エリア219は受け取り
場所指定画面310にリンクが張られている。したがっ
て、受け取り場所指定エリア219のクリックによりコ
ンピュ−タ1のデスプレイには受け取り場所指定画面3
10が表示される。なお、上記した注文エリア214の
クリックにより受け取り場所指定画面310に直接ジャ
ンプしてもよい。
【0121】(受け取り場所指定)受け取り場所指定画
面310は、配送業者が運営する配送用のホ−ムペ−ジ
31上に形成されており、この受け取り場所指定画面3
10上には、自宅受け取りを指定するエリア311、自
宅外かつ新規場所受け取りを指定するエリア312、自
宅外かつ過去に受け取ったことがある場所での受け取り
を指定するエリア313が設けられている。
【0122】なお、エリア214のクリックにより注文
を完了した購入者が受け取り場所指定画面310にジャ
ンプする際、ホ−ムペ−ジ21が受け取った上記購入者
情報(例えば氏名、生年月日、電話番号、運転免許証暗
号など)や商品番号、数量などは、購入者側のコンピュ
−タ1又は販売業者のホ−ムペ−ジ21又はそれとリン
クする販売業者のデ−タベ−ス20からこの配送業者の
ホ−ムペ−ジ31又はそれとリンクするデ−タベ−ス3
0に送信される。これらの情報は、受け取り場所指定画
面310上の所定のエリアに表示されてもよい。
【0123】受け取り場所指定画面310にて、購入者
が、自宅受け取りを指定するエリア311をクリックす
る場合、受け取り場所指定画面310は購入者が以前に
住所を入力していればそれを住所表示エリア314に表
示し、いままで入力していない場合には住所をこの住所
表示エリア314に入力するよう促し、入力が完了すれ
ば、それを自己のデ−タベ−ス30が記憶する真正な住
所表示であるかどうかを確認し、自宅受け取り時のそれ
が真正であれば受け取り場所指定が完了する。
【0124】購入者が自宅外かつ新規場所受け取りを指
定するエリア312を選択した場合には、その近傍に設
けられた受け取り場所入力用のエリア315へのアドレ
ス入力を購入者に促し、それが入力されれば、その場所
の地図を自己の地図デ−タベ−スから抽出して購入者の
コンピュ−タ1に表示させる。
【0125】この地図には、購入者指定場所近傍の受け
取り可能なスポット(たとえば、コンビニエンスストア
や商品受渡しボックスの位置)が赤丸で示されており、
購入者が自己が望む赤丸をクリックすると、更にこの赤
丸近傍の拡大マップ、この赤丸が示す受け取りスポット
の名称などを含む受け取りスポット近傍エリアの拡大表
示画面316が購入者のコンピュ−タ1に送信され、そ
のデスプレイに表示される。購入者は、この受け取りス
ポット近傍エリアの拡大表示画面316にて再度、赤丸
すなわち受け取りスポットをクリックすると、この受け
取りスポットの名称などが受け取りスポット名称表示エ
リア317に表示され、自宅外かつ新規場所受け取りに
おける受け取り場所指定が完了する。
【0126】自宅外かつ過去に受け取ったことがある場
所での受け取りを指定するエリア313がクリックされ
た場合には、ホ−ムペ−ジ31はそれとリンクする自己
のデ−タベ−ス30から購入者に関する上記情報に基づ
いてこの購入者の過去の受け取り場所を検索し、それが
一個であればその受け取りスポット近傍エリアの拡大表
示画面316を購入者のコンピュ−タ1に表示させ、複
数個であれば受け取りスポットの住所と名称のみを列記
した表318を表示し、購入者に選択を促し、購入者が
この表318から一つを選択すればその受け取りスポッ
ト近傍エリアの拡大表示画面316を購入者のコンピュ
−タ1に送信して表示させる。
【0127】次に、購入者が更にこの受け取りスポット
近傍エリアの拡大表示画面316上にて再度、赤丸すな
わち受け取りスポットをクリックすると、この受け取り
スポットの名称などが受け取りスポット名称表示エリア
317に表示され、自宅外かつ新規場所受け取りにおけ
る受け取り場所指定が完了する。
【0128】次に、購入者は、「決済手続き画面へ」と
記載されたエリア320をクリックして決済手続き画面
へ進む。すなわち、エリア320は、購入者による決済
手続きを促すためのエリアであり、決済手続き画面41
0にリンクが張られている。なお、上記各受け取り場所
指定完了によりただちにこの「決済手続き画面へ」へジ
ャンプすることも可能である。なお、この決済手続き画
面へのジャンプの際に上記購入者情報や商品名、価格、
数量などが受け取り場所指定画面310にリンクするデ
−タベ−スから決済手続き画面410にリンクするデ−
タベ−スに送信される。
【0129】なお、「決済手続き画面へ」と記載された
エリア320は決済の方法により、又は決済業者ごとに
複数配置してもよい。各エリアは、それぞれ異なる決済
方法又は異なる決済業者の「決済手続き画面」ホームペ
ージにリンクしている。 (決済手続き)
【0130】決済手続き画面410は、決済業者が運営
する決済用のホ−ムペ−ジ41上に形成されており、こ
の決済手続き画面410上には、決済に用いるカ−ドを
選択するためのエリア411〜415が設けられてい
る。各エリアはそれぞれ異なるカ−ドによる決済を指定
するためのものである。
【0131】購入者はこれらエリア411〜415から
自己が希望するカ−ドを表示するエリアを一つクリック
して選択する。次に、購入者はカ−ド番号や暗号などを
入力するための番号入力エリア416にカ−ド番号など
を入力し、入力が終わると、この決済手続き画面410
とリンクする決済業者のデ−タベ−スは、入力された番
号が購入者の真正なものであるかどうかを自己の記憶内
容から又はリンクするカ−ド業者のデ−タベ−スにて調
べ、真正でなければ手続きを中断し、真正なものであれ
ばそれを表示する。
【0132】次に、決済業者のデ−タベ−スはこのカ−
ド番号で支払うことができる最大支払い額を自己のデ−
タベ−ス又はカ−ド業者のデ−タベ−スから調べ、今回
の合計支払い金額がそれ以下かどうかを判定し、超えて
いなければ決済手続きを完了しそれを購入者のコンピュ
−タ1に通知し、超えていればそれを購入者に報知して
注文画面210に戻る。
【0133】また、決済手続き画面410にリンクする
決済業者のデ−タベ−スは決済完了を運送業者のデ−タ
ベ−ス及び販売業者のデ−タベ−スに送信し、運送業者
はたとえば実施形態1に示す態様で配送を行う。なお配
送先が自宅外出有る場合、実施形態1で説明した商品受
渡しボックスではなくコンビニエンスストアなどを配送
先としてもよい。
【0134】更に、購入者は自己のクレジットカ−ド番
号などを各販売業者や運送業者に直接通知するのではな
く、信用性に優れた信用のおける有名な決済業者にそれ
を通知するので、安全性を向上することができる。
【0135】(変形態様1)上記実施形態2では、決済
業者の決済用ホ−ムペ−ジ41は、ただちに決済を行っ
たが、決済を購入者が商品を受け取る予定日時又は運送
業者が購入者の自宅又は購入者の受け取り希望場所に商
品を配達した日時又は購入者が商品を受け取った日時以
降に行うことができる。
【0136】(変形態様2)上記実施形態2では、決済
業者の決済用ホ−ムペ−ジ41は、ただちに決済を行っ
たが、決済を購入者が商品を受け取った日時(商品受渡
しボックス又は運送業者又はコンビニエンスストアなど
から通知されることができる)などから所定期間(たと
えば一週間)経過後まで、購入者の口座からの代金の引
き落としを保留し、この所定期間内に購入者が販売業者
に商品を返送し、販売業者がそれを受け取った場合に、
代金のうちの相当額(たとえば代金から配送費用を差し
引いた残額)については、購入者の口座からの引き落と
しを中止するようにしてもよい。
【0137】このようにすれば、なんらかの事故又は販
売業者の故意により購入者が商品を受け取ることができ
ないにもかかわらず、代金のみが販売業者の口座に振り
込まれてしまうという不具合を防止することができる。
また、実際に取得した商品が気に入らない場合であれば
所定期間内に速やかに販売業者に返送することにより購
入を中止し、確実に代金を返還してもらうこともでき
る。なお、この購入者への返還は、商品の開封以前であ
れば、商品返送時点で運送業者が決済業者に連絡して行
うことができるようにしてもよい。
【0138】(変形態様3)上記実施形態2では、決済
業者の決済用ホ−ムペ−ジ41は、ただちに決済を行っ
たが、決済業者は、購入者が前記商品を受け取る予定日
時又は運送業者が購入者の自宅又は購入者の受け取り希
望場所に商品を配達した日時又は購入者が実際に商品を
受け取った日時から所定期間(たとえば10日間)経過
後まで、購入者の口座から引き落とした代金の販売業者
の口座への振り込みを保留し、上記所定期間内に購入者
が販売業者に商品を返送し、販売業者がそれを受け取っ
た場合に、代金のうちの相当額については、既に購入者
の口座から引き落とした代金のうちの相当額を再び購入
者の口座に振り込むようにしてもよい。
【0139】本構成によれば、なんらかの事故又は販売
業者の故意により購入者が商品を受け取ることができな
いにもかかわらず、代金のみが販売業者の口座に振り込
まれてしまうという不具合や極めて粗悪な商品が配達さ
れてしまうという不具合を防止することができる。ま
た、実際に取得した商品が気に入らない場合であれば所
定期間内に速やかに販売業者に返送することにより購入
を中止し、確実に代金を返還してもらうこともできる。
また、販売業者にとっても、購入者が商品を取得してい
るにもかかわらず代金を入手できないという事故を防止
することができる。なお、この購入者への返還は、商品
の開封以前であれば、商品返送時点で運送業者が決済業
者に連絡して行うことができるようにしてもよい。な
お、本明細書でいう、販売業者とは、商品を販売する事
業者を言い、運送業者とは、上記商品の販売を行わず上
記商品の配送又は配送の手続きを行う事業者であり、決
済業者とは上記商品の販売を行わず上記商品の決済又は
決済の手続きを行う事業者を言うものとする。
【0140】(実施例効果)上記説明したこの実施例の
商品受渡しボックス5を介在させた商品流通方式と、従
来のマンション設置宅配ボックスをもちいた宅配方式と
の第一の差異は、従来のマンション設置宅配ボックス
が、開扉可能な商品受領者すべてを個々にルームキー又
は所定の暗唱番号などで特定するのに対して、この商品
受け渡しボックスが、不特定多数の商品受領者による開
扉、商品受領を可能とする点であり、そのために商品受
渡しボックス5が、商品受領のためにアクセスした人間
が商品受領資格をもつかどうかを、商品購入時点で購入
者から販売業者に送信され、販売業者から商品受渡しボ
ックス5に入力され、商品受渡しボックス5が保持する
購入者特定情報により、判断する。
【0141】この商品受渡しボックス5を種々の地点に
多数展開すれば、購入者がそれらの中の最適の一つを選
択することにより、購入者は自宅以外の場所のうち、最
も利便性が高い地点で希望商品を受け取ることができ
る。
【0142】たとえば携帯電話で所定のストアに今日の
買い物リストを送信し、仕事から帰宅する経路のうち、
最も家に近い地点でそれを毎日受け取ることができ、毎
日の買い物の時間を大幅に短縮することができる。また
仕事で出張する場合などでは、朝、本を発注し、出張先
近傍の商品受渡しボックス5でそれを受け取ることがで
きる。更に、この実施例では、購入者が商品を受け取る
までそれを購入者が望む受け取り地点で安全に適切な温
度で保管することができ、家庭の玄関先に食材を置いて
おく既存の食材配達方式に比較しても、安全性に優れ
る。また、販売業者は、自己がもつ、各商品受渡しボッ
クス5の着荷時期の収納室空き情報により、空きがない
ときはそれを購入者に報知して他の商品受渡しボックス
5を指定させることができるので、商品受渡しボックス
5が一杯で配達不能となるのを防止することができる。
【0143】販売業者側においても、購入者の自宅での
対面受け渡しのための車両運転時間ロスや対人応接時間
ロスを減らすことができ、特に不在時における再配送の
問題を完全に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品受渡しボックスの運用方法を示す
デ−タフロ−図である。
【図2】本発明のインタ−ネット通信販売運用方法を示
す操作手順を示す概念図である。
【図3】商品オーダー手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】受け取り場所決定手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】出入庫手順を示すフローチャートである。
【図6】受け取り者への入庫報知手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 購入者のコンピュ−タ 2 販売業者のコンピュ−タ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E05B 49/00 E05B 49/00 F G07F 7/08 G07F 17/12 17/12 A47G 29/12 D // A47G 29/12 G07F 7/08 S

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有する
    多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御す
    る制御部を有する多数の物品受渡しボックスをそれぞれ
    不特定の人間がアクセス可能な多数の場所に個別に設置
    し、 購入者は、通信手段を通じて販売業者又は前記販売業者
    の代理者に商品を注文する場合に前記物品受渡ボックス
    のうちの一つを受け取り場所として指定し、 前記販売業者又は前記販売業者の代理者は、前記指定さ
    れた前記物品受渡ボックスの所定の空きの前記収容室に
    前記商品を入庫し、 前記購入者は、自己が指定した前記商品受渡しボックス
    に出向いて前記商品を出庫することを特徴とする物品受
    渡ボックスを用いた通信販売運用方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の商品受渡しボックスの運用
    方法において、 前記販売業者は、前記購入者がアクセスする場合に前記
    購入者が通知した住所に基づいて、その近隣の複数の商
    品受渡しボックスの位置情報、地図又は道案内情報を報
    知することを特徴とする商品受渡しボックスの運用方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の商品受渡しボックスの運用
    方法において、 前記購入者は、自己の住所とともに前記購入者が受け取
    り場所として自宅近隣かそれ以外かを前記販売業者に報
    知し、 前記購入者は、自宅近隣以外を選択した場合に受け取り
    場所のエリアに関する情報を前記販売業者に報知し、 前記販売業者は、前記エリア指定がなされた場合に、そ
    の近隣の商品受渡しボックスを特定する商品受渡しボッ
    クス特定デ−タを前記購入者に報知することを特徴とす
    る商品受渡しボックスの運用方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の商品受渡しボックスの運用
    方法において、 前記販売業者は、前記購入者が初めて注文したものか又
    は前に注文した者かを調べ、前に注文したものであれ
    ば、過去の記憶デ−タに基づいて前記商品受渡しボック
    スを特定する商品受渡しボックス特定デ−タを前記購入
    者に提示することを特徴とする商品受渡しボックスの運
    用方法。
  5. 【請求項5】請求項1又は2記載の商品受渡しボックス
    の運用方法において、 各前記物品受渡ボックスは、それぞれ異なる愛称を有
    し、 前記購入者は、前記愛称を前記販売業者に通知すること
    により前記商品受渡しボックスの指定を行うことを特徴
    とする商品受渡しボックスの運用方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の商品受渡しボックスの運用
    方法において、 前記購入者が前記注文を行う時、自宅受け取り又は商品
    受渡しボックス受け取りを含む複数の受け取り手段の選
    択を前記販売業者又はその代理者に指定し、 前記販売業者は前記選択に関する情報を運送業者に送信
    し、 前記運送業者は選択された前記受け取り手段に基づいて
    配送を行うことを特徴とする商品受渡しボックスの運用
    方法。
  7. 【請求項7】請求項1記載の商品受渡しボックスにおい
    て、 各前記商品受渡しボックスは、通信回線を通じて商品受
    渡しボックス集中管理コンピュ−タに定期的又は必要に
    応じて又は常時接続され、 前記商品受渡しボックスは、入庫又は出庫又は保管状況
    に関する保管デ−タを前記商品受渡しボックス集中管理
    コンピュ−タに報告し、 前記商品受渡しボックス集中管理コンピュ−タは必要に
    応じて前記販売業者又はその代理者又は購入者に前記保
    管デ−タを通知することを特徴とする商品受渡しボック
    スの運用方法。
  8. 【請求項8】請求項1記載の商品受渡しボックスの運用
    方法において、 各前記商品受渡しボックスは、通信回線を通じて商品受
    渡しボックス集中管理コンピュ−タに定期的又は必要に
    応じて又は常時接続され、前記購入者から決済可能カ−
    ドが提示される場合に、前記通信回線を通じて決済を行
    うことを特徴とする商品受渡しボックスの運用方法。
  9. 【請求項9】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有する
    多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御す
    る制御部を有する物品受渡しボックスを設置し、 購入者は、通信手段を通じて販売業者又は前記販売業者
    の代理者に商品を注文し、 前記販売業者又は前記販売業者の代理者は、前記物品受
    渡ボックスの所定の空きの前記収容室に前記商品を入庫
    し、 前記販売業者又は前記販売業者の代理者又は前記商品受
    渡しボックスは、前記入庫後に前記購入者に着荷を電話
    又はメ−ルにて通報し、 前記購入者は、前記商品受渡しボックスに出向いて前記
    商品を出庫することを特徴とする物品受渡ボックスを用
    いた通信販売運用方法。
  10. 【請求項10】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有す
    る多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御
    する制御部を有する物品受渡しボックスを設置し、 購入者は、通信手段を通じて販売業者又は前記販売業者
    の代理者に商品を注文する際に前記購入者が所持する他
    組織発行のカ−ドのカ−ド番号を前記販売業者又は前記
    販売業者の代理者に通知し、 前記販売業者又は前記販売業者の代理者は、前記商品を
    前記物品受渡ボックスの所定の空きの前記収容室に前記
    商品を入庫するとともに前記カ−ド番号を前記所定の収
    容室の番号とペアで前記商品受渡しボックスの制御部に
    記憶させ、 前記購入者は、前記選択された商品受渡しボックスの制
    御部に前記カ−ドを提示するか又は前記カ−ド番号を入
    力し、 前記商品受渡しボックスの制御部は、入力された前記カ
    −ド番号と自己が記憶する前記カ−ド番号が一致する場
    合に前記一致デ−タとペアをなす前記番号をもつ前記収
    容室を解錠又は開扉して前記購入者による前記商品の出
    庫を可能とすることを特徴とする物品受渡ボックスを用
    いた通信販売運用方法。
  11. 【請求項11】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有す
    る多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御
    する制御部を有する物品受渡しボックスを設置し、 購入者は、前記商品受渡しボックスに近接して設置され
    たカ−ド提供装置にて配布されるとともに互いに異なる
    記号が記録された前記カ−ドの一枚を取得し、 通信手段を通じて販売業者又は前記販売業者の代理者に
    商品を注文する際に前記カ−ド記号を前記販売業者又は
    前記販売業者の代理者に通知し、 前記販売業者又は前記販売業者の代理者は、前記商品を
    前記物品受渡ボックスの所定の空きの前記収容室に前記
    商品を入庫するとともに前記カ−ド記号を前記所定の収
    容室の番号とペアで前記商品受渡しボックスの制御部に
    記憶させ、 前記購入者は、前記選択された商品受渡しボックスの制
    御部に前記カ−ドを提示するか又は前記カ−ド記号を入
    力し、 前記商品受渡しボックスの制御部は、入力された前記カ
    −ド記号と自己が記憶する前記カ−ド記号とが一致する
    場合に前記一致デ−タとペアをなす前記番号をもつ前記
    収容室を解錠又は開扉して前記購入者による前記商品の
    出庫を可能とすることを特徴とする物品受渡ボックスを
    用いた通信販売運用方法。
  12. 【請求項12】請求項10又は11記載の物品受渡ボッ
    クスを用いた通信販売運用方法において、 前記販売業者又は前記販売業者の代理者は前記商品のパ
    ッケ−ジに前記カ−ド番号又はカ−ド記号を表示したタ
    グを添付し、 前記商品受渡しボックスは、前記商品が所定位置に所定
    姿勢で置かれた場合に前記タグを読み取る読み取り手段
    を有することを特徴とする物品受渡ボックスを用いた通
    信販売運用方法。
  13. 【請求項13】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有す
    る多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御
    する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法にお
    いて、 前記物品受渡ボックスは、入庫されてからの保管期間を
    カウントする手段を有し、前記保管期間が所定期間を過
    ぎた場合に前記商品の未受け取りを示すデ−タを前記販
    売業者又はその代理者に引き取りを促すことを特徴とす
    る物品受渡ボックスを用いた通信販売運用方法。
  14. 【請求項14】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有す
    る多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御
    する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法にお
    いて、 前記物品受渡ボックスは、入庫されてからの保管期間を
    カウントする手段を有し、前記購入者が所定期間経過後
    に前記受け取りを行う場合に超過保管料を請求すること
    を特徴とする物品受渡ボックスを用いた通信販売運用方
    法。
  15. 【請求項15】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有す
    る多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御
    する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法にお
    いて、 前記物品受渡ボックスは、入庫されてからの保管期間を
    カウントする手段を有し、 前記商品受渡しボックス又は前記販売業者又は前記販売
    業者の代理者は、前記保管期間が所定期間を経過した場
    合に、前記購入者に出庫を促す送信を行うことを特徴と
    する物品受渡ボックスを用いた通信販売運用方法。
  16. 【請求項16】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有す
    る多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御
    する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法にお
    いて、 前記販売業者又は前記販売業者の代理者は、前記商品の
    サイズに関するサイズデ−タを前記商品に添付したタグ
    に記載し、 前記商品受渡しボックスは、前記タグを読み取ることに
    よって得た前記サイズデ−タに基づいて解錠又は開扉す
    べき空きの前記収容室を決定することを特徴とする物品
    受渡ボックスを用いた通信販売運用方法。
  17. 【請求項17】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有す
    る多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御
    する制御部を有する物品受渡しボックスの運用方法にお
    いて、 前記物品受渡ボックスは、所定位置に置かれた物品のサ
    イズを計測するサイズ計測部を有し、計測した前記サイ
    ズに基づいて解錠又は開扉すべき空きの前記収容室を決
    定することを特徴とする物品受渡ボックスを用いた通信
    販売運用方法。
  18. 【請求項18】それぞれ独自に開閉制御可能な扉を有す
    る多数の収容室、及び、前記各扉の解錠又は開扉を制御
    する制御部を有する多数の物品受渡しボックスの運用方
    法において、 前記購入者の出庫後又は前記販売業者の入庫後に前記扉
    を自力で閉じる自己閉扉機構と、前記扉を電気的に施
    錠、解錠する錠部と、前記閉扉を検出する閉扉検出セン
    サを有し、 前記制御部は、前記開扉検出後、再び閉扉を検出した場
    合に前記扉を施錠することを特徴とする物品受渡ボック
    スを用いた通信販売運用方法。
  19. 【請求項19】請求項18記載の物品受渡ボックスを用
    いた通信販売運用方法において、 前記開扉検出後、再び閉扉を検出した場合に、所定時間
    待機した後、前記施錠を行うことを特徴とする物品受渡
    ボックスを用いた通信販売運用方法。
  20. 【請求項20】請求項19記載の物品受渡ボックスを用
    いた通信販売運用方法において、 前記制御部は、前記施錠を行う前に前記施錠を行うこと
    を警告することを特徴とする物品受渡ボックスを用いた
    通信販売運用方法。
  21. 【請求項21】インタ−ネット上に開かれた多数の販売
    業者のホ−ムペ−ジと運送業者の受け取り場所指定用ホ
    −ムペ−ジとを含み、 前記販売業者のホ−ムペ−ジは、前記受け取り場所に関
    する選択をなすためのエリアを有し、 前記エリアは、前記受け取り場所指定用ホ−ムペ−ジに
    リンクし、 前記受け取り場所指定用ホ−ムペ−ジは、購入者が自宅
    外の商品受け取り場所を入力可能となっており、 前記運送業者は、前記商品受け取り場所に前記購入者が
    注文した商品を配達することを特徴とするインタ−ネッ
    ト通信販売運用方法。
  22. 【請求項22】請求項21記載のインタ−ネット通信販
    売運用方法において、 前記受け取り場所指定用ホ−ムペ−ジは、購入者が自宅
    外の商品受け取り場所を入力した場合に、前記販売業者
    のホ−ムペ−ジから前記配達すべき商品又は前記購入者
    に関するデ−タを読み込むことを特徴とするインタ−ネ
    ット通信販売運用方法。
  23. 【請求項23】請求項21又は22記載のインタ−ネッ
    ト通信販売運用方法において、 前記受け取り場所指定用ホ−ムペ−ジは、購入者が自宅
    外の商品受け取り場所を入力した場合に、前記商品受け
    取り場所に関連する情報を表示することを特徴とするイ
    ンタ−ネット通信販売方法。
  24. 【請求項24】請求項23記載のインタ−ネット通信販
    売運用方法において、 前記配達場所指定用ホ−ムペ−ジは、購入者が自宅外の
    配達希望場所を入力した場合に、前記配達希望場所近隣
    に位置する受け取り場所を示す位置情報、地図又は道案
    内情報を表示し、 前記購入者は前記表示から自己が受け取りを希望する受
    け取り場所を選択することを特徴とするインタ−ネット
    通信販売運用方法。
  25. 【請求項25】請求項21記載のインタ−ネット通信販
    売運用方法において、 前記配達場所指定用ホ−ムペ−ジは、前記購入者の過去
    の受け取り場所を指定するエリアを有し、 前記購入者が前記過去の受け取り場所を指定するエリア
    を選択する場合に、前記購入者又は前記販売業者のホ−
    ムペ−ジから受け取った前記購入者の過去の取り引きに
    関する記憶情報から前記過去の受け取り場所に関するデ
    −タを前記購入者に表示し、 前記購入者が前記過去の受け取り場所で今回も受け取り
    たい場合にはその旨を前記配達場所指定用ホ−ムペ−ジ
    に入力することを特徴とするインタ−ネット通信販売運
    用方法。
  26. 【請求項26】インタ−ネット上に開かれた多数の販売
    業者のホ−ムペ−ジと決済業者の決済用ホ−ムペ−ジと
    を含み、 前記販売業者のホ−ムペ−ジは、前記決済業者に関する
    選択をなすためのエリアを有し、 前記エリアは、前記決済用ホ−ムペ−ジにリンクし、 前記決済用ホ−ムペ−ジは、購入者によりオンライン決
    済が可能となっており、 前記決済業者は、前記購入者が前記決済用ホ−ムペ−ジ
    上でなした前記決済手続き所定の手順で実行することを
    特徴とするインタ−ネット通信販売運用方法。
  27. 【請求項27】請求項26記載のインタ−ネット通信販
    売運用方法において、 前記決済用ホ−ムペ−ジは、前記購入者から受け取る前
    記購入者識別情報に基づいて前記購入者の確認を行い、
    かつ、前記販売業者のホ−ムペ−ジから代金の額を読み
    込み、前記代金の額が前記購入者が現在支出可能な最高
    金額の範囲内であれば決済を了承することを特徴とする
    インタ−ネット通信販売運用方法。
  28. 【請求項28】請求項27記載のインタ−ネット通信販
    売運用方法において、 前記決済用ホ−ムペ−ジは、前記購入者の口座残高又は
    過去の支払い履歴に基づいて前記現在支出可能な最高金
    額を決定することを特徴とするインタ−ネット通信販売
    運用方法。
  29. 【請求項29】請求項26記載のインタ−ネット通信販
    売運用方法において、 前記決済業者は、前記購入者が前記商品を受け取る予定
    日時又は運送業者が前記購入者の自宅又は前記購入者の
    受け取り希望場所に前記商品を配達した日時から所定期
    間経過後まで、前記購入者の口座からの前記代金の引き
    落としを保留し、前記所定期間内に前記購入者が前記販
    売業者に前記商品を返送し、前記販売業者がそれを受け
    取った場合に、前記代金のうちの相当額については、前
    記購入者の口座からの引き落としを中止することを特徴
    とするインタ−ネット通信販売運用方法。
  30. 【請求項30】請求項26記載のインタ−ネット通信販
    売運用方法において、 前記決済業者は、前記購入者が前記商品を受け取る予定
    日時又は運送業者が前記購入者の自宅又は前記購入者の
    受け取り希望場所に前記商品を配達した日時から所定期
    間経過後まで、前記購入者の口座から引き落とした前記
    代金の前記販売業者の口座への振り込みを保留し、前記
    所定期間内に前記購入者が前記販売業者に前記商品を返
    送し、前記販売業者がそれを受け取った場合に、前記代
    金のうちの相当額については、既に前記購入者の口座か
    ら引き落とした前記代金のうちの相当額を再び前記購入
    者の口座に振り込むことを特徴とするインタ−ネット通
    信販売運用方法。
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