JP2002024101A - 不揮発性メモリ書き込み装置 - Google Patents

不揮発性メモリ書き込み装置

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JP2002024101A JP2000205153A JP2000205153A JP2002024101A JP 2002024101 A JP2002024101 A JP 2002024101A JP 2000205153 A JP2000205153 A JP 2000205153A JP 2000205153 A JP2000205153 A JP 2000205153A JP 2002024101 A JP2002024101 A JP 2002024101A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不揮発性メモリの誤書き込みを防止することが
できる不揮発性メモリ書き込み装置を提供する。 【解決手段】ECU1は、電源IC2、メインマイコン
3、サブマイコン4、EEPROM7等を備える。電源
IC2は、電源電圧Vccが所定のリセット電圧以下と
なったとき、メインマイコン3に対してリセット信号S
2を出力する。EEPROM7は、サブマイコン4によ
りデータが書き込まれる。ECU1において、メインマ
イコン3の最低作動電圧がリセット電圧よりも低く、サ
ブマイコン4の最低作動電圧がリセット電圧よりも高く
なっている。電源電圧Vccがサブマイコン4の最低作
動電圧まで低下する際に、メインマイコン3は、出力端
子CS1をLレベルとすることによりサブマイコン4に
よるEEPROM7の書き込みを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリ書
き込み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来装置として、例えば、車載
エンジン等を制御する車載電子制御装置(ECU)が知
られている。同ECUにおいて、不揮発性メモリとして
のEEPROMには、例えば、エンジン制御における学
習値や各種センサの故障を判別するための故障コード
(ダイアグコード)が記憶されるようになっている。
【0003】また、車載ECUは、バッテリ電圧からマ
イクロコンピュータ(以下、マイコンという)等を作動
させるための電源電圧(例えば、5V)を生成する電源
ICを備える。同電源ICは、電源電圧を監視してお
り、その低下時においてマイコンに対してリセット信号
を出力するようになっている。このリセット信号に基づ
いてマイコンによる初期化処理が実施されECUの誤作
動が未然に防止されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、マイコンが誤作動する前にリセット信号を出力
する必要があるため、電源ICのリセット電圧は、マイ
コンの最低作動電圧よりも高い電圧レベルで設定されて
いる。
【0005】一方、マイコンの最低作動電圧は、マイコ
ンのクロック信号の周波数(クロック周波数)によって
変動し、同クロック周波数が高くなるほど上昇する。こ
のため、マイコンの処理負荷の増大に対応するためにマ
イコンのクロック周波数を高めると、そのマイコンの最
低作動電圧が、電源ICのリセット電圧を上回ることが
考えられる。
【0006】この場合、電源電圧がマイコンの最低作動
電圧まで低下してもリセットがかからず、ECUが誤作
動してしまう。具体的には、例えばプログラムカウンタ
の値が、不適切な値となってマイコンにより誤ったプロ
グラムが実行され、ひいてはEEPROMへ誤ったデー
タが書き込まれるおそれがある。EEPROMへ誤った
データが書き込まれると、故障していないセンサの故障
コードが出力されたり、誤った学習値でエンジン制御が
実施されてしまうといった問題が生じる。
【0007】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、不揮発性メモリ
の誤書き込みを防止することができる不揮発性メモリ書
き込み装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性メモリ
書き込み装置はその前提として、最低作動電圧がそれぞ
れ異なる第1のマイクロコンピュータ及び第2のマイク
ロコンピュータと、前記第2のマイクロコンピュータに
よりデータが書き込まれる不揮発性メモリと、電源電圧
が所定のリセット電圧以下となったとき、第1のマイク
ロコンピュータに対してリセット信号を出力するリセッ
ト手段とを備え、前記第1のマイクロコンピュータの最
低作動電圧が前記リセット電圧よりも低く、前記第2の
マイクロコンピュータの最低作動電圧が前記リセット電
圧よりも高くなっている。
【0009】従って、電源電圧が低下して第2のマイク
ロコンピュータの最低作動電圧よりも低下したときに
は、第2のマイクロコンピュータが誤作動して第2のマ
イクロコンピュータにより不揮発性メモリに誤ったデー
タが書き込まれるおそれがある。しかしながら、本発明
によれば、第2のマイクロコンピュータの最低作動電圧
以下となる電圧域を含む領域まで電源電圧が低下する
と、第1のマイクロコンピュータにて第2のマイクロコ
ンピュータによる不揮発性メモリの書き込みが禁止され
る。この場合、電源電圧が第2のマイクロコンピュータ
の最低作動電圧以下となったとしても、この電源電圧で
正常に作動する第1のマイクロコンピュータによって不
揮発性メモリの書き込みが禁止され、第2のマイクロコ
ンピュータによる不揮発性メモリの誤書き込みを防止で
きる。
【0010】また、不揮発性メモリ書き込み装置におい
て、電源スイッチのオフ時にも記憶データを保持し、電
源電圧の低下時にデータの書き込みが制限されるバック
アップメモリと、電源電圧を監視し、該電源電圧が、バ
ックアップメモリの書き込みを制限するためのしきい値
電圧まで低下したとき、電圧低下信号を出力する電圧監
視手段を備えているものがある。このような装置では、
請求項2に記載のように、電圧監視手段からの電圧低下
信号に基づいて、不揮発性メモリの書き込みが禁止され
る。この場合、電源電圧の低下を検出するために新たな
回路を設けることなく、不揮発性メモリの誤書き込みを
防止することができ、コスト的にも有利なものとなる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、電源電圧
の低下に伴い不揮発性メモリの書き込みが禁止された場
合、電源電圧が上昇し不揮発性メモリの書き込みが禁止
される電圧域以上となった後所定時間の経過後に、不揮
発性メモリの書き込みが許可される。この場合、電源電
圧の低下により第2のマイクロコンピュータが誤作動し
たとしても、所定時間が経過するまでの間に第2のマイ
クロコンピュータが正常動作に復帰できる。そして、そ
の状態で不揮発性メモリの書き込みが許可されるので、
不揮発性メモリの誤書き込みを確実に防止できる。
【0012】請求項4に記載の発明によれば、第1のマ
イクロコンピュータの出力端子から不揮発性メモリの書
き込みを禁止または許可するための制御信号が出力さ
れ、第2のマイクロコンピュータの出力端子から不揮発
性メモリにデータを書き込むための制御信号が出力され
る。これら出力端子がゲート回路を介して不揮発性メモ
リのチップセレクト端子に接続される。そして、第1の
マイクロコンピュータの出力端子から書き込みを禁止す
るための制御信号が出力されるときに、不揮発性メモリ
のチップセレクト端子が非選択状態とされる。この場
合、電圧低下時における誤作動により第2のマイクロコ
ンピュータから不揮発性メモリにデータを書き込むため
の制御信号が出力されたとしても、その信号が無効とな
り不揮発性メモリの書き込みを禁止できる。
【0013】また、請求項5に記載のように、第1のマ
イクロコンピュータにてエンジン制御が実施され、第2
のマイクロコンピュータにてトランスミッション制御が
実施される。こうした装置において、エンジンの始動性
を確保するとともに、トランスミッション制御を高速に
実施するためには、第2のマイクロコンピュータは、第
1のマイクロコンピュータよりも高いクロック信号で動
作させる必要がある。この場合、第2のマイクロコンピ
ュータの最低作動電圧は第1のマイクロコンピュータよ
りも高くなるので、上記発明を適用すると、実用上好ま
しいものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
の形態を図面に従って説明する。図1は、本実施の形態
における電子制御装置(ECU)1の概略を示す構成図
である。
【0015】図1に示すように、ECU1は、電源IC
2、メインマイコン3、サブマイコン4、メイン入出力
回路5、サブ入出力回路6、EEPROM7、アンド回
路8、メイン発振回路9、サブ発振回路10等を備えて
いる。
【0016】ECU1の電源IC2には、イグニッショ
ンスイッチ11を介してバッテリBが接続されており、
イグニッションスイッチ11のオン操作によりバッテリ
電圧が供給される。電源IC2は、バッテリ電圧から電
源電圧Vcc(具体的には、5V)を生成し、その電圧
Vccを電源ラインを介してメインマイコン3、サブマ
イコン4、メイン入出力回路5、サブ入出力回路6及び
EEPROM7等に供給する。
【0017】第1のマイクロコンピュータとしてのメイ
ンマイコン3は、噴射制御や点火制御等のエンジン制御
を実施するためのマイコンであり、第2のマイクロコン
ピュータとしてのサブマイコン4は、トランスミッショ
ン制御やダイアグ制御(故障診断)を実施するためのマ
イコンである。メインマイコン3は、CPU3a、RO
M3b、RAM3c、スタンバイRAM(SRAM)3
d、I/O(入出力装置)3eを備えており、サブマイ
コン4も同様に、CPU4a、ROM4b、RAM4
c、スタンバイRAM(SRAM)4d、I/O(入出
力装置)4eを備えている。CPU3a,4aは、RO
M3b,4b内に格納されている制御プログラムを実行
し、制御データをRAM3c,4cに一時記憶する。S
RAM3d,4dには、イグニッションスイッチ11の
オフ時にもバックアップ用の電源電圧(図示せず)が印
加され、それによりSRAM3d,4d内の記憶データ
が保持されるようになっている。なお、SRAM3d,
4dがバックアップメモリに相当する。
【0018】また、各マイコン3,4によるSRAM3
d,4dへのデータの書き込みは、入力端子WIがLレ
ベルとなる場合に禁止(制限)され、入力端子WIがH
レベルとなる場合に許可されるようになっている。同入
力端子WIは、前記電源IC2に接続されており、その
電位レベルは、電源IC2によって制御される。具体的
には、電源IC2は、電源電圧Vccを監視しており、
電源電圧Vccが所定のしきい値電圧(書き込み禁止電
圧)Vt以下にとなるとき、Lレベルの電圧低下信号S
1をメインマイコン3及びサブマイコン4の入力端子W
Iに出力する。つまり、電源IC2は、Vcc≦Vtで
は、入力端子WIをLレベルとし、Vcc>Vtでは、
入力端子WIをHレベルとする。
【0019】また、電源電圧Vccが前記しきい値電圧
(書き込み禁止電圧)Vtよりもさらに低下して所定の
リセット電圧Vr以下となると(Vcc≦Vr)、電源
IC2は、Lレベルのリセット信号S2をメインマイコ
ン3のリセット端子Rに対して出力する。これにより、
メインマイコン3は、実行中の処理を停止するとともに
初期化処理を実施してサブマイコン4をリセットするよ
うになっている。なお、本実施の形態では、電源IC2
が、リセット手段及び電圧監視手段に相当する。
【0020】メイン入出力回路5には、回転センサ2
1、エアフロメータ22、水温センサ23、スロットル
センサ24、スタータスイッチ25、インジェクタ2
6、イグナイタ27等が接続されている。メインマイコ
ン3は、これら各センサ・スイッチの検出信号をメイン
入出力回路5を介して取り込み、その検出信号によりエ
ンジン運転状態を判定する。そして、その運転状態に基
づいて燃料噴射信号や点火信号等の駆動信号を算出し、
それら駆動信号をメイン入出力回路5を介してインジェ
クタ26やイグナイタ27等に出力する。これにより、
インジェクタ26による燃料噴射量やイグナイタ27に
よる点火時期等が制御される。
【0021】一方、サブ入出力回路6には、車速センサ
28、シフトポジションセンサ29、油温センサ30、
ブレーキランプスイッチ31、ダイアグテスタ32、ソ
レノイド33等が接続されている。サブマイコン4は、
これら各センサ・スイッチの検出信号をサブ入出力回路
6を介して取り込み、その検出信号によりトランスミッ
ションの作動状態を判定する。そして、その作動状態に
基づく駆動信号をサブ入出力回路6を介してソレノイド
33に出力する。これにより、ソレノイド33が駆動さ
れトランスミッション内の油圧経路が切り替えられ、ト
ランスミッションの変速が制御される。
【0022】メインマイコン3−サブマイコン4間で
は、ダイレクトメモリアクセス(DMA)方式にて前記
センサ・スイッチの検出信号やその検出信号に基づく各
種制御量等の授受が行われる。そして、サブマイコン4
は、各センサ・スイッチの検出信号等に基づいて故障診
断(ダイアグノーシス)を実施するとともに、その故障
診断結果をサブ入出力回路6を介してダイアグテスタ3
2に出力する。
【0023】サブマイコン4には、不揮発性メモリとし
てのEEPROM7が接続されており、同EEPROM
7には、故障診断に基づくダイアグ情報、ソレノイド3
3の個体差による制御バラツキを補正するためのソレノ
イド電流補正値等が記憶されている。また、EEPRO
M7のチップセレクト端子CSには、ゲート回路として
のアンド回路8の出力が接続されており、同アンド回路
8の一方の入力はメインマイコン3の出力端子CS1に
接続されるとともに、アンド回路8の他方の入力はサブ
マイコン4の出力端子CS2に接続されている。このE
EPROM7のチップセレクト端子CSは、EEPRO
M7の書き込みを許可及び禁止するための端子であり、
同端子CSがHレベル(選択状態)では書き込みが許可
され、Lレベル(非選択状態)では書き込みが禁止され
る。つまり、メインマイコン3及びサブマイコン4の出
力端子CS1,CS2からHレベルの制御信号SC1,
SC2が出力されたとき、EEPROM7のチップセレ
クト端子CSがHレベル(選択状態)となる。そのと
き、サブマイコン4とEEPROM7との間のデータ通
信が有効となって、所望のデータがEEPROM7に書
き込まれるようになっている。
【0024】本実施の形態において、メインマイコン3
には、メイン発振回路9が接続されており、メインマイ
コン3は、メイン発振回路9から出力される16MHz
のクロック信号に基づいて作動する。一方、サブマイコ
ン4には、サブ発振回路10が接続されており、サブマ
イコン4はサブ発振回路10から出力される20MHz
のクロック信号に基づいて作動する。ここで、サブマイ
コン4が実施するトランスミッション制御において、過
渡時の油圧制御でソレノイド33を高速に作動させる必
要があるが、16MHzのクロック信号では、的確なタ
イミングでソレノイド33を制御できず、仕様通りの作
動を得ることができない。このため、本実施の形態で
は、サブマイコン4のクロック信号を20MHzとし、
要求仕様を満足させるようにしている。
【0025】このように、メインマイコン3のクロック
信号を16MHzとし、サブマイコン4のクロック信号
を20MHzとした場合、図2に示すように、メインマ
イコン3の最低作動電圧Vmよりも、サブマイコン4の
最低作動電圧Vsが高くなる。また、メインマイコン3
に対してリセット信号を出力するためのリセット電圧V
rは、エンジンの始動性を確保するためにできる限り低
くする必要があり、その電圧レベルは、メインマイコン
3の最低作動電圧Vmとサブマイコン4の最低作動電圧
Vsとの間に設定されている。つまり、リセット電圧V
rは、サブマイコン4の最低作動電圧Vsよりも低く設
定されている。そのため、電源電圧Vccが低下して最
低作動電圧Vsとリセット電圧Vrとの間の電圧値とな
る期間T1では、サブマイコン4が誤作動するおそれが
あるが、メインマイコン3の出力端子CS1をLレベル
とすることで、EEPROM7の書き込みを禁止するよ
うにしている。
【0026】また、本実施の形態において、SRAM3
d,4dの書き込みを制限するためのしきい値電圧Vt
は、サブマイコン4の最低作動電圧Vsより幾分高い電
圧レベルで設定されている。よって、電源電圧Vccの
低下時において、電源電圧Vccがサブマイコン最低作
動電圧Vsに至る前に、電源IC2から電圧低下信号S
1が出力されて入力端子WIがLレベルとなる。本実施
の形態では、この入力端子WIの電位レベルに基づい
て、メインマイコン3によるEEPROM7の書き込み
禁止処理が実施されている。
【0027】次に、上記のように構成されるECU1の
作用を説明する。ここでは先ず、サブマイコン4により
実施されるEEPROM7の書き込み処理の一例を、図
3〜図6を用いて説明する。なお、図3の処理は、ダイ
アグ情報をEEPROM7に書き込むための処理であ
り、例えば64ミリ秒毎に実施される。また、図4の処
理は、ソレノイド電流補正値をEEPROM7に書き込
むための処理であり、例えば16ミリ秒毎に実施され
る。
【0028】本実施の形態におけるEEPROM7は、
図6に示すように、開始アドレス00〜終了アドレスf
eまでの記憶領域を有している。その記憶領域うち00
〜1eまでのアドレスがダイアグコードを記憶するため
の領域として確保され、fc〜feのアドレスがソレノ
イド電流補正値を記憶するための領域として確保されて
いる。つまり、サブマイコン4にて各種センサ・スイッ
チ等の故障が判定されて、故障の有無を示す「1」また
は「0」のデータがアドレス00〜1eの各ビット(ビ
ット0〜ビット15)に記憶される。また、工場出荷検
査時にて、500mA又は1Aの基準電流がソレノイド
33に流されその際に求められるソレノイド電流補正値
がアドレスfc〜feに記憶される。
【0029】図3において、ダイアグ前回値とは、前回
処理時のダイアグ更新値を記憶したものである。また、
イグニッションキーのオン時の初期化処理では、EEP
ROM7から読み出されたダイアグ情報が、ダイアグ前
回値及びダイアグ更新値として記憶されている。よっ
て、正常時にはダイアグ更新値とダイアグ前回値は一致
しているが、図示しないダイアグ検出処理にて新たな故
障が検出されたとき、ダイアグ更新値が更新され、その
更新値がダイアグ前回値と一致しなくなる。
【0030】そして、図3のステップ100にて、ダイ
アグ前回値がダイアグ更新値と一致するか否かが判定さ
れる。ここで、ダイアグ検出処理にて新たな故障が検出
されていないときは、同ステップ100にて肯定判別さ
れ、書き込み処理(ステップ110,ステップ120の
処理)を実施することなく本処理を終了する。一方、ダ
イアグ検出処理にて新たな故障が検出され、ステップ1
00にて否定判別された場合、ステップ110に移行す
る。そして、ダイアグ前回値とダイアグ更新値につい
て、各ビット毎に論理和をとり、その結果をダイアグ前
回値とする。なおここでは、新たに検出されたセンサ・
スイッチの故障に対応したビットが、「0」から「1」
に変更される。続くステップ120において、変更され
たダイアグ前回値(データ)と、それを書き込むべきア
ドレスとを引数として、図5に示すEEPROM書込処
理へ移行する。
【0031】図5に示すように、ステップ310にてサ
ブマイコン4は、入力端子WIがHレベルか否かを判定
する。つまり、電源電圧Vccの低下時か否かを判定す
る。ここで、入力端子WIがLレベルであり、電源電圧
Vccの低下時と判定したときには、ステップ320〜
ステップ350の処理を実施することなく、ステップ3
60に移行する。一方、入力端子WIがHレベルであれ
ば、電源電圧Vccの低下時ではないと判定し、ステッ
プ320に移行する。そして、ステップ320にて、出
力端子CS2からHレベルの制御信号SC2を出力する
とともに、ステップ330にて、EEPROM7の動作
モードを書き込みモードとすべく書き込み命令を送信す
る。続くステップ340にてアドレスを送信するととも
にステップ350にてデータを送信した後、ステップ3
60に移行する。そして、同ステップ360にて、出力
端子CS2からLレベルの制御信号SC2を出力した後
本処理を終了する。
【0032】次に、ソレノイド電流補正値の書き込み処
理について説明する。図4に示すように、サブマイコン
4は、ステップ200にて、工場出荷検査モードか否か
を判定する。なおここでは、ECU1に対して所定の検
査モード信号が入力され、その信号に基づいて工場出荷
検査モードが判定される。同ステップ200にて、否定
判別された場合、書き込み処理(ステップ210〜23
0の処理)を実施することなく本処理を終了する。一
方、ステップ200にて肯定判別された場合、ステップ
210に移行して、ソレノイド33に流れる電流値を前
記サブ入出力回路6に配設されるA/D変換器(図示せ
ず)を用いてA/D変換する。そして、ステップ220
において、ソレノイド電流A/D変換値からソレノイド
電流基準値を減算することによって、ソレノイド電流補
正値を求める。続くステップ230において、このソレ
ノイド電流補正値(データ)と、それを書き込むべきア
ドレスとを引数として、既述した図5のEEPROM書
込処理(ステップ310〜360の処理)を実施する。
【0033】次いで、メインマイコン3にて実行される
EEPROM7の書き込み禁止処理を図7を用いて詳述
する。なお、図7の処理は、例えば、4ミリ秒毎に実行
される。
【0034】メインマイコン3は、ステップ400に
て、入力端子WIがLレベルか否かを判定する。そし
て、入力端子WIがLレベルである場合、ステップ41
0に移行してカウンタをクリアした後ステップ430に
進む。一方、入力端子WIがHレベルである場合、ステ
ップ420に移行してカウンタの値をカウントアップさ
せた後ステップ430に進む。なおこのカウンタは、入
力端子WIがHレベルとなった後の時間を計測するカウ
ンタであって、前記RAM3cの所定の記憶領域に確保
されている。ステップ430において、カウンタの値に
基づいて、入力端子WIがHレベルとなった後所定時間
T2が経過しているか否かを判定する。ここで、所定時
間T2が経過していなければ、ステップ440にて、E
EPROM7の書き込みを禁止するために、出力端子C
S1からLレベルの制御信号SC1を出力して本処理を
終了する。一方、所定時間T2が経過している場合、ス
テップ450にて、EEPROM7の書き込みを許可す
るために、出力端子CS1からHレベルの制御信号SC
1を出力した後本処理を終了する。
【0035】ここで、本実施の形態におけるEEPRO
M7の書き込み許可及び禁止の動作を図2を用いて詳述
する。図2において、例えば、t1のタイミング以前で
は電源電圧Vccがしきい値電圧Vtよりも高いため、
出力端子CS1はHレベルに保持されている。そのと
き、データの書き込み要求に伴い出力端子CS2がHレ
ベルとなると、アンド回路8の出力はHレベルとなりE
EPROM7の書き込みが許可されて、サブマイコン4
から送信されるデータがEEPROM7に書き込まれ
る。
【0036】これに対して、電源電圧Vccがしきい値
電圧Vt以下となると、電源IC2により入力端子WI
がLレベルとされ、それに従いカウンタがクリアされる
とともに出力端子CS1がLレベルとされる。そして、
出力端子CS1がLレベルになる期間(t1〜t3)で
は、出力端子CS2がHレベルになっても、アンド回路
8の出力はLレベルとなりEEPROM7の書き込みが
禁止される。特に、期間T1においては、電源電圧Vc
cがサブマイコン4の最低作動電圧Vsを下回るので、
サブマイコン4が誤作動するおそれがある。このため、
図3〜図5の処理が誤って実施され、サブマイコン4の
出力端子CS2からHレベルの制御信号SC2が出力さ
れるとともに、サブマイコン4からEEPROM7に通
信データが送信されることがある。しかしながら、本実
施の形態では、メインマイコン3により出力端子CS1
がLレベルに制御され、EEPROM7のチップセレク
ト端子CSがLレベル(非選択状態)となる。これによ
り、サブマイコン4とEEPROM7間のデータ通信が
無効となり、EEPROM7の書き込みが禁止される。
【0037】また、電源電圧Vccがしきい値電圧Vt
以上となると、カウンタがカウントアップされ、タイミ
ングt2からの時間が計測される。そして、所定時間T
2の経過後(t3のタイミング)に出力端子CS1がH
レベルに制御される。このように、本実施の形態では、
電源電圧Vccがしきい値電圧Vt以上に復帰してから
出力端子CS1がHレベルとなるまでにディレー時間T
2が設定されている。よって、期間T1にてサブマイコ
ン4が誤作動したとしても、この時間T2が経過する間
に、サブマイコン4が正常動作に確実に復帰する。その
後、データの書き込み要求に伴い出力端子CS2がHレ
ベルとなると、EEPROM7の書き込みが許可され
て、サブマイコン4からEEPROM7に送信されるデ
ータがEEPROM7に書き込まれる。
【0038】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。 (1)電源電圧Vccがしきい値電圧Vtまで低下する
と、電源IC2から電圧低下信号S1が出力され、入力
端子WIがLレベルとなる。このとき、メインマイコン
3によって電源電圧Vccの低下が判定され、出力端子
CS1がLレベルに制御されてサブマイコン4によるE
EPROM7の書き込みが禁止される。このようにすれ
ば、電源電圧Vccがサブマイコン4の最低作動電圧V
s以下となったとしても、この電源電圧Vccで正常に
作動するメインマイコン3によりEEPROM7の書き
込みが禁止され、サブマイコン4の誤作動によるEEP
ROM7の誤書き込みを防止できる。
【0039】(2)電源IC2からの電圧低下信号S1
は、既述したようにSRAM3d,4dの書き込みを禁
止(制限)するために従来から用いられているものあ
る。つまり、本実施の形態では、電源電圧Vccの低下
を検出するために新たな回路を設けることなく、EEP
ROM7の誤書き込みを防止することができ、コスト的
にも有利なものとなる。
【0040】(3)電源電圧Vccがサブマイコン4の
最低作動電圧Vsまで低下し(図2の期間T1)サブマ
イコン4が誤作動したとしても、電源電圧Vccがしき
い値電圧Vt以上に上昇し所定時間T2が経過するまで
の間にサブマイコン4が正常動作に復帰する。そして、
その状態でメインマイコン3の出力端子CS1がHレベ
ルに制御されてEEPROM7の書き込みが許可され
る。このようにすれば、サブマイコン4によるEEPR
OM7の誤書き込みを確実に防止できる。
【0041】(4)メインマイコン3は、EEPROM
7の書き込みを禁止または許可するための制御信号SC
1を出力する出力端子CS1を有し、サブマイコン4
は、EEPROM7にデータを書き込むための制御信号
SC2を出力する出力端子CS2を有し、各出力端子C
S1,CS2をアンド回路8を介してEEPROM7の
チップセレクト端子CSに接続するようにした。このよ
うにすれば、メインマイコン3の出力端子CS1から書
き込みを禁止するためのLレベルの制御信号SC1が出
力されると、アンド回路8によりEEPROM7のチッ
プセレクト端子CSが常にLレベル(非選択状態)とさ
れる。この場合、電圧低下時における誤作動によりサブ
マイコン4の出力端子CS2からHレベルの制御信号S
C2が出力されたとしても、該制御信号SC2が無効と
なりEEPROM7の書き込みを禁止できる。
【0042】なお本発明は、上記以外に次の形態にて具
体化できる。上記実施の形態では、電圧監視手段として
電源IC2を用い、SRAM3d,4dの書き込みを禁
止するために電源IC2から出力される電圧低下信号S
1を用いて、EEPROM7の書き込みを禁止する構成
であったが、これに限定するものではない。例えば、電
源IC2とは別に電源電圧Vccの低下を検出する電圧
監視手段を新たに設けてもよい。なおこの場合、電源電
圧Vccの低下を検出するためのしきい値電圧Vtをサ
ブマイコン4の最低作動電圧Vsに近づけることが望ま
しい。つまり、図2に示すように、しきい値電圧Vtと
サブマイコン最低作動電圧Vsとの電圧値が異なる場
合、電源電圧Vccがしきい値電圧Vt以下に低下し、
サブマイコン4の最低作動電圧Vsに至る前に上昇する
ことが考えられる。この場合、サブマイコン4が誤作動
しない範囲の電圧低下であるにも拘わらず、EEPRO
M7の書き込みが禁止されるが、しきい値電圧Vtをサ
ブマイコン最低作動電圧Vsに近づけることによって、
こうした不都合を回避できる。
【0043】上記実施の形態では、ゲート回路としてア
ンド回路8を用いるものであったが、これに限定するも
のではない。例えば、EEPROM7のようにチップセ
レクト端子がHレベルのときに選択状態となるものでは
なく、Lレベルのときに選択状態となるEEPROMを
使用する場合には、アンド回路8に代えてオア回路を用
いる。そして、電源電圧Vccの低下時にて書き込み禁
止する際には、メインマイコン3の出力端子からHレベ
ルの制御信号をオア回路に出力する。このようにすれ
ば、オア回路の出力は常にHレベルとなり、EEPRO
Mのチップセレクト端子が非選択状態となる。よって、
電源電圧Vccの低下時において、EEPROMの誤書
き込みを防止できる。
【0044】上記実施の形態では、不揮発性メモリとし
て、EEPROMを用いるものであったが、フラッシュ
メモリを用いることもできる。上記実施の形態では、エ
ンジン制御及びトランスミッション制御を実施するため
のECU1に具体化したが、これに限ることなく、車両
制御(例えば、ABS制御)やボディ制御(例えば、エ
アコン制御)等を実施するECUに具体化してもよい。
要は、最低作動電圧の異なる2つのマイコンを用いて各
種制御を実施し、最低作動電圧が高いマイコンにて不揮
発性メモリの書き込みを行うECUに具体化するもので
あればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態におけるECUの概要を示す
構成図。
【図2】電源電圧の低下時の動作を説明するための図。
【図3】ダイアグ情報の書込処理を示すフローチャー
ト。
【図4】ソレノイド電流補正値の書込処理を示すフロー
チャート。
【図5】EEPROM書込処理を示すフローチャート。
【図6】EEPROMの格納データを説明するための
図。
【図7】メインマイコンによる書込禁止処理を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…不揮発性メモリ書き込み装置としてのECU、2…
リセット手段及び電圧監視手段としての電源IC、3…
第1のマイクロコンピュータとしてのメインマイコン、
3d…バックアップメモリとしてのSRAM、4…第2
のマイクロコンピュータとしてのサブマイコン、4d…
バックアップメモリとしてのSRAM、7…不揮発性メ
モリとしてのEEPROM、8…ゲート回路としてのア
ンド回路、11…電源スイッチとしてのイグニッション
スイッチ、CS…チップセレクト端子、CS1,CS2
…出力端子、S1…電圧低下信号、S2…リセット信
号、SC1,SC2…制御信号、Vcc…電源電圧、V
m…メインマイコン最低作動電圧、Vs…サブマイコン
最低作動電圧、Vr…リセット電圧、Vt…しきい値電
圧。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最低作動電圧がそれぞれ異なる第1のマ
    イクロコンピュータ及び第2のマイクロコンピュータ
    と、前記第2のマイクロコンピュータによりデータが書
    き込まれる不揮発性メモリと、電源電圧が所定のリセッ
    ト電圧以下となったとき、第1のマイクロコンピュータ
    に対してリセット信号を出力するリセット手段とを備
    え、前記第1のマイクロコンピュータの最低作動電圧が
    前記リセット電圧よりも低く、前記第2のマイクロコン
    ピュータの最低作動電圧が前記リセット電圧よりも高い
    不揮発性メモリ書き込み装置において、 第2のマイクロコンピュータの最低作動電圧以下となる
    電圧域を含む領域まで前記電源電圧が低下すると、前記
    第1のマイクロコンピュータは、第2のマイクロコンピ
    ュータによる不揮発性メモリの書き込みを禁止すること
    を特徴とする不揮発性メモリ書き込み装置。
  2. 【請求項2】 電源スイッチのオフ時にも記憶データを
    保持し、前記電源電圧の低下時にデータの書き込みが制
    限されるバックアップメモリと、 前記電源電圧を監視し、該電源電圧が、前記バックアッ
    プメモリの書き込みを制限するためのしきい値電圧以下
    となるとき、電圧低下信号を出力する電圧監視手段を備
    えた請求項1に記載の不揮発性メモリ書き込み装置にお
    いて、 前記第1のマイクロコンピュータは、前記電圧監視手段
    からの電圧低下信号に基づいて、不揮発性メモリの書き
    込みを禁止することを特徴とする不揮発性メモリ書き込
    み装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の不揮発性メモリ
    書き込み装置において、 前記第1のマイクロコンピュータは、前記電源電圧の低
    下に伴い不揮発性メモリの書き込みを禁止した際には、
    電源電圧が上昇し不揮発性メモリの書き込みが禁止され
    る電圧域以上となった後所定時間の経過後に、不揮発性
    メモリの書き込みを許可することを特徴とする不揮発性
    メモリ書き込み装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の不
    揮発性メモリ書き込み装置において、 前記第1のマイクロコンピュータは、前記不揮発性メモ
    リの書き込みを禁止または許可するための制御信号を出
    力する出力端子を有し、 前記第2のマイクロコンピュータは、前記不揮発性メモ
    リにデータを書き込むための制御信号を出力する出力端
    子を有し、 前記各出力端子をゲート回路を介して不揮発性メモリの
    チップセレクト端子に接続し、 前記ゲート回路は、第1のマイクロコンピュータの出力
    端子から書き込みを禁止するための制御信号が出力され
    たとき、不揮発性メモリのチップセレクト端子を非選択
    状態とすることを特徴とする不揮発性メモリ書き込み装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の不
    揮発性メモリ書き込み装置において、 前記第1のマイクロコンピュータはエンジン制御用コン
    ピュータであり、前記第2のマイクロコンピュータは、
    トランスミッション制御用コンピュータであることを特
    徴とする不揮発性メモリ書き込み装置。
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